JP2001125238A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JP2001125238A
JP2001125238A JP30346999A JP30346999A JP2001125238A JP 2001125238 A JP2001125238 A JP 2001125238A JP 30346999 A JP30346999 A JP 30346999A JP 30346999 A JP30346999 A JP 30346999A JP 2001125238 A JP2001125238 A JP 2001125238A
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JP
Japan
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turn guide
photosensitive material
turn
developing box
guide
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Togo Kinoshita
藤吾 木下
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上部カバーを不要にし、現像ボックスのメン
テナンス性を向上させることができる感光材料処理装置
を提供する。 【解決手段】 上部が開口した現像ボックス1と、現像
ボックス1の内部に設けられ、現像処理される写真感光
材料Fが順次移送される方向に列設された複数の処理槽
5と、各処理槽5内に於いて写真感光材料Fを搬送する
ラック手段10と、ラック手段10の上部に設けられ、
写真感光材料Fを移送方向Aに案内するターンガイド2
5,30とを備え、ターンガイド25,30は、現像ボ
ックス1の上部を覆う開閉自在な上部カバーに構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印画紙やフィルム
などの写真感光材料を自動的に現像する感光材料処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な感光材料処理装置は、露光され
たフィルムや印画紙などの写真感光材料を、現像処理
槽、漂白処理槽、定着処理槽及び安定化処理槽の各処理
槽に順次移送し、写真感光材料の潜像を顕在化させる現
像処理を自動的に行う。
【0003】従来の感光材料処理装置は、写真感光材料
の移送方向に列設された複数の処理槽を現像ボックスの
内部に収容し、現像ボックスの上部に開閉自在なカバー
を設け、現像ボックス内を暗室にする構成になってい
る。
【0004】また、自動的な現像処理のため、各処理槽
の内部に、写真感光材料を上下方向に搬送するラックが
設けられ、前記ラックの上方に、各処理槽の前記ラック
に向かって前記写真感光材料を案内するターンガイドが
設けられている。
【0005】この感光材料処理装置においては、処理槽
内部やラックが写真感光材料の現像処理と共に次第に汚
れるため、必要に応じて或いは定期的にこれらを掃除す
る必要がある。また、処理槽内の写真感光材料に詰まり
が生じた場合にこれを解消する必要がある。そのため、
前記ターンガイド及び前記ラックのそれぞれが処理槽に
対して着脱自在に支持される。現像ボックスの上部カバ
ーを開き、前記ターンガイド及び前記ラックの順にこれ
らを上方に取り出すと、処理槽のメンテナンスができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の感光材料処理装置においては、ラック及びターンガ
イドを処理槽に対して着脱する毎に、上部カバーを開け
る必要がある。そのため、処理槽のメンテナンスの際し
て、上部カバーの開閉のための時間と手間が余分に掛か
るという問題点があった。
【0007】また、この上部カバーは、現像ボックス内
に光が入らないように、現像ボックスの上面全面を覆う
必要があるため、機械が大型になるほど大きくなる。そ
のため、上部カバーの開閉のために、大きなスペースが
必要になるとともに、重い上部カバーを操作するための
人手も必要になるという問題点があった。
【0008】そこで、本発明は、上部カバーを不要に
し、現像ボックスのメンテナンスが実施し易い感光材料
処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1の発明は、現像処理される写真感光材料が順次移送
される方向に列設された複数の処理槽と、前記処理槽の
上方に設けられ、前記処理槽に移送される前記写真感光
材料を案内するターンガイドとを備え、前記ターンガイ
ドは、装置に対する開閉自在なカバーを兼用するように
構成されている感光材料処理装置である。この構成によ
り、ターンガイドが開閉自在なカバーを兼用しているた
め、必要な処理槽のターンガイドを外すと、その処理槽
のメンテナンスができる。
【0010】請求項2の発明は、前記ターンガイドは、
前記移送方向に対して遮光手段を介して列設されている
請求項1記載の感光材料処理装置である。この構成によ
り、ターンガイドが開閉自在なカバーを兼用することに
なっても、処理槽の暗室構造が確保される。
【0011】請求項3の発明は、カバー兼用の前記ター
ンガイドが前記処理槽毎に設けられている請求項1又は
2記載の感光材料処理装置である。この構成により、カ
バー兼用のターンガイドを処理槽毎に分割し、取り扱い
易い大きさにして設けることができる。
【0012】請求項4の発明は、最初の前記処理槽に設
けられた前記ターンガイドに蒸気抜き手段が設けられて
いる請求項3記載の感光材料処理装置である。この構成
により、各処理槽からの蒸気が、最初の処理槽に対する
ターンガイドの蒸気抜き手段から外気に放出される。
【0013】請求項5の発明は、上部が開口した現像ボ
ックスと、前記現像ボックスの内部に設けられ、現像処
理される写真感光材料が順次移送される方向に列設され
た複数の処理槽と、前記各処理槽内に於いて前記写真感
光材料を搬送するラック手段と、前記ラック手段の上部
に設けられ、前記写真感光材料を移送方向に案内するタ
ーンガイドとを備え、前記ターンガイドは、前記現像ボ
ックスの上部を覆う開閉自在なカバーに構成されている
感光材料処理装置である。この構成により、ターンガイ
ドが前記現像ボックスの上部を覆う開閉自在なカバーに
構成されているため、必要な処理槽のターンガイドを外
すと、その処理槽のメンテナンスができる。
【0014】請求項6の発明は、前記ターンガイドに
は、前記現像ボックスに対する遮光手段と、ターンガイ
ド同志の前記移送方向に対する遮光手段とが設けられて
いる請求項5記載の感光材料処理装置である。前記構成
により、ターンガイドが開閉自在な上部カバーを構成す
ることになっても、現像ボックスの暗室構造が確保され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の感光材料処理装置の一実
施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、
本発明に係る感光材料処理装置の断面概略図であり、図
2は、本発明に係る感光材料処理装置のラックの取付状
態を示す縦断側面概略図であり、図3は、図2のIII −
III 線断面概略図であり、図4は、図2のIV−IV線断面
概略図である。これらの図面による感光材料処理装置2
01は、写真感光材料としてフィルムFを現像処理する
のに適した構造を有している。
【0016】図1に示すように、感光材料処理装置(現
像処理ユニット)201は、フィルムFの発色現像、停
止、定着、安定からなる現像処理を順次行うための処理
液を別個に充填した処理槽5を備えている。具体的に
は、現像ボックス1内に、フィルムFの移送方向Aの上
流側から順に、発色現像用の一つの処理槽51と、漂白
用の二つの処理槽52と、定着用の三つの処理槽53
と、安定用の一つの処理槽54とが列設されている。
【0017】各処理槽5の内部には、フィルムFを上か
ら下へ及び下から上へと搬送するためのラック(ラック
手段)10が設けられている。また、A方向に移送され
るフィルムを最初の処理槽51のラック10に案内する
ための一つの第1ターンガイド25が処理槽51に対し
て着脱自在に設けられ、各処理槽51〜54の間の上部
には、一番目の処理槽51のラック10から最終の処理
槽54のラック10へとフィルムを順番に案内するため
の六つの第2ターンガイド30が各処理槽51〜54の
間に対して着脱自在に設けられている。なお、第2ター
ンガイド30の二つ以上を一体にすることもできるが、
図示のように処理槽51〜54毎に別個の第2ターンガ
イド30を設けることが好ましい。
【0018】第1ターンガイド25の上面は平板26と
なるように形成され、六つの第2ターンガイド30の上
面も平板31となるように形成されている。この平板2
6,31は、処理槽5の上方を移送方向Aに沿って閉じ
るとともに、現像ボックス1の上面も閉じるカバーとし
て機能する。平板26,31の移送方向Aの隙間には、
スポンジなどの遮光材料(遮光手段)38が取り付けら
れており、処理槽5及び現像ボックス1内に光が入らな
いようになっている。
【0019】また、第1ターンガイド25の平板26に
は、遮光構造の開口(蒸気抜き手段)27が設けられて
おり、処理槽5及び現像ボックス1内に処理液の蒸気が
籠もらないようになっている。第1ターンガイド25に
開口27を設ける理由は、一番目の処理槽51の蒸気を
優先的に抜くためである。なお、開口27に代わり、第
1ターンガイド25の全体を外すという蒸気抜き手段で
あってもよい。
【0020】図2乃至図4により、フィルムFを搬送す
るラック10の詳細構造を説明する。図2に於いて、ラ
ック10は角筒状をなし、その側板11の外側上部に複
数の掛け吊りピン12が設けられている。一方、処理槽
5の側壁6上部には受部7が設けられ、その受部7で掛
け吊りピン12が支持される。
【0021】図3及び図4に於いて、ラック10の前後
のラックプレート13a、13b間には中間ガイド14
が設けられ、その中間ガイド14と後側ラックプレート
13b間がフィルムFの下向き移動路15となり、中間
ガイド14と前側ラックプレート13a間がフィルムF
の上向き移動路16となる。
【0022】図4に於いて、フィルムFは、ラック10
の上部から下向き移動路15に送り込まれ、ラック10
の内部に設けた搬送機構17によって下向き移動路15
を下向きに移動される。ラック10の下部まで移送され
たフィルムFは、ラック10の下部に設けた下部ターン
ガイド18によって移動方向が180°反転され、搬送
機構17によって上向き移動路16を上方に向けて搬送
される。この上向き移動路16の上部に一対の出口ロー
ラ19が設けられ、その出口ローラ19の回転によって
フィルムFはラック10の上方のターンガイド30に向
けて送り出される。
【0023】ここで、搬送機構17は、写真感光材料の
種類に応じて適切なものを使用される。図3及び図4の
如く、写真感光材料がフィルムFの場合、そのフィルム
Fの先端に接続されるリーダの角孔と係合可能なスプロ
ケット20を用い、そのスプロケット20の複数をリー
ダの長さより小さい間隔をおいて一方向に設け、各スプ
ロケット20を外部からの駆動によって回転させる。な
お、写真感光材料が印画紙の場合、一対の送りローラを
用い、その一対の送りローラの複数を各移送路に沿って
設け、外部からの駆動によって回転させる。
【0024】図3及び図4に於いて、前記ラック10に
おける両側板11の上部は前後のラックプレート13
a、13bの上縁より上方に延び、その両側板11の上
端部の間に把手21が設けられている。第1ターンガイ
ド25及び第2ターンガイド30を上方に外し、把手2
1に手を入れて上げると、ラック10の全体を上方に引
き出すことができる。
【0025】図4に於いて、現像ボックス1のフィルム
入口部に位置する処理槽5の前壁22上部には開口23
が設けられている。この前壁22と処理槽5内に挿入さ
れたラック10の把手21と間に、開口23に送り込ま
れるフィルムFをラック10内に案内する入口部上部の
第1ターンガイド25が挿入されている。この第1ター
ンガイド25に、開口23から処理槽5内に送り込まれ
るフィルムFの搬送方向を90°方向変換する円弧状の
案内面28と、その案内面28に沿って回転自在のガイ
ドローラ29とが設けられている。この第1ターンガイ
ド25の上面には、遮光構造の蒸気抜け用の開口(蒸気
抜き手段)27が設けられている。
【0026】図4に於いて、隣り合う処理槽5のラック
10の把手21同志の間には、前側のラック10から上
方に送り出されるフィルムFを後側のラック10内に案
内する第2ターンガイド30が設けられている。この第
2ターンガイド30の構造を図5及び図6により説明す
る。図5はラック10及び現像ボックス1への第2ター
ンガイド30の取付方法を説明する為の概略斜視図であ
り、図6は、ラック10へ第2ターンガイド30を取付
た状態を示す断面概略図である。
【0027】第2ターンガイド30は、図5に示すよう
に、前後のラック10の把手21間に挿入可能とされ、
現像ボックス1の開口部2を閉じることができる幅を有
する平板31を有した角筒状の箱体32からなる。図6
に於いて、その底部に円弧状のガイド縁35を設け、そ
のガイド縁35の下方に設けた複数のガイドローラ36
の両端部を側板33の外側に設けた支持片37(図5参
照)で回転自在に支持している。図5に於いて、平板3
1の長手方向の辺には、切り欠き34が設けられ、第2
ターンガイド30の取付、取り外しの際の掴み部を形成
している。
【0028】また、第2ターンガイド30の周囲には、
弾性変形可能な遮光材料(遮光手段)38が設けられて
いる。この遮光材料38には、スポンジなどを用いるこ
とができる。また、現像ボックス1の開口部2の、周縁
部には、第1ターンガイド25及び図示されない第2タ
ーンガイド30を支持する現像ボックス内部側に突出し
た支持片(遮光手段)3が設けられている。この支持片
3に各ターンガイド30の平板31を載置することで、
現像ボックス1の上方の開口部2の全面を遮光構造で閉
じることが可能となり、遮光の為の別途の上部カバーが
不要となる。
【0029】なお、本実施形態例では、遮光構造とし
て、開口部2の周縁部に突出した支持片3を設けた例に
ついて説明したが、第1及び第2ターンガイド25,3
0が載置でき、第1及び第2ターンガイド25,30を
載置することで現像ボックス1内が遮光できるような形
状であれば特に限定されない。例えば、開口部2の周縁
部の凹部と、ターンガイド25,30の両端の凸部とが
係合することにより遮光するものであってもよい。
【0030】本実施の形態における感光材料処理装置は
以上の構造からなり、各処理槽5内にラック10を掛け
吊したのち、第1ターンガイド25及び第2ターンガイ
ド30を各ラック10の把手21間に挿入して取付け
る。この時、第1ターンガイド25及び第2ターンガイ
ド30の周囲に設けられている弾性変形可能な遮光材料
38を押しつけながらセットする。これによって、ター
ンガイド25,30同志及び現像ボックス1の側壁に遮
光材料38が密着することとなり、現像ボックス1及び
処理槽5の内部への光の侵入を遮ることができる。
【0031】また、非稼働時は、入口部上部の第1ター
ンガイド25の平板26に設けられている蒸気抜き用の
開口(蒸気抜き手段)27から内部の蒸気を外部に排気
することができる。なお、複数の第2ターンガイド30
のうちいずれか一つを取り外しておくという蒸気抜き手
段によっても、内部の蒸気を排気することも可能であ
る。
【0032】これら第1ターンガイド25及び第2ター
ンガイド30を取り外すときは、各平板26,31に設
けられている切り欠き34を手で掴み上部に引き上げる
ことで容易に取り外すことができる。これら第1ターン
ガイド25及び第2ターンガイド30を処理槽5の数だ
け分割して設けることにより、各ターンガイド25,3
0が小型になり、取り扱い易くなる。なお、第1ターン
ガイド25及び第2ターンガイド30の装着状態をロッ
クするためのロック装置を各ターンガイド25,30に
設けることができる。また、このロック装置を制御装置
と連動させ、非作動時しかロック装置を解除することが
できないインターロック機構を採用することもできる。
【0033】以上のように、本発明によると、第1ター
ンガイド25及び第2ターンガイド30を所定位置に設
置するだけで、現像ボックス1の開口部2及び処理槽5
を遮光構造で閉じることができ、しかも上面が平坦にな
って上部カバーが不要となる。したがって、装置が大型
化した場合も、第1ターンガイド25及び第2ターンガ
イド30の平板26,31の大きさを調整することで対
応することができる。また、メンテナンスの際も、第1
ターンガイド25及び第2ターンガイド30を取り外す
だけで、内部のメンテナンスを容易に行うことができ
る。
【0034】以上の実施形態では、写真感光材料として
フィルムの現像に用いられる感光材料処理装置201を
説明したが、写真感光材料として印画紙の現像に用いら
れる感光材料処理装置200にも本発明が適用できる。
このような感光材料処理装置200を図7により説明す
る。
【0035】図7において、感光材料処理装置200
は、マガジン301内でロール状に巻回された印画紙を
所定の大きさに切断し、ネガフィルム上の画像を拡大投
影して印画紙を露光する露光ユニット300と、露光さ
れた印画紙を現像処理する現像ユニット400と、現像
処理された感光材料を乾燥させる乾燥ユニット500な
どで構成されている。また、露光ユニット300の上に
は、露光装置310、操作パネル230、モニターディ
スプレイ240及び引き延ばしレンズユニット250な
どが設けられている。
【0036】現像処理ユニット400は、露光された印
画紙を現像、漂白、定着及び安定化処理するものである
が、少なくとも定着工程の初期では、外部からの光によ
る感光があってはならない。そのため、現像処理ユニッ
ト400の内部は暗室に構成されている。この暗室は、
第1ターンガイド25及び第2ターンガイド30の平板
26,31を現像処理ユニット400の現像ボックス1
の上面の開口に遮光材料を介して載せることにより形成
される。
【0037】また、図示されない処理槽に対する第1タ
ーンガイド25及び第2ターンガイド30を現像処理ユ
ニット400の上方外側に対する開閉自在なカバーにす
ることにより、現像処理ユニット400の高さが低くな
る。そのため、乾燥ユニット500の上部の排出口50
1から排出され、第1搬送装置100内に順次落下さ
れ、搬送方向を90°向きを変えられた後、第2搬送装
置150の上に1オーダー分だけで積み重ねられるとい
う搬送機構を外すことなく、任意の第1ターンガイド2
5及び第2ターンガイド30を上方に抜き出すスペース
を確保することも可能になる。
【0038】
【発明の効果】請求項1乃至4の発明によると、現像処
理ユニットに対する別途のカバーが不要となり、処理槽
に対してメンテナンスをする場合には、対象となる処理
槽に設けられたターンガイドを開けると、処理槽が現れ
る。そのため、カバーを開けて、更にターンガイドを開
ける場合に比較して、メンテナンスのための時間と手間
が短縮されるとともに、カバー設置のためのスペースを
省略できる。また、ターンガイドの移送方向の遮光手段
を採用すると、処理槽に対する暗室構造を確保できる。
また、処理槽毎のターンガイドにすると、必要な箇所の
処理槽に関係するターンガイドだけを外し、処理槽のメ
ンテナンスを行うことができるため、装置の大型化への
対応も可能である。さらに、最初の処理槽に対するター
ンガイドに蒸気抜き手段を設けることにより、非稼働時
には、各処理槽からの蒸気を効果的に逃がすことができ
る。
【0039】請求項5乃至6の発明によると、現像ボッ
クスに対する別途の上部カバーが不要となり、処理槽に
対してメンテナンスする場合には、対象となる処理槽に
設けられたターンガイドを外すと、処理槽が現れる。そ
のため、カバーを開けて、更にターンガイドを開ける場
合に比較して、メンテナンスのための時間と手間が短縮
されるとともに、カバー設置のためのスペースを省略で
きる。また、ターンガイドに、現像ボックスに対する遮
光手段と、ターンガイド同志の移送方向に対する遮光手
段とを設けることにより、現像ボックス及び現像ボック
ス内の処理槽に対する暗室構造を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る感光材料処理装置の断面概略図で
ある。
【図2】本発明に係る感光材料処理装置のラックの取付
状態を示す縦断側面概略図である。
【図3】図2のIII −III 線断面概略図である。
【図4】図2のIV−IV線断面概略図である。
【図5】本発明に係る感光材料処理装置のラックへの第
2ターンガイドの取付方法を説明する為の概略斜視図で
ある。
【図6】本発明に係る感光材料処理装置のラックへ第2
ターンガイドを取付た状態を示す断面概略図である。
【図7】本発明に係る感光材料処理装置の一例の全体斜
視図である。
【符号の説明】
A 移送方向 F フィルム(写真感光材料) 1 現像ボックス 2 開口部 3 支持片(遮光手段) 5 処理槽 10 ラック 17 搬送機構 25 第1ターンガイド 26 平板 27 開口(蒸気抜き手段) 30 第2ターンガイド 31 平板 38 遮光材料(遮光手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像処理される写真感光材料が順次移送
    される方向に列設された複数の処理槽と、 前記処理槽の上方に設けられ、前記処理槽に移送される
    前記写真感光材料を案内するターンガイドとを備え、 前記ターンガイドは、装置に対する開閉自在なカバーを
    兼用するように構成されている感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ターンガイドは、前記移送方向に対
    して遮光手段を介して列設されている請求項1記載の感
    光材料処理装置。
  3. 【請求項3】 カバー兼用の前記ターンガイドが前記処
    理槽毎に設けられている請求項1又は2記載の感光材料
    処理装置。
  4. 【請求項4】 最初の前記処理槽に設けられた前記ター
    ンガイドに蒸気抜き手段が設けられている請求項3記載
    の感光材料処理装置。
  5. 【請求項5】 上部が開口した現像ボックスと、 前記現像ボックスの内部に設けられ、現像処理される写
    真感光材料が順次移送される方向に列設された複数の処
    理槽と、 前記各処理槽内に於いて前記写真感光材料を搬送するラ
    ック手段と、 前記ラック手段の上部に設けられ、前記写真感光材料を
    移送方向に案内するターンガイドとを備え、 前記ターンガイドは、前記現像ボックスの上部を覆う開
    閉自在なカバーに構成されている感光材料処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ターンガイドには、前記現像ボック
    スに対する遮光手段と、ターンガイド同志の前記移送方
    向に対する遮光手段とが設けられている請求項5記載の
    感光材料処理装置。
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