JP2001130249A - 車両用空調装置の制御方式 - Google Patents

車両用空調装置の制御方式

Info

Publication number
JP2001130249A
JP2001130249A JP31604899A JP31604899A JP2001130249A JP 2001130249 A JP2001130249 A JP 2001130249A JP 31604899 A JP31604899 A JP 31604899A JP 31604899 A JP31604899 A JP 31604899A JP 2001130249 A JP2001130249 A JP 2001130249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
generator
conditioner
vehicle
fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP31604899A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Katayama
康雄 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP31604899A priority Critical patent/JP2001130249A/ja
Publication of JP2001130249A publication Critical patent/JP2001130249A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料の残存量が少ないときは空調能力を多少
犠牲にしても車両の走行距離をのばすことができる車両
用空調装置の制御方式を提供する。 【解決手段】 エンジンの出力軸で駆動される発電機の
発生電力によって動作する車両用空調装置の制御方式で
あって、前記発電機の発生電力を直流に変換するコンバ
ータと、該コンバータの出力を所定の電圧および周波数
の交流に変換するインバータと、前記発電機、前記コン
バータまたは前記インバータを制御する空調装置制御手
段と、エンジン駆動用燃料の残存量を検出する残存燃料
検出手段とを具備し、前記残存量が少なくなったとき、
前記車両用空調装置への供給電力の制限をする制御を行
うことを特徴とし、発電機の発生電力を制御、インバー
タの出力周波数および出力電圧を制御、空調装置の冷房
設定温度を上昇させて行う制限、空調装置のコンプレッ
サの運転を停止させる、等の方法がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンの出力
軸によって駆動される発電機の発生電力で動作する車両
用空調装置の制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の全電式車両用空調装置のドライブ
回路の構成を図2に示す。この図において、全電式車両
用空調装置6は、エンジン1とプーリおよびベルトによ
ってカップリングされた発電機2の発電出力によって駆
動される。発電機2の出力周波数はエンジンの回転速度
に比例した周波数となり、出力電圧は空調装置制御手段
5の指令による界磁制御等によって所定の電圧を得るこ
とができる。
【0003】一方、空調装置6は、モータと一体に形成
され、直結されたコンプレッサとコンデンサおよびエバ
ポレータからなる冷却サイクルによって構成されてい
る。空調装置6のモータは、駆動周波数に比例した回転
速度で回転するので、発電機2の出力を空調装置制御手
段5の制御によりコンバータ3によって直流化し、さら
に空調装置制御手段5の制御によりインバータ4によっ
て所定の電圧、周波数の交流電力に変換して前記モータ
を所定の回転速度で回転させる。
【0004】このような構成によって動作する空調装置
6は、専ら設定温度に依存してコンプレッサの回転数が
制御される。即ち、設定温度よりも車内温度が高ければ
発電機2は大出力を供給し、高回転、高出力でコンプレ
ッサを運転して車内温度を設定温度に近づけるように動
作する。また、車内温度が設定温度付近になっていれ
ば、発電機2は小出力を供給し、コンプレッサは低回
転、低出力で現在の温度を維持する運転を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の方法で
は、空調装置は専ら設定温度と実際の車内温度との差に
よって稼働状態が決定されるため、車両の駆動燃料の残
存量には無関係にエンジン出力の一部を使うことにな
り、燃料の残存量が少なく、走行距離を確保するために
燃料消費率を良くしたい場合にも必要なパワーをエンジ
ンから供給せざるを得ないという課題があった。
【0006】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、燃料の残存量が少ないときは空調能力を多少犠牲
にしても車両の走行距離をのばすことができる車両用空
調装置の制御方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、エンジンの出力軸で駆動される発電機の発生電力に
よって動作する車両用空調装置の制御方式であって、前
記発電機の発生電力を直流に変換するコンバータと、該
コンバータの出力を所定の電圧および周波数の交流に変
換するインバータと、前記発電機、前記コンバータまた
は前記インバータを制御する空調装置制御手段と、エン
ジン駆動用燃料の残存量を検出する残存燃料検出手段と
を具備し、前記残存量が少なくなったとき、前記車両用
空調装置への供給電力の制限をする制御を行うことを特
徴とする車両用空調装置の制御方式を提供する。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用空調装置の制御方式において前記供給電力の制
限が、前記空調装置制御手段によって前記発電機の発生
電力を制御して行う制限であることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の車両用空調装置の制御方式において前記供給
電力の制限が、前記空調装置制御手段によって前記イン
バータの出力周波数および出力電圧を制御して行う制限
であることを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の車両用空調装置の制御方式におい
て前記供給電力の制限が、前記空調装置制御手段によっ
て前記空調装置の冷房設定温度を上昇させて行う制限で
あることを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用空調装置の制御方式において前記供給電力の制
限が、前記空調装置制御手段によって前記空調装置のコ
ンプレッサの運転を停止させることによって行う制限で
あることを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のいずれかに記載の車両用空調装置の制御方式におい
て前記供給電力の制限が運転者の意志によって解除可能
としたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図を参照しながら説明する。図1はこの発明の一実
施形態による車両用空調装置の制御方式の構成を示すブ
ロック図である。この図において、符号1はエンジンで
あり、エンジン駆動用燃料7を燃焼させることによって
駆動力を発生する。発電機2はプーリおよびベルトによ
ってエンジン1と結合され、空調装置6の運転に必要な
電力を発生する。発電機2の発生電力は、エンジン1の
回転数に比例した周波数の交流電力であり、周波数変動
幅が大きいので、コンバータ3によって直流に変換し、
さらにインバータ4によって所定の周波数、電圧の交流
電力に変換して空調装置6のコンプレッサを駆動する。
【0014】上述の発電機2、コンバータ3またはイン
バータ4は、空調装置制御手段5によって制御され、設
定空調温度と車内温度との差によって空調装置6の冷却
能力をコントロールする。空調装置6の冷却能力はコン
プレッサの回転速度で決まり、インバータ4によって高
周波数、高電圧でコンプレッサを駆動すれば、高出力の
冷却を行うことになる。さらに、残存燃料検出手段8に
よってエンジン駆動用燃料7の残存量を検出し、残存量
が少なくなったとき前記空調装置制御手段5に通知す
る。
【0015】残存燃料が少なくなったことを通知された
空調装置制御手段5は、設定空調温度と車内温度の差の
大小に拘わらず、空調のために使う残存燃料をできるだ
け少なくして車両の走行距離をのばすような制御に切り
換える。そのための制御の方法として、まず、発電機2
の発生電力を制限する方法がある。これは空調装置制御
手段5によって発電機2の界磁電流を制御し、発電電圧
を低下させるように制御するものである。
【0016】次の方法として、インバータ4の制御によ
って発電機の負荷を軽微にする方法がある。これは空調
装置制御手段5の制御によってインバータ4の出力周波
数および出力電圧を低下させるものである。
【0017】さらに、空調装置制御手段の指令によって
空調装置6の設定温度を現状よりも高い温度にシフトさ
せ、空調装置6の負荷を軽くして発電機2の負荷を軽く
する方法もある。
【0018】また、空調装置制御手段5の指令によって
空調装置6の運転を停止させることによって発電機2の
負荷を取り去ってしまう方法もある。
【0019】また、既に燃料補給の目途が立っており、
走行距離延伸をはかる必要がない場合は、運転者の意志
によって上述の制限を解除することも可能である。
【0020】以上、本発明の一実施形態の動作を図面を
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
【0021】
【発明の効果】これまでに説明したように、この発明に
よれば、エンジン駆動用燃料の残存量が少なくなったと
き、これを検出して空調装置の負荷を軽くするようにし
たので、燃料の残存量が少ないときの車両走行距離をの
ばすことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による車両用空調装置の
制御方式の構成を示すブロック図。
【図2】 従来の技術による車両用空調装置の制御方式
の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…エンジン 2…発電機 3…コンバータ 4…インバータ 5…空調装置制御手段 6…空調装置 7…エンジン駆動用燃料 8…残存燃料検出手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの出力軸で駆動される発電機
    の発生電力によって動作する車両用空調装置の制御方式
    であって、 前記発電機の発生電力を直流に変換するコンバータと、 該コンバータの出力を所定の電圧および周波数の交流に
    変換するインバータと、 前記発電機、前記コンバータまたは前記インバータを制
    御する空調装置制御手段と、 エンジン駆動用燃料の残存量を検出する残存燃料検出手
    段とを具備し、前記残存量が少なくなったとき、前記車
    両用空調装置への供給電力の制限をする制御を行うこと
    を特徴とする車両用空調装置の制御方式。
  2. 【請求項2】 前記供給電力の制限は、 前記空調装置制御手段によって前記発電機の発生電力を
    制御して行う制限であることを特徴とする請求項1に記
    載の車両用空調装置の制御方式。
  3. 【請求項3】 前記供給電力の制限は、 前記空調装置制御手段によって前記インバータの出力周
    波数および出力電圧を制御して行う制限であることを特
    徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置の制
    御方式。
  4. 【請求項4】 前記供給電力の制限は、 前記空調装置制御手段によって前記空調装置の冷房設定
    温度を上昇させて行う制限であることを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれかに記載の車両用空調装置の制御
    方式。
  5. 【請求項5】 前記供給電力の制限は、 前記空調装置制御手段によって前記空調装置のコンプレ
    ッサの運転を停止させることによって行う制限であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置の制御
    方式。
  6. 【請求項6】 前記供給電力の制限は、 運転者の意志によって解除可能としたことを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれかに記載の車両用空調装置の
    制御方式。
JP31604899A 1999-11-05 1999-11-05 車両用空調装置の制御方式 Withdrawn JP2001130249A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31604899A JP2001130249A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 車両用空調装置の制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31604899A JP2001130249A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 車両用空調装置の制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001130249A true JP2001130249A (ja) 2001-05-15

Family

ID=18072695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31604899A Withdrawn JP2001130249A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 車両用空調装置の制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001130249A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007006207A1 (fr) * 2005-07-08 2007-01-18 Wenzhong Du Système de conditionnement d'air pour un véhicule
CN105253078A (zh) * 2015-10-21 2016-01-20 东华大学 汽车电能调控装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007006207A1 (fr) * 2005-07-08 2007-01-18 Wenzhong Du Système de conditionnement d'air pour un véhicule
CN105253078A (zh) * 2015-10-21 2016-01-20 东华大学 汽车电能调控装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100436771C (zh) 用于车辆的电风扇系统
US5934089A (en) Air conditioning controller for a hybrid car
US6467286B2 (en) Cooling apparatus of hybrid vehicle, including serially-connected cooling systems for electric devices which have different heat resisting allowable temperatures
JP2973796B2 (ja) ハイブリッド電気自動車の空調制御方法
JP4920337B2 (ja) ハイブリッド車両のラジエータファン制御装置
JP2004276908A (ja) 車両用空調装置の圧縮機制御システム
JP2000078701A (ja) 電気自動車用空調装置
JPH08205302A (ja) 電気自動車用エアコン
JP2001197788A (ja) 自動車用空調装置
JP2001130249A (ja) 車両用空調装置の制御方式
JP3304542B2 (ja) 自動車用電動圧縮機の制御駆動装置
JP2005163545A (ja) ハイブリッド電気自動車のエンジン制御装置
JP3735337B2 (ja) 車両用冷凍装置およびその制御方法
JP2003009307A (ja) ハイブリッド車両のジェネレータ制御装置
JP4494545B2 (ja) 自動車用電動コンプレッサの駆動装置
JPH10178705A (ja) 電気自動車
JPH07186707A (ja) 電動機付コンプレッサの制御装置
JP2658428B2 (ja) 自動車用空調装置
CN105774469A (zh) 基于模糊控制算法的纯电动汽车空调控制器
JP2006125218A (ja) ハイブリッド車両
JP2003237356A (ja) 自動車用制御システム
JP3737495B2 (ja) 車両用制御装置
JP2014046830A (ja) 四輪駆動装置
JPH11245657A (ja) ハイブリッド電気自動車のエンジン制御装置
JP2001130250A (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109