JP2001127895A - 省エネルギーナースコール装置 - Google Patents

省エネルギーナースコール装置

Info

Publication number
JP2001127895A
JP2001127895A JP30748999A JP30748999A JP2001127895A JP 2001127895 A JP2001127895 A JP 2001127895A JP 30748999 A JP30748999 A JP 30748999A JP 30748999 A JP30748999 A JP 30748999A JP 2001127895 A JP2001127895 A JP 2001127895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
unit
power supply
nurse
base unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP30748999A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Tachikawa
賢二 立川
Toshio Kawada
敏雄 河田
Kazuhiko Takahara
和彦 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiphone Co Ltd filed Critical Aiphone Co Ltd
Priority to JP30748999A priority Critical patent/JP2001127895A/ja
Publication of JP2001127895A publication Critical patent/JP2001127895A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電源の使用効率を高め消費電力を低減させる。 【解決手段】病室内の各病床に設置された子機1a、・・
・4a、1b、・・・4b、・・・・・の呼出ボタン20の押下
を検出した集合廊下灯11a、11b、・・・・の廊下灯制
御部30からの呼出しを検出して親機表示部41に表示
するとともに、親機表示部および親機通話部43ならび
に集合廊下灯の廊下灯表示部31および廊下灯通話部3
2に大電流で電源供給する通話時電源45を有するナー
スコール親機12に、呼出しを検出するまではナースコ
ール親機および集合廊下灯に低電流で電源供給する待受
時電源44と、呼出しを検出するまではナースコール親
機および集合廊下灯に待受時電源から電源供給し、呼出
しを検出してからナースコール親機による呼出応答、通
話、終話までの間、ナースコール親機および集合廊下灯
に通話時電源から電源供給するための電源切替部46と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は省エネルギーナース
コール装置に係り、特に電源の使用効率を高め消費電力
を低減させた省エネルギーナースコール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図2のブロック図に示す構成
のナースコール装置が提案されている。
【0003】同図に示すナースコール装置は、複数の病
室a、b、・・・・・内の各病床毎に設置され、呼出ボタン
120、マイク121、スピーカ122、通話回路12
3を有する複数の子機、ここでは4台の子機101a、
・・・104a、101b、・・・104b、・・・・・と、各病
室a、b、・・・・・の出入り口近傍に設置され、廊下灯制
御部130、廊下灯表示部131、廊下灯通話部13
2、電源供給部133を有する集合廊下灯111a、1
11b、・・・・・と、ナースステーションに設置され、親
機制御部140、親機表示部141、操作部142、親
機通話部143、電源144を有するナースコール親機
112とで構成され、ナースコール親機112には、制
御ラインL101、通話ラインL102、電源供給ラインL10
3をそれぞれ介して集合廊下灯111a、111b、・・・
・・がバス接続されている。
【0004】このように構成されたナースコール装置に
おいて、病室内の当該病床の患者、ここでは病室a内の
子機101aが設置された病床の患者が、ナースステー
ション内の看護婦を呼出すために、子機101aの呼出
ボタン120を押下すると、この操作を検出した集合廊
下灯111aの廊下灯制御部130から所定のアドレス
情報、例えば病室番号、病床番号等を付加した呼出信号
S101aが制御ラインL101に出力される。
【0005】ナースコール親機112の親機制御部14
0は、制御ラインL101を介して入力された呼出信号S1
01aをなすアドレス情報をもとに、病室a内の子機10
1aが設置された病床の患者からの呼出しを親機表示部
141に表示させ、ナースステーション内の看護婦に呼
出報知するとともに、この呼出情報を集合廊下灯111
aの廊下灯表示部131に表示させるための制御信号S
110を制御ラインL101に出力する。集合廊下灯111a
の廊下灯制御部130は、制御ラインL101を介して入
力された制御信号S110を検出し、子機101aが設置
された病床の患者からの呼出しを廊下灯表示部131に
表示させる。
【0006】次に、呼出報知を確認したナースステーシ
ョン内の看護婦が、ナースコール親機112の操作部1
42を操作し呼出応答すると、この操作を検出した親機
制御部140の制御により親機通話部143が能動とな
るとともに、親機通話部143と子機101aの通話回
路123間の通話路を形成させるための制御信号S111
が制御ラインL101に出力される。集合廊下灯111a
の廊下灯制御部130は、制御ラインL101を介して入
力された制御信号S111をもとに廊下灯通話部132を
制御し、病室a内の子機101aが設置された病床の患
者が用いるマイク121およびスピーカ122と、通話
ラインL102を介してナースステーション内の看護婦が
用いるナースコール親機112の親機通話部143間の
通話路を形成させる。
【0007】次に、ナースステーション内の看護婦が、
病室a内の子機101aが設置された病床の患者との通
話を終了させるために、ナースコール親機112の操作
部142を終話操作すると、この操作を検出した親機制
御部140の制御により親機表示部141の呼出表示が
停止し、親機通話部143が非能動となるとともに、上
述の形成された通話路を開放し集合廊下灯111aの呼
出表示を停止させるための制御信号S112が制御ライン
L101に出力される。集合廊下灯111aの廊下灯制御
部130は、制御ラインL101を介して入力された制御
信号S112をもとに廊下灯通話部132を制御し、病室
a内の子機101aが設置された病床の患者が用いるマ
イク122およびスピーカ123と、通話ラインL102
を介してナースステーション内の看護婦が用いるナース
コール親機112の親機通話部143間の通話路を開放
させるとともに、廊下灯表示部131の呼出表示を停止
させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のナースコール装
置をなすナースコール親機112の電源144は、親機
制御部140にて呼出しが検出されるまで、即ち当該ナ
ースコール親機の構成各部および集合廊下灯111a、
111b、・・・・・の構成各部にて消費される電流が小さ
い待受状態と、親機制御部140が呼出検出し呼出応
答、通話、終話まで、即ち当該ナースコール親機の構成
各部および集合廊下灯111a、111b、・・・・・の構
成各部にて消費される電流が大きい動作状態と、両状態
に対応可能な電源容量で設計されている。これにより、
当該ナースコール装置の特質として、時間的には最も長
く、かつ消費電流の少ない待受状態では、電源144の
当該電源内部の自己消費電力が出力電力と比較して相対
的に増大することから、電源としての使用効率が低下す
るという難点があった。
【0009】本発明は上述の難点を解消するためになさ
れたもので、低電流で高効率となる電源と大電流で高効
率となる電源とを切り替えて電源供給することにより、
電源の使用効率を高め消費電力を低減させた省エネルギ
ーナースコール装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明による省エネルギーナースコール装置
は、病室内の各病床に設置された呼出ボタンを有する子
機と、病室毎に設置され呼出ボタンからの呼出しを検出
し呼出しを表示する廊下灯表示部および廊下灯通話部を
有する集合廊下灯と、集合廊下灯からの呼出しを検出し
て親機表示部に表示するとともに、親機表示部および親
機通話部ならびに廊下灯表示部および廊下灯通話部に大
電流で電源供給する通話時電源を有するナースコール親
機とを備えた省エネルギーナースコール装置であって、
ナースコール親機は、呼出しを検出するまではナースコ
ール親機および集合廊下灯に低電流で電源供給する待受
時電源と、呼出しを検出するまではナースコール親機お
よび集合廊下灯に待受時電源から電源供給し、呼出しを
検出してからナースコール親機による呼出応答、通話、
終話までの間、ナースコール親機および集合廊下灯に通
話時電源から電源供給するための電源切替部とを有する
ものである。
【0011】このような省エネルギーナースコール装置
によれば、病室内の各病床に設置された子機の呼出ボタ
ンの押下を検出した集合廊下灯の廊下灯制御部からの呼
出しを検出するまでにナースコール親機および集合廊下
灯を動作させる電源には、低電流で高効率となる待受時
電源が用いられ、呼出しを検出してからナースコール親
機による呼出応答、通話、終話までの間、ナースコール
親機および集合廊下灯を動作させる電源には、大電流で
高効率となる通話時電源が用いられるように、使用効率
の高い電源が動作電源として電源供給されることによ
り、消費電力を低減できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による省エネルギー
ナースコール装置を適用した好ましい形態の一実施例に
ついて、図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明による省エネルギーナースコ
ール装置の一実施例の構成を示すブロック図であり、複
数の病室A、B、・・・・・内の各病床毎に設置された複数
の子機、ここでは4台の子機1a、・・・4a、1b、・・・
4b、・・・・・と、各病室A、B、・・・・・の出入り口近傍に
設置された集合廊下灯11a、11b、・・・・・と、ナー
スステーションに設置されたナースコール親機12とで
構成され、ナースコール親機12には、制御ラインL
1、通話ラインL2、電源供給ラインL3をそれぞれ介し
て集合廊下灯11a、11b、・・・・・がバス接続されて
いる。
【0014】複数の子機1a、・・・4a、1b、・・・4
b、・・・・・はそれぞれ同様な構成であり、病床の患者が
ナースステーション内の看護婦に対して要件が必要とさ
れる場合に押下する呼出ボタン20と、呼出した病床の
患者が呼出応答したナースステーション内の看護婦との
通話時に用いるマイク21、スピーカ22と、マイク2
1およびスピーカ22と当該集合廊下灯をなす廊下灯通
話部32間の通話路を形成する通話回路23とを有す
る。
【0015】集合廊下灯11a、11b、・・・・・はそれ
ぞれ同様な構成であり、制御ラインL1に接続された廊
下灯制御部30と、ナースコール親機12をなす呼出検
出状態の親機制御部40から制御ラインL1を介して制
御された廊下灯制御部30により、呼出元の病床を表示
(呼出表示)する廊下灯表示部31と、呼出応答を検出
し通話状態の親機制御部40から制御ラインL1を介し
て制御された廊下灯制御部30により、呼出元の病床に
設置された当該子機をなす通話回路23から通話ライン
L2を介してナースコール親機12の親機通話部43間
の通話路を形成する廊下灯通話部32と、ナースコール
親機12の待受時電源44から電源切替部46、電源供
給ラインL3を介した小電流を待受状態の電源として廊
下灯制御部30のみに電源供給する、またはナースコー
ル親機12の通話時電源45から電源切替部46、電源
供給ラインL3を介した大電流を動作状態の電源として
当該廊下灯制御部、廊下灯表示部31、廊下灯通話部3
2にそれぞれ電源供給する電源供給部33とを有する。
【0016】ナースコール親機12は、制御ラインL1
に接続された親機制御部40と、呼出検出状態の親機制
御部40の制御により呼出元の病床を表示(呼出表示)
する親機表示部41と、親機表示部41の呼出表示を確
認したナースステーション内の看護婦が、呼出した病床
の患者に応答する、または通話を終話させるために操作
(呼出応答操作、終話操作)する操作部42と、呼出応
答を検出し通話状態に移行された親機制御部40の制御
により能動となり、通話ラインL2を介して呼出元の病
床が設置された病室の当該集合廊下灯をなす廊下灯通話
部32間の通話路を形成する親機通話部43と、商用交
流電源(AC100V)を整流した小電流で高効率とな
る電源容量の小さい待受時電源44と、商用交流電源を
整流した大電流で高効率となる電源容量の大きい通話時
電源45と、当該ナースコール親機および集合廊下灯が
待受状態時における電源を待受時電源44からの小電流
とするために当該待受時電源を能動、通話時電源45を
非能動とし、呼出検出から呼出応答、通話、終話までの
動作状態時における電源を通話時電源45からの大電流
とするために待受時電源44を非能動、当該通話時電源
と能動とする電源切替部46と、電源切替部46に接続
された待受時電源44からの小電流を親機表示部41の
みに電源供給するライン、または電源切替部46に接続
された通話時電源45からの大電流を当該親機表示部、
親機通話部43にそれぞれ電源供給するラインをそれぞ
れ形成するスイッチ部47とを有する。
【0017】このように構成された省エネルギーナース
コール装置において、以下、その動作について説明す
る。
【0018】ナースコール親機12の親機制御部40
は、呼出しを検出するまでの待受状態において、待受時
電源44が能動、通話時電源45が非能動となるように
電源切替部46を制御し、かつスイッチ部47を制御し
て電源切替部46と親機表示部41との電源供給ライン
を形成させる。これにより、商用交流電源(AC100
V)を整流させた小電流で高効率となる待受時電源44
からの小電流が、電源切替部46から親機制御部40
と、スイッチ部47を介して親機表示部41とにそれぞ
れ電源供給され待受状態をなす当該ナースコール親機の
動作電源となるとともに、電源供給ラインL3を介して
集合廊下灯11a、11b、・・・・・をなす電源供給部3
3にそれぞれ電源供給され、この小電流は廊下灯制御部
30を動作させ待受状態をなす当該集合廊下灯の動作電
源となる。
【0019】ここで、病室内の当該病床の患者、ここで
は病室A内の子機1aが設置された病床の患者が、ナー
スステーション内の看護婦を呼出すために、子機1aの
呼出ボタン20を押下すると、この操作を検出した集合
廊下灯11aの廊下灯制御部30から所定のアドレス情
報、例えば病室番号、病床番号等を付加した呼出信号S
1aが制御ラインL1に出力される。
【0020】ナースコール親機12の親機制御部40
は、制御ラインL1を介して入力された呼出信号S1aを
なすアドレス情報をもとに、病室A内の子機1aが設置
された病床の患者からの呼出しを親機表示部41に表示
させ、ナースステーション内の看護婦に呼出報知すると
ともに、この呼出情報を集合廊下灯11aの廊下灯表示
部31に表示させるための制御信号S10を制御ラインL
1に出力する。呼出検出状態の親機制御部40は、待受
時電源44が非能動、通話時電源45が能動となるよう
に電源切替部46を制御し、かつスイッチ部47を制御
して電源切替部46と親機表示部41および親機通話部
43との電源供給ラインを形成させる。これにより、商
用交流電源(AC100V)を整流させた大電流で高効
率となる通話時電源45からの大電流が、電源切替部4
6から親機制御部40と、スイッチ部47を介して親機
表示部41および親機通話部43とにそれぞれ電源供給
され呼出検出から呼出応答、通話、終話までの動作状態
をなす当該ナースコール親機の動作電源となるととも
に、電源供給ラインL3を介して集合廊下灯11a、1
1b、・・・・・をなす電源供給部33にそれぞれ電源供給
される。集合廊下灯11aの廊下灯制御部30は、制御
ラインL1を介して入力された制御信号S10を検出する
ことにより電源供給部33を制御し、当該電源供給部と
廊下灯制御部30、廊下灯表示部31、廊下灯通話部3
2との電源供給ラインを形成させるとともに、子機1a
が設置された病床の患者からの呼出しを廊下灯表示部3
1に表示させる。
【0021】次に、呼出報知を確認したナースステーシ
ョン内の看護婦が、ナースコール親機12の操作部42
を操作し呼出応答すると、この操作を検出した親機制御
部40の制御により親機通話部43が能動となるととも
に、親機通話部43と子機1aの通話回路23間の通話
路を形成させるための制御信号S11が制御ラインL1に
出力される。集合廊下灯11aの廊下灯制御部30は、
制御ラインL1を介して入力された制御信号S11をもと
に廊下灯通話部32を制御し、病室A内の子機1aが設
置された病床の患者が用いるマイク21およびスピーカ
22と、通話ラインL2を介してナースステーション内
の看護婦が用いるナースコール親機12の親機通話部4
3間の通話路を形成させる。
【0022】次に、ナースステーション内の看護婦が、
病室A内の子機1aが設置された病床の患者との通話を
終了させるために、ナースコール親機12の操作部42
を終話操作すると、この操作を検出した親機制御部40
の制御により親機表示部41の呼出表示が停止し、親機
通話部43が非能動となるとともに、上述の形成された
通話路を開放し集合廊下灯11aの呼出表示を停止させ
るための制御信号S12が制御ラインL1に出力される。
集合廊下灯11aの廊下灯制御部30は、制御ラインL
1を介して入力された制御信号S12をもとに廊下灯通話
部32を制御し、病室A内の子機1aが設置された病床
の患者が用いるマイク21およびスピーカ22と、通話
ラインL2を介してナースステーション内の看護婦が用
いるナースコール親機12の親機通話部43間の通話路
を開放させるとともに、廊下灯表示部31の呼出表示を
停止させる。また、終話操作を検出したナースコール親
機12の親機制御部40は、待受時電源44が能動、通
話時電源45が非能動となるように電源切替部46を制
御し、かつスイッチ部47を制御して電源切替部46と
親機表示部41との電源供給ラインを形成させる。これ
により、商用交流電源(AC100V)を整流させた小
電流で高効率となる待受時電源44からの小電流を当該
ナースコール親機の動作電源、電源供給ラインL3を介
して待受状態をなす集合廊下灯11a、11b、・・・・・
の動作電源とする。
【0023】また、上述の本発明による省エネルギーナ
ースコール装置の一実施例として、病室数が60室、即
ち当該集合廊下灯の設置数が60台、ナースステーショ
ンに当該ナースコール親機が1台設置され、ナースコー
ル親機12の親機制御部40にて呼出しが検出されるま
での待受状態時に消費する電力(最小消費電力)が29
W、呼出しが検出されてから呼出応答、通話、終話まで
の動作状態時に消費する電力(最大消費電力)が150
Wであり、当該ナースコール親機の待受時電源44の電
源容量が50W(29W待受時使用効率:85%)通話
時電源45の電源容量が150W(120W動作時使用
効率:85%、29W待受時使用効率:75%)である
当該省エネルギーナースコール装置において、商用交流
電源(AC100V)から待受時電源44、通常時電源
45への入力電力をW、各電源44、45から負荷(構
成各部)に供給される電力をXとすると、電源の使用効
率Yは式(1)に表される。
【0024】Y=X/W・・・・・(1) また、各電源44、45により消費される無効電力Z
[w]は式(2)に表される。
【0025】 Z=W−X =X/Y−X =X{(1/Y)−1}・・・・・(2) これにより、ナースコール親機12の当該電源を通話時
電源45のみで構成すると、待受状態では29Wが消費
電力となり、使用効率が75%であることから、無効電
力は上述の式(2)をもとに算出され、29{(1/
0.75)−1)}=9.7[w]となる。
【0026】一方、ナースコール親機12の当該電源を
待受時電源44と通話時電源45とで構成し切り替えて
使用することにより、待受状態では待受電源44の29
Wが消費電力となり、使用効率が85%であることか
ら、無効電力は上述の式(2)をもとに算出され、29
{(1/0.85)−1)}=5.1[w]となり、通話
時電源45のみで電源供給させた場合と比較して無効電
力を低減できる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の省エネルギーナースコール装置によれば、病室内の各
病床に設置された子機の呼出ボタンの押下を検出した集
合廊下灯の廊下灯制御部からの呼出しを検出するまでに
ナースコール親機および集合廊下灯を動作させる電源に
は、低電流で高効率となる待受時電源が用いられ、呼出
しを検出してからナースコール親機による呼出応答、通
話、終話までの間、ナースコール親機および集合廊下灯
を動作させる電源には、大電流で高効率となる通話時電
源が用いられるように、使用効率の高い電源が動作電源
として電源供給されることにより、消費電力を低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による省エネルギーナースコール装置の
一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】従来のナースコール装置の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1a、・・・4a、1b、・・・4b、・・・・・ ・・・・・子機 11a、11b、・・・・・ ・・・・・集合廊下灯 12・・・・・ナースコール親機 20・・・・・呼出ボタン 31・・・・・廊下灯表示部 32・・・・・廊下灯通話部 41・・・・・親機表示部 43・・・・・親機通話部 44・・・・・待受時電源 45・・・・・通話時電源 46・・・・・電源切替部
フロントページの続き (72)発明者 高原 和彦 愛知県名古屋市熱田区神野町2丁目18番地 アイホン株式会社内 Fターム(参考) 5K038 AA01 BB01 CC03 DD08 DD09 DD12 FF01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】病室内の各病床に設置された呼出ボタン
    (20)を有する子機(1a、・・・4a、1b、・・・4
    b、・・・・・)と、前記病室毎に設置され前記呼出ボタン
    からの呼出しを検出し前記呼出しを表示する廊下灯表示
    部(31)および廊下灯通話部(32)を有する集合廊
    下灯(11a、11b、・・・・・)と、前記集合廊下灯か
    らの前記呼出しを検出して親機表示部(41)に表示す
    るとともに、前記親機表示部および親機通話部(43)
    ならびに前記廊下灯表示部および前記廊下灯通話部に大
    電流で電源供給する通話時電源(45)を有するナース
    コール親機(12)とを備えた省エネルギーナースコー
    ル装置であって、前記ナースコール親機は、前記呼出し
    を検出するまでは前記ナースコール親機および前記集合
    廊下灯に低電流で電源供給する待受時電源(44)と、
    前記呼出しを検出するまでは前記ナースコール親機およ
    び前記集合廊下灯に前記待受時電源から電源供給し、前
    記呼出しを検出してから前記ナースコール親機による呼
    出応答、通話、終話までの間、前記ナースコール親機お
    よび前記集合廊下灯に前記通話時電源から電源供給する
    ための電源切替部(46)とを有することを特徴とする
    省エネルギーナースコール装置。
JP30748999A 1999-10-28 1999-10-28 省エネルギーナースコール装置 Withdrawn JP2001127895A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30748999A JP2001127895A (ja) 1999-10-28 1999-10-28 省エネルギーナースコール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30748999A JP2001127895A (ja) 1999-10-28 1999-10-28 省エネルギーナースコール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001127895A true JP2001127895A (ja) 2001-05-11

Family

ID=17969714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30748999A Withdrawn JP2001127895A (ja) 1999-10-28 1999-10-28 省エネルギーナースコール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001127895A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003110586A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Aiphone Co Ltd ナースコール双方向データ伝送方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003110586A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Aiphone Co Ltd ナースコール双方向データ伝送方式

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2891935B2 (ja) 携帯電話装置
JP2001127895A (ja) 省エネルギーナースコール装置
JP2003282278A (ja) 照明制御システム、照明親機、調光エリア設定方法
JP2007235229A (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP2013027644A (ja) ナースコール子機
CN214507157U (zh) 一种低成本多线消防电话系统
CN209787171U (zh) 一种支持双模通话的多媒体桌面指挥调度终端
JP5082945B2 (ja) Ip電話機及びその制御方法
JPH0753344Y2 (ja) 電話装置
JP2607467Y2 (ja) 多局インターホンシステム
JP2957868B2 (ja) ヘルスケアシステム
JP2002152395A (ja) ナースコール装置
JP2544243Y2 (ja) コードレス電話装置
JPH0851500A (ja) 電子交換機システム
JP2003143309A (ja) 2世帯用ドアホン装置
JP2000299741A (ja) 省エネルギー電源供給装置
JP2607468Y2 (ja) 多局インターホンシステム
JP3636876B2 (ja) 増設用インターホン機器及びインターホン
JP2001211262A (ja) インターホン装置
JPH01183996A (ja) ボタン電話装置およびその自動応答立ち上げ方法
JPH0343823B2 (ja)
JP2001134251A (ja) フラットパネルディスプレイ装置
JPS61234693A (ja) 電話回線端末装置
JP2015092647A (ja) 給電機能を有するインターホンシステム
JPH0534792U (ja) 省エネルギー釦電話システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109