JP2001124735A - 塩化物イオン感応性電極膜 - Google Patents
塩化物イオン感応性電極膜Info
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Abstract
タンパク質沈積物が生じる傾向が極めて低く、通常の測
定作業で使用した場合には特性(曲線の)勾配を変化し
ない限りでの長い耐用期間を有する、製造方法が単純な
塩化物イオン感応性電極膜を提供する。 【解決手段】 少なくとも電極活性成分を含むポリマー
マトリックスを有し、その際ポリマーマトリックスは硬
化剤としてアミン化合物を含むエポキシ樹脂を含有して
いるする塩化物イオン感応性電極膜において、エポキシ
樹脂が少なくとも1種のエポキシ樹脂適合性可塑剤を有
すること、並びに電極膜での可塑剤を含めたエポキシ樹
脂の割合が60重量%を超えており、さらに電気活性成
分の割合が最大35重量%、好ましくは最大30重量%
である。
Description
電気活性成分を含むポリマーマトリックスを有し、その
際ポリマーマトリックスは硬化剤としてのアミン化合物
とともにエポキシ樹脂を含有する塩化物イオン感応性電
極膜に関する。
化物イオン濃度を測定するための塩化物イオン感応性電
極に使用される。
学において、特に診断学において重要な役割を果たして
いる。例えば生物学的液体中でルーチン検査によって分
析されるアニオンの中で、塩化物イオンは重要な位置を
占めている。塩化物イオンは、細胞外液中において、及
びそれに伴って血清中においても約0.1mol/lの
濃度で最も強度に存在するアニオンである。
種々の実施形態が知られている。例えば、ポリピロール
膜(Analyst、88年10月号/第113巻、第
1,525頁以降)、又は感応性成分としての金属ポル
フィリン(Helv. Chim. Acta、第69
巻、1986年、第849頁以降)が提案された。だが
実際には、これらの化合物は余り利用されておらず、通
例は塩化物イオン感応性電極として電気化学的センサー
が使用されており、その感知部は実質的にPVC(ポリ
塩化ビニル)をイオン交換体及び場合によってはその他
の添加剤と混合したものから構成されている。
渉物質に対してできる限り高い選択性を達成することに
ある。これに関して、例えば欧州特許第0,189,7
41B1号ないしはオーストリア特許第380,741
B号からイオン感応性、特に塩化物イオン感応性の膜電
極が知られており、その膜電極においては少なくとも1
つの電気活性成分が軟化剤を含まないポリマーマトリッ
クスに入れられている。膜中に電気活性成分が占める割
合は極めて高く、50〜90重量%、好ましくは60〜
80重量%の範囲内にある。ポリマーマトリックスは、
本質的にPVCから構成される。電気活性成分として
は、例えばメチルトリドデシルアンモニウムクロリドが
使用される。このような膜電極を用いると、極めて大量
のイオン交換体が使用されているということから極めて
高い塩化物イオン選択性が達成される。これはかなりの
親水性の膜を生じさせ、それによって(ホフマイスター
系列の有効性に基づき)血液中ないしは血清、血漿若し
くは尿中で有効な条件のために高い塩化物イオン選択性
が実現され、その結果臨床使用にとっての抜群の適性が
示されている。もっとも、このような膜電極は本質的な
短所を有している。イオン交換体の高い濃度及びそれに
伴って生じる膜中の高い電荷密度のために、例えばタン
パク質沈積物のような沈積物が急速に膜の表面上に形成
される。このことから、臨床検査作業において約70〜
100回の測定毎に膜電極を生物学的沈積物から洗浄し
なければならなくなる。このような処置は、特にサンプ
ル装填量が多い場合には多くの時間と費用を必要とす
る。
許第4,629,744号に記載されている電極膜が参
照される。この膜のポリマーマトリックスはエポキシ樹
脂とPVCとの8:1〜1:2の比率の混合物から構成
されている。この混合物はさらに1種以上の溶媒、選択
性成分としての30重量%までの第四級アンモニウム塩
類、並びにエポキシ樹脂のための硬化剤を含有してい
る。この混合物は平らな皿に入れられ、そこで溶媒が蒸
発させられ、引続き膜を形成させるために45℃の温度
で20日間以上硬化させられる。
ており、米国特許第4,629,744号にによる従来
技術を出発点としている欧州特許第0,289,753
A2号においては、膜特性を改良するために溶媒の使用
をやめて、PVC及び第四級アンモニウム塩の相対比率
を上昇させることを提案している。硬化剤としてトリエ
チレンテトラミンを含む30〜50重量%までのエポキ
シ樹脂、ポリ塩化ビニル及び30重量%までの第四級ア
ンモニウム塩を使用している新規の膜組成物によって、
米国特許第4,629,744号から知られている膜の
短所、特にその費用のかかる製造方法及び限定された寿
命といった問題が解消されていると言われている。
89,753号に記載のセンサー膜にもいえることであ
り、この膜では、4ヶ月間まで耐用期間が改善されてい
るが、もっともその期間内にセンサーの特性勾配は初期
値の70%まで低下する。さらにその上、記載された膜
組成においては、測定のために要望される低い膜抵抗を
得ようとするためには明らかに電極膜において一定割合
(実施例によると32重量%)のPVCが絶対に必要と
なる。
明の課題は、選択性が高いのに生物学的沈積物、特にタ
ンパク質沈積物が生じる傾向が極めて低く、通常の測定
作業で使用した場合には特性(曲線の)勾配を変化しな
い限りでの長い耐用期間を有する、製造方法が単純な塩
化物イオン感応性電極膜を提供することである。
題は、少なくとも電極活性成分を含むポリマーマトリッ
クスを有し、その際ポリマーマトリックスは硬化剤とし
てアミン化合物を含むエポキシ樹脂を含有しているする
塩化物イオン感応性電極膜において、エポキシ樹脂が少
なくとも1種のエポキシ樹脂適合性可塑剤を有するこ
と、並びに電極膜での可塑剤を含めたエポキシ樹脂の割
合が60重量%を超えており、さらに電気活性成分の割
合が最大35重量%、好ましくは最大30重量%である
ことによって解決される。
較して電気活性成分の割合が最大30〜35重量%へ大
きく低下していることは、まず第一に電荷密度の明白な
低下を引き起こし、これは汚染し易さ、特にタンパク質
沈積の傾向に決定的な影響を及ぼす。もっともこの措置
だけでは、従来型PVC−電極における選択性がプラス
の影響を受けない可能性がある(図1参照)。そこで、
電気活性成分の濃度を極めて低下させるとともに、PV
Cマトリックスの少なくとも大部分が、電気活性成分と
して作用する硬化剤としてアミン化合物を含むエポキシ
樹脂に取り替えられる。
2号とは違って、この場合には可塑剤を含むエポキシ樹
脂が使用され、本質的にPVCを含まない、ないしは極
めて低い割合のPVC(<5〜10重量%)を含有する
電極膜が使用される。可塑剤は抵抗値を低下させるため
に必要であると指摘されており、これは測定に使用され
た膜の耐用期間ないしは寿命にプラスの影響を及ぼす。
電極膜においてイオン交換体に似た機能を引き受ける。
驚くべきことに、このようなエポキシ樹脂は、他のイオ
ン感応性電極についての通例の経験には反して、塩化物
イオンに対して最も適しており、さらにその上極めて有
益に使用できることが証明されている。これに伴って驚
くべきことに、その選択性は従来型センサーに完全に匹
敵しており、さらに汚染、耐用期間ないしは特性(曲
線)の安定性に関して明白な改善を示す塩化物イオン感
応性膜電極を実現することができる。
塑剤として≦50%プロピレングリコールジグリシジル
エーテル又は≦50%クレシルグリシジルエーテルを含
有することが提案される。
スにとって必要な濃度を最大150%上回るアミン化合
物の過剰を提案することもできる。この場合、エポキシ
樹脂が硬化後にもある程度の機械的柔軟性を保持するこ
とに注目しなければならない。この柔軟性は、主として
電位差計センサーでの測定過程に関与する分子ないしは
イオンの運動性に役立つ。
に、電気活性成分の少なくとも一部をイオン交換体から
構成することができるが、その結果選択性成分として硬
化剤もイオン交換体も利用することができる。だが両方
の物質の濃度の合計は、いかなる場合においても実質的
に欧州特許第0,189,741B1号から知られてい
るPVC膜電極におけるイオン交換体濃度より低くして
おかなければならない。基本的には、可塑剤を含むエポ
キシ樹脂に硬化剤成分としてのアミン化合物を加えたも
のだけから塩化物イオン感応性電極を製造することが可
能である。追加してイオン交換体を使用することは、既
知のPVC−膜電極と同様な選択性又は部分的に改善さ
れた選択性が達成されなければならない場合に必要であ
る。
電極の選択性に影響を及ぼすことができる。もっとも硬
化剤の濃度は、膜の脆弱化若しくは外被ないしは担体マ
トリックスの剥離が発生するために自由に大きくするこ
とはできない。従って、純粋の硬化プロセスにとって必
要である濃度より150%高い硬化剤濃度を使用するこ
とが好ましいことが証明されている。
第四級アンモニウム化合物、好ましくはメチルトリドデ
シルアンモニウムクロリド又はメチルトリオクチルアン
モニウムクロリドが使用される。
含めて約80重量%のエポキシ樹脂、約10±2重量%
の硬化剤及び約10±3重量%のメチルトリドデシルア
ンモニウムクロリドから構成されることも提案されてい
る。
は可塑剤を含めて約70重量%のエポキシ樹脂、約10
±2重量%の硬化剤及び約20±3重量%のメチルトリ
ドデシルアンモニウムクロリド(例えばスイスのブック
スに所在のFa.FLUKA社製Aliquat(登録
商標)336に含有されている;発注番号91042)
から構成される。2つの変形実施形態については、例え
ばエポキシ樹脂CY208(可塑剤として≦50%の含
量のプロピレングリコールジグリシジルエーテルを含む
改質エポキシ樹脂)並びにCIBA GEIGY社製硬
化剤HY951を使用することができる。
下図面を用いた実施例の説明により明らかになるだろ
う。
酸塩、硝酸塩、チオシアン酸塩、臭化物、アジ化物及び
サリチル酸塩)及びそれらが測定結果に及ぼす影響(m
mol/lにおける信号シフト)がグラフで示されてい
る。括弧内には各干渉物質の添加量がmmol/lで記
載されている。測定は、一方では様々なイオン交換体濃
度:IT、80重量%、70重量%及び60重量%でも
って従来型PVC膜電極(例えば欧州特許第0,18
9,741B1号から知られているもの)を用いて、他
方では本発明よる電極膜(Dバージョンを称する)を用
いて実施された。従来型PVC電極膜ではイオン交換体
含量が60重量%に低下すると選択性が重大に悪化する
ことが実証されているが、他方Dバージョンではほとん
どの干渉物質において顕著な選択性を表すデータを示し
ている。
に対する希釈血清での負荷を受けている期間が時間で示
されており、縦座標には膜電極の特性勾配の低下が%で
示されている。一番下の曲線は高いイオン交換体濃度
(IT=80%)を有するセンサーで、特性勾配の急速
な低下を示しており、一番上の曲線は低いイオン交換体
濃度(IT=60%)を有するセンサーを示している。
これにより、イオン交換体濃度が低い場合には汚染し易
さがはるかに小さくなることが明らかである。
たっての特性勾配の変動が百分率で示されている。Dバ
ージョンの測定曲線は従来型PVC電極膜(イオン交換
体濃度:IT80%を有する)と比較して本発明による
電極膜の汚染傾向が明らかに小さいことを示している。
性電極膜の安定性が時間(週)毎の電極の特性勾配(m
V/Dec.)で示されている。15週間中に、すべて
の測定された電極膜において特性勾配のが非常に安定し
ていたことが実証されたが、このとき測定は40℃で及
び総計120時間にわたって血清と接触させながら実施
された。高い測定温度も血清との接触(血清は水を用い
て1:9に希釈させられた)も極端な測定条件である。
驚くべきことに、膜上への生物学的物質の沈積−即ち膜
の汚染傾向−は、希釈されていないサンプルにおけるよ
り例えば1:9に希釈された血清サンプルにおける方が
本質的に大きいことが証明されている。電極膜は15週
間の測定期間−通常の測定作業のシミュレーション下で
−中に洗浄液を用いて何度もタンパク質沈積物が洗浄さ
れたが、これは明らかに特性勾配の低下と同時に現われ
る膜組成における変化を全く生じさせなかった。
を選ぶ場合には、イオン交換体とポリマーマトリックス
との適合性に注意を払わなければならない。この場合、
短鎖脂肪族イオン交換体の方が長鎖脂肪族イオン交換体
より好ましいことが証明されている。例えば、所定のエ
ポキシ樹脂(例、CIBA GEIGY社製のCY20
8)にはAliquat(登録商標)(実質的にはメチ
ルトリオクチルアンモニウムクロリド)を50重量%以
上混入することができるが、もっともこの場合には膜が
汚染する傾向が上昇する;これに対してメチルトリドデ
シルアンモニウムクロリドを使用した場合は、このエポ
キシ樹脂には10%を幾らか超えるだけしか混入するこ
とができない。
ルにおいて良好な測定特性を達成でき、汚染傾向はごく
僅かに抑えられる。さらに、下記の表から明らかである
ように従来型PVC膜電極(例、AT−B 380 7
41)と比較して高い選択性も与えられる。
場合は、場合によっては適切な洗浄剤を用いた洗浄が必
要である。そのような洗浄ステップ後にはサリチル酸へ
の電極膜の感応性の顕著な上昇が発生することが証明さ
れており、これは障害となる可能性がある。この問題
は、本発明に従うと電極膜のサンプルに向けられる側を
被覆層で覆うことによって減少ないしは除去することが
できるが、このとき好ましくは改質ポリウレタン製被覆
層が使用される。
示すグラフ
質の沈積による特性曲線の勾配の変化を示すグラフ
従ったセンサーにおける時間に依存した特性曲線勾配の
変動を示すグラフ
に従った塩化物電極の安定性を示すグラフ
Claims (11)
- 【請求項1】 少なくとも電極活性成分を含むポリマー
マトリックスを有する塩化物イオン感応性電極膜であっ
て、その際ポリマーマトリックスは硬化剤としてアミン
化合物を含むエポキシ樹脂を含有しているものにおい
て、 エポキシ樹脂が少なくともエポキシ樹脂適合性可塑剤を
含むこと、及び電極膜において可塑剤を含めたエポキシ
樹脂の割合が60重量%を超えており、電気活性成分の
割合が最大35重量%、好ましくは最大30重量%であ
ることを特徴とする塩化物イオン感応性電極膜。 - 【請求項2】 硬化プロセスにとって必要な濃度を最大
150%上回るアミン化合物の過剰が施されていること
を特徴とする請求項1に記載の塩化物イオン感応性電極
膜。 - 【請求項3】 電気活性成分が少なくとも部分的にはイ
オン交換体から構成されることを特徴とする請求項1又
は2に記載の塩化物イオン感応性電極膜。 - 【請求項4】 イオン交換体として脂肪族第四級アンモ
ニウム化合物、好ましくはメチルトリドデシルアンモニ
ウムクロリド又はメチルトリオクチルアンモニウムクロ
リドが使用されることを特徴とする請求項3に記載の塩
化物イオン感応性電極膜。 - 【請求項5】 エポキシ樹脂が可塑剤として≦50%プ
ロピレングリコールジグリシジルエーテルを含むことを
特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の塩化物イオ
ン感応性電極膜。 - 【請求項6】 エポキシ樹脂が可塑剤として≦50%ク
レシルグリシジルエーテルを含むことを特徴とする請求
項1〜4に記載の塩化物イオン感応性電極膜。 - 【請求項7】 電極膜が本質的にPVCを含んでいな
い、又は5〜10重量%未満のほんの僅かな割合のPV
Cしか含んでいないことを特徴とする請求項1〜6のい
ずれかに記載の塩化物イオン感応性電極膜。 - 【請求項8】 膜が可塑剤を含めて約80重量%のエポ
キシ樹脂、約10±2重量%の硬化剤及び約10±3重
量%のメチルトリドデシルアンモニウムクロリドから構
成されることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記
載の塩化物イオン感応性電極膜。 - 【請求項9】 膜が可塑剤を含む約70重量%のエポキ
シ樹脂、約10±2重量%の硬化剤及び約20±3重量
%のメチルトリオクチルアンモニウムクロリドから構成
されることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載
の塩化物イオン感応性電極膜。 - 【請求項10】 電極膜のサンプルの方を向いている側
が被覆層で覆われていることを特徴とする請求項1〜9
のいずれかに記載の塩化物イオン感応性電極膜。 - 【請求項11】 被覆層がポリウレタンから構成される
ことを特徴とする請求項10に記載の塩化物イオン感応
性電極膜。
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