JP2012065848A - シャワー装置 - Google Patents

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JP2012065848A JP2010213143A JP2010213143A JP2012065848A JP 2012065848 A JP2012065848 A JP 2012065848A JP 2010213143 A JP2010213143 A JP 2010213143A JP 2010213143 A JP2010213143 A JP 2010213143A JP 2012065848 A JP2012065848 A JP 2012065848A
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Tatsuyuki Tsuyama
達之 津山
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Abstract

【課題】湯水が効果的に体に当たり、温まり感を得やすいシャワー装置を提供する。
【解決手段】一端側が浴室の壁面に対して揺動可能に固定され自由端側が浴室の壁面に対して近接離反する一対のアーム2R,2Lと、各アーム2R,2Lに取り付けられた少なくとも湯水を噴射するノズル3と、前記アーム2R,2Lに取り付けられたカーテン部材5R,5Lとを有し、前記アーム2R,2Lを揺動させて自由端側を浴室の壁面から離れる方向に移動させることにより、前記カーテン部材5R,5Lが広がることを特徴とするシャワー装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴室に設置されるシャワー装置に関するものである。
従来、浴室に設置されるシャワー装置には、例えば、特許文献1に記載されたものがあった。特許文献1に記載されたシャワー装置では、複数の散水ノズルを有するアームを備え、入浴者が前記アームを揺動させて任意の角度にして湯水を噴射することができる。
特開2003−265347号公報
しかし、特許文献1に記載されたようなシャワー装置では、例えば温水シャワーを浴びる場合、入浴者の体のうちでシャワーが直接当たる部位は温まっても、シャワーが直接当たらない部位は温まりにくかった。特に冬場は、浴室の空気も冷えているので、なかなか温まりにくかった。
さらに、シャワー使用後はタオル等で全身の水滴を拭き取る必要があった。これについては、ジェットエアーのように風を発生させる噴出口を設けるという解決策も講じられたが、装置が大掛かりになるという欠点があった。また、開放された空間にジェットエアーを噴出させても、効果的に体を乾かしにくかった。
本発明は、これらの課題を解決するものである。
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、一端側が浴室の壁面に対して揺動可能に固定され自由端側が浴室の壁面に対して近接離反する一対のアームと、各アームに取り付けられた少なくとも湯水を噴射するノズルと、前記アームに取り付けられたカーテン部材とを有し、前記アームを揺動させて自由端側を浴室の壁面から離れる方向に移動させることにより、前記カーテン部材が広がることを特徴とするシャワー装置である。
請求項1記載の発明により、入浴者がカーテン部材の間に入り、カーテン部材内で湯水を噴射できるので、湯水が効果的に体に当たる。そのため、例えば、温まり感を得やすい。
また、請求項2記載の発明は、前記ノズルから圧縮空気を噴射することが可能であることを特徴とする請求項1に記載のシャワー装置である。
請求項2記載の発明により、ノズルから圧縮空気が噴射され、カーテン部材内で風が起こる。そのため、全身に付着した水滴を効果的に吹き飛ばすことができ、体を乾かすことが容易となる。
この発明により、カーテン部材内で湯水を噴射できるので、湯水が効果的に体に当たる。そのため、例えば、温まり感を得やすい。
本発明のシャワー装置1の使用状態を示す斜視図である。 本発明のシャワー装置1を示す分解斜視図である。 (A)は本発明のシャワー装置1の側面図、(B)はその正面図である。 本発明のシャワー装置1の配管系統図である。
以下、本発明のシャワー装置1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
シャワー装置1は、浴室の壁面(図示せず)に取り付けられる板状部4と、板状部4に一端を支持された左右一対のアーム2R,2Lと、各アーム2R,2Lにそれぞれ複数取り付けられた湯水を噴射するノズル3と、前記アーム2R,2Lにそれぞれ取り付けられた軟質材料製の扇型カーテン(カーテン部材)5R,5Lとを有する。板状部4には、シャワーボタン21と、空気噴射ボタン22が設けられている。
前記アーム2R,2Lは、一端(上端)7側が浴室の壁面に対して揺動可能に固定され、自由端(下端)8側が浴室の壁面に対して近接離反する。シャワー装置1を使用しないときには、アーム2R,2Lを、壁面に近接した姿勢(垂下姿勢)に置く。こうすれば、入浴者の通行の邪魔になりにくい。シャワー装置1を使用するときは、アーム2R,2Lを揺動させて自由端8側が浴室の壁面から離れる姿勢とする。このとき、扇型カーテン5R,5Lは広がっている。
アーム2R,2L間には、略長方形状の中間カーテン6が設けられている。この中間カーテン6は、一辺が一方のアームに、他辺が他方のアームに取り付けられているが、入浴者が両アーム間に出入りしやすいように、そのうち少なくとも一辺は、アームにジッパー、フック、ボタン、スナップ等により着脱可能に取り付けられている。勿論、両辺が着脱可能に取り付けられていてもよい。その場合、クリーニングや交換が容易で、衛生上好ましい。
また、アーム2R,2Lの側部に沿ってカーテンレールを設け、アーム2R,2Lの上端が自由端である場合、自由端が壁面に対して近接離反し下端より下方に位置するとカーテンが自動的に展開する。
なお、扇型カーテン5R,5Lも、ジッパー、フック、ボタン、スナップ等により、アーム2R,2Lと着脱可能にすれば、クリーニングや交換が容易で、衛生上好ましい。
また、シャワー装置1は、エアーコンプレッサー13を内蔵している。図4に示すように、湯水供給源11からの湯水のライン12と、エアーコンプレッサー13からの空気のライン15が切替弁16に接続され、入浴者がボタン操作によって切替弁16を切り替えることにより、湯水のライン12と空気のライン15のいずれがシャワーノズル3へのライン17R,17Lと連通するかが決定され、シャワーノズル3から湯水を噴射する場合と圧縮空気を噴射する場合を使い分けることができる。なお、エアーコンプレッサー13は、シャワー装置1の本体に内蔵されていなくても、例えば、壁裏や床下に配置されていてもよい。
シャワー装置1を使用するときは、入浴者がアーム2R,2Lを揺動させて自由端8側を浴室の壁面から離れる方向に移動させれば、扇型カーテン5R,5Lが自動的に広がる。このためにシャワー装置1の使用が容易である。入浴者は、中間カーテン6の着脱容易な一辺をアームから取り外し、アーム2R,2Lの間に入り、腰掛10に座り、前記一辺を再びアームに取り付ける。そのため、入浴者は、両アーム2R,2Lの間の空間に入った後に中間カーテン6で体を覆うことができ、アーム間の空間に出入りがしやすい。図1のごとく、扇型カーテン5R,5Lは、主として上半身側面を覆い、中間カーテン6は、主として入浴者の上半身前面を覆う。
入浴者がシャワーボタン21を押すと、各ノズル3から湯水が噴射される。湯水は、扇型カーテン5R,5Lと中間カーテン6に囲まれた空間内で噴射されるので、湯水が効果的に体に当たる。また、温水シャワーの場合、カーテンに囲まれた空間内の気温が上昇する。そのため、温まり感を得やすい。
なお、中間カーテン6があることにより、温まり感が増すが、構成の簡略化のため、中間カーテン6は、省略してもよい。
なお、本実施形態では、腰掛10に座った姿勢でシャワーを浴びることができるが、板状部4の設置位置を高くして腰掛10をなくし、入浴者が立った姿勢でシャワーを浴びることとしてもよい。
入浴者がシャワー装置1で湯水の噴射を浴びた後、シャワーボタン21を再度押すと、湯水の噴射は止まる。次いで空気噴射ボタン22を押すと、切替弁16は空気ライン側に切り替えられて、各ノズル3から圧縮空気が噴射され、カーテン5R,5L,6内で風が起こる。そのため、全身に付着した水滴が効果的に吹き飛ばされ、体を乾かすことができる。空気噴射ボタン22を再度押すと、圧縮空気の噴射は止まる。
なお、操作ボタンの数と機能は、適宜変更してよい。例えば、シャワー開始ボタンとシャワー終了ボタンを別個に設けてもよい。或いは、空気噴射ボタンを押すと圧縮空気が噴射され、一定時間経過後、タイマー機能によって自動的に噴射を停止する構成としてもよい。
1 シャワー装置
2R,2L アーム
3 ノズル
5R,5L 扇型カーテン(カーテン部材)
6 中間カーテン
13 エアーコンプレッサー

Claims (2)

  1. 一端側が浴室の壁面に対して揺動可能に固定され自由端側が浴室の壁面に対して近接離反する一対のアームと、各アームに取り付けられた少なくとも湯水を噴射するノズルと、前記アームに取り付けられたカーテン部材とを有し、前記アームを揺動させて自由端側を浴室の壁面から離れる方向に移動させることにより、前記カーテン部材が広がることを特徴とするシャワー装置。
  2. 前記ノズルから圧縮空気を噴射することが可能であることを特徴とする請求項1に記載のシャワー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110353545A (zh) * 2019-06-20 2019-10-22 广东工业大学 一种侧壁式智能淋浴装置

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