JP2001128257A - リモコン操作器による信号送受信手段 - Google Patents

リモコン操作器による信号送受信手段

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JP2001128257A
JP2001128257A JP30625299A JP30625299A JP2001128257A JP 2001128257 A JP2001128257 A JP 2001128257A JP 30625299 A JP30625299 A JP 30625299A JP 30625299 A JP30625299 A JP 30625299A JP 2001128257 A JP2001128257 A JP 2001128257A
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JP30625299A
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Takahiro Yunai
隆博 勇内
Kazushi Kanjo
一志 勘場
Yasuhiro Jikiba
安弘 食場
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Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコン操作器から機器への操作命令の信頼
性を高めることのできる信号送受信手段を提供する。 【解決手段】 制御される機器12への命令を入力するた
めの入力手段50を具えたリモコン操作器14に配備され、
入力手段50に入力された情報を送信する送信手段63と、
動作を制御する制御手段40を具えた機器12に配備され、
リモコン操作器14の送信手段から送信された操作命令コ
ードを受信して、制御手段40に操作命令を送信する受信
手段47からなる信号送受信手段に於いて、送信手段63
は、送信される命令信号中に、入力手段50から入力され
た命令コードを複数回含んでなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン操作器を
用いた入力操作によって作動するマッサージ機、又はリ
モコン操作器の送信する信号に基づいて動作制御される
電子制御機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】その種機器として、特開平7−8528
号公報(A61H7/00)には、光信号を利用して操作するマッ
サージ機が開示されている。該マッサージ機は、操作命
令を入力し、光信号を送信するリモコン操作器と、該リ
モコン器からの光信号を受信する受信部を具え、マッサ
ージ機は、受信部にて受信した信号に基づいて制御され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光信号は、指向性を有
してるから、送受信を行なうには、使用者は、リモコン
操作器を受信部に向けて、操作命令の入力操作を行なう
必要があり、送信部と受信部との間に障害物があると、
送受信が妨げられる可能性がある。この場合、使用者
は、再度操作命令を入力する必要がある。また、同じ機
種のマッサージ機を複数台並べて使用する場合に、1台
のリモコン操作器から発信した操作命令信号は、他のマ
ッサージ機も受信可能である。このため、あるリモコン
操作器から発信された操作命令信号を、他人が座ってい
るマッサージ機が受信し、そのマッサージ機に座ってい
る使用者が、所望とは異なるマッサージを強いられるこ
ともある。同じ問題は、多数のテレビジョン受像機を陳
列している陳列台上の1台テレビジョン受像機に対し
て、オン、オフ、チャンネル切替えを行なう場合にも起
こり得る。
【0004】本発明の目的は、リモコン操作器から機器
への操作命令の信頼性を高めることのできる信号送受信
手段を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の信号送受信手段は、制御
される機器(12)への命令を入力するための入力手段(50)
を具えたリモコン操作器(14)に配備され、入力手段(50)
に入力された情報を送信する送信手段(63)と、動作を制
御する制御手段(40)を具えた機器(12)に配備され、リモ
コン操作器(14)の送信手段から送信された操作命令コー
ドを受信して、制御手段(40)に操作命令を送信する受信
手段(47)からなる信号送受信手段に於いて、送信手段(6
3)は、送信される命令信号中に、入力手段(50)から入力
された命令コードを複数回含んでなる。
【0006】また、本発明の請求項2に記載の信号送受
信手段は、送信手段(63)が送信する1つの命令信号中
に、入力手段から入力されたコードを、所定の休止時間
t毎に複数回含むようにしたものである。本発明の請求
項3に記載の信号送受信手段は、1つの命令信号中に含
まれる休止時間tに、他と異なる長さの休止時間tを少
なくとも含むようにしたものである。
【0007】本発明の請求項4に記載の信号送受信手段
は、送信手段(63)及び受信手段(47)に、夫々機器番号を
記憶する記憶手段(62)(48)を接続し、送信手段(63)は、
記憶手段(62)に記憶された機器番号を各命令コードの前
に挿入して送信し、受信手段(47)は、記憶手段(48)に記
憶された機器番号を受信したときのみ、命令コードを受
信するようにしたものである。また、本発明の請求項5
に記載の信号送受信手段は、記憶手段(62)に記憶された
送信手段(63)の機器番号を、入力手段(50)への入力によ
って書き換えることができ、記憶手段(48)に記憶された
受信手段(47)の機器番号を、送信手段(63)から送信され
る信号によって書き換えることができるようにしたもの
である。
【0008】さらに、本発明の請求項6に記載の信号送
受信手段は、送信手段(63)が、電波によって命令コード
を受信手段(47)に送信するようにしたものである。
【0009】
【作用及び効果】本発明の請求項1に記載の信号送受信
手段は、送信手段(63)が、命令コードを複数回含む命令
信号を送信するから、受信手段(47)は、たとえノイズ等
の影響により、複数回送信される命令コードのうちの幾
つかを受信できなくても、そのうちの1つを受信できれ
ばよいため、信号の伝達の信頼性を高めることができ
る。
【0010】本発明の請求項2又は請求項3に記載の信
号送受信手段によれば、送信手段(63)から送信される命
令信号中には、所定の休止時間毎に複数回命令コードを
含んでいるから、連続して操作命令コードを複数回送信
する場合に比べて、より信号の伝達の信頼性を高めるこ
とができる。また、休止時間tを徐々に長くしたり、又
は短くするなど長さを異ならせることにより、たとえ送
信するコードが、他の送信手段の送信コードと重なって
いても、休止時間tが異なるから、そのうちの1つのコ
ードは受信手段(47)に送信できる可能性が高い。このた
め、信号の伝達の信頼性が高められる。
【0011】本発明の請求項4又は請求項5に記載の信
号送受信手段によれば、送信手段(63)と受信手段(47)
は、夫々機器番号を記憶しており、送信手段(63)は、機
器番号を操作命令と共に送信し、受信手段(47)は、該当
する機器番号の付いた操作命令コードのみを受信するか
ら、同じ機種の機器を複数使用する場合であっても混信
することがない。
【0012】本発明の請求項6に記載の信号送受信手段
によれば、さらに、送信手段(63)と受信手段(47)との信
号のやりとりを電波によって行なうようにしている。電
波は、光信号よりも拡散性を有するから、光信号のよう
に、送信手段(63)を受信手段(47)に向けて送信しなくて
も、送受信を行なうことができる。
【0013】本発明の信号送受信手段を、信号を受信し
て作動する機器(12)としてマッサージ機(10)に適用する
ことによって、マッサージ機(10)は、使用者からの操作
命令を高い信頼性で受信することができ、また、複数台
のマッサージ機を並べて使用した場合でも、信号が混信
して、異なるマッサージ機(10)が誤って作動してしまう
こともない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下では、本発明を椅子型マッサ
ージ機(10)に実施した例について説明するが、本発明
は、マッサージ機に限定されず、リモコン操作器(14)に
よって信号を伝達するその他の機器、電化製品等に適用
できることは勿論である。
【0015】椅子型マッサージ機(10)は、図1、図2に
示すように、使用者の腰掛ける座部(16)と、座部の後部
に背凭れ(17)を傾動可能に配備し、座部の前端に脚載せ
部(18)を下向き姿勢から略水平姿勢へ起伏可能に配備し
ている。脚載せ部(18)には、ふくらはぎをマッサージす
るためのバイブレータ(20)が内蔵されている。ふくらは
ぎバイブレータ(20)は、バイブレータ用モータ(図示せ
ず)により作動する。座部(16)の両側方には肘掛け(22)
(22)が設けられている。背凭れ(17)は、座部(16)の下方
に設けたリクライニング用モータ(19)によって傾斜角度
が決められる。背凭れ(17)内に縦方向に延びた左右一対
の案内ガイド(23)に係合して、矩形の取付フレーム(25)
が昇降可能に配備され、該フレーム(25)は、背凭れ(17)
の下部に配備した昇降用モータ(26)に駆動されるネジ軸
(27)に係合し、該ネジ軸(27)の回転によるネジ推力で昇
降駆動される。ネジ軸(27)による取付フレーム(25)の上
下方向の移動限は、案内ガイド(23)の上下端に設けられ
たリミットスイッチ(72)(72)によって検知される。取付
フレーム(25)には、一対の施療指(30)(30)が左右に対向
して配備され、各施療指(30)は、互いに上下に一対の揉
み玉(31)(31)を具え、該揉み玉(31)(31)を背凭れ(17)の
前面の縦長開口から外部に臨出させ、該開口を覆う被せ
布(33)で隠している。
【0016】施療指(30)(30)は、フレーム(25)上に設け
たマッサージ用モータ(34)に、揉み・叩き切替クラッチ
(35)を介して連繋されている。切替クラッチ(35)には、
両端が対称的に屈曲して両側方へ突設した揉み軸(37)が
連繋される。また、該揉み軸(37)の下方には、両端が位
相を違えて偏心した偏心軸を突出している叩き軸(38)が
連繋されている。施療指(30)(30)は、夫々揉み軸(37)両
端の斜軸に枢支されており、施療指の下端は、自在継手
を介して叩き軸(38)の偏心軸に枢支されている。切替ク
ラッチ(35)は、マッサージ用モータ(34)を正転させる
と、揉み軸(37)のみを回転し、施療指(30)(30)を互いに
接近離間振動させる揉みマッサージを施す。また、マッ
サージ用モータ(34)を逆転させると、切替クラッチ(35)
は、叩き軸(38)のみを回転し、施療指(30)(30)を夫々上
下に振動させる叩きマッサージを施す。叩きマッサージ
の際の施療指(30)(30)の幅は、叩きマッサージの前に、
マッサージ用モータ(34)を正転させて、施療指(30)(30)
を所望の間隔に調節すればよい。マッサージ用モータ(3
4)は、正転(揉み)、逆転(叩き)の制御の他に、回転速度
を速、中、遅の3段階に調節でき、従って、揉みや叩き
マッサージの速度も速、中、遅の3段階に調節できる。
【0017】昇降用モータ(26)を駆動して、施療指(30)
(30)の配備された取付フレーム(25)を上下動させること
により、使用者の首筋から上半身、腰までの部分を背筋
のばしや部分のばしを行なう、所謂ローリングマッサー
ジをすることができる。ローリングマッサージは、マッ
サージ用モータ(34)を停止した状態で行なってもよい
し、マッサージ用モータ(34)を回転させながら行なうこ
とによって、揉み又は叩きマッサージと組み合わせるこ
とができる。なお、ローリングマッサージの際の施療指
(30)(30)の幅は、上述の叩きマッサージと同様に、ロー
リングマッサージの前に、マッサージ用モータ(34)を正
転させて、施療指(30)(30)を所望の間隔に調節すればよ
い。ローリングマッサージを施す範囲は、首筋から腰へ
かけての背筋のばしと、首筋、背中又は腰の何れかの部
位への部分のばしを選択できる。背筋のばしの場合、昇
降用モータ(26)は、取付フレーム(25)を首筋から腰まで
の範囲で上下動させ、部分のばしの場合は、取付フレー
ム(25)を所望の部位にて上下動させる。
【0018】上記マッサージ用モータ(34)、昇降用モー
タ(26)、リクライニング用モータ(19)及びバイブレータ
用モータ(21)は、マッサージ機(10)内に設けた制御手段
(40)に電気的に接続され、該制御手段(40)からの信号に
よって制御される。
【0019】図3は、リモコン操作器(14)とマッサージ
機(10)のブロック図である。マッサージ機(10)には適当
な位置に、受信用マイコン(42)を主体として構成される
制御手段(40)が配備される。受信用マイコン(42)には、
マッサージ用モータ(34)、昇降用モータ(26)、リクライ
ニング用モータ(19)及びバイブレータ用モータ(21)を夫
々制御する駆動回路(43)(44)(45)(46)が接続され、受信
用マイコン(42)からの命令信号によって、各モータ等が
駆動する。また、受信用マイコン(42)には、リミットス
イッチ(72)(72)と、後述するリモコン操作器(14)から送
られた送信コードを受信し、受信用マイコン(42)に送信
する受信手段(47)と、各種送信コードに対応した命令信
号を記憶している記憶手段(48)が接続されている。記憶
手段(48)には、その他、搭載された機器番号なども記憶
されている。記憶手段(48)として、不揮発性メモリを例
示することができる。
【0020】受信手段(47)に操作命令コードを送信する
リモコン操作器(14)は、図4に示すように、入力手段(5
0)となる釦を盤面上に多数配置している。図示のリモコ
ン操作器(14)は、電源の「入/切」を選択する釦(50
a)、使用者の肩位置を設定するための肩位置釦(50b)、
手動コースと予め設定された自動コースを選択する釦(5
0c)(50d)、揉み、叩き、背筋のばし、部分のばしを選択
するための釦(50e)(50f)(50g)(50h)、揉み、叩きの速さ
を変える速さ釦(50i)、施療指の間隔を設定する幅釦(50
j)、施療指を上下に移動させ、上下位置を調節する上釦
(50k)と下釦(50m)、ふくらはぎ用バイブレータ(20)を作
動及び停止させるふくらはぎ釦(50n)、リクライニング
用モータを駆動し、背凭れの角度を調節するための倒釦
(50p)と起釦(50q)を具えている。上記入力手段(50)は、
図3に示すように、送信用マイコン(60)に接続されてお
り、使用者が釦を押すことにより、入力手段(50)からの
信号は、送信用マイコン(60)に入力される。送信用マイ
コン(60)には、入力信号に対応した送信コード(後述す
る)及びリモコン操作器(14)の機器番号を記憶した不揮
発性メモリ等の記憶手段(62)が接続されており、入力信
号に対応した送信コードを送信手段(63)に送信し、電
波、光信号などに変換して受信手段(47)へ送信する。図
示の送信手段(63)は、電波変換回路である。また、リモ
コン操作器(14)には、使用者が選択した釦、又は現在行
なわれているマッサージの釦、更には、現在選択できる
釦を視覚的に区別するための表示部(64)(65)が設けられ
ている。表示部は、図4に示すように、釦の近傍に発光
素子を配した小窓(64)や、符号(65)で表わされるよう
に、釦の内側に発光素子を配して、釦又は釦の周囲を発
光するようにしたものを例示できる。各表示部(64)(65)
は、送信手段(63)の送信用マイコン(60)に接続されてい
る。
【0021】図5(a)は、リモコン操作器(14)の記憶手
段(62)に記憶された送信コードを示しており、表1乃至
表8は、送信コードの内容を示している。送信コード
は、2進数の信号列から構成される。送信コードは、ヘ
ッダー信号の後に、機器番号(#0〜#7)を示すコード
が付されており、機器番号コードの後には、図5(a)及
び、表2乃至表7に示す順に、b0〜b45の2進数信号
が続く。例えば、使用者が、叩きマッサージの釦(50f)
を押すと、送信用マイコン(60)は、叩きマッサージを行
なうための信号選択をする。具体的には、表2から叩き
信号b6からb1 0(11110)及びこれの反転信号b11
〜b15(00001)を選択し、また、表3乃至表8から
速度、幅、肩位置、上下位置、リクライニング及びふく
らはぎ用バイブレータについての動作信号(図5(a)参
照)を夫々選択する。選択された信号は、機器番号コー
ドの後に付加されて送信コードとなり、電波又は光信号
に変換して受信手段へ送信される。なお、叩きマッサー
ジを定位置で行なう場合には、表3乃至表8中、肩位
置、上下位置、リクライニング及びバイブレータは、
「無効」、「入力なし」、「停止」が選択される。図5
(a)に示す1つの送信コードの長さは約0.1秒程度で
ある。送信手段(63)から発信された送信コードは、受信
手段(47)によって受信され、送信コード中の機器番号
が、受信側の記憶手段(48)に記憶された機器番号の一致
するか否かを判定し、機器番号が一致する場合のみ、受
信用マイコン(42)は、該送信コードに基づくマッサージ
機(10)の制御を行なう。
【0022】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【0023】上述の送信コードは、信号の送受信の信頼
性を高めるために、図5(b)に示すように、休止時間t
毎に複数回することが望ましい。1つの操作命令信号中
に、複数回送信コードを送信することによって、ノイズ
等により1つの送信コードが上手く受信されない場合で
も、他の送信コードによって信号の伝達を行なうことが
できるからである。なお、送信コードを1回しか送信し
ない場合、例えば、使用者が速さ釦(50i)で「速」(速さ
の表示部の右端が点灯)を選択し、その送信コードが受
信手段(47)に上手く受信されなければ、使用者が再度速
さ釦(50i)を押すことになるが、このとき、リモコン操
作器(14)側は、すでに「速」となっているので、使用者
が再び速さ釦(50i)を押すと、次は、「遅」(速さの表示
部の左端が点灯)の信号を受信手段(47)に送信すること
になる。このため、更にもう一度、速さ釦(50i)を押さ
ねばならない。結局、使用者が「速」を選択した後、そ
の送信信号が上手く受信されなければ、使用者は3回速
さ釦(50i)を押さねばならず、不便である。繰り返し送
信される回数は、2回〜10回が望ましく、また、送信
コードは、送信コードと休止時間との合計が、1秒〜1
0秒程度となるように設定することが望ましい。繰り返
し送信する時間を制限しているのは、リモコン操作器(1
4)の電池消耗を防止するためである。なお、マッサージ
機(10)に本発明を適用した場合は、通常、リモコン操作
器(14)とマッサージ機(10)は近距離にあるから、送信電
力は小さくて済む。
【0024】なお、休止時間tは、一定としてもよい
が、図6(a)に示すように、徐々に長くしたり、図7
(a)に示すように、徐々に短くすることが望ましい。ま
た、休止時間tをランダムに設定してもよい。なぜな
ら、休止時間tを一定としておくと、例えば、複数のマ
ッサージ機を並べて使用したときに、使用者がリモコン
操作器(14)を押すのとほぼ同時に、他の使用者が、他の
リモコン操作器から同じ休止時間tの信号を発信する
と、すべての送信コードがオーバーラップしてしまい、
両機器ともに信号を受信できないことがあるからであ
る。休止時間tを図6(a)又は図7(a)に示すように、
0〜t3(例えば、t0<…<t3、t0>…>t3)を如く
変えておくと、他の使用者が、図6(b)又は図7(b)に
示すようにほぼ同時に信号を発信しても、オーバーラッ
プしない送信コードが現われ、該送信コードを確実に受
信手段(47)へ伝達することができる。
【0025】なお、複数の機器を並べて使用しない状況
下では、送信コードに機器番号を意味する機器番号コー
ドを付けなくてもよい。
【0026】機器(12)及びリモコン操作器(14)の記憶手
段(48)(62)に記憶された機器番号は、予め出荷時に設定
しておいてもよいし、リモコン操作器及び機器の機器番
号を使用者が後から設定、変更できるようにしてもよ
い。リモコン操作器(14)及び機器(12)の機器番号の設
定、変更手順の一例を示す。 <リモコン操作器の場合>以下、フローチャート図8に
沿って説明する。リモコン操作器(14)の電池交換の際に
(ステップ1)、例えば、リクライニングの「倒」釦(50
p)と「起」釦(50q)を2個同時に押して、機器番号の設
定、変更を行なうことができる(ステップ2)。これら釦
(50p)(50q)が同時に押されていない場合には、機器番号
の設定、変更は行わず、通常のマッサージ機(10)の操作
命令を送信できる。釦(50p)(50q)が同時に押されている
場合には、機器番号の変更モードに入る。変更モードに
入ると、まず、記憶手段(62)に記憶されている現在の機
器番号Nを読み出し(ステップ3)、カウントアップする
(ステップ4)。表1に示す機器番号は、#0〜#7まで
であるから、カウントアップした機器番号が#7を越え
ると(ステップ5)、機器番号を#0として(ステップ
6)、記憶手段(62)に機器番号#0を記憶する。カウン
トアップした機器番号が#7以下であれば、その機器番
号を記憶手段(62)に記憶し(ステップ7)、機器番号の変
更が完了する。その後は、通常の動作に戻る。上記変更
方法によれば、釦(50p)(50q)を同時に押しながら、電池
を挿入するだけで、機器番号の変更モードに入ることが
できるため、機種番号が簡単である。なお、変更モード
中の機器番号の表示については説明していないが、例え
ば、リモコン操作器(14)にある表示部(64)(65)等を点灯
させて、その組合せにより、機器番号を示すこともでき
る。変更モードに入ったこと、また、変更が完了したこ
とも、同様に表示部(64)(65)を点灯させることによって
視覚的に確認することができる。
【0027】<機器の場合>予め、マッサージ機(10)に
書換用スイッチ(70)を配備しておく(図3参照)。書換用
スイッチ(70)は、機器側の受信用マイコン(42)に電気的
に接続しておく。なお、このスイッチ(70)は、取付フレ
ーム(25)の上下の移動限を検知するリミットスイッチ(7
2)(72)(図1及び図3参照)で代用することもできる。以
下、フローチャート図9に沿って説明する。使用者が機
器番号の設定、変更を行なう場合、まず、書換用スイッ
チ(70)をオンにする(ステップ11)。書換用スイッチ(7
0)をオンにすると、機器番号の変更モードとなり、受信
用マイコン(42)に内蔵されたタイマー(図示せず)が、変
更可能時間(例えば3秒間)のカウントを開始する(ステ
ップ12)。この制限時間中(ステップ12)、受信用マ
イコン(42)は、送信コードに含まれる機器番号をチェッ
クする(ステップ13)。使用者は、制限時間中に、リモ
コン操作器(14)から機器番号コードが付された送信コー
ド(送信されるマッサージ動作は何れの動作でもよい)を
送信する。1つの送信信号中に送信コードが繰り返して
送信されるから、受信用マイコン(42)は、制限時間内に
送信された信号中、機器番号コードが付された送信コー
ドを複数回(例えば3回)、受信すると(ステップ14)、
受信した機器番号を受信手段の記憶手段(48)へ書き込む
(ステップ15)。このように、機器番号を後から変更で
きるようにしておくと、複数台の機器を並べて使用した
ときに、同じ機器番号の機器があっても、一方の機器番
号を変更することで、信号を誤って受信することはな
い。なお、送信コードを確実に発信させるために、制限
時間中に、リモコン操作器(14)のリクライニング「起」
釦を所定時間以上押し続けるようにしてもよい。
【0028】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】マッサージ機の断面図である。
【図2】マッサージ機の要部拡大図である。
【図3】リモコン操作器及びマッサージ機のブロック図
である。
【図4】リモコン操作器の斜視図である。
【図5】(a)は送信コードの一例であり、(b)は複数個
の送信コードを含む操作命令信号を示している。
【図6】休止時間tを変えた操作命令信号の一例であ
る。
【図7】休止時間tを変えた操作命令信号の一例であ
る。
【図8】リモコン操作器の機器番号を変更するフローチ
ャート図である。
【図9】マッサージ機の機器番号を変更するフローチャ
ート図である。
【符号の説明】
(10) 椅子型マッサージ機 (14) リモコン操作器 (47) 受信手段 (63) 送信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 食場 安弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4C100 AA00 AD11 AE11 AF03 AF07 AF16 AF17 BA06 BB03 CA03 CA06 CA07 DA04 DA05 DA06 DA10 EA09 EA12 5K048 AA06 DB01 DC01 EA05 EA14 EA16 EB02 HA04 HA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御される機器(12)への命令を入力する
    ための入力手段(50)を具えたリモコン操作器(14)に配備
    され、入力手段(50)に入力された情報を送信する送信手
    段(63)と、 動作を制御する制御手段(40)を具えた機器(12)に配備さ
    れ、リモコン操作器(14)の送信手段から送信されたコー
    ドを受信して、制御手段(40)に操作命令を送信する受信
    手段(47)からなる信号送受信手段に於いて、 送信手段(63)は、送信される命令信号中に、入力手段(5
    0)から入力された命令コードを複数回含んでいることを
    特徴とする信号送受信手段。
  2. 【請求項2】 送信手段(63)は、1つの命令信号中に、
    入力手段から入力されたコードを、所定の休止時間t毎
    に複数回含んでいる請求項1に記載の信号送受信手段。
  3. 【請求項3】 1つの命令信号中に含まれる休止時間t
    は、他と異なる長さの休止時間tを少なくとも含んでい
    る請求項2に記載の信号送受信手段。
  4. 【請求項4】 送信手段(63)及び受信手段(47)は、夫々
    機器番号を記憶する記憶手段(62)(48)に接続され、送信
    手段(63)は、記憶手段(62)に記憶された機器番号を各命
    令コードの前に挿入して送信し、受信手段(47)は、記憶
    手段(48)に記憶された機器番号を受信したときのみ、命
    令コードを受信する請求項1乃至請求項3の何れかに記
    載の信号送受信手段。
  5. 【請求項5】 記憶手段(62)に記憶された送信手段(63)
    の機器番号は、入力手段(50)への入力によって書き換え
    ることができ、記憶手段(48)に記憶された受信手段(47)
    の機器番号は、送信手段(63)から送信される信号によっ
    て書き換えることができる請求項4に記載の信号送受信
    手段。
  6. 【請求項6】 送信手段(63)は、電波によって命令コー
    ドを受信手段(47)に送信する請求項1乃至請求項5の何
    れかに記載の信号送受信手段。
  7. 【請求項7】 機器(12)は、マッサージ機(10)であっ
    て、受信手段(47)及び制御手段(40)は、マッサージ機(1
    0)に配備される請求項1乃至請求項6の何れかに記載の
    信号送受信手段。
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