JP2001125384A - インク補充装置及び画像形成装置 - Google Patents

インク補充装置及び画像形成装置

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JP2001125384A
JP2001125384A JP30876999A JP30876999A JP2001125384A JP 2001125384 A JP2001125384 A JP 2001125384A JP 30876999 A JP30876999 A JP 30876999A JP 30876999 A JP30876999 A JP 30876999A JP 2001125384 A JP2001125384 A JP 2001125384A
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ink tank
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Hideo Yasutomi
英雄 保富
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置における現像装置のインク室の
液面を一定に保つとともに、インク中に気泡が混入する
ことなくインク室にインクを補充するインク補充装置を
提供する。 【解決手段】 インク補充装置は、(a)インク14を
収容し、少なくとも一部が変形可能なインクタンク39
と、(b)現像装置16のインク室30のインク14と
インクタンク39内のインク14とを液面下で接続する
接続手段34と、(c)少なくとも一部のインクタンク
39を押圧して変形するためのインクタンク変形手段6
0と、(d)インクタンク39内のインク液面の高さを
検出するセンサ70と、(e)センサ70の検出量に基
づいて、インクタンク変形手段60を駆動することによ
りインクタンク39内の容積を変化させ、これによりイ
ンクタンク39内のインク14の液面を一定に保つ駆動
装置62、64、66、68と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体上に画像
情報に応じた潜像を形成し、この潜像画像を液体インク
で現像し、このインク画像を記録媒体に転写する画像形
成装置において、現像装置のインク室にインクを補充す
るためのインク補充装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の粉体(トナー色材)を利用した電
子写真方式による画像形成装置では、トナーを加熱して
記録媒体に定着させる工程を有しており、この定着工程
に多くのエネルギを消費する不都合を有していた。ま
た、従来の電子写真方式では、チャージャーによる帯
電、転写(や除電)工程が必要で、このため、多量のオ
ゾン、窒素酸化物など有害ガスが発生する問題もあっ
た。そこで、OA用途では、省エネルギ、高安全性、高
速記録が望まれており、特に定着工程を用いず、さらに
発生ガスのない、環境に優しい記録方式の出現が望まれ
ている。このため、近年において、画像形成装置に使用
される色材として、定着工程とチャージングの必要のな
い液体インク、特に液体インクの中でも環境面で水性イ
ンクが注目されている。
【0003】図7は、濡れ潜像(インクに対する親水/
疎水性を利用した潜像)を利用した画像形成装置の一例
を示す。画像形成装置1は像担持体2を有し、この像担
持体2は、中空の円筒基体4と、この基体4の外周に設
けた光異性化層6とを有する。また、像担持体2は、図
示しないモータにより矢印8の方向に回転駆動可能にな
っている。像担持体2の周りには、像担持体2の回転方
向8に沿って、画像情報に応じて選択的に像担持体2に
紫外光10を照射し、これにより像担持体2(光異性化
層6)上に潜像を形成する露光装置12と、像担持体2
に水性インク14を供給し、これにより潜像を顕像化す
る現像装置16と、像担持体2に付着したインク14を
記録媒体18に転写する転写ローラ20と、転写後に像
担持体2上に残ったインク14を除去するクリーニング
装置22と、イレース光として可視光を照射することに
より像担持体2上の潜像を消去する潜像除去装置(例え
ばイレースランプ)24とが順次配設されている。
【0004】転写ローラ20はまた、図示しない給紙ト
レイから送られてきた記録媒体18を像担持体2との間
に挟持しながら矢印方向に回転駆動することにより、記
録媒体18を矢印25方向下流側に搬送する。なお、記
録媒体18に付着したインク14は記録媒体18と共に
図示しない定着手段に運ばれ、そこで、乾燥されるとと
もに記録媒体18上に定着され、続いて、記録媒体18
は図示しない排出トレイに送り出されるようになってい
る。なお、定着手段は、記録媒体18に対するインク1
4の定着性がよい場合は必ずしも用いなくてもよい。
【0005】クリーニング装置22は、先端を像担持体
2の表面に当接させたクリーニングブレード26と、ク
リーニングブレード26により像担持体2表面から除去
したインク14、紙粉、ゴミなどを回収する回収容器2
8とを有する。
【0006】現像装置16は、インク14を収容するイ
ンク室30と、像担持体2と当接し、図示しないモータ
により矢印の方向に回転駆動可能な現像ローラ32と、
現像ローラ32に当接した規制ブレード33とを有し、
現像ローラ32の一部がインク液面より下に位置するよ
うになっている。したがって、現像ローラ32を回転さ
せると、インク14は、現像ローラ32上に担持されな
がら汲み上げられ、規制ブレード33において均一な薄
層にされ、像担持体2との対向領域に到達し、像担持体
2の潜像部分に付着する。
【0007】インク室30には、インク供給管34及び
ポンプ36を介してインクタンク38が連結されてお
り、現像用に消費されたインク14を補充するため、必
要に応じて、ポンプ36により、インクタンク38から
インク室30にインク14が供給される。
【0008】次に、このように構成された画像形成装置
の画像作成動作を説明する。まず、矢印8方向に回転駆
動される像担持体2に対し、画像情報に基づいて、露光
装置12により光10を選択的に照射する。その結果、
光異性化層6には選択的に潜像が形成される(この潜像
部分が親水性を有し、残りの部分は疎水性を維持す
る。)。その後、像担持体2の現像装置16との対向部
において、潜像部分に対しインク14が付着し、インク
画像を形成する。このインク画像は、像担持体2の回転
に従って転写ローラ20との対向部に移動し、記録媒体
18に転写される。
【0009】転写ローラ20との対向部で記録媒体18
に転写されなかった残留インク14は、クリーニング装
置22において除去される。また、像担持体2の光異性
化層6における潜像部分は、潜像除去装置24により照
射されたイレース光により消去される(光異性化層6全
体が疎水性に戻る。)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
た画像形成装置においては、インク14をインクタンク
38から補充するために、ポンプ36によるインク加圧
を行う際に、インク内に気泡が発生することが避けられ
ない。このため、現像ローラ32によりインク14を汲
み上げる際に気泡が現像ローラ32表面に付着する可能
性がある。気泡が付着した現像ローラ部分は、他の現像
ローラ部分に比べてインク14の付着量が少ないため、
規制ブレード33により現像ローラ32表面に形成され
たインク薄層において、膜厚のむらが生じる。この膜厚
のむらは、像担持体2に転写されるインク量のむら、さ
らにはこのインクにより形成される画像のむらとなって
表れる(気泡部分に対応した画像部分は、他よりインク
量の少ない白斑点になる。)。また、現像ローラ32上
で気泡がはじけ、これが画像ノイズとして表れる問題も
考えられる。
【0011】さらにまた、現像によりインク14が消費
されるにしたがって、インク室30内のインク液面が低
下するために、このインク液面から像担持体2との対向
部にインク14が到達するまでの距離・時間が長くな
る。その結果、現像ローラ32上に形成されるインク薄
層の膜厚が一定とならず、またインクの乾燥時間のばら
つきによりインクの組成が変化するため、画質が変化す
る。
【0012】そこで、本発明は、現像装置のインク室の
液面を一定に保つとともに、インク中に気泡が混入する
ことなくインク室にインクを補充するインク補充装置、
及び該インク補充装置を組み入れた画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係るインク補充装置は、画像形成装置に
おける現像装置のインク室に対し液体インクを補充する
インク補充装置であって、インクを収容するインクタン
クと、インク室のインクとインクタンク内のインクとを
液面下で接続する接続手段と、インクタンク内のインク
液面を一定に保つ制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0014】請求項2に係るインク補充装置は、請求項
1のインク補充装置において、上記制御手段は、インク
タンク内のインク液面の高さを検出するセンサと、少な
くとも一部がインクタンク内のインク液面の下側に位置
し、インクタンクに対し所定方向に移動可能な部材と、
センサの検出量に基づいて、上記部材を上記所定の方向
に移動することによりインクタンク内のインクを変化さ
せ、これによりインクの液面を一定に保つ駆動装置と、
を有することを特徴とする。
【0015】請求項3に係るインク補充装置は、請求項
2のインク補充装置において、上記部材がピストン部材
であることを特徴とする。
【0016】請求項4に係るインク補充装置は、請求項
1のインク補充装置において、上記制御手段は、インク
タンク内のインク液面の高さを検出するセンサと、少な
くとも一部がインクタンク内のインク液面の下側に位置
し、膨張可能な風船状部材と、センサの検出量に基づい
て、風船状部材を膨張させることによりインクタンク内
のインクを変化させ、これによりインクの液面を一定に
保つ駆動装置と、を有することを特徴とする。
【0017】請求項5に係るインク補充装置は、画像形
成装置における現像装置のインク室に対し液体インクを
補充するインク補充装置であって、インクを収容し、少
なくとも一部が変形可能なインクタンクと、インク室の
インクとインクタンク内のインクとを液面下で接続する
接続手段と、上記少なくとも一部のインクタンクを押圧
して変形するためのインクタンク変形手段と、インクタ
ンク内のインク液面の高さを検出するセンサと、センサ
の検出量に基づいて、インクタンク変形手段を駆動する
ことによりインクタンク内のインクを変化させ、これに
よりインクタンク内のインクの液面を一定に保つ駆動装
置と、を有することを特徴とする。
【0018】請求項6に係る画像形成装置は、画像情報
に応じた潜像を像担持体上に形成し、インクを現像装置
から像担持体に供給し、これにより潜像画像を現像して
インク画像を形成し、該インク画像をシートに転写する
画像形成装置において、現像装置がインク室を有し、こ
のインク室のインクを補充するために、請求項1〜5の
いずれかのインク補充装置が用いられることを特徴とす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、添付図
面を参照して本発明に係るインク補充装置の好適な実施
の形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に
係るインク補充装置を利用した画像形成装置1’の概略
構成を示す。この画像形成装置1’は図7の画像形成装
置に類似しており、インクタンク39の構成及びインク
タンク39からインク室30にインク14を供給する機
構、すなわちインク補充装置のみが図7の画像形成装置
と相違する。したがって、その他に関しては、同一の部
分、部材には同一の符号を付し説明は省略する。
【0020】図2(b)に最もよく示されるように、イ
ンクタンク39は、比較的厚く(例えば厚さ2.5m
m)変形しにくい支持部40と、薄膜(例えば厚さ約1
mm)の例えばポリエチレン樹脂(分子量40万程度)
等からなり変形が容易な変形部42とを接合して形成さ
れる。支持部40は、中央に開口部を設けた円形のプレ
ート44と、プレート44の周縁部からプレート44に
略垂直な方向(鉛直方向上向き)に伸びた環状部46
と、プレート44の中央から環状部46とは逆方向(鉛
直方向下向き)に伸びた円管48とを有する。。なお、
プレート44、環状部46及び円管48は、一体成形し
てもよい。円管48は、インク供給管34と連結するた
めの連結部(図示しない)を端部に有する。この連結部
は、インク供給管34との連結・非連結に連動して開閉
する機構(例えば開閉蓋)を備え、これによりインクタ
ンク39が交換可能になっている(上記開閉機構は、イ
ンク供給管34側に設けてもよい。)。
【0021】変形部42は、支持部40の環状部46の
鉛直方向周縁部50から上に伸びた側部52と、球面状
の上部54とからなる。上部54の側部近傍には、図2
(c)に示すように微小な大気接続口56が設けてあ
り、インクタンク39を画像形成装置本体に装着後、上
部54の表面に貼り付けておいたシールを剥がすことに
より、インクタンク39内が大気と連通するようになっ
ている。なお、大気接続口56は図に示すように蛇行し
ているが、これはインク14の蒸発を防止するためであ
る。
【0022】図2(a)に示すように、インクタンク3
9の上方には、インクタンク39と僅かな間隔をあけて
又はインクタンク39と接して、鉛直方向下向きに断面
積が小さくなった半円錐形のピストン60が、図1に示
すように該ピストン60の中心軸がインクタンク39の
中心軸と僅かにオフセットするように設けてある。ピス
トン60の上面のほぼ中央には、ロープ62が連結さ
れ、このロープ62がプーリ64に懸架されている。プ
ーリ64は、水平方向に伸びた軸66を介してモータ6
8(例えばステッピングモータ)に連結されており、そ
の結果、モータ68の回転とともにプーリ64も回転
し、これにより、ピストン60が鉛直方向下向きに降下
し、ピストン60がインクタンク39の変形部42を押
圧して変形するようになっている。
【0023】インクタンク39の近くには、インクタン
ク39内のインク14の液面の高さを測定するセンサ7
0(例えば、液面での圧力(大気圧)と液面下のいずれ
かの位置(基準位置)での圧力との差から、基準位置か
ら液面までの高さを検出する圧力センサ)が設けてあ
る。センサ70は、モータ68の回転を制御するコント
ローラ72に接続され、これにより、インク14が現像
用に消費されてインクタンク39内のインク液面が所定
の位置より下がっている場合に、インク液面の低下量に
基づいてモータ68を回転させピストン62を降下させ
てインクタンク39の容積を減少させ、その結果、イン
クタンク39内のインク14を収容する容積が変化し
て、インク液面が所定の位置に戻るようになっている。
【0024】インク供給管34には、インク14の流量
を自動的に絞り込み制御するバルブ74が設けてあり、
これにより、ピストン60を降下させたときに現像装置
16のインク室30に一気にインク14が流入して、乱
流が生じないようになっている。インク室30に一気に
インク14が流入するのを防止するために、バルブ74
を設ける代わりに、インク供給管34を、その断面積が
インクタンク39側より現像装置16側の方で小さくな
るように構成してもよいが、流量を調整できる点でバル
ブ74が好適である。
【0025】画像形成装置1’の画像作成動作は、図7
の画像形成装置1と同じであるので繰り返しは説明しな
い。しかしながら、画像形成装置1’では、画像作成に
先立ってあるいは画像作成の直前に、センサ70により
インクタンク39内のインク液面の低下量を検出する。
そこで、インク液面が所定の位置にある場合、そのまま
画像作成を行う。また、インク液面が所定の位置より下
にある場合(したがって、現像装置16のインク室30
内の液面も所定の位置より下にある。)液面の低下量に
基づいてモータ68を駆動しピストン60を降下させ、
インク14の減少分だけインクタンク39の容積を減少
させ、これにより、インクタンク39内のインク14の
容積が変化して、インク液面が所定の位置に戻る。その
結果、画像作成の際には常に、現像装置16のインク室
30内の液面が一定に保たれていることになる。
【0026】なお、図1に示すようにピストン60の中
心軸がインクタンク39の中心軸と僅かにオフセットす
るようにしたのは、ピストン60が降下してインクタン
ク39を変形させる際に、インクタンク39に設けた大
気接続口56の近傍が変形しないようにするためであ
る。したがって、大気接続口56の配置場所によって
は、ピストン60の中心軸とインクタンク39の中心軸
が同軸上に位置するように両者を配置してもよい。
【0027】また、インクタンク39及びピストン60
の形状は、上記実施形態に限定されるものではなく、液
面の低下量に応じてインクタンクの容積を容易に変える
ことができればどのようなものでもよい。
【0028】さらに、インクタンク39を変形させる部
材は、ピストン60に限らずどのようなものでもよい。
【0029】さらにまた、図1に示すようにインクタン
ク39の一方側(図では上側)から変形させる必要はな
く、現像装置16へのインク供給に影響を与えない範囲
であればどのような方向から変形してもよい(例えば、
インクタンク39全体を小さくする。)。
【0030】加えて、現像装置16のインク室30内
に、インク供給管34から流入するインク14を一旦堰
き止めて静止させるための部材76を設けることによ
り、流入するインク14によるインク液面の振動が防止
できる。その結果、所定のインク量を現像ローラ32に
安定して供給できる。また、規制ブレード33により現
像ローラ32表面に形成されたインク薄層の膜厚、さら
には像担持体2に転写されるインク量が略一定となり、
むらのない良質の画像を得ることができる。
【0031】なお、現像ローラ32にゴミや異物(イン
クカスや紙粉など)が付着した場合は、インクタンク3
9からのインク供給と、インクタンク39へのインク戻
し(これは、ピストン60を上昇させることによりイン
クタンク39をその弾性力に基づいて復元することで実
現できる。)とを繰り返すことで、現像ローラ32をイ
ンク14で洗浄し、その結果、画像ノイズが軽減でき
る。但し、流路にゴミを除去するためのフィルタを設け
ることが必要である。
【0032】また、画像形成装置1’を長期間休止する
場合は、現像装置16のインク室30内のインク14を
インクタンク39に戻すことで、インク変質を防止でき
る。
【0033】(光異性化層の構成)光異性化層6は、光
異性化材料を図3(b)のように高分子中に分散させて
形成したり、光異性化材料を図3(c)のように高分子
の主鎖や側鎖に結合させて形成してもよい。好適には、
図3(d)のようにビーズ(微粒子)をさらに混入させ
る。その結果、光異性化層6の表面に微細な凹凸を形成
でき、光異性化層表面における光異性化材料の表面積が
増え、これにより、親水領域と非親水領域のコントラス
トが増加し、画像のエッジがさらに鮮明になる効果が得
られる。また、像担持体表面が凹凸化しているのでイン
クが表面から離れ易く、インククリーニング装置22
(図1)によるインク除去がより容易になる効果もあ
る。なお、光異性化層6に用いられる光異性化材料とし
て、1種類のみ使用してもよいし、2種類以上を混合さ
せて使用してもよい。
【0034】光異性化材料としては、(a)イオン解離
するトリフェニルメタン系色素、(b)シス−トランス
異性化するアゾベンゼン系、インジゴ系またはスチルベ
ン系の化合物、(c)ケト−エノール互変異性するアゾ
ヒドラゾン系化合物、(d)開閉環反応する、ジアリー
ルエテン系、フルギド系、スピロピラン系またはスピロ
オキサジン系の化合物、(f)光触媒反応により、親水
・疎水の可逆変化を起こす酸化チタン、酸化鉄、硫化カ
ドミウム、硫化モリブデン、酸化亜鉛、酸化バナジウ
ム、酸化ジルコニウム、酸化タングステンが考えられる
が、これらに限定されるものではない。
【0035】高分子(バインダー)としては、官能基の
光異性化が十分行えれば特に制限はないが、ポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリメタクリレート、セルロース、
ポリビニルブチラール、ポリエステル、フェノキシ樹
脂、ポリウレタン、ポリアクリレート、ポリカーボネー
トなどが考えられ、これらのものを単独であるいは組み
合わせて(混合、共重合など)用いることができる。
【0036】(実験)本発明者は、図1に示すような画
像形成装置を用いて画像作成を行った。
【0037】像担持体は、アルミニウムからなる基体
(厚さ2mm)の外部に光異性化層(平均膜厚約6μ
m)をディップコートして作成した。また、光異性化層
において、光異性化材料と高分子との重量比を1対1の
割合(溶剤:THF(テトラヒドロフラン))とし、光
異性化材料として1,3,3-trimethyl-6-hydroxyspiro(2H-
1-benzopyran-2,2'-indoline)、高分子材料としてポリ
カーボネートを用いた。ビーズは、平均粒径が約1〜2
μmのものと約16nmのものとを重量比で1:1の割
合で混合した酸化ケイ素ビーズを用いた。
【0038】また、露光装置として紫外線ランプを用
い、このランプから照射された紫外線をフィルタ(キノ
・メレスグリオ(株)社製03F IU012)を通し
て、360nmの紫外光を像担持体に照射した。潜像除
去装置としては可視光を照射するハロゲンランプを用
い、このランプから照射された可視光をフィルタ(キノ
・メレスグリオ(株)社製03F IB008)を通し
て、480〜660nmの波長範囲の可視光を像担持体
に照射した。
【0039】インクの組成は、色材としてカーボンブラ
ックを10wt%、溶剤として水を86.99wt%、
界面活性剤としてフッ素系界面活性剤を0.01wt
%、粘度調整剤としてポリエチレングリコールを2wt
%、分散剤としてスチレンアクリル酸塩を1wt%と
し、これらを、公知の分散装置であるペイントコンディ
ショナ(レッドデビル社製)で、ガラスビーズを使って
約10時間分散した後、フィルターろ過してインクを製
造した。
【0040】(結果)濃度むらやインク内の気泡に起因
する白斑点のない、鮮明な画像が得られた。
【0041】(第2の実施形態)図4は、本発明の第2
の実施形態に係るインク補充装置をカラー画像形成装置
80に適用した例を示す図である。画像形成装置80は
像担持体2’を有し、この像担持体2’は、一対のロー
ラ82a、82bに懸架された無端ベルト状の基体4’
と、この基体4’の外周に設けた光異性化層6’とを有
する。また、像担持体2’は、一対のローラ82a、8
2bの回転により矢印84の方向に回転するようになっ
ている。像担持体2’の周りには、像担持体2’の回転
方向84に沿って、画像情報に応じて像担持体2’(光
異性化層6’)上に潜像を形成する露光装置12と、像
担持体2’に各色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエ
ロー)の水性インク14(14K、14C、14M、1
4Y)を順次供給し、これにより潜像をカラー顕像化す
る各色用の4つの現像装置16と、記録媒体18の搬送
経路を挟んでローラ82bに対向して配置され、像担持
体2’に形成されたカラーインク画像を記録媒体18に
転写する転写ローラ20と、転写後に像担持体2’上に
残ったインク14を除去するクリーニング装置86と、
像担持体2’上の潜像を消去する潜像除去装置24とが
順次配設されている。
【0042】図4、5(a)を参照すると、各現像装置
16に各色のインク14を供給するためのインクタンク
88は、上方が開放された円筒状のインク収容部90
と、インク供給管34と連結するためにインク収容部9
0の底部に設けた円管92とを有する(なお、見やすい
ように、図4では、イエローインク14Yを補充するた
めのインクタンク88Y、及びこのインクタンク88Y
内のインク液面を一定にするための機構のみ示した。)
【0043】インクタンク88には、インク収容部90
の内径より小さな外径を有する円柱状のピストン94が
挿入されており、ピストン94は、その下面がインク液
面に接触するか又はインク液面の下側に位置するように
配置される。ピストン94の上面のほぼ中央には、ロー
プ62が連結され、このロープ62がプーリ64に懸架
されている。プーリ64は、水平方向に伸びた軸66を
介してモータ68に連結されており、その結果、モータ
66の回転とともにプーリ64も回転し、これにより、
ピストン94が鉛直方向下向きに降下するようになって
いる。
【0044】インクタンク88の近くには、インクタン
ク88内のインク14の液面の高さを測定するセンサ7
0が設けてある。センサ70は、モータ68の回転を制
御するコントローラ72に接続され、これにより、イン
ク14が現像用に消費されてインクタンク88内のイン
ク液面が所定の位置より下がっている場合に、インク液
面の低下量に基づいてモータ68を回転させてピストン
94を降下させ、その結果、インクタンク88内のイン
ク14の容積が変化し、インク液面が所定の位置に戻る
ようになっている。なお、本実施形態(次の第3の実施
形態も同様)の場合、インクタンク88の上部が開放さ
れているので、センサ70をインク14内に設けてもよ
い(例えば投げ込み式の圧力型レベルセンサ)。
【0045】なお、クリーニング装置86を図4のよう
に像担持体2’の上側のベルト部分に配置する場合、図
1に示す形態のクリーニング装置22を代わりに用いる
と、クリーニングブレード26の先端と像担持体2’と
の間にインク14が残って乾燥し、これにより画像ノイ
ズが発生する可能性がある。したがって、図4に示すよ
うなローラ状のクリーニング部材86又はスポンジ状の
クリーニング部材を用いるのが好適である。あるいは、
清掃時にクリーニング装置22を、クリーニングブレー
ド26が像担持体2’の表面に当接するように例えば像
担持体2’の横側のベルト部分(図4の点線で示す位置
であって、このとき、クリーニングブレード26の先端
と像担持体2’の間のインク14は、落下して回収容器
28により回収される。)に配置させ、画像作成時に像
担持体2’から退避させてもよい。
【0046】画像形成装置80の画像作成動作は、図7
の画像形成装置1と類似しており、4つの現像装置16
を用いてカラー画像を作成する以外はほぼ同じであるの
で繰り返しは説明しない。しかしながら、画像形成装置
80では、画像作成に先立ってあるいは画像作成の直前
に、センサ70により各インクタンク88内のインク液
面の低下量を検出する。そこで、インク液面が所定の位
置にある場合、そのまま画像作成を行う。また、インク
液面が所定の位置より下にある場合(したがって、現像
装置16のインク室30内の液面も所定の位置より下に
ある。)、液面の低下量に基づいてモータ68を駆動し
ピストン94の少なくとも一部がインク液面の下側に位
置するようにピストン94を降下させ、これにより、イ
ンクタンク88内のインク14の容積が変化し、インク
液面が所定の位置に戻る。その結果、画像作成の際には
常に、現像装置16のインク室30内の液面が一定に保
たれていることになる。
【0047】なお、ピストン94及びインクタンク88
は、図示しないケーシングに収容され、これによりイン
ク14の蒸発を抑えてインクが変質しないようにするの
が好適である。
【0048】また、インクタンク39及びピストン60
の形状は、上記実施形態に限定されるものではなく、液
面の低下量に応じてインクタンクの容積を容易に変える
ことができればどのようなものでもよい。例えば、ピス
トンとして、図5(b)に示すように鉛直方向下向きに
断面積が小さくなった半円錐形のピストン94’を用い
てもよい。インクタンクは、円筒形のものでもよいし、
ピストン94’の形状に合わせて図5(b)に示すよう
に半円錐形のインクタンク88’にしてもよい。図5
(b)の場合、ピストン94’がインク14内に挿入さ
れるにしたがって、インク14に触れる空気の面積が減
るので、インク14の蒸発がより抑えられる効果があ
る。その結果、図5(a)の円柱状のピストン94を用
いた場合よりさらにインク変質が少なくなる。
【0049】ピストン94、94’は、密閉した立体空
間を有しインク14が入り込まない有機高分子化合物で
構成されている。有機高分子化合物として、例えば、ポ
リスチレン、ポリエチレン、ポリメタクリレート、セル
ロース、ポリビニルブチラール、ポリエステル、フェノ
キシ樹脂、ポリウレタン、ポリアクリレート、ポリカー
ボネートなどが挙げられる。さらに、インクに対して腐
食性のない金属や、ガラス、セラミックスなどもピスト
ン94、94’の材料として使用できる。
【0050】さらにまた、初期状態からピストン94、
94’をインク14内に沈めておき、画像形成装置80
を長期間休止する場合に、ピストン94、94’を引き
上げることにより、現像装置16のインク室30からイ
ンク14を抜くことができる。その結果、インク変質が
少なくなる。
【0051】(第3の実施形態)図6は、本発明の第3
の実施形態に係るインク補充装置をカラー画像形成装置
100に適用した例を示す。この画像形成装置100
は、インクタンク内のインク液面を一定に制御する機構
のみが第2の実施形態の画像装置80と相違する。した
がって、その他に関しては繰り返し説明しない。
【0052】本実施形態では、インクタンク102のイ
ンク収容部として、鉛直方向下向きに断面積が小さくな
った半円錐形状で且つ上端が開放された容器を用いる。
インクタンク102の内部には、インク14に沈む程度
の比重を有した例えばシリコンゴム、SUSなどからな
り、鉛直方向に伸びた容積可変の風船状の部材104が
挿入されており、その一部(例えば下端部)がインクタ
ンク102に固着している。風船状部材104は、例え
ば上端部において、空気供給管106を介して空気供給
ポンプ108に連結されており、空気供給ポンプ108
から空気が供給されることにより横方向に(図の実線の
状態から点線の状態に向けて)膨らむようになってい
る。空気供給ポンプ108は、コントローラ72に接続
されており、センサ70により検出したインク液面の低
下量に対応した量の空気を、風船状部材104に供給
し、これにより、インクタンク102内のインク14の
容積を変え、インク14の液面を一定にする(なお、見
やすいように、図6では、イエローインク14Yを補充
するためのインクタンク102Y、及びこのインクタン
ク102Y内のインク液面を一定にするための機構のみ
示した。)。
【0053】本実施形態は、第1及び第2の実施形態と
比較して、機械的な昇降装置がないので、さらに小型化
・低価格化できる効果を有する。
【0054】なお、インクタンク102及び風船状部材
104の形状が上記実施形態に限定されるものではない
のは言うまでもない。
【0055】以上、本発明に係る画像形成装置の実施形
態について説明したが、本発明は種々変形可能である。
例えば、上記実施形態では、濡れ潜像を利用した画像形
成装置に対し本発明に係るインク補充装置を適用した
が、静電潜像や分極潜像にインクを付着させることで現
像を行う画像形成装置に対しても適用できる。また、一
般的な版を用いる印刷装置に対しても適用できる。な
お、インク補充装置の適用範囲はこれらに限定されず、
また、液体インクも水性インクに限定されない。
【0056】さらに、インクタンク内のインク液面の高
さを検出するレベルセンサとして、上記実施形態で示し
た圧力型以外にも、フロータ型、超音波型、電気抵抗
型、渦電流型、重量型などのレベルセンサを、単独、あ
るいは組み合わせて用いることができる。
【0057】加えて、第1の実施形態において説明した
インク堰76を、必要に応じて、本発明のインク補充装
置を用いた印刷装置などに設けてもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明に係るインク補充装置を用いた画
像形成装置によれば、画像作成の時点で、インクタンク
内のインク液面、したがって現像装置のインク室内のイ
ンク液面が一定に保たれているので、現像装置のインク
室のインク液面から像担持体との対向部にインクが到達
するまでの距離・時間が一定となる。その結果、現像ロ
ーラ上に形成されるインク薄層の膜厚も略均一となり、
またインクの乾燥時間のばらつきによりインクの組成が
変化することも少ない。したがって、良質の画像を常に
提供することができる。
【0059】また、インクを現像装置に供給する際にポ
ンプ類を用いていないので、インク内に気泡が混入する
ことが少なく、現像ローラでインクを汲み上げる際に泡
が付着することにより発生する画像ノイズが生じること
がない。なお、ポンプを用いないことで発生音を少なく
できる。
【0060】さらに、本発明に係る画像形成装置は、脱
泡装置などが不要なので小型化・低価格化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るインク補充装
置を用いた画像形成装置を示す概略図。
【図2】 (a)図1のインク補充装置の部分斜視図。
(b)図1及び図2(a)のインクタンクの断面図。
(c)インクタンクに設けた開口部の近傍の断面図。
【図3】 (a)図1の像担持体の斜視図。(b)、
(c)、(d)図3(a)の像担持体の部分拡大図。
【図4】 本発明の第2の実施形態に係るインク補充装
置を用いた画像形成装置を示す概略図。
【図5】 (a)図4のインク補充装置の部分断面図。
(b) 別のインクタンク及びピストンを用いたインク
補充装置の断面図。
【図6】 本発明の第3の実施形態に係るインク補充装
置を用いた画像形成装置を示す概略図。
【図7】 従来のインク補充装置を用いた画像形成装置
を示す概略図。
【符号の説明】
1:画像形成装置、2:像担持体、12:露光装置、1
4:インク、16:現像装置、18:記録媒体、20:
転写ローラ、30:インク室、32:現像ローラ、3
4:インク供給管、36:ポンプ、38:インクタン
ク、39:インクタンク、40:支持部、42:変形
部、60:ピストン、68:モータ、74:バルブ、8
0:カラー画像形成装置、88:インクタンク、94:
ピストン、100:カラー画像形成装置、102:イン
クタンク、104:風船状部材、106:空気供給管、
108:空気供給ポンプ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置における現像装置のインク
    室に対し液体インクを補充するインク補充装置であっ
    て、インクを収容するインクタンクと、上記インク室の
    インクとインクタンク内のインクとを液面下で接続する
    接続手段と、インクタンク内のインク液面を一定に保つ
    制御手段とを有することを特徴とするインク補充装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、 インクタンク内のインク液面の高さを検出するセンサ
    と、 少なくとも一部がインクタンク内のインク液面の下側に
    位置し、インクタンクに対し所定方向に移動可能な部材
    と、 上記センサの検出量に基づいて、上記部材を上記所定の
    方向に移動することによりインクタンク内の容積を変化
    させ、これによりインクの液面を一定に保つ駆動装置
    と、を有することを特徴とする請求項1のインク補充装
    置。
  3. 【請求項3】 上記部材はピストン部材であることを特
    徴とする請求項2のインク補充装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、 インクタンク内のインク液面の高さを検出するセンサ
    と、 少なくとも一部がインクタンク内のインク液面の下側に
    位置し、膨張可能な風船状部材と、 上記センサの検出量に基づいて、上記風船状部材を膨張
    させることによりインクタンク内の容積を変化させ、こ
    れによりインクの液面を一定に保つ駆動装置と、を有す
    ることを特徴とする請求項1のインク補充装置。
  5. 【請求項5】 画像形成装置における現像装置のインク
    室に対し液体インクを補充するインク補充装置であっ
    て、 インクを収容し、少なくとも一部が変形可能なインクタ
    ンクと、 上記インク室のインクとインクタンク内のインクとを液
    面下で接続する接続手段と、 上記少なくとも一部のインクタンクを押圧して変形する
    ためのインクタンク変形手段と、 インクタンク内のインク液面の高さを検出するセンサ
    と、 上記センサの検出量に基づいて、上記インクタンク変形
    手段を駆動することによりインクタンク内のインクを変
    化させ、これによりインクタンク内のインクの液面を一
    定に保つ駆動装置と、を有することを特徴とするインク
    補充装置。
  6. 【請求項6】 画像情報に応じた潜像を像担持体上に形
    成し、インクを現像装置から上記像担持体に供給し、こ
    れにより潜像画像を現像してインク画像を形成し、該イ
    ンク画像をシートに転写する画像形成装置において、 現像装置はインク室を有し、このインク室のインクを補
    充するために、請求項1〜5のいずれかのインク補充装
    置が用いられることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006251670A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Seiko Epson Corp 画像形成装置
EP1288734A3 (en) * 2001-08-30 2008-01-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid developer imaging system
WO2018012266A1 (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 キヤノン株式会社 現像装置

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