JP2001130815A - 折りシート積載装置とこの装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

折りシート積載装置とこの装置を備えた画像形成装置

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JP2001130815A
JP2001130815A JP31314799A JP31314799A JP2001130815A JP 2001130815 A JP2001130815 A JP 2001130815A JP 31314799 A JP31314799 A JP 31314799A JP 31314799 A JP31314799 A JP 31314799A JP 2001130815 A JP2001130815 A JP 2001130815A
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杉山  彰彦
Takayuki Okada
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート積載手段にシート束を安定した状態で
積み重ねられるようにする。 【解決手段】 シート積載装置110は、シート排出手
段104によって折り曲げ端部Paaを先端にして排出
されたシート束Paが積載されるシート積載手段106
の下流側端部Pabに上向きに突設されたシート受け止
め部材106cでシートの折り曲げ端部を受け止め、且
つ上流側端部に上向きに突設されたシート支持部材10
6bで折りシートの上流側端部Pabを支持するように
なっており、シート受け止め部材106cの内壁に、シ
ート受け止め部材の突設高さより低い高さを有して折り
シートの折り曲げ端部を受け止める段状のシート受け止
め段部106dを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り曲げ端部を先
端にして連続して排出されてくる折りシートが積載され
る折りシート積載装置と、このシート積載装置を本体に
備えた複写機、ファクシミリ、プリンタ、及びこれらの
複合機器等の画像形成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、折りシート積載装置は、例えば、
シートを折り曲げるシート折り曲げ手段を備えた複写機
本体の排出部分に備えられて、複写機本体から折り曲げ
端部を先端にして連続して排出されてくる、例えば2つ
折りのシートを受け止めて積載されるようになってい
る。
【0003】一般に、2つ折りにされたシートが、ボー
ル紙のように厚手のシート、あるいはシート束である
と、折りシートの上流側端部に比べて折り曲げ端部が膨
らむため、そのまま積載すると、折り曲げ端部側が高く
なって、不安定な積載状態になる。
【0004】そこで、シートを安定した状態で重ねられ
ることのできる折りシート積載装置として、図7に示す
ものがある。
【0005】このシート積載装置201は、排出ローラ
202によって排出されてくるシート束Paがシート積
載トレイ202上で屋根瓦のように、順次ずらして積載
されるようになっている。
【0006】しかし、このシート積載装置201は、折
りシート束Paが多数積載されることを考慮して、シー
ト積載トレイ202を長くしておく必要がある。
【0007】このような問題に対処したシート積載装置
として、図8に示すものがある。
【0008】このシート積載装置210において、折り
処理がなされたシート束Paは、排出ローラ104によ
ってシート積載トレイ212に排出され、積載される。
排出ローラ104の上部には、シート束Paを押えるシ
ート束押え部材107が回転軸107aを支点として回
動可能に設けられている。
【0009】この押え部材107により、折り処理がな
されたシート束が排出ローラ104により排出口からシ
ート積載トレイ212上に排出されたとき、そのシート
束Paの折り曲げ端部側を押えることができ、これによ
り折りが不十分なシート束Paであってもシート束Pa
が開かないようにシート積載トレイ212上に積載する
ことができる。
【0010】しかし、押え部材107でシート束Paを
押えても、折り曲げ端部側が膨らむため、折り曲げ端部
側のみが高くなり、シート束の積み重ね状態が不安定に
なることがある。
【0011】そこで、排出ローラ104寄りの部分の積
載面212aに突起部212bを突設し、この突起部2
12bにシート束Paの上流側端部Pabが載るように
して、シート束Paをほぼ水平にし、シート束の積み重
ね状態を安定させていた。
【0012】なお、シートには、普通紙、普通紙の代用
品である厚みの薄い樹脂製のシート、葉書、ボール紙、
封書、プラスチック製の薄板等がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、腰の強いシ
ート束、あるいは厚手のシートの場合、図9に示すよう
に、排出ローラ104から排出された後、シート積載ト
レイ212上で上流側端部が大きく開くことがある。し
かも、従来のシート積載手段212は、シート束の開放
端を突起部212bによって押し上げているため、折ら
れたシート束、あるいは厚手のシートの上側になった部
分が、排出ローラ104の高さに近い高さまで上昇する
ことがある。
【0014】このような場合、次に排出されたシート束
が、排出ローラ104から押し出されてたとき、先に排
出されたシート束の開放した上流側端部内に入り込み、
先に排出されたシート束の上に確実に積載されないこと
があった。
【0015】また、シート束が連続して排出されてくる
と、排出ローラ104のシート排出側にシート束が詰ま
り、シート束に損傷を与えることもある。
【0016】本発明は、シート束を安定した状態で積み
重ねられるシート束積載装置と、このシート束積載装置
を備えた画像形成装置とを提供することを目的としてい
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のシート積載装置
は、シート排出手段によって折り曲げ端部を先端にして
排出された折りシートが積載されるシート積載手段の下
流側端部に上向きに突設されたシート受け止め部材で前
記シートの折り曲げ端部を受け止め、且つ上流側端部に
上向きに突設されたシート支持部材で前記折りシートの
上流側端部を支持するようになっており、前記シート受
け止め部材の内壁に、前記シート受け止め部材の突設高
さより低い高さを有して前記折りシートの折り曲げ端部
を受け止める段状のシート受け止め段部を備えている。
【0018】本発明の折りシート積載装置に積載される
前記折りシートは、2つに折られている。
【0019】本発明の画像形成装置は、シートに画像を
形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画
像が形成された前記シートを折り曲げるシート折り曲げ
手段と、上記いずれか1つの折りシート積載装置と、を
備えている。
【0020】(作用)シート積載手段に積載された折り
シートは、シート排出手段によって折り曲げ端部を先端
にして排出され、上流側端部がシート支持部材によって
支持される。折り曲げ端部は、シート受け止め段部によ
って受け止められる。このため、折りシートは、シート
受け止め段部のシート排出方向の長さ分だけ、従来より
もシート排出方向の上流側へ移動した位置でシート積載
手段に積載される。
【0021】折りシートの上側側端部も、シート排出手
段に従来よりも水平方向に接近する。
【0022】上流側端部が開いた腰の強い折りシートの
場合も、同様にシート排出手段に従来よりも水平方向で
接近する。
【0023】このため、次にシート排出手段から排出さ
れる折りシートは、先に排出された折りシートの背に落
下し、先に排出された折りシートの開放した上流側端部
内に飛び込むようなことがない。
【0024】従って、折りシートは、シート支持部材に
よってシート積載手段上にほぼ水平に支持され、且つ、
確実に重ねて積載される。
【0025】しかし、折りシートは、シート受け止め段
部のシート排出方向の長さ分だけ、従来よりもシート排
出方向の上流側へ移動した位置でシート積載手段に積載
されるため、シートの長さが長いと、上流側端部が他の
部材に当接する虞がある。
【0026】重ねられた折りシートの内、下位の折りシ
ートは、上流側端部がシート支持部材によって支持され
て折りシート全体として下方に湾曲した形状になるた
め、上流側端部は上方に反っており、上記他の部材に当
接するようなことがない。
【0027】ところが、上位の折りシートは、ほぼ水平
な真直ぐな状態になるため、上位の折りシートの上流側
端部が他の部材に当接する虞がある。
【0028】しかし、シート受け止め段部の高さが、シ
ート受け止め部材の突設高さより低いため、上位の折り
シートの折り曲げ端部は、シート受け止め段部に当接し
ないで、シート受け止め部材に当接する。このため、長
さの長い折りシートであっても、上流側端部は上記他の
部材に接触するようなことがなく確実にシート積載手段
に積載される。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
6に基づいて説明する。
【0030】図1において、画像形成装置の1例である
複写機Eは、複写機本体Aにシート処理装置Bが連結さ
れて構成されている。
【0031】シート処理装置Bは、複写機本体Aで画像
が形成されたシートを部数毎にシート処理可能なフィニ
ッシャユニットCと、複数枚のシートを綴じて折り込み
製本可能なステッチャユニットDとを有している。
【0032】複写機本体Aは、上部に装着された原稿給
送装置1から自動給送された原稿を光学手段2によって
光学的に読み取り、その情報をデジタル信号として画像
形成手段3へ送信して普通紙やOHP(オーバーヘッド
プロジェクト)用のシート等の記録シート(以下、単に
「シート」という)に記録するものである。
【0033】複写機本体Aの下部には、各種サイズのシ
ートPを収納した複数のシートカセット4が装着されて
いる。このシートカセット4から搬送ローラ5によって
搬送されたシートは、画像形成手段3において電子写真
方式によって画像が記録される。すなわち、光学手段2
で読み取った情報に基づいて光照射手段3aからレーザ
光を感光体ドラム3bに照射して潜像を形成し、この潜
像をトナー現像してシートに転写する。シートは、定着
手段6へ搬送される。トナー像は熱及び圧力によってシ
ートに永久定着される。
【0034】シートの片面に画像を形成するモードの場
合、シートは、シート処理装置Bへと送られる。シート
の両面に画像を形成するモードの場合、シートは、スイ
ッチバックによって再送パス7へ搬送され、再度、画像
形成手段3に搬送されて他方の面にも画像が形成され
る。その後、シート処理装置Bへと送り込まれる。
【0035】なお、シートの供給は、シートカセット4
のみならず、マルチトレイ8からも行うことができるよ
うになっている。
【0036】シート処理装置Bにおけるフィニッシャユ
ニットCは、シートを排出するとき、通常の排出モード
の他に、オフセットモード、ステイプルモード等のモー
ドに応じた排出処理を行えるようになっている。
【0037】オフセットモードとは、シートを各部数毎
にソートして排出するときに、各部の1枚目のシートを
所定量だけシート幅方向(シート搬送方向と直交する方
向)へずらして排出し、各部の2枚目以降のシートを通
常排出することによって各部の境界がわかるようにする
動作モードのことである。
【0038】ステイプルモードとは、各部数毎にソート
して排出するとき、シートをステイプルトレイ12に積
載し、ローレットベルト32の回転によって整合し、こ
れをステイプラ13によって針止めし、各部毎に綴じて
排出する動作モードのことである。
【0039】シートを排出するとき、シートを1枚ずつ
排出する通常の排出制御の他に、2枚のシートを同時に
排出可能な2枚排出制御が可能になっている。この2枚
排出制御は、複写機本体Aからシート処理装置Bに送ら
れてきたシートをフィニッシャユニットC内に設けたバ
ッファローラ23の周囲のバッファパス14に滞留さ
せ、次に排出されてくるシートと重ねて2枚同時に排出
する動作制御のことである。
【0040】一方、シート処理装置Bにおけるステッチ
ャユニットDは、複写機本体Aから排出されたシートを
部数毎で整合するとともに、ステイプルユニット61に
よって針止めし、且つこれを2つ折りして製本するもの
である。
【0041】これを概略説明すると、複写機本体Aから
排出されたシートをステッチャユニットDの縦パス60
に搬送し、シート下端がストッパ62に当接するように
部数単位で積載整合し、これをステイプルユニット61
によってシート長さ方向(シート搬送方向)の中央位置
において2箇所針止めして綴じる。
【0042】次に、ストッパ62を下方へ移動させて綴
じ位置が折りローラ78のニップ位置に至るようにシー
ト束を移動させ、突き板79で綴じ位置を突くととも
に、シート束が綴じ位置で2つ折りされるように折りロ
ーラ78でニップ搬送する。これによって、シート長さ
方向の中央で綴じられるとともに、2つ折りされて製本
されたシート束となってシート積載トレイ106に排出
される。
【0043】突き板79、折りローラ78等は、シート
折り曲げ手段であるシート折り装置80を構成してい
る。
【0044】シート処理装置Bにおけるフィニッシャユ
ニットCに排出されたシートは、通常モードであっては
搬送ローラ15で搬送されるとともに、上流排出ローラ
対16及び下流排出ローラ対17でスタックトレイ18
に排出される。スタックトレイ18は上下方向に移動可
能に複数個設けられるとともに、その下部に内蔵される
駆動源によって上下方向に移動するようになっている。
【0045】ソート排出の場合は複数のスタックトレイ
18を順次排出口に移動させることによってシートPを
各部数毎にソートした状態で排出することができる。ま
た、オフセットモード及びステイプルモードの場合に
は、1個のスタックトレイ18に対してオフセット処
理、或はステイプル処理してソート状態で排出すること
が可能である。
【0046】さらに、割り込みモードの場合には、スタ
ックトレイ18に排出することなく、上部トレイ19に
排出することもできるようになっている。なお、符号5
1は、ステイプラドアを示している。
【0047】シート折り装置80によって、2つに折ら
れたシート束は、排出ローラ104によってシート積載
トレイ106上に排出され、積載される。この排出ロー
ラ104の上部には、シート束Paを押えるシート束押
え部材107が回転軸107aを支点として回転可能に
設けられている。このシート束押え部材107により、
折り処理がなされたシート束Paが排出ローラ104に
より排出口からシート積載トレイ106上に排出された
とき、シート束Paの折り曲げ端部近くを押えることが
できる。これにより折りが不十分なシート束Paであっ
てもシート積載トレイ106上で開かないように積載す
ることができる。
【0048】このシート束押え部材107は、その先端
部に設けられた回転ころ107bが所定高さH(図1参
照。シート積載トレイ106に当接しない高さ)より低
くならないように規制されている。一方、回転ころ10
7bが持ち上がる方向には自由に動けるようになってい
る。このため、腰の弱いシート束の折り曲げ端部が押え
部材107により押えられることにより発生する排出不
良がなくなり、確実にシート積載トレイ106に積載す
ることができる。
【0049】しかし、押え部材107でシート束Paを
押えても、折り曲げ端部が膨らむため、折り曲げ端部側
のみが高くなり、シート束Paの積み重ね状態が不安定
になることがある。
【0050】そこで、排出ローラ104寄りの部分の積
載面106aに突起部106bを突設し、この突起部1
06bにシート束Paの開放した上流側端部が載るよう
にして、シート束Paをほぼ水平にし、シート束の積み
重ね状態を安定させている。
【0051】ところが、腰の強いシート束、あるいは厚
手のシート(腰の強いシート束についてのみ説明する
が、厚手のシートに対しても同様に作用する。)の場
合、従来例で説明したように、シート積載トレイ106
上で開放端が大きく開き、次に排出されたシート束が、
先に排出されたシート束の開放した上流側端部に進入
し、先に排出されたシート束の上に確実に積載されない
ことがある。
【0052】そこで、本発明の折りシート積載装置11
0は、図3に示すように、シート積載手段であるシート
積載トレイ106の下流側端部に上向きに突設されたシ
ート受け止め部材106cの内壁に、シート受け止め部
材106cの突設高さより高さの低い段状のシート受け
止め段部106dを備えた構成になっている。シート受
け止め段部106dの高さは、具体的には、シート受け
止め部材106cの突設高さの約半分である。
【0053】シート積載トレイ106に積載された2つ
折りのシート束Paは、シート排出手段である排出ロー
ラ104によって折り曲げ端部Paaを先端にして排出
され、上流側端部Pabがシート支持部材である突起部
106bによって支持される。折り曲げ端部Paaは、
シート受け止め段部106dによって受け止められる。
このため、シート束Paは、シート受け止め段部106
dのシート排出方向の長さ(L)分だけ、従来よりもシ
ート排出方向の上流側へ水平移動した位置でシート積載
トレイ106に積載される。
【0054】シート束Paの折れ曲がった上側の部分
も、排出ローラ104に従来よりも水平方向で接近す
る。
【0055】図3に示すように、開放端が開いた腰の強
いシート束Paの場合も、同様に排出ローラ104に従
来よりも水平方向で接近する。
【0056】このため、次に排出ローラ104から排出
されるシート束Paは、図4に示すように先に排出され
たシート束Paの背に落下し、先に排出されたシート束
Paの開放した上流側端部内に進入するようなことがな
い。
【0057】従って、シート束Paは、突起部106b
によってシート積載トレイ106上にほぼ水平保持さ
れ、且つ、確実に重ねて積載される。
【0058】しかし、シート束Paは、シート受け止め
段部106dのシート排出方向の長さ(L)分だけ、従
来よりもシート排出方向の上流側へ水平移動した位置で
シート積載トレイ106に積載されるため、図5に示す
ようにシートの長さが長いと、上流側端部Pab側がシ
ート処理装置Bの側壁111に当接する可能性がある。
【0059】しかし、重ねられたシート束Paの内、下
位のシート束Paは、上流側端部Pab側が突起部10
6bによって支持されてシート束Pa全体として下方に
湾曲した形状になるため、上流側端部Pabは上方に反
っており、シート処理装置Bの側壁111に当接するよ
うなことがない。
【0060】ところが、上位のシート束Paは、ほぼ水
平な真直ぐな状態になる。仮に、シート受け止め段部1
06dの高さが、図5の破線で示すようにシート受け止
め部材106cと同じ高さであった場合、上位のシート
束Paの上流側端部Pabはシート処理装置Bの側壁1
11に当接する虞がある。
【0061】しかし、シート受け止め段部106dの高
さ(H1)は、図6に示すように、シート受け止め部材
106cの突設高さの、例えば約半分までの高さしかな
いため、上位のシート束Paの折り曲げ端部Paaは、
シート受け止め段部106dに当接しないで、シート受
け止め部材106cに当接する。このため、長さの長い
シート束Paであっても、上流側端部Pabはシート処
理装置Bの側壁111に接触するようなことがなく確実
にシート積載トレイ106に積載される。
【0062】長さの長いシートも上流側端部Pabが開
放するが、上位のシート束Paは、シート束Paが数段
積み重ねられて高さが高くなっているため、押え部材1
07に強く押圧されて、上流側端部Pabはほぼ閉じら
れており、次に排出されてくるシート束Paは飛び込め
ないようになっている。シート束Paの積み重ね段数が
少ないときには、押え部材107によって押えなくて
も、シート束Paの飛び込みを防止することができる。
【0063】
【発明の効果】本発明の折りシート積載装置は、次の効
果を奏する。
【0064】シート受け止め段部で折りシートを排出手
段側に従来よりも接近させて、折りシートの上流側端部
が開放していても、次に排出されてくる折りシートが、
先に排出された折りシートの上に載り、上記開放してい
る部分に飛び込むようなことがなく、折りシートが確実
に積載される。
【0065】また、シート排出手段の排出側に折りシー
トが詰まるようなことがなく、折りシートが損傷を受け
るようなことがない。
【0066】さらに、比較的長さの長い折りシートであ
っても、シート受け止め段部の高さをシート受け止め部
材の中間までの高さを有しているため、シート積載手段
上に積載された折りシートの内、上位の折りシートはシ
ート受け止め部材に受け止められて上流側の他の装置の
部材に当接することなく、確実に折りシートに積載され
る。
【0067】本発明の画像形成装置は、折りシートを確
実に積載することのできる上記シート積載装置を備えて
いるため、シートに形成した画像に損傷を与えることな
く品質の良い画像が形成された折りシートを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折りシート積載装置を本体に備えた画
像形成装置の正面概略断面図である。
【図2】図1における、シート折り装置と折りシート積
載装置の拡大概略図である。
【図3】図1の折りシート積載装置の拡大概略図であ
り、折りシートの上流側端部が開放している状態の図で
ある。
【図4】図3の状態から複数の折りシートをシート積載
トレイに積載したときの折りシート積載装置の状態の図
である。
【図5】長さの長い折りシートをシート積載トレイに積
載したときの状態を説明するための図である。
【図6】長さの長い折りシートをシート積載トレイに積
載したときの折りシート積載装置の図である。
【図7】従来の折りシート積載装置の概略正面図であ
る。
【図8】他の従来例の折りシート積載装置の概略正面図
である。
【図9】図8の折りシート積載装置の動作状態を説明す
るための図である。
【符号の説明】
A 複写機本体(画像形成装置本体) B シート処理装置 C フィニッシャユニット D ステッチャユニット E 複写機(画像形成装置) H1 シート受け段部の高さ P シート Pa シート束(折りシート) Paa 折り曲げ端部 Pab 上流側端部 1 原稿給送装置 3 画像形成手段 3b 感光体ドラム 4 シートカセット 6 定着手段 8 マルチトレイ 12 ステイプルトレイ 13 ステイプラ 18 スタックトレイ 19 上部トレイ 61 ステイプラユニット 80 シート折り装置(シート折り曲げ手段) 104 排出ローラ(シート排出手段) 106 シート積載トレイ(シート積載手段) 106a 積載面 106b 突起部(シート支持部材) 106c シート受け止め部材 106d シート受け止め段部 107 押え部材 110 折りシート積載装置 111 側壁
フロントページの続き (72)発明者 岡田 貴之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 3F054 AA01 AC02 AC03 AC05 BA02 BG02 BG08 DA01 3F101 FA01 FB12 FC05 FC14 LA02 LA05 LA07 LB03 3F108 BA03 BA08 CC01 GA02 GA03 GA04 GB03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート排出手段によって折り曲げ端部を
    先端にして排出された折りシートが積載されるシート積
    載手段の下流側端部に上向きに突設されたシート受け止
    め部材で前記シートの折り曲げ端部を受け止め、且つ上
    流側端部に上向きに突設されたシート支持部材で前記折
    りシートの上流側端部を支持する折りシート積載手段に
    おいて、 前記シート受け止め部材の内壁に、前記シート受け止め
    部材の突設高さより低い高さを有して前記折りシートの
    折り曲げ端部を受け止める段状のシート受け止め段部を
    備えたことを特徴とする折りシート積載装置。
  2. 【請求項2】 前記折りシートが2つに折られているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の折りシート積載装置。
  3. 【請求項3】 シートに画像を形成する画像形成手段
    と、 前記画像形成手段によって画像が形成された前記シート
    を折り曲げるシート折り曲げ手段と、 請求項1又は2に記載の折りシート積載装置と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP31314799A 1999-11-02 1999-11-02 折りシート積載装置、シート処理装置及び画像形成装置 Expired - Lifetime JP4424794B2 (ja)

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