JPH028287Y2 - - Google Patents

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JPH028287Y2
JPH028287Y2 JP14539584U JP14539584U JPH028287Y2 JP H028287 Y2 JPH028287 Y2 JP H028287Y2 JP 14539584 U JP14539584 U JP 14539584U JP 14539584 U JP14539584 U JP 14539584U JP H028287 Y2 JPH028287 Y2 JP H028287Y2
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processing liquid
processing
liquid tank
tanks
tank
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) この考案は、例えば写真フイルムや印画紙等の
感光材料を処理する装置(以下、単に処理装置と
いう)の処理液タンクに関し、さらに詳しくはオ
フイス用処理装置の如く処理液タンクを取出し可
能とした処理装置において、現像液、定着液、水
洗水等の処理液を取扱い易くした処理液タンクの
構造に関するものである。
(考案の技術的背景とその問題点) 従来、オフイス用処理装置として、オフイスで
取扱う文書をマイクロフイルムに撮影し、写真処
理して保管するようにしたいわゆるマイクロカメ
ラプロセツサが知られている。
第1図はそのカメラプロセツサにおける処理部
の概略構造を示す断面図である。すなわち、この
装置は処理液タンク1を、例えば3枚の仕切板
2,3,4によつて4つの室、すなわち現像室
A、定着室B、第1水洗室C及び第2水洗室Dに
分け、夫々の室に所定の処理液を入れた後に、フ
イルム搬送機構である処理ラツク5,6,7,8
を夫々の室に装着し、撮影を終えたフイルムFを
送りローラ11、ニツプローラ10、ドラム9、
送りローラ12により、第1処理ラツク5から第
4処理ラツク8を介して搬送する間に所定の処理
を行なうものである。
ところで、このような処理装置では、フイルム
の処理量が一定量に達した時点、あるいは処理液
が疲労した時点で処理液を交換することが必要で
ある。この処理液交換は、通常上記処理装置のラ
ツク5〜8を上記処理液タンク1から離脱させる
か、上記処理液タンク1を上記ラツク5〜8から
離脱させた後、処理液タンク1を処理装置の前面
に引出して行なわれる。
ここで問題となるのは、処理液の満たされた処
理液タンクの取扱いである。すなわち、上述した
如き構造の処理液の満たされた処理液タンクを装
置本体から取出し移動させる際には、処理タンク
の形状が直方体をなし重量的に不安定なため、し
ばしば処理液を処理液タンクから漏してしまい、
上記処理装置内あるいは室内を汚損するという問
題があつた。
(考案の目的) この考案は上述のような事情から鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、従来の処理
液タンクにおける上述の如き問題を解消し、取扱
性を改良した処理液タンクを提供することにあ
る。
(考案の概要) この考案の上記目的は、仕切板で仕切ることに
より複数の処理槽を形成して成る処理装置の処理
液タンクにおいて、処理液タンク本体を上記複数
の処理槽を2群に分割する如く折畳み自在に構成
すると共に、上記分割された処理液タンク本体の
各々に運搬用の把手及び漏れ防止用の蓋部材を設
け、上記把手に互いに他方の蓋部材を押倒する突
起を設けて成る処理液タンクによつて達成され
る。
(考案の実施例) 第2図はこの考案の一実施例を示す処理液タン
クの斜視図である。図において、21及び22は
それぞれが2つの処理室21a及び22aを有す
る処理液タンク本体、23及び24は上記処理液
タンク本体21及び22を折畳み自在に結合する
ヒンジ、25及び26は把手を示している。な
お、処理室21a及び22aはそれぞれ第1図の
ラツク5,6及び7,8に対応した室に区切られ
ており、各ラツク5〜8の液をそれぞれ独立して
貯溜するようになつている。把手25及び26は
図からも理解される如く、処理液タンク本体21
及び22の後面に設けられており、それぞれが比
較的背の高い板状部を有し、この板状部の中央下
部に把持用の長形状の穴27及び28が設けられ
ており、穴27及び28の下側面には処理室と反
対側方向に突出した突起29及び30が、位置を
ずらす如くして設けられている。また、処理液タ
ンク本体21及び22の上面には把手25及び2
6に接するように開閉自在で、常時は開状態に立
つている蓋板40及び41が設けられている。把
手25,26及び蓋板40,41の詳細構造は第
3図及び第4図に示されており、蓋板40,41
の一側端には処理室21,22に貯溜された処理
液21b,22bを排水するための排水口42,
43が設けられている。そして、蓋板40,41
は処理室21,22の上面部に軸支されたピン4
4を中心に開閉されるようになつており、ピン4
4に巻装されたスプリング43によつて常時は蓋
板40,41を開く方向に付勢され、図示の如き
状態となつている。
一方、第5図は上記処理液タンクを把手25及
び26が接触する如く折畳んだ状態を示す斜視図
である。33及び34は、処理液タンクを第2図
に示す形にしたときに、タンク本体21及び22
を互いに接触した状態で保持するための係止手段
である。ここでは、いわゆるマジツクテープ(登
録商標)を用いているが、この外マグネツト等を
用いてもよい。
なお、第2図は処理液タンクを処理装置にセツ
トする際の形状を示し、第5図は処理液タンクを
運搬する際の形状を示すもので、第4図は第5図
の一部断面を示すものである。なお、第2図に示
す状態から第5図に示す状態への折畳み作業は通
常床上で行なわれるため、タンク底面の一部を底
上げしたり、タンク底面にローラを設けたりする
ことにより、タンク底面と床との間の抵抗を減少
させるようにしてもよい。
上述の如く構成された本処理液タンクの動作を
以下に説明する。
第6図は上述の如く構成された処理液タンク2
1及び22を処理装置にセツトした状況を示す側
断面図である。処理装置への処理液タンク21,
22のセツト及び取外しは、図に示す如く処理液
タンク21及び22を処理装置側のタンク引出し
機構のガイドレール6上に載置して行なう。この
状態で処理液タンク21及び22を引下げると、
ラツク5,6,7,8から滴り落ちる処理液が処
理液タンク21及び22内に落下してハネを飛ば
すことがある。しかし、本処理液タンク21及び
22では把手25及び26が批較的背の高い板状
部から成り、またその前面には蓋板40及び41
が開口された状態で立つているため、処理液の飛
散が防止される。そして、第5図に示した如く処
理液タンク21及び22を折畳んで運搬する場合
には、穴27及び28にそれぞれ位置をずらして
設けられている突起29及び30が、互いに他方
の処理室22及び21の上部に配設されている蓋
板41及び40をそれぞれ穴28,27を経て、
スプリング43の弾性力に抗して押し倒す。すな
わち、処理液タンク21及び22を第6図に示す
ように処理装置にセツトした場合は、蓋板40及
び41はそれぞれスプリングの弾性作用によつて
把手25及び26側に開けられており、これによ
りラツク5〜8からの処理液を処理室21a,2
2a内に貯溜する。そして、処理液タンク21及
び22を処理装置から取外して運搬する場合は、
第5図に示すようにヒンジ23及び24を介して
2つに折畳むが、この場合、突起29は穴28を
経て蓋板41の背面を押圧し、突起30は穴27
を経て蓋板40の平面を押圧することになる。し
たがつて、蓋板40及び41は折畳み動作に連動
して倒され、折畳んだ状態では第5図に示すよう
に蓋板40は処理室21aの上面を塞ぎ、蓋板4
1は処理室22aの上面を塞ぐ。第4図は蓋板4
0及び41がそれぞれ突起30及び29によつて
押倒され、処理室21a及び22aの上面が塞さ
れる様子を示している。このように、蓋板40,
41が処理室21a,22aの上面を塞ぐので、
処理液タンクを運搬するときに、処理室21a,
22a内に貯溜された処理液21b,22bが振
動や揺れ等によつて外にこぼれることはない。処
理液21b,22bを排水する場合は、蓋板4
0,41に設けられている排水口42,43から
行なわれる。
なお、処理液交換時には、通常それまで入つて
いた古い処理液を捨てて各処理室21a及び22
aを洗篠し、洗篠した各処理室のうちラツク7及
びラツク8に対応する室には水だけを入れて運搬
することが行なわれる。この場合、前述した如
く、処理液タンクが第1図の5に示した直方体形
状のままであると、水の入つた処理室に重量が片
寄つてしまい運搬しにくいという問題がある。し
かし、本処理液タンク21及び22は上述の如く
折畳むことができるので、この問題も解消され
る。
第7図はこの考案の他の実施例を示すものであ
り、直方体状の処理液タンク50の上面には、ば
ね等によつて常に閉める方向に付勢されている蓋
板51が設けられており、蓋板51の側面前端に
はガイドピン52が取付けられている。また、処
理液タンク50の背面部には穴53を具備した把
手54が設けられている。そして、処理装置側に
は第8図に示すように、処理装置の壁面61に沿
つてガイドピン52と係合するガイド溝62が湾
曲状に配設されており、処理液タンク50を処理
装置に装填する場合は、処理液タンク50を引出
レール60上に載置すると共に、ガイドピン52
をガイド溝62に係合させる。この状態で処理液
タンク50を処理装置側に押動すると、ガイドピ
ン52がガイド溝62を摺動するので、その移動
に従つて蓋板51が開けられる。したがつて、処
理液タンク50が完全に処理装置内に入れられた
状態では、第8図の実線の如く蓋板51が開けら
れ、上部のラツクからの処理液を前述と同様にし
て貯溜できる状態となる。また、処理液タンク5
0を外方に引出す場合は、引出レール60を引張
ることによつてそれに載置された処理液タンク5
0が引出され、ガイドピン52がガイド溝62を
摺動することによつて蓋板51が閉められて取出
される。
(考案の効果) 以上述べた如く、この考案によれば仕切板で仕
切ることにより運搬の処理液を形成して成る処理
装置の処理液タンクにおいて、処理液タンク本体
を上記複数の処理液を2群に分割する如く折畳み
自在に構成すると共に、分割された処理液タンク
本体の各々に運搬用の把手及び蓋部材を設け、こ
の把手に互いに他方の蓋部材を押倒する突起を設
けているので、取扱性並びに液のこぼれを改良し
た処理液タンクを実現できるという顕著な効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の処理液タンクの概要を示す断面
図、第2図はこの考案の一実施例を示す斜視図、
第3図はその一部詳細図、第4図は折畳んだ状態
の一部断面図、第5図はこの考案の運搬時の形状
を説明するための斜視図、第6図はこの考案の処
理装置における使用態様を示す側断面図、第7図
はこの考案の他の実施例を示す斜視図、第8図は
その使用形態を示す図である。 21,22……処理液タンク本体、21a,2
2b……処理室、23,24……ヒンジ、25,
26……把手、33,34……係止手段、40,
41……蓋板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 仕切板で仕切ることにより複数の処理槽を形成
    して成る感光材料処理装置の処理液タンクにおい
    て、処理液タンク本体を前記複数の処理槽を2群
    に分割する如く折畳み自在に構成すると共に、前
    記分割された処理液タンク本体の各々に運搬用の
    把手及び漏れ防止用の蓋部材を設け、前記把手に
    互いに他方の前記蓋部材を押倒する突起を設けて
    成ることを特徴とする処理液タンク。
JP14539584U 1984-09-26 1984-09-26 Expired JPH028287Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPS6161543U JPS6161543U (ja) 1986-04-25
JPH028287Y2 true JPH028287Y2 (ja) 1990-02-27

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