JP2001051396A - 写真処理装置の液中ラック - Google Patents
写真処理装置の液中ラックInfo
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- JP2001051396A JP2001051396A JP11226338A JP22633899A JP2001051396A JP 2001051396 A JP2001051396 A JP 2001051396A JP 11226338 A JP11226338 A JP 11226338A JP 22633899 A JP22633899 A JP 22633899A JP 2001051396 A JP2001051396 A JP 2001051396A
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- rack
- submerged rack
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- liquid rack
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Abstract
(57)【要約】
【課題】幅ひろのものであっても、処理液タンクへの着
脱作業が容易で、持ち運び性にも優れた写真処理装置の
液中ラックを提供することを目的としている。 【解決手段】写真処理装置に設けられた処理液タンク内
に処理液タンクの上部開口から着脱自在になっていると
ともに、装着状態で処理液タンク内で感光材料を搬送す
る搬送機構が設けられた写真処理装置の液中ラックにお
いて、この液中ラックの上端部に略片手が入り込む孔が
穿設されることによって液中ラックの上端に形成された
把手部が、液中ラックの幅方向に2つ以上並設されてい
る構成とした。
脱作業が容易で、持ち運び性にも優れた写真処理装置の
液中ラックを提供することを目的としている。 【解決手段】写真処理装置に設けられた処理液タンク内
に処理液タンクの上部開口から着脱自在になっていると
ともに、装着状態で処理液タンク内で感光材料を搬送す
る搬送機構が設けられた写真処理装置の液中ラックにお
いて、この液中ラックの上端部に略片手が入り込む孔が
穿設されることによって液中ラックの上端に形成された
把手部が、液中ラックの幅方向に2つ以上並設されてい
る構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真処理装置の液
中ラックに関する。
中ラックに関する。
【0002】
【従来の技術】写真処理装置は、感光材料としての露光
された印画紙を、印画紙現像処理部で、現像液(CD)
が貯留される現像処理液タンク、漂白液(BF)が貯留
される漂白処理液タンク、定着液(FI)が貯留される
定着処理液タンク、安定化液(STB)が貯留される安
定化処理液タンクの順に浸漬して連続的に現像処理する
ようになっている。
された印画紙を、印画紙現像処理部で、現像液(CD)
が貯留される現像処理液タンク、漂白液(BF)が貯留
される漂白処理液タンク、定着液(FI)が貯留される
定着処理液タンク、安定化液(STB)が貯留される安
定化処理液タンクの順に浸漬して連続的に現像処理する
ようになっている。
【0003】また、図5に示すように、各処理液タンク
100には、処理液タンク100の上部開口から着脱自
在で装着状態で処理液タンク100内で感光材料を搬送
する搬送機構が設けられた液中ラック200が設けられ
ている。すなわち、この液中ラック200を処理液タン
ク100から着脱自在にすることによって、処理液タン
ク100内部や液中ラック200の点検や整備作業を容
易にできるようになっている。
100には、処理液タンク100の上部開口から着脱自
在で装着状態で処理液タンク100内で感光材料を搬送
する搬送機構が設けられた液中ラック200が設けられ
ている。すなわち、この液中ラック200を処理液タン
ク100から着脱自在にすることによって、処理液タン
ク100内部や液中ラック200の点検や整備作業を容
易にできるようになっている。
【0004】また、処理液タンク100から液中ラック
200の取り出し方法は、まず、液中ラック200の上
端部中央に設けられた把手部300を片手で持って処理
液タンク100の上部開口から上方へ引上げる。そし
て、一旦、液中ラック200を処理液タンク100上で
少し操作側に傾けた状態で支持し、液切りを十分行った
のち、装置本体から取り外すようにしている。しかしな
がら、処理能力を高くするために、大型化された写真処
理装置では、装置全体の大型化に伴い、液中ラックの幅
も幅ひろのものとなっている。
200の取り出し方法は、まず、液中ラック200の上
端部中央に設けられた把手部300を片手で持って処理
液タンク100の上部開口から上方へ引上げる。そし
て、一旦、液中ラック200を処理液タンク100上で
少し操作側に傾けた状態で支持し、液切りを十分行った
のち、装置本体から取り外すようにしている。しかしな
がら、処理能力を高くするために、大型化された写真処
理装置では、装置全体の大型化に伴い、液中ラックの幅
も幅ひろのものとなっている。
【0005】したがって、把手部300の位置が作業者
から遠い位置になってしまい、液中ラック200を持ち
上げようとしても力が入りにくく、液中ラック200の
取り出し作業性が非常に悪い。しかも、液中ラックの重
量も大型化に伴って当然重いものとなり、片手での取り
出しが困難である。また、処理液タンク100内に装着
されていた液中ラック200を取り出すに際しては、上
述のように処理液タンク100上で斜め傾けて液切りを
しなければならないが、幅の狭い小型の液中ラックであ
っても片手で作業することが難しく、どうしても液中に
浸かっていた部分を他方の手で支えざるを得ず手が処理
液に触れてしまうと言う問題がある。
から遠い位置になってしまい、液中ラック200を持ち
上げようとしても力が入りにくく、液中ラック200の
取り出し作業性が非常に悪い。しかも、液中ラックの重
量も大型化に伴って当然重いものとなり、片手での取り
出しが困難である。また、処理液タンク100内に装着
されていた液中ラック200を取り出すに際しては、上
述のように処理液タンク100上で斜め傾けて液切りを
しなければならないが、幅の狭い小型の液中ラックであ
っても片手で作業することが難しく、どうしても液中に
浸かっていた部分を他方の手で支えざるを得ず手が処理
液に触れてしまうと言う問題がある。
【0006】そこで、液中ラックの上端縁に沿って幅方
向に連続するパイプ状の把手を設けることが考えられ
る。すなわち、このようすれば、両手で把手を持つこと
ができるとともに、操作側の近い位置を持って持ち上げ
ることもできる。
向に連続するパイプ状の把手を設けることが考えられ
る。すなわち、このようすれば、両手で把手を持つこと
ができるとともに、操作側の近い位置を持って持ち上げ
ることもできる。
【0007】しかしながら、このような幅方向に連続す
るパイプ状の把手の場合、把手部分が液で濡れている
と、手が滑り巧くバランスよく液中ラックを支えること
ができなくなる恐れがあり、安全性の点で問題もある。
るパイプ状の把手の場合、把手部分が液で濡れている
と、手が滑り巧くバランスよく液中ラックを支えること
ができなくなる恐れがあり、安全性の点で問題もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて、幅ひろのものであっても、処理液タンク
への着脱作業が容易で、持ち運び性にも優れた写真処理
装置の液中ラックを提供することを目的としている。
事情に鑑みて、幅ひろのものであっても、処理液タンク
への着脱作業が容易で、持ち運び性にも優れた写真処理
装置の液中ラックを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる写真処理
装置の液中ラックは、このような目的を達成するため
に、写真処理装置に設けられた処理液タンク内に処理液
タンクの上部開口から着脱自在になっているとともに、
装着状態で処理液タンク内で感光材料を搬送する搬送機
構が設けられた写真処理装置の液中ラックにおいて、こ
の液中ラックの上端部に略片手が入り込む孔が穿設され
ることによって液中ラックの上端に形成された把手部
が、液中ラックの幅方向に2つ以上並設されている構成
とした。
装置の液中ラックは、このような目的を達成するため
に、写真処理装置に設けられた処理液タンク内に処理液
タンクの上部開口から着脱自在になっているとともに、
装着状態で処理液タンク内で感光材料を搬送する搬送機
構が設けられた写真処理装置の液中ラックにおいて、こ
の液中ラックの上端部に略片手が入り込む孔が穿設され
ることによって液中ラックの上端に形成された把手部
が、液中ラックの幅方向に2つ以上並設されている構成
とした。
【0010】また、本発明において、請求項2のよう
に、1つの把手部の幅方向の中心が、C−Y/10≦X
≦C+Y/10(但し、式中、Xは液中ラックの幅方向
の一端から把手部の幅方向の中心までの距離、Cは液中
ラックの幅方向の一端から液中ラックの重心位置までの
距離、Yは液中ラックの全幅である)を満足する位置に
設けられていることが好ましい。すなわち、X<C−Y
/10あるいはC+Y/10<Cとなると、把手部を掴
んで片手で搬送しようとした場合、バランスをくずし持
ちにくくなる恐れがあるが、上記範囲の位置に1つの把
手部を設けておけば、常にバランスよく片手で液中ラッ
クを搬送することができる。
に、1つの把手部の幅方向の中心が、C−Y/10≦X
≦C+Y/10(但し、式中、Xは液中ラックの幅方向
の一端から把手部の幅方向の中心までの距離、Cは液中
ラックの幅方向の一端から液中ラックの重心位置までの
距離、Yは液中ラックの全幅である)を満足する位置に
設けられていることが好ましい。すなわち、X<C−Y
/10あるいはC+Y/10<Cとなると、把手部を掴
んで片手で搬送しようとした場合、バランスをくずし持
ちにくくなる恐れがあるが、上記範囲の位置に1つの把
手部を設けておけば、常にバランスよく片手で液中ラッ
クを搬送することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1および図2は本
発明にかかる液中ラックの1つの実施の形態をあらわし
ている。
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1および図2は本
発明にかかる液中ラックの1つの実施の形態をあらわし
ている。
【0012】図1および図2に示すように、この液中ラ
ック1は、厚み方向に2列に感光材料としての印画紙の
搬送機構としての複数の搬送ローラ11が上下方向に平
行に設けられ、各搬送ローラ11と搬送ローラ11との
間にガイド板12が設けられている。また、液中ラック
1の上端部には、図2に示すように、搬送ローラ11に
駆動モータ(図示せず)からの駆動力を伝達する回転シ
ャフト13がその幅方向の一側から突出するように設け
られているとともに、2つの把手部14,15が形成さ
れている。
ック1は、厚み方向に2列に感光材料としての印画紙の
搬送機構としての複数の搬送ローラ11が上下方向に平
行に設けられ、各搬送ローラ11と搬送ローラ11との
間にガイド板12が設けられている。また、液中ラック
1の上端部には、図2に示すように、搬送ローラ11に
駆動モータ(図示せず)からの駆動力を伝達する回転シ
ャフト13がその幅方向の一側から突出するように設け
られているとともに、2つの把手部14,15が形成さ
れている。
【0013】把手部14,15は、液中ラック1の上端
部に片手が略入る大きさの矩形の孔14a,15aを穿
設することによって形成されている。また、一方の把手
部14は、図2に示すように、液中ラック1の幅方向の
ほぼ重心位置、すなわち、液中ラック1の幅方向の重心
位置C、液中ラック1の操作側の端部からその中心まで
の距離X、液中ラック1の全幅をYとした時、C−Y/
10≦X≦C+Y/10の式を満足する位置に設けられ
ている。
部に片手が略入る大きさの矩形の孔14a,15aを穿
設することによって形成されている。また、一方の把手
部14は、図2に示すように、液中ラック1の幅方向の
ほぼ重心位置、すなわち、液中ラック1の幅方向の重心
位置C、液中ラック1の操作側の端部からその中心まで
の距離X、液中ラック1の全幅をYとした時、C−Y/
10≦X≦C+Y/10の式を満足する位置に設けられ
ている。
【0014】他方の把手部15は、後述する写真処理装
置Aの操作側の端部に設けられている。回転シャフト1
3には、図2に示すように、一体に回転するギヤー16
が設けられているとともに、先端部に対応する処理液タ
ンクの上縁部に設けられた位置決め用係止部(図示せ
ず)に係止される係止溝17が設けられている。
置Aの操作側の端部に設けられている。回転シャフト1
3には、図2に示すように、一体に回転するギヤー16
が設けられているとともに、先端部に対応する処理液タ
ンクの上縁部に設けられた位置決め用係止部(図示せ
ず)に係止される係止溝17が設けられている。
【0015】そして、この液中ラック1は、たとえば、
図3および図4に示すような写真処理装置Aの装置本体
2内に設けられた現像液(CD)が貯留される1つの現
像処理液タンク21と、漂白液(BF)が貯留される1
つの漂白処理液タンク22と、定着液(FI)が貯留さ
れる少つの定着処理液タンク23と、安定化液(ST
B)が貯留される2つの安定化処理液タンク24とにそ
れぞれ以下のようにして着脱することができる。すなわ
ち、取外しにあたっては、図3に示すように、写真処理
装置Aの蓋3を開け、処理液タンク21(22〜24)
の上方を開放したのち、一方の手で把手部15を掴みそ
のまま片手で上方に引き上げるか、一方の手で把手部1
5を掴むとともに、他方の手でもう一方の把手部15を
掴み、上方へ引き上げる。
図3および図4に示すような写真処理装置Aの装置本体
2内に設けられた現像液(CD)が貯留される1つの現
像処理液タンク21と、漂白液(BF)が貯留される1
つの漂白処理液タンク22と、定着液(FI)が貯留さ
れる少つの定着処理液タンク23と、安定化液(ST
B)が貯留される2つの安定化処理液タンク24とにそ
れぞれ以下のようにして着脱することができる。すなわ
ち、取外しにあたっては、図3に示すように、写真処理
装置Aの蓋3を開け、処理液タンク21(22〜24)
の上方を開放したのち、一方の手で把手部15を掴みそ
のまま片手で上方に引き上げるか、一方の手で把手部1
5を掴むとともに、他方の手でもう一方の把手部15を
掴み、上方へ引き上げる。
【0016】つぎに、処理液外に完全に出るまで上方へ
液中ラック1を引き上げたのち、処理液タンク21(2
2〜24)の上部開口を臨む位置で操作側に少し傾けて
液切りを行ったのち、装置本体2から液中ラック1を完
全に取り外す。そして、把手部14を片手で持ち、整備
場所や保管場所等へ運ぶ。
液中ラック1を引き上げたのち、処理液タンク21(2
2〜24)の上部開口を臨む位置で操作側に少し傾けて
液切りを行ったのち、装置本体2から液中ラック1を完
全に取り外す。そして、把手部14を片手で持ち、整備
場所や保管場所等へ運ぶ。
【0017】他方、処理液タンク21(22〜24)に
装着する場合は、一方の手で把手部14を掴み、他方の
手でもう一方の把手部15を掴み、液中ラック1を持ち
上げて、ギヤー16を蓋3側に向けて処理液タンク21
(22〜24)の上部開口に臨ませる。つぎに、液中ラ
ック1を処理液タンク21(22〜24)に沈め、回転
シャフト13に設けられた係止溝17を処理液タンク2
1(22〜24)の上端縁に設けられた位置決め用係止
部に係止させるようになっている。
装着する場合は、一方の手で把手部14を掴み、他方の
手でもう一方の把手部15を掴み、液中ラック1を持ち
上げて、ギヤー16を蓋3側に向けて処理液タンク21
(22〜24)の上部開口に臨ませる。つぎに、液中ラ
ック1を処理液タンク21(22〜24)に沈め、回転
シャフト13に設けられた係止溝17を処理液タンク2
1(22〜24)の上端縁に設けられた位置決め用係止
部に係止させるようになっている。
【0018】すなわち、位置決め用係止部に係止溝17
を係止させるだけでギヤー16が装置本体2側に設けら
れた駆動モータの駆動力によって回転する伝達ギヤー
(図示せず)にかみ合い、この伝達ギヤーを介して駆動
モータの駆動力が回転シャフト13に伝達され、搬送ロ
ーラ11が回転するようになる。
を係止させるだけでギヤー16が装置本体2側に設けら
れた駆動モータの駆動力によって回転する伝達ギヤー
(図示せず)にかみ合い、この伝達ギヤーを介して駆動
モータの駆動力が回転シャフト13に伝達され、搬送ロ
ーラ11が回転するようになる。
【0019】この写真処理装置Aの液中ラック1は、以
上のように、2つの把手部14,15を備えているの
で、液中ラック1を持ち上げたりする場合に両手で持ち
上げることができる。したがって、幅が広かったり、重
量がある液中ラック1であっても容易に処理液タンク2
1(22〜24)へ着脱することができる。
上のように、2つの把手部14,15を備えているの
で、液中ラック1を持ち上げたりする場合に両手で持ち
上げることができる。したがって、幅が広かったり、重
量がある液中ラック1であっても容易に処理液タンク2
1(22〜24)へ着脱することができる。
【0020】また、片手の幅と略同じ幅の孔14a,1
5aに手を通した状態で把手部14,15を掴むように
なっているので、液中ラック1を傾けた時に把手部1
4,15が処理液で濡れていても手が滑ったりすること
がなく、安全に作業することができるとともに、把手部
15が操作側に設けられているので、片手で把手部15
を掴んだだけでも簡単に液中ラック1を上方へ引き上げ
ることができる。さらに、1つの把手部14が液中ラッ
ク1の幅方向のほぼ重心位置に設けられているので、持
ち運ぶ際、この把手部14を片手で持ってば、液中ラッ
ク1が傾くことなくバランスよく運ぶことができる。
5aに手を通した状態で把手部14,15を掴むように
なっているので、液中ラック1を傾けた時に把手部1
4,15が処理液で濡れていても手が滑ったりすること
がなく、安全に作業することができるとともに、把手部
15が操作側に設けられているので、片手で把手部15
を掴んだだけでも簡単に液中ラック1を上方へ引き上げ
ることができる。さらに、1つの把手部14が液中ラッ
ク1の幅方向のほぼ重心位置に設けられているので、持
ち運ぶ際、この把手部14を片手で持ってば、液中ラッ
ク1が傾くことなくバランスよく運ぶことができる。
【0021】なお、図4中、4は露光部、5,5は印画
紙のロールを装填するマガジン、6は乾燥部、7は仕分
け部である。
紙のロールを装填するマガジン、6は乾燥部、7は仕分
け部である。
【0022】本発明にかかる液中ラックは、上記の実施
の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態で
は、矩形の孔14a,15aを穿設することよって把手
部14,15が形成されていて、孔の上面壁、すなわ
ち、把手部の下端面が平滑であったが、把手部の下端面
に指が1本ずつ嵌まり込む凹部を設けるようにしても構
わない。
の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態で
は、矩形の孔14a,15aを穿設することよって把手
部14,15が形成されていて、孔の上面壁、すなわ
ち、把手部の下端面が平滑であったが、把手部の下端面
に指が1本ずつ嵌まり込む凹部を設けるようにしても構
わない。
【0023】また、上記の実施の形態では、把手部が2
ヶ所であったが、重心位置の把手部を挟んで両側に設け
るようにしても構わないし、3ヶ所以上でも構わない。
さらに、上記の実施の形態では、液中ラック1が写真処
理装置Aの印画紙処理部に用いられていたが、この液中
ラック1の構造は、フィルム現像処理部にも用いること
ができる。
ヶ所であったが、重心位置の把手部を挟んで両側に設け
るようにしても構わないし、3ヶ所以上でも構わない。
さらに、上記の実施の形態では、液中ラック1が写真処
理装置Aの印画紙処理部に用いられていたが、この液中
ラック1の構造は、フィルム現像処理部にも用いること
ができる。
【0024】
【発明の効果】本発明にかかる液中ラックは、以上のよ
うに構成されているので、両手で持ち上げることができ
るとともに、把手部が処理液で濡れていても、滑ったり
することがない。したがって、幅の広い、あるいは重量
のある液中ラックであっても、着脱作業が容易、かつ、
安全である。
うに構成されているので、両手で持ち上げることができ
るとともに、把手部が処理液で濡れていても、滑ったり
することがない。したがって、幅の広い、あるいは重量
のある液中ラックであっても、着脱作業が容易、かつ、
安全である。
【0025】また、請求項2のようにすれば、片手でバ
ランスよく持ち運びすることができる。
ランスよく持ち運びすることができる。
【図1】本発明にかかる液中ラックの1つの実施の形態
をあらわす斜視図である。
をあらわす斜視図である。
【図2】図1の液中ラックの処理液タンクからの取り出
し方法を説明する正面断面図である。
し方法を説明する正面断面図である。
【図3】図1の液中ラックが装着される写真処理装置の
斜視図である。
斜視図である。
【図4】図2の写真処理装置の断面図である。
【図5】従来の処理液タンクと液中ラックを説明する説
明図である。
明図である。
A 写真処理装置 1 液中ラック 2 装置本体 11 搬送ローラ(搬送機構) 14a,15a 孔 14,15 把手部 21, 現像処理液タンク 22, 漂白処理液タンク 23, 定着処理液タンク 24, 安定化処理液タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻田 拓也 和歌山市梅原579−1 ノーリツ鋼機株式 会社内 Fターム(参考) 2H098 AA07
Claims (2)
- 【請求項1】写真処理装置に設けられた処理液タンク内
に処理液タンクの上部開口から着脱自在になっていると
ともに、装着状態で処理液タンク内で感光材料を搬送す
る搬送機構が設けられた写真処理装置の液中ラックにお
いて、この液中ラックの上端部に略片手が入り込む孔が
穿設されることによって液中ラックの上端に形成された
把手部が、液中ラックの幅方向に2つ以上並設されてい
ることを特徴とする液中ラック。 - 【請求項2】1つの把手部の幅方向の中心が、C−Y/
10≦X≦C+Y/10(但し、式中、Xは液中ラック
の幅方向の一端から把手部の幅方向の中心までの距離、
Cは液中ラックの幅方向の一端から液中ラックの重心位
置までの距離、Yは液中ラックの全幅である)を満足す
る位置に設けられている請求項1に記載の液中ラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11226338A JP2001051396A (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 写真処理装置の液中ラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11226338A JP2001051396A (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 写真処理装置の液中ラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001051396A true JP2001051396A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16843614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11226338A Withdrawn JP2001051396A (ja) | 1999-08-10 | 1999-08-10 | 写真処理装置の液中ラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001051396A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8460223B2 (en) | 2006-03-15 | 2013-06-11 | Hill-Rom Services Pte. Ltd. | High frequency chest wall oscillation system |
JP2017136238A (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | 第一ビニール株式会社 | 把手付き持ち運び具 |
-
1999
- 1999-08-10 JP JP11226338A patent/JP2001051396A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8460223B2 (en) | 2006-03-15 | 2013-06-11 | Hill-Rom Services Pte. Ltd. | High frequency chest wall oscillation system |
US9968511B2 (en) | 2006-03-15 | 2018-05-15 | Hill-Rom Services Pte. Ltd. | High frequency chest wall oscillation system |
US11110028B2 (en) | 2006-03-15 | 2021-09-07 | Hill-Rom Services Pte. Ltd. | High frequency chest wall oscillation system |
JP2017136238A (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | 第一ビニール株式会社 | 把手付き持ち運び具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061107 |