JP2001127885A - 局番号別プリトランスレーション方式 - Google Patents

局番号別プリトランスレーション方式

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JP2001127885A
JP2001127885A JP30331699A JP30331699A JP2001127885A JP 2001127885 A JP2001127885 A JP 2001127885A JP 30331699 A JP30331699 A JP 30331699A JP 30331699 A JP30331699 A JP 30331699A JP 2001127885 A JP2001127885 A JP 2001127885A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発信側の加入者の電話番号によって最終着信番
号判定を行い、電話接続サービスの内容を特定し、ある
いは発信制限を行うことを可能とする局番号別プリトラ
ンスレーション方式を提供する。 【解決手段】複数の加入者電話機を収容する交換機にお
いて、前記交換機は前記加入者電話機を制御する加入者
制御装置と、前記加入者制御装置からのデータにより最
終着信番号判定を行うプリトランスレーション部とを備
え、前記加入者制御装置は前記加入者電話機からのダイ
ヤル番号を受信するダイヤル受信装置を備え、前記プリ
トランスレーション部は前記加入者制御装置からの前記
データを受け付けて呼の処理を行う呼処理部と、前記呼
処理部が参照する加入者データ記憶部と、局番号データ
記憶部と、プリトランスレーションデータ記憶部とを備
える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は局番号別プリトラン
スレーション方式に関し、特に電話の交換機において、
加入者からの発信電話番号によって最終着信番号判定を
行い、電話接続サービスの内容を特定し、あるいは発信
制限を行うことを可能とする局番号別プリトランスレー
ション方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電話による通信は、電話の加入
者が相手の加入者の電話番号をダイヤルすることによっ
て開始される。通常、加入者がダイヤルした発信電話番
号に誤りの無い場合や、電話ネットワークが正常に機能
している場合は、何の制限もなく電話通信を行うことが
可能である。しかし、発信電話番号に誤りのある場合等
においては、その発信は不可能であることを発信加入者
に伝達することが必要となる場合がある。また、ある加
入者あるいは地域への電話が殺到して電話ネットワーク
が過飽和状態に陥った場合等においては、加入者からの
発信を制限することも必要となる場合がある。このよう
に電話接続サービスの内容を特定し、あるいは発信制限
を行う方式の一つとして、電話の交換機におけるプリト
ランスレーションを挙げることができる。
【0003】交換機におけるプリトランスレーション
は、加入者が発信する電話番号を受付可能か否かを設定
したり、相手先の電話番号の最大桁数の設定、あるいは
当該電話番号が市内局番か市外局番か等の電話接続サー
ビスの内容を設定しておき、設定された電話番号への発
信があった場合に、該当する電話番号への最終着信番号
判定を行って、電話接続サービスを実施したり、あるい
は該当する電話番号への発信制限を行ったりするもので
あり、加入者が発信する電話番号の接続相手先の判定を
行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプリト
ランスレーション方式は、加入者が発信する相手先の電
話番号、すなわち着信側の電話番号によってサービス内
容を決定したり発信制限を行ったりするものであった。
従って、電話番号を発信する側の加入者の電話番号、あ
るいは発信する側の加入者の地域によってサービス内容
を変えたり発信制限を行ったりすることはできなかっ
た。
【0005】本発明の目的は、発信側の加入者の電話番
号によって最終着信番号判定を行い、電話接続サービス
の内容を特定し、あるいは発信制限を行うことを可能と
する局番号別プリトランスレーション方式を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の局番号別プリト
ランスレーション方式は、複数の加入者電話機を収容す
る交換機において、前記交換機は前記加入者電話機を制
御する加入者制御装置と、前記加入者制御装置からのデ
ータにより最終着信番号判定を行うプリトランスレーシ
ョン部とを備え、前記加入者制御装置は前記加入者電話
機からのダイヤル番号を受信するダイヤル受信装置を備
え、前記プリトランスレーション部は前記加入者制御装
置からの前記データを受け付けて呼の処理を行う呼処理
部と、前記呼処理部が参照する加入者データ記憶部と、
局番号データ記憶部と、プリトランスレーションデータ
記憶部と、前記呼処理部が使用するプリトランスレーシ
ョン用局番号記憶部とプリトランスレーション結果記憶
部とを備え、前記加入者制御装置から前記プリトランス
レーション部に渡される前記データは前記加入者電話機
からの前記ダイヤル番号と前記ダイヤル番号を発信した
加入者電話機の加入者線番号であることを特徴とする。
【0007】また、前記交換機は、前記プリトランスレ
ーション部が有する前記加入者データ記憶部と前記局番
号データ記憶部と前記プリトランスレーションデータ記
憶部の内容を任意に書き換えることを可能とするデータ
入力部を更に備えることを特徴とする。
【0008】さらに、前記加入者データ記憶部は、前記
加入者電話機と前記交換機とを接続する加入者線の加入
者線番号と、対応する加入者線に接続されている前記加
入者電話機の加入者電話番号とから構成されていること
を特徴とする。
【0009】また、前記局番号データ記憶部は、局番号
と該局番号に対応するプリトランスレーション種別番号
とから構成され、前記局番号は、加入者電話番号の内の
市外局番号と市内局番号をプラスした番号であり、前記
交換機に収容されている全ての加入者の局番号を登録し
ておくものであることを特徴とする。
【0010】さらに、前記プリトランスレーションデー
タ記憶部は、プリトランスレーションを行うために設定
されたプリトランスレーションデータの集合であり、プ
リトランスレーションの種別番号を表すプリトランスレ
ーション種別番号と、加入者が発信した前記ダイヤル番
号のはじめから数桁分を示し前記交換機が受付可能な前
記ダイヤル番号を示すダイヤル数字と、前記ダイヤル数
字の後に続く前記ダイヤル番号の最大桁数と、前記ダイ
ヤル番号がダイヤルされたときに行うサービス内容とか
ら構成されていることを特徴とする。
【0011】また、前記プリトランスレーションデータ
記憶部の前記サービス内容は、少なくとも「通常」、
「市内通話」、「特番」、「制限」であることを特徴と
する。
【0012】さらに、前記交換機は、前記加入者電話機
からのダイヤル待ち状態で待機しており(S1)、前記
加入者電話機から発信がなされると、発信されたダイヤ
ル番号を前記ダイヤル受信装置が検出し(S2)、当該
呼の処理を行うため前記呼処理部に発信された前記ダイ
ヤル番号と発信した前記加入者電話機の前記加入者線番
号とをデータとして通知し(S3)、前記呼処理部は、
通知された前記加入者線番号を元に前記加入者データ記
憶部を参照して発信した加入者電話番号を求め(S
4)、次に、前記加入者電話番号から前記局番号データ
記憶部を参照して発信した前記加入者電話番号の局番号
を抽出し(S5)、抽出した前記局番号を前記プリトラ
ンスレーション用局番号記憶部に設定し(S6)、次
に、前記プリトランスレーション用局番号記憶部の前記
局番号を元にプリトランスレーションを実行し(S
7)、前記プリトランスレーションの結果は、前記プリ
トランスレーション結果記憶部に設定されているので前
記プリトランスレーション結果記憶部を参照して次の動
作を決定し(S8)、ステップS8の結果が「市内通
話」であれば、前記ダイヤル番号には市外局番号が付い
ていないものであったため、前記ダイヤル番号を発信し
た前記加入者電話番号の市外局番号を前記ダイヤル番号
に付加して新たなダイヤル番号とし(S9)、前記新た
なダイヤル番号の局番号を前記局番号データ記憶部を参
照して新たに抽出し(S10)、すなわちダイヤルされ
た着信側の局番号を抽出し、抽出した前記局番号を前記
プリトランスレーション用局番号記憶部に設定し直して
(S11)、再度プリトランスレーションを行うため、
ステップS7に戻り、ステップS8の結果が「通常」で
あれば、通常の市外通話をサービスするため該市外電話
番号に電話を接続し(S12)、処理を終了してステッ
プS1に戻り、ステップS8の結果が「特番」であれ
ば、警察や消防等の特番に電話を接続し(S13)、処
理を終了してステップS1に戻り、ステップS8の結果
が「制限」であれば、該電話番号は発信制限が行われて
いるものであるため、発信制限の旨を発信した加入者に
伝達し(S14)、処理を終了してステップS1に戻
り、ステップS8の結果が「欠番」であれば、該ダイヤ
ル番号は欠番であるため、欠番の旨を発信した加入者に
伝達し(S15)、処理を終了してステップS1に戻る
ことを特徴とする。
【0013】また、前記プリトランスレーションの動作
は、前記プリトランスレーション用局番号記憶部から局
番号を取り出し(S21)、次に、前記局番号データ記
憶部を参照してステップS21で取り出した前記局番号
のプリトランスレーション種別番号を抽出し(S2
2)、抽出した前記プリトランスレーション種別番号を
元に前記プリトランスレーションデータ記憶部からプリ
トランスレーションデータを読み出し(S23)、次に
前記ダイヤル番号のチェックを行い、先ず、前記ダイヤ
ル番号のはじめの数桁が前記プリトランスレーションデ
ータの前記ダイヤル数字の欄に有るか否かをチェックし
(S24)、前記ダイヤル数字の欄に無ければ前記ダイ
ヤル番号は欠番であるため前記プリトランスレーション
結果記憶部に「欠番」を設定し(S25)、処理を終了
し、前記ダイヤル番号のはじめの数桁が前記ダイヤル数
字の欄に有れば、次に前記ダイヤル番号の前記ダイヤル
数字に続く桁数は前記最大桁数の欄で示される桁数以内
かをチェックし(S26)、最大桁数以上で有れば前記
ダイヤル番号は桁数オーバーであるため前記プリトラン
スレーション結果記憶部に「欠番」を設定し(S2
7)、処理を終了し、最大桁数以内で有れば、次に前記
ダイヤル番号の前記ダイヤル数字に示す行と同一行にあ
る前記サービス内容の欄をチェックし(S28)、前記
サービス内容の欄が「制限」であれば、前記プリトラン
スレーション結果記憶部に「制限」を設定し(S2
9)、処理を終了し、前記サービス内容の欄が「特番」
であれば、前記プリトランスレーション結果記憶部に
「特番」を設定し(S30)、処理を終了し、前記サー
ビス内容の欄が「市内通話」であれば、前記プリトラン
スレーション結果記憶部に「市内通話」を設定し(S3
1)、処理を終了し、前記サービス内容の欄が上記以外
であれば、前記プリトランスレーション結果記憶部に
「通常」を設定し(S32)、処理を終了することを特
徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の局番号別プリトランスレー
ション方式の一つの実施の形態を示すブロック図であ
る。
【0016】図1に示す本実施の形態は、複数の加入者
電話機3と、加入者の電話機を収容する交換機1と、複
数の加入者電話機3と交換機1とを接続する複数の加入
者線2から構成されている。
【0017】交換機1は、加入者電話機を制御する加入
者制御装置4と、加入者制御装置4からのデータにより
プリトランスレーションを行うプリトランスレーション
部12とから構成されている。加入者制御装置4は、加
入者電話機からの発信電話番号すなわちダイヤル番号を
受信するダイヤル受信装置5を含んで構成されており、
プリトランスレーション部12は、加入者制御装置4か
らのデータを受け付けて該当呼の処理を行う呼処理部6
と、呼処理部6が参照する加入者データ記憶部7と、局
番号データ記憶部8と、プリトランスレーションデータ
記憶部9とを備え、また、呼処理部6が使用するプリト
ランスレーション用局番号記憶部10とプリトランスレ
ーション結果記憶部11とを備えて構成されている。ま
た交換機1は、プリトランスレーション部12の有する
加入者データ記憶部7、局番号データ記憶部8及びプリ
トランスレーションデータ記憶部9のデータを任意に書
き換えることを可能とするデータ入力部13を含んで構
成されている。
【0018】次に、図2を参照して、加入者データ記憶
部7の構成について説明する。
【0019】図2は、加入者データ記憶部の構成例を示
す図である。
【0020】図2において、加入者データ記憶部7は、
加入者電話機と交換機とを接続する加入者線の加入者線
番号と、対応する加入者線に接続されている加入者電話
機の加入者電話番号とから構成されている。図2の例で
は、加入者線番号が「000001」の加入者電話番号
が「03(5877)XXXX」であり、加入者線番号
が「000002」の加入者電話番号が「042(30
7)AAAA」であることを示している。
【0021】次に、図3を参照して、局番号データ記憶
部8の構成について説明する。
【0022】図3は、局番号データ記憶部の構成例を示
す図である。
【0023】図3において、局番号データ記憶部8は、
局番号と該局番号に対応するプリトランスレーション種
別番号とから構成されている。局番号は、加入者電話番
号の内の市外局番号と市内局番号をプラスした番号であ
り、該交換機に接続されている全ての加入者の局番号を
登録しておくものである。図3の例では、該交換機に接
続されている加入者は、市外局番号が「03」で市内局
番号が「6971」及び「5877」の局番号を持つも
のと、市外局番号が「042」で市内局番号が「30
7」の局番号を持つものと、市外局番号が「0426」
で市内局番号が「97」の局番号を持つものとが登録さ
れていることになる。
【0024】また、図3のプリトランスレーション種別
番号は、プリトランスレーションデータ記憶部9の中の
どの種別番号を参照するかを示す番号であり、図3の例
では、局番号「03(6971)」ではプリトランスレ
ーション種別番号が「1」であり、局番号「042(3
07)」ではプリトランスレーション種別番号が「2」
であること等を示している。
【0025】なお、図3の例では、一般の公衆電話網の
局番号を一例として挙げてあるが、本発明においては必
ずしも公衆電話網の局番号に限定する必要はない。例え
ば、一企業内だけの電話の交換を行う構内交換機におい
ては、該企業内だけで特別に設定された局番号を、局番
号データ記憶部8に自由に設定・登録することが可能で
ある。
【0026】次に、図4を参照して、プリトランスレー
ションデータ記憶部9の構成について説明する。
【0027】図4は、プリトランスレーションデータ記
憶部の構成例を示す図である。
【0028】図4において、プリトランスレーションデ
ータ記憶部9は、プリトランスレーションを行うために
設定されたプリトランスレーションデータの集合であ
り、プリトランスレーションの種別番号を表すプリトラ
ンスレーション種別番号と、加入者が発信したダイヤル
番号のはじめから数桁分を示し該交換機が受付可能なダ
イヤル番号を示すダイヤル数字と、該ダイヤル数字の後
に続くダイヤル番号の最大桁数と、該ダイヤル番号がダ
イヤルされたときに行うサービス内容とから構成されて
いる。
【0029】図4の例では、プリトランスレーション種
別番号が「1」のプリトランスレーションを行う場合
は、先ず、該交換機が受付可能なダイヤル数字は、ダイ
ヤル番号のはじめが「03」、「0423」、「042
6」、「697」、「587」、「11」及び「17」
であることを示している。そして、ダイヤル数字「0
3」の後に続くダイヤル番号の最大桁数は8桁までであ
り、かつ、ダイヤル数字「03」がダイヤルされたとき
のサービス内容は、「通常」すなわち通常の市外通話を
サービスすることを示している。また、ダイヤル数字
「697」の後に続くダイヤル番号の最大桁数は5桁ま
でであり、この時のサービス内容は「市内通話」すなわ
ち市内通話をサービスすることを示している。ダイヤル
数字「11」の後に続くダイヤル番号の最大桁数は1桁
であり、この時のサービス内容は「特番」すなわち警察
や消防等への緊急電話であることを示している。また、
ダイヤル数字「17」がダイヤルされた場合のサービス
内容は「制限」すなわち「17・」番への電話は発信制
限が行われていることを示している。
【0030】尚、図2に示した加入者データ記憶部7、
図3に示した局番号データ記憶部8及び図4に示したプ
リトランスレーションデータ記憶部9は、交換機の運用
形態に応じて、データ入力部13から任意の値に書き換
えることが可能である。
【0031】次に、図1、図2、図3、図4及び図5、
図6を参照して、本発明の実施の形態の動作について説
明する。
【0032】図5は、本実施の形態の動作を説明するフ
ローチャートである。
【0033】図5において、図1に示した交換機1は加
入者電話機3からのダイヤル待ち状態で待機している
(S1)。加入者電話機3から発信がなされると、発信
されたダイヤル番号をダイヤル受信装置5が検出し(S
2)、当該呼の処理を行うため呼処理部6に発信された
ダイヤル番号と発信した加入者電話機の加入者線番号と
をデータとして通知する(S3)。呼処理部6は、通知
された加入者線番号を元に加入者データ記憶部7を参照
して発信した加入者電話番号を求める(S4)。次に、
加入者電話番号から局番号データ記憶部8を参照して発
信した加入者電話番号の局番号を抽出し(S5)、抽出
した局番号をプリトランスレーション用局番号記憶部1
0に設定する(S6)。次に、プリトランスレーション
用局番号記憶部10の局番号を元にプリトランスレーシ
ョンを実行する(S7)。プリトランスレーションの動
作すなわちステップS7の動作については、後に図6を
参照して詳細に説明するが、プリトランスレーションの
結果は、プリトランスレーション結果記憶部11に設定
されている。従って、プリトランスレーション結果記憶
部11を参照して次の動作を決定する(S8)。
【0034】ステップS8の結果が「市内通話」(ステ
ップS8の「市内通話」へ分岐)であれば、該ダイヤル
番号には市外局番号が付いていないものであったため、
ダイヤル番号を発信した加入者電話番号の市外局番号を
ダイヤル番号に付加して新たなダイヤル番号とし(S
9)、新たなダイヤル番号の局番号を局番号データ記憶
部8を参照して新たに抽出し(S10)、すなわちダイ
ヤルされた着信側の局番号を抽出し、抽出した局番号を
プリトランスレーション用局番号記憶部10に設定し直
して(S11)、再度プリトランスレーションを行うた
め、ステップS7に戻る。ステップS9〜S11の動作
は、ダイヤルされたダイヤル番号に発信側の市外局番号
を付加した電話番号(新たなダイヤル番号)が、誤りで
無いことを確認するために行うものである。
【0035】ステップS8の結果が「通常」(ステップ
S8の「通常」へ分岐)であれば、通常の市外通話をサ
ービスするため該市外電話番号に電話を接続し(S1
2)、処理を終了してステップS1に戻る。
【0036】ステップS8の結果が「特番」(ステップ
S8の「特番」へ分岐)であれば、警察や消防等の特番
に電話を接続し(S13)、処理を終了してステップS
1に戻る。
【0037】ステップS8の結果が「制限」(ステップ
S8の「制限」へ分岐)であれば、該電話番号は発信制
限が行われているものであるため、発信制限の旨を発信
した加入者に伝達し(S14)、処理を終了してステッ
プS1に戻る。
【0038】ステップS8の結果が「欠番」(ステップ
S8で「欠番」へ分岐)であれば、該ダイヤル番号は欠
番であるため、欠番の旨を発信した加入者に伝達し(S
15)、処理を終了してステップS1に戻る。
【0039】次に、図6を参照して、プリトランスレー
ションの動作の詳細(図5のステップS7の動作の詳
細)について説明する。
【0040】図6は、プリトランスレーション動作の詳
細を説明するフローチャートである。
【0041】図6において、プリトランスレーション
は、プリトランスレーション用局番号記憶部10から局
番号を取り出す(S21)ことから始まる。次に、局番
号データ記憶部8を参照してステップS21で取り出し
た局番号のプリトランスレーション種別番号を抽出する
(S22)。抽出したプリトランスレーション種別番号
を元にプリトランスレーションデータ記憶部9からプリ
トランスレーションデータを読み出す(S23)。次に
ダイヤル番号のチェックを行うが、先ず、ダイヤル番号
のはじめの数桁がプリトランスレーションデータのダイ
ヤル数字の欄に有るか否かをチェックする(S24)。
ダイヤル数字の欄に無ければ(ステップS24で無
し)、該ダイヤル番号は欠番であるためプリトランスレ
ーション結果記憶部11に「欠番」を設定し(S2
5)、処理を終了する。ダイヤル番号のはじめの数桁が
ダイヤル数字の欄に有れば(ステップS24で有り)、
次にダイヤル番号のダイヤル数字に続く桁数は最大桁数
の欄で示される桁数以内かをチェックし(S26)、最
大桁数以上で有れば(ステップS26で以上)該ダイヤ
ル番号は桁数オーバーであるためプリトランスレーショ
ン結果記憶部11に「欠番」を設定し(S27)、処理
を終了する。最大桁数以内で有れば(ステップS26で
以内)、次にダイヤル番号のダイヤル数字に示す行と同
一行にあるサービス内容の欄をチェックする(S2
8)。
【0042】サービス内容の欄が「制限」(ステップS
28で「制限」へ分岐)であれば、プリトランスレーシ
ョン結果記憶部11に「制限」を設定し(S29)、処
理を終了する。
【0043】サービス内容の欄が「特番」(ステップS
28で「特番」へ分岐)であれば、プリトランスレーシ
ョン結果記憶部11に「特番」を設定し(S30)、処
理を終了する。
【0044】サービス内容の欄が「市内通話」(ステッ
プS28で「市内通話」へ分岐)であれば、プリトラン
スレーション結果記憶部11に「市内通話」を設定し
(S31)、処理を終了する。
【0045】サービス内容の欄が上記以外(ステップS
28で「左記以外」へ分岐)であれば、プリトランスレ
ーション結果記憶部11に「通常」を設定し(S3
2)、処理を終了する。
【0046】次に、図7、図8、図9及び図10を用い
て、本発明の局番号別プリトランスレーション方式の具
体例について説明する。
【0047】図7は、本発明の具体例1を説明する図で
ある。
【0048】図7においては、発信側の加入者電話番号
03(5877)XXXXの電話機から、6971ZZ
ZZとダイヤルした場合に、03(6971)ZZZZ
の電話番号の電話機に電話接続される動作の具体例を示
す。
【0049】図7の(1)の処理の欄は、発信加入者の
ダイヤル番号が「6971ZZZZ」であり、この時、
処理ステップの欄に示すように、交換機は図5のステッ
プS1及びS2の動作を行い、交換機内の参照データは
特に無いことを参照データの欄で示している。処理ステ
ップの欄は、以下において全て処理の欄に対応する交換
機の動作を、図5あるいは図6に示したフローチャート
のステップで示すものとし、以降の説明を省略する。
【0050】図7の(2)と(3)において、交換機は
参照データの欄に示す加入者データ記憶部7(図2)を
参照し、発信加入者の加入者線番号が「000001」
であることから、発信加入者の電話番号が03(587
7)XXXXであることを認識する。
【0051】続いて、図7の(4)(5)において、交
換機は局番号データ記憶部8(図3)を参照し、発信加
入者の局番号03(5877)を抽出し、局番号03
(5877)のプリトランスレーション種別番号が
「1」であることを認識する。
【0052】続く(6)(7)(8)において、プリト
ランスレーションデータ記憶部9(図4)のプリトラン
スレーション種別番号「1」の欄のプリトランスレーシ
ョンデータを読み出し、(6)においてダイヤル数字欄
にダイヤル番号6971ZZZZのはじめの3桁の「6
97」が有ることを確認し、(7)において「697」
に続く桁数が5桁以内であることを確認し、(8)にお
いてダイヤル数字「697」のサービス内容欄が「市内
通話」であることを認識する。
【0053】サービス内容が「市内通話」であるため、
(9)において発信側の加入者の市外局番号「03」を
ダイヤル番号「6971ZZZZ」の前に付加して、新
たなダイヤル番号[036971ZZZZ]を得る。
【0054】(10)(11)において、局番号データ
記憶部8(図3)を再度参照し、新たなダイヤル番号の
局番号「03(6971)」を抽出し、そのプリトラン
スレーション種別番号が「1」であることを認識する。
【0055】(12)(13)(14)において、プリ
トランスレーションデータ記憶部9(図4)のプリトラ
ンスレーション種別番号「1」の欄のプリトランスレー
ションデータを読み出し、(12)においてダイヤル数
字欄に「03」が有ることを確認し、(13)において
「03」に続く桁数が8桁以内であることを確認し、
(14)において新たなダイヤル番号のはじめの2桁の
ダイヤル数字「03」のサービス内容欄が「通常」であ
ることを認識する。
【0056】最後に(15)において、「通常」の市外
通話であることが認識できたため、市外電話番号「03
(6971)ZZZZ」番に電話接続し、処理を終了す
る。
【0057】以上の動作を行うことにより、はじめのダ
イヤル番号が「6971ZZZZ」と市外局番号の無い
番号であっても、市外局番号を付加した「03(697
1)ZZZZ」番に電話接続することが可能となる。
【0058】これらの動作は、プリトランスレーション
を実行するにあたり、交換機に収容されている加入者の
局番号を示す局番号データ記憶部を設け、発信者側の局
番号によってプリトランスレーションを開始することに
より実現可能となる。
【0059】図8は、本発明の具体例2を説明する図で
ある。
【0060】図8においては、発信側の加入者電話番号
042(307)AAAAの電話機から、697BBB
Bとダイヤルした場合に、697BBBBの電話番号あ
るいはそのダイヤル番号の前に発信側の加入者の市外局
番号を付した042(697)BBBBの電話番号は欠
番であると判断する動作の具体例を示す。
【0061】図8の(1)の処理の欄は、発信加入者の
ダイヤル番号が「697BBBB」であり、この時、処
理ステップの欄に示すように、交換機は図5のステップ
S1及びS2の動作を行い、交換機内の参照データは特
に無いことを参照データの欄で示している。処理ステッ
プの欄は、以下において全て処理の欄に対応する交換機
の動作を、図5あるいは図6に示したフローチャートの
ステップで示すものとし、以降の説明を省略する。
【0062】図8の(2)と(3)において、交換機は
参照データの欄に示す加入者データ記憶部7(図2)を
参照し、発信加入者の加入者線番号が「000002」
であることから、発信加入者の電話番号が042(30
7)AAAAであることを認識する。
【0063】続いて、図8の(4)(5)において、交
換機は局番号データ記憶部8(図3)を参照し、発信加
入者の局番号042(307)を抽出し、局番号042
(307)のプリトランスレーション種別番号が「2」
であることを認識する。
【0064】続く(6)において、プリトランスレーシ
ョンデータ記憶部9(図4)のプリトランスレーション
種別番号「2」の欄のプリトランスレーションデータを
読み出し、ダイヤル数字欄にダイヤル番号697BBB
Bのはじめの数桁の「69・・」が無いことを確認す
る。すなわち、ダイヤル番号697BBBBは、プリト
ランスレーション種別番号「2」においては欠番である
ことを認識する。
【0065】欠番であることが認識できたため、(7)
において欠番の処理を行い、最後に(8)において、ダ
イヤル番号「697BBBB」番は欠番である旨を発信
した加入者に伝達し、処理を終了する。
【0066】図8の動作は、プリトランスレーションを
実行するにあたり、交換機に収容されている加入者の局
番号を示す局番号データ記憶部を設けると共に、発信者
側の局番号毎に複数のプリトランスレーション種別番号
を設け、プリトランスレーション種別番号の違いによっ
て、発信可能なダイヤル番号をプリトランスレーション
データ記憶部に設定しておいたことにより実現可能とな
る。
【0067】図9は、本発明の具体例3を説明する図で
ある。
【0068】図9においては、発信側の加入者電話番号
03(5877)XXXXの電話機から、110とダイ
ヤルした場合に、110の電話番号に電話接続される動
作の具体例を示す。
【0069】図9の(1)の処理の欄は、発信加入者の
ダイヤル番号が「110」であり、この時、処理ステッ
プの欄に示すように、交換機は図5のステップS1及び
S2の動作を行い、交換機内の参照データは特に無いこ
とを参照データの欄で示している。処理ステップの欄
は、以下において全て処理の欄に対応する交換機の動作
を、図5あるいは図6に示したフローチャートのステッ
プで示すものとし、以降の説明を省略する。
【0070】図9の(2)と(3)において、交換機は
参照データの欄に示す加入者データ記憶部7(図2)を
参照し、発信加入者の加入者線番号が「000001」
であることから、発信加入者の電話番号が03(587
7)XXXXであることを認識する。
【0071】続いて、図9の(4)(5)において、交
換機は局番号データ記憶部8(図3)を参照し、発信加
入者の局番号03(5877)を抽出し、局番号03
(5877)のプリトランスレーション種別番号が
「1」であることを認識する。
【0072】続く(6)(7)(8)において、プリト
ランスレーションデータ記憶部9(図4)のプリトラン
スレーション種別番号「1」の欄のプリトランスレーシ
ョンデータを読み出し、(6)においてダイヤル数字欄
にダイヤル番号110のはじめの2桁の「11」が有る
ことを確認し、(7)において「11」に続く桁数が1
桁以内であることを確認し、(8)においてダイヤル数
字「11」のサービス内容欄が「特番」であることを認
識する。
【0073】サービス内容が「特番」であるため、
(9)において特番「110」番に電話接続し、処理を
終了する。
【0074】図9の動作は、プリトランスレーションを
実行するにあたり、プリトランスレーション種別番号を
複数設け、プリトランスレーション種別番号の違いによ
って発信可能なダイヤル番号をプリトランスレーション
データ記憶部に設定しておき、かつ、サービス内容欄に
「特番」を設定しておいたことにより実現できる。
【0075】図9の具体例3の場合において、プリトラ
ンスレーション種別番号が「2」あるいは「3」であっ
たとすれば、そのプリトランスレーションデータ記憶部
のダイヤル数字欄には「11・」が設定されていないた
め、ダイヤル番号「110」番は欠番と判断されること
になる。
【0076】図10は、本発明の具体例4を説明する図
である。
【0077】図10においては、発信側の加入者電話番
号03(5877)XXXXの電話機から、177とダ
イヤルした場合に、177の電話番号は発信制限されて
いるため、電話接続がなされない動作の具体例を示す。
【0078】図10の(1)の処理の欄は、発信加入者
のダイヤル番号が「177」であることを示している。
この後の図10(2)から図10(5)までは、図9と
全く同一の動作であるためその説明を省略する。
【0079】続く図10の(6)(7)(8)におい
て、プリトランスレーションデータ記憶部9(図4)の
プリトランスレーション種別番号「1」の欄のプリトラ
ンスレーションデータを読み出し、(6)においてダイ
ヤル数字欄にダイヤル番号177のはじめの2桁の「1
7」が有ることを確認し、(7)において「17」に続
く桁数が1桁以内であることを確認し、(8)において
ダイヤル数字「17」のサービス内容欄が「制限」であ
ることを認識する。
【0080】サービス内容が「制限」であるため、
(9)において「177」番は発信制限されている旨を
発信した加入者に伝達し、処理を終了する。
【0081】図10の動作は、プリトランスレーション
を実行するにあたり、プリトランスレーション種別番号
を複数設け、プリトランスレーション種別番号の違いに
よって発信可能なダイヤル番号をプリトランスレーショ
ンデータ記憶部に設定しておき、かつ、サービス内容欄
に「制限」を設定しておいたことにより実現できる。
【0082】図10の具体例4の場合において、プリト
ランスレーション種別番号が「2」あるいは「3」であ
ったとすれば、そのプリトランスレーションデータ記憶
部のダイヤル数字欄には「17・」が設定されていない
ため、ダイヤル番号「177」番は欠番と判断されるこ
とになる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の局番号別
プリトランスレーション方式は、発信側の加入者の電話
番号の局番号毎にプリトランスレーション種別の設定を
変更できるため、発信側の電話番号の局番号によって最
終着信番号判定を行い、電話接続サービスの内容を特定
し、あるいは又、発信側の局番号によって発信制限を行
うことが可能となるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の局番号別プリトランスレーション方式
の一つの実施の形態を示すブロック図である。
【図2】加入者データ記憶部の構成例を示す図である。
【図3】局番号データ記憶部の構成例を示す図である。
【図4】プリトランスレーションデータ記憶部の構成例
を示す図である。
【図5】本実施の形態の動作を説明するフローチャート
である。
【図6】プリトランスレーション動作の詳細を説明する
フローチャートである。
【図7】本発明の具体例1を説明する図である。
【図8】本発明の具体例2を説明する図である。
【図9】本発明の具体例3を説明する図である。
【図10】本発明の具体例4を説明する図である。
【符号の説明】
1 交換機 2 加入者線 3 加入者電話機 4 加入者制御装置 5 ダイヤル受信装置 6 呼処理部 7 加入者データ記憶部 8 局番号データ記憶部 9 プリトランスレーションデータ記憶部 10 プリトランスレーション用局番号記憶部 11 プリトランスレーション結果記憶部 12 プリトランスレーション部 13 データ入力部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の加入者電話機を収容する交換機に
    おいて、前記交換機は前記加入者電話機を制御する加入
    者制御装置と、前記加入者制御装置からのデータにより
    最終着信番号判定を行うプリトランスレーション部とを
    備え、前記加入者制御装置は前記加入者電話機からのダ
    イヤル番号を受信するダイヤル受信装置を備え、前記プ
    リトランスレーション部は前記加入者制御装置からの前
    記データを受け付けて呼の処理を行う呼処理部と、前記
    呼処理部が参照する加入者データ記憶部と、局番号デー
    タ記憶部と、プリトランスレーションデータ記憶部と、
    前記呼処理部が使用するプリトランスレーション用局番
    号記憶部とプリトランスレーション結果記憶部とを備
    え、前記加入者制御装置から前記プリトランスレーショ
    ン部に渡される前記データは前記加入者電話機からの前
    記ダイヤル番号と前記ダイヤル番号を発信した加入者電
    話機の加入者線番号であることを特徴とする局番号別プ
    リトランスレーション方式。
  2. 【請求項2】 前記交換機は、前記プリトランスレーシ
    ョン部が有する前記加入者データ記憶部と前記局番号デ
    ータ記憶部と前記プリトランスレーションデータ記憶部
    の内容を任意に書き換えることを可能とするデータ入力
    部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の局番
    号別プリトランスレーション方式。
  3. 【請求項3】 前記加入者データ記憶部は、前記加入
    者電話機と前記交換機とを接続する加入者線の加入者線
    番号と、対応する加入者線に接続されている前記加入者
    電話機の加入者電話番号とから構成されていることを特
    徴とする請求項1及び請求項2に記載の局番号別プリト
    ランスレーション方式。
  4. 【請求項4】 前記局番号データ記憶部は、局番号と該
    局番号に対応するプリトランスレーション種別番号とか
    ら構成され、前記局番号は、加入者電話番号の内の市外
    局番号と市内局番号をプラスした番号であり、前記交換
    機に収容されている全ての加入者の局番号を登録してお
    くものであることを特徴とする請求項1から請求項3に
    記載の局番号別プリトランスレーション方式。
  5. 【請求項5】 前記プリトランスレーションデータ記憶
    部は、プリトランスレーションを行うために設定された
    プリトランスレーションデータの集合であり、プリトラ
    ンスレーションの種別番号を表すプリトランスレーショ
    ン種別番号と、加入者が発信した前記ダイヤル番号のは
    じめから数桁分を示し前記交換機が受付可能な前記ダイ
    ヤル番号を示すダイヤル数字と、前記ダイヤル数字の後
    に続く前記ダイヤル番号の最大桁数と、前記ダイヤル番
    号がダイヤルされたときに行うサービス内容とから構成
    されていることを特徴とする請求項1から請求項4に記
    載の局番号別プリトランスレーション方式。
  6. 【請求項6】 前記プリトランスレーションデータ記憶
    部の前記サービス内容は、少なくとも「通常」、「市内
    通話」、「特番」、「制限」であることを特徴とする請
    求項1から請求項5に記載の局番号別プリトランスレー
    ション方式。
  7. 【請求項7】 前記交換機は、前記加入者電話機からの
    ダイヤル待ち状態で待機しており(S1)、前記加入者
    電話機から発信がなされると、発信されたダイヤル番号
    を前記ダイヤル受信装置が検出し(S2)、当該呼の処
    理を行うため前記呼処理部に発信された前記ダイヤル番
    号と発信した前記加入者電話機の前記加入者線番号とを
    データとして通知し(S3)、前記呼処理部は、通知さ
    れた前記加入者線番号を元に前記加入者データ記憶部を
    参照して発信した加入者電話番号を求め(S4)、次
    に、前記加入者電話番号から前記局番号データ記憶部を
    参照して発信した前記加入者電話番号の局番号を抽出し
    (S5)、抽出した前記局番号を前記プリトランスレー
    ション用局番号記憶部に設定し(S6)、次に、前記プ
    リトランスレーション用局番号記憶部の前記局番号を元
    にプリトランスレーションを実行し(S7)、前記プリ
    トランスレーションの結果は、前記プリトランスレーシ
    ョン結果記憶部に設定されているので前記プリトランス
    レーション結果記憶部を参照して次の動作を決定し(S
    8)、ステップS8の結果が「市内通話」であれば、前
    記ダイヤル番号には市外局番号が付いていないものであ
    ったため、前記ダイヤル番号を発信した前記加入者電話
    番号の市外局番号を前記ダイヤル番号に付加して新たな
    ダイヤル番号とし(S9)、前記新たなダイヤル番号の
    局番号を前記局番号データ記憶部を参照して新たに抽出
    し(S10)、すなわちダイヤルされた着信側の局番号
    を抽出し、抽出した前記局番号を前記プリトランスレー
    ション用局番号記憶部に設定し直して(S11)、再度
    プリトランスレーションを行うため、ステップS7に戻
    り、ステップS8の結果が「通常」であれば、通常の市
    外通話をサービスするため該市外電話番号に電話を接続
    し(S12)、処理を終了してステップS1に戻り、ス
    テップS8の結果が「特番」であれば、警察や消防等の
    特番に電話を接続し(S13)、処理を終了してステッ
    プS1に戻り、ステップS8の結果が「制限」であれ
    ば、該電話番号は発信制限が行われているものであるた
    め、発信制限の旨を発信した加入者に伝達し(S1
    4)、処理を終了してステップS1に戻り、ステップS
    8の結果が「欠番」であれば、該ダイヤル番号は欠番で
    あるため、欠番の旨を発信した加入者に伝達し(S1
    5)、処理を終了してステップS1に戻ることを特徴と
    する請求項1から請求項6に記載の局番号別プリトラン
    スレーション方式。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の前記プリトランスレー
    ションの動作は、前記プリトランスレーション用局番号
    記憶部から局番号を取り出し(S21)、次に、前記局
    番号データ記憶部を参照してステップS21で取り出し
    た前記局番号のプリトランスレーション種別番号を抽出
    し(S22)、抽出した前記プリトランスレーション種
    別番号を元に前記プリトランスレーションデータ記憶部
    からプリトランスレーションデータを読み出し(S2
    3)、次に前記ダイヤル番号のチェックを行い、先ず、
    前記ダイヤル番号のはじめの数桁が前記プリトランスレ
    ーションデータの前記ダイヤル数字の欄に有るか否かを
    チェックし(S24)、前記ダイヤル数字の欄に無けれ
    ば前記ダイヤル番号は欠番であるため前記プリトランス
    レーション結果記憶部に「欠番」を設定し(S25)、
    処理を終了し、前記ダイヤル番号のはじめの数桁が前記
    ダイヤル数字の欄に有れば、次に前記ダイヤル番号の前
    記ダイヤル数字に続く桁数は前記最大桁数の欄で示され
    る桁数以内かをチェックし(S26)、最大桁数以上で
    有れば前記ダイヤル番号は桁数オーバーであるため前記
    プリトランスレーション結果記憶部に「欠番」を設定し
    (S27)、処理を終了し、最大桁数以内で有れば、次
    に前記ダイヤル番号の前記ダイヤル数字に示す行と同一
    行にある前記サービス内容の欄をチェックし(S2
    8)、前記サービス内容の欄が「制限」であれば、前記
    プリトランスレーション結果記憶部に「制限」を設定し
    (S29)、処理を終了し、前記サービス内容の欄が
    「特番」であれば、前記プリトランスレーション結果記
    憶部に「特番」を設定し(S30)、処理を終了し、前
    記サービス内容の欄が「市内通話」であれば、前記プリ
    トランスレーション結果記憶部に「市内通話」を設定し
    (S31)、処理を終了し、前記サービス内容の欄が上
    記以外であれば、前記プリトランスレーション結果記憶
    部に「通常」を設定し(S32)、処理を終了すること
    を特徴とする請求項1から請求項7に記載の局番号別プ
    リトランスレーション方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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