JP2000032519A - バルク接続方法及びバルク接続装置 - Google Patents

バルク接続方法及びバルク接続装置

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JP2000032519A
JP2000032519A JP20854998A JP20854998A JP2000032519A JP 2000032519 A JP2000032519 A JP 2000032519A JP 20854998 A JP20854998 A JP 20854998A JP 20854998 A JP20854998 A JP 20854998A JP 2000032519 A JP2000032519 A JP 2000032519A
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JP20854998A
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Keiichi Nishimoto
啓一 西本
Hiroyuki Sugano
浩之 菅野
Kiyotaka Mori
清隆 森
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Hitachi Ltd
Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Telecom Technologies Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内線代表を用いて効率的なバルク接続端末を
実現する。 【解決手段】 ISDN情報蓄積メモリに設定されたS
ETUPから着信要求内線番号に変換する(S1)。着
信要求内線番号がバルク接続端末である場合(S2)、
必要Bチャネル数と既着信Bチャネル数とが不一致のも
のがあるか判断する(S3)。両者が不一致の既着信呼
がない場合は、フローβに移り、新たな着信呼として着
信先を決定する。一方、両者が不一致の着信呼がある場
合は、追加チャネル待ちバルク接続端末があると判断さ
れ、既着信呼と今回の着信呼との発信者番号の比較が行
われる(S4〜S6)。ここで、両発信者番号が一致す
る場合は、同一バルク接続端末からの着信であるとして
同一内線に着信先を決定する(S8,S9)。S6の比
較は全ての追加チャネル待ち状態の着信呼について行わ
れる(S7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルク接続方法及
びバルク接続装置に係り、特に、自動構内交換機におけ
る内線代表システムに用いられるバルク接続方法及びバ
ルク接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ISDN伝送においては、64
KbpsのBチャネルを1つの通信単位としている。そ
して、このBチャネルを複数本束ねて1つの通信とみな
して高速通信を可能とする、いわゆるバルク通信方式が
現在実施されている。
【0003】従来、自動構内交換機(PBX)におい
て、バルク接続端末を局線と内線間で接続する場合、内
線代表着信方式を用いたバルク接続は不可能であった。
そこで従来は、このバルク接続をPBXで実現するため
に、ダイヤルイン方式もしくはサブアドレスを利用して
いた。また、私設網内のバルク通信の複数Bチャネルの
捕捉や通信可能速度についてのネゴシエーションの手順
については、特開平9−284873にて公報されてい
るが、着信側の内線代表についての選択方式については
言及していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、以上のよう
に、自動構内交換機においてバルク接続端末を局線と内
線間で接続した場合は、ダイヤルイン方式もしくはサブ
アドレスを利用し、ポイント-ポイント接続の運用とな
り一対一のくくり付けとなっていた。
【0005】また、従来の技術では、バルク着信を代表
着信方式により接続すると、1つの端末から発呼される
複数の通信回線の着信先が、代表を組んでいる端末にラ
ンダムまたは一定の方式にて接続される。そのため、1
対のバルク通信に必要な複数回線が、各々別の着信端末
に接続される可能性が有った。このように複数台のバル
ク接続端末がPBXに収容される場合、代表受付システ
ム・代表着信方式によるバルク接続の運用は不可能であ
った。
【0006】従って、従来においては、内線のバルク接
続端末数が多くなった場合、内線代表が組めないことか
ら、端末数分の局線を引く必要があった。さらに、特定
のバルク接続端末に発呼したところ、その端末が話中で
あった場合には、発信者が時間をおいて再発呼するか、
別の番号のバルク接続端末に再度発呼する必要があり、
回線費用と発呼者の再発呼する手間が増大することにな
った。 本発明は、以上の点に鑑み、自動構内交換機において高
速通信の可能なバルク接続端末を局線と内線間で接続す
る場合、ひとつの局線番号にて多数の着信呼を接続でき
る内線代表を用いた且つ効率的なバルク接続を実現する
ことを目的とする。
【0007】本発明は、ISDNの発呼者番号通知機能
を利用し、PBX内にその発呼者番号と必要通話回線数
とを関連づける内線・発信者情報局データメモリ及びI
SDN情報蓄積メモリを設け、必要な複数回線の着信を
待って着信先のバルク接続端末に接続することにより、
バルク接続端末の内線代表群方式によるバルク接続方法
及び装置を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、必要Bチャネル数が異な
る複数種類のバルク接続端末、さらにバルク接続端末で
ない端末に対して、ひとつの代表番号を組むことを可能
とし、発信バルク接続端末に対応する数のBチャネルを
有する着信バルク接続内線に接続することができるバル
ク接続方法及び装置を提供することを目的とする。ま
た、必要Bチャネル数を端末毎に適宜設定及び変更する
ことができる内線代表バルク接続を実現することを目的
とする。
【0009】また、本発明は、特定のバルク接続端末が
話中だった場合、異なるバルク接続端末に再度発呼する
操作を行わないで済むようにし、それに伴う回線費用を
削減することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に関連する自動構
内交換機は、複数のバルク接続内線端末と、複数のIS
DNトランクと、ISDNトランクからの着信時に対応
するバルク接続端末を選択する通話路スイッチ及び中央
処理装置を備える。さらに、本発明は、バルク接続内線
に対応した内線番号及びバルク端末クラスを有した内線
局データメモリと、発信者番号毎の必要Bチャネル数及
び既に着信したBチャネル数を保持・記憶する発信者情
報局データメモリと、バルク接続内線及び/又はISD
Nトランクに対応したISDN情報蓄積メモリを含む記
憶装置を備える。そして、本発明では、これら局データ
メモリ及びISDN情報蓄積メモリを利用することによ
り、バルク通信が追加待ち状態であるかどうかを判断
し、必要とされる数の全てのBチャネルが着信され、そ
の着信先がひとつのバルク接続端末に決定されたとき
に、バルク接続が行われるようにした。
【0011】本発明の第1の解決手段によると、着信呼
があった際、発信者番号及び着信者番号を含む呼設定要
求を記憶する呼設定ステップと、着信者番号を内線番号
に変換する変換ステップと、前記変換ステップにより変
換された内線番号に対応するバルク端末クラスにより、
今回の着信呼が、複数の通話チャネルを束ねて1つの通
信を形成するバルク通信か否かを判断する第1の判断ス
テップと、前記第1の判断ステップによりバルク通信で
あると判断された場合、前記呼設定ステップにより記憶
された既着信呼に、必要通話チャネル数と既着信通話チ
ャネル数とが不一致である追加チャネル待ち状態の既着
信呼があるか否かを判断する第2の判断ステップと、前
記第2の判断ステップにより追加チャネル待ち状態の既
着信呼がある場合、該既着信呼の発信者番号と今回の着
信呼の発信者番号とを比較する比較ステップと、前記比
較ステップによる比較結果が一致する場合、既着信通話
チャネル数を書き換える書換えステップと、今回の着信
呼を該既着信呼と同一の内線番号へ接続するように着信
先を決定する第1の決定ステップとを備えたバルク接続
方法を提供する。
【0012】本発明の第2の解決手段によると、発信者
番号及び着信者番号を有する呼設定要求を含むISDN
情報を記憶するISDN情報蓄積メモリと、内線番号及
びバルク端末クラスを含む内線局データを記憶する内線
局データメモリと、発信者番号、必要通話チャネル数、
既着信通話チャネル数及び着信内線番号を含む発信者情
報局データを記憶する発信者情報局データメモリと、交
換機を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、着
信呼があった際、発信者番号及び着信者番号を含む呼設
定要求を前記ISDN情報蓄積メモリに記憶する呼設定
手段と、着信者番号を内線番号に変換する変換手段と、
前記内線局データメモリを参照し、前記変換手段により
変換された内線番号に対応する内線局データ中のバルク
端末クラスにより、今回の着信呼が、複数の通話チャネ
ルを束ねて1つの通信を形成するバルク通信か否かを判
断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段によりバ
ルク通信であると判断された場合、前記呼設定手段によ
り記憶された既着信呼に、必要通話チャネル数と既着信
通話チャネル数とが不一致である追加チャネル待ち状態
の既着信呼があるか否かを判断する第2の判断手段と、
前記第2の判断手段により追加チャネル待ち状態の既着
信呼がある場合、前記発信者情報局データメモリ又は前
記ISDN情報蓄積メモリを参照して、該既着信呼の発
信者番号と今回の着信呼の発信者番号とを抽出し、両発
信者番号を比較する比較手段と、前記比較手段による比
較結果が一致する場合、該発信者番号に対応する発信者
情報局データ又はISDN情報中の既着信通話チャネル
数を書き換える書換え手段と、今回の着信呼を該既着信
呼と同一の内線番号へ接続するように着信先を決定する
第1の決定手段とを備えたバルク接続装置を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に、バルク接続に関するシス
テム構成図を示す。
【0014】ISDN公衆網11には、自動構内交換機
(PBX)10とバルク接続端末12とが、それぞれI
SDN回線によって接続されている。PBX10には、
バルク接続端末13が収容されている。バルク接続端末
12及び13は、例えばTV会議端末、TV電話端末又
は画像データ通信端末などのように、Bチャネルを複数
使用したバルク通信を行う端末である。
【0015】PBX10は、通話路スイッチ100、I
SDNトランクユニット(ITC)101、ディジタル
ラインユニット(ILC)102、中央処理装置(C
C)103及び記憶装置(MEM)104を備える。I
TC101及びILC102は、通話路スイッチ100
に収容され、それぞれ、ISDN公衆網11及びバルク
接続端末13と接続される。CC103は、PBX10
全体を制御し、本発明に係るバルク接続処理を実行す
る。
【0016】MEM104は、交換動作制御プログラム
等の各種プログラム、局データ及び各種テーブル等を記
憶する。MEM104は、局データメモリ105及びI
SDN情報蓄積メモリ106を備える。局データメモリ
105は、着信したBチャネルと既着信のそれとの関連
づけを行なうデータを含んだメモリエリアである。局デ
ータメモリ105は、さらに、内線局データメモリ11
1及び発信者情報局データメモリ112を有する。
【0017】図2に、内線局データメモリ111の説明
図を示す。内線局データは、内線番号及びバルク端末ク
ラスを含む。内線番号は、PBX10に収容しているバ
ルク接続端末13に対応する番号である。また、バルク
端末クラスは、バルク接続対象の端末のクラスである。
図2(A)に示される実施の形態では、バルク端末クラ
スは、例えば、バルク通信を行うことのできるBチャネ
ル数(例:1B、2B、3B、1、2、3等)で示され
る。この図では、内線A及びBは、2つのBチャネルで
バルク通信をすることのできるバルク接続端末である。
内線Cは、3つのBチャネルでバルク通信をすることの
できるバルク接続端末である。また、内線Dは、1つの
Bチャネルで通信をするバルク接続端末でない端末であ
る。
【0018】また、図2(B)は、内線局データの他の
実施の形態を示す。この図に示されるように、内線局デ
ータには、バルク通信端末であるか否かを示すデータを
含めることができる。ここでは、一例として、バルクフ
ラグ(0、1)及びBチャネル数(1、2、3等)を示
している。この図では、内線A及びBは、バルクフラグ
が’1’であるのでバルク接続端末であることが示さ
れ、Bチャネル数が’2’であるので2つのBチャネル
でバルク通信をすることのできることが示される。内線
Cは、同様に3つのBチャネルでバルク通信をすること
のできるバルク接続端末である。また、内線Dは、バル
クフラグが’0’であるのでバルク接続端末でないこと
が示され、Bチャネル数は’1’である。
【0019】図3に、発信者情報局データメモリ112
の説明図を示す。図3(A)の実施の形態では、発信者
情報局データは、発信者番号、必要通話チャネル(Bチ
ャネル)数、既着信Bチャネル数及び着信内線番号を含
む。発信者番号とそれに対応する必要Bチャネル数は予
め設定される。既着信Bチャネル数及び着信内線番号
は、着信毎に設定される。着信内線番号エリアには、新
たな着信呼に応答する際に着信先が決定された場合、バ
ルク接続端末の内線番号が記憶される。既着信Bチャネ
ル数エリアは、既着信呼のバルク接続に対して、次のB
チャネルが着信先として決定されたとき、加算して書き
換えられる。
【0020】図3(B)は、発信者情報局データの他の
実施の形態を示す。ここでは、発信者情報局データに
は、着信中か否かを示すデータ(着信中フラグ)、バル
ク接続のために次の通話チャネルの着信を追加待ちして
いる状態か否かを示すデータ(追加待ちフラグ)等を、
適宜含めることができる。追加待ちフラグは、例えば既
着信Bチャネル数と必要Bチャネル数が不一致か一致か
により決定されることができる。
【0021】この図では、発信者番号aの端末について
は、着信中フラグが’1’であるから着信中であること
がわかり、追加待ちフラグが’0’であるから追加待ち
でないことが示される。即ち、着信先が決定された又は
決定されることができる状態を示している。また、必要
Bチャネル数が’2’であり、既着信Bチャネル数が’
2’であるから、これからも、着信先が決定された又は
決定されることができる状態が示される。また、着信内
線番号は’A’に決定されている。また、発信者番号b
については、着信中フラグが’1’であるから着信中で
あることがわかり、追加待ちフラグが’1’であるから
追加待ちであることが示される。即ち、次のBチャネル
の着信を待っている状態であることが判断される。ま
た、必要Bチャネル数が’2’であり、既着信Bチャネ
ル数が’1’であるから、これからも、あと1つのBチ
ャネルを待っている2つのBチャネルによるバルク接続
であることが示される。なお、着信内線番号は未定であ
る。また、発信者番号cについては、着信中フラグが’
0’であるから着信中でないことがわかり、追加待ちフ
ラグも’0’であるから追加待ちでないことが示され
る。また、この端末は、必要Bチャネル数が’3’であ
るバルク接続端末であることが示される。なお、バルク
接続端末でない発信者番号の端末は、必要Bチャネル数
が’1’と設定される。
【0022】図4に、ISDN情報蓄積メモリ106の
説明図を示す。ISDN情報は、PBX10と接続され
ているISDN公衆網11又はバルク接続端末13から
伝送される。受信されたISDN情報は、ITC101
又はILC102に対応してISDN情報蓄積メモリエ
リアに格納される。この図では、ISDN公衆網11か
ら受信されたISDN情報を蓄積しているメモリのデー
タ構成を示している。ここでは、ISDN情報蓄積メモ
リ106は、発信者番号及び着信者番号を含む呼設定要
求(SETUP)を含むISDN情報を記憶する。
【0023】図5に、ISDN情報蓄積メモリ106に
設定されるSETUPの説明図を示す。この図は、PB
X10がISDN公衆網11から受信した呼設定要求情
報である。ここでは、一例として、発信者及び着信者を
特定する情報要素を含んだSETUPの構成を示してい
る。SETUPには、発信者番号として発番号情報要素
及び発サブアドレス情報要素、着信者番号として着番号
情報要素及び着サブアドレス情報要素を含む構成となっ
ている。
【0024】つぎに、図6に、ISDN情報蓄積メモリ
106の他の実施の形態の説明図を示す。図6(A)に
示されるように、ISDN情報蓄積メモリ106には、
着信に応答する際に、発信者番号及び着信者番号の他に
も、発信者情報局データとして、同様に、必要Bチャネ
ル数、既着信Bチャネル数及び着信内線番号の適宜の情
報を含むこともできる。さらに、図6(B)に示される
ように、ISDN情報蓄積メモリ106には、発信者情
報局データと同様に、着信中か否かを示す着信中フラグ
や追加待ちフラグ等を、適宜含めることができる。この
場合、各処理においては、ISDN情報蓄積メモリ10
6中の発信者情報局データに相当するデータを用いても
良いし、局データメモリ105中の発信者情報局データ
を用いても良い。また、上述のような発信者情報局デー
タに相当するデータを、ISDN情報蓄積メモリ106
中にのみ記憶するようにしても良い。
【0025】つぎに、PBX10におけるバルク接続端
末の着信制御の動作について説明する。
【0026】図7に、バルク接続の着信シーケンス図を
示す。この図は、バルク接続端末12(D)から発信し
てPBX10に着信応答後に、バルク接続端末13
(A)との間でバルク通信を行う際のISDN情報のシ
ーケンスを示している。図には、バルク接続端末12と
ISDN公衆網11との間、ISDN公衆網11とPB
X10との間、及び、PBX10とバルク接続端末13
との間での、それぞれの信号の送受信が示される。ここ
で、バルク接続の必要Bチャネル数は、一例として2チ
ャネルとする。
【0027】まず、バルク接続端末12からは、B1チ
ャネルを使用するためにPBX10に収容されているバ
ルク接続端末13に対して発呼する。呼設定は、発信者
からの呼設定要求(SETUP)の送出により起動さ
れ、呼設定のための処理中の旨の通知(CALL PR
OC)の転送を経て着信端末の呼び出しが始まり、被呼
者の呼び出し中の旨が通知(ALERT)される。そこ
で、PBX10に収容されているバルク接続端末13
は、この着信に応答すると、着信者が応答した旨(CO
NN)が発信者に送られ、B1チャネルを通信中とされ
る。このときのシーケンスは、ISDNの標準的な発信
・着信シーケンスを用いることができる。なお、応答確
認(CONN ACK)は、CONNに対する確認であ
る。また、CALL PROC、CONN ACK等の
伝送は、適宜オプションとされる場合もある。
【0028】つぎに、B1チャネルに続いてB2チャネ
ルを使用するために、B1チャネルのときと同様のシー
ケンスにより、B2チャネルを通信中とされる。その
後、B1及びB2チャネルの両方が使用されて、画像デ
ータ通信等がバルク通信により行われる。
【0029】図8に、バルク接続処理のフローチャート
を示す。これは、バルク接続の着信制御処理の手順を示
すフローチャートであり、PBX10がSETUPを受
信したときにCC103によって実行される。
【0030】まず、ステップR1において、PBX10
は、着信呼があった際、ISDN公衆網11よりISD
N情報であるSETUPを受信する。ステップR2に
て、受信された発信者番号及び着信者番号を含むSET
UPの情報をISDN情報蓄積メモリ106に書き込
み、着信呼を設定する(呼設定ステップ)。ステップR
31において、この着信呼に対応する着信先をサーチし
て設定する。この詳細は、後述する。
【0031】着信先が決定すると、ステップR32で
は、必要Bチャネル数の着信が全てなされたか否かを判
断する(第3の判断ステップ)。ここで、必要とされる
Bチャネルのがまだ全て着信されていないと判断された
場合、ステップR1に戻り次のBチャネルの着信に備え
る。一方、ステップR32で、必要とされるBチャネル
が全て着信されたと判断された場合、ステップR4にお
いて、そのサーチの結果、着信が可能か否か判断され
る。ここで、着信先がない場合、着信不可能としてIS
DN公衆網11にステップR7にて着信先ビジーの処理
を行う。一方、ステップR4で着信可能と判断されれ
ば、ステップR5にて、ISDN公衆網11に対して着
信可能として処理中の旨のCALLPROCを送信し、
また、ステップR6にて、PBX10に収容されたバル
ク接続端末13にISDN情報であるSETUPを送信
し、保持された内線にバルク通信による着信呼を接続す
る(接続ステップ)。
【0032】SETUP送出以降は、図7に示したよう
な通常のISDN着信シーケンスのようにバルク通信が
行われることができる。なお、ステップR5及びR6の
順序は逆でも良い。このように、PBX10は、バルク
通信の場合に最終のBチャネルが到達したときにバルク
接続内線13の接続を行う。
【0033】図9に、バルク接続端末の着信先サーチ処
理のフローチャートを示す。これは、図8のステップR
3における着信先サーチ処理の手順を示す。本発明にお
いては、この着信先サーチ処理により、内線代表を組ん
だバルク接続端末に対して着信制御が可能となる。
【0034】まず、ステップS1において、ISDN情
報蓄積メモリ106に設定されたSETUPの着信者番
号から、PBX10の設定により各バルク接続端末13
に割り付けられている内線番号に変換する。ステップS
2において、着信内線端末がバルク接続端末であるかど
うかをチェックする。すなわち、変換された内線番号に
対応する内線局データメモリ111を参照し、内線局デ
ータ中のバルク端末クラス(又は、バルクフラグ等)に
より着信呼がバルク通信か否かを判断する(第1の判断
ステップ)。
【0035】ここで、バルク接続ではないと判断された
場合は、フローαに移行する。図10に、フローα、即
ち、バルク接続でない着信先サーチ処理のフローチャー
トを示す。フローαでは、まず、ステップS810に
て、着信可能な空きチャネルがあるか否かチェックす
る。着信可能な空きチャネルがない場合はステップS8
11にてビジー処理を行いフローを終了し、一方、着信
可能な空きチャネルがある場合は、ステップS809に
て着信先決定の処理を行いフローを終了する。
【0036】ステップS2において着信要求のある内線
番号がバルク接続端末であると判断された場合は、ステ
ップS3において、必要Bチャネル数と既着信Bチャネ
ル数とが不一致である追加チャネル待ち状態の既着信呼
があるか否かを判断する(第2の判断ステップ)。具体
的には、発信者情報局データメモリ112又はISDN
情報蓄積メモリ106を参照して、既着信Bチャネルが
1以上又は着信中フラグの有無などにより着信中の呼が
判断される。さらに、これらのメモリを参照して、必要
Bチャネル数と既着信Bch数とを比較すること、又
は、着信Bチャネル数と必要Bチャネル数が不一致か一
致かを示す追加待ちフラグを用いること等により、追加
チャネル待ち状態を判断することができる。
【0037】ステップS3において追加チャネル待ち状
態の既着信呼が無いと判断された場合、フローβに移
る。図11に、フローβ、即ち、新規着信呼の着信先サ
ーチ処理のフローチャートを示す。フローβは、新たな
内線番号へのバルク接続が要求された場合の処理であ
る。まず、ステップS910にて代表群内にてバルク接
続端末が必要チャネル分の空き内線が有るかチェックす
る。必要チャネル分の内線がある場合は、ステップS9
08で、発信者情報局データメモリ112及び/又はI
SDN情報蓄積メモリ106に、今回の着信を書き込
む。この書き込みは、例えば、既着信Bチャネル数に加
算することや、追加待ちフラグ及び着信中フラグにフラ
グをたてること等により行う。次に、ステップS909
に進み、新たなバルク接続端末への着信として着信先を
決定し、発信者情報局データメモリ112及び/又はI
SDN情報蓄積メモリ106の着信内線番号を書き込
む。なお、ステップS910にて、必要チャネル分の空
き内線がない場合は、ステップS911にて内線ビジー
の処理を行いフローを終了する。
【0038】一方、ステップS3で必要Bチャネル数と
既着信Bch数が不一致のものがある場合は、その検索
された内線端末は、追加チャネル待ちバルク接続端末で
あると判断される。この場合は、ステップS4にて、既
に着信中の呼について発信者情報局データメモリ112
又はISDN情報蓄積メモリ106から、発信者番号
を抽出する。また、ステップS5にて、先ほどISDN
公衆網11より着信した呼について、ISDN情報蓄積
メモリ106に設定された今回の着信呼の発信者番号
を抽出する。そして、ステップS6において、これら既
着信呼と今回の着信呼との発信者番号及びの比較が
行われる。この場合、発信者番号は、発番号情報要素、
又は、発番号情報要素及び発サブアドレス情報要素の両
方を適宜使用することができる。
【0039】ステップS6で、両方の発信者番号が一致
する場合は、ステップS7において、今回の着信呼と既
着信呼とは同一のバルク接続端末12からの着信である
として着信先を特定し、その発信者番号に対応する発信
者情報局データメモリ112又はISDN情報蓄積メモ
リ106の既着信Bチャネル数を加算して書き換える
(書換えステップ)。なお、必要に応じて、さらに追加
待ちフラグを書き換えることもできる。つぎに、ステッ
プS9にて、今回の着信呼を既着信呼と同一の内線番号
へ着信先を決定する(第1の決定ステップ)。
【0040】一方、ステップS6で両方の発信者番号
及びが不一致と判断された場合は、ステップS7に
て、必要Bチャネル数と既着信Bチャネル数とが不一致
の(即ち、追加チャネル待ちの)既着信呼が、発信者情
報局データメモリ112又はISDN情報蓄積メモリ1
06を参照することにより全数チェックされたか否か判
定する(判定ステップ)。
【0041】ステップS7で全数チェックしていないと
判定されたら、再度ステップS3から処理を繰り返す
(繰り返しステップ)。一方、全数チェックしたと判定
されたら、フローβに移行して、新たな着信呼として着
信処理を行なう。すなわち、必要チャネル数分の空き内
線があれば(ステップ910)、発信者情報局データメ
モリ112及び/又はISDN情報蓄積メモリ106に
着信を書き込み(ステップS908)、新たなバルク通
信による着信呼として着信先を決定する(ステップS9
09)(第4の決定ステップ)。ステップS910に
て、必要チャネル分の空き内線がない場合は、ステップ
S911にて内線ビジーの処理を行いフローを終了す
る。
【0042】なお、ステップS9及びS909では、必
要Bチャネル数で通信可能な空き内線があるか否か識別
し、識別された内線の着信内線番号を発信者情報局デー
タメモリ112又はISDN情報蓄積メモリ106に設
定する。そして、必要Bチャネル数の着信呼があるまで
その内線を保持する。
【0043】また、ステップS2の前段又は後段におい
て、内線端末が代表を組んでいるか否かを判断する代表
判断ステップをさらに備えることもできる。この場合、
代表を組んでいない場合、フローαに移行し、一方、代
表を組んでいて且つバルク接続である場合、ステップS
2又はS3に、それぞれ移行するようにすることもでき
る。
【0044】また、ステップS9及び/又はS909
(第1及び/又は第4の決定ステップ)では、空き内線
が不足するとき又はタイムオーバー等により必要チャネ
ル数が揃わなかった場合において、ビジー処理用に代表
群内線の特定内線に着信させることもできる。この際の
内線は、予め設定されていても良いし、優先順位が決め
られていても良い。この場合、特定のオペレータ又は自
動応答のためのプログラムにより着信することができ
る。
【0045】本発明は、主に大量のデータ伝送が必要な
各種サービスに応用することができる。応用分野として
は、例えば、情報処理サービス、検索サービス、可視・
可聴表示サービス、情報提供サービス、秘密伝送サービ
ス等がある。本発明は、特に、複数のバルク接続端末か
らセンターへ代表着信される場合にも有効である。例え
ば、ビルや倉庫等のセキュリティ監視情報、また、証券
会社や銀行のATM用の監視情報等の伝送が挙げられ
る。そのほか、大量データ伝送の必要なものとして、音
楽・画像等の大容量・高品質なコンテンツ情報、安全性
を追求した冗長データ情報等がある。
【0046】
【発明の効果】本発明によると、以上のように、自動構
内交換機において高速通信の可能なバルク接続端末を局
線と内線間で接続する場合、ひとつの局線番号にて多数
の着信呼を接続できる内線代表を用いた且つ効率的なバ
ルク接続を実現することができる。
【0047】本発明によると、ISDNの発呼者番号通
知機能を利用し、PBX内にその発呼者番号と必要通話
回線数とを関連づける内線・発信者情報局データメモリ
及びISDN情報蓄積メモリを設け、必要な複数回線の
着信を待って着信バルク端末に接続することにより、バ
ルク接続端末の内線代表群方式によるバルク接続方法及
び装置を提供することができる。
【0048】また、本発明によると、必要Bチャネル数
が異なる複数種類のバルク接続端末、さらにバルク接続
端末でない端末に対して、ひとつの代表番号を組むこと
ができ、発信バルク接続端末に対応する数のBチャネル
を有する着信バルク接続内線に接続することができる。
また、必要Bチャネル数を端末毎に適宜設定及び変更す
ることができる内線代表バルク接続方法及び装置を実現
することができる。
【0049】また、本発明は、特定のバルク接続端末が
話中だった場合、異なるバルク接続端末に再度発呼する
操作を行わないで済むようにでき、それに伴う回線費用
を削減することができる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】バルク接続に関するシステム構成図。
【図2】内線局データメモリ111の説明図。
【図3】発信者情報局データメモリ112の説明図を示
す。
【図4】ISDN情報蓄積メモリ106の説明図。
【図5】ISDN情報のSETUPの構成図。
【図6】ISDN情報蓄積メモリ106の他の実施の形
態の説明図。
【図7】バルク接続の着信シーケンス図。
【図8】バルク接続方法のフローチャート。
【図9】バルク接続端末の着信先サーチ処理のフローチ
ャート。
【図10】バルク接続でない着信先サーチ処理のフロー
チャート。
【図11】新規着信呼の着信先サーチ処理のフローチャ
ート。
【符号の説明】
10 自動構内交換機(PBX) 11 ISDN公衆網 12 バルク接続端末 13 PBX10に収容された内線のバルク接続端末 100 通話路スイッチ 101 ISDN公衆網11と接続するISDNトラン
クユニット(ITC) 102 バルク接続端末13と接続するディジタルライ
ンユニット(ILC) 103 中央処理装置(CC) 104 記憶装置(MEM) 105 局データメモリ 106 ISDN情報蓄積メモリ 111 内線局データメモリ 112 発信者情報局データメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西本 啓一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 菅野 浩之 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町180 日立通 信システム株式会社内 (72)発明者 森 清隆 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社日 立テレコムテクノロジー内 Fターム(参考) 5K024 DD04 GG01 5K049 BB02 BB04 EE03 5K051 CC04 DD03 FF07 FF12 GG15

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着信呼があった際、発信者番号及び着信者
    番号を含む呼設定要求を記憶する呼設定ステップと、 着信者番号を内線番号に変換する変換ステップと、 前記変換ステップにより変換された内線番号に対応する
    バルク端末クラスにより、今回の着信呼が、複数の通話
    チャネルを束ねて1つの通信を形成するバルク通信か否
    かを判断する第1の判断ステップと、 前記第1の判断ステップによりバルク通信であると判断
    された場合、前記呼設定ステップにより記憶された既着
    信呼に、必要通話チャネル数と既着信通話チャネル数と
    が不一致である追加チャネル待ち状態の既着信呼がある
    か否かを判断する第2の判断ステップと、 前記第2の判断ステップにより追加チャネル待ち状態の
    既着信呼がある場合、該既着信呼の発信者番号と今回の
    着信呼の発信者番号とを比較する比較ステップと、 前記比較ステップによる比較結果が一致する場合、既着
    信通話チャネル数を書き換える書換えステップと、 今回の着信呼を該既着信呼と同一の内線番号へ接続する
    ように着信先を決定する第1の決定ステップとを備えた
    バルク接続方法。
  2. 【請求項2】前記第1の判断するステップにより、今回
    の着信呼がバルク通信でないと判断された場合、空きチ
    ャネルがあれば着信先を決定する第2の決定ステップと
    をさらに備えた請求項1に記載のバルク接続方法。
  3. 【請求項3】前記第2の判断ステップにより、追加チャ
    ネル待ち状態の既着信呼がないと判断された場合、必要
    チャネル数分の空き内線があれば、新たな内線番号への
    着信呼としてバルク通信による着信先を決定する第3の
    決定ステップとをさらに備えた請求項1又は2に記載の
    バルク接続方法。
  4. 【請求項4】前記比較ステップによる比較結果が不一致
    である場合、 必要通話チャネル数と既着信通話チャネル数が不一致の
    既着信呼を全数チェックしたか否か判定する判定ステッ
    プと、 前記判定ステップにより全数チェックしていないと判定
    されたら、前記第2の判断ステップ及び前記比較ステッ
    プの処理を実行する繰り返しステップと、 前記判定ステップにより全数チェックしたと判定された
    ら、必要チャネル数分の空き内線があれば、新たな内線
    番号への着信呼としてバルク通信による着信先を決定す
    る第4の決定ステップとをさらに備えた請求項1乃至3
    のいずれかに記載のバルク接続方法。
  5. 【請求項5】前記第1の判断ステップの前段又は後段
    に、 内線端末が代表を組んでいるか否かを判断する代表判断
    ステップをさらに備え、 代表を組んでいない場合空きチャネルがあれば着信先を
    決定し、一方、代表を組んでいる場合前記第1の判断ス
    テップ又は前記第2の判断ステップに移行することを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のバルク接続
    方法。
  6. 【請求項6】前記第1、第3及び/又は第4の決定ステ
    ップは、 必要通話チャネル数で通信可能な空き内線があるか否か
    識別し、 識別された内線の着信内線番号を設定し、必要通話チャ
    ネル数の着信呼があるまで該内線を保持することを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれかに記載のバルク接続方
    法。
  7. 【請求項7】前記第1、第3又は第4の決定ステップに
    より着信先が決定された後に、必要通話チャネル数の全
    ての着信がなされたか否かを判断する第3の判断ステッ
    プと、 前記第3の判断ステップにより必要とされる通話チャネ
    ルが全て着信されたと判断された場合、保持された内線
    にバルク通信による着信呼を接続する接続ステップとを
    さらに備えた請求項1乃至6のいずれかに記載のバルク
    接続方法。
  8. 【請求項8】前記第1又は第4の決定ステップは、 空き内線が不足する場合又は必要チャネル数が揃わない
    場合、代表群内線のうち予め定められた内線に着信させ
    ることを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載の
    バルク接続方法。
  9. 【請求項9】発信者番号及び着信者番号を有する呼設定
    要求を含むISDN情報を記憶するISDN情報蓄積メ
    モリと、 内線番号及びバルク端末クラスを含む内線局データを記
    憶する内線局データメモリと、 発信者番号、必要通話チャネル数、既着信通話チャネル
    数及び着信内線番号を含む発信者情報局データを記憶す
    る発信者情報局データメモリと、 交換機を制御する制御装置とを備え、 前記制御装置は、 着信呼があった際、発信者番号及び着信者番号を含む呼
    設定要求を前記ISDN情報蓄積メモリに記憶する呼設
    定手段と、 着信者番号を内線番号に変換する変換手段と、 前記内線局データメモリを参照し、前記変換手段により
    変換された内線番号に対応する内線局データ中のバルク
    端末クラスにより、今回の着信呼が、複数の通話チャネ
    ルを束ねて1つの通信を形成するバルク通信か否かを判
    断する第1の判断手段と、 前記第1の判断手段によりバルク通信であると判断され
    た場合、前記呼設定手段により記憶された既着信呼に、
    必要通話チャネル数と既着信通話チャネル数とが不一致
    である追加チャネル待ち状態の既着信呼があるか否かを
    判断する第2の判断手段と、 前記第2の判断手段により追加チャネル待ち状態の既着
    信呼がある場合、前記発信者情報局データメモリ又は前
    記ISDN情報蓄積メモリを参照して、該既着信呼の発
    信者番号と今回の着信呼の発信者番号とを抽出し、両発
    信者番号を比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果が一致する場合、前記発信
    者情報局データメモリ又は前記ISDN情報蓄積メモリ
    中の該発信者番号に対応する既着信通話チャネル数を書
    き換える書換え手段と、 今回の着信呼を該既着信呼と同一の内線番号へ接続する
    ように着信先を決定する第1の決定手段とを備えたバル
    ク接続装置。
  10. 【請求項10】前記第2の判断手段により、追加チャネ
    ル待ち状態の既着信呼がないと判断された場合、必要チ
    ャネル数分の空き内線があれば、前記発信者情報局デー
    タメモリ又は前記ISDN情報蓄積メモリの既着信通信
    チャネル数に着信を書き込み、新たな内線番号への着信
    呼としてバルク通信による着信先を決定する第3の決定
    手段とをさらに備えた請求項9に記載のバルク接続装
    置。
  11. 【請求項11】前記比較手段による比較結果が不一致で
    ある場合、 必要通話チャネル数と既着信通話チャネル数が不一致の
    既着信呼を、前記発信者情報局データメモリ又は前記I
    SDN情報蓄積メモリを参照することにより全数チェッ
    クしたか否か判定する判定手段と、 前記判定手段により全数チェックしていないと判定され
    たら、前記第2の判断手段及び前記比較手段の処理を実
    行する繰り返し手段と、 前記判定手段により全数チェックしたと判定されたら、
    必要チャネル数分の空き内線があれば、前記発信者情報
    局データメモリ又は前記ISDN情報蓄積メモリの既着
    信通信チャネル数に着信を書き込み、新たな内線番号へ
    の着信呼としてバルク通信による着信先を決定する第4
    の決定手段とをさらに備えた請求項9又は10に記載の
    バルク接続装置。
  12. 【請求項12】前記第1、第3及び/又は第4の決定手
    段は、 必要通話チャネル数で通信可能な空き内線があるか否か
    識別し、 識別された内線の着信内線番号を前記発信者情報局デー
    タメモリ又は前記ISDN情報蓄積メモリに設定し、必
    要通話チャネル数の着信呼があるまで該内線を保持する
    ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の
    バルク接続装置。
  13. 【請求項13】前記第1、第3又は第4の決定手段によ
    り着信先が決定された後に、必要通話チャネル数の全て
    の着信がなされたか否かを判断する第3の判断手段と、 前記第3の判断手段により必要とされる通話チャネルが
    全て着信されたと判断された場合、保持された内線にバ
    ルク通信による着信呼を接続する接続手段とをさらに備
    えた請求項9乃至12のいずれかに記載のバルク接続装
    置。
JP20854998A 1998-07-09 1998-07-09 バルク接続方法及びバルク接続装置 Pending JP2000032519A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9226107B2 (en) 2012-10-24 2015-12-29 Fujitsu Limited Method of controlling mobile terminal apparatus and mobile terminal apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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