JPH1020447A - 写真焼付装置用のペーパマガジン - Google Patents

写真焼付装置用のペーパマガジン

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Publication number
JPH1020447A
JPH1020447A JP16992296A JP16992296A JPH1020447A JP H1020447 A JPH1020447 A JP H1020447A JP 16992296 A JP16992296 A JP 16992296A JP 16992296 A JP16992296 A JP 16992296A JP H1020447 A JPH1020447 A JP H1020447A
Authority
JP
Japan
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paper
magazine
roll
connection box
box
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16992296A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Yamamoto
順一 山本
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Noritsu Koki Co Ltd filed Critical Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マガジン収納凹部を一側に有する写真焼付装
置に太巻きペーパロールを使用することができるように
したペーパマガジンを提供する。 【解決手段】 巻径の大きい太巻きペーパロールが収納
可能なロール収納ボックス10の前側に焼付機本体1に
設けられたマガジン収納凹部2に対して挿入可能な接続
ボックス11を一体に設ける。接続ボックス11の前側
にペーパ出口20を形成する。ロール収納ボックス10
および接続ボックス11の一側に設けた蓋体を開放し
て、ロール収納ボックス10内に太巻きペーパロールを
セットし、そのペーパロールから引き出されたペーパP
の先端をペーパ出口20に挿通したのち、蓋体を閉じ、
接続ボックス11をマガジン収納凹部2に挿入して、ペ
ーパ出口20から外方に突出するペーパPの先端部を焼
付機本体1内に設けられた一対の送りローラ4間に噛み
込ませ、上記送りローラ4の回転によってペーパを移送
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一側下部にマガ
ジン収納凹部を有する写真焼付装置に対して巻径の大き
い太巻きペーパロールから引き出されるペーパを供給可
能とする大型のペーパマガジンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネガフィルムのネガ像を印画紙(以下ペ
ーパという)に焼付ける写真焼付装置として、図6に示
したものが従来から知られている。この写真焼付装置
は、焼付機本体1の一側下部にマガジン収納凹部2を設
け、マガジン収納凹部2の閉塞端壁にペーパ入口3を形
成し、焼付機本体1内には各ペーパ入口3に近接して上
下一対の送りローラ4を設けている。
【0003】上記写真焼付装置においては、マガジン収
納凹部2にペーパマガジンM1 を収納し、そのペーパマ
ガジンM1 の内部のペーパロールR1 から引き出された
ペーパPの先端をペーパ入口3に挿入して一対の送りロ
ーラ4間に噛み込ませ、ペーパPを一対の送りローラ4
の回転によりペーパマガジンM1 から引き出し、焼付機
本体1内の移送経路に沿って走行させて露光部4に送
り、その露光部4において焼付処理している。
【0004】焼付処理後のペーパPは、焼付装置に接続
された現像処理装置5内に送り込まれて現像処理され、
かつ乾燥部6において乾燥処理されて外部に排出され
る。
【0005】ところで、ペーパマガジンM1 はマガジン
収納凹部2内に収納可能な大きさであるため、その内部
に収納されるペーパロールR1 の巻径、すなわちペーパ
の長さに制約を受け、通常二百数十m程度のペーパ長さ
とされている。
【0006】このため、同一サイズの焼付処理を多量に
連続して行う場合、ペーパロールを頻繁に交換する必要
が生じる。
【0007】そのような問題点を解決するため、図7
(I)、(II)に示すように、ペーパ長さが五百m程度
の巻径の大きい太巻のペーパロールR2 を収納すること
ができるようにした大型のペーパマガジンM2 が提案さ
れ、同一サイズのネガフィルムの多量の焼付に際し、そ
の大型のペーパマガジンM2 が採用されるようになって
きている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大型のペー
パマガジンM2 の使用に際し、従来は、図7(I)、
(II)に示すように、焼付機本体1に設けられたマガジ
ン収納凹部2の開口部にマガジンアダプタ7を取付け、
そのマガジンアダプタ7に大型ペーパマガジンM2を装
着してペーパPの送り出しを行うようにしているため、
大型ペーパマガジンM2 を取外すと、マガジンアダプタ
7が残り、マガジン収納凹部2にペーパマガジンM1
セットすることができない。
【0009】このため、同一サイズの連続焼付け処理か
らサイズの異なる焼付け処理を行う場合に、大型ペーパ
マガジンM2 を取外したのち、マガジンアダプタ7も取
外す必要が生じ、焼付サイズの変更に伴うペーパマガジ
ンの交換に手間がかかるという不都合がある。
【0010】また、マガジンアダプタ7はペーパ送り出
しの駆動ローラ8を有し、その駆動ローラ8の回転によ
って大型ペーパマガジンM2 から繰り出されるペーパP
を焼付機本体1内に送り込む構成であるため、既設の写
真焼付装置に大型ペーパマガジンが使用できるようにす
るためには、写真焼付装置に予め設けられた制御部を改
造してマガジンアダプタ7内の駆動ローラ8を制御する
必要が生じ、改造に手間がかかる不都合もある。
【0011】この発明の課題は、巻径の大きい太巻きの
ペーパロールの使用を可能とし、焼付サイズの変更に伴
うペーパロールの交換を簡単に行うことができるように
した写真焼付装置用の大型のペーパマガジンを提供する
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、焼付機本体の一側下部に細
巻ペーパ収納用の小型のペーパマガジンが抜き差し自在
に装着されるマガジン収納凹部を設けた写真焼付装置用
のペーパマガジンにおいて、前記小型ペーパマガジンに
装着不可能な巻径の大きい太巻きペーパロールの支持部
を内部に有するロール収納ボックスの前側に前記マガジ
ン収納凹部に対して抜き差し可能な接続ボックスを取付
け、その接続ボックスと上記収納ボックスのそれぞれ一
側に開閉自在の蓋体を設け、上記接続ボックスの前側に
シャッタによって開閉されるペーパ出口を形成した構成
を採用している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図5に基づいて説明する。図1乃至図2は、図6
に示すペーパマガジンM1 よりロール径の大きい太巻き
のペーパロールR2 を収納可能な大型ペーパマガジンM
0 を示す。
【0014】上記大型ペーパマガジンM0 はロール収納
ボックス10と、その前側に一体に設けられた接続ボッ
クス11とから成る。
【0015】ロール収納ボックス10は、操作ハンドル
12を上部に有し、下面には複数のキャスタ13が取付
けられて移動自在とされている。また、ロール収納ボッ
クス10の一側に設けた蓋体14は開閉自在とされ、そ
の内部にはペーパ長さが五百m程度の太巻ペーパロール
2 を着脱自在に支持するロール支持軸15が設けられ
ている。
【0016】ロール支持軸15に装着された太巻ペーパ
ロールR2 は、図示省略したフリクション機構によって
ペーパ繰り出し方向に所定の回転抵抗が付与されてペー
パ軸15に対してフリー回転し、ペーパ巻取り方向には
ロール支持軸15と共に回転するようになっている。
【0017】ペーパロールR2 のペーパPは、図2に示
すように、ロール収納ボックス10内から接続ボックス
11内に引き出され、その引き出し路にガイドローラ1
6およびペーパガイド17が設けられている。
【0018】なお、ロール収納ボックス10は図示のよ
うな角形の他、円筒形等の任意の形状を採ることができ
る。
【0019】接続ボックス11は、図6に示す焼付機本
体1のマガジン収納凹部2に対して収納可能とされ、そ
の一側には蓋体18が開閉自在に取付けられている。
【0020】また、接続ボックス11の前側下部には環
状溝19が形成され、その環状溝19内にペーパ出口2
0と、その上方にピン孔21とが設けられている。
【0021】ペーパ出口20を開閉するシャッタ22は
後端部をピン23で揺動自在に支持され、図示省略した
スプリングによってペーパ出口20を閉じる方向に付勢
されている。
【0022】シャッタ22の後端部上方には、ピン24
を中心として操作レバー25が揺動自在に支持され、そ
の操作レバー25の上部に設けた操作部26を押し下げ
て操作レバー25を揺動させると、その操作レバー25
によってシャッタ22の後端部が押し下げられ、ペーパ
出口20が開放される。
【0023】上記シャッタ22の上面前側部には突片2
7が設けられ、その突片27は前記ピン孔21の背部に
臨んでいる。
【0024】図1に示すように、接続ボックス11の内
部には、外周一部が外部に突出するギヤ36が設けられ
ている。ギヤ36は、接続ボックス11をマガジン収納
凹部2内に差し込んだとき、焼付機本体1側に設けられ
た図示省略の伝動ギヤと噛合する。そして、ギヤ36は
太巻ペーパロールR2 から繰り出されたペーパPの巻取
り時に回転され、その回転は図示省略したトルク伝達機
構を介してロール支持軸15に伝達され、太巻きペーパ
ロールR2 を巻取り方向に回転させるようになってい
る。
【0025】図3および図4は、図6に示すマガジン収
納凹部2の詳細を示す。このマガジン収納凹部2の底板
28上面には接続ボックス11の下面に設けたガイド板
29の両側を案内する一対のレール30が設けられてい
る。また、上記底板28にはガイド板29の下面両側部
を支持する複数のガイドローラ31が設けられている。
【0026】マガジン収納凹部2の閉塞壁32には、ペ
ーパ入口3を囲むようにして遮光枠33が取付けられ、
その遮光枠33内におけるペーパ入口3の上方にピン3
4が設けられている。
【0027】遮光枠33は、マガジン収納凹部2内に接
続ボックス11を挿入したとき、その接続ボックス11
に設けた前記環状溝19内に侵入して、ペーパ出口20
から内部に光が侵入するのを防止する。また、ピン34
はピン孔21に挿入してシャッタ22を開放方向に揺動
させる。
【0028】なお、マガジン収納凹部2に挿入される小
型のペーパマガジンM1 にもレール30によって案内さ
れるガイド板29や、遮光枠33が挿入される環状溝1
9、ピン34が挿入されるピン孔21が設けられてい
る。
【0029】実施の形態で示す太巻きペーパロール収納
用の大型ペーパマガジンM0 は上記の構造から成り、太
巻きペーパロールR2 の使用に際しては、蓋体14、1
8の開放状態において、太巻きペーパロールR2 をロー
ル収納ボックス10の内部のロール支持軸15にセット
し、そのペーパロールR2 から引き出されたペーパPを
接続ボックス11の内部からペーパ出口20に挿入し、
そのペーパ出口20からペーパPの先端を所定の長さ突
出させた状態において、蓋体14、18を閉じ、接続ボ
ックス11を図6に示す下部マガジン収納凹部2に挿入
する。
【0030】図5(I)は、マガジン収納凹部2に大型
ペーパマガジンM0 の接続ボックス11を挿入する前の
状態を示す。その状態から大型ペーパマガジンM0 を焼
付機本体1の一側に敷設されたレール35に沿って移動
させて、図5(II)に示すように、接続ボックス11を
マガジン収納凹部2に挿入すると、ペーパPの先端部は
ペーパ入口3に差し込まれ、一対の送りローラ4間に挿
入される。
【0031】このため、一対の送りローラ4を回転する
ことにより、太巻きペーパロールR2 からペーパPが繰
り出されて、写真焼付装置用のペーパ移送路に沿って搬
送される。
【0032】太巻ペーパロールR2 は、同一サイズの焼
付けを多量に連続して処理する場合に使用し、サイズの
異なる焼付け処理に際しては、ペーパPの巻取り後、大
型ペーパマガジンM0 を取り除き、焼付機本体1に形成
されたマガジン収納凹部2にサイズが異なるペーパロー
ルR1 を収納した小型ペーパマガジンM1 をセットす
る。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、太
巻きのペーパロールを支持する大型ペーパマガジンに焼
付機本体に設けられたマガジン収納凹部に収納可能な接
続ボックスを一体に設け、その接続ボックスにペーパ出
口を設けたので、写真焼付装置に設けられた送りローラ
を利用して太巻きペーパロールのペーパを露光部に送り
込むことができ、太巻きペーパロールの使用を可能とす
ることができる。
【0034】また、大型ペーパマガジンを取外すことに
より、写真焼付装置に設けられたマガジン収納凹部に小
型のペーパマガジンをセットすることができるため、同
一サイズの焼付けからサイズの異なる焼付処理に変更す
る際のペーパロールの交換がきわめて容易である。
【0035】さらに、写真焼付装置に設けられた送りロ
ーラを利用して太巻きペーパロールのペーパを送ること
ができるため、既設の写真焼付装置に何ら改造を加える
ことなく太巻きペーパロールの使用を可能とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るペーパマガジンの斜視図
【図2】同上ペーパマガジンの一部分を示す断面図
【図3】同上ペーパマガジンの使用状態を示す断面図
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図
【図5】(I)は同上ペーパマガジンのセット前の状態
を示す概略図、(II)はセット状態の概略図
【図6】写真焼付装置の概略図
【図7】(I)は従来の大型ペーパマガジンのセット前
の状態を示す概略図、(II)はセット状態の概略図
【符号の説明】
1 焼付機本体 2 マガジン収納凹部 10 ロール収納ボックス 11 接続ボックス 14 蓋体 18 蓋体 20 ペーパ出口 22 シャッタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼付機本体の一側下部に細巻ペーパ収納
    用の小型のペーパマガジンが抜き差し自在に装着される
    マガジン収納凹部を設けた写真焼付装置用のペーパマガ
    ジンにおいて、前記小型ペーパマガジンに装着不可能な
    巻径の大きい太巻きペーパロールの支持部を内部に有す
    るロール収納ボックスの前側に前記マガジン収納凹部に
    対して抜き差し可能な接続ボックスを取付け、その接続
    ボックスと上記収納ボックスのそれぞれ一側に開閉自在
    の蓋体を設け、上記接続ボックスの前側にシャッタによ
    って開閉されるペーパ出口を形成したことを特徴とする
    写真焼付装置用のペーパマガジン。
JP16992296A 1996-06-28 1996-06-28 写真焼付装置用のペーパマガジン Withdrawn JPH1020447A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16992296A JPH1020447A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 写真焼付装置用のペーパマガジン

Applications Claiming Priority (1)

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JP16992296A JPH1020447A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 写真焼付装置用のペーパマガジン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1020447A true JPH1020447A (ja) 1998-01-23

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ID=15895443

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16992296A Withdrawn JPH1020447A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 写真焼付装置用のペーパマガジン

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902