JP2001126207A - 磁気再生装置 - Google Patents

磁気再生装置

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JP2001126207A
JP2001126207A JP30637599A JP30637599A JP2001126207A JP 2001126207 A JP2001126207 A JP 2001126207A JP 30637599 A JP30637599 A JP 30637599A JP 30637599 A JP30637599 A JP 30637599A JP 2001126207 A JP2001126207 A JP 2001126207A
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Takeshi Egawa
全 江川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アジマスが存在する場合であっても、再生し
た信号の判定を適正に行えるようにする。 【解決手段】 記録媒体にセルフクロック方式により磁
気記録されたデータを再生する磁気再生装置において、
再生した信号のうちの所定の信号の時間間隔を基に信号
の判定を行い、データを再生する第1の再生手段(#1
1、#12、#16)と、前記所定の信号の振幅の大き
さを基に信号の判定を行い、データを再生する第2の再
生手段(#13、#14、#16)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルフクロック方
式により磁気記録された信号の再生を行う磁気再生装置
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、セルフクロック方式で信号を磁気
記録することが米国特許第4912467号により提案
されている。現在新写真システム(APS)カメラにお
いて、銀塩フィルム上の磁気記録層に日付や現像機での
プリント条件等のデータを撮影時にセルフクロック方式
で記録しておき、現像機で再生してそのデータを用いて
プリントを作成することを可能にしている。
【0003】また、途中まで撮影して巻き戻したフィル
ムを再装填することで、未露光駒の先頭位置より撮影可
能とするいわゆるMRC機能が具備されたカメラ(米国
特許第4864332号等)も知られている。これは、
フィルムの駒毎に磁気記録がされているか否かを検出す
ることによって、未露光駒の先頭位置の判定をしてい
る。
【0004】また、特開平5−72615号には、磁気
記録された信号を再生できないときには給送方向を変え
るといった技術が、又特開平5−88247号には、磁
気記録された信号を再生できない場合には、給送スピー
ドを変更するといった技術が、それぞれ開示されてい
る。
【0005】ここで、セルフクロック方式による記録に
ついて、図6(a)を用いて説明する。
【0006】同図において、横に続いている帯状の図が
磁気トラックであり、磁気ヘッドが相対的に移動しなが
ら磁束を切り替えながら(→、←で示す)データを記録
し、再生時はこの記録された磁束の方向を検出する。
【0007】ここで、同図の左から磁気ヘッドが移動す
るものとして、→の始めがクロック(Cで示す)を表
し、クロックからクロックまでは等間隔である。クロッ
クとクロックの間にある←の左がデータ(Dで示す)を
表し、クロック間の右に近いと“0”、左に近いと
“1”を示す。
【0008】図6(b)は、アジマスが0度で理想の状
態での磁気ヘッドの再生波形を示しており、クロックが
上側に出力され、再生データが下側に出力される。又、
図6(c),(d)は、アジマスが1.0 度,1.5 度時の
クロック出力と再生データ出力の様子を示す図である。
【0009】ここで、アジマスとは、記録したときの磁
気ヘッドと読み出すときの磁気ヘッドに傾きがあったと
きに生じるものであり、これが有ると磁気記録層での隣
接する磁気記録が干渉し合って再生出力が不明瞭になる
現象が発生する。逆に磁気ヘッドが仮に傾いていても、
フィルムが安定しており、かつ、記録と再生が同一の磁
気ヘッド、つまり自己記録再生であれば問題ない。
【0010】磁気記録層を持つフィルム及びフィルムカ
ートリッジを図8に示し、このフィルムを用いるカメラ
本体10(内部が分かり易いように背蓋を外している)
を図7に示している。
【0011】図7において、1は鏡筒であり、撮影レン
ズが中に具備されている。2はレリーズボタンであり、
撮影の開始を指示するものである。3はフィルムカート
リッジ室であり、後述のフィルムカートリッジ74が装
填される。4はスプール室であり、撮影したフィルムの
駒が巻き取られていく。5は磁気ヘッドであり、背蓋側
からカメラ前面に向かって配置されている。6は露光が
行われるアパーチャ、7は駒送りを制御するパーフォレ
ーションを検出するためのフォトリフレクタである。
【0012】図8において、72は磁気記録層が塗布さ
れたフィルム、73はフィルム72の停止位置検出等に
用いられるパーフォレーション、74はフィルム72を
収納するフィルムカートリッジである。75は露光する
位置であり、71は磁気トラックである。前記磁気記録
層は乳剤面と反対側のフィルム面にあり、図7の磁気ヘ
ッド5は背蓋側から記録再生するようになっている。
【0013】図9は、図7のカメラや現像機に具備され
た回路構成の概略を示すブロック図であり、81は制御
を司るマイコン、82はフィルム72の給送を行うフィ
ルム給送装置、83は磁気ヘッド84(図7の5に相当
する)を駆動して磁気記録再生を行う磁気記録再生回路
である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例で
は、磁気記録層上の信号と再生する磁気ヘッドとに角度
のずれ、すなわちアジマスがある場合における信号の再
生については不十分であった。
【0015】カメラによりデータを記録したものを、現
像機で再生する際、現像機側の磁気ヘッドはアジマスが
十分に調整されるために再生に問題ないが、カメラにお
いてMRC機能を用いる際には、他のカメラで記録され
た磁気信号を自分のカメラで再生することとなり、現像
機のようにアジマスが十分に調整されてない確率が高
く、アジマスが0度に対して反対側にあるとすると(ア
ジマスが基準の0度に対して記録時の磁気ヘッドと再生
時の磁気ヘッドが異なる方向に傾いていることを意味す
る)、現像機におけるアジマスの2倍のアジマスがカメ
ラ間では存在することとなる。
【0016】MRC機能は原理的に磁気記録がなされて
いるか否かを検出するだけなので、信号波形に変化があ
ればよく、セルフクロック方式で記録された信号を再生
する必要は必ずしもないが、複数の途中使用のフィルム
カートリッジが存在する場合、記録された信号を再生で
きれば、遥かにフィルムカートリッジの識別が容易とな
る。また、カメラでデータを確認しながらの磁気情報の
修正も可能となる。
【0017】(発明の目的)本発明の第1の目的は、ア
ジマスが存在する場合であっても、再生した信号の判定
を適正に行うことのできる磁気再生装置を提供しようと
するものである。
【0018】本発明の第2の目的は、誤ったデータを再
生出力とすることのない磁気再生装置を提供しようとす
るものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、記録媒体にセルフ
クロック方式により磁気記録されたデータを再生する磁
気再生装置において、再生した信号のうちの所定の信号
の時間間隔を基に信号の判定を行い、データを再生する
第1の再生手段と、前記所定の信号の振幅の大きさを基
に信号の判定を行い、データを再生する第2の再生手段
とを有する磁気再生装置とするものである。
【0020】上記構成において、原則として、通常の再
生動作である第1の再生手段による信号の判定を行い、
データの再生を行うが、この手段では信号の判定ができ
ない場合、第2の再生手段により信号の判定を行い、デ
ータの再生を行うようにしている。更に詳しくは、再生
した信号のピーク信号の間隔に基づいて信号の判定(O
か1かの判定)を行う第1の再生方手段より信号の判定
を行い、アジマスが有り、前記第1の再生手段では信号
の判定ができずにデータの再生が不可の場合は、前記第
2の再生手段によりピーク信号の振幅の大きさにより信
号の判定を行ってデータの再生を行うようにしている。
【0021】上記第2の目的を達成するためには、請求
項7に記載の発明は、前記第1の再生手段及び前記第2
の再生手段は、時系列に再生される前記信号の判定を基
に、データの再生が可能かどうかを決定する請求項1に
記載の磁気再生装置とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0023】図1は本発明の実施の第1の形態に係るカ
メラの主要部分の動作を示すフローチャートである。な
お、カメラの機械的及び電気的構成の概略は、図7〜図
9と同様であるものとする。
【0024】図1において、まず、図9のマイコン81
はステップ#11において、同じく図9の磁気ヘッド8
4(図7では磁気ヘッド5)にて再生された信号からピ
ーク信号(以下、単にピークとも記す)の間隔を求め、
通常通りに“0”と“1”を判定する。この方式による
再生手段を第1の再生手段と呼ぶ。次のステップ#12
においては、ピーク間隔による信号判定が曖昧かどう
か、すなわち信号波形のピークの位相が中間に近いか否
かを判定し、曖昧と判定したときはステップ#13に進
む。そうでなければステップ#16に進む。
【0025】ステップ#13においては、ピークの振幅
で信号判定をする。この方式による再生手段を第2の再
生手段と呼ぶ。そして、次のステップ#14において、
ピークの振幅で判定した信号が曖昧かどうかを判定し、
曖昧であればステップ#15に進み、磁気信号の再生は
NGとし、一連の磁気データの再生は行わない。また、
曖昧でなければステップ#16に進み、磁気信号の再生
が出来たとする。なお、磁気信号の再生方式の選択は1
ビット単位でもよいし、図8に示す駒単位でも構わな
い。
【0026】ここで、図6を用いて、何故二つの再生手
段を選択的に使用するかについて説明する。
【0027】図6(a)のように記録された磁気信号
は、アジマスが0度であれば、図6(b)のように磁気
ヘッドから信号が再生され、クロックパルスのピークに
対してのデータ信号のピークの位相によって“0”、
“1”を判定できる。これは自分のカメラで記録して再
生するのであれば同一の磁気ヘッドであり、アジマスは
0度と同じである。しかしながらカメラの個体差によ
り、他のカメラで記録した磁気信号を自分のカメラで再
生する場合、アジマスが発生する確率は大きい。
【0028】図6(c)は、前述したようにアジマスが
1.0度の場合の磁気ヘッドからの再生信号を示してお
り、アジマスが有るために隣接する近いピーク同士が干
渉し合って、ピークが下がると同時に位相も若干ずれる
ことになる。
【0029】ここで、干渉には3タイプあることがわか
る。干渉しない一つだけのピークはAで示され、信号が
“1”から“0”に切り替わるところである。次に、2
つのピークが干渉するBであり、同じ信号が連続すると
きである。次に、3つのピークが干渉するCであり、最
もピークの振幅が減少しかつデータの位相も変化する。
但し、アジマスが 1.0度程度であればCの部分を除け
ば、時間間隔で信号の判定も可能である。
【0030】図6(d)は、前述したようにアジマスが
1.5度の場合を示したものであり、ここまでアジマスが
有ると、ピークの間隔ではほとんど信号の判定は不可能
である。ところが、ピークの振幅のA,B,Cに対する
特徴は、図6(c)と同様であることがわかる。
【0031】以上の様な関係があることに着目し、以下
の様にして二つの再生手段を選択的に使用するようにし
ている。
【0032】更に詳しい動作について、図2及び図3の
フローチャートにより説明する。ここでは1ビット単位
で再生する方式を選択しているものとする。
【0033】磁気再生がスタートすると、マイコン81
はステップ#21において、磁気記録再生回路83の再
生回路部に電源を投入する。次のステップ#22におい
ては、最初にクロック側のピークを検出する。ピーク検
出は再生信号をマイコン81ないの不図示のA/D変換
部を用いることで検出可能である。ピークを検出すると
ステップ#23へ進み、マイコン81内にあるタイマを
リセットしてステップ#24に進み、ここではデータ側
のピークを検出し、検出するとステップ#25に進む。
【0034】ステップ#25においては、この時の振幅
dを記憶する。そして、次のステップ#26において、
クロックのピークからデータのピークまでの時間t1を
記憶し、次のステップ#27においては、上記ステップ
#23と同様に、タイマをリセットする。そして、次の
ステップ#28において、上記ステップ#22と同様に
クロック側のピークの検出をし、検出するとステップ#
29に進み、ここでは上記ステップ#25と同様に、こ
の時の振幅cを記憶してステップ#30に進む。
【0035】ステップ#30においては、上記ステップ
#26と同様に、今度は前回のデータのピークから今回
のクロックのピークまでの時間t2を記憶する。そし
て、次のステップ#31において、上記ステップ#23
と同様に、タイマをリセットしてステップ#32に進
み、ここでは上記ステップ#26とステップ#30で記
憶したt1とt2の大小関係を判定する。この結果、t
1がt2に対して十分大きいときはステップ#33に進
み、信号(本来、“1”“0”の組み合わせによってデ
ータが形成されるが、便宜上、“1”“0”の信号もデ
ータとも記す)を“0”と判定してステップ#37へ進
む。
【0036】一方、t1がt2に対して十分大きいとは
判定できない場合はステップ#34に進み、ここではt
1がt2より十分小さいか否かを判定し、小さければス
テップ#35に進み、データを“1”と判定してステッ
プ#37へ進む。そうでない場合はステップ#36に進
み、時間でなく、振幅でデータを判定してステップ#3
7へ進む。ここで、十分に大きいとか小さいというのは
明らかに判定できることを意味しており、図6(b)の
ような場合である。十分でないときとは、図6(c),
(d)のような場合である。
【0037】次のステップ#37においては、磁気トラ
ックの再生が終了か否かを判定し、終了していなければ
ステップ#24に戻る。終了していればステップ#38
に進み、上記ステップ#21でオンにした磁気記録再生
回路83の再生回路部をオフにする。
【0038】図4は、上記図2のステップ#36にて実
行される、振幅でデータを判定する際の詳細な動作を示
すフローチャートである。ここでは1ビット単位ではな
く、ある程度の長さの磁気再生を行い、複数のt1,t
2,d,cを記憶してからデータ判定を行う。
【0039】図4のステップ#131においては、複数
の記憶したデータから、各ピークの記憶から振幅のMA
X,MID,MIN(図6の(b)と(c)の間に示し
たA,B,Cに相当する)と分類してステップ#132
に進む。そして、このステップ#132においては、振
幅のMAX,MID,MINに差があるかを判定し、差
がそれほどない場合はステップ#133に進み、時間で
データ判別不能、かつ振幅でも判別不能となるので、不
定と判定する。このようになるのは、アジマスがとんで
もなくある場合、又はオール“1”またはオール“0”
の連続データのときである。
【0040】また、振幅のMAX,MID,MINに差
がある場合はアジマスが発生していると判定してステッ
プ#134に進み、ここではクロックの振幅cを判定す
る。ここで再度図6を用いて説明する。
【0041】図6(b)を見ると、クロック(CLOC
K)の前後にデータ(DATA)のピークが存在してお
り、存在の仕方は、「左右とも近い」、「左右とも離れ
ている」、「片方が離れ、もう一方が近い」の3通りし
か存在していない。この点に着目して、図6(c),
(d)を見ると、クロックのピークの大きさを見れば前
後のデータの内容の関係が判ることになる。ピーク大
(MAX)では前が“1”、後ろが“0”、ピーク中
(MID)では前後でデータが同一となっている。ピー
ク小(MIN)では前が“0”、後ろが“1”というこ
とである。
【0042】ステップ#134においては、クロックの
振幅cが上記ステップ#131のMAXと同じくらいか
を調べ、同じくらいであればステップ#135に進み、
前のデータは“1”であるとし、次のステップ#136
では、後ろのデータが“0”であるとして、終了または
次のデータの解析を行う。
【0043】ステップ#137においては、クロックの
振幅がMINと同じくらいか判定し、同じくらいであれ
ばステップ#138に進み、前のデータは“0”である
とし、次のステップ#139では、後ろのデータは
“1”と判定して、終了または次のデータの解析を行
う。
【0044】また、上記ステップ#137にてMINで
もないとすると、MIDとしてステップ#140に進
み、ここでは前と後ろのデータは同じであると判定し
て、終了または次の解析に進む。データの判定ができな
いのは“1”が続くときと、“0”が続くときであり、
これは振幅が等しいためである。但し、それ以前にデー
タが確定していればすべて判定できることとなる。
【0045】図5は、データが判定できないような再生
信号を見分ける方法を説明するためのフローチャートで
ある。
【0046】データを判定できないのは、フィルムの送
りに速度差が大きく発生している場合や、磁気ヘッドと
フィルムが十分に密接していないようなときである。ま
たはアジマスがでたらめな時が考えられる。
【0047】そこで、マイコン81はステップ#241
において、ピークが所定量より多いかどうかを調べ、ピ
ークが所定量より多くないときは再生はできないとす
る。所定量より多い場合はステップ#242に進み、ピ
ークの間隔を調べ、大きくばらつく場合はデータ抜けが
存在していることが考えられるので再生できないとす
る。ばらついていない場合は再生可能とする。
【0048】このようなことをする理由として、本実施
の形態では、時間と振幅で信号の判定能力が向上したこ
とにより、本来の信号でないような入力を明確に選別し
ないと間違ってデータとして判定してしまう恐れがある
ためである。
【0049】以上の実施の形態によれば、アジマスがあ
ってもデータを判別するために、第1の再生手段と第2
の再生手段を具備する構成にしている。そして、アジマ
スが発生していない場合は、原理上、通常使用されてい
る第1の再生手段の方がよく、ピークの大きさも一定で
あり、この方式を採用している。また、この際には第2
の再生手段では再生できない。一方、他のカメラで記録
して自分のカメラで再生するときにアジマスが有る可能
性があるが、アジマスが有る場合にはピークの時間間隔
もずれてしまい、上記第1の再生手段では再生できない
ので、第2の再生手段を用いるようにしている。
【0050】このような構成にすることにより、信号と
して再生できない入力を判定するこができ、間違ったデ
ータを出力してしまうことを防ぐことができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、アジマスが存在する場合であっても、再
生した信号の判定を適正に行うことができる磁気再生装
置を提供できるものである。
【0052】また、請求項7に記載の発明によれば、誤
ったデータを再生出力とすることのない磁気再生装置を
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るカメラの主要部分
の動作を示すフローチャートである。
【図2】図1のカメラの動作の詳細を示すフローチャー
トである。
【図3】図2の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の実施の一形態において振幅からデータ
を判定する為の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の一形態においてデータが判定で
きないような再生信号を見分け方を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の実施の一形態において磁気記録の方式
とアジマスを説明する磁気再生信号を示す図である。
【図7】従来及び本発明の実施の一形態に係るカメラの
外観図である。
【図8】図7のカメラに使用される磁気記録可能なフィ
ルムとフィルムカートリッジを示す図である。
【図9】図7のカメラや現像機に具備される主要部分の
回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 カメラ 71 磁気トラック 5,84 磁気ヘッド 81 マイコン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体にセルフクロック方式により磁
    気記録されたデータを再生する磁気再生装置において、
    再生した信号のうちの所定の信号の時間間隔を基に信号
    の判定を行い、データを再生する第1の再生手段と、前
    記所定の信号の振幅の大きさを基に信号の判定を行い、
    データを再生する第2の再生手段とを有することを特徴
    とする磁気再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の再生手段で信号の判定が不能
    な場合に、前記第2の再生手段を用いることを特徴とす
    る請求項1に記載の磁気再生装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の信号とは、クロックパルスと
    再生した信号のピーク信号であることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の磁気再生装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体は、磁気記録層を有する銀
    塩写真フィルムであることを特徴とする請求項1〜3の
    何れかに記載の磁気再生装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の再生手段は、クロックパルス
    のピーク信号の振幅の大きさで前後の記録信号を判定す
    ることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の磁気
    再生装置。
  6. 【請求項6】 前記クロックパルスのピーク信号の振幅
    の大きさが第1の値よりも大きければ、前記ピーク信号
    の前は信号が1で、後は信号が0であるとし、前記第1
    の値よりも小さいが、第2の値よりも大きければ、前記
    ピーク信号の前後において同一の信号であるとし、前記
    第2の値よりも小さいが、第3の値よりも大きければ、
    前記ピーク信号の前は信号が0で、後は信号が1である
    と判定することを特徴とする請求項5に記載の磁気再生
    装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の再生手段及び前記第2の再生
    手段は、時系列に再生される前記信号の判定を基に、デ
    ータの再生が可能かどうかを決定することを特徴とする
    請求項1に記載の磁気再生装置。
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