JP2001126122A - カード処理機 - Google Patents
カード処理機Info
- Publication number
- JP2001126122A JP2001126122A JP30852099A JP30852099A JP2001126122A JP 2001126122 A JP2001126122 A JP 2001126122A JP 30852099 A JP30852099 A JP 30852099A JP 30852099 A JP30852099 A JP 30852099A JP 2001126122 A JP2001126122 A JP 2001126122A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- transport
- writer
- point
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Conveying Record Carriers (AREA)
Abstract
環境条件でも安定したカード搬送機能が確保できるよう
してカード処理機の信頼性向上を図る。 【解決手段】プラスチック製の磁気カードを取り込んで
そのデータを読み書きするカード処理機であり、機内の
カード搬送経路に沿って搬送ローラ, データの読み書き
を行う磁気ヘッドを装備したものにおいて、前記搬送ロ
ーラに耐熱,耐寒性が優れたシリコーンゴムを材質とす
るゴムローラを採用する。
Description
して使用するポイントカードリードライタなどを実施対
象とするカード処理機に関する。
策として、ポイントカード方式が導入が一部で試みられ
ている。このポイントカード方式とは、利用客が自動販
売機で指定飲料メーカーの商品を購入した際に、その購
入本数に対応したポイントを磁気カードに記録し、その
ポイントが満点ポイント数に達したカードを飲料メーカ
ーに送ると、景品,グッズなどの様々なサービス提供が
受けられるようにした販売促進方式である。
対応させる自動販売機には、ポイントカードのカード発
行機と、ポイントカードリードライタを搭載しておき、
利用客がロケーション先の自動販売機で商品を購入する
と、初回はカード発行機で発行したポイントカードに購
入本数に相応したポイントを書き込んで利用客に渡す。
利用客はこのポイントカードを携帯し、次回の商品購入
時には自分のカードをカードリードライタに挿入するこ
とでポイントを順次増やしていくことができる。また、
ポイントカードリードライタにはカード穿孔機構を装備
し、ポインカードに記録されたポイントカード数が満点
に達すると、カードの所定位置にパンチ穴を開けて満点
が目視確認できるような機能も備えている。
成概要を図1,図2に示す。まず、図2において、1は
カードリードライタの本体、2はハウジング、2aは自
動販売機への取付フランジ、3はハウジング2の前面に
備えたカード挿入パネル、3aはカード挿入口、3bは
ポイント表示部であり、ハウジング2の内部には図1に
示すように、カード搬送部4、カードデータの読み取
り,書き込みを行う磁気ヘッド5、および図示してない
が搬送駆動モータ,カード穿孔機構,制御部などを内蔵
している。また、カード搬送部4はフレーム5に開閉蓋
6を備え、フレーム5の内方にはカード搬送経路に沿っ
て上下に配置した2組の搬送ローラ7が支軸7aを介し
てフレーム5の左右側壁に形成した軸受部5aの間に跨
がって架設されている。なお、搬送ローラ7は図示して
ない駆動モータに伝動連結されている。
カード9を前方からカード挿入口3aに差し込むと、搬
送ローラ7が回転してその前後ローラの間に挟み込んだ
ポイントカード9を機内に引き込み、その搬送途上で磁
気ヘッド8がカードの磁気記録部9aのデータ読み取
り,および書換え(自動販売機の商品購入信号に連係し
てポイントを加算する)を行った後に、ポイントカード
9をカード挿入口3aに逆搬送して返却する。
ET(ポリフタレンテレフタレート)で作られた表面の
平滑な薄い(厚み:0.12±0.025mm)プラスチ
ック製の磁気カードが使用される。
カードリードライタを搭載した自動販売機を設置するロ
ケーションは、気候の温暖な地域から寒暖差が大きい地
域まで様々であり、特に寒暖差の大きな地域で屋外に設
置する場合には、カードリードライタのハード面で過酷
な周囲温度にも十分配慮する必要がある。
ドライタでは、図1に示したカード搬送部4に組み込ん
だ搬送ローラ7に、材質がウレタンゴム,あるいはクロ
ロプレンゴムであるゴムローラを採用している。ところ
で、前記のようにウレタンゴム,あるいはクロロプレン
ゴムを材質とする搬送ローラ7を採用したカードリード
ライタは、発明者等が行った耐候テストの結果から、次
に記すような問題点のあることが判明した。すなわち、
自動販売機に搭載したポイントカードリードライタは、
仕様上での使用温度を−15℃〜+60℃として製作さ
れているが、この使用温度範囲を超えた低温領域ではリ
ードライタのカード挿入口に挿入したポイントカードが
スリップして内部に取り込めない搬送トラブルが多発す
る。
因について究明したところ、その原因は搬送ローラの材
質にあることが判明した。すなわち、ウレタンゴム,ク
ロロプレンゴム製の搬送ローラは耐寒性が低く、周囲温
度が零下数十℃の温度になると、ゴム弾性が低下してロ
ーラの表面が硬化し、そのためにプラスチック製カード
との間で摩擦による搬送力が十分に働かずにローラが空
回りしてカードがスリップしてしまう。
あり、その目的は前記課題を解決し、周囲温度が零下温
度になる低温から高温までの環境条件でも安定したカー
ド搬送機能が確保できるように改良した信頼性の高いカ
ード処理機を提供することにある。
に、本発明によれば、プラスチック製の磁気カードを取
り込んでそのデータを読み書きするカード処理機で、そ
の機内のカード搬送経路に沿って搬送ローラ, データの
読み書きを行う磁気ヘッドを装備したものにおいて、前
記搬送ローラにシリコーンゴムを材質とするゴムローラ
を採用するものとする。
クロロプレンゴムに比べて耐熱性,耐寒性が非常に優れ
ており、寒暖差の激しい地域で屋外に設置した自動販売
機の周囲温度範囲では十分な弾性を維持する。したがっ
て、カード処理機(カードリードライタ)に組み込んだ
カード搬送ローラにシリコーンゴム製のゴムローラを採
用することにより、気温が零下数十℃の周囲温度条件で
も安定したカード搬送機能を維持してデータの読み取
り,書換えを行うことができ、これにより製品の信頼性
の向上化が図れる。
例に基づいて説明する。すなわち、図1に示した自動販
売機に搭載するポイントカードリードライタのカード搬
送部4に組み込まれた搬送ローラ7について、本発明の
実施例ではシリコーンゴムを材質とするゴムローラを採
用する。
ション先の周囲温度が零下数十℃の寒冷地域でも搬送ロ
ーラ7の弾性が極端に低下することがなく、図2のカー
ド挿入口3aに挿入したポイントカード9を機内に取り
込み、カードのスリップトラブルなしに安定したカード
搬送を行うことができる。なお、図示実施例は自動販売
機に搭載するポイントカードリードライタについて述べ
たが、これに限定されることなく各種のカード処理機に
も同様に適用実施できることは勿論である。
内のカード搬送経路に沿って搬送ローラ, データの読み
書きを行う磁気ヘッドを装備したカード処理機におい
て、前記搬送ローラにシリコーンゴムを材質とするゴム
ローラを採用したことにより、冷気温度の低温から高温
までの周囲環境条件下でも、搬送ローラの機能低下を来
すことなしに安定したカード搬送が行えてカード処理機
の信頼性が向上する。
載して使用するポイントカードリードライタに実施する
ことで優れた効果を発揮する。
タを例にした本発明の実施例の構成を示すカード搬送部
の構成斜視図
リードライタの外観斜視図
Claims (1)
- 【請求項1】プラスチック製の磁気カードを取り込んで
そのデータを読み書きするカード処理機であり、機内の
カード搬送経路に沿って搬送ローラ, データの読み書き
を行う磁気ヘッドを装備したものにおいて、前記搬送ロ
ーラにシリコーンゴムを材質とするゴムローラを採用し
たことを特徴とするカード処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30852099A JP2001126122A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | カード処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30852099A JP2001126122A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | カード処理機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001126122A true JP2001126122A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17982026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30852099A Pending JP2001126122A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | カード処理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001126122A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7479963B2 (ja) | 2020-06-30 | 2024-05-09 | ニデックインスツルメンツ株式会社 | カードリーダおよび取引装置 |
-
1999
- 1999-10-29 JP JP30852099A patent/JP2001126122A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7479963B2 (ja) | 2020-06-30 | 2024-05-09 | ニデックインスツルメンツ株式会社 | カードリーダおよび取引装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070133159A1 (en) | Method of mounting liquid crystal display module and apparatus thereof | |
US4221959A (en) | Checking device for checking the food intake | |
US8763913B2 (en) | RFID tag integrated into an enclosure surface door | |
US6910217B2 (en) | Disk drive unit having a scratch prevention device and information processing device containing the disk drive unit | |
JP2001126122A (ja) | カード処理機 | |
JP2003016415A (ja) | Icメモリタグ付プルタブ | |
JP2001126121A (ja) | 自動販売機搭載用のカードリードライタ | |
JP2549807Y2 (ja) | 磁気カードリーダ | |
JP3391899B2 (ja) | 磁気データ読み取り・書き込み装置 | |
JP3001745B2 (ja) | 記録媒体処理装置 | |
JP2581447Y2 (ja) | 情報読み取り装置 | |
JP4096625B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP3801107B2 (ja) | カードリーダまたはicカードリーダライタ | |
JP2855660B2 (ja) | 乗車用カードおよびその乗車用カードが使用される自動改札装置 | |
JP3082698B2 (ja) | カードリーダ | |
JPH08241446A (ja) | チケット装置 | |
JP2004152240A (ja) | カード処理装置 | |
JP2001184530A (ja) | 広告装置 | |
JP3001744B2 (ja) | 記録媒体処理装置 | |
JP2000148920A (ja) | リライタブルカードの処理装置 | |
JP2781084B2 (ja) | カードリーダ | |
JPH01196765A (ja) | 磁気カードの読取り/書込み装置 | |
JP2002260102A (ja) | 顧客管理システムおよび方法 | |
JPH0621116Y2 (ja) | 磁気券リ−ダ | |
JP2647161B2 (ja) | カード搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050623 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050726 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050922 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060606 |