JP2001130829A - 帳票丁合装置及びこれにより作製された綴じ合わせ帳票 - Google Patents

帳票丁合装置及びこれにより作製された綴じ合わせ帳票

Info

Publication number
JP2001130829A
JP2001130829A JP30985899A JP30985899A JP2001130829A JP 2001130829 A JP2001130829 A JP 2001130829A JP 30985899 A JP30985899 A JP 30985899A JP 30985899 A JP30985899 A JP 30985899A JP 2001130829 A JP2001130829 A JP 2001130829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport
collation
collated
collating
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30985899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4132496B2 (ja
Inventor
Masatoshi Oka
正俊 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Forms Co Ltd filed Critical Toppan Forms Co Ltd
Priority to JP30985899A priority Critical patent/JP4132496B2/ja
Publication of JP2001130829A publication Critical patent/JP2001130829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4132496B2 publication Critical patent/JP4132496B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、搬送される帳票に対象の帳票を重ね
合わせて丁合する帳票丁合装置及び綴じ合わせ帳票に関
し、搬送系帳票に対して対象の丁合系帳票を確実に投入
して丁合させることを目的とする。 【解決手段】搬送手段18の搬送ライン上における搬送
系帳票19の識別符号を撮像する搬送系撮像手段12
と、先端検出手段17で先端検出されて待機された丁合
系帳票22の識別符号を撮像する丁合系撮像手段13と
が設けられる。また、搬送系撮像手段12及び丁合系撮
像手段13からの撮像データより識別符号の内容を夫々
認識する認識手段14が設けられ、認識手段14により
認識された夫々の識別符号の内容を照合、判断して丁合
系帳票22を搬送系帳票19に投入させる投入手段に投
入信号を出力するする照合手段15が設けられる構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送される帳票に
対象の帳票を重ね合わせて丁合する帳票丁合装置及び綴
じ合わせ帳票に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、連続又は単体の搬送系帳票に対応
した単体の対象帳票を重ね合わせて丁合する場合、当該
対象帳票に対し、搬送されてくる搬送系帳票のうち丁合
を行うものを特定して重ね合わせなければならない。す
なわち、搬送されてくる特定した搬送系帳票上に対象帳
票を投入するに際し、当該対象帳票が必ずしも順番通り
でなく連番抜けの場合もあることから、確実に投入タイ
ミングを図る必要がある。
【0003】従来、帳票丁合装置は、例えば連続帳票か
らカットされた搬送系単位帳票が搬送ライン上で搬送さ
れ、一方で連続帳票からカットされた丁合系単位帳票を
上記搬送系搬送ライン上の単位帳票に順次投入させる構
成のものであり、予め印刷等がなされた搬送系単位帳票
が順番通りに連続した連続帳票をカットして搬送ライン
上に送り込まれる。一方で予め印刷等がなされた丁合系
単位帳票が順番通りに連続した連続帳票をカットし、こ
れを搬送ライン上の搬送系単位帳票に投入して重ね合わ
せ、接着等することで綴じ合わせ帳票が作製される。
【0004】この場合、搬送系単位帳票の搬送と連続帳
票から丁合系単位帳票をカットするまでの搬送とはある
程度同期をとって行われ、搬送ライン上に丁合系単位帳
票を投入する機構は単独で駆動されるのが一般的であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、搬送系
単位帳票に対して丁合を行わない場合や、丁合系単位帳
票の搬送系でジャミング等の問題が生じて当該問題発生
の丁合系単位帳票が排除された場合には、丁合系単位帳
票の投入が必ずしも順番通りに行われなくなる。そのた
め搬送系単位帳票に丁合してはならないものが投入され
ることになって歩留りの低下を招くという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、搬送
系帳票に対して対象の丁合系帳票を確実に投入して丁合
させる帳票丁合装置及び綴じ合わせ帳票を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明では、搬送ライン上で順次搬送される
搬送系帳票に、丁合対象の丁合系帳票を投入することで
上記搬送ライン上で重ね合わせて丁合する帳票丁合装置
において、前記搬送系帳票には所定の識別符号が付さ
れ、前記搬送ライン上で搬送される当該搬送系帳票に付
された識別符号を投入位置近傍で撮像する搬送系撮像手
段と、前記丁合系帳票には前記搬送系帳票に付された識
別符号と関連付けられた識別符号が付され、当該丁合系
帳票に付された識別符号を投入位置近傍で撮像する丁合
系撮像手段と、前記搬送系撮像手段からの撮像データ、
及び前記丁合系撮像手段からの撮像データより、付され
た識別符号の内容をそれぞれ認識する認識手段と、前記
認識手段により認識された前記それぞれの識別符号の内
容を照合して関連付けを判断する照合手段と、前記照合
手段による照合の結果、前記それぞれの識別符号が関連
付けされているときに、前記丁合系帳票を、対応する前
記搬送系帳票に投入する投入手段と、を有する構成とす
る。
【0007】請求項2の発明では、請求項1記載の帳票
丁合装置であって、前記丁合系帳票の投入位置で当該丁
合系帳票の搬送方向先端を検出する先端検出手段を備え
る構成である。
【0008】請求項3の発明では、搬送ライン上で順次
搬送される搬送系帳票に、丁合対象の丁合系帳票を投入
することで上記搬送ライン上で重ね合わせて丁合する帳
票丁合装置において、前記丁合系帳票の投入位置で当該
丁合系帳票の先端を検出する先端検出手段と、前記搬送
系帳票の搬送速度に応じて搬送される当該搬送系帳票を
特定するための搬送同期信号を得ると共に、所定時期に
おける前記丁合系帳票の投入時から次の丁合系帳票の前
記先端検出手段による先端検出までを計数し、当該計数
値に基づき該当の丁合系帳票に対する上記搬送同期信号
を特定して投入信号を出力する制御手段と、前記制御手
段からの投入信号により、前記丁合系帳票を、対応する
前記搬送同期信号で特定された搬送系帳票に投入する投
入手段と、を有する構成とする。
【0009】請求項4の発明では、請求項1〜3のうち
少なくとも何れかに記載された帳票丁合装置により作製
された綴じ合わせ帳票であって、所定数の前記搬送系帳
票と所定数の前記丁合系帳票とが丁合されて綴じ合わさ
れる構成である。
【0010】このように、認識される搬送系帳票に付さ
れた識別符号及び丁合系帳票に付された識別符号を照合
し、それぞれの識別符号が関連付けられたもののときに
上記丁合系帳票を搬送系帳票に投入して重ね合わせるこ
とで丁合する。したがって、丁合系帳票の投入が搬送系
帳票に対して不要な状況があっても、必要時の丁合系帳
票を確実に対象の搬送系帳票に投入して丁合させること
が可能となるものである。
【0011】また、所定時期における丁合系帳票の投入
時から次の丁合系帳票の先端検出時までの計数値と搬送
系帳票の搬送速度に応じた搬送同期信号により投入対象
の搬送系帳票を特定して当該丁合系帳票を投入させる。
これによっても、必要時の丁合系帳票を確実に対象の搬
送系帳票に投入して丁合させることが可能となるもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図により説明する。図1に、本発明の一実施形態にお
ける帳票丁合装置の構成図を示す。図1(A)はブロッ
ク構成図、図1(B)は概略斜視構成図である。前提と
して、搬送ライン上を順次搬送される帳票を搬送系帳票
とし、当該搬送系帳票に投入されて丁合される帳票を丁
合系帳票としたもので、当該搬送系帳票には所定の識別
符号が付され、丁合系帳票には上記搬送系帳票に付され
た識別符号と関連付けられた識別符号が付される。
【0013】まず、図1(A)に示す帳票丁合装置11
において、搬送ライン上で搬送される搬送系帳票に付さ
れた識別符号を上記丁合系帳票が投入される投入位置近
傍で撮像する搬送系撮像手段12が設けられ、一方、丁
合系帳票に付された識別符号を撮像する丁合系撮像手段
13が設けられる。また、搬送系撮像手段12からの撮
像データ、及び丁合系撮像手段13からの撮像データよ
り、付された識別符号の内容をそれぞれ認識する認識手
段14が設けられると共に、認識手段14により認識さ
れたそれぞれの識別符号の内容を照合して関連付けを判
断する照合手段15が設けられる。そして、照合手段1
5による照合の結果、それぞれの識別符号が関連付けさ
れているときに、丁合系帳票を、対応する搬送系帳票に
投入する投入手段16が設けられる。また、丁合系帳票
を投入位置で当該丁合系帳票の搬送方向先端を検出する
先端検出手段17が設けられる。
【0014】すなわち、図1(B)に示すように、搬送
手段18が搬送ライン上で搬送系帳票19を順次搬送す
るもので、投入位置18A近傍として前段位置に上記搬
送系撮像手段12が配置されると共に、後段位置には投
入された丁合系帳票の識別符号を投入確認として撮像す
る撮像手段12Aが配置される。なお、搬送ライン上の
各位置には、フィードエラーを検出するなどのセンサ2
0が設けられる。
【0015】一方、例えば丁合対象の帳票を供給する帳
票供給手段21より丁合系帳票22が投入手段16に順
次供給されるもので、当該投入手段16は例えば搬送ベ
ルトを縦方向2列の回転ローラにより駆動して丁合系帳
票22を一端反転させて投入待機位置(先端検出手段1
7で先端検出される位置)まで移送するものである。す
なわち、搬送手段18により搬送ライン上を搬送される
搬送系帳票が投入位置18Aに搬送されたときに投入手
段16が丁合系帳票22を丁合対象の搬送系帳票17上
に投入して重ね合わせる。
【0016】そこで、図2に本発明における丁合工程の
フローチャートを示すと共に、図3に本発明における丁
合工程の説明図を示す。この場合、図3に示すように、
搬送系帳票19には識別符号として識別番号19Aが付
され、丁合系帳票22には識別符号としての識別番号2
2Aが付される。図2において、搬送されてきた搬送系
帳票19に付された識別番号19Aを搬送系撮像手段1
2が撮像して読み取り(ステップ(S)1A)、その撮
像データを認識手段14に送出する。また、帳票供給手
段21より投入手段16に供給された丁合系帳票22は
先端検出手段17により先端検出されることで待機状態
とされ、付された識別番号22Aを丁合系撮像手段13
が撮像して読み取り(S1B)、その撮像データを認識
手段14に送出する。
【0017】認識手段14では、送られてきた撮像デー
タより各識別番号19A,22Aを認識して照合手段1
5に送出する(S2)。照合手段15では各識別番号1
9A,22Aが一致するか(関連付けられているか)否
かを判断し(S3)、一致していれば投入手段16に投
入信号を送出する(S4)。これにより、投入手段16
は、搬送ベルトを駆動して投入待機位置で待機している
丁合系帳票22を投入位置に搬送されてきた搬送系帳票
19に投入して重ね合わせるもので、その後接着等によ
り丁合される。また、上記照合手段15(S3)におい
て、識別番号19A,22Aが一致しなければ当該丁合
系帳票22は搬送されてきた搬送系帳票19に丁合され
るべきものでないとして投入信号は出力されず、当該丁
合系帳票22は一致する搬送系帳票19が搬送されてく
るまでこの投入待機位置で待機の状態のままとされる。
【0018】例えば図3(A)に示すように、丁合系帳
票22のうち識別番号「005」が抜けている場合、識
別番号「001」〜「004」の丁合系帳票22は、搬
送されてきた識別番号「001」〜「004」の搬送系
帳票19のそれぞれに投入されて重ね合わされる。ま
た、図3(B)に示すように識別番号「006」の丁合
系帳票22が投入待機位置で待機しているときに、識別
番号「005」の搬送系帳票19が搬送されてきても当
該帳票系帳票22は待機状態のままとされる。
【0019】そして、図3(C)に示すように、識別番
号「006」の搬送系帳票19が投入位置に搬送されて
きたときに投入信号が出力されて、当該識別番号「00
6」の丁合系帳票22が当該搬送系帳票19に投入され
て重ね合わされるものである。なお、図1(B)に示す
撮像手段12Aは、投入された丁合系帳票22が正規の
ものかを確認するためのもので、撮像したデータは例え
ば認識手段14で認識し、照合手段15で照合して不良
時に何らかの表示、搬送停止の措置がとられる。
【0020】このように、丁合必要時の丁合系帳票22
を確実に対象の搬送系帳票19に投入して丁合させるこ
とができるもので、ひいては不良丁合が防止されて綴じ
合わせ帳票作製の歩留りを向上させることができるもの
である。
【0021】次に、図4に、本発明の他の実施形態にお
ける帳票丁合装置のブロック構成図を示す。図4に示す
帳票丁合装置31は、上記投入手段16及び先端検出手
段17を備えるもので、所定の周期でクロックパルスを
発生させる丁合同期信号発生手段32が設けられ、この
同期信号の計数を行う計数手段33が設けられる。ま
た、特定手段34が設けられて計数手段33からの計数
値が判別設定値の何れかに該当するかを判別して先端検
出手段17で先端検出された丁合系帳票22を特定す
る。
【0022】一方、搬送系帳票19が搬送される搬送速
度の設定により当該搬送系帳票19を投入位置で特定す
るための搬送同期信号発生手段35が設けられる。そし
て、特定手段34により特定された丁合系帳票22に対
して、搬送同期信号発生手段35の搬送同期信号(搬送
系帳票19)を特定する照合手段36が設けられる。上
記丁合同期信号発生手段32、計数手段33、特定手段
34、搬送同期信号発生手段35及び照合手段36によ
り制御手段が構成される。
【0023】すなわち、これらの制御手段が、搬送系帳
票19の搬送速度に応じて搬送される当該搬送系帳票を
特定するための搬送同期信号を搬送同期信号発生手段3
5より得ると共に、所定時期(例えば丁合開始時期)に
おける丁合系帳票22の投入時から次の丁合系帳票22
の先端検出手段17による先端検出までを丁合同期信号
発生手段32に基づいて計数手段33が計数し、照合手
段36により当該計数値に基づき該当の丁合系帳票22
に対する搬送同期信号を特定手段34が特定して照合し
た結果として投入信号を投入手段16に出力するもので
ある。
【0024】そこで、図5に、図4の丁合工程のフロー
チャートを示す。ここで、上記搬送同期信号発生手段3
5は搬送速度設定により搬送系帳票19の搬送と同期し
た搬送同期信号を発生させるもので、当該搬送系帳票1
9に付された識別符号である識別番号(図3参照)順に
搬送されるものである。図5において、まず丁合系帳票
22が供給されて先端検出手段17によって先端検出さ
れて投入待機位置で待機される。
【0025】そして、最初の搬送系帳票19が投入位置
に搬送されてきたことを最初の搬送同期信号発生手段3
5からの搬送同期信号により得て照合手段36より最初
の投入信号の出力が投入手段16に行われる(S1
1)。この投入信号の発生時から、先端検出手段17で
次の丁合系帳票22が投入位置において先端検出される
までを丁合同期信号発生手段32からの同期信号に基づ
いて計数手段33が計数し(S12)、その計数値が特
定手段34に送られる。
【0026】特定手段34は、判別設定により計数値か
ら丁合系帳票22を特定するもので、特定した丁合系帳
票22より上記搬送同期信号により投入されるべき対象
の搬送系帳票19を特定することができる。例えば、計
数値が判別設定値Xの範囲内であれば当該丁合系帳票2
2が抜けなく順番通りに供給されてきていることを意味
し、判別設定値(X+1)の範囲内であれば一の丁合系
帳票22が抜けていることを意味するものとして、当該
判別設定値で丁合系帳票22の抜け状態を判別でき、丁
合される丁合系帳票22を特定することができる。ま
た、上記判別設定値による丁合系帳票22の順番(抜け
を含む順番)が特定されることで、上記搬送同期信号で
搬送されてくる搬送系帳票19の順番が特定されるもの
である。
【0027】すなわち、特定手段34は、送られてくる
計数値に対応する丁合系帳票22を特定して(S1
3)、照合手段36に送出する。照合手段36では、特
定された丁合系帳票22が次に入力される搬送同期信号
の順番であるかを判断し(S14)、特定される搬送同
期信号であれば投入手段16に投入信号を出力すること
で(S15)、該当の丁合系帳票22を対象の搬送系帳
票19に投入させるものである。また、S14において
順番の搬送同期信号でないときには投入信号は出力され
ず、当該丁合系帳票22は順番の搬送同期信号が入力さ
れるまで待機位置に待機した状態のままとされる。
【0028】例えば、図3に示すように識別番号「00
5」の丁合系帳票22が抜けている場合、識別番号「0
04」の丁合系帳票22に対する投入信号が発生されて
から識別番号「006」の丁合系帳票22が先端検出さ
れるまでの計数値で当該識別番号「005」の丁合系帳
票22が抜けていることを判別することができ、搬送さ
れてくる識別番号「005」の搬送系帳票19に対応す
る搬送同期信号のときには投入信号が出力されないもの
である。
【0029】このように、上記のような構成によって
も、上記実施形態と同様に丁合必要時の丁合系帳票22
を確実に対象の搬送系帳票19に投入して丁合させるこ
とができるもので、ひいては不良丁合が防止されて綴じ
合わせ帳票作製の歩留りを向上させることができるもの
である。
【0030】次に、図6に、本発明の帳票丁合装置が適
用される丁合システムの概略斜視図を示す。図6に示す
丁合システム41は、図1に示す帳票丁合装置11を適
用して例えば3つの単位帳票を綴じ合わせ、丁合して綴
じ合わせ帳票42を作製する場合を示したもので、投入
手段16は省略し、投入待機位置及び投入位置のみ表し
てある。
【0031】図6に示す丁合システム41において、3
つの帳票供給手段21A,21B,21Cのそれぞれ
が、バーコードが印字されている単位帳票(最初の搬送
系帳票19となる)の連続した連続帳票がアンワインダ
43にセットされ、順次供給される。このアンワインダ
43から供給される連続帳票に対してバーコードリーダ
44A、識別番号等の識別符号を例えばステルスインク
等で付与するマーカ45、バーコードリーダ44B、識
別符号を読み取るCCDカメラ46が配設されると共
に、CCDカメラ46等が配設された次段より順次カッ
タ47、折り機48が配設されたものであり、各帳票供
給手段21A,21B,21Cのそれぞれから移送方向
を変えた搬送手段18が配置される。
【0032】搬送手段18の搬送ライン上には、第2段
の帳票供給手段21Bからの丁合系帳票22−1が投入
される直前に搬送系撮像手段12−1が配置されると共
に、第3段の帳票供給手段21Cからの丁合系帳票22
−2が投入される直前に搬送系撮像手段12−2が配置
される。そして、第3段の帳票供給手段21Cからの丁
合系帳票22−2が投入される位置の次段に丁合装置4
9及びスタッカ50が配置される。また、管理コンピュ
ータ51が配置されて、上記認識手段14、照合手段1
5等が備えられる。なお、第1段の帳票供給手段21A
より供給される搬送系帳票19に対する先端検出手段は
設けられていない。
【0033】上記丁合システム41は、第1段の帳票供
給手段21Aにおけるアンワインダ43から供給される
連続帳票(搬送系帳票19の連続)に対して、上述のよ
うにバーコードリーダ44Aでバーコードが読み込まれ
て照合、関連付けされ、マーカ45によりマーク情報が
マーキングされてバーコードリーダ44B及びCCDカ
メラ46による各読み取り、照合の後にカッタ47で各
搬送系帳票19毎に分離される。分離された各搬送系帳
票19は折り機48で所定の折り加工がなされて搬送待
機位置52Aに置かれ、搬送ライン上の初期位置53A
に置かれる。
【0034】一方、第2段の帳票供給手段21Bより投
入待機位置52Bに置かれる丁合系帳票22−1におい
ても、上記第1段の帳票供給手段21Aと同様の工程を
経るもので、先端検出手段17−1で先端検出される。
このとき、搬送系帳票19は搬送系撮像手段12−1で
識別符号が読み込まれ、上記丁合系帳票22−1は丁合
系撮像手段13−1で識別符号が読み込まれ、照合の結
果として投入位置53B上の搬送系帳票19に投入され
て重ね合わされる。
【0035】また、第3段の帳票供給手段21Cより投
入待機位置52Cに置かれる丁合系帳票22において
も、上記第1段の帳票供給手段21Aと同様の工程を経
るもので、先端検出手段17−2で先端検出される。こ
のとき、搬送系帳票19に重ね合わされた丁合系帳票2
2−1(これを次段における搬送系帳票となる)は搬送
系撮像手段12−2で識別符号が読み込まれ、第3段の
帳票供給手段21Cより供給される丁合系帳票22−2
は丁合系撮像手段13−2で識別符号が読み込まれ、照
合の結果として投入位置53C上の搬送系帳票19(丁
合系帳票22−1)に投入されて重ね合わされる。
【0036】上記のように重ね合わされた帳票(搬送系
帳票19、丁合系帳票22−1,22−2)は撮像手段
12Aにより最上の丁合系帳票22−2の識別符号が読
み込まれて確認された後に丁合装置49により丁合され
て綴じ合わせ帳票42とされ、スタッカ50に順次スト
ックされるものである。
【0037】このような上記帳票丁合装置11が用いら
れた丁合システム41により綴じ合わせ帳票42を作製
することから、上記同様に、必要時の丁合系帳票を確実
に対象の搬送系帳票に投入して丁合させることができ、
確実な丁合が可能なことから歩留りが向上された綴じ合
わせ帳票を得ることができるものである。なお、上記丁
合システム41に、図4に示す帳票丁合装置31を適用
することができ、同様の効果を奏することができるもの
である。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1及び2の発明に
よれば、搬送系帳票及び丁合系帳票に付された識別符号
の内容を、適宜先端検出手段が設けられた投入位置近傍
に配置されたそれぞれの撮像手段より撮像したデータに
基づいて認識手段が認識して照合手段で照合させ、それ
ぞれの識別符号が関連付けられたもののときに上記丁合
系帳票を搬送系帳票に投入させることにより、丁合必要
時の丁合系帳票を確実に対象の搬送系帳票に投入して丁
合させることができるものである。
【0039】請求項3の発明によれば、制御手段が所定
時期における丁合系帳票の投入時から次の丁合系帳票の
先端検出手段による先端検出時までの計数値と搬送系帳
票の搬送速度に応じた搬送同期信号により投入対象の搬
送系帳票を特定して当該丁合系帳票を投入させることに
より、上記同様に、必要時の丁合系帳票を確実に対象の
搬送系帳票に投入して丁合させることができるものであ
る。
【0040】請求項4の発明によれば、上記帳票丁合装
置により丁合した綴じ合わせ帳票を作製することによ
り、確実な丁合が可能なことから歩留りが向上された綴
じ合わせ帳票を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における帳票丁合措置の構
成図である。
【図2】本発明における丁合工程のフローチャートであ
る。
【図3】本発明における丁合工程の説明図である。
【図4】本発明の他の実施形態における帳票丁合措置の
ブロック構成図である。
【図5】図4の丁合工程のフローチャートである。
【図6】本発明の帳票丁合装置が適用される丁合システ
ムの概略斜視図である。
【符号の説明】
11,31 帳票丁合装置 12 搬送系撮像手段 13 丁合系撮像手段 14 認識手段 15,36 照合手段 16 投入手段 17 先端検出手段 18 搬送手段 19 搬送系帳票 21 帳票供給手段 22 丁合系帳票 32 丁合同期信号発生手段 33 計数手段 34 特定手段 35 搬送同期信号発生手段 41 丁合システム 42 綴じ合わせ帳票

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送ライン上で順次搬送される搬送系帳票
    に、丁合対象の丁合系帳票を投入することで上記搬送ラ
    イン上で重ね合わせて丁合する帳票丁合装置において、 前記搬送系帳票には所定の識別符号が付され、前記搬送
    ライン上で搬送される当該搬送系帳票に付された識別符
    号を投入位置近傍で撮像する搬送系撮像手段と、 前記丁合系帳票には前記搬送系帳票に付された識別符号
    と関連付けられた識別符号が付され、当該丁合系帳票に
    付された識別符号を投入位置近傍で撮像する丁合系撮像
    手段と、 前記搬送系撮像手段からの撮像データ、及び前記丁合系
    撮像手段からの撮像データより、付された識別符号の内
    容をそれぞれ認識する認識手段と、 前記認識手段により認識された前記それぞれの識別符号
    の内容を照合して関連付けを判断する照合手段と、 前記照合手段による照合の結果、前記それぞれの識別符
    号が関連付けされているときに、前記丁合系帳票を、対
    応する前記搬送系帳票に投入する投入手段と、 を有することを特徴とする帳票丁合装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の帳票丁合装置であって、前
    記丁合系帳票の投入位置で当該丁合系帳票の搬送方向先
    端を検出する先端検出手段を備えることを特徴とする帳
    票丁合装置。
  3. 【請求項3】搬送ライン上で順次搬送される搬送系帳票
    に、丁合対象の丁合系帳票を投入することで上記搬送ラ
    イン上で重ね合わせて丁合する帳票丁合装置において、 前記丁合系帳票の投入位置で当該丁合系帳票の先端を検
    出する先端検出手段と、 前記搬送系帳票の搬送速度に応じて搬送される当該搬送
    系帳票を特定するための搬送同期信号を得ると共に、所
    定時期における前記丁合系帳票の投入時から次の丁合系
    帳票の前記先端検出手段による先端検出までを計数し、
    当該計数値に基づき該当の丁合系帳票に対する上記搬送
    同期信号を特定して投入信号を出力する制御手段と、 前記制御手段からの投入信号により、前記丁合系帳票
    を、対応する前記搬送同期信号で特定された搬送系帳票
    に投入する投入手段と、 を有することを特徴とする帳票丁合装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のうち少なくとも何れかに記
    載された帳票丁合装置により作製された綴じ合わせ帳票
    であって、所定数の前記搬送系帳票と所定数の前記丁合
    系帳票とが丁合されて綴じ合わされることを特徴とする
    綴じ合わせ帳票。
JP30985899A 1999-10-29 1999-10-29 帳票丁合装置及びこれにより作製された綴じ合わせ帳票 Expired - Fee Related JP4132496B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30985899A JP4132496B2 (ja) 1999-10-29 1999-10-29 帳票丁合装置及びこれにより作製された綴じ合わせ帳票

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30985899A JP4132496B2 (ja) 1999-10-29 1999-10-29 帳票丁合装置及びこれにより作製された綴じ合わせ帳票

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001130829A true JP2001130829A (ja) 2001-05-15
JP4132496B2 JP4132496B2 (ja) 2008-08-13

Family

ID=17998152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30985899A Expired - Fee Related JP4132496B2 (ja) 1999-10-29 1999-10-29 帳票丁合装置及びこれにより作製された綴じ合わせ帳票

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4132496B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108177180A (zh) * 2017-12-27 2018-06-19 阜阳浙丰印业有限公司 一种包装印刷纸裁切后用的整齐装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108177180A (zh) * 2017-12-27 2018-06-19 阜阳浙丰印业有限公司 一种包装印刷纸裁切后用的整齐装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4132496B2 (ja) 2008-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8840351B2 (en) Book binding machine and method for operating a book binding machine
JP5683795B2 (ja) 紙葉類処理システム、紙葉類処理装置、及び紙葉類処理方法
JP2005298106A (ja) 縦型丁合機
JP2001130829A (ja) 帳票丁合装置及びこれにより作製された綴じ合わせ帳票
US20220084345A1 (en) Method and device for further processing value documents
US9731537B2 (en) Method for providing a stack composed of book covers for book production
WO2014045897A1 (ja) 紙幣処理装置および紙幣処理方法
JPH071861A (ja) 自動丁合装置
JP5911736B2 (ja) 紙葉類取出装置および紙葉類処理装置
JP2008123285A (ja) 紙葉類処理装置
JP2000259764A (ja) 媒体処理装置
US20240054840A1 (en) Paper sheet processing method and paper sheet processing device
JPS6224838B2 (ja)
JPH11321153A (ja) 用紙供給装置
JPH0896201A (ja) 紙幣種類判別装置
JP2000263961A (ja) 丁合検査方法及びその装置
JP3876090B2 (ja) 封書作成装置
JP4495811B2 (ja) 個人認証カード作成装置
JP2004240888A (ja) 書類識別分類方法及び書類識別分類処理システム並びにプログラム
JP6276346B2 (ja) 紙葉類取出装置および紙葉類処理装置
JP2720359B2 (ja) 画像記録装置
JP5255352B2 (ja) 可変情報印字物の管理方法及びその管理システム
JP3085144B2 (ja) ピックアップ装置
JP4044476B2 (ja) 券類処理装置、および券類処理方法
JP2016146027A (ja) 紙幣処理装置および紙幣処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080527

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080602

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140606

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees