JP2001128068A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JP2001128068A
JP2001128068A JP31077599A JP31077599A JP2001128068A JP 2001128068 A JP2001128068 A JP 2001128068A JP 31077599 A JP31077599 A JP 31077599A JP 31077599 A JP31077599 A JP 31077599A JP 2001128068 A JP2001128068 A JP 2001128068A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体撮像素子の欠陥画素の位置を認識し、安
価な回路で補正を行なうことが可能なビデオカメラを提
供する。 【解決手段】 本発明によるビデオカメラは、照明1、
レンズ保護シャッタ2、フォーカス駆動装置3、レンズ
部4、CCD駆動回路5、CCD撮像素子6、マイコン
8、黒キズレベルレジスタ10、黒キズ判定回路11、
白キズレベルレジスタ12、白キズ判定回路13および
キズ補正回路15を備える。白キズ、黒キズ座標を特定
する際には、レンズに入る光を調整し、フォーカスをず
らす。これにより得られる画素と、黒キズまたは白キズ
レベルレジスタ10,12との値を比較し、欠陥画素を
特定する。キズ補正回路15は、固体撮像素子から出力
される画素の順で、欠陥画素か否かを判定し、色情報を
補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固体撮像素子を
用いたビデオカメラに関し、特に固体撮像素子のキズの
箇所を特定し補正する機能を有するビデオカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、画像撮像用のデバイスとして、C
CD撮像素子やCMOS撮像素子などの固体撮像素子を
用いたビデオカメラやデジタルスチルカメラが商品化さ
れている。
【0003】これらの商品に利用される固体撮像素子に
おいて、良好な画質の映像を得るためには、固体撮像素
子上のすべての画素に関して欠陥や不良がないことが重
要となる。
【0004】これは、画素に欠陥や不良があった場合、
被写体の種類や明るさによらず、その画素が常に白点や
黒点となる、いわゆる白キズや黒キズと呼ばれる現象が
発生し、映像の品質を大きく低下させる原因になるため
である。
【0005】しかし、固体撮像素子の画素数の増加や、
固体撮像素子自体のサイズの縮小化などにより、各画素
の高密度化が進み、製造時における画素の欠陥や不良の
発生する確率が高くなっており、歩留りも低くなってい
る。これは、固体撮像素子を使用した機器のコストを上
昇させる原因になっていた。
【0006】これらの問題を解決するため、従来さまざ
まな提案がなされている。「CCDビデオカメラシステ
ム(特開平7−58987号公報)」では、欠陥画素の
存在位置がキズになっているCCD撮像素子を用いたビ
デオカメラシステムにおいて、欠陥画素に近接する近接
画素の信号値から、当該欠陥画素の信号値を推定し補償
することにより、映像の品質を保つことのできる方法を
提案している。
【0007】また、「欠陥画素検出装置(特開平9−1
02912号公報)」では、撮像素子から得られる画像
信号を所定の回数積分し、その値を所定のしきい値と比
較することにより、欠陥画素を検出する方法を提案して
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−58987号公報の提案では、機器の製造時点で既
知になっている画素の欠陥に対しては対応可能である
が、製造後何らかの原因、たとえば、画素に宇宙線が直
撃するなどして欠陥画素が増加した場合に対応すること
はできない。
【0009】また、特開平9−102912号公報の提
案では、製造後に発生する欠陥画素に対しても対応可能
である。しかしながら、信号値を所定回数積分し、しき
い値と比較する方法をとるため、全画素数分の積分値を
保存するするための記憶装置が必要となり、大幅なコス
トの上昇は避けられない。また、この方法では、白キズ
は発見できても、黒キズの発見はできない。
【0010】そこで、本発明はかかる問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、固体撮像素子を
用いたビデオカメラにおいて、固体撮像素子の欠陥画素
のために発生する白キズや黒キズの位置を自動認識し、
安価な回路で補正することができるビデオカメラを提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の一つの局面に
よるビデオカメラは、複数の画素で構成される固体撮像
素子と、前記固体撮像素子に入射する光量を調整する光
量調整手段と、被写体からの光を固体撮像素子に集光す
るフォーカス調整が可能な光集光手段と、固体撮像素子
の欠陥画素とみなす信号レベルを記憶する欠陥レベル記
憶手段と、欠陥画素を特定する際に、光量調整手段によ
って固体撮像素子に入射する光量を増大または減少させ
て、光集光手段のフォーカスをずらした状態で映像を撮
影させる制御手段と、制御手段の制御により得られる複
数の画素の信号レベルと欠陥レベル記憶手段に記憶され
る信号レベルとを比較し、欠陥画素の座標を特定する欠
陥画素認識手段とを備える。
【0012】したがって、当該ビデオカメラによると、
レンズに入る光量とフォーカスとを自動的調整すること
により、固体撮像素子の欠陥画素を自動的に検出するこ
とができる。
【0013】好ましくは、特定された欠陥画素の座標が
固体撮像素子から出力される画素の順番で記録され、ま
たは記録される欠陥画素の座標が固体撮像素子から出力
される画素の順番で読出される欠陥画素記録手段と、通
常動作時において、複数の画素のうち、欠陥画素記録手
段から読出される座標の画素について補正を行なう補正
手段とをさらに備える。
【0014】したがって、当該ビデオカメラによると、
固体撮像素子から出力される画素の順番で、補正を行な
うことができる。これにより、回路規模を大幅に抑え
て、低コストな装置を提供することができる。
【0015】特に、固体撮像素子から出力される画素の
座標を算出する座標カウント手段をさらに備え、補正手
段は、座標カウント手段の出力と、欠陥画素記録手段か
ら読出される座標とが一致した場合に、補正を実施す
る。
【0016】したがって、当該ビデオカメラによると、
欠陥画素であるか否かを判定する回路を、大幅に簡略化
(たとえば、1つの比較回路)することができる。ま
た、判定回路の構成が欠陥画素の数によらず決定される
ため、欠陥画素の増加に伴うレイアウト面積の拡大を防
止することができる。
【0017】好ましくは、欠陥画素は、撮像した映像が
白キズになる画素であって、光量調整手段は、固体撮像
素子に入射する光を遮光する光遮光手段を含み、欠陥レ
ベル記憶手段は、白キズとみなす信号レベルを記憶する
白キズレベル記憶手段を含み、欠陥画素認識手段は、複
数の画素のそれぞれの信号レベルと白キズレベル記憶手
段に記憶される信号レベルとを比較し、白キズの座標を
特定する白キズ座標認識手段を含み、制御手段は、白キ
ズの座標を特定する際に、光遮光手段によって固体撮像
素子に入射する光を遮光させ、光集光手段のフォーカス
をずらした状態で映像を撮影させる。特に、前記制御手
段は、任意のタイミング、一定時間毎、または電源投入
時に、前記白キズの座標を特定するための処理を起動さ
せる。
【0018】したがって、当該ビデオカメラによれば、
外光の影響を防いで、自動的にかつ確実に白キズを特定
することができる。
【0019】また、任意のタイミング、一定時間毎、ま
たは電源投入時に白キズを特定することができる。した
がって、後発的に画素に欠陥が生じた場合であっても、
当該欠陥画素を特定することができる。
【0020】好ましくは、欠陥画素は、撮像した映像が
黒キズになる画素であって、光量調整手段は、被写体を
照明するための照明手段と、固体撮像素子に対する光の
露光量を変更できる露光変更手段とを含み、欠陥レベル
記憶手段は、黒キズとみなす信号レベルを記憶する黒キ
ズレベル記憶手段を含み、欠陥画素認識手段は、複数の
画素のそれぞれの信号レベルと前記黒キズレベル記憶手
段に記憶される信号レベルとを比較し、黒キズの座標を
特定する黒キズ座標認識手段を含み、制御手段は、黒キ
ズの座標を特定する際に、照明手段と露光変更手段とを
用いて、露光オーバーの状態に設定するとともに、光集
光手段のフォーカスをずらした状態で映像を撮影させ
る。特に、制御手段は、任意のタイミング、または電源
投入時に、黒キズの座標を特定するための処理を起動さ
せる。
【0021】したがって、当該ビデオカメラによると、
露光量とフォーカスとを自動的に調整することにより、
自動的にかつ確実に黒キズを特定することができる。
【0022】また、任意のタイミング、または電源投入
時に黒キズを特定することができる。したがって、後発
的に画素に欠陥が生じた場合であっても、当該欠陥画素
を特定することができる。
【0023】好ましくは、欠陥画素は、撮像した映像が
黒キズになる画素であって、光量調整手段は、固体撮像
素子に入射する光を遮光する光遮光手段を含み、光集光
手段は、レンズと、レンズを包む鏡筒と、鏡筒内を照明
するレンズ照明手段とを含み、欠陥レベル記憶手段は、
黒キズとみなす信号レベルを記憶する黒キズレベル記憶
手段を含み、欠陥画素認識手段は、複数の画素のそれぞ
れの信号レベルと前記黒キズレベル記憶手段に記憶され
る信号レベルとを比較し、黒キズの座標を特定する黒キ
ズ座標認識手段を含み、制御手段は、黒キズの座標を特
定する際に、光遮断手段によって被写体からの光を遮断
し、レンズ照明手段によってレンズを照明するととも
に、光集光手段のフォーカスをずらした状態で映像を撮
影させる。特に、制御手段は、電源投入時に、黒キズの
座標を特定するための処理を起動させる。
【0024】したがって、当該ビデオカメラによると、
欠陥画素の判定用に設けられた照明を用いて、黒キズを
特定することができる。
【0025】また、電源投入時に黒キズを特定すること
ができる。したがって、後発的に画素に欠陥が生じた場
合であっても、当該欠陥画素を特定することができる。
【0026】この発明のもう一つの局面によるビデオカ
メラは、各々が、RGBのうち1種類の色情報に対応す
る複数の画素で構成される固体撮像素子と、固体撮像素
子の欠陥画素を記録する欠陥画素記録手段と、複数の画
素のうち、欠陥画素記録手段に記録される欠陥画素につ
いて、対応する1種類の色情報を補正する補正手段と、
複数の画素のそれぞれに対して、欠落した2種類の情報
を補間する色信号補間処理を行なうための色信号補間手
段と、固体撮像素子から出力される第1複数個のライン
の画素を時系列に記録する第1複数個のラインメモリと
を備え、補正手段は、第1複数個のラインメモリに記憶
される画素データを用いて、補正を行ない、色信号補間
手段は、第1複数個のラインメモリのうちの第2複数個
のラインメモリに記録される画素データを用いて、色信
号補間処理を行なう。
【0027】したがって、当該ビデオカメラによると、
欠陥画素の色情報を補間する補間回路と、欠落している
色情報を補うための色信号補間回路とで、互いにライン
メモリを共有する。したがって、回路面積が大幅に削減
される。
【0028】好ましくは、固体撮像素子から出力される
画素の座標を算出する座標カウント手段をさらに備え、
欠陥画素記録手段は、欠陥画素の座標が固体撮像素子か
ら出力される画素の順番で記録され、または記録される
欠陥画素の座標が固体撮像素子から出力される画素の順
番で読出され、補正手段は、座標カウント手段の出力
と、欠陥画素記録手段から読出される座標とが一致した
場合に、補正を実施する。
【0029】したがって、当該ビデオカメラによると、
固体撮像素子から出力される画素の順番に従って補正を
行なうことができるため、回路構成を簡昜化することが
できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るビデオカメラ
について図を用いて詳細に説明する。なお、図において
同一または相当部分には同一記号または同一符号を付し
その説明を省略する。
【0031】図1は、本発明の実施の形態によるビデオ
カメラシステムの構成の概要を示すブロック図である。
図1において、1は、被写体が暗い場合に被写体に光を
あてるための照明である。2は、後述するレンズの保護
およびCCD撮像素子6へ入射する光を遮光するための
レンズ保護シャッタである。レンズ保護シャッタ2は、
マイコン8からの制御により開閉する。3は、レンズの
フォーカスを駆動するためのフォーカス駆動装置であ
る。4は、被写体からの光をCCD撮像素子6に集光す
るためのフォーカス調整が可能なレンズを含むレンズ部
である。5は、CCD撮像素子6を駆動するためのCC
D駆動回路である。6は、レンズ4で集光された被写体
からの光を電気信号に変換するCCD撮像素子である。
7は、CCD撮像素子6上の既知のキズの位置を示すキ
ズ座標データや、映像信号処理を行なうために必要なデ
ータを記録するためのフラッシュメモリである。8は、
照明1、フォーカス駆動装置3、CCD駆動回路5等を
含むビデオカメラ全体の動作を制御するためのマイコン
である。9は、CCD撮像素子6から出力されるアナロ
グの電気信号を増幅し、デジタル信号に変換するCDS
/AGC/AD回路である。
【0032】10は、CCD撮像素子6上の画素欠陥
で、黒キズとみなす信号レベルを記憶する黒キズレベル
レジスタである。11は、CDS/AGC/AD回路9
から出力されるデジタルの映像信号と、黒キズレベルレ
ジスタ10の値とを比較して、現在処理中の画素が黒キ
ズであるか否かを判定するための黒キズ判定回路であ
る。
【0033】12は、CCD撮像素子6上の画素欠陥
で、白キズとみなす信号レベルを記憶するための白キズ
レベルレジスタである。13は、CDS/AGC/AD
回路9から出力されるデジタルの映像信号と、白キズレ
ベルレジスタ12の値とを比較して、現在処理中の画素
が白キズであるか否かを判定するための白キズ判定回路
である。
【0034】さらに、14は、現在処理中の画素の座標
をカウントするための座標カウント回路である。15
は、後述するキズ座標記録メモリ16に記録されたキズ
座標と座標カウント回路14の座標とが一致した場合
に、現在処理中の画素が白キズまたは黒キズのある欠陥
画素であると認識し、欠陥画素の周辺画素の信号レベル
により欠陥画素の信号レベルを推定し補正を行なうキズ
補正回路である。16は、黒キズ判定回路11または白
キズ判定回路13により欠陥画素であると判定された画
素の座標データを記録するためのキズ座標記録メモリで
ある。17は、キズ補正回路15から出力されるキズ補
正済の信号に対して、色信号の補間やガンマ補正等の処
理を行ない、最終出力の映像信号を生成するための映像
信号処理回路である。30は、ON/OFF信号により
内部に含まれる各回路に電源電圧を供給し、または供給
を停止する電源である。
【0035】次に、本発明によるビデオカメラの通常動
作時の動きについて、図2を用いて説明する。図2は、
本発明によるビデオカメラの通常動作時における処理の
流れを説明するためのフローチャートである。通常動作
時、ビデオカメラの電源30が入る(ON)と、マイコ
ン8からの制御によりビデオカメラの初期設定が行なわ
れる。初期設定においては、フォーカス駆動装置3(ス
テップS1)、CCD駆動回路5(ステップS2)、C
DS/AGC/AD回路9(ステップS3)、映像信号
処理回路17(ステップS4)の初期化がそれぞれ実行
される。
【0036】次に、フラッシュメモリ7に記録されたC
CD映像素子6上の既知のキズ座標データが読出される
(ステップS5)。そして、マイコン8を介して、読出
された既知のキズ座標データがキズ座標記録メモリ16
に書込まれる(ステップS6)。これらの初期化が完了
すると、マイコン8は、レンズ保護シャッタ2に対しシ
ャッタを開くように指示する(ステップS7)。これに
より、レンズ部4のレンズに被写体からの光が入射する
ようになる。
【0037】シャッタが開いた後は、マイコン8からの
指示により、フォーカス駆動装置3によるフォーカス調
整(ステップS10)、CDS/AGC/AD回路9に
よるオートゲイン調整(ステップS11)、CCD駆動
回路5による電子シャッタ制御(ステップS12)、映
像信号処理回路17における映像信号処理や映像調整
(ステップS13)が行なわれる。また、照明が必要か
否かの判定が行なわれ(ステップS8)、被写体が暗く
照明が必要な場合には、照明1を点灯して被写体に光を
あてる(ステップS9)。
【0038】ステップS8〜ステップS13の処理を順
次、繰返し行ない、被写体の変化に対して最適な映像が
得られるように制御される。
【0039】次に、通常動作時における信号の流れにつ
いて説明する。レンズに入射した被写体からの光は、C
CD撮像素子6に集光される。CCD撮像素子6は、C
CD駆動回路5によって駆動され、集光された光はアナ
ログの電気信号に変換される。CCD撮像素子6から出
力されるアナログの電気信号は、CDS/AGC/AD
回路9に入力される。CDS/AGC/AD回路9で
は、信号のサンプリング、マイコン8からの指示による
ゲインコントロール処理を経て、アナログ/デジタル変
換が施され、デジタル信号が出力される。CDS/AG
C/AD回路9からの出力信号は、座標カウント回路1
4、およびキズ補正回路15に入力される。座標カウン
ト回路14では、CDS/AGC/AD回路9から出力
される画素の水平ラインおよび垂直ラインのカウントを
行なう。
【0040】水平ラインのカウントは、1水平ラインご
とにリセットされ、垂直ラインのカウントは、1フレー
ムごとにリセットされる。これらのカウント値は、キズ
補正回路15に送られ、キズ座標メモリ16に記録され
たキズ座標と比較される。座標カウント回路14のカウ
ント値とキズ座標メモリ16に記録されたキズ座標とが
一致しない場合には、当該座標に対応する画素は正常と
みなされ、CDS/AGC/AD回路9からキズ補正回
路15に入力された信号は、そのまま後段の映像信号処
理回路17に送られる。
【0041】座標カウント回路14のカウント値とキズ
座標メモリ16に記録されたキズ座標とが一致した場合
には、当該座標に対応する画素は欠陥画素とみなされ,
キズ補正回路15に入力された信号に対し補正処理が施
された後、後段の映像信号処理回路17に送られる。
【0042】キズ補正回路15による欠陥画素の補正方
法の一例を、図3〜図5に示す。図3は、ラインメモリ
等を使用しないで、簡昜に欠陥画素を補正する場合の補
正方法について説明するための概念図である。図3にお
いて、(X−6)〜(X+5)は、水平方向の画素位置
を、(Y−2)〜Yは、垂直方向の画素位置をそれぞれ
表わしている。座標(X、Y)に位置する画素を欠陥画
素とする。
【0043】原色カラーフィルタのCCD撮像素子を全
画素読出モードで全画素読出した場合、緑(G)→青
(B)→緑(G)→青(B)と繰返されるラインと、赤
(R)→緑(G)→赤(R)→緑(G)と繰返されるラ
インとが交互に現われる。図3に示される補正方法で
は、座標(X、Y)の赤色の欠陥画素に対し、同じ赤色
の画素で欠陥画素の近傍にある座標(X−2、Y)と座
標(X+2、Y)とのそれぞれの信号を加算して2で割
ったものを算出し、当該算出値を欠陥画素の補正信号と
して使用する。
【0044】この補正方法は、ラインメモリ等を使用し
ないため、簡昜な回路で実現されるが、水平方向のみの
補正であるため、垂直方向の模様などを撮像した場合に
適切に補正できない場合もある。また、同じ水平ライン
上で、互いに近接する同色の画素がともに欠陥画素であ
る場合には、欠陥画素の信号を利用して補正信号を作成
することになるため、適切な補正が行なえない。
【0045】これに対し、4ライン分のラインメモリを
使用した補正方について、図4および図5を用いて説明
する。図4および図5は、4ライン分のラインメモリを
使用した補正方法について説明するための概念図であ
る。図4は、欠陥画素が緑色の画素である場合に、図5
は、欠陥画素が赤色の画素である場合それぞれ対応して
いる。図4〜5において、(X−6)〜(X+5)は、
水平方向の画素位置を、(Y−2)〜(Y+2)は、垂
直方向の画素位置をそれぞれ表わしている。座標(X、
Y)に位置する画素を欠陥画素とする。
【0046】図4〜図5に示される補正方法では、4つ
のラインメモリに格納される4ライン分の画素データ
と、直接入力される1ライン分の画素データとの合計5
ライン分の画素データを使用する。
【0047】図4に示される補正では、座標(X、Y)
の緑色の欠陥画素に対して、同じ緑色の画素で当該欠陥
画素の近傍にある座標(X−1、Y−1)、座標(X+
1、Y−1)、座標(X−1、Y+1)および座標(X
+1、Y+1)のそれぞれの信号を加算して4で割った
ものを算出し、当該算出値を欠陥画素の補正信号として
使用する。
【0048】図5に示される補正では、座標(X、Y)
の赤色の欠陥画素に対して、同じ赤色の画素で当該欠陥
画素の近傍にある座標(X−2、Y−2)、座標(X、
Y−2)、座標(X+2、Y−2)、座標(X−2、
Y)、座標(X+2、Y)、座標(X−2、Y+2)、
座標(X、Y+2)および座標(X+2、Y+2)のそ
れぞれの信号を加算して8で割ったものを算出し、当該
算出値を欠陥画素の補正信号として使用する。
【0049】なお、上述した例では、欠陥画素が赤色の
画素である場合について説明したが、他の色の画素であ
る場合においても同様に補正が可能である。
【0050】図4、図5で示した4ライン分のラインメ
モリを使用した補正方法では、水平ラインと垂直ライン
とが考慮されるため、ラインメモリを使用しない場合に
比較して適切な補正を行なうことができる。また、同色
の画素が連続で欠陥画素になっている場合においても、
欠陥画素が1ヵ所に集中して発生しない限りある程度の
補正が可能となる。
【0051】図1に示されるキズ補正回路15を通過し
た信号は、映像信号処理回路17に送られ、ガンマ補
正、ホワイトバランス調整、色信号補間処理等の処理を
経た後に外部に映像信号として出力される。
【0052】次に、白キズ座標を自動判定する動作につ
いて詳細な説明を行なう。図6は、本発明の実施の形態
による白キズ判定動作について説明するためのフローチ
ャートである。白キズの判定を行なう場合には、初めに
レンズ保護シャッタ2を閉じて(ステップS21)、C
CD撮像素子6に入射する光を遮光する。次に、フォー
カス駆動装置3を操作して、フォーカスを望遠側に設定
する(ステップS22)。このように、フォーカスを故
意にずらすことにより、外部からの光の漏れなどによる
映像の高周波成分を取除くことができ、正常な画素と白
キズのある画素との区別を容易につけることが可能とな
る。また、ここではフォーカスを望遠側に設定したが、
レンズ等の条件によっては広角側に設定して白キズの判
定を行なうことも可能である。
【0053】次に、CCD撮像素子6の電子シャッタを
固定し(ステップS23)、CDS/AGC/AD回路
9のオートゲイン調整の設定を固定する(ステップS2
4)。
【0054】これは、電子シャッタやオートゲイン調整
が動作していると、シャッタスピードが変化して白キズ
判定が行ないにくくなるためである。また、レンズ保護
シャッタ2により光を遮光しているため、オートゲイン
調整のゲインが高くなり、ノイズが乗りやすくなるのを
防ぐためである。このため、電子シャッタのスピードは
低速に、オートゲイン調整値は映像にノイズが重畳しな
い程度に設定するのが適当である。
【0055】次に、マイコン8により白キズレベルレジ
スタ12の設定を行なう(ステップS25)。白キズレ
ベルレジスタ12には、白キズ判定時、白キズ判定回路
13において、CDS/AGC/AD回路9から出力さ
れた画素の信号レベルと白キズレベルレジスタ12に設
定されたしきい値とを比較して、画素の信号レベルの方
が高ければ白キズと判定するためのしきい値を設定す
る。しきい値は、電子シャッタのスピードおよびオート
ゲイン調整の設定値と関連しているため、これらの設定
値に合せて決定する。ステップS21〜S25により、
白キズ判定を行なうための初期設定が終了する。
【0056】次に、白キズ判定を行なう。白キズ判定
は、初期設定終了後の次のフレームの開始から1フレー
ム分行なう(ステップS26)。CDS/AGC/AD
回路9から出力される画素の信号レベルと白キズレベル
レジスタ12に設定されたしきい値とを比較し(ステッ
プS27)、画素の信号レベルの方が低ければ正常な画
素と判定し、次の画素の判定を行なう。画素の信号レベ
ルの方がしきい値よりも高い場合には、白キズと判定
し、座標カウント回路14のカウント値である座標デー
タをキズ座標記録メモリ16に書込み(ステップS2
8)、次の画素の判定を行なう。以上の動作を1フレー
ム分繰返し、判定作業を終了する。
【0057】次に、マイコン8によりキズ座標記録メモ
リ16に登録されている白キズ座標データを読出し(ス
テップS29)、フラッシュメモリ7に書込む(ステッ
プS30)。この動作により、電源30を切っても(O
FFしても)、白キズ座標の情報が残るため、次回の電
源投入時(ON)に白キズの座標位置を再判定しなくて
もよい。
【0058】以上で、白キズの自動判定動作を終了し通
常動作にもどる。この白キズの自動判定動作は、ビデオ
カメラの製造時に行なう。なお、任意のタイミングで、
外部からマイコン8に対して、上述した白キズ判定処理
(または、後述する黒キズ判定処理)を行なうことを要
求することも可能である。マイコン8は、外部からのキ
ズ判定指示を受けると、図6(後述する図7、図8も含
む)に示すキズ判定処理を実行させる。
【0059】これにより、製造後においても、ユーザが
新たな白キズを発見した場合でも任意のタイミングで上
記処理を実施することができる。したがって、製造後に
宇宙線等の影響で白キズが増加しても、白キズ判定処理
を行ない、判定結果に応じて当該白キズに対する補正を
行なうことができる。また、機器によっては一定周期ま
たは電源投入ごとに毎回白キズ判定を行なうこともでき
る。
【0060】次に、黒キズ座標を自動判定する動作につ
いて詳細な説明を行なう。図7は、本発明の実施の形態
による黒キズ判定動作について説明するためのフローチ
ャートである。黒キズ判定を行なう場合には、レンズ保
護シャッタ2をオープンにして行なう(ステップS4
1)。次に、フォーカス駆動装置3を操作して、フォー
カスが最もずれた状態に設定する(ステップS42)。
これは、フォーカスをずれた状態にすることにより、レ
ンズ保護シャッタ2をオープンにしていることによる被
写体や外光の映像から高周波数成分を取除くためであ
る。
【0061】次に、CCD撮像素子6の電子シャッタを
固定し(ステップS43)、CDS/AGC/AD回路
9のオートゲイン調整の設定値を固定する(ステップS
44)。黒キズ判定の場合にも、白キズ判定時と同様
に、電子シャッタスピードは低速に、オートゲイン調整
値は映像にノイズが乗らない程度に設定するのが適当で
ある。
【0062】これは、照明1を点灯し、CCD撮像素子
6の電子シャッタスピードを低速にすることにより、C
CD撮像素子6の出力を飽和に近い状態で使用するため
である。
【0063】ただし、照明1にフラッシュなどの瞬間に
しか点灯しないものを使用する場合には、電子シャッタ
スピードはその点灯時間以下に設定する必要がある。ま
た、黒キズ判定時は、CCD撮像素子6の出力を飽和に
近い状態で使用するために、被写体を白い壁などにした
り、反射板を利用する等を行なうことがなおよい。
【0064】次に、マイコン8により、黒キズレベルレ
ジスタ10の設定を行なう(ステップS45)。黒キズ
レベルレジスタ10には、黒キズ判定時、黒キズ判定回
路11において、CDS/AGC/AD回路9から出力
された画素の信号レベルと黒キズレベルレジスタ10に
設定されたしきい値とを比較して、画素の信号レベルの
方が低ければ黒キズと判定するためのしきい値を設定す
る。しきい値は、電子シャッタのスピードおよびオート
ゲイン調整値の設定値と関連しているため、これらの設
定値に合せて決定する必要がある。
【0065】次に、照明1を点灯する(ステップS4
6)。照明1にフラッシュなどの瞬間にしか点灯しない
ものを使用する場合には、映像のフレーム開始時間に点
灯を合せる必要がある。ステップS41〜ステップS4
6により、黒キズ判定を行なうための初期設定が終了す
る。
【0066】次に、実際の黒キズ判定を行なう。黒キズ
判定は、初期設定終了後の次のフレームの開始から1フ
レーム分行なう。CDS/AGC/AD回路9から出力
される画素の信号レベルと黒キズレベルレジスタ10の
しきい値とを比較して(ステップS48)、画素の信号
レベルの方が高ければ正常な画素と判定し、次の画素の
判定を行なう。
【0067】また、画素の信号レベルの方がしきい値よ
りも低い場合には、当該画素の場合には、黒キズとみな
し、座標カウント回路14のカウント値である座標デー
タをキズ座標記録メモリ16に書込み(ステップS4
9)、次の画素の判定を行なう。以上の動作を1フレー
ム分繰返し、判定作業を終了する(ステップS47)。
【0068】次に、マイコン8により、キズ座標記録メ
モリ16に登録された黒キズ座標データを読出し(ステ
ップS50)、フラッシュメモリ7に書込む(ステップ
S51)。この動作により、電源を切っても黒キズ座標
の情報が残るため、次回の電源投入時に黒キズの座標位
置を再判定しなくてもよい。
【0069】以上で、黒キズの自動判定動作が終了し通
常動作に戻る。この黒キズの自動判定動作は、ビデオカ
メラの製造時に行なう。なお、上述したように、マイコ
ン8に対して、外部から任意のタイミングで、黒キズ判
定を実行させるための要求を入力することも可能であ
る。これにより、製造後、ユーザが新たな黒キズを発見
した場合においても任意のタイミングで上記黒キズ判定
処理を実施することができる。したがって、製造後に宇
宙線等の影響で黒キズが増加した場合であっても、黒キ
ズ判定処理を行ない、判定結果に応じて補正することが
できる。
【0070】本発明の実施の形態では、通常動作で使用
する照明1を黒キズの自動判定動作に利用したが、図1
6に示されるようにレンズ33を包む鏡筒31内に黒キ
ズ判定用の照明32を別途取付け、当該取付けられた照
明32により黒キズ判定を行なうように構成してもよ
い。レンズ33を包む鏡筒31内に取付けられた黒キズ
判定用の照明32を用いた黒キズの自動判定動作を、図
8に示す。
【0071】この場合、黒キズ判定時に、レンズ保護シ
ャッタ2をクローズし(ステップS61)、フォーカス
は望遠側に設定する(ステップS62)。また、CCD
撮像素子6の電子シャッタを固定し(S63)、CDS
/AGC/AD回路9のオートゲイン調整の設定値を固
定する(ステップS64)。なお、電子シャッタは低速
に、オートゲイン調整値は映像にノイズが乗らない程度
に設定するのが適当である。マイコン8の制御により、
照明32を点灯する(ステップS66)。以下、ステッ
プS67〜S71において、図7におけるステップS4
7〜ステップS51と同じ処理を実行する。
【0072】このように動作させることにより、機器が
起動するごとに黒キズの自動判定を行なうことが可能に
なり、前述の白キズの自動判定動作と併せてユーザに手
間をかけない完全な白キズおよび黒キズの自動判定を実
現したビデオカメラが実現される。
【0073】次に、図1に示されるビデオカメラにおけ
るキズ座標記録メモリ16への書込および読出動作の詳
細な説明を行なう。本発明の実施の形態では、白キズ判
定および黒キズ判定時のいずれにおいても、フレーム開
始からCCD撮像素子6が出力する画素の順番でキズの
判定を行なう。したがって、キズ座標記録メモリ16に
は、CCD撮像素子6が出力する画素の順番でキズ座標
の記録を行なうことになる。
【0074】図9は、キズ座標記録メモリ16における
記録状況を説明するための概念図である。図9において
は、n個のキズ座標が記録されている。キズ座標記録メ
モリ16には、座標カウント回路14でカウントしてい
る座標データが、キズ座標の判定がされた順、すなわ
ち、CCD撮像素子6が画素信号を出力した順に、アド
レスAD0から書込まれる。より具体的には、座標デー
タA0(X0、Y0)、座標データA1(X1、Y
1)、…、座標データAn(Xn、Yn)が、アドレス
AD0、…、アドレスADnに書込まれることになる。
なお、座標データには次の条件が成立している。(Xn、
Yn)>…>(X3、Y3)>(X2、Y2)>(X1、Y1)>(X
0、Y0)…(1)次に、キズ座標記録メモリ16からの
座標データの読出例を、図10に示す。図10(a)
は、キズ補正前の画素データを、(b)は、キズ座標記
録メモリ16からの読出データを、(c)は、キズ補正
後の画素データをそれぞれ時系列で表わしている。
【0075】図10(a)におけるキズ補正前の画素デ
ータ(画素P0、画素P1、…、画素P9、…)のう
ち、画素P2、画素P4、画素P5および画素P8を欠
陥画素とする。キズ座標記録メモリ16には、座標デー
タA0に、画素P2の座標が、座標データA1には、画
素P4の座標が、座標データA2には、画素P5の座標
が、座標データA3には、画素P8の座標が記録されて
いる。
【0076】キズ座標記録メモリ16からは、アドレス
AD0に記録された座標データA0が初めに読出され、
座標カウント回路14のカウント値と比較される。この
とき、キズ座標データと座標カウント回路14のカウン
ト値との間には、常に、キズ座標データ≦カウント値の
関係が成立している。
【0077】キズ座標データとカウント値とが一致する
と、一致した欠陥画素である画素P2に対し、キズ補正
回路15で補正が施される。そして、キズ座標記録メモ
リ16から次の座標データであるアドレスAD1に記録
された座標データA1が読出され、座標カウント回路1
4のカウント値と比較される。これ以降、同様の動作が
1フレーム分繰返される。
【0078】1フレーム分の処理が終了すると、アドレ
スはリセットされ、再びアドレスAD0の座標データが
読出される。白キズの補正と黒キズの補正とを両方実施
する場合には、白キズおよび黒キズの判定を終了した
後、マイコン8がフラッシュメモリ7に座標データを記
録する際に、白キズ座標と黒キズ座標とを区別して記録
する。
【0079】そして、機器の初期化時、フラッシュメモ
リ7に記録された白キズ座標と黒キズ座標とを順次読出
して、座標の小さい順にキズ座標記録メモリ16に書込
めばよい。
【0080】通常、本発明の実施の形態による構成をと
らない場合には、キズ座標を記録したメモリから一度、
キズの数だけ用意された高速読出可能な回路で構成され
たレジスタに座標データを書込み、さらに座標データの
数だけ用意された比較回路において座標カウント値と座
標データとを比較する必要があり、回路規模が大幅に増
加しコストの上昇につながる。しかし、本発明の実施の
形態による構成であれば、キズの数に関係なく、1つの
レジスタと1つの比較回路とで白キズおよび黒キズ判定
を行なうことができるため、簡昜な回路で安価にキズ判
定を行なうことが可能となる。
【0081】なお、本発明の実施の形態では、キズ補正
回路15で白キズ補正および黒キズ補正を行なった後、
映像信号処理回路17において色信号の補正処理等の映
像信号処理を行なっているが、色信号の補間処理回路で
使用するラインメモリをキズ補正回路と補間処理回路と
で共有することにより回路規模を縮小することが可能と
なる。
【0082】図11は、色分離補間回路とキズ補正回路
とでラインメモリを共有した場合の構成を示すブロック
図である。図11において、18、19、20、21の
それぞれは、画素データを1水平ライン分遅延させるた
めのラインメモリである。22は、白キズ補正および黒
キズ補正を行なうためのキズ補正回路である。23は、
赤、緑、青の色信号の分離と、色信号の補間を行なう色
分離補間回路である。16は、白キズおよび黒キズの座
標を記録するためのキズ座標記録メモリである。14
は、画素の座標をカウントする座標カウント回路であ
る。
【0083】画素データは、ラインメモリ18からライ
ンメモリ21を通過する間に4水平ライン分遅延する。
したがって、キズ補正回路22には、ラインメモリ18
〜21とCDS/AGC/AD回路9から直接入力され
るラインとの合計5ライン分の画素データが入力され
る。より具体的には、キズ補正回路22は、ラインメモ
リ21から、第Nライン目、ラインメモリ20から、第
(N+1)ライン目、ラインメモリ19から、第(N+
2)ライン目、ラインメモリ18から、第(N+3)ラ
イン目の画素データを、CDS/AGC/AD回路9か
ら第(N+4)ライン目の画素データをそれぞれ受け
る。
【0084】ラインメモリ19の第(N+2)ライン目
の画素データが、第N、N+1、N+3、N+4ライン
目の画素データを用いて補間される。すなわち、キズ補
正回路22は、5ライン分の画素データを用いて白キズ
の補正および黒キズの補正を行う。キズ補正回路22の
補正例については、前述の図4および図5に示した補正
方法が適用される。
【0085】色分離補間回路23は、キズ補正回路22
により補正が行なわれた1ライン分の画素データ、ライ
ンメモリ20の出力する1ライン分の画素データ、およ
びラインメモリ21の出力する1ライン分の画素データ
の合計3ライン分の画素データを使用して補間を行な
う。
【0086】図11に示される色分離補間回路23にお
ける色信号の補間方法を、図12〜図15を用いて説明
する。図12は、色分離補間回路23に入力される色信
号補間前の色信号例である。図13〜図15は、色分離
補間回路23において緑色信号、赤色信号、青色信号を
分離し補間する方法を説明するための概念図である。図
12〜図15では、座標(X、Y)の緑色信号を緑X♯
Y、青色信号を青X♯Y、赤色信号を赤X♯Yで表わし
ている。
【0087】図12に示されるように、画面は、緑0♯
0→青0♯1→緑0♯2→青0♯3のように、緑色信号
を有する画素と青色信号を有する画素とが繰返されるラ
インと、赤1♯0→緑1♯1→赤1♯2→緑1♯3のよ
うに、赤色信号を有する画素と緑色信号を有する画素と
が繰返されるラインとを交互に含む。
【0088】色分離補間回路23では、緑色信号を有す
る画素に対しては、赤色信号と青色信号とを、青色信号
を有する画素に対しては、赤色信号と緑色信号とを、赤
色信号を有する画素に対しては、緑色信号と青色信号と
をそれぞれ補間する。
【0089】図13に示されるように、座標(a、b)
の緑色信号は、上下左右に隣接する座標の緑色信号を用
いて補間される。緑色信号の補間式は、式(2)に従
う。
【0090】 緑a♯b=[緑(a−1)♯b+緑(a+1)♯b+緑a♯(b−1)+緑a ♯(b+1)]÷4 … (2) ただし、式(2)においてaが偶数の場合にはbは奇数
を、aが奇数の場合にはbは偶数を表わしている。
【0091】図14に示されるように、赤色信号は上下
に位置する2つの赤色信号、左右に位置する2つの赤色
信号、または斜め方向に位置する4つの赤色信号により
補間される。座標(a、b)における赤色信号の補間式
は、式(3)〜(5)に従う。
【0092】 赤a♯b=[赤(a−1)♯b+赤(a+1)♯b]÷2 … (3) 赤a♯b=[赤(a−1)♯(b−1)+赤(a−1)♯(b+1)+赤(a +1)♯(b−1)+赤(a+1)♯(b+1)]÷4 … (4) 赤a♯b=[赤a♯(b−1)+赤a♯(b+1)]÷2 …(5) ただし、式(3)は、aが奇数、bが偶数の場合に、式
(4)は、aが偶数、bが奇数である場合に、さらに式
(5)は、aおよびbが偶数である場合にそれぞれ対応
している。
【0093】図15に示されるように、青色信号は、上
下方向に位置する2つの青色信号、左右方向に位置する
2つの青色信号、または斜め方向に位置する4つの青色
信号を用いて補間される。青色信号の色補間式は、式
(6)〜(8)に従う。
【0094】 青a♯b=[青(a−1)♯b+青(a+1)♯b]÷2 … (6) 青a♯b=[青(a−1)♯(b−1)+青(a−1)♯(b+1)+青(a +1)♯(b−1)+青(a+1)♯(b+1)]÷4 … (7) 青a♯b=[青a♯(b−1)+青a♯(b+1)]÷2 …(8) ただし、式(6)は、aおよびbが偶数である場合に、
式(7)は、aが奇数、bが偶数である場合に、式
(8)は、aおよびbが奇数である場合にそれぞれ対応
している。
【0095】いずれの信号とも、色信号の欠けている部
分をラインメモリ20、21で遅延された3ライン分の
データを利用して色信号の補間を行なっている。
【0096】以上のように、白キズ補正および黒キズ補
正に使用するラインメモリと色信号補間に使用するライ
ンメモリとを共有することにより、通常7ライン分必要
なラインメモリを4ライン分のみ用いることで、白キズ
補正、黒キズ補正および色信号補正を実現することがで
きる。これにより、回路の大幅なコストダウンを行なう
ことが可能となる。
【0097】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した実施の形態の説明ではな
くて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と
均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれるこ
とが意図される。
【0098】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、固体撮像素子の白キズ座標を特定する際に、外部
光の影響を防ぎつつ確実に白キズの座標を特定すること
が可能となる。また、固体撮像素子の黒キズ座標を特定
する際、固体撮像素子の黒キズ座標を確実に特定するこ
とが可能となる。
【0099】さらに、メモリに、固体撮像素子から出力
される画素の順に欠陥画素の座標を記録し、さらにメモ
リからは、固体撮像素子から出力される画素の順に欠陥
画素の座標を読出すことにより、処理中の画素が欠陥画
素であるか否かを判定する回路を大幅に簡略化すること
が可能となる。
【0100】また、色分離補間回路とキズ補正回路と
で、ラインメモリを共有することにより、回路の大幅な
簡略化が可能となる。
【0101】さらに、任意のタイミング、電源投入時、
または一定周期毎に、欠陥画素の自動判定を行ない、ま
た自動補正を行なうことができる。したがって、後発的
に欠陥が生じても、これを補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態によるビデオカメラの主
要部の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態によるビデオカメラの通
常動作時における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図3】 欠陥画素の補正方法を説明するための概念図
である。
【図4】 4ライン分のラインメモリを用いた欠陥画素
の補正方法について説明するための概念図である。
【図5】 4ライン分のラインメモリを用いた欠陥画素
の補正方法について説明するための概念図である。
【図6】 本発明の実施の形態による白キズ判定動作に
ついて説明するためのフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態による黒キズ判定動作に
ついて説明するためのフローチャートである。
【図8】 レンズを包む鏡筒内に設けた照明を用いた黒
キズ判定動作について説明するためのフローチャートで
ある。
【図9】 キズ座標記録メモリ16における記録状況を
説明するための概念図である。
【図10】 キズ座標記録メモリ16からの座標データ
の読出について説明するための概念図である。
【図11】 色分離補間回路23とキズ補正回路22と
でラインメモリを共有した場合のブロック図である。
【図12】 色分離補間回路23への入力画素の信号例
を説明するための概念図である。
【図13】 緑色信号の補間方法を説明するための概念
図である。
【図14】 赤色信号の補間方法を説明するための概念
図である。
【図15】 青色信号の補間方法を説明するための概念
図である。
【図16】 レンズ33を包む鏡筒31内に取付けられ
た照明32について説明するための概念図である。
【符号の説明】
1,32 照明、2 レンズ保護シャッタ、3 フォー
カス駆動装置、4 レンズ部、5 CCD駆動回路、6
CCD撮像素子、7 フラッシュメモリ、8マイコ
ン、9 CDS/AGC/AD回路、10 黒キズレベ
ルレジスタ、11 黒キズ判定回路、12 白キズレベ
ルレジスタ、13 白キズ判定回路、14 座標カウン
ト回路、15 キズ補正回路、16 キズ座標記録メモ
リ、17映像信号処理回路、18,19,20,21
ラインメモリ、22 キズ補正回路、23 色分離補間
回路、30 電源、31 鏡筒、33 レンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA07 AB01 BA10 DB01 FA06 GC08 GC14 5C024 AA01 BA01 CA09 DA01 EA04 FA01 GA11 GA31 HA08 HA18 HA23 5C054 AA01 AA05 CA04 CC03 EA01 EA07 ED13 ED14 EE08 FB03 FC04 FC12 GA04 GB01 HA05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素で構成される固体撮像素子
    と、 前記固体撮像素子に入射する光量を調整する光量調整手
    段と、 被写体からの光を前記固体撮像素子に集光するフォーカ
    ス調整が可能な光集光手段と、 前記固体撮像素子の欠陥画素とみなす信号レベルを記憶
    する欠陥レベル記憶手段と、 前記欠陥画素を特定する際に、前記光量調整手段によっ
    て前記固体撮像素子に入射する光量を増大または減少さ
    せて、前記光集光手段のフォーカスをずらした状態で映
    像を撮影させる制御手段と、 前記制御手段の制御により得られる前記複数の画素の信
    号レベルと前記欠陥レベル記憶手段に記憶される信号レ
    ベルとを比較し、前記欠陥画素の座標を特定する欠陥画
    素認識手段とを備える、ビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 特定された前記欠陥画素の座標が前記固
    体撮像素子から出力される画素の順番で記録され、また
    は前記記録される前記欠陥画素の座標が前記固体撮像素
    子から出力される画素の順番で読出される欠陥画素記録
    手段と、 通常動作時において、前記複数の画素のうち、前記欠陥
    画素記録手段から読出される座標の画素について補正を
    行なう補正手段とをさらに備える、請求項1に記載のビ
    デオカメラ。
  3. 【請求項3】 前記固体撮像素子から出力される画素の
    座標を算出する座標カウント手段をさらに備え、 前記補正手段は、 前記座標カウント手段の出力と、前記欠陥画素記録手段
    から読出される座標とが一致した場合に、前記補正を実
    施する、請求項2に記載のビデオカメラ。
  4. 【請求項4】 前記欠陥画素は、 撮像した映像が白キズになる画素であって、 前記光量調整手段は、 前記固体撮像素子に入射する光を遮光する光遮光手段を
    含み、 前記欠陥レベル記憶手段は、 前記白キズとみなす信号レベルを記憶する白キズレベル
    記憶手段を含み、 前記欠陥画素認識手段は、 前記複数の画素のそれぞれの信号レベルと前記白キズレ
    ベル記憶手段に記憶される信号レベルとを比較し、前記
    白キズの座標を特定する白キズ座標認識手段を含み、 前記制御手段は、 前記白キズの座標を特定する際に、前記光遮光手段によ
    って前記固体撮像素子に入射する光を遮光させ、前記光
    集光手段のフォーカスをずらした状態で映像を撮影させ
    る、請求項2に記載のビデオカメラ。
  5. 【請求項5】 前記欠陥画素は、 撮像した映像が黒キズになる画素であって、 前記光量調整手段は、 被写体を照明するための照明手段と、 前記固体撮像素子に対する光の露光量を変更できる露光
    変更手段とを含み、 前記欠陥レベル記憶手段は、 前記黒キズとみなす信号レベルを記憶する黒キズレベル
    記憶手段を含み、 前記欠陥画素認識手段は、 前記複数の画素のそれぞれの信号レベルと前記黒キズレ
    ベル記憶手段に記憶される信号レベルとを比較し、前記
    黒キズの座標を特定する黒キズ座標認識手段を含み、 前記制御手段は、 前記黒キズの座標を特定する際に、前記照明手段と前記
    露光変更手段とを用いて、露光オーバーの状態に設定す
    るとともに、前記光集光手段のフォーカスをずらした状
    態で映像を撮影させる、請求項2に記載のビデオカメ
    ラ。
  6. 【請求項6】 前記欠陥画素は、 撮像した映像が黒キズになる画素であって、 前記光量調整手段は、 前記固体撮像素子に入射する光を遮光する光遮光手段を
    含み、 前記光集光手段は、 レンズと、 前記レンズを包む鏡筒と、 前記鏡筒内を照明するレンズ照明手段とを含み、 前記欠陥レベル記憶手段は、 前記黒キズとみなす信号レベルを記憶する黒キズレベル
    記憶手段を含み、 前記欠陥画素認識手段は、 前記複数の画素のそれぞれの信号レベルと前記黒キズレ
    ベル記憶手段に記憶される信号レベルとを比較し、前記
    黒キズの座標を特定する黒キズ座標認識手段を含み、 前記制御手段は、 前記黒キズの座標を特定する際に、前記光遮断手段によ
    って被写体からの光を遮断し、前記レンズ照明手段によ
    って前記レンズを照明するとともに、前記光集光手段の
    フォーカスをずらした状態で映像を撮影させる、請求項
    2に記載のビデオカメラ。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、 任意のタイミング、一定時間毎、または電源投入時に、
    前記白キズの座標を特定するための処理を起動させる、
    請求項4に記載のビデオカメラ。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、 任意のタイミング、または電源投入時に、前記黒キズの
    座標を特定するための処理を起動させる、請求項5に記
    載のビデオカメラ。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、 電源投入時に、前記黒キズの座標を特定するための処理
    を起動させる、請求項6に記載のビデオカメラ。
  10. 【請求項10】 各々が、RGBのうち1種類の色情報
    に対応する複数の画素で構成される固体撮像素子と、 前記固体撮像素子の欠陥画素を記録する欠陥画素記録手
    段と、 前記複数の画素のうち、前記欠陥画素記録手段に記録さ
    れる欠陥画素について、対応する前記1種類の色情報を
    補正する補正手段と、 前記複数の画素のそれぞれに対して、欠落した2種類の
    情報を補間する色信号補間処理を行なうための色信号補
    間手段と、 前記固体撮像素子から出力される第1複数個のラインの
    画素を時系列に記録する第1複数個のラインメモリとを
    備え、 前記補正手段は、 前記第1複数個のラインメモリに記憶される画素データ
    を用いて、補正を行ない、 前記色信号補間手段は、 前記第1複数個のラインメモリのうちの第2複数個のラ
    インメモリに記録される画素データを用いて、前記色信
    号補間処理を行なう、ビデオカメラ。
  11. 【請求項11】 前記固体撮像素子から出力される画素
    の座標を算出する座標カウント手段をさらに備え、 前記欠陥画素記録手段は、 前記欠陥画素の座標が前記固体撮像素子から出力される
    画素の順番で記録され、または前記記録される前記欠陥
    画素の座標が前記固体撮像素子から出力される画素の順
    番で読出され、 前記補正手段は、 前記座標カウント手段の出力と、前記欠陥画素記録手段
    から読出される座標とが一致した場合に、前記補正を実
    施する、請求項10に記載のビデオカメラ。
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