JP2001128807A - 収納式幼児用ベッド - Google Patents
収納式幼児用ベッドInfo
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- A47D5/00—Dressing-tables or diaper changing supports for children
- A47D5/006—Dressing-tables or diaper changing supports for children foldable
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- A47D—FURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
- A47D5/00—Dressing-tables or diaper changing supports for children
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Abstract
面への取着工事を行うことなく、適切な二分割構成とし
て、壁面取着の一構成部材に他構成部を係止して、簡
易、迅速な取着工事と、ベッド部の調高とを、簡易な操
作で実現可能とする。 【解決手段】 軽量小型な取着部1だけを壁面Wに取着
螺杆1dやナット1eで取着する。別途用意のベッド構
成体2は、ベッド部3とその後側端部3aに横向軸杆3
bで枢着され、調高螺子4dを具有する被取着腕部4と
の間に、ベッド部3に対して被取着腕部4が平伏重装状
態となるよう付勢する付勢手段5を連装して構成する。
取着部1の係止部1a、1bに、ベッド構成体2を折り
畳み状態のままで、その被取着腕部4に設けた被係止部
4Aを係止し、調高螺子4dを螺回して取着部1の受承
部1cに押当させることで、ベッド部3を調高自在とし
て、ベッド部3が壁面Wに添装の不使用起立状態Yと、
ベッド部3を矢印R方向へ回動降下した使用横臥状態X
とに保持自在とする。
Description
などにあって、その壁面に起立状態で設置されたベッド
部を、必要に応じ前倒しにして横臥状態とした後、当該
ベッド部上にあって乳幼児のおむつ交換等の用に供する
収納式幼児用ベッドに関する。
のものが開示されているが、これらは図7に例示(実用
新案登録第2582393号公報)の如く、壁面Wに取
着したベース部aと、その下端部bにヒンジcを介して
上下方向へ回動自在なるよう枢支したベッド部dとを具
備していると共に、当該ベッド部dの後側端部と、上記
ベース部aに固設の枢支ブラケットeとの間に、ガスス
プリングfなどによる付勢手段を夫々の枢支部g、hに
よって連枢するよう構成されている。そして、上記ガス
スプリングfは、ベッド部dが実線で示した使用横臥状
態Xから、仮想線で示す不使用起立状態Y方向に付勢す
るよう設けられ、かくしてベッド部dは当該不使用起立
状態Yで保持されており、これを矢印R方向へ引き下す
ことで緩除に回動降下し、ベッド部dがベース部aの図
示されていないストッパに衝当することで、当該ベッド
部dが前記の使用横臥状態で停止することになる。さら
におむつの交換などが終われば、ベッド部dを矢印Rの
反対方向へ回動上昇させるようにすることで、この際ガ
ススプリングfにより軽い力で当該ベッド部dを不使用
起立状態に復動させ得ると共に、この状態が保持される
こととなる。
対する取り付け工事が終われば、使用横臥状態Xにおけ
るベッド部dの高さは固定化されてしまうことから、当
該高さを上下動したい要請があっても、これを満足させ
るためには当該収納式幼児用ベッドを壁面Wから一旦取
り外し、別途これを新規に取り付けなければならず、そ
のためには大変な労力を費やさねばならないこととな
る。
ッドによるときは、上記のように構成され、そのベッド
部dとベース部aとはヒンジcで枢支され、かつ当該両
者d、aはガススプリングfによって連枢されているこ
とから、これを壁面Wにボルト、ナット、締着螺子など
によって取着する際には、可成りの重量を有する当該収
納式幼児用ベッドを持ち上げ状態にして保持し、しかも
ベッド部とヒンジ部cとはガススプリングfの付勢力に
抗して、引き離しの状態に保持しておかねばならない。
このため、上記の取り付け工事に難渋することとなり、
多大の労力を費やさねばならないだけでなく、工事に可
成りの時間を要し、またその取り外し工事を行う場合に
も、これまた可成りの労力と時間をかけねばならない。
さらに前記の通り、ベッド部の自由な調高が不能な構成
であることから、調高のためには収納式幼児用ベッドを
取り外して、付け直さねばならない欠陥を有している。
もので請求項1によるときは、壁面に対して軽量小型な
取着部だけを取着するだけで事が足り、一方ベッド部と
これに枢着した被取着腕部と、当該両部間に連枢した任
意の付勢手段とによってベッド構成体を形成しておき、
前記取着部に設けられた係止部に、被取着腕部に設けら
れている被係止部を係止するだけの操作によって、ベッ
ド構成体の取着部への装着を完了可能とし、収納式幼児
用ベッドを極めて迅速にしてかつ容易な労力だけで当該
施工工事を行い得るようにするのが、第1の目的であ
る。
の調高螺子を螺回操作することで取着部の受承部に上記
調高螺子を押当させることで、被取着腕部の昇降調整動
を可能とし、これによりベッド部の高さを所望の位置に
調整可能とし、もって取着部の位置が多少不本意な状態
であっても、ベッド部を最も望ましい高さに簡易な操作
だけで迅速に調整できるようにするのが第2の目的であ
る。
止部を取着部の押当縦板から上向きに離間突設した係止
舌片により形成すると共に、請求項1の被係止部はベッ
ド構成体の被取着腕部における被押当縦板に係止用口を
開設し、当該係止用口に係止舌片を嵌入して係止するこ
とにより、上記の被押当縦板と押当縦板とを押当させる
ように構成することで、収納式幼児用ベッドを、より迅
速確実に取り付け得るようにしようとしている。
けるベッド部の調高構成に関して、被取着腕部の上位横
向板部に調高螺子を螺合しておき、取着部から突設した
落動阻止起立部付きである受承板を、被取着腕部の被押
当縦板に設けた挿通口から延出させ、当該受承板に対し
て上記の調高螺子を押当自在とすることで被取着腕部の
高さを加減できるようにすると共に、調高螺子が落動阻
止起立部により、不本意に脱落しないようにし、かく
て、請求項1における前記の調高目的を簡易迅速にして
かつ安全な操作によって達成し得るようにしている。
ベッド構成体におけるベッド部と被取着腕部との間に設
けられた付勢手段について、単なるスプリングによる場
合の耐久性とか安定な作動性の確保についての改善を図
り、またガススプリングが高価となる欠陥を解消するた
めに、被取着腕部に設けた案内筒に内装の弾性体によ
り、摺動子が案内筒から突出自在とし、この摺動子がベ
ッド部の後側端部に設けた受承体に押当するよう構成し
たものを用いるようにしている。
達成するため請求項1によるときは壁面に装着される取
着部と、ベッド部の後側端部と当該後側端部に枢着した
被取着腕部との間にあって、ベッド部に被取着腕部を平
伏重装状態となるように付勢する付勢手段が連装されて
なるベッド構成体とからなり、前記の取着部に設けた係
止部には、上記ベッド構成体の被取着腕部に設けた被係
止部を係止すると共に、前記被取着腕部に螺嵌した調高
螺子を重装して、当該調高螺子の下端部を取着部の受承
部に押当自在とすることにより、この調高螺子の螺回操
作によって取着部に対する被取着腕部の高さを調整自在
となし、これによって前記付勢手段によりベッド部が壁
面に添装の不使用起立状態と、当該ベッド部が前方へ回
動降下して壁面に直交状配置となる使用横臥状態とが保
持自在となるようにしたことを特徴とする収納式幼児用
ベッドを提供しようとしている。
項1にあって第1にその係止部と被係止部との構成を特
定化しており、取着部における押当縦板に係嵌間隙を介
して上向に突出した係止舌片を設けてなる係止部には、
上記ベッド構成体の被取着腕部における被押当縦板に係
止用口が開設された被係止部を嵌入係止することで、当
該被押当縦板を前記の押当縦板に押当させ得るようにし
ている。さらに請求項1におけるベッド構成体の調高機
構に関し、これを特定化しており、前記被取着腕部の上
位横向板部に螺嵌した調高螺子を縦装して、当該調高螺
子の下端部を、取着部の押当縦板から突設され、被取着
腕部の被押当縦板に開設した挿通口から前方へ挿通され
て延出の受承部にあって、その落動阻止起立部付きであ
る受承板に押当自在とすることにより、この調高螺子の
螺回操作によって取着部に対する被取着腕部の高さを調
整自在としていることを、その内容としている。
1における付勢手段についてその構成を特定化してお
り、ベッド部の後側端部に固設した受承体と、当該受承
体と摺動自在に押当する摺動子と、この摺動子が摺動自
在に内嵌されている前記の被取着腕部に設けられた案内
筒と、当該摺動子と案内筒の上位止部間に収納した弾性
体とからなり、ベッド部が壁面に添装の不使用起立状態
では、弾性体により弾圧の摺動子が案内筒の下端口から
突出状態にて前記の受承体に押当し、ベッド部が前方へ
回動降下して壁面に直交状配置となる使用横臥状態にあ
っては、受承体により押圧された摺動子によって弾性体
が圧縮状態となるよう構成されていることを、その内容
としている。
以下詳記すると、請求項1にあっては壁面Wに装着され
る取着部1とこの取着部1に係止可能としたベッド構成
体2とからなっている。ここで上記取着部1には、図5
(A)の壁面Wへの取着状態における正面図に例示され
ている通り、所要数の係止部1a、1bと前方へ向けて
横向突設された受承部1cが設けられており、もちろん
図1、図6に開示の如く壁面Wから突設した取着螺杆1
dやナット1e、そして締着螺子1fなどを用いること
で壁面Wにしっかりと固定することになり、当該取着部
1は比較的軽量小型のものであるから、簡易迅速な取着
工事が可能となる。
と、これは図1ないし図7によって理解される通り、ベ
ッド部3と被取着腕部4と付勢手段5とによって構成さ
れている。ベッド部3の後側後端部3aにあって、壁面
Wと平行に固設の横向軸杆3bには、被取着腕部4の基
端部4aが、ベッド部3に対して略90°だけ回動自在
なるよう軸承されている。さらにベッド部3の後側端部
3aと被取着腕部4との間には、図1(A)、図4の通
り被取着腕部4がベッド部3に対して、平伏重装状態と
なるように付勢する付勢手段5が連装されている。
項3について説示する特殊な構成のものを採択してもよ
いが、前説の如く単なるスプリングを用いたりガススプ
リングを採択することもできる。かくして、当該請求項
1にあっては上記した付勢手段5によって、ベッド部3
が壁面Wに添装の図1(A)の如き不使用起立状態Yを
保持し得ると共に、当該ベッド部3が前方へ矢印Rのよ
うに横向軸杆3bを中心として回動降下して、壁面Wに
直交状配置となる使用横臥状態Xを保持することができ
る。そして図示例では、上記の使用横臥状態Xを保持す
るため、ベッド部3の後側端部3aにあって突設のスト
ッパ部3cに、被取着腕部4の下端縁4bが衝当するよ
う構成されている。
Aが設けられており、図1、図3、図4等に例示のもの
は、下位配置にて係止用口4cを被押当縦板4eに開設
することで、当該係止用口4cの上縁板部に被係止部4
Aとしての役割をもたせるようにしている。そして当該
請求項1では前記した取着部1における受承部1cに対
応して、被取着腕部4に螺嵌した調高螺子4dを縦装し
ておくのであり、この調高螺子4dの下端部を上記受承
部1cに押当自在とすることにより、当該調高螺子4d
の螺回操作によって取着部1に対する被取着腕部4、従
ってベッド部3の高さを調整自在なるよう構成するので
ある。かくして取着部1の取着高さが適切でない場合に
あっても、調高螺子4dの螺回操作によって、ベッド部
3を使い勝手のよい所要高さに調整することが可能とな
る。すなわち、請求項1による収納式幼児用ベッドによ
るときは、図7のように先ず軽量小形な取着部1を壁面
Wに取着したならば、次にベッド構成体2を図示の如き
折り畳みの立装状態のままで、仮想線Lのように操作
し、係止用口4cに前記した係止部1a、1bを挿通降
下させるだけで、係止部1a、1bに対して被係止部4
Aが係止されることになり、従って簡易迅速に図1
(A)の如き使用可能状態とすることができる。しかも
当該発明では、前記した調高螺子4dを所望の用具によ
り回動させることによって、ベッド部3の高をも適宜に
変更できるので、わざわざ取着部1の取着位置を変更す
ることなしに、使い易いベッド部3の高さを容易、かつ
適宜に調整することが可能となる。
よるときは、係止部1a、1bと被係止部4Aとの係止
構成において、請求項1の内容を以下のように特定化し
ている。先ず前記した取着部1における押当縦板1gに
対し、係嵌間隙1hを介して上向きに係止舌片としての
係止部1a、1bが図示例では下位側にあって突設され
ており、さらにベッド構成体2の被取着腕部4における
被押当縦板4eに、前説の係止用口4cが開設されるこ
とで被係止部4Aを構成し、前記の係止部1a、1bに
被係止部4Aを係止することによって、被押当縦板4e
を押当縦板1gに対して押当させ得るようにするのであ
る。
と、ここに例示の取着部1は、上下に横向立上縁部1i
を設けた横向取着板1jと、その左右両端にあって直交
状に固着した前記の押当縦板1gとを具備している。こ
の押当縦板1gの左右には、これまた前方へ立ち上げた
縦向立上縁部1kが設けられている。前説の係止部1
a、1bである係止舌片は、何れも押当縦板1gから切
り出して曲折することにより形成されていると共に、当
該係止舌片は上方に向けて壁面Wから離反する方向で延
出されている。従って前記の係嵌間隙1hが下向きに鋭
角状となっていることから、前説の如く係止部1a、1
bに被係止部4Aを係止する際、係嵌させ易く、しかも
係止状態では前後の方向へのがたつきがない係止状態を
保有し得ることになる。
は、前記した取着部1における押当縦板1gの上位側か
ら突設されている受承板1mと、その前方側から曲成立
設の落動阻止起立部1nとにより鉤状に形成されてお
り、一方被取着腕部4における前記の被押当縦板4eに
開口した挿通口4fから、当該受承部1cを前方へ挿通
することで、被取着腕部4の上位横向板部4gに螺嵌し
た前記調整螺子4dの下端部を上記の受承板1mに押当
することとなる。従って請求項2によるときは、請求項
1の如く調整螺子4dの操作でベッド部3の高さを調整
できるだけでなく、取着部1に対してベッド構成体2を
係止させた際、調高螺子4dが受承板1mから不本意に
離脱してしまうといったことなく、その安全性が向上す
ることとなる。
に、ベッド構成体2の不本意な動きを阻止する必要があ
れば、図1のように、押当縦板1gに対して被押当縦板
4eを止螺子4hによって螺止させるようにしてもよ
い。また図6に例示されている通り上記の受承板1mの
上面にあって、調整螺子4dの下端部が嵌合する環状等
による横振れ防止突部4iを突設しておき、これにより
調整螺子4dが不本意に押動することを阻止するように
しておくこともできる。
は、取着部1の縦向立上縁部1k間にあって、被取着腕
部4の被押当縦板4eにおける左右から、図3に明示の
如く前方へ突設した係嵌用縦向立上縁部4jが嵌合当接
することで、取着部1に対するベッド構成体2の不本意
な横振れが阻止されるようにしている。ここで図2ない
し図4では、図1、図7に開示されているベッド部3の
床板部3dが取り外された状態を示しており、図2ない
し図4の3eはベッド部3のリブ、3fは上記床板部3
dを固定するためのビス止め螺孔、3gは横向軸杆3b
の両端を固設するためベッド部3の後側端部3aに固設
した軸承固定部を示す。
ここでは前記の請求項1における付勢手段5につき特異
構成のものが採択されている。図1ないし図4を参照し
て、その付勢手段5はベッド部3の後側端部3aに固設
されている摺接体3hと、この摺接体3hに対して摺動
自在なるよう押当している摺動子5aと、この摺動子5
aが摺動自在なるよう内嵌されている前記被取着腕部4
に設けられた案内筒5bと、同上摺動子5aと案内筒5
bの上位止部5cとの間にあって収納されているコイル
スプリング等による弾性体5dとによって構成されてい
る。そして図1(A)の如くベッド部3が壁面Wに添装
されている不使用起立状態Yでは、上記弾性体5dによ
って弾圧されることとなる摺動子5aが、案内筒5bの
下端口5eから可成りの長さで突出状態となって上記の
摺接体3hに押当している。そして前説の如くベッド部
3が矢印Rのように前方へ回動降下させることで、壁面
Wに直交状配置状態となる使用横臥状態Xとなれば、摺
接体3hの回動変移により案内筒5b内へ押し込まれた
摺動子5aによって、弾性体5dが図1(B)の如く可
成りの圧縮状態となるよう構成されている。
につき詳記すると、前記の摺接体3hは図1、図3、図
4により理解されるように、ストッパ部3cの形成され
た曲板部3iが、ビス3jにより後側端部3aにあって
固設され、この曲板部3iにおいて横向軸杆3bと平行
状態となるよう突設されているのであり、当該摺接体3
hには前記摺動子5aの先端が押当する外周弧面3kが
形成されている。そして上記の摺動子5aは合成樹脂製
で角棒状に形成され、これが角パイプ状の案内筒5bに
出入り自在なるよう嵌装されており、さらに案内筒5b
から摺動子5aが無制限に延出することのないように、
図1ないし図4によって理解できる通り、案内筒5bに
穿設した左右一対の案内溝孔5fに、摺動子5aから突
設した各案内止螺杆5gが嵌装されている。
不使用起立状態Yにあるときは、摺動子5aが案内筒5
bの下端口5eから突出しているが、この際上記した案
内止螺杆5gが案内溝孔5fの下端縁に係当し、この結
果摺動子5aは案内筒5bから抜出しないというだけで
なく、摺動子5aの先端が摺接体3hに、弾性体5dに
よる弾発力を付加することがないことから、上記不使用
起立状態Yから矢印R方向へベッド構成体2を回動降下
させる場合、当初から弾性体5dによる弾発力を受ける
ことなく、従って当該初動操作が行い易くなっている。
そして、上記の回動降下操作が進行するにつれて、摺接
体3hが弾性体5dの弾発力に抗して、摺動子5aを案
内筒5b内へ押し込んで行き、次第にベッド構成体2に
よる回転モーメントが大となって行くことで、ベッド部
3が使用横臥状態Xへ向けて下降して行き、ベッド部3
に幼児が乗せられて荷重が加えられても、前記した通り
ストッパ部3cが下端縁4bに衝当することで、それ以
上の降下は停止される。
るようにすれば、これに単なるコイルスプリングを用い
る場合よりも、ベッド部3と被取着腕部4とによるベル
ト構成体2の連枢構成が組み立て易く、かつその耐久性
をも向上でき、またガススプリングによる付勢手段より
も安価に提供することが可能となる。なお当然のことな
がら図1にあって仮想線により示されている通り、商品
としては別途合成樹脂製等によるカバー6を用意し、こ
れをヘッド構成体2における被取着腕部4の外側へ配装
した後、図5に示されている取着部1の押当縦板1gに
穿設した壁面用取着用孔1pから延出した前記取着螺杆
1dを利用するなどの手段によってカバー6を固定する
ようにし、かくして、上記被着腕部4と壁面Wに固定さ
れた取着部1とを当該カバー6によって隠蔽してしまう
ことになる。
るから、請求項1によるときは前記従来の収納式幼児用
ベッドのように、これを壁面に取着しようとする場合ベ
ース部とベッド部との間にガススプリングを連枢して一
体に構成したものを、持ち上げてベース部の壁面に対す
る取着作業を行うようにしていたことによる作業性の悪
さに比し、壁面に対して軽量小形な取着部だけを取着し
てしまった後、ベッド部とこれに取着の被取着腕部との
間に付勢手段を連枢してなるベッド構成体を、単に係止
してやるだけの作業で、収納式幼児用ベッドを取り付け
て使用し得るようにしたので、簡易にして迅速な取着作
業により使用に供することができ、またこれを取り外す
必要のある場合にも、極めて容易な作業により、その目
的を達し得ることとなる。
うな取着部に対するベッド構成体の係止だけでなく、当
該係止状態にて調高螺子を螺回することで取着部に対し
ベッド構成体を上下動自在に調高できるようにしたの
で、ベッド部を最適な高さに簡易迅速な操作で調整する
ことができ、その使い勝手を改善することが可能とな
る。
における係合部と被係合部との係止構成を、係合舌片と
係止用口との嵌入係止により、押当縦板に対し被押当縦
板が押当するようにしたので、係止作業が行い易く、か
つ係止後の取着部に対するベッド構成体の安定度が良好
となり、しかも調高手段としてもベッド構成体の上位横
向板部に螺合の調高螺子を、落動阻止起立部付きの受承
板に押当するようにしたので、不本意にベッド構成体が
取着部から離脱するといった心配がなくなり、請求項1
における調高作業を、より安全に行うことができる。さ
らに請求項3にあっては請求項1の効果に加えて、当該
請求項1における付勢手段として、ベッド部における摺
接体に対し、弾性体により案内筒から出入自在な摺動子
を弾圧接合させるようにしたので、単なるスプリングに
よる付勢手段よりも耐久性と故障発生の虞を改善でき、
ガススプリングに比し安価にして、かつ組み付け作業も
容易なものを提供することができる。
態を示し、(A)はその不使用起立状態における一部切
欠の縦断側面図で、(B)は使用横臥状態における一部
切欠の縦断側面図である。
の床板部を除去し、被取着部腕部を付勢手段の付勢力に
抗してベッド部に対し起立状態とした場合の一部を切欠
した平面図である。
の床板部を除去し、付勢手段により被取着部が平伏重装
状態にある場合の一部を切欠した平面図である。
し、その一部を切欠した壁面押し当て状態における正面
図である。
例を示した上位箇所の一部切欠縦断側面図である。
構成体を係止する以前における縦断側面図である。
取着状態を示す側面略示説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 壁面に装着される取着部と、ベッド部の
後側端部と当該後側端部に枢着した被取着腕部との間に
あって、ベッド部に被取着腕部を平伏重装状態となるよ
うに付勢する付勢手段が連装されてなるベッド構成体と
からなり、前記の取着部に設けた係止部には、上記ベッ
ド構成体の被取着腕部に設けた被係止部を係止すると共
に、前記被取着腕部に螺嵌した調高螺子を重装して、当
該調高螺子の下端部を取着部の受承部に押当自在とする
ことにより、この調高螺子の螺回操作によって取着部に
対する被取着腕部の高さを調整自在となし、これによっ
て前記付勢手段によりベッド部が壁面に添装の不使用起
立状態と、当該ベッド部が前方へ回動降下して壁面に直
交状配置となる使用横臥状態とが保持自在となるように
したことを特徴とする収納式幼児用ベッド。 - 【請求項2】 壁面に装着される取着部と、ベッド部の
後側端部と当該後側端部に枢着した被取着腕部との間に
あって、ベッド部に被取着腕部を平伏重装状態となるよ
うに付勢する付勢手段が連装されてなるベッド構成体と
からなり、前記の取着部における押当縦板に係嵌間隙を
介して上向に突出した係止舌片を設けてなる係止部に
は、上記ベッド構成体の被取着腕部における被押当縦板
に係止用口が開設された被係止部を嵌入係止すること
で、当該被押当縦板を前記の押当縦板に押当させると共
に、前記被取着腕部の上位横向板部に螺嵌した調高螺子
を縦装して、当該調高螺子の下端部を、取着部の押当縦
板から突設され、被取着腕部の被押当縦板に開設した挿
通口から前方へ挿通されて延出の受承部にあって、その
落動阻止起立部付きである受承板に押当自在とすること
により、この調高螺子の螺回操作によって取着部に対す
る被取着腕部の高さを調整自在となし、これによって前
記付勢手段によりベッド部が壁面に添装の不使用起立状
態と、当該ベッド部が前方へ回動降下して壁面に直交状
配置となる使用横臥状態とが保持自在となるようにした
ことを特徴とする収納式幼児用ベッド。 - 【請求項3】 壁面に装着される取着部と、ベッド部の
後側端部と当該後側端部に枢着した被取着腕部との間に
あって、ベッド部に被取着腕部を平伏重装状態となるよ
うに付勢する付勢手段が連装されてなるベッド構成体と
からなり、上記付勢手段はベッド部の後側端部に固設し
た摺接体と、当該摺接体と摺動自在に押当する摺動子
と、この摺動子が摺動自在に内嵌されている前記の被取
着腕部に設けられた案内筒と、当該摺動子と案内筒の上
位止部間に収納した弾性体とからなり、ベッド部が壁面
に添装の不使用起立状態では、弾性体により弾圧の摺動
子が案内筒の下端口から突出状態にて前記の摺接体に押
当し、ベッド部が前方へ回動降下して壁面に直交状配置
となる使用横臥状態にあっては、摺接体により押圧され
た摺動子によって弾性体が圧縮状態となるよう構成さ
れ、前記の取着部に設けた係止部には、上記ベッド構成
体の被取着腕部に設けた被係止部を係止すると共に、前
記被取着腕部に螺嵌した調高螺子を縦装して、当該調高
螺子の下端部を取着部の受承部に押当自在とすることに
より、この調高螺子の螺回操作によって取着部に対する
被取着腕部の高さを調整自在となし、これによって前記
付勢手段によりベッド部が壁面に添装の不使用起立状態
と、当該ベッド部が前方へ回動降下して壁面に直交状配
置となる使用横臥状態とが保持自在となるようにしたこ
とを特徴とする収納式幼児用ベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31039299A JP3602016B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 収納式幼児用ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31039299A JP3602016B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 収納式幼児用ベッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001128807A true JP2001128807A (ja) | 2001-05-15 |
JP3602016B2 JP3602016B2 (ja) | 2004-12-15 |
Family
ID=18004718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31039299A Expired - Fee Related JP3602016B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 収納式幼児用ベッド |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3602016B2 (ja) |
-
1999
- 1999-10-29 JP JP31039299A patent/JP3602016B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3602016B2 (ja) | 2004-12-15 |
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