JP2001132990A - 空気調和機用室外ユニット - Google Patents

空気調和機用室外ユニット

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機用室外ユニットの騒音の低減を図
る。 【解決手段】 底板106と、この底板106に対向し
て配置された天板107と、前記底板と天板の間に配置
された、前記底板に平行な断面がL字形状をなす熱交換
器115と、を備え、前記断面がL字形状の熱交換器の
L字形状の外側から内側に向かって空気を通過させるよ
うに構成した空気調和機用室外ユニットにおいて、前記
熱交換器115のL字形状のコーナ部外側に、前記底板
と前記天板を結合する流れガイド兼用コーナポスト12
1を配置し、該流れガイド兼用コーナポスト121は、
短冊状の平板で形成され、その板面をL字形状のコーナ
部外側から熱交換器に流入する空気流の方向に合わせて
配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機用室外ユ
ニットに係り、特に空気流が送風機の吸込み側に配置さ
れたL字形状またはコの字形状の熱交換器を通過する構
成となっている空気調和機用室外ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から空気調和機用室外ユニットの低
騒音、低振動化のために、その構成部品に関する技術が
開発されてきた。例えば特開平4−278132号公報
によれば、熱交換器を室外ユニット本体内の背面側に配
置するとともに、この室外ユニット本体内の中央部に、
軸流ファンとその吐出側開口の外周部にベルマウスを有
する送風機室を配置し、この送風機室の周囲にその他の
室を画成させた空気調和機室外ユニットにおいて、上記
送風機室の周囲の上記その他の室を画成する仕切板の形
状を、上記熱交換器の全周から上記ベルマウス外周に向
け先細りに収斂させている。これによって熱交換器を通
過した空気流は、先端部が収斂されている仕切板に導か
れて熱交換器の前面からベルマウスへと滑らかに流れ、
吹出空気流の乱れがなくなり、送風騒音を低減させてい
る。
【0003】また上記に加えて仕切板の先細りに収斂す
る傾斜部を、熱交換器と所定距離以上離して設けてい
る。これによって熱交換器を通過した空気流がそのまま
の方向に所定距離流れてから仕切板の傾斜部に導かれて
収斂されるので、熱交換器の出口での空気流の乱れがな
くなり、さらに送風騒音を低減させている。
【0004】また特開平10−281499号公報によ
れば、プロペラファンの吹出側に吹出グリルを備えた空
気調和機用室外ユニットにおいて、前記吹出グリルを略
四角形の吹出開口を有しかつ該吹出開口内に複数枚のブ
レードを所定の間隔をもって略平行に配置した格子状態
とする一方、前記ブレードの入口角を、ほぼファン中心
軸を通ってこれに直交する方向に延びるとともに前記プ
ロペラファンの吹出側から見て前記ブレードに対してフ
ァン回転方向に所定の交差角をもつ直線を境として、そ
の一方側に位置する部分と他方側に位置する部分とにお
いて異ならせている。かかる構成により、前記プロペラ
ファンからの気流が旋回流であって前記ブレードの各部
位における気流の流入方向が異なる状態であるにも拘わ
らず、該ブレードにおいて前記気流に対して負圧面とな
る側での気流の剥離が効果的に抑制され、該ブレードの
全域において吹出気流の乱れが可及的に防止され、送風
騒音を低減させる空気調和機の室外ユニットが得られて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】空気調和機用室外ユニ
ットは、建物と建物の間に設置される場合が多いが、近
年の建物の高密集化により、建物と建物の間の面積はご
く限られたものになってきているので、空気調和機用室
外ユニットを設置する面積も限られてしまう。また建物
と建物の間には、空気調和機用室外ユニットだけでな
く、それ以外にも、生活用配管や物置等が配置されるこ
とが多い。したがって、建物と建物の間を有効に使用す
るため、また限られた面積に空気調和機用室外ユニット
をより多く設置するために、空気調和機用室外ユニット
をコンパクト化する必要がある。
【0006】空気調和機用室外ユニットをコンパクト化
した場合、室外ユニット内部は、熱交換器、送風機、圧
縮機、電気箱等で従来よりも混み合ってしまう。限られ
た室外ユニット底板面積に前記熱交換器等の部品を配置
しようとすると、ファン小径化及びL字形状またはコの
字形状の熱交換器小型化等従来の構成部品全てをそのま
ま縮小した構造となる。室外ユニットは物理的に縮小で
きても、空調能力を確保するためには熱交換器単位面積
当りの通過風量を従来より上げる必要があり、前記従来
技術を用いたとしても、ファン小径化及び熱交換器小型
化等の室外ユニットコンパクト化による風量増加に伴う
送風騒音の増加分は刈り取れず、この騒音増加分は騒音
公害や環境の面から考えても無視することはできない。
そこで、さらに前記コンパクト化された室外ユニットの
L字形状またはコの字形状の熱交換器を通過する空気流
による騒音を低減する必要がある。
【0007】図2に従来の例を示す。図示の空気調和機
用室外ユニット101は、前面パネル102、側面パネ
ル103、底板106、天板107、ユニットの背面1
05及び図上左側の一側面を成す熱交換器115で外部
を構成している。熱交換器115の、前記底板106に
平行な面での断面は、L字形状をしており、以下、該熱
交換器をL字形状の熱交換器という。L字の二つの辺で
囲まれた側を内側、反対側を外側という。ユニット内部
は仕切板110によって、送風系機械室108と圧縮機
系機械室109に分かれていて、送風系機械室の内部に
は、モータ保持具114にモータ113が保持され、モ
ータの軸先端にプロペラファン111が取付けられ、前
面パネルのプロペラファン111に対向する位置に吐出
用の開口が形成されている。この開口の周囲ににベルマ
ウス112が装着され、その外側に、前記開口を覆うフ
ァンガード117が配設されている。
【0008】室外ユニット外部の空気は、プロペラファ
ン111で吸引されて熱交換器115を通過し、室外ユ
ニットを通過する空気の流れ119となり、熱交換器1
15を通過したのち、プロペラファン111に加圧され
てファンガード117を経て外部に吐き出される。
【0009】図2の空気調和機用室外ユニットでは、前
記L字形状の熱交換器で形成するユニットの背面及び一
側面の間をなすコーナ部の天板107から底板106ま
でを、断面L字形状の後コーナポスト118で結合して
いる。この後コーナポスト118は、空気調和機用室外
ユニットの運搬時等の強度不足、変形防止のために取付
けられるもので、室外ユニットの外装部の一部であるた
めデザインの面とコストの面から断面L字形状の部材で
形成され、L字の角部を外側に向けて配置されている。
しかし図2のB部拡大図に示すように、熱交換器に流れ
込もうとする後コーナポスト近傍の空気の流れ120
は、後コーナポスト118と熱交換器115の間で渦流
れを形成し、熱交換器の風速分布の不均一化、空気調和
機用室外ユニットの通風抵抗の増加によるファン騒音の
増加および流体騒音の増加を招いていた。
【0010】本発明の目的は、空気調和機用室外ユニッ
トにおいて、上記コーナポストに起因する騒音を低減す
るにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、室外ユニットの背面側に配置されたL字
形状またはコの字形状の熱交換器のコーナ部に配置され
るコーナポストを、外部からこの熱交換器のコーナ部に
流入する空気流を乱すことの少ない、流入する空気流に
渦を生じにくい形状の流れガイド兼用コーナポストに形
成し、配置する。このような形状の流れガイド兼用コー
ナポストは、同時に、熱交換器のコーナ部に流入する空
気流に風速分布が生じるのを抑制する。
【0012】熱交換器のコーナ部に流入する空気流に風
速分布が生じるのを抑制することで熱交換器の性能が向
上し、併せて室外ユニットの通風抵抗を下げるとともに
騒音を低減することが可能となる。
【0013】具体的には、底板と、この底板に対向して
配置された天板と、前記底板と天板の間に配置された、
前記底板に平行な断面がL字形状をなす熱交換器と、を
備え、前記断面がL字形状の熱交換器のL字形状の外側
から内側に向かって空気を通過させるように構成した空
気調和機用室外ユニットにおいて、前記熱交換器のL字
形状のコーナ部外側に、前記底板と前記天板を結合する
コーナポストが配置され、該コーナポストは、L字形状
のコーナ部外側から熱交換器に流入する空気流に渦を生
じにくい形状に形成された流れガイド兼用コーナポスト
であることを特徴とする。
【0014】前記流れガイド兼用コーナポストは平板で
形成し、その平板面を流れガイド兼用コーナポスト設置
位置における空気流の方向に平行させて配置する。
【0015】前記平板で形成した流れガイド兼用コーナ
ポストは、前記平板の空気流流入端または流出端若しく
はその双方に、前記底板に平行な断面での断面形状に丸
みを付けることが望ましい。
【0016】また、流れガイド兼用コーナポストを、前
記底板に平行な断面がコの字形状をなす部材で形成し、
前記流れガイド兼用コーナポストのコの字形状の対向し
た面を持つ面を前記L字形状の熱交換器のコーナ部に流
入する空気流の方向に平行させて配置してもよい。
【0017】この場合、前記断面コの字形状の流れガイ
ド兼用コーナポストの対向した面を持たない面を、前記
底板に平行な断面での断面形状が丸みを帯びた形状にな
るよう形成することが望ましい。
【0018】前記流れガイド兼用コーナポストは、ま
た、その形状を、前記底板に平行な断面での断面形状が
円形状または楕円形状または翼形状となる形状とし、楕
円形状または翼形状の場合は、その断面の長軸(あるい
は翼弦線)が、熱交換器に流入する空気流の方向と一致
するように配置してもよい。
【0019】前記各流れガイド兼用コーナポストはま
た、前記底板と垂直な回転軸のまわりに回転可能な構成
としてもよい。そのような構成としておけば、何らかの
理由でユニット計画時と流入空気流の方向が変わったと
きに、その方向に流れガイド兼用コーナポストの向きを
変えることができる。
【0020】前記流れガイド兼用コーナポストの前記熱
交換器側の端面を、前記熱交換器まで伸ばして形成し、
流れガイド兼用コーナポストの下流端と熱交換器との間
の隙間をなくすことが望ましい。この隙間がなくなれ
ば、流れガイド兼用コーナポストの下流端に空気流の渦
が発生するのが避けられ、空気流の均一化、騒音発生の
抑制の効果がある。
【0021】また、流れガイド兼用コーナポストは、複
数個を並列配置してもよい。複数個配置することで、ユ
ニットとして要求される強度が大きい場合に対応するこ
とができる。
【0022】前記流れガイド兼用コーナポストはまた、
前記L字形状の熱交換器のコーナ部に、挟み込むかたち
に配置してもよい。このような配置にすると、熱交換器
に流れ込む空気流がコーナポストにより妨げられること
がなく、騒音も低減される。流れガイド兼用コーナポス
ト全体を前記L字形状の熱交換器のコーナ部に挟み込む
かたちに配置したためにユニットとしての強度が不足す
る場合は、挟み込んだ部分の上流側に延長するかたち
で、前記各種形状の流れガイド兼用コーナポストを追加
すればよい。
【0023】また、天板と床板間に送風機を囲むよう
に、底板に平行な面での断面がコの字形状の熱交換器を
設け、このコの字形状の熱交換器でユニットの背面及び
二側面を形成し、ユニット背面及び側面から、熱交換器
用冷却風を吸入する構造の空気調和機用室外ユニットの
場合、前記コの字形状の熱交換器で形成するユニットの
背面及び二側面の間のコーナ部外側に、前記各種形状の
流れガイド兼用コーナポストを、熱交換器に流入する空
気流の方向に合わせて配置すればよい。
【0024】前記流れガイド兼用コーナポストが圧縮機
や送風機と共振を起こすのを防ぐため、流れガイド兼用
コーナポストは前記天板、底板、および前面パネルと異
なった材料で形成することが望ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0026】図1に本発明の第1の実施の形態に係る空
気調和機用室外ユニットの平面図を示す。図示の空気調
和機用室外ユニット101は、プロペラファン111や
圧縮機116などの機械部分と、これら機械部分を収容
するケーシングとから構成されている。
【0027】ケーシングは、ユニットの底面を形成する
底板106と、底板106に対向して配置された天板1
07と、前記底板106の前縁と天板107の前縁の間
に配置されてユニットの前面を形成する前面パネル10
2と、前記底板106の右側縁と天板107の右側縁の
間に配置されてユニットの右側面を形成する側面パネル
103と、前記底板106と天板107の間に配置され
てユニットの送風系機械室108と圧縮機系機械室10
9を仕切る仕切板110と、前記側面パネル103の後
端と仕切板110の後端の間でかつ底板106と天板1
07の間に配置されてユニットの後面(あるいは背面)
の一部を形成する背面パネル105と、前記底板106
の左端前部に立設されて天板107の左端前部を支持す
る前コーナポスト104と、前記底板106の左端後部
に立設されて天板107の左端後部を支持する流れガイ
ド兼用コーナポスト121と、を含んで構成されてい
る。
【0028】ケーシングは、図示のように、前記仕切板
110により、向かって右側の圧縮機系機械室109
と、左側の送風系機械室108に分けられている。圧縮
機系機械室109に圧縮機116が配置され、送風系機
械室108に、軸線を前記底板106に平行させかつ前
記前面パネル102に直交させてモータ113に連結さ
れたプロペラファン111が配置され、モータ113は
モータ保持具114で底板106に固定支持されてい
る。送風系機械室108にはまた、その背部及び左側部
に熱交換器115が配置されている。熱交換器115
は、底板106に平行な平面で切った断面がL字形をな
しており、底板106と天板107の間に延在してい
る。熱交換器115の外側には壁はなく、熱交換器11
5の外面は外部に露出したかたちになっている。
【0029】前面パネル102のプロペラファン111
に対向する位置にプロペラファン111と同心状に空気
吹出し用の開口が設けられ、該開口の周囲にベルマウス
112が設けられている。また、ベルマウス112の外
側に、前記開口を覆うようにファンガード117が配設
されている。
【0030】図1の空気調和機用室外ユニットと従来の
図2の空気調和機用室外ユニットの違いは、次の点にあ
る。すなわち、前記L字形状の熱交換器で形成するユニ
ットの背面及び左側面の間のコーナ部で、底板106に
立設されてユニットの天板107を支持する部材とし
て、図2では断面L字形状の後コーナポスト118を設
けたのに対し、図1の本発明の実施の形態では、平板で
形成された流れガイド兼用コーナポスト121を、平板
面を、L字形状の熱交換器のコーナ部の空気流の方向と
略平行させて配置してある。
【0031】この結果、図1のA部拡大図に示すよう
に、流れガイド兼用コーナポスト121近傍の空気の流
れ122は、流れガイド兼用コーナポストに沿った流れ
となり、従来の断面L字形状の後コーナポストの時にあ
った、後コーナポストと熱交換器の間の渦流れがなくな
り、熱交換器の風速分布の均一化、空気調和機用室外ユ
ニットの通風抵抗低減によるファン騒音の低減および流
体騒音の低減が実現できた。
【0032】本実施の形態においては、流れガイド兼用
コーナポスト121の厚みは隅(コーナ)部の強度保持
支持と兼用して1.6乃至2mm程度とした。
【0033】図3は、図1の平板で形成した流れガイド
兼用コーナポスト121を表した斜視図であり、ファン
ガード117及びベルマウス112は図示を省略してあ
る。図示のように、熱交換器115の外面は、空気を吸
込みやすいように、外側に向かって露出している。
【0034】なお、上記第1の実施の形態においては、
圧縮機116は底板106に対し、プロペラファン11
1と同じ側に配置してあるが、圧縮機116を底板10
6を挟んでプロペラファン111と反対側に配置した構
成においても、本発明は同様に適用可能であり、同様の
効果が得られる。また、図1における側面パネル103
が下側になる構成(図1を90度時計回りに回転させ、
ユニットの上面と背面に熱交換器が配置されている構
成)であっても、流れガイド兼用コーナポスト121を
水平方向に配置することで、本願発明の効果は同様に得
られる。
【0035】以下、図1のA部拡大図に対応する図4〜
図16により、本発明の他の実施の形態における流れガ
イド兼用コーナポストの構造につき説明する。いずれも
その下流側に渦の発生しにくい構造としたものである。
【0036】図4に本発明の第2の実施の形態を示す。
本実施の形態は、図1の空気調和機用室外ユニットの流
れガイド兼用コーナポストの上流側の端面に丸みを付け
たものである。上流側の端面に丸みを付けたことで図1
の流れガイド兼用コーナポストにより得られる効果に加
え、さらに流体騒音の低減が実現できる。流れガイド兼
用コーナポストの上流側の端面に丸みを付けたことは、
室外ユニットの外装部に丸みを付けたことにもなるの
で、運搬時や設置時等のガイド兼用コーナポストとの接
触で怪我をすることもなく安全性が増す。
【0037】図5に本発明の第3の実施の形態を示す。
本実施の形態は、図1の空気調和機用室外ユニットの流
れガイド兼用コーナポストの下流側の端面に丸みを付
け、流れガイド兼用コーナポスト125としたものであ
る。下流側の端面に丸みを付けたことで図1の流れガイ
ド兼用コーナポストにより得られる効果に加え、さらに
流体騒音の低減が実現できる。
【0038】図6に本発明の第4の実施の形態を示す。
本実施の形態は、図4の流れガイド兼用コーナポストの
下流側端面に丸みを付け、流れガイド兼用コーナポスト
126としたものである。下流側の端面に丸みを付けた
ことで図4の流れガイド兼用コーナポストにより得られ
る効果に加え、さらに流体騒音の低減が実現できる。
【0039】図7に本発明の第5の実施の形態を示す。
本実施の形態は、図1の流れガイド兼用コーナポスト1
21に代えて、断面コの字形状の部材で形成した流れガ
イド兼用コーナポスト127を、コの字形状の対向した
面を持つ面と前記L字形状の熱交換器の曲げ部の通風方
向とを略平行に、かつコの字形状の対向した面を持たな
い面が空気流の上流側になるように配置したものであ
る。図1、図4〜図6の流れガイド兼用コーナポストは
空気調和機用室外ユニットの強度を持たせるために、ま
た室外ユニットの変形を防止するためにある程度の肉厚
が必要となり、従来の薄板で形成した後コーナポストと
比較して材料費が嵩む。そこで図7に示す薄板のコの字
形状で形成した流れガイド兼用コーナポストで空気調和
機用室外ユニットを構成すれば、材料費を従来並みにし
て、室外ユニットの強度を持たせ、室外ユニットの変形
を防止させることができ、また熱交換器の風速分布の均
一化、空気調和機用室外ユニットの通風抵抗の低減によ
るファン騒音の低減及び流体騒音の低減が実現できる。
本実施の形態においては、流れガイド兼用コーナポスト
の板材は、薄肉板厚の材料でよい。
【0040】図8に本発明の第6の実施の形態を示す。
本実施の形態は前記図7に示す形状の流れガイド兼用コ
ーナポストを、前記図7の場合と逆に、コの字形状の対
向した面を持たない面を空気流の下流側になるように配
置したものである。図8の流れガイド兼用コーナポスト
128の効果は前記図7に示す流れガイド兼用コーナポ
ストの効果と同じである。
【0041】図9に本発明の第7の実施の形態を示す。
本実施の形態は、図7に示す流れガイド兼用コーナポス
トのコの字形状の対向した面を持たない面に、丸みを付
けたものである。本実施の形態によれば、流れガイド兼
用コーナポストの上流側の端面に丸みを付けたことは室
外ユニットの外装部に丸みを付けたことにもなるので、
前記図7に示す構成による効果に加え、運搬時や設置時
等のガイド兼用コーナポストとの接触で怪我をすること
もなく安全性が増すという効果がある。
【0042】図10に本発明の第8の実施の形態を示
す。本実施の形態は、図8に示す流れガイド兼用コーナ
ポストのコの字形状の対向した面を持たない面に丸みを
付けたものである。本実施の形態によっても、前記図8
に示す構成と同様な効果が得られる。
【0043】図11に本発明の第9の実施の形態を示
す。本実施の形態は、図1に示す実施の形態の流れガイ
ド兼用コーナポスト121に代えて、断面が円形状の部
材で形成した流れガイド兼用コーナポスト131を設け
たものである。この断面円形状の部材で形成した流れガ
イド兼用コーナポストは、円柱型にしたことにより図1
〜図10に示した流れガイド兼用コーナポストより、強
度面からも、変形防止の面からも小型にでき、熱交換器
115へ流入する空気の風速分布を均一化するとともに
空気調和機用室外ユニットの通風抵抗を大幅に低減する
ことができる。また流体騒音に関しても、断面丸形状で
あるので、どの方向の流れに対しても従来より流体騒音
の低減が可能である。さらに丸形状で形成した流れガイ
ド兼用コーナポストは、室外ユニットの外装部として運
搬時に持ちやすいだけでなく、運搬時や設置時等のガイ
ド兼用コーナポストとの接触で怪我をすることもなく安
全性が増すことになる。
【0044】図12に本発明の第10の実施の形態を示
す。本実施の形態は、図11に示す実施の形態の流れガ
イド兼用コーナポスト131に代えて、断面が中空円形
状の部材(管)で形成した流れガイド兼用コーナポスト
132を設けたものである。図11に示す流れガイド兼
用コーナポスト131との違いは、図11の断面円形状
の部材で形成した流れガイド兼用コーナポストを材料費
低減のために中空にしたことである。これにより図11
の流れガイド兼用コーナポストの効果に加え、材料費低
減の効果を得ることができる。
【0045】図13に本発明の第11の実施の形態を示
す。本実施の形態は、図1に示す実施の形態の流れガイ
ド兼用コーナポスト121に代えて、断面が楕円形状の
部材でで形成した流れガイド兼用コーナポスト133を
設け、その断面(楕円)の長軸が熱交換器に流入する空
気流の方向と一致するように配置したものである。この
断面楕円形状で形成した流れガイド兼用コーナポスト1
33は、楕円柱型にしたことにより図1〜図10に示し
た流れガイド兼用コーナポストより、強度面からも変形
防止の面からも小型にでき、熱交換器に流入する空気流
の風速分布を均一化するとともに、空気調和機用室外ユ
ニットの通風抵抗を大幅に低減することができる。また
流体騒音に関しても、熱交換器に流れ込む空気の流れの
向きとおおよそ平行に楕円形状の長手方向を合わせるよ
う配置されるので、従来より流体騒音の低減が可能であ
る。さらに楕円形状で形成した流れガイド兼用コーナポ
ストは、室外ユニットの外装部としても運搬時に持ちや
すいだけでなく、運搬時や設置時等のガイド兼用コーナ
ポストとの接触で怪我をすることもなく安全性が増すこ
とになる。そしてデザイン面からみても近年流行の物体
の丸型化に沿うこととなる。
【0046】図14に本発明の第12の実施の形態を示
す。本実施の形態は、図13に示す実施の形態の流れガ
イド兼用コーナポスト133に代えて、断面が中空楕円
形状の部材で形成した流れガイド兼用コーナポスト13
4を設けたものである。図13に示す流れガイド兼用コ
ーナポストとの違いは、本実施の形態においては図14
の断面楕円形状の部材で形成した流れガイド兼用コーナ
ポストを、材料費低減のために中空にしたことである。
これにより図13に示す流れガイド兼用コーナポストの
効果に加え、材料費低減の効果を得ることができる。
【0047】図15に本発明の第13の実施の形態を示
す。本実施の形態は、図1に示す実施の形態の流れガイ
ド兼用コーナポスト121に代えて、断面が翼形状の部
材で形成した流れガイド兼用コーナポスト135を設
け、その前縁を空気流の上流側に向けかつ長軸つまり翼
型の翼弦線を空気流の方向に合わせて配置したものであ
る。この断面が翼形状(正確には迎え角0のとき、いず
れの側にも揚力を生じない翼形状)の部材で形成した流
れガイド兼用コーナポスト135は、厚肉で形成すれ
ば、断面円形状や楕円形状の部材で形成した流れガイド
兼用コーナポストのように図1〜図10に示した流れガ
イド兼用コーナポストより、強度面からも、変形防止の
面からも小型にでき、熱交換器に流入する空気流の乱れ
を抑えて風速変化をなくすとともに、空気調和機用室外
ユニットの通風抵抗を大幅に低減することができる。ま
た流体騒音に関しても、熱交換器に流れ込む空気の流れ
の向きとおおよそ平行に翼形状断面の長手方向(翼弦
線)を合わせ、翼形状の丸み部分(前縁)を空気の流れ
の上流側に配置することにより、翼形状の流れガイド兼
用コーナポスト近傍の空気の流れ136のほとんどは剥
離することなく熱交換器に流れ込むので従来より流体騒
音の低減が可能である。さらに翼形状で形成した流れガ
イド兼用コーナポストは、 室外ユニットの外装部とし
ても運搬時や設置時等のガイド兼用コーナポストとの接
触で怪我をすることもなく安全性が増す。そしてデザイ
ン面からみても近年流行の物体の丸型化に沿うこととな
る。
【0048】また断面翼形状の部材で形成した流れガイ
ド兼用コーナポストを薄肉で形成すると、熱交換器の風
速分布を均一化するとともに空気調和機用室外ユニット
の通風抵抗を大幅に低減することができる。特に流体騒
音に関しては、熱交換器に入り込む空気の流れは翼形状
の流れガイド兼用コーナポストを通過する際、流れの剥
離を全く発生させないので、従来よりも大幅な流体騒音
の低減が可能である。
【0049】図16に本発明の第14の実施の形態を示
す。本実施の形態は、図15に示す流れガイド兼用コー
ナポスト135に代えて、断面が中空翼形状の部材で形
成した流れガイド兼用コーナポスト137としたもので
ある。図15に示す流れガイド兼用コーナポスト135
との違いは、特に図15の厚肉で翼形状を形成した流れ
ガイド兼用コーナポストを材料費低減のために中空にし
たことである。これにより図15の、厚肉で断面が翼形
状の部材で形成した流れガイド兼用コーナポストの効果
に加え、材料費低減の効果を得ることができる。
【0050】図17に本発明の第15の実施の形態を示
す。本実施の形態は、図1に示す流れガイド兼用コーナ
ポスト121に代えて、平板で形成した回転可能な流れ
ガイド兼用コーナポスト138を設けたものである。図
示の流れガイド兼用コーナポスト138には、C部拡大
図に示すように、平板で形成した流れガイド兼用コーナ
ポストに、板厚中心を通りかつ板面に平行な回転軸40
をコーナポスト長手方向に設けてある。流れガイド兼用
コーナポスト138の取付けに際しては、回転軸140
が底板106に垂直になるようにし、流れガイド兼用コ
ーナポスト138が回転軸140を回転軸として回転可
能としてある。
【0051】基本的には、板面がL字形状の熱交換器1
15のコーナ部に流入する空気流方向と略平行になるよ
うに平板で形成した流れガイド兼用コーナポストを配置
すれば、図1で説明した効果は得られる。しかし、例え
ば空気調和機用室外ユニットの熱交換器115にゴミ等
が詰まって室外ユニットの通風抵抗が増加する等で、熱
交換器の風速分布が不均一になったり、あるいは何らか
の理由で基準風量より風量を増加しなければならない等
で、熱交換器の風速分布が不均一になった場合、流れガ
イド兼用コーナポストが底板106に固定されている
と、空気流の方向と流れガイド兼用コーナポストの板面
の方向が異なり、空気流の乱れを増加させる原因とな
る。本実施の形態によれば、そのような事態が生じたと
きに、流れガイド兼用コーナポスト138を回転軸14
0を回転軸として回転させて、最も熱交換器の風速分布
が均一化され、空気調和機用室外ユニットの通風抵抗が
低減でき、かつ流体騒音が低減可能な位置にすることが
できる。
【0052】C部拡大図で説明すると、なんらかの理由
で室外ユニットの左側面139から熱交換器115に流
れ込む空気の流れ143の風速が、室外ユニット背面か
ら熱交換器115に流れ込む空気の流れ142の風速よ
り大幅に大きい時、流れガイド兼用コーナポスト138
を左回り(矢印141方向)に回転させて、室外ユニッ
トの左側面139から熱交換器115に流れ込む流路面
積を増加させ風速を落とし、熱交換器の風速分布を均一
化させる。これにより、空気調和機用室外ユニットの通
風抵抗が低減され、かつ流体騒音が低減される。
【0053】以上、平板の流れガイド兼用コーナポスト
を底板106に垂直な回転軸の周囲に回転可能に取付け
た場合を示したが、当然平板だけではなく、図3〜図1
6に示した形状の流れガイド兼用コーナポストを回転軸
の周囲に回転可能にしたものも考えられ、それぞれの効
果と回転可能な流れガイド兼用コーナポストの効果を得
ることができる。
【0054】図18は図17の回転可能な流れガイド兼
用コーナポスト138を示す斜視図である。この図では
流れガイド兼用コーナポスト138を回転軸140を中
心として回転させるために、軸受け144を用いてい
る。例えばこの軸受けを非常に敏感(摩擦の少ないも
の)にし、わずかな力で流れガイド兼用コーナポストを
回転させることができるとすると、流れガイド兼用コー
ナポストは、熱交換器に吸込まれる空気の流れによる流
体力にて、自動的に最も空気流に対する抵抗の少ない位
置、つまり風量バランスの取れた位置に回転し、そこで
安定する。ただし、この場合は、回転軸140を流れガ
イド兼用コーナポスト138内を貫通させて設け、天板
107、底板106にその両端を固定し、回転軸140
が強度部材として機能するように構成するのが望まし
い。
【0055】図19、図20は、それぞれ本発明の第1
6、第17の実施の形態を示し、図17の回転可能な流
れガイド兼用コーナポストの回転軸140を熱交換器側
(空気流に対して下流側)に設けた場合と、反熱交換器
側(空気流に対して上流側)に設けた場合である。両実
施の形態の効果は図17と同等であるが、熱交換器に吸
込まれる空気の流れによる流体力にて自動的に最も空気
流に対する抵抗の少ない位置に回転させるには、第11
7の実施の形態の構成が適切である。
【0056】図21は図1に示した本発明の第1の実施
の形態のA部拡大図の空気の流れを細かく示した図であ
る。本実施の形態の効果は先に述べた通りであるが、図
21に示すように、熱交換器に入り込む空気の流れ12
2は、流れガイド兼用コーナポスト121を通過するこ
とによって、流れガイド兼用コーナポスト121と熱交
換器115の間に渦流れ201を発生させる。これは流
れガイド兼用コーナポストの形状にもよるが、熱交換器
115に入り込む空気の流れの速度が大きくなるほど渦
流れは発生しやすい。渦流れが発生しにくいのは翼形状
の流れガイド兼用コーナポストである。
【0057】この渦流れは流体騒音の原因につながるの
で、この渦流れの発生を抑えるように流れガイド兼用コ
ーナポストを形成する。そもそも渦流れは流れガイド兼
用コーナポストと熱交換器の間に空間があることから発
生しているので、この空間を無くすようにする。
【0058】すなわち、図22に示す本発明の第18の
実施の形態のように、流れガイド兼用コーナポスト20
2の熱交換器115側を、そのまま延長して熱交換器1
15に接触させるように形成する。これによって渦流れ
の発生を無くし、渦流れによる流体騒音の増加を抑え、
熱交換器の風速分布の均一化及び空気調和機用室外ユニ
ットの通風抵抗の低減が可能となる。
【0059】図22に示すように平板で形成した流れガ
イド兼用コーナポスト202だけでなく、図4〜図1
0、図13〜図16、図19に示した各形状の流れガイ
ド兼用コーナポストも、熱交換器115側を、そのまま
延長して熱交換器115に接触させるように形成、配置
することで上述の渦流れの発生を無くし、渦流れによる
流体騒音の増加を抑えることができる。
【0060】図23に本発明の第19の実施の形態を示
す。本実施の形態は、図1に示す空気調和機用室外ユニ
ットにおいて、L字形状の熱交換器で形成するユニット
の背面及び左側面のコーナ部で、ユニットの天板107
から底板106までを、前記L字形状の熱交換器のコー
ナ部に流入する空気流の流れ方向と略平行になるように
配置した2個の平板で流れガイド兼用コーナポスト30
1を形成、配置したものである。1個の流れガイド兼用
コーナポストでは強度が足りない時、あるいは1個の流
れガイド兼用コーナポストでは大きすぎて熱交換器の風
速分布の均一化や室外ユニットの通風抵抗の低減や流体
騒音の低減が十分に実現できない時等に、流れガイド兼
用コーナポストを1個の時より小型にし、2個使用するこ
とで熱交換器に流れ込む空気の流れをスムーズにし、室
外ユニットの強度や熱交換器の風速分布の均一化や室外
ユニットの通風抵抗の低減や流体騒音の低減を実現させ
る。場合に応じて更に3個、4個と複数個使用してもよ
い。
【0061】図23に示す2個の平板で形成した流れガ
イド兼用コーナポスト301だけでなく、前記図4〜図
20に示した各形状の流れガイド兼用コーナポストを、
前記図23に示すように、1個の時より小型にし、2個使
用することで熱交換器に流れ込む空気の流れをスムーズ
にし、室外ユニットの強度や熱交換器の風速分布の均一
化や室外ユニットの通風抵抗の低減や流体騒音の低減さ
せる効果がある。
【0062】図24は本発明の第20の実施の形態を示
す。本実施の形態は、図22と図23の構成をを組み合
わせたものである。複数個の流れガイド兼用コーナポス
トを配置した場合、流れガイド兼用コーナポストと熱交
換器の間となる場所がが複数個所でき、そこに発生する
渦流れも複数個所あるので流体騒音の増加も免れない。
そこで図22に示すごとく流れガイド兼用コーナポスト
の熱交換器側を熱交換器まで延長すれば、複数個の流れ
ガイド兼用コーナポストを配置した場合でも図22の実
施の形態と同様な効果が得られる。
【0063】流れガイド兼用コーナポストの断面形状
も、平板の場合だけでなく、図4〜図10、図13〜図
16、図19に示した各形状の流れガイド兼用コーナポ
ストを複数個配置した場合についても、各流れガイド兼
用コーナポストの熱交換器側を熱交換器まで延長すれ
ば、図22の実施の形態と同様な効果が得られる。
【0064】図25は、本発明の第21の実施の形態を
示す。本実施の形態は、図1に示す空気調和機用室外ユ
ニットにおいて、L字形状の熱交換器115のコーナ部
に挟み込むように、平板で形成した熱交換器一体流れガ
イド兼用コーナポスト501を配置して室外ユニットを
構成したものである。外側から熱交換器に流れ込む空気
の流れの風速分布を均一化し、流体騒音を少なくするた
めには、コーナポストがない方がよい。しかしコーナポ
ストを無くすと、ユニットの強度が足りなくなり、運搬
時等に室外ユニットが破損する恐れがある。そこで熱交
換器に流れガイド兼用コーナポストを挟み込み、熱交換
器と一体とすることで、熱交換器に流れ込む空気の流れ
の乱れをなくして熱交換器に流れ込む空気の流れの風速
分布を均一にし、流体騒音を低減させるとともに、室外
ユニットの強度を持たせる構成とした。
【0065】熱交換器115は、伝熱管が底板106に
平行に配置されてL字の末端で折り返して蛇行するよう
構成され、各伝熱管を貫通させたスペーサ兼用の多数の
フィンが底板106に垂直をなして配置されているもの
と、伝熱管が底板106に垂直に配置されて底板106
及び天板107の近傍で折り返して蛇行するよう構成さ
れ、各伝熱管を貫通させたスペーサ兼用の多数のフィン
が底板106に平行に配置されているものとがある。前
者の場合は、熱交換器一体流れガイド兼用コーナポスト
501は、前記スペーサ兼用のフィンと同様に、各伝熱
管を貫通させて配置し、図27に示すように、上端と下
端を、天板107と底板106に着脱可能に固定すれば
よい。後者の場合は、天板107と底板106に近い部
分の伝熱管の折り返し部においてのみ伝熱管を貫通さ
せ、中間部分では底板106に平行に配置されているス
ペーサ兼用のフィンを一部切り取り、その隙間に配置す
る。スペーサ兼用のフィンの端部を熱交換器一体流れガ
イド兼用コーナポスト501の両側面に固着してもよ
い。
【0066】図27は平板で形成した熱交換器一体流れ
ガイド兼用コーナポスト501の室外ユニットへの固定
方法と熱交換器に挟み込んで一体とする方法の一例を示
している。平板で形成した熱交換器一体流れガイド兼用
コーナポストは天板や底板にネジ701で着脱可能に取
付けて室外ユニットに固定する。熱交換器と一体とする
には、熱交換器製作時に熱交換器のフィンと同様に、P
部立体形状図に示してある熱交換器配管通し穴702に
配管を通せば形成可能となる。
【0067】熱交換器に挟み込む熱交換器一体流れガイ
ド兼用コーナポストは、熱交換器に挟み込むので薄板形
状が望ましく、流体騒音の低減を考慮すると、図25の
J部拡大図の平板の他に、図4〜図6、図15に示した
断面形状の部材が望ましい。
【0068】図26に本発明の第22の実施の形態を示
す。本実施の形態は、熱交換器の風速分布の均一化や室
外ユニットの通風抵抗の低減さらには流体騒音の低減に
加え、室外ユニットのケーシングの強度の補強を考慮し
たものである。本実施の形態は、図に示してあるよう
に、熱交換器に流れガイド兼用コーナポストを挟み込ん
で一体とする構成と、熱交換器の上流側に流れガイド兼
用コーナポストを設ける構成の組み合わせである。
【0069】形状としては、例えば、平板で形成された
熱交換器一体流れガイド兼用コーナポストを、熱交換器
に流入する空気流の上流側に延長して流れガイド兼用熱
交換器一体コーナポスト601としたもの(図26の
(b))、平板で形成された熱交換器一体流れガイド兼
用コーナポストを、熱交換器に流入する空気流の上流側
に延長してその上流端に断面が楕円形状あるいは翼型類
似の形状を持つ流れガイド兼用熱交換器一体コーナポス
ト602としたもの(図26の(c))、また平板で形
成された熱交換器一体流れガイド兼用コーナポストの上
流端に、前記図19に示す形状の流れガイド兼用コーナ
ポストを結合して、回転可動式流れガイド兼用熱交換器
一体コーナポスト603としたもの(図26の(d))
がある。これらの断面形状の流れガイド兼用熱交換器一
体コーナポストは、熱交換器に流入する空気流の風速分
布の均一化や室外ユニットの通風抵抗の低減さらには流
体騒音の低減に加え、室外ユニットのケーシングの強度
を補強するという効果がある。
【0070】図28に本発明の第23の実施の形態であ
る空気調和機用室外ユニットを示す。図示の空気調和機
用室外ユニットは、底板106と、底板106に対向し
て配置された天板107と、底板106と天板107の
互いに対向する辺を結合するように配置された前面パネ
ル102とでケーシングを構成してある。ケーシング内
部には、底板106に平行な平面での断面がコの字形状
をした熱交換器115がコの字の開放端を前記前面パネ
ル102に対向させて配置され、回転軸を底板106に
直交させたプロペラファン111が前記前面パネル10
2と熱交換器115で形成される空間に配置されてい
る。圧縮機室は、底板106を送風系機械室と圧縮機系
機械室の仕切板とした時には下側に形成され、前記仕切
板を無くした時には上側に形成されている。
【0071】図29は図28の天板107の周辺を示し
た斜視図である。天板107には、プロペラファン11
1に対向する位置に開口が設けられ、この開口の周囲に
はベルマウス112が取付けられている。プロペラファ
ン111は熱交換器115を前記回転軸と直交する方向
に通過した空気を流れ方向を90度曲げて吸込んで前記
開口に向かって空気を吐出するようになっている。
【0072】このような構成をもつ空気調和機用室外ユ
ニットでは、熱交換器115に流入する空気は、上記各
実施の形態と同様、底板106にほぼ平行する方向に流
れ、コの字形状の2箇所のコーナ部(図28のa、b)
に配置されるコーナポストによる空気流の乱れは避けら
れない。本実施の形態は、このような構成の空気調和機
用室外ユニットに対応するもので、コの字形状の2箇所
のコーナ部(図28のa、b)に、これまでに説明した
各実施の形態のものを適用したもので、上記各実施の形
態と同様、従来と比べて熱交換器の風速分布の均一化や
室外ユニットの通風抵抗の低減さらには流体騒音の低減
の効果がある。
【0073】図30に本発明の第24の実施の形態を示
す。本実施の形態は、図1に示す空気調和機用室外ユニ
ットにおいて、流れガイド兼用コーナポストを、天板や
前面パネル等とは異種の材料で構成したものである。流
れガイド兼用コーナポストを用いて熱交換器の風速分布
の均一化、室外ユニットの通風抵抗の低減、さらには流
体騒音の低減を行っても、モータによる電磁音が流れガ
イド兼用コーナポストと共振しては、空気調和機用室外
ユニットの低騒音化の効果を十分に発揮できない。そこ
で金属製の流れガイド兼用コーナポストがモータによる
電磁音と共振する恐れがあるとき、流れガイド兼用コー
ナポストの固有振動値をずらし共振を避けるために、流
れガイド兼用コーナポストと天板や前面パネル等とは異
種材として構成する。使用する材種としては、構造用の
材料として使用可能なエンジニアリングプラスチックが
望ましい。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、熱交換器のコーナ部に
流れ込む空気流での渦発生の抑制により、騒音が低減さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機用室外ユニットの第1の実
施の形態を表す断面図である。
【図2】従来の空気調和機用室外ユニットの例を表す断
面図である。
【図3】図1に示す第1の実施の形態の部分を表す斜視
図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の部分を表す断面図
である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の部分を表す断面図
である。
【図6】本発明の第4の実施の形態の部分を表す断面図
である。
【図7】本発明の第5の実施の形態の部分を表す断面図
である。
【図8】本発明の第6の実施の形態の部分を表す断面図
である。
【図9】本発明の第7の実施の形態の部分を表す断面図
である。
【図10】本発明の第8の実施の形態の部分を表す断面
図である。
【図11】本発明の第9の実施の形態の部分を表す断面
図である。
【図12】本発明の第10の実施の形態の部分を表す断
面図である。
【図13】本発明の第11の実施の形態の部分を表す断
面図である。
【図14】本発明の第12の実施の形態の部分を表す断
面図である。
【図15】本発明の第13の実施の形態の部分を表す断
面図である。
【図16】本発明の第14の実施の形態の部分を表す断
面図である。
【図17】本発明の第15の実施の形態を表す断面図で
ある。
【図18】図17に示す実施の形態の部分を表す斜視図
である。
【図19】本発明の第16の実施の形態の部分を表す断
面図である。
【図20】本発明の第17の実施の形態の部分を表す断
面図である。
【図21】図1の部分の詳細を示す断面図である。
【図22】本発明の第18の実施の形態の部分を表す断
面図である。
【図23】本発明の第19の実施の形態を表す断面図で
ある。
【図24】本発明の第20の実施の形態を表す断面図で
ある。
【図25】本発明の第21の実施の形態を表す断面図で
ある。
【図26】本発明の第22の実施の形態を表す断面図で
ある。
【図27】図25に示す実施の形態の部分の詳細を表す
断面図及び斜視図である。
【図28】本発明の第23の実施の形態を表す断面図で
ある。
【図29】図28に示す実施の形態の部分を表す斜視図
である。
【図30】本発明の第24の実施の形態の部分を表す斜
視図である。
【符号の説明】
101 空気調和機用室外ユニット 102 前面パネル 103 側面パネル 104 前コーナポスト 105 ユニット背面 106 底板 107 天板 108 送風機系機械室 109 圧縮機系機械室 110 仕切板 111 プロペラファン 112 ベルマウス 113 モータ 114 モータ保持具 115 熱交換器 116 圧縮機 117 ファンガード 118 後コーナポスト 119 室外ユニットを通過する空気の流れ 120 後コーナポスト近傍の空気の流れ 121 流れガイド兼用コーナポスト 122 流れガイド兼用コーナポスト近傍の空気の流れ 123 ファン回転方向 124〜138 流れガイド兼用コーナポスト 139 室外ユニット側面 140 回転軸 141 回転方向を示す矢印 142 室外ユニット背面から熱交換器に流れ込む空気
の流れ 143 室外ユニット側面から熱交換器に流れ込む空気
の流れ 144 軸受け 201 流れガイド兼用コーナポストと熱交換器の間の
渦流れ 202 流れガイド兼用コーナポスト 301 流れガイド兼用コーナポスト 401 流れガイド兼用コーナポスト 501 流れガイド兼用コーナポスト 601〜603 流れガイド兼用熱交換器一体コーナポ
スト 701 ネジ 702 熱交換器配管通し穴 801 流れガイド兼用コーナポスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥園 秀樹 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 空調システム清水生産本部内 (72)発明者 鹿園 直毅 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 船橋 茂久 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 3L054 BA02 BB02 BB03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板と、この底板に対向して配置された
    天板と、前記底板と天板の間に配置された、前記底板に
    平行な断面がL字形状をなす熱交換器と、を備え、前記
    断面がL字形状の熱交換器のL字形状の外側から内側に
    向かって空気を通過させるように構成した空気調和機用
    室外ユニットにおいて、前記熱交換器のL字形状のコー
    ナ部外側に、前記底板と前記天板を結合するコーナポス
    トが配置され、該コーナポストは、L字形状のコーナ部
    外側から熱交換器に流入する空気流に渦を生じにくい形
    状に形成された流れガイド兼用コーナポストであること
    を特徴とする空気調和機用室外ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和機用室外ユニッ
    トにおいて、 前記流れガイド兼用コーナポストは平板で形成され、平
    板面を流れガイド兼用コーナポスト設置位置における空
    気流の方向に平行させて配置されていることを特徴とす
    る空気調和機用室外ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の空気調和機用室外ユニッ
    トにおいて、 前記平板の前記底板に平行な面での断面形状が、空気流
    上流端と下流端のいずれか一端もしくは両端に丸みを付
    けた形状であることを特徴とする空気調和機用室外ユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の空気調和機用室外ユニッ
    トにおいて、 前記流れガイド兼用コーナポストは前記底板に平行な面
    での断面形状がコの字形状をなす部材で形成され、前記
    コの字形状の対向した面を持つ面を流れガイド兼用コー
    ナポスト設置位置における空気流の方向に平行させて配
    置されていることを特徴とする空気調和機用室外ユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の空気調和機用室外ユニッ
    トにおいて、 前記コの字形状の対向した面を持たない面を、前記底板
    に平行な面での断面形状が丸みを帯びる形状に形成した
    ことを特徴とする空気調和機用室外ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の空気調和機用室外ユニッ
    トにおいて、 前記流れガイド兼用コーナポストの形前記底板に平行な
    面での断面形状を円形状または楕円形状または翼形状と
    したことを特徴とする空気調和機用室外ユニット。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の空気調
    和機用室外ユニットにおいて、 前記流れガイド兼用コーナポストを、前記底板と垂直な
    回転軸を回転中心として回転可能に構成したことを特徴
    とする空気調和機用室外ユニット。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の空気調
    和機用室外ユニットにおいて、 前記流れガイド兼用コーナポストの前記熱交換器側の端
    面を前記熱交換器まで伸ばして形成したことを特徴とす
    る空気調和機用室外ユニット。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の空気調
    和機用室外ユニットにおいて、 前記流れガイド兼用コーナポストが複数個配置されてい
    ることを特徴とする空気調和機用室外ユニット。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の空気
    調和機用室外ユニットにおいて、 前記流れガイド兼用コーナポストの少なくとも下流側の
    一部が前記熱交換器のコーナ部に挟み込まれるかたちで
    配置されていることを特徴とする空気調和機用室外ユニ
    ット。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の空
    気調和機用室外ユニットにおいて、 前記断面L字形状の熱交換器に代えて、底板に平行な面
    での断面形状がコの字形状の熱交換器を設け、前記断面
    コの字形状の熱交換器の2箇所のコーナ部の空気流入り
    側に前記流れガイド兼用コーナポストを配置したことを
    特徴とする空気調和機用室外ユニット。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の空
    気調和機用室外ユニットにおいて、 前記流れガイド兼用コーナポストが、前記天板および底
    板および前面パネルとは異なる材料で形成されているこ
    とを特徴とする空気調和機用室外ユニット。
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