JP2001125194A - 光源装置およびこれを用いたプロジェクタ - Google Patents

光源装置およびこれを用いたプロジェクタ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源装置において、光源ランプの周囲温度を
低下させることができる技術を提供する。 【解決手段】 光源装置は、光源ランプと、光源ランプ
から射出された光を反射するリフレクタとを備えてい
る。リフレクタは、20℃において、熱伝導率が約0.
005(cal/cm・sec・deg)以上のセラミックを用いて形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源装置、およ
び、これを用いて画像を投写表示するプロジェクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】プロジェクタでは、照明光学系から射出
された照明光を、液晶パネルなどを用いて画像情報(画
像信号)に応じて変調し、変調された光をスクリーン上
に投写することにより画像表示を実現している。
【0003】照明光学系は、通常、光源ランプと、光源
ランプから射出された光を反射するための凹面を有する
リフレクタとを含む光源装置を備えている。なお、光源
ランプとしては、高圧水銀ランプやキセノンランプ、メ
タルハライドランプなどが利用されている。また、リフ
レクタとしては、硬質ガラスの凹面に反射膜が形成され
たものなどが利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な光源装置においては、光源ランプから発せられる熱の
流出がリフレクタによって遮られ、リフレクタ内部(凹
部)に溜まりやすい。これは、リフレクタを形成する硬
質ガラスが断熱材として機能していることに起因する。
このように、発生した熱の流出がリフレクタによって遮
られると、光源ランプの周囲温度が上昇してしまうとい
う問題がある。なお、このとき、リフレクタの表面温度
は、約200℃になる。このような場合には、光源ラン
プの寿命が短くなったり、光源ランプを形成するガラス
管が割れたりするという弊害が生じる。光源ランプの周
囲温度が上昇してしまうという問題は、リフレクタの開
口面に前面ガラスを備えた光源装置において、特に顕著
となる。また、近年望まれている光源ランプの高出力化
や、光源装置の小型化などを実現しようとする場合に
も、顕著となる。
【0005】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、光源装置におい
て、光源ランプの周囲温度を低下させることができる技
術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の 少なくとも一部を解決するため、本発明の
第1の装置は、光源装置であって、光源ランプと、前記
光源ランプから射出された光を反射するリフレクタと、
を備え、前記リフレクタは、20℃において、熱伝導率
が約0.005(cal/cm・sec・deg)以上のセラミックを
用いて形成されていることを特徴とする。
【0007】本発明の光源装置においては、リフレクタ
が熱伝導率の比較的大きなセラミックを用いて形成され
ているので、光源ランプの周囲温度を低下させることが
可能である。
【0008】上記光源装置において、前記セラミック
は、約0℃〜約200℃の範囲で、熱伝導率が約0.0
04(cal/cm・sec・deg)以上であることが好ましい。
【0009】このようなリフレクタを用いれば、光源ラ
ンプの周囲温度をかなり低下させることが可能となる。
【0010】上記光源装置において、前記セラミック
は、Al2 3 と、2MgO・SiO2 と、MgO・S
iO2 と、ZrO2 ・SiO2 と、TiO2 系化合物
と、SiCと、Si34 と、ZrO2 と、サーメット
とのうちから選択されたいずれかの材料で構成されてい
ることが好ましい。
【0011】このようなセラミック材料を用いてリフレ
クタを形成すれば、光源ランプの周囲温度を容易に低下
させることができる。
【0012】さらに、上記光源装置において、前記リフ
レクタの開口面に透光性の前面板を備えるようにしても
よい。
【0013】また、上記光源装置において、さらに、前
記リフレクタを強制的に冷却するための冷却装置を備え
るようにしてもよい。
【0014】このように冷却装置を用いてリフレクタを
冷却すれば、光源ランプの周囲温度をさらに低下させる
ことが可能である。
【0015】さらに、上記光源装置において、前記光源
ランプを発光させるための電源を備えるようにしてもよ
い。
【0016】本発明の第2の装置は、プロジェクタであ
って、本発明の第1の装置である上記のいずれかの光源
装置を含む照明光学系と、前記照明光学系からの光を画
像情報に応じて変調する電気光学装置と、前記電気光学
装置で得られる変調光線束を投写する投写光学系と、を
備えることを特徴とする。
【0017】本発明のプロジェクタにおいては、本発明
の第1の装置である光源装置が用いられている。したが
って、このプロジェクタにおいては、光源ランプの周囲
温度を低下させることが可能となる。
【0018】さらに、上記プロジェクタにおいて、前記
電気光学装置に前記画像情報を供給して駆動するための
駆動部を備えるようにしてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】A.光源装置:図1は、本発明を
適用した光源装置120の斜視図である。この光源装置
120は、リフレクタ124と、透光性の前面ガラス1
26とを備えている。また、リフレクタ124の内側に
は、図示しない光源ランプが備えられている。光源装置
120は、光源ランプから射出された光を、リフレクタ
124の内面に形成された反射面で反射する。リフレク
タ124で反射された光は、前面ガラス126を通過し
て外部(+z方向)に射出される。
【0020】図2は、図1の光源装置120の内部構成
を示す説明図である。図2は、光源装置120を、光源
光軸120axを含むyz平面で切断した概略断面図を
示している。ここで、光源光軸120axとは、光源装
置120から射出される光の中心軸を意味している。前
述のように、光源装置120は、光源ランプ122とリ
フレクタ124と前面ガラス126とを備えている。
【0021】リフレクタ124は、光源光軸120ax
に軸対称な回転放物面形状の凹面124Rを主として有
する凹面鏡である。本実施例のリフレクタ124では、
その開口部付近の領域Fにおいて4つの平面124R’
を含んでいる。すなわち、このリフレクタ124の内面
は、回転放物面形状の凹面の開口部付近の曲面を、光源
光軸120axに平行で、かつ、x方向あるいはy方向
と垂直な4つの平面で置き換えた形状を有している。
【0022】リフレクタ124の内面124R,124
R’には誘電体多層膜が形成されており、反射面(反射
鏡)として機能する。なお、リフレクタ124の内面1
24R,124R’には、アルミニウム膜や銀膜などの
金属反射膜を形成するようにしてもよい。
【0023】光源ランプ122は、固定部124hによ
ってリフレクタ124のネック部124nに固定されて
いる。光源ランプ122は、発光管122aを備えてお
り、発光管122aの内部には、光源光軸120axに
沿って、図示しない一対の電極が配置されている。これ
らの電極は、略球状の発光部122cの中心付近で、一
定距離だけ離れた状態で対向するように配置されてい
る。電極は、リード線122n1またはリード線122
n2と電気的に接続されている。リード線122n1,
122n2に所定の電圧を印加すると、発光部122c
を中心として放射状に光が射出される。発光部122c
の中心は、リフレクタ124の回転放物面の焦点付近に
配置されており、光源ランプ122から射出された光
は、リフレクタ124によって反射され、反射光は光源
光軸120axとほぼ平行に進む。なお、本実施例にお
いては、光源ランプ122として高圧水銀光源ランプが
用いられている。光源ランプ122としては、メタルハ
ライドランプやキセノンランプなどを利用してもよい。
【0024】前面ガラス126は、透光性の板材であ
り、リフレクタ124の開口面に設けられている。本実
施例においては、前面ガラス126として、光源ランプ
から射出される可視光をほとんど透過させる硬質ガラス
が用いられている。
【0025】ところで、本実施例において、リフレクタ
124は、セラミックを用いて形成されている。図3
は、リフレクタ124に利用可能なセラミック材料の例
を示す説明図である。図3に示すように、セラミック材
料としては、アルミナ(Al23 )や、単結晶サファ
イア(Al2 3 )、フォルステライト(2MgO・S
iO2 )、ステアタイト(MgO・SiO2 )、ジルコ
ン(ZrO2 ・SiO2)、チタニア(TiO2 )系化
合物、炭化珪素(SiC)、窒化珪素(Si3 4 )、
ジルコニア(ZrO2 )、サーメットなどを用いること
が可能である。ここで、サーメットとは、セラミック材
料の粉末と金属の粉末とを圧縮成形し、焼結したもので
ある。このセラミック材料としてはAl2 3 ,ZrO
2 などを用いることができ、また、金属としてはFe,
Ni,Co,Cr,Cuなどを用いることができる。サ
ーメットとしては、例えば、Al2 3 とFeとを組み
合わせたAl2 3 −Fe系の化合物などが挙げられ
る。なお、図3において、各セラミック材料について示
した熱伝導率は、おおよその値である。
【0026】図3に示す種々のセラミック材料は、20
℃における熱伝導率がいずれも約0.005(cal/cm・s
ec・deg)以上である。これに対し、従来のリフレクタに
おいて用いられている硬質ガラスは、20℃における熱
伝導率が約0.0028(cal/cm・sec・deg)である。な
お、一般的なガラスでは、20℃における熱伝導率は約
0.0016〜約0.0029(cal/cm・sec・deg)程度
である。図3に示すようなセラミック材料を用いてリフ
レクタ124を形成すれば、従来用いられていたガラス
製のリフレクタと比べて熱伝導率が高いので、光源ラン
プ122(図2)から発せられる熱が、リフレクタ12
4を介して外部に放出されやすい。これにより、リフレ
クタ124内部(凹部)に溜まる熱を低減させることが
でき、この結果、光源ランプ122の周囲温度を低下さ
せることが可能となる。
【0027】なお、図3に示すアルミナ(Al2 3
は、アルミナ含有量が約90%以上で、かつ、かさ比重
が約3.6以上のものである。このようなアルミナ(A
23 )は、アルミナ含有量やかさ比重が比較的小さ
なものと比べて、緻密である。ここで、かさ比重とは、
試料の乾燥重量w1を、飽水試料の空中重量w2と飽水
試料の水中重量w3との差で割った値(=w1/(w2
−w3))である。このように、リフレクタ124を形
成するセラミックとして、比較的緻密なものを利用すれ
ば、リフレクタ124の内面124R,124R’に均
一な反射膜を形成し易いという利点がある。
【0028】図3に示したセラミック材料の他には、コ
ージライト(2MgO・2Al2 3 ・5SiO2 )や
ムライト(3Al2 3 ・2SiO2 )を使用できる可
能性がある。
【0029】図4は、種々のセラミック材料についての
熱伝導率の温度特性を示すグラフである。図4には、図
3に示すアルミナ(Al2 3 )と炭化珪素(SiC)
と窒化珪素(Si34 )とジルコニア(ZrO2 )と
の熱伝導率の温度特性が示されている。なお、これらの
温度特性は、各セラミック材料についての一例であり、
かさ比重などの違いにより変化する。また、図4には、
一般的なガラスの熱伝導率の温度特性が破線で示されて
いる。
【0030】各セラミック材料の熱伝導率は、上記のよ
うに20℃において約0.005(cal/cm・sec・deg)以
上であるとともに、約0℃〜約200℃の範囲で約0.
004(cal/cm・sec・deg)以上となっている。一方、一
般的なガラスの熱伝導率は、上記のように20℃におい
て約0.0016〜約0.0029(cal/cm・sec・deg)
程度であり、また、約0℃〜約200℃の範囲で約0.
001〜約0.005(cal/cm・sec・deg)である。図4
に示すように、約0℃〜約200℃の範囲で熱伝導率が
約0.004(cal/cm・sec・deg)以上となるセラミック
材料を用いてリフレクタ124を形成すれば、光源ラン
プ122から発せられた熱がリフレクタ124を介して
うまく放出されるので、光源ランプ122の周囲温度を
低下させることが可能となる。なお、図4に示すセラミ
ック材料の中では、炭化珪素(SiC)を用いてリフレ
クタを形成する場合に、最も効果が大きい。
【0031】以上、説明したように、本発明の光源装置
は、熱伝導率が約0.005(cal/cm・sec・deg)以上の
セラミックを用いて形成されたリフレクタを備えてい
る。したがって、光源ランプから発せられた熱をリフレ
クタを介して効率よく外部に放出させることができるの
で、光源ランプの周囲温度を低下させることが可能とな
る。
【0032】B.プロジェクタ:図5は、本発明を適用
したプロジェクタの一例を示す概略構成図である。プロ
ジェクタ1000は、照明光学系100と、色光分離光
学系200と、リレー光学系220と、3枚の液晶ライ
トバルブ300R,300G,300Bと、クロスダイ
クロイックプリズム320と、投写光学系340とを備
えている。
【0033】照明光学系100は、偏光発生光学系を備
えており、偏光方向の揃った1種類の直線偏光光を射出
する。照明光学系100から射出された光は、色光分離
光学系200において赤(R)、緑(G)、青(B)の
3色の色光に分離される。分離された各色光は、液晶ラ
イトバルブ300R,300G,300Bにおいて画像
情報に対応して変調される。ここで、液晶ライトバルブ
300R,300G,300Bは、本発明における電気
光学装置に相当する液晶パネルと、その光入射面側およ
び光射出面側に配置された偏光板とによって構成されて
いる。なお、各液晶ライトバルブには、液晶パネルに画
像情報を供給して駆動させるための図示しない駆動部が
接続されている。液晶ライトバルブ300R,300
G,300Bにおいて画像情報に応じて変調された変調
光線束は、クロスダイクロイックプリズム320で合成
され、投写光学系340によってスクリーンSC上に投
写される。これにより、スクリーンSC上に画像が表示
されることとなる。なお、図5に示すようなプロジェク
タの各部の構成および機能については、例えば、本願出
願人によって開示された特開平10−325954号公
報に詳述されているので、本明細書において詳細な説明
は省略する。
【0034】このプロジェクタ1000においては、照
明光学系100の光源装置として、図1の光源装置12
0が用いられている。この光源装置120は、前述した
ような熱伝導率を有するセラミックで形成されたリフレ
クタ124を備えている。したがって、この光源装置1
20をプロジェクタ1000に適用する場合にも、光源
ランプ(図示せず)の周囲温度を低下させることが可能
である。なお、光源装置120には、光源ランプを発光
させるための図示しない電源が接続されている。
【0035】また、光源装置120付近には冷却ファン
190が設けられている。これにより、リフレクタ12
4を強制的に冷却することができるので、光源ランプの
周囲温度をさらに低下させることが可能である。
【0036】なお、本発明は上記の実施例や実施形態に
限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の態様において実施することが可能であり、例
えば次のような変形も可能である。
【0037】(1)上記実施例の光源装置120におい
ては、リフレクタ124は、回転放物面形状の凹面12
4Rと平面124R’とで形成された内面(反射面)を
有しているが、リフレクタ124の形状はこれに限られ
ない。例えば、リフレクタ124の内面を回転放物面形
状の凹面のみで形成するようにしてもよい。また、回転
楕円面形状の凹面を用いて形成するようにしてもよい。
【0038】(2)上記実施例では、図1,図2に示す
ように、リフレクタ124は、その内面124Rだけで
なく、外面にも曲面が形成されているが、リフレクタの
外面は曲面でなくてもよい。例えば、略直方体のブロッ
クの内側に、回転放物面形状等の内面を有するリフレク
タを用いてもよい。こうすれば、リフレクタの成形を容
易に行うことができる可能性がある。
【0039】(3)上記実施例の光源装置120は、図
1,図2に示すように、前面ガラス126を備えている
が、この場合には、光源ランプ122の周囲温度が高く
なりやすいため、前面ガラス126は省略してもよい。
また、上記実施例のように前面ガラス126を用いる場
合には、リフレクタ124や前面ガラス126の一部に
通気孔を設けるようにしてもよい。このようにしても、
光源ランプ122の周囲温度をさらに低下させることが
可能である。
【0040】(4)上記実施例のプロジェクタ1000
においては、透過型のプロジェクタに本発明の光源装置
を適用した場合を例示しているが、本発明は反射型のプ
ロジェクタにも適用することが可能である。ここで、
「透過型」とは、透過型液晶パネル等のように光変調手
段としての電気光学装置が光を透過するタイプであるこ
とを意味しており、「反射型」とは、反射型液晶パネル
のように光変調手段としての電気光学装置が光を反射す
るタイプであることを意味している。反射型のプロジェ
クタにこの発明を適用した場合にも、透過型のプロジェ
クタと同様の効果を得ることができる。
【0041】(5)上記実施例において、プロジェクタ
1000は、電気光学装置として液晶パネルを用いてい
るが、これに限られない。電気光学装置としては、一般
に、入射光を画像情報に応じて変調するものであればよ
く、マイクロミラー型光変調装置などを利用してもよ
い。マイクロミラー型光変調装置としては、例えば、D
MD(デジタルマイクロミラーデバイス)(TI社の商
標)を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光源装置120の斜視図であ
る。
【図2】図1の光源装置120の内部構成を示す説明図
である。
【図3】リフレクタ124に利用可能なセラミック材料
の例を示す説明図である。
【図4】種々のセラミック材料についての熱伝導率の温
度特性を示すグラフである。
【図5】本発明を適用したプロジェクタの一例を示す概
略構成図である。
【符号の説明】
100…照明光学系 1000…プロジェクタ 120…光源装置 120ax…光源光軸 122…光源ランプ 122a…発光管 122c…発光部 122n1,122n2…リード線 124…リフレクタ 124R,124R’…反射面 124h…固定部 124n…ネック部 126…前面ガラス 190…冷却ファン 200…色光分離光学系 220…リレー光学系 300R,300G,300B…液晶ライトバルブ 320…クロスダイクロイックプリズム 340…投写光学系 SC…スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 360 G09F 9/00 360Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源装置であって、 光源ランプと、 前記光源ランプから射出された光を反射するリフレクタ
    と、を備え、 前記リフレクタは、20℃において、熱伝導率が約0.
    005(cal/cm・sec・deg)以上のセラミックを用いて形
    成されていることを特徴とする光源装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光源装置であって、 前記セラミックは、 約0℃〜約200℃の範囲で、熱伝導率が約0.004
    (cal/cm・sec・deg)以上である、光源装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の光源装置であって、 前記セラミックは、 Al2 3 と、2MgO・SiO2 と、MgO・SiO
    2 と、ZrO2 ・SiO2 と、TiO2 系化合物と、S
    iCと、Si34 と、ZrO2 と、サーメットとのう
    ちから選択されたいずれかの材料で構成されている、光
    源装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の光
    源装置であって、さらに、 前記リフレクタの開口面に透光性の前面板を備える、光
    源装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の光
    源装置であって、さらに、 前記リフレクタを強制的に冷却するための冷却装置を備
    える、光源装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の光
    源装置であって、さらに、 前記光源ランプを発光させるための電源を備える、光源
    装置。
  7. 【請求項7】 プロジェクタであって、 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の光源装置を
    含む照明光学系と、 前記照明光学系からの光を画像情報に応じて変調する電
    気光学装置と、 前記電気光学装置で得られる変調光線束を投写する投写
    光学系と、を備えることを特徴とするプロジェクタ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のプロジェクタであって、
    さらに、 前記電気光学装置に前記画像情報を供給して駆動するた
    めの駆動部を備える、プロジェクタ。
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