JP2001132065A - ペーパー不用の便器 - Google Patents
ペーパー不用の便器Info
- Publication number
- JP2001132065A JP2001132065A JP30939699A JP30939699A JP2001132065A JP 2001132065 A JP2001132065 A JP 2001132065A JP 30939699 A JP30939699 A JP 30939699A JP 30939699 A JP30939699 A JP 30939699A JP 2001132065 A JP2001132065 A JP 2001132065A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- toilet
- toilet stool
- stool
- sections
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Body Washing Hand Wipes And Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 便器本体、あるいは便座に位置する送風部か
ら肛門部の直下より肛門部に向けて送風手段によりエア
ーを噴射させ、便器使用後、ティッシュを用いて拭う必
要のないペーパー不用の便器を開発することにある。 【解決手段】 便器本体１の左右両側内縁部に、あるい
は便座２の左右両側内縁部に、それぞれ送風部３，３を
設け、これら送風部にはそれぞれノズル穴３ａを一また
は複数設け、これらノズル穴よりそれぞれ、送風手段に
より斜め上方にエアーを噴出し、それぞれ相対向するエ
アーを衝突させ、力の合成方向、即ち、垂直方向に噴射
させることを特徴とするペーパー不用の便器であり、送
風部が、それぞれ便器の相対向する縁部に移動可能に係
止され、また、送風部が、それぞれ便座の左右相対向す
る縁部に、便座と一体に設けたもの。
ら肛門部の直下より肛門部に向けて送風手段によりエア
ーを噴射させ、便器使用後、ティッシュを用いて拭う必
要のないペーパー不用の便器を開発することにある。 【解決手段】 便器本体１の左右両側内縁部に、あるい
は便座２の左右両側内縁部に、それぞれ送風部３，３を
設け、これら送風部にはそれぞれノズル穴３ａを一また
は複数設け、これらノズル穴よりそれぞれ、送風手段に
より斜め上方にエアーを噴出し、それぞれ相対向するエ
アーを衝突させ、力の合成方向、即ち、垂直方向に噴射
させることを特徴とするペーパー不用の便器であり、送
風部が、それぞれ便器の相対向する縁部に移動可能に係
止され、また、送風部が、それぞれ便座の左右相対向す
る縁部に、便座と一体に設けたもの。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ペーパー不用の
便器に関する。
便器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、洋式便器には、排便後の肛門をノ
ズルから温水等を噴射させて肛門およびその周囲を洗浄
し、臀部の後方向より緩い温風がでるものが市販されて
いる。
ズルから温水等を噴射させて肛門およびその周囲を洗浄
し、臀部の後方向より緩い温風がでるものが市販されて
いる。
【０００３】しかしながら、肛門部に噴射された水は臀
部に付着しており、ゆるい温風では水分は乾燥しておら
ず、そのまま下着を付けることは不快であり、ティッシ
ュを用いて拭っており、手の不自由な人達にとっては不
便なものであった。
部に付着しており、ゆるい温風では水分は乾燥しておら
ず、そのまま下着を付けることは不快であり、ティッシ
ュを用いて拭っており、手の不自由な人達にとっては不
便なものであった。
【０００４】また、これを解決するためには、肛門の直
下より垂直方向にエアーを噴射する必要があり、そのた
めには、排便時には便器あるいは便座に隠れており、使
用時に便器から伸縮するノズルを設け、その作動用のモ
ーター等が必要となり、コスト高となる。
下より垂直方向にエアーを噴射する必要があり、そのた
めには、排便時には便器あるいは便座に隠れており、使
用時に便器から伸縮するノズルを設け、その作動用のモ
ーター等が必要となり、コスト高となる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
上記の欠点を除去するために発明されたものであり、便
器本体、あるいは便座に位置する送風部から肛門部の直
下より肛門部に向けて送風手段によりエアーを噴射さ
せ、便器使用後、ティッシュを用いて拭う必要のないペ
ーパー不用の便器を開発することにある。
上記の欠点を除去するために発明されたものであり、便
器本体、あるいは便座に位置する送風部から肛門部の直
下より肛門部に向けて送風手段によりエアーを噴射さ
せ、便器使用後、ティッシュを用いて拭う必要のないペ
ーパー不用の便器を開発することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、常
温水・温水で洗浄された肛門部を、便器の左・右より送
風手段により噴射したエアーを衝突させ、その力の合成
方向、即ち、垂直方向に噴射させることによって、肛門
部の直下より肛門部に向けてエアーを噴射させることに
よって肛門部を完全に乾燥させ、ティッシュを用いて拭
う必要のないようにするものである。
温水・温水で洗浄された肛門部を、便器の左・右より送
風手段により噴射したエアーを衝突させ、その力の合成
方向、即ち、垂直方向に噴射させることによって、肛門
部の直下より肛門部に向けてエアーを噴射させることに
よって肛門部を完全に乾燥させ、ティッシュを用いて拭
う必要のないようにするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】そこで本発明の一実施例を図１〜
図２に基づいて説明すると、便器本体（１）の左右両側
内縁部に、あるいは便座（２）の左右両側内縁部に、そ
れぞれ送風部（３）（３）を設け、これら送風部（３）
（３）にはそれぞれノズル穴（３ａ）を一または複数設
け、これらノズル穴（３ａ）よりそれぞれ、送風手段に
より斜め上方にエアーを噴出し、それぞれ相対向するエ
アーを衝突させ、力の合成方向、即ち、垂直方向に噴射
させることを特徴とするペーパー不用の便器より構成さ
れる。
図２に基づいて説明すると、便器本体（１）の左右両側
内縁部に、あるいは便座（２）の左右両側内縁部に、そ
れぞれ送風部（３）（３）を設け、これら送風部（３）
（３）にはそれぞれノズル穴（３ａ）を一または複数設
け、これらノズル穴（３ａ）よりそれぞれ、送風手段に
より斜め上方にエアーを噴出し、それぞれ相対向するエ
アーを衝突させ、力の合成方向、即ち、垂直方向に噴射
させることを特徴とするペーパー不用の便器より構成さ
れる。
【０００８】また、便座（２）に、送風部（３）（３）
を装着する場合には、一体装着され、送風手段によりエ
アーは、便座内の空気パイプ（４ａ）（４ａ）をとおり
送風部（３）（３）より噴出させるよう構成するもので
ある。
を装着する場合には、一体装着され、送風手段によりエ
アーは、便座内の空気パイプ（４ａ）（４ａ）をとおり
送風部（３）（３）より噴出させるよう構成するもので
ある。
【０００９】尚、送風部材（３）は、図１に示すように
便器本体（１）と別個に設けられていてもよく、その場
合、送風部（３）を微調整するため、ボルト・ナットか
らなる調整具（６）のネジを緩めたり、強めたりするこ
とにより、行うことができ、また図２に示すように便座
（２）と一体に設けられていてもよい。また、送風部
（３）は、全体の形状が一方を長くしたコ字状であり、
短い方の先端には、それぞれノズル穴（３ａ）が一また
は複数設けられており、長い方には、連結管（４）がそ
れぞれ設けられ中途より一本となり、その先端にブロア
ー（５）を連結したユニットとして構成されていてもよ
い。
便器本体（１）と別個に設けられていてもよく、その場
合、送風部（３）を微調整するため、ボルト・ナットか
らなる調整具（６）のネジを緩めたり、強めたりするこ
とにより、行うことができ、また図２に示すように便座
（２）と一体に設けられていてもよい。また、送風部
（３）は、全体の形状が一方を長くしたコ字状であり、
短い方の先端には、それぞれノズル穴（３ａ）が一また
は複数設けられており、長い方には、連結管（４）がそ
れぞれ設けられ中途より一本となり、その先端にブロア
ー（５）を連結したユニットとして構成されていてもよ
い。
【００１０】また、この発明の使用においては、ブロア
ー（５）より送られるエアー（Ｘ）は温風でも冷風でも
よく、特に限定はしない。また、便器本体（１）、ある
いは便座（２）の左・右の送風部（３）のノズル穴（３
ａ）より噴射するエアー（Ｘ）の角度は、それぞれ斜め
上方であり、斜め上方とは、約、４５度位が適当であ
り、さらに、エアー（Ｘ）の噴射にはブロアー（５）の
作動スイッチを設け、必要時に作動するよう構成する。
ー（５）より送られるエアー（Ｘ）は温風でも冷風でも
よく、特に限定はしない。また、便器本体（１）、ある
いは便座（２）の左・右の送風部（３）のノズル穴（３
ａ）より噴射するエアー（Ｘ）の角度は、それぞれ斜め
上方であり、斜め上方とは、約、４５度位が適当であ
り、さらに、エアー（Ｘ）の噴射にはブロアー（５）の
作動スイッチを設け、必要時に作動するよう構成する。
【００１１】
【発明の効果】この発明によると、温水等にて肛門部を
洗浄後、便器本体の左・右に位置する送風部よりエアー
を噴射させて衝突したエアーは、力の合成方向、即ち、
垂直方向に噴射することにより肛門部を乾燥させるもの
であり、ティッシュを使用する必要がなく、従って、手
の不自由な人にとっても、また、痔等の疾患のある人に
とっても便利であり、また、ノズルの伸縮装置やモータ
ー等の余分な設備が必要でなく安価に製造でき、さら
に、送風部は、移動可能であるため、便器を使用する者
にあったエアーの噴射位置等を微妙に調整できる等極め
て有益なる効果を奏するものである。
洗浄後、便器本体の左・右に位置する送風部よりエアー
を噴射させて衝突したエアーは、力の合成方向、即ち、
垂直方向に噴射することにより肛門部を乾燥させるもの
であり、ティッシュを使用する必要がなく、従って、手
の不自由な人にとっても、また、痔等の疾患のある人に
とっても便利であり、また、ノズルの伸縮装置やモータ
ー等の余分な設備が必要でなく安価に製造でき、さら
に、送風部は、移動可能であるため、便器を使用する者
にあったエアーの噴射位置等を微妙に調整できる等極め
て有益なる効果を奏するものである。
【図１】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図２】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】 １ 便器本体 ２ 便座 ３ 送風部 ３ａ ノズル穴 ４ 連結管 ５ ブロアー ６ 調整具 Ｘ エアー Ｙ 垂直方向 Ｚ 人体
Claims (3)
- 【請求項１】 便器本体の左右両側内縁部に、あるいは
便座の左右両側内縁部に、それぞれ送風部を設け、これ
ら送風部にはそれぞれノズル穴を一または複数設け、こ
れらノズル穴よりそれぞれ、送風手段により斜め上方に
エアーを噴出し、それぞれ相対向するエアーを衝突さ
せ、力の合成方向、即ち、垂直方向に噴射させることを
特徴とするペーパー不用の便器。 - 【請求項２】 送風部が、それぞれ便器の相対向する縁
部に移動可能に係止されることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載のペーパー不用の便器。 - 【請求項３】 送風部が、それぞれ便座の左右相対向す
る縁部に、便座と一体に設けたことを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載のペーパー不用の便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30939699A JP2001132065A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | ペーパー不用の便器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30939699A JP2001132065A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | ペーパー不用の便器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001132065A true JP2001132065A (ja) | 2001-05-15 |
Family
ID=17992521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30939699A Pending JP2001132065A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | ペーパー不用の便器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001132065A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103669531A (zh) * | 2012-09-19 | 2014-03-26 | 陆绍章 | 水冲便烘干器 |
| JP2021067156A (ja) * | 2019-10-28 | 2021-04-30 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
-
1999
- 1999-10-29 JP JP30939699A patent/JP2001132065A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103669531A (zh) * | 2012-09-19 | 2014-03-26 | 陆绍章 | 水冲便烘干器 |
| JP2021067156A (ja) * | 2019-10-28 | 2021-04-30 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
| JP7309128B2 (ja) | 2019-10-28 | 2023-07-18 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
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