JP2001130713A - 滑り出しフォーク - Google Patents

滑り出しフォーク

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JP2001130713A
JP2001130713A JP31098899A JP31098899A JP2001130713A JP 2001130713 A JP2001130713 A JP 2001130713A JP 31098899 A JP31098899 A JP 31098899A JP 31098899 A JP31098899 A JP 31098899A JP 2001130713 A JP2001130713 A JP 2001130713A
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JP
Japan
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fork
guide roller
fixed
tip
drive sprocket
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JP31098899A
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English (en)
Inventor
Hideo Soma
秀雄 相馬
Shinichi Suzuki
進一 鈴木
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IHI LOGISTIC TECHNOLOGY KK
IHI Corp
Original Assignee
IHI LOGISTIC TECHNOLOGY KK
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 棚段側に張り出すフォーク全体の厚みを小さ
く抑えることができ、従来より小さな高さ寸法の棚段で
荷の入出庫を行い得る滑り出しフォークを提供する。 【解決手段】 固定フォーク41の上部にスライド可能
に載置される中間フォーク42を、二本のガイドローラ
受けブロック55と門型構造の中間連結ブロック56と
で構成し、ガイドローラ受けブロック55の幅端部に形
成したフランジ部66を上側固定ガイドローラ50及び
下側固定ガイドローラ51で挟み込むようにすると共
に、ガイドローラ受けブロック55に先端フォーク43
の先端ガイドローラ62の案内溝59を形成し、中間フ
ォーク42と先端フォーク43をスライドさせる駆動装
置71を構成する中間フォーク駆動スプロケット47,
48、先端フォーク張出駆動スプロケット57、先端フ
ォーク引込駆動スプロケット57’を水平配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷の出し入れをす
る滑り出しフォークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動倉庫は、倉庫内に設けられ
た棚に対し自動的に荷の出し入れが行われるようスタッ
カクレーンを用いており、該スタッカクレーンは、図4
に示される如く、枠状のスタッカクレーン本体1の下部
に、床面2に敷設されたレール3に沿って転動可能な走
行車輪4を配設すると共に、スタッカクレーン本体1の
上部に、天井5に設けられた前記レール3と平行なガイ
ド6に沿って案内される案内ローラ7を配設し、モータ
等の走行駆動装置8によって走行車輪4を駆動すること
により、スタッカクレーン本体1をレール3に沿って往
復走行可能としている。
【0003】又、前記スタッカクレーン本体1は昇降可
能な昇降台9を備え、該昇降台9には、レール3の両側
に設けられた収納棚10の各棚段11に対して伸長する
滑り出しフォーク12を設けて、目的の棚段11に対し
荷の出し入れが行われるようにしている。
【0004】前記滑り出しフォーク12は、図5及び図
6に示される如く、土台となる昇降台9にボルト等によ
り取り付けられる固定フォーク13と、該固定フォーク
13の上部にスライド可能に載置される中間フォーク1
4と、該中間フォーク14の上部にスライド可能に載置
される先端フォーク15とから構成されている。
【0005】前記固定フォーク13は、長方形の固定フ
ォーク板16の上面に、該固定フォーク板16の長手方
向に沿って略平行に延びる二本のレール状の固定フォー
クブロック17を取り付け、該二本の固定フォークブロ
ック17の外側面18に、二個又は三個ずつ並設される
ガイドローラ19を固定フォークブロック17の長手方
向に沿って所定間隔をあけ複数箇所に配置してなる構成
を有している。
【0006】又、前記固定フォーク13における固定フ
ォーク板16の下面には、フォーク駆動モータ20を設
け、固定フォークブロック17の間の固定フォーク板1
6の上面には、フォーク駆動スプロケット21及び固定
フォーク側スプロケット22を同軸となるよう回転自在
に配置すると共に、固定フォーク側スプロケット22と
同様のスプロケット(図示せず)を固定フォーク側スプ
ロケット22に対し図6における紙面と直交する方向へ
所要間隔をあけて回転自在に配置し、フォーク駆動モー
タ20の回転スプロケット23とフォーク駆動スプロケ
ット21との間には、無端状の駆動チェーン25を固定
フォーク板16に穿設された孔24を通過させて掛け回
すと共に、固定フォーク側スプロケット22と前記スプ
ロケット(図示せず)との間には、無端状の中間駆動チ
ェーン33を掛け回してある。更に固定フォーク側スプ
ロケット22の近傍の固定フォーク板16の上面には、
固定フォークブロック17と略平行に延在して上向きの
噛合面26を形成する固定フォーク側ラック27を取り
付けてある。
【0007】前記中間フォーク14は、固定フォーク1
3の固定フォーク板16より一回り小さい中間フォーク
板28を備え、該中間フォーク板28の下面の両幅端部
にそれぞれ、両側面に内側溝29と外側溝30とを有し
且つ固定フォークブロック17と平行に延びるH形鋼材
31を取り付け、該H形鋼材31の内側溝29に前記固
定フォーク13のガイドローラ19が係合するよう中間
フォーク14の基端側を固定フォーク13の先端側から
その長手方向に向かって差し込み、中間フォーク14が
ガイドローラ19及び固定フォークブロック17に覆い
被さるよう中間フォーク14を固定フォーク13の上方
に載置すると共に、中間フォーク板28の下面中央部に
回転自在に取り付けたアイドラー歯車32を固定フォー
ク側ラック27の噛合面26に噛み合わせ、更に、中間
フォーク板28の下面に取り付けた駆動ブラケット33
aと中間駆動チェーン33の所要位置とを連結するよう
にしてある。
【0008】前記先端フォーク15は、固定フォーク1
3の固定フォーク板16より一回り大きい先端フォーク
板34を備え、該先端フォーク板34の下面の両幅端部
にそれぞれ、レール状の先端フォークブロック35を取
り付け、二本の先端フォークブロック35の内側面36
に、二個ずつ並設されるガイドローラ37をH形鋼材3
1の長手方向に沿って所定間隔をあけ複数箇所に配置
し、又、先端フォーク板34の下面には、固定フォーク
側ラック27と平行に延在して下向きの噛合面38を形
成する先端フォーク側ラック39を取り付け、前記中間
フォーク14のH形鋼材31の外側溝30にガイドロー
ラ37が係合するよう先端フォーク15の基端側を中間
フォーク14の先端側からその長手方向に向かって差し
込み、先端フォーク15が中間フォーク板28及びH形
鋼材31に覆い被さるよう先端フォーク15を中間フォ
ーク14の上方に載置すると共に、前記先端フォーク側
ラック39の噛合面38を前記中間フォーク14のアイ
ドラー歯車32に噛み合わせるようにしてある。
【0009】ここで、固定フォーク13のガイドローラ
19及び先端フォーク15のガイドローラ37は、H形
鋼材31の外側溝30及び内側溝29に沿って転動する
必要があるため、ガイドローラ19,37の外径は外側
溝30、内側溝29の縦幅よりも小さく形成され、且つ
ガイドローラ19,37の厚みも外側溝30、内側溝2
9の横幅より若干小さく形成されている。
【0010】前述の如き滑り出しフォーク12を駆動す
る際には、フォーク駆動モータ20を所定方向へ回転駆
動して回転スプロケット23により駆動チェーン25を
介してフォーク駆動スプロケット21を回転させると、
フォーク駆動スプロケット21と同軸で回転する固定フ
ォーク側スプロケット22により中間駆動チェーン33
が駆動され、該中間駆動チェーン33に対し駆動ブラケ
ット33aを介して連結された中間フォーク14が固定
フォーク13に対して張り出す方向へスライドすると共
に、中間フォーク14が固定フォーク13に対して張り
出す方向へスライドすると、固定フォーク側ラック27
の噛合面26に噛み合っているアイドラー歯車32が回
転するため、該アイドラー歯車32に噛み合う先端フォ
ーク側ラック39がアイドラー歯車32の回転方向に進
行する形となり、先端フォーク15が中間フォーク14
に対して張り出す方向へスライドする。
【0011】逆に、前記固定フォーク13に対して中間
フォーク14及び先端フォーク15が張り出した状態か
ら、前記フォーク駆動モータ20を前述と反対方向へ回
転駆動して回転スプロケット23により駆動チェーン2
5を介してフォーク駆動スプロケット21を逆回転させ
ると、フォーク駆動スプロケット21と同軸で回転する
固定フォーク側スプロケット22により中間駆動チェー
ン33が駆動され、該中間駆動チェーン33に対し駆動
ブラケット33aを介して連結された中間フォーク14
が固定フォーク13に対して引き込まれる方向へスライ
ドすると共に、中間フォーク14が固定フォーク13に
対して引き込まれる方向へスライドすると、固定フォー
ク側ラック27の噛合面26に噛み合っているアイドラ
ー歯車32が回転するため、該アイドラー歯車32に噛
み合う先端フォーク側ラック39がアイドラー歯車32
の回転方向に後退する形となり、先端フォーク15が中
間フォーク14に対して引き込まれる方向へスライドす
る。
【0012】これにより、滑り出しフォーク12は、昇
降台9に取り付けられた固定フォーク13に対して中間
フォーク14を移動させると共に中間フォーク14の移
動に伴って同方向に先端フォーク15を移動させ、先端
フォーク15に載置された荷を目的の棚段11に格納し
たり、或いは棚段11から運び出すことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き従来の滑り出しフォーク12の場合、中間フォーク
14の中間フォーク板28の下面側にH形鋼材31を取
り付け、その上下フランジを、固定フォーク13のガイ
ドローラ19に対する中間フォーク14の支持、並びに
先端フォーク15のガイドローラ37の支持用として用
い、前記上下フランジでガイドローラ19,37を挟み
込んでいると共に、フォーク駆動スプロケット21、固
定フォーク側スプロケット22、並びにアイドラー歯車
32がそれぞれ縦方向に配置されているため、滑り出し
フォーク12全体の厚みを小さくすることができず、結
果として、荷を載置する棚段11の高さ寸法が大きくな
り自動倉庫全体の高さが高くなってしまうという問題が
あった。
【0014】本発明は、斯かる実情に鑑み、棚段側に張
り出すフォーク全体の厚みを小さく抑えることができ、
従来より小さな高さ寸法の棚段で荷の入出庫を行い得る
滑り出しフォークを提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、土台に取り付
けられる固定フォークと、該固定フォークの上部にスラ
イド可能に載置される中間フォークと、該中間フォーク
の上部にスライド可能に載置される先端フォークと、前
記固定フォークに対して中間フォークをスライドさせる
と共に中間フォークのスライドに伴って同方向に先端フ
ォークをスライドさせる駆動装置とを備えた滑り出しフ
ォークであって、前記固定フォークは、土台に取り付け
られる固定フォーク板と、該固定フォーク板の上面両幅
端部に中間フォークのスライド方向へ延びるよう取り付
けられる二本の固定ガイドローラ支持板と、該固定ガイ
ドローラ支持板の内側面に、中間フォークのスライド方
向と直角な水平方向へ延びる軸を中心として回転自在と
なるよう前記固定ガイドローラ支持板の長手方向へ所要
間隔をあけて配設される上側固定ガイドローラ及び下側
固定ガイドローラとを備え、前記中間フォークは、固定
フォークの固定ガイドローラ支持板間に、該固定ガイド
ローラ支持板と平行に延びるよう幅方向へ所要間隔をあ
けて配設される二本のガイドローラ受けブロックと、該
ガイドローラ受けブロックをつなぐ門型構造の中間連結
ブロックと、前記ガイドローラ受けブロックの幅端部に
固定ガイドローラ支持板と平行に延びるよう形成され且
つ上側固定ガイドローラ及び下側固定ガイドローラで挟
み込まれるフランジ部と、ガイドローラ受けブロックに
その長手方向へ延びるよう形成される案内溝とを備え、
前記先端フォークは、中間フォークの上方に配置される
先端フォーク板と、該先端フォーク板の下面両幅端部
に、中間連結ブロックとガイドローラ受けブロックとの
間の空間内に位置し且つガイドローラ受けブロックと平
行に延びるよう取り付けられる二本の先端ガイドローラ
支持板と、該先端ガイドローラ支持板の外側面に、先端
フォークのスライド方向と直角な水平方向へ延びる軸を
中心として回転自在且つ前記案内溝に沿って転動自在と
なるよう前記先端ガイドローラ支持板の長手方向へ所要
間隔をあけて配設される先端ガイドローラとを備えたこ
とを特徴とする滑り出しフォークにかかるものである。
【0016】前記滑り出しフォークにおいては、固定フ
ォークの固定フォーク板上面に、鉛直方向へ延びる軸を
中心として水平方向へ回転駆動される二個の中間フォー
ク駆動スプロケットを、門型構造の中間連結ブロック内
に位置するよう中間フォークのスライド方向へ所要間隔
をあけて配設し、該二個の中間フォーク駆動スプロケッ
ト間に、中間フォーク駆動チェーンをS字形に掛け回
し、該中間フォーク駆動チェーンの両端部を中間フォー
クの中間連結ブロックに固定し、中間フォークの中間連
結ブロックの先端側所要箇所に、先端フォーク張出駆動
スプロケットを鉛直方向へ延びる軸を中心として水平方
向へ回転自在に配設し、該先端フォーク張出駆動スプロ
ケットに先端フォーク張出駆動チェーンを掛け回し、該
先端フォーク張出駆動チェーンの一端を先端フォーク張
出駆動スプロケットより基端側における固定フォークの
所要箇所に固定し、先端フォーク張出駆動チェーンの他
端を先端フォーク張出駆動スプロケットより基端側にお
ける先端フォークの所要箇所に固定し、中間フォークの
中間連結ブロックの基端側所要箇所に、先端フォーク引
込駆動スプロケットを鉛直方向へ延びる軸を中心として
水平方向へ回転自在に配設し、該先端フォーク引込駆動
スプロケットに先端フォーク引込駆動チェーンを掛け回
し、該先端フォーク引込駆動チェーンの一端を先端フォ
ーク引込駆動スプロケットより先端側における固定フォ
ークの所要箇所に固定し、先端フォーク引込駆動チェー
ンの他端を先端フォーク引込駆動スプロケットより先端
側における先端フォークの所要箇所に固定して、駆動装
置を構成することができる。
【0017】又、前記滑り出しフォークにおいては、固
定ガイドローラ支持板の内側面に、中間フォークのスラ
イド方向と直角な鉛直方向へ延びる軸を中心として回転
自在且つガイドローラ受けブロックの幅端面に沿って転
動自在となるよう固定ガイドローラ支持板の長手方向へ
所要間隔をあけて固定サイドローラを配設し、先端ガイ
ドローラ支持板にその長手方向へ所要間隔をあけて取付
溝を形成し、該取付溝に、先端フォークのスライド方向
と直角な鉛直方向へ延びる軸を中心として回転自在且つ
ガイドローラ受けブロックの中間連結ブロック側の端面
に沿って転動自在となるよう先端サイドローラを配設す
ることもできる。
【0018】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0019】運転時には、中間フォークのガイドローラ
受けブロックが固定ガイドローラ支持板に取り付けられ
た上側固定ガイドローラ及び下側固定ガイドローラによ
り挟み込まれた状態で、駆動装置の作動により、固定フ
ォークに対して中間フォークがスライドすると共に、中
間フォークのスライドに伴って同方向に、先端ガイドロ
ーラが案内溝に沿って転動しつつ、先端フォークがスラ
イドする。
【0020】中間フォークを、二本のガイドローラ受け
ブロックと門型構造の中間連結ブロックとで構成し、前
記ガイドローラ受けブロックの幅端部に形成したフラン
ジ部を上側固定ガイドローラ及び下側固定ガイドローラ
で挟み込むようにすると共に、ガイドローラ受けブロッ
クに先端ガイドローラの案内溝を形成すると、従来の滑
り出しフォークのように、中間フォークの中間フォーク
板の下面側にH形鋼材を取り付け、その上下フランジ
を、固定フォークのガイドローラに対する中間フォーク
の支持、並びに先端フォークのガイドローラの支持用と
して用い、前記上下フランジでガイドローラを挟み込ん
だ構造とするのとは異なり、H形鋼材の片フランジをな
くしつつ中間フォーク板の厚み分、中間フォークの厚み
を減少させることが可能となり、フォーク全体の厚みの
減少につながる。
【0021】一方、駆動装置を構成する中間フォーク駆
動スプロケットを門型構造の中間連結ブロック内に位置
するよう水平配置すると共に、先端フォーク張出駆動ス
プロケット及び先端フォーク引込駆動スプロケットを水
平配置すると、従来のように、フォーク駆動スプロケッ
ト、固定フォーク側スプロケット、並びにアイドラー歯
車をそれぞれ縦方向に配置するのとは異なり、滑り出し
フォーク全体の厚みを小さくすることが可能となり、結
果として、荷を載置する棚段の高さ寸法が大きくならず
自動倉庫全体の高さが低く抑えられ、格納効率が高めら
れることとなる。
【0022】又、前記駆動装置を構成する中間フォーク
駆動スプロケットを水平配置し、該中間フォーク駆動ス
プロケット間にS字形に掛け回した中間フォーク駆動チ
ェーンにより中間フォークをスライドさせるようにする
と、中間フォークが中心から偏心する位置で引っ張られ
る形となり、固定フォークに対して中間フォークがその
幅方向へ横移動しやすくなるが、固定ガイドローラ支持
板の内側面に、中間フォークのスライド方向と直角な鉛
直方向へ延びる軸を中心として回転自在且つガイドロー
ラ受けブロックの幅端面に沿って転動自在となるよう固
定ガイドローラ支持板の長手方向へ所要間隔をあけて固
定サイドローラを配設すれば、固定サイドローラがガイ
ドローラ受けブロックの幅端面に沿って転動するため、
該固定サイドローラにより中間フォークの幅方向の横移
動が規制され、安定した運転が行われる。一方、先端フ
ォーク張出駆動スプロケット及び先端フォーク引込駆動
スプロケットを水平配置し、該先端フォーク張出駆動ス
プロケット及び先端フォーク引込駆動スプロケットにそ
れぞれ掛け回した先端フォーク張出駆動チェーン及び先
端フォーク引込駆動チェーンにより先端フォークをスラ
イドさせるようにすると、先端フォークが中心から偏心
する位置で引っ張られる形となり、中間フォークに対し
て先端フォークがその幅方向へ横移動しやすくなるが、
先端ガイドローラ支持板にその長手方向へ所要間隔をあ
けて取付溝を形成し、該取付溝に、先端フォークのスラ
イド方向と直角な鉛直方向へ延びる軸を中心として回転
自在且つガイドローラ受けブロックの中間連結ブロック
側の端面に沿って転動自在となるよう先端サイドローラ
を配設すれば、先端サイドローラがガイドローラ受けブ
ロックの中間連結ブロック側の端面に沿って転動するた
め、該先端サイドローラにより先端フォークの幅方向の
横移動が規制され、安定した運転が行われる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0024】図1〜図3は本発明を実施する形態の一例
であって、図中、図4〜図6と同一の符号を付した部分
は同一物を表わしている。
【0025】スタッカクレーン本体1の昇降台9に取り
付けられる滑り出しフォーク40は、土台となる昇降台
9に取り付けられる固定フォーク41と、該固定フォー
ク41の上部に載置される中間フォーク42と、該中間
フォーク42の上部に載置される先端フォーク43とか
ら構成されている。
【0026】前記固定フォーク41は、土台となる昇降
台9に取り付けられる固定フォーク板44の上面両幅端
部に、中間フォーク42のスライド方向へ延びるよう二
本の固定ガイドローラ支持板45を取り付け、該固定ガ
イドローラ支持板45の内側面に、中間フォーク42の
スライド方向と直角な水平方向へ延びる軸50a,51
aを中心として回転自在となるよう上側固定ガイドロー
ラ50及び下側固定ガイドローラ51を、前記固定ガイ
ドローラ支持板45の長手方向へ所要間隔をあけて配設
すると共に、中間フォーク42のスライド方向と直角な
鉛直方向へ延びる軸52aを中心として回転自在となる
よう固定サイドローラ52を、前記固定ガイドローラ支
持板45の長手方向へ所要間隔をあけて配設してなる構
成を有している。
【0027】前記中間フォーク42は、固定フォーク4
1の固定ガイドローラ支持板45間に、該固定ガイドロ
ーラ支持板45と平行に延びるよう幅方向へ所要間隔を
あけて二本のガイドローラ受けブロック55を配設し、
該ガイドローラ受けブロック55の間を門型構造の中間
連結ブロック56によってつなぎ、前記ガイドローラ受
けブロック55の幅端部に、固定ガイドローラ支持板4
5と平行に延び且つ上側固定ガイドローラ50及び下側
固定ガイドローラ51で挟み込まれるフランジ部66を
形成し、ガイドローラ受けブロック55にその長手方向
ヘ延びる案内溝59を形成してなる構成を有している。
尚、前記固定サイドローラ52は、ガイドローラ受けブ
ロック55の幅端面67に沿って転動自在となるように
してあり、該固定サイドローラ52により中間フォーク
42の幅方向の横移動を規制するようにしてある。
【0028】前記先端フォーク43は、中間フォーク4
2の上方に配置される先端フォーク板60と、該先端フ
ォーク板60の下面両幅端部に、中間連結ブロック56
とガイドローラ受けブロック55との間の空間68内に
位置し且つガイドローラ受けブロック55と平行に延び
るよう二本の先端ガイドローラ支持板61を取り付け、
該先端ガイドローラ支持板61の外側面に、先端フォー
ク43のスライド方向と直角な水平方向へ延びる軸62
aを中心として回転自在な先端ガイドローラ62を、前
記案内溝59に沿って転動自在となるよう前記先端ガイ
ドローラ支持板61の長手方向へ所要間隔をあけて配設
し、更に、前記先端ガイドローラ支持板61にその長手
方向へ所要間隔をあけて取付溝69を形成し、該取付溝
69に、先端フォーク43のスライド方向と直角な鉛直
方向へ延びる軸63aを中心として回転自在な先端サイ
ドローラ63を、ガイドローラ受けブロック55の中間
連結ブロック56側の端面70に沿って転動自在となる
よう配設してなる構成を有している。
【0029】一方、前記固定フォーク41の固定フォー
ク板44上面には、鉛直方向へ延びる軸47a,48a
を中心として水平方向へ回転駆動される二個の中間フォ
ーク駆動スプロケット47,48を、門型構造の中間連
結ブロック56内に位置するよう中間フォーク42のス
ライド方向へ所要間隔をあけて配設し、該二個の中間フ
ォーク駆動スプロケット47,48間には、中間フォー
ク駆動チェーン49をS字形に掛け回し、該中間フォー
ク駆動チェーン49の両端部を中間フォーク42の中間
連結ブロック56に固定し、又、中間フォーク42の中
間連結ブロック56の先端側所要箇所には、先端フォー
ク張出駆動スプロケット57を鉛直方向へ延びる軸57
aを中心として水平方向へ回転自在に配設し、該先端フ
ォーク張出駆動スプロケット57に先端フォーク張出駆
動チェーン58を掛け回し、該先端フォーク張出駆動チ
ェーン58の一端を先端フォーク張出駆動スプロケット
57より基端側における固定フォーク41の所要箇所に
固定し、先端フォーク張出駆動チェーン58の他端を先
端フォーク張出駆動スプロケット57より基端側におけ
る先端フォーク43の所要箇所に固定すると共に、中間
フォーク42の中間連結ブロック56の基端側所要箇所
に、先端フォーク引込駆動スプロケット57’を鉛直方
向へ延びる軸57a’を中心として水平方向へ回転自在
に配設し、該先端フォーク引込駆動スプロケット57’
に先端フォーク引込駆動チェーン58’を掛け回し、該
先端フォーク引込駆動チェーン58’の一端を先端フォ
ーク引込駆動スプロケット57’より先端側における固
定フォーク41の所要箇所に固定し、先端フォーク引込
駆動チェーン58’の他端を先端フォーク引込駆動スプ
ロケット57’より先端側における先端フォーク43の
所要箇所に固定することにより、固定フォーク41に対
して中間フォーク42をスライドさせると共に中間フォ
ーク42のスライドに伴って同方向に先端フォーク43
をスライドさせる駆動装置71を構成してある。
【0030】尚、前記二個の中間フォーク駆動スプロケ
ット47,48のうちの一方の中間フォーク駆動スプロ
ケット47の軸47aには、ギアボックス72を介して
フォーク駆動モータ65を連結してあり、該フォーク駆
動モータ65の駆動によりギアボックス72を介して中
間フォーク駆動スプロケット47が回転駆動され、該中
間フォーク駆動スプロケット47及び中間フォーク駆動
スプロケット48にS字形に掛け回された中間フォーク
駆動チェーン49が駆動され、固定フォーク41に対し
て中間フォーク42がスライドするようにしてある。
【0031】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0032】図1〜図3に示す滑り出しフォーク40を
駆動する際には、フォーク駆動モータ65を所定方向へ
回転駆動しギアボックス72を介して中間フォーク駆動
スプロケット47を回転させると、該中間フォーク駆動
スプロケット47及び中間フォーク駆動スプロケット4
8にS字形に掛け回された中間フォーク駆動チェーン4
9の一端が所定方向へ引っ張られる形で駆動され、中間
フォーク42のガイドローラ受けブロック55が固定ガ
イドローラ支持板45に取り付けられた上側固定ガイド
ローラ50及び下側固定ガイドローラ51により挟み込
まれた状態で、前記中間フォーク駆動チェーン49に対
して連結された中間フォーク42が固定フォーク41に
対して張り出す方向へスライドすると共に、中間フォー
ク42が固定フォーク41に対して張り出す方向へスラ
イドすると、中間フォーク42と一緒に先端フォーク張
出駆動スプロケット57も固定フォーク41に対して張
り出す方向へスライドし、該先端フォーク張出駆動スプ
ロケット57に掛け回された先端フォーク張出駆動チェ
ーン58が引っ張られて、先端フォーク43が中間フォ
ーク42に対して張り出す方向へスライドする。このと
き、先端ガイドローラ62は、案内溝59に沿って転動
する。
【0033】逆に、前記固定フォーク41に対して中間
フォーク42及び先端フォーク43が張り出した状態か
ら、前記フォーク駆動モータ65を前述と反対方向へ回
転駆動しギアボックス72を介して中間フォーク駆動ス
プロケット47を逆回転させると、該中間フォーク駆動
スプロケット47及び中間フォーク駆動スプロケット4
8にS字形に掛け回された中間フォーク駆動チェーン4
9の他端が前述と反対方向へ引っ張られる形で駆動さ
れ、該中間フォーク駆動チェーン49に対して連結され
た中間フォーク42が固定フォーク41に対して引き込
まれる方向へスライドすると共に、中間フォーク42が
固定フォーク41に対して引き込まれる方向へスライド
すると、中間フォーク42と一緒に先端フォーク引込駆
動スプロケット57’も固定フォーク41に対して引き
込まれる方向へスライドし、該先端フォーク引込駆動ス
プロケット57’に掛け回された先端フォーク引込駆動
チェーン58’が引っ張られて、先端フォーク43が中
間フォーク42に対して引き込まれる方向へスライドす
る。
【0034】前記固定フォーク41に対して中間フォー
ク42が張出方向或いは引込方向へスライドする際に
は、中間フォーク42のガイドローラ受けブロック55
が固定ガイドローラ支持板45に取り付けられた上側固
定ガイドローラ50及び下側固定ガイドローラ51によ
り挟み込まれた状態となっているため、上下方向への横
移動が規制され、又、中間フォーク駆動スプロケット4
7,48を水平配置し、該中間フォーク駆動スプロケッ
ト47,48間にS字形に掛け回した中間フォーク駆動
チェーン49により中間フォーク42をスライドさせる
ようにした関係上、中間フォーク42が中心から偏心す
る位置で引っ張られる形となり、固定フォーク41に対
して中間フォーク42がその幅方向へ横移動しやすくな
るが、固定サイドローラ52がガイドローラ受けブロッ
ク55の幅端面67に沿って転動するため、該固定サイ
ドローラ52により中間フォーク42の幅方向の横移動
が規制され、安定した運転が行われる。一方、先端フォ
ーク張出駆動スプロケット57及び先端フォーク引込駆
動スプロケット57’を水平配置し、該先端フォーク張
出駆動スプロケット57及び先端フォーク引込駆動スプ
ロケット57’にそれぞれ掛け回した先端フォーク張出
駆動チェーン58及び先端フォーク引込駆動チェーン5
8’により先端フォーク43をスライドさせるようにし
た関係上、先端フォーク43が中心から偏心する位置で
引っ張られる形となり、中間フォーク42に対して先端
フォーク43がその幅方向へ横移動しやすくなるが、先
端サイドローラ63がガイドローラ受けブロック55の
中間連結ブロック56側の端面70に沿って転動するた
め、該先端サイドローラ63により先端フォーク43の
幅方向の横移動が規制され、安定した運転が行われる。
【0035】又、中間フォーク42を、二本のガイドロ
ーラ受けブロック55と門型構造の中間連結ブロック5
6とで構成し、前記ガイドローラ受けブロック55の幅
端部に形成したフランジ部66を上側固定ガイドローラ
50及び下側固定ガイドローラ51で挟み込むようにす
ると共に、ガイドローラ受けブロック55に先端ガイド
ローラ62の案内溝59を形成したことにより、従来の
滑り出しフォーク12のように、中間フォーク14の中
間フォーク板28の下面側にH形鋼材31を取り付け、
その上下フランジを、固定フォーク13のガイドローラ
19に対する中間フォーク14の支持、並びに先端フォ
ーク15のガイドローラ37の支持用として用い、前記
上下フランジでガイドローラ19,37を挟み込んだ構
造とするのとは異なり、H形鋼材31の片フランジをな
くしつつ中間フォーク板28の厚み分、中間フォーク4
2の厚みを減少させることが可能となり、フォーク全体
の厚みの減少につながる。
【0036】しかも、中間フォーク駆動スプロケット4
7,48を門型構造の中間連結ブロック56内に位置す
るよう水平配置すると共に、先端フォーク張出駆動スプ
ロケット57及び先端フォーク引込駆動スプロケット5
7’を水平配置したことにより、従来のように、フォー
ク駆動スプロケット21、固定フォーク側スプロケット
22、並びにアイドラー歯車32をそれぞれ縦方向に配
置するのとは異なり、滑り出しフォーク40全体の厚み
を小さくすることが可能となり、結果として、荷を載置
する棚段11の高さ寸法が大きくならず自動倉庫全体の
高さが低く抑えられ、格納効率が高められることとな
る。
【0037】又、中間フォーク42を二本のガイドロー
ラ受けブロック55と門型構造の中間連結ブロック56
とで分割する形で構成したことにより、中間フォーク4
2の加工並びに先端フォーク張出駆動スプロケット57
及び先端フォーク引込駆動スプロケット57’等の取り
付けも容易となる。
【0038】こうして、棚段11側に張り出すフォーク
全体の厚みを小さく抑えることができ、従来より小さな
高さ寸法の棚段11で荷の入出庫を行い得る。
【0039】尚、本発明の滑り出しフォークは、上述の
図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿
論である。
【0040】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
〜3記載の滑り出しフォークによれば、棚段側に張り出
すフォーク全体の厚みを小さく抑えることができ、従来
より小さな高さ寸法の棚段で荷の入出庫を行い得ると共
に、格納効率向上にも役立つという優れた効果を奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の斜視図である。
【図2】本発明を実施する形態の一例における固定フォ
ーク、中間フォーク、先端フォークを個別に表わした概
略分解斜視図である。
【図3】本発明を実施する形態の一例における固定フォ
ーク、中間フォーク、先端フォークを組み付けた状態に
おいて、固定フォークのガイドローラ位置及び先端フォ
ークのガイドローラ位置で切断した垂直断面図であっ
て、図2のIII−III断面相当図である。
【図4】一般的なスッタカクレーンの正面図である。
【図5】従来の滑り出しフォークを表わす斜視図であ
る。
【図6】従来の滑り出しフォークにおける固定フォー
ク、中間フォーク、先端フォークを組み付けた状態にお
いて、固定フォークのガイドローラ位置及び先端フォー
クのガイドローラ位置で切断した垂直断面図である。
【符号の説明】
9 昇降台(土台) 40 滑り出しフォーク 41 固定フォーク 42 中間フォーク 43 先端フォーク 44 固定フォーク板 45 固定ガイドローラ支持板 47 中間フォーク駆動スプロケット 47a 軸 48 中間フォーク駆動スプロケット 48a 軸 49 中間フォーク駆動チェーン 50 上側固定ガイドローラ 50a 軸 51 下側固定ガイドローラ 51a 軸 52 固定サイドローラ 52a 軸 55 ガイドローラ受けブロック 56 中間連結ブロック 57 先端フォーク張出駆動スプロケット 57a 軸 57’ 先端フォーク引込駆動スプロケット 57a’ 軸 58 先端フォーク張出駆動チェーン 58’ 先端フォーク引込駆動チェーン 59 案内溝 60 先端フォーク板 61 先端ガイドローラ支持板 62 先端ガイドローラ 62a 軸 63 先端サイドローラ 63a 軸 66 フランジ部 67 幅端面 68 空間 69 取付溝 70 端面 71 駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 進一 東京都中央区日本橋浜町3丁目21番1号 株式会社アイ・エイチ・アイ・ロジスティ ック・テクノロジー内 Fターム(参考) 3F022 FF01 JJ09 KK03 MM01 MM17 3F333 AA04 AB08 AE03 BA14 BE05 BF01 BF04 BG10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土台に取り付けられる固定フォークと、
    該固定フォークの上部にスライド可能に載置される中間
    フォークと、該中間フォークの上部にスライド可能に載
    置される先端フォークと、前記固定フォークに対して中
    間フォークをスライドさせると共に中間フォークのスラ
    イドに伴って同方向に先端フォークをスライドさせる駆
    動装置とを備えた滑り出しフォークであって、 前記固定フォークは、土台に取り付けられる固定フォー
    ク板と、該固定フォーク板の上面両幅端部に中間フォー
    クのスライド方向へ延びるよう取り付けられる二本の固
    定ガイドローラ支持板と、該固定ガイドローラ支持板の
    内側面に、中間フォークのスライド方向と直角な水平方
    向へ延びる軸を中心として回転自在となるよう前記固定
    ガイドローラ支持板の長手方向へ所要間隔をあけて配設
    される上側固定ガイドローラ及び下側固定ガイドローラ
    とを備え、 前記中間フォークは、固定フォークの固定ガイドローラ
    支持板間に、該固定ガイドローラ支持板と平行に延びる
    よう幅方向へ所要間隔をあけて配設される二本のガイド
    ローラ受けブロックと、該ガイドローラ受けブロックを
    つなぐ門型構造の中間連結ブロックと、前記ガイドロー
    ラ受けブロックの幅端部に固定ガイドローラ支持板と平
    行に延びるよう形成され且つ上側固定ガイドローラ及び
    下側固定ガイドローラで挟み込まれるフランジ部と、ガ
    イドローラ受けブロックにその長手方向へ延びるよう形
    成される案内溝とを備え、 前記先端フォークは、中間フォークの上方に配置される
    先端フォーク板と、該先端フォーク板の下面両幅端部
    に、中間連結ブロックとガイドローラ受けブロックとの
    間の空間内に位置し且つガイドローラ受けブロックと平
    行に延びるよう取り付けられる二本の先端ガイドローラ
    支持板と、該先端ガイドローラ支持板の外側面に、先端
    フォークのスライド方向と直角な水平方向へ延びる軸を
    中心として回転自在且つ前記案内溝に沿って転動自在と
    なるよう前記先端ガイドローラ支持板の長手方向へ所要
    間隔をあけて配設される先端ガイドローラとを備えたこ
    とを特徴とする滑り出しフォーク。
  2. 【請求項2】 固定フォークの固定フォーク板上面に、
    鉛直方向へ延びる軸を中心として水平方向へ回転駆動さ
    れる二個の中間フォーク駆動スプロケットを、門型構造
    の中間連結ブロック内に位置するよう中間フォークのス
    ライド方向へ所要間隔をあけて配設し、該二個の中間フ
    ォーク駆動スプロケット間に、中間フォーク駆動チェー
    ンをS字形に掛け回し、該中間フォーク駆動チェーンの
    両端部を中間フォークの中間連結ブロックに固定し、 中間フォークの中間連結ブロックの先端側所要箇所に、
    先端フォーク張出駆動スプロケットを鉛直方向へ延びる
    軸を中心として水平方向へ回転自在に配設し、該先端フ
    ォーク張出駆動スプロケットに先端フォーク張出駆動チ
    ェーンを掛け回し、該先端フォーク張出駆動チェーンの
    一端を先端フォーク張出駆動スプロケットより基端側に
    おける固定フォークの所要箇所に固定し、先端フォーク
    張出駆動チェーンの他端を先端フォーク張出駆動スプロ
    ケットより基端側における先端フォークの所要箇所に固
    定し、 中間フォークの中間連結ブロックの基端側所要箇所に、
    先端フォーク引込駆動スプロケットを鉛直方向へ延びる
    軸を中心として水平方向へ回転自在に配設し、該先端フ
    ォーク引込駆動スプロケットに先端フォーク引込駆動チ
    ェーンを掛け回し、該先端フォーク引込駆動チェーンの
    一端を先端フォーク引込駆動スプロケットより先端側に
    おける固定フォークの所要箇所に固定し、先端フォーク
    引込駆動チェーンの他端を先端フォーク引込駆動スプロ
    ケットより先端側における先端フォークの所要箇所に固
    定して、 駆動装置を構成した請求項1記載の滑り出しフォーク。
  3. 【請求項3】 固定ガイドローラ支持板の内側面に、中
    間フォークのスライド方向と直角な鉛直方向へ延びる軸
    を中心として回転自在且つガイドローラ受けブロックの
    幅端面に沿って転動自在となるよう固定ガイドローラ支
    持板の長手方向へ所要間隔をあけて固定サイドローラを
    配設し、 先端ガイドローラ支持板にその長手方向へ所要間隔をあ
    けて取付溝を形成し、該取付溝に、先端フォークのスラ
    イド方向と直角な鉛直方向へ延びる軸を中心として回転
    自在且つガイドローラ受けブロックの中間連結ブロック
    側の端面に沿って転動自在となるよう先端サイドローラ
    を配設した請求項1又は2記載の滑り出しフォーク。
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