JP2001133025A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001133025A
JP2001133025A JP30913899A JP30913899A JP2001133025A JP 2001133025 A JP2001133025 A JP 2001133025A JP 30913899 A JP30913899 A JP 30913899A JP 30913899 A JP30913899 A JP 30913899A JP 2001133025 A JP2001133025 A JP 2001133025A
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JP
Japan
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control
indoor
unit
temperature
air volume
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JP30913899A
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English (en)
Inventor
Makoto Momozaki
信 百▲崎▼
Masaki Yamamoto
政樹 山本
Azuma Kondo
東 近藤
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム全体のアクチュエータを一つの制御
ユニットで制御することにより、システムの信頼性の向
上を図る。 【解決手段】 室外ユニットAと室内ユニットBとを備
えた空気調和機において、前記室外ユニットAおよび室
内ユニットBにおける全てのアクチュエータを運転状態
に応じて制御する一つの制御ユニット19を付設して、
室外ユニットA側のアクチュエータも室内ユニットB側
のアクチュエータも一つの制御ユニット19で制御する
ことにより、システム全体としての整合性をとることが
できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、室外ユニットと
室内ユニットとを備えた空気調和機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】室外ユニットと室内ユニットとを備えた
空気調和機は、従来からよく知られている。
【0003】この種の空気調和機においては、運転状態
(例えば、暖房過負荷制御時等)に応じて室外ユニット
および室内ユニットに内蔵された各種のアクチュエータ
を制御する必要があるが、従来方式では、室外ユニット
側のアクチュエータは室外ユニットに内蔵された制御ユ
ニットにより制御し、室内ユニット側のアクチュエータ
は室内ユニットに内蔵された制御ユニットにより制御す
るというように、室外ユニット側と室内ユニット側とが
独自に分離した制御とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うに、室外ユニット側のアクチュエータと室内ユニット
側のアクチュエータとを独自に制御するようにした場
合、システム全体としての制御上の整合性が得られない
ところから、例えば暖房過負荷制御のような運転過渡期
においては負荷限界において保護装置が作動してシステ
ムが停止してしまう等の不具合が発生するおそれがあ
る。
【0005】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、システム全体のアクチュエータを一つの制御ユニ
ットで制御することにより、システムの信頼性の向上を
図ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、室外ユニットAと
室内ユニットBとを備えた空気調和機において、前記室
外ユニットAおよび室内ユニットBにおける全てのアク
チュエータを運転状態に応じて制御する一つの制御ユニ
ット19を付設している。
【0007】上記のように構成したことにより、室外ユ
ニットA側のアクチュエータも室内ユニットB側のアク
チュエータも一つの制御ユニット19により制御される
こととなり、システム全体としての整合性をとることが
できる。従って、システムの信頼性が向上する。
【0008】請求項2の発明におけるように、請求項1
記載の空気調和機において、前記運転状態を、過渡期運
転状態とした場合、運転過渡期における限界まで運転す
ることが可能となり、暖房運転範囲が拡大する。
【0009】請求項3の発明におけるように、請求項2
記載の空気調和機において、前記過渡期運転状態におけ
る制御を、暖房過負荷制御とした場合、負荷限界までの
運転が可能となり、暖房運転範囲が拡大する。
【0010】請求項4の発明におけるように、請求項2
記載の空気調和機において、前記過渡期運転状態におけ
る制御を、冷房過負荷制御とした場合、負荷限界までの
運転が可能となり、冷房運転範囲が拡大する。
【0011】請求項5の発明におけるように、請求項2
記載の空気調和機において、前記過渡期運転状態におけ
る制御を、暖房起動制御とした場合、空気調和機として
の信頼性を確保しつつ快適性の向上を図ることができ
る。
【0012】請求項6の発明におけるように、請求項2
記載の空気調和機において、前記過渡期運転状態におけ
る制御を、除霜運転終了後制御とした場合、空気調和機
としての信頼性を確保しつつ快適性の向上を図ることが
できる。
【0013】請求項7の発明におけるように、請求項
1、2、3、4、5および6のいずれか一項記載の空気
調和機において、前記制御ユニット19を、前記室外ユ
ニットAに内蔵させた場合、信号の授受が容易となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0015】この空気調和機は、図1に示すように、圧
縮機1、四路切換弁2、冷房運転時に凝縮器として作用
し且つ暖房運転時に蒸発器として作用する室外側熱交換
器3、減圧機構として作用する電子膨張弁4、冷房運転
時に蒸発器として作用し且つ暖房運転時に凝縮器として
作用する室内側熱交換器5を備えて構成されており、四
路切換弁2の切換作動により、冷媒を可逆流通させ得る
ようになっている。符号6は前記室内側熱交換器3に付
設された過冷却熱交換器、7はレシーバ、8は冷媒流通
切換機構である。
【0016】前記冷媒流通切換機構8は、4個の逆止弁
9〜12からなっており、室外側熱交換器3あるいは室
内側熱交換器5からの冷媒が常時レシーバ7から電子膨
張弁4へ流れるように制御することとなっている。
【0017】符号13は前記レシーバ7の気相部と電子
膨張弁4の上流側とを連通するバイパス路であり、該バ
イパス路13には、電磁開閉弁14が介設されている。
【0018】前記圧縮機1、四路切換弁2、室外側熱交
換器3、電子膨張弁4、レシーバ7および冷媒流通切換
機構8は室外ユニットAを構成し、室内側熱交換器5は
室内ユニットBを構成している。
【0019】符号15は室外吸込温度(換言すれば、外
気温度)Toを検出する外気温センサー、16は室外側
熱交換器3の室外熱交温度Tgを検出する室外熱交セン
サー、17は室内吸込温度(換言すれば、室内空気温
度)Taを検知する室内温度センサー、18は室内側熱
交換器5の室内熱交温度Tnを検知する室内熱交センサ
ー、19は室外ファン、20は室内ファンである。
【0020】符号19は制御ユニットであり、本実施の
形態においては、室外ユニットAに内蔵されている。
【0021】前記制御ユニット19には、図2に示すよ
うに、前記室外熱交センサー16、室内温度センサー1
7および室内熱交センサー18からの温度情報(即ち、
室外熱交温度Tg、室内空気温度Taおよび室内熱交温
度Tn)が入力される。該制御ユニット19において
は、前記温度情報に基づいて各種の演算処理が行われ、
その結果に基づいて圧縮機1、室外ファン20、室内フ
ァン21および吹出空気の方向を調整するルーバ22に
制御信号が出力されることとなっている。
【0022】ついで、図3ないし図10のフローチャー
トを参照して、本実施の形態にかかる空気調和機におけ
る各種の過渡期運転制御について説明する。 (I) 暖房過負荷制御 (i) 暖房過負荷制御における室外ファン風量制御
(図3のフローチャート参照) ステップS1において暖房運転が開始されたことが確認
されると、ステップS2において室内熱交センサー18
からの温度情報(即ち、室内熱交温度Tn)が制御ユニ
ット19に入力され、ステップS3において室内熱交温
度Tnが上昇中(即ち、dTn/t>0)であるか否か
の判定がなされる。
【0023】ここで、肯定判定された場合には、ステッ
プS4において室外ファン20が風量「HH」(=大風
量)で運転されているか否かの判定がなされる。ここで
肯定判定された場合にはステップS5に進み、室内熱交
温度Tnと第1の設定温度Tns1との比較がなされ、
ここでTn≧Tns1と判定されると、ステップS6に
おいて室外ファン20が風量「H」(=中風量)に風量
切換される。
【0024】室外ファン20の風量「H」での運転継続
中およびステップS4において否定判定された場合に
は、ステップS7において室内熱交温度Tnと第2の設
定温度Tns2との比較がなされ、ここでTn≧Tns2
と判定されると、ステップS8において室外ファン20
が風量「L」(=小風量)に風量切換される。
【0025】室外ファン20の風量「L」での運転継続
中に、ステップS9において室内熱交温度Tnと第3の
設定温度Tns3との比較がなされ、ここでTn≧Tn
3と判定されると、ステップS10において室外ファ
ン20の運転が停止され、その後ステップS1へリター
ンする。
【0026】ステップS3において否定判定された場合
(即ち、室内熱交温度Tnが降下中であると判定された
場合)には、ステップS11において室外ファン20の
運転が停止されているか否かの判定がなされる。ここで
肯定判定された場合にはステップS12に進み、室内熱
交温度Tnと第4の設定温度Tns4(第3の設定温度
Tns3より低い値)との比較がなされ、ここでTn≦
Tns4と判定されると、ステップS13において室外
ファン20が風量「L」(=小風量)で運転開始され
る。
【0027】室外ファン20の風量「L」での運転継続
中およびステップS11において否定判定された場合に
は、ステップS14において室内熱交温度Tnと第5の
設定温度Tns5(第2の設定温度Tns2より低い値)
との比較がなされ、ここでTn≦Tns5と判定される
と、ステップS15において室外ファン20が風量
「H」(=中風量)に風量切換される。
【0028】室外ファン20の風量「H」での運転継続
中に、ステップS16において室内熱交温度Tnと第6
の設定温度Tns6(第1の設定温度Tns1より低い
値)との比較がなされ、ここでTn≦Tns6と判定さ
れると、ステップS17において室外ファン20が風量
「HH」(=大風量)に風量切換され、その後ステップ
S1へリターンする。
【0029】つまり、暖房運転時において、室内熱交温
度Tnの上昇あるいは下降に対応させて、室外ファン2
0の風量制御が行われるのである。 (ii) 暖房過負荷制御における室内ファン風量制御
(図4のフローチャート参照) ステップS1において暖房運転が開始されたことが確認
されると、ステップS2において室内熱交センサー18
からの温度情報(即ち、室内熱交温度Tn)が制御ユニ
ット19に入力され、ステップS3において室内熱交温
度Tnが上昇中(即ち、dTn/t>0)であるか否か
の判定がなされる。
【0030】ここで、肯定判定された場合には、ステッ
プS4において室内ファン21が風量「M」(=中風
量)で運転されているか否かの判定がなされる。ここで
肯定判定された場合にはステップS5に進み、室内熱交
温度Tnと第7の設定温度Tns7との比較がなされ、
ここでTn≧Tns7と判定されると、ステップS6に
おいて室内ファン21が風量「L」(=小風量)に風量
切換され、その後ステップS1へリターンする。なお、
ステップS4において否定判定された場合にもステップ
S1へリターンする。
【0031】ステップS3において否定判定された場合
(即ち、室内熱交温度Tnが降下中であると判定された
場合)には、ステップS7において室内ファン21が風
量「L」(=小風量)で運転されているか否かの判定が
なされる。ここで肯定判定された場合にはステップS8
に進み、室内熱交温度Tnと第8の設定温度Tns
8(第7の設定温度Tns7より低い値)との比較がなさ
れ、ここでTn≦Tns8と判定されると、ステップS
9において室内ファン21が風量「M」(=中風量)に
風量切換される。なお、ステップS7において否定判定
された場合にもステップS1へリターンする。
【0032】つまり、暖房運転時において、室内熱交温
度Tnの上昇あるいは下降に対応させて、室内ファン2
1の風量制御が行われるのである。 (iii) 暖房過負荷制御における圧縮機運転制御
(図5のフローチャート参照) ステップS1において暖房運転が開始されたことが確認
されると、ステップS2において室内熱交センサー18
からの温度情報(即ち、室内熱交温度Tn)が制御ユニ
ット19に入力され、ステップS3において室内熱交温
度Tnと第9の設定温度Tns9との比較がなされ、こ
こでTn≧Tns9と判定された場合には、ステップS
4において圧縮機1の運転が停止され、ステップS5
おいて再起動待機状態とされ、その後ステップS1へリ
ターンする。
【0033】即ち、暖房運転時において、室内熱交温度
Tnの上昇に対応させて、圧縮機1の運転が停止される
のである。
【0034】上記したように、室外ユニットAに内蔵さ
れた制御ユニット19により暖房過負荷制御におけるア
クチュエータ(即ち、圧縮機1、室外ファン20および
室内ファン21)の制御を行うようにしているので、空
気調和機の負荷状態により保護装置の作動回避を行うこ
とができることとなり、運転範囲が拡大するとともに、
信頼性も向上する。 (II) 冷房過負荷制御 (i) 冷房過負荷制御における室外ファン風量制御
(図6のフローチャート参照) ステップS1において冷房運転が開始されたことが確認
されると、ステップS2において室外熱交センサー16
からの温度情報(即ち、室外熱交温度Tg)が制御ユニ
ット19に入力され、ステップS3において室外熱交温
度Tgが上昇中(即ち、dTg/t>0)であるか否か
の判定がなされる。
【0035】ここで、肯定判定された場合には、ステッ
プS4において室外ファン20が風量「L」(=弱風
量)で運転されているか否かの判定がなされる。ここで
肯定判定された場合にはステップS5に進み、室外熱交
温度Tgと第1の設定温度Tgs1との比較がなされ、
ここでTg≧Tgs1と判定されると、ステップS6に
おいて室外ファン20が風量「H」(=強風量)に風量
切換され、その後ステップS1へリターンする。なお、
ステップS4において否定判定された場合にもステップ
S1へリターンする。
【0036】ステップS3において否定判定された場合
(即ち、室外熱交温度Tgが降下中であると判定された
場合)には、ステップS7において室外ファン20が風
量「H」(=強風量)で運転されているか否かの判定が
なされる。ここで肯定判定された場合にはステップS8
に進み、室外熱交温度Tgと第2の設定温度Tgs
2(第1の設定温度Tgs1より低い値)との比較がなさ
れ、ここでTg≦Tgs2と判定されると、ステップS
9において室外ファン20が風量「L」(=弱風量)に
風量切換される。なお、ステップS7において否定判定
された場合にもステップS1へリターンする。
【0037】つまり、冷房運転時において、室外熱交温
度Tgの上昇あるいは下降に対応させて、室外ファン2
0の風量制御が行われるのである。 (ii) 冷房過負荷制御における室内ファン風量制御
(図7のフローチャート参照) ステップS1において暖房運転が開始されたことが確認
されると、ステップS2において室外熱交センサー16
からの温度情報(即ち、室外熱交温度Tg)が制御ユニ
ット19に入力され、ステップS3において室外熱交温
度Tgが上昇中(即ち、dTg/t>0)であるか否か
の判定がなされる。
【0038】ここで、肯定判定された場合には、ステッ
プS4において室内ファン21が風量「L」(=弱風
量)で運転されているか否かの判定がなされる。ここで
肯定判定された場合にはステップS5に進み、室外熱交
温度Tgと第3の設定温度Tgs3との比較がなされ、
ここでTg≧Tgs3と判定されると、ステップS6に
おいて室内ファン21が風量「M」(=中風量)に風量
切換され、その後ステップS1へリターンする。なお、
ステップS4において否定判定された場合にもステップ
S1へリターンする。
【0039】ステップS3において否定判定された場合
(即ち、室外熱交温度Tgが降下中であると判定された
場合)には、ステップS7において室内ファン21が風
量「M」(=中風量)で運転されているか否かの判定が
なされる。ここで肯定判定された場合にはステップS8
に進み、室外熱交温度Tgと第4の設定温度Tgs
4(第3の設定温度Tgs3より低い値)との比較がなさ
れ、ここでTg≦Tgs4と判定されると、ステップS
9において室内ファン21が風量「L」(=弱風量)に
風量切換される。なお、ステップS7において否定判定
された場合にもステップS1へリターンする。
【0040】つまり、冷房運転時において、室外熱交温
度Tgの上昇あるいは下降に対応させて、室内ファン2
1の風量制御が行われるのである。 (iii) 冷房過負荷制御における圧縮機運転制御
(図8のフローチャート参照) ステップS1において冷房運転が開始されたことが確認
されると、ステップS2において室外熱交センサー16
からの温度情報(即ち、室内熱交温度Tg)が制御ユニ
ット19に入力され、ステップS3において室外熱交温
度Tgと第5の設定温度Tgs5との比較がなされ、こ
こでTn≧Tgs5と判定された場合には、ステップS
4において圧縮機1の運転が停止され、ステップS5
おいて再起動待機状態とされ、その後ステップS1へリ
ターンする。
【0041】即ち、冷房運転時において、室内熱交温度
Tnの上昇に対応させて、圧縮機1の運転が停止される
のである。
【0042】上記したように、室外ユニットAに内蔵さ
れた制御ユニット19により暖房過負荷制御におけるア
クチュエータ(即ち、圧縮機1、室外ファン20および
室内ファン21)の制御を行うようにしているので、空
気調和機の負荷状態により保護装置の作動回避を行うこ
とができることとなり、運転範囲が拡大するとともに、
信頼性も向上する。 (III) 暖房起動制御(図9のフローチャート参
照) ステップS1において暖房運転と確認され、ステップS
2において圧縮機1が起動されると(換言すれば、起動
タイマがスタートされると)、ステップS3において室
内温度センサー17および室内熱交センサー18からの
温度情報(即ち、室内吸込温度Taおよび室内熱交温度
Tn)が制御ユニット19に入力され、ステップS4に
おいて室内吸込温度Taと設定温度である23℃との比
較がなされ、ここでTa≧23℃と判定された場合に
は、ステップS5において室内熱交温度Tnと0℃との
比較がなされる。
【0043】ステップS5においてTn<0℃と判定さ
れた場合には、ステップS6に進み、制御ユニット19
に内蔵されている冷風防止解除タイマtdと40秒との
比較がなされ、ここでtd<40秒と判定されると、ス
テップS7において室内ファン21が風量「LL」(=
微小風量)で運転開始され且つルーバ22が水平位置
(Po0)に位置決めされ、その後ステップS1へリタ
ーンする。
【0044】ステップS5においてTn≧0℃と判定さ
れると、ステップS8に進み、ここで0℃≦Tn<34
℃と判定されると、ステップS9において冷風防止解除
タイマtdと40秒との比較がなされ、ここでtd<4
0秒と判定されると、ステップS10において室内ファ
ン21が風量「M」(=中風量)で運転開始され且つル
ーバ22が水平位置(Po0)に位置決めされ、、その
後ステップS1へリターンする。
【0045】ステップS6あるいはステップS9におい
てtd≧40秒と判定された場合もしくはステップS8
においてTn≧34℃と判定された場合には、ステップ
S11に進み、室内ファン21が風量「L」に設定され
ている場合には風量「M」に風量切換され、風量「H」
に設定されている場合にはその風量を維持されるととも
に、ルーバ22が設定角度に位置決めされ、その後ステ
ップS1へリターンする。
【0046】一方、ステップS4においてTa<23℃
と判定された場合には、ステップS12において室内熱
交温度Tnと0℃との比較がなされる。
【0047】ステップS12においてTn<0℃と判定
された場合には、ステップS13に進み、冷風防止解除
タイマtdと40秒との比較がなされ、ここでtd<4
0秒と判定されると、ステップS14において室内ファ
ン21が風量「LL」(=微小風量)で運転開始され且
つルーバ22が水平位置(Po0)に位置決めされ、そ
の後ステップS1へリターンする。
【0048】ステップS12においてTn≧0℃と判定
されると、ステップS15に進み、ここで0℃≦Tn<
34℃と判定されると、ステップS13に進み、以下前
記と同様の制御がなされる。
【0049】ステップS13においてtd≧40秒と判
定された場合もしくはステップS15においてTn≧3
4℃と判定された場合には、ステップS16に進み、室
内ファン21が設定風量とされるとともに、ルーバ22
が設定角度に位置決めされ、その後ステップS1へリタ
ーンする。
【0050】上記したように、室外ユニットAおよび室
内ユニットBのアクチュエータ(即ち、室外ファン2
0、室内ファン21およびルーバ22)を室外ユニット
Aに内蔵された制御ユニット19で制御するようにして
いるため、空気調和機としての信頼性を確保しつつ快適
性の向上を図ることができる。 (IV) 除霜運転終了後制御(図10のフローチャー
ト参照) ステップS1において暖房運転と確認され、ステップS
2において四路切換弁2が除霜運転終了時に切換作動さ
れると(換言すれば、除霜終了後タイマがスタートされ
ると)、ステップS3において室内温度センサー17お
よび室内熱交センサー18からの温度情報(即ち、室内
吸込温度Taおよび室内熱交温度Tn)が制御ユニット
19に入力され、ステップS4において室内吸込温度T
aと設定温度である23℃との比較がなされ、ここでT
a≧23℃と判定された場合には、ステップS5におい
て室内熱交温度Tnと0℃との比較がなされる。
【0051】ステップS5においてTn<0℃と判定さ
れた場合には、ステップS6に進み、制御ユニット19
に内蔵されている冷風防止解除タイマtdと40秒との
比較がなされ、ここでtd<40秒と判定されると、ス
テップS7において室内ファン21の運転が停止され且
つルーバ22が水平位置(Po0)に位置決めされ、そ
の後ステップS1へリターンする。
【0052】ステップS5においてTn≧0℃と判定さ
れると、ステップS8に進み、ここで0℃≦Tn<34
℃と判定されると、ステップS9において冷風防止解除
タイマtdと40秒との比較がなされ、ここでtd<4
0秒と判定されると、ステップS10において室内ファ
ン21が風量「M」(=中風量)で運転開始され且つル
ーバ22が水平位置(Po0)に位置決めされ、、その
後ステップS1へリターンする。
【0053】ステップS6あるいはステップS9におい
てtd≧40秒と判定された場合もしくはステップS8
においてTn≧34℃と判定された場合には、ステップ
S11に進み、室内ファン21が風量「L」に設定され
ている場合には風量「M」に風量切換され、風量「H」
に設定されている場合にはその風量を維持されるととも
に、ルーバ22が設定角度に位置決めされ、その後ステ
ップS1へリターンする。
【0054】一方、ステップS4においてTa<23℃
と判定された場合には、ステップS12において室内熱
交温度Tnと0℃との比較がなされる。
【0055】ステップS12においてTn<0℃と判定
された場合には、ステップS13に進み、冷風防止解除
タイマtdと40秒との比較がなされ、ここでtd<4
0秒と判定されると、ステップS14において室内ファ
ン21の運転が停止され且つルーバ22が水平位置(P
o0)に位置決めされ、その後ステップS1へリターン
する。
【0056】ステップS12においてTn≧0℃と判定
されると、ステップS15に進み、ここで0℃≦Tn<
34℃と判定されると、ステップS16において冷風防
止解除タイマtdと40秒との比較がなされ、ここでt
d<40秒と判定されると、ステップS17において室
内ファン21が風量「LL」(=微小風量)で運転開始
され且つルーバ22が水平位置(Po0)に位置決めさ
れ、、その後ステップS1へリターンする。
【0057】ステップS13あるいはステップS16に
おいてtd≧40秒と判定された場合もしくはステップ
S15においてTn≧34℃と判定された場合には、ス
テップS18に進み、室内ファン21が設定風量とされ
るとともに、ルーバ22が設定角度に位置決めされ、そ
の後ステップS1へリターンする。
【0058】上記したように、室外ユニットAおよび室
内ユニットBのアクチュエータ(即ち、室外ファン2
0、室内ファン21およびルーバ22)を室外ユニット
Aに内蔵された制御ユニット19で制御するようにして
いるため、空気調和機としての信頼性を確保しつつ快適
性の向上を図ることができる。
【0059】上記実施の形態においては、制御ユニット
を室外ユニットに内蔵させるようにしているが、室内ユ
ニット、リモコンあるいはコントロールボックス等に内
蔵させるようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、室外ユニット
Aと室内ユニットBとを備えた空気調和機において、前
記室外ユニットAおよび室内ユニットBにおける全ての
アクチュエータを運転状態に応じて制御する一つの制御
ユニット19を付設して、室外ユニットA側のアクチュ
エータも室内ユニットB側のアクチュエータも一つの制
御ユニット19により制御されるようにしたので、シス
テム全体としての整合性をとることができることとな
り、システムの信頼性が向上するという効果がある。
【0061】請求項2の発明におけるように、請求項1
記載の空気調和機において、前記運転状態を、過渡期運
転状態とした場合、運転過渡期における限界まで運転す
ることが可能となり、暖房運転範囲が拡大する。
【0062】請求項3の発明におけるように、請求項2
記載の空気調和機において、前記過渡期運転状態におけ
る制御を、暖房過負荷制御とした場合、負荷限界までの
運転が可能となり、暖房運転範囲が拡大する。
【0063】請求項4の発明におけるように、請求項2
記載の空気調和機において、前記過渡期運転状態におけ
る制御を、冷房過負荷制御とした場合、負荷限界までの
運転が可能となり、冷房運転範囲が拡大する。
【0064】請求項5の発明におけるように、請求項2
記載の空気調和機において、前記過渡期運転状態におけ
る制御を、暖房起動制御とした場合、空気調和機として
の信頼性を確保しつつ快適性の向上を図ることができ
る。
【0065】請求項6の発明におけるように、請求項2
記載の空気調和機において、前記過渡期運転状態におけ
る制御を、除霜運転終了後制御とした場合、空気調和機
としての信頼性を確保しつつ快適性の向上を図ることが
できる。
【0066】請求項7の発明におけるように、請求項
1、2、3、4、5および6のいずれか一項記載の空気
調和機において、前記制御ユニット19を、前記室外ユ
ニットAに内蔵させた場合、信号の授受が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機の冷
媒回路図である。
【図2】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機にお
ける制御系のブロック図である。
【図3】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機にお
ける暖房過負荷制御の室外ファン運転制御の内容を示す
フローチャートである。
【図4】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機にお
ける暖房過負荷制御の室内ファン運転制御の内容を示す
フローチャートである。
【図5】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機にお
ける暖房過負荷制御の圧縮機運転制御の内容を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機にお
ける冷房過負荷制御の室外ファン運転制御の内容を示す
フローチャートである。
【図7】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機にお
ける冷房過負荷制御の室内ファン運転制御の内容を示す
フローチャートである。
【図8】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機にお
ける冷房過負荷制御の圧縮機運転制御の内容を示すフロ
ーチャートである。
【図9】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機にお
ける暖房起動制御の内容を示すフローチャートである。
【図10】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機に
おける除霜運転終了後制御の内容を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1は圧縮機、19は制御ユニット、20は室外ファン、
21は室内ファン、22はルーバ、Aは室外ユニット、
Bは室内ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 東 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 Fターム(参考) 3L061 BE04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外ユニット(A)と室内ユニット
    (B)とを備えた空気調和機であって、前記室外ユニッ
    ト(A)および室内ユニット(B)における全てのアク
    チュエータを運転状態に応じて制御する一つの制御ユニ
    ット(19)を付設したことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記運転状態を、過渡期運転状態とした
    ことを特徴とする前記請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記過渡期運転状態における制御を、暖
    房過負荷制御としたことを特徴とする前記請求項2記載
    の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記過渡期運転状態における制御を、冷
    房過負荷制御としたことを特徴とする前記請求項2記載
    の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記過渡期運転状態における制御を、暖
    房起動制御としたことを特徴とする前記請求項2記載の
    空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記過渡期運転状態における制御を、除
    霜運転終了後制御としたことを特徴とする前記請求項2
    記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記制御ユニット(19)を、前記室外
    ユニット(A)に内蔵させたことを特徴とする前記請求
    項1、2、3、4、5および6のいずれか一項記載の空
    気調和機。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5954064U (ja) * 1982-10-04 1984-04-09 株式会社東芝 空気調和機
JPH0712386A (ja) * 1993-06-24 1995-01-17 Toshiba Corp 空気調和機の乾燥運転方法
JPH1137530A (ja) * 1997-07-17 1999-02-12 Toshiba Corp 空気調和機

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