JPS60236068A - 改良塗布帯域を有する分析要素及びその使用方法 - Google Patents

改良塗布帯域を有する分析要素及びその使用方法

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JPS60236068A
JPS60236068A JP60078642A JP7864285A JPS60236068A JP S60236068 A JPS60236068 A JP S60236068A JP 60078642 A JP60078642 A JP 60078642A JP 7864285 A JP7864285 A JP 7864285A JP S60236068 A JPS60236068 A JP S60236068A
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polymer
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は臨床化学において、水、食物及び生物学的液体
の化学分析または輸送に有用な乾燥要素に関する。本発
明はまたこの乾燥要素を分析物質の足付に用いる方法に
関する。
〔従来の技術〕
水、ミルクのような食物ならびに血清及び尿のような生
物学的液体の化学分析が望ましいか必要であることが多
い。このような分析を容易にする種々の分析要素が知ら
れている。一般に、このような要素は、分析される物質
(本明細書中では分析物質と称する)に対する試薬(本
明細7)中では相互作用組成物と称する)を含む。相互
作用AI−JA物は、分析物質を含む液体サンプルと接
触した時に、分析物質の存在と反応して検出可能な変化
を生じる。たとえば、このような検出可能な変化は検出
可能な物質、たとえば、染料の形成または消失(たとえ
ば、減少)であることができる。このような変化は、変
化が起こっている時に〔すなわち、速度アッセイ(ra
te asaay ) 〕舊たはある時間後K(すなわ
ち、終点アッセイ)測定できる。
最近、定量性の高い結果を迅速に且つ都合よく提供する
、生物学的液体の診断化学分析に有用な乾燥分析要素の
開発を目ざして多くの仕事がなされている。たとえば、
米国特許第3.992.158+3〔1976年11月
16日 にゾルツィビロビノッ(Przybylowi
cz )らに対して発行〕は一体分析要素を記載してお
シ、これは臨床化学の技術における注目に値する進歩で
ある。これらの要素Vま−(3) 般に、液体サンダルを全帯域(zone)に均一に分布
させる、液体計量帯域としても知られる等方性多孔質塗
布帯域(1sotropically porouss
preading zone )を含む。この文献には
種々の有用な塗布帯域が記載されている。一実施態様に
おいて、塗布帯域は粒状材料が分散されている「プラッ
シュ(bluah) Jポリマーから成る。このような
要素は常用の塗布及び乾燥法を用い、次いで得られた乾
燥層を細長くまたけ細かく切断して製造する1゜ 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このような機械的取扱操作の間に、乾燥
プラッシュポリマ一層は磨耗に対して感受性であること
が観察されており、好ましくないフレーキングまたはダ
ストが特にスリノチング(slitting )及びチ
ョッピング操作の間に生ずる。ダストは環境危険である
ばかりでなく、この磨耗感受性によって許容され得ない
生成物が形成されることが多く、その場合には乾燥した
塗布層(4) は荒い緑を有するかスリンチングの間に砕ける。
プラノシーポリマー量を増加させるかまたは塗布操作の
間に用いられる非溶剤(後述)の資を減少させることに
よって塗布層の耐磨耗性を改良しようとする試みがこれ
までなされてきた。しかしながら、これらの試みでは成
功が限られ、好壕しぐないことであるが帯域の多孔度ま
たは空隙率が減少し、しかも液体塗布時間が長くなる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、公知要素において観察される磨耗の問題を、
等方性多孔質帯域を含んでなる水性液の分析または輸送
用乾燥要素によって克服する。この帯域はプラノシーポ
リマーと炭素数が少なくとも12の非重合性複素環式、
脂肪族または炭素環式第四アンモニウム化合物を含んで
なる。この化合物はプランシュポリマーの乾燥重量に基
づき少なくとも2重量%の量で等方性多孔質帯域に存在
する。
本発明はまた、本発明の乾燥分析要素を用いた水性液中
の分析物質の定量方法を提供する。この方法は次の二[
程(〜及びCB)を含んでなる:(A) 水性液のサン
プルを分析物質に対する相互作用組成物及びMiJ述の
要素と物理的に接触させて検出BT能な変化を中成せし
め、そして(B) この検出可能な変化を測定する。
〔実施例〕
本発明の要素は等方性多孔質帯域を含んでなる。
この帯域は、適用された液体サンプルをその帯域内で迅
速に塗布し、計量しまたは輸送するその能力のために当
業界ではしばしば塗布または計量帯域と称される。「等
方性多孔性」とは、帯域がその帯域内の全方向に向って
水性液に対して実質的に浸透性であることを意味する。
多孔度は帯域内で変化可能なことは理解されよう。本発
明の要素においては、全帯域容量の少なくとも25係の
空隙容量を有するのが有用であるが、いくつかの例にお
いては50〜95%の空隙容量が望ましい。
帯域内の空隙容量は、たとえば、構成材料の選択によっ
てまたは後に詳述する製造過程において溶剤捷たは乾燥
条件を変化させることによって調節できることがわかる
等方性多孔質帯域は要素中の任意の適洛な場所に存在す
ることができる。この帯域は自立性であることができる
、すなわち、この帯域は単独で才たけ他の帯域と組み合
わさって自立性であるのに充分な構造強度を有する。し
かしながら、好ましくは、この帯域は適当な支持体上に
支持され、分析すべき液体サンプルが要素の他のどのす
16分よりも先にこの多孔質帯域と接触するようにその
支持体上の最外層である。たとえば、1つの要素は塗布
以外の機能を果たす1種または複数の帯域または層を含
むことができるが、水性液のサンプルをそれらの他の帯
域捷たは層に接触させる最外塗布層として前記多孔質層
を有する。あるいは、要素は1種または複数の他の塗布
または計量帯域を有することができ、ここに記載したプ
ラノシーポリマー多孔質帯域はこれらの帯域の間または
支持体と他の全ての帯域との間に存在することができる
(7) このような実施態様において、別の塗布帯域は要素中の
最外帯域である。
本発明に必須の等方性多孔質帯域は「プラッシュ」ポリ
マーを含む。このポリマーは一般に、2種の液体の混合
物、すなわち、ポリマーに対して良好な溶剤である沸点
がよシ低い液体とポリマーに対して非溶剤または不良溶
剤である沸点がより高い液体との混合物にポリマーを溶
解させることによって支持体上に形成される。次いで、
このポリマー溶液を支持体上に塗布し、制御条件下で乾
燥させる。より低沸点の溶剤はより蒸発し易く、塗料は
不良溶剤である液体中に濃縮される。適当な条件下で蒸
発が進行するにつれて、ポリマーは等方性多孔質層を形
成する。プラッシュ、l? IJママ一孔質帯域の調製
にはポリカーゴネート1,151Jアミド、ポリウレタ
ン及びセルロースエステルを含む種々の多くのポリマー
を単独でまたは組み合わせて使用できる。本発明の実施
には酢酸セルロース及びポリウレタンが好ましいポリマ
ーであって、単独であっても混合物であってもよい。ブ
ラック(8) 一ポリマー(ポリマーの混合物を含む)は一般に本発明
の多孔質帯域に2〜4097m2、好ましくは5〜20
97m の量で存在する。ブラソンユ、I?リマーを製
造するための浴剤混合物は当業界で公知である。プラン
シュポリマーの製造についてよシ詳細なことは当業界に
おいて、たとえば、米国特許第3.992,158号(
前述)中に示されている。
本発明の要素のプラッシュポリマー多孔質帯域は1種ま
たは複数の微粒子材料を分散している。
アッセイにおいて一般には微粉の形態で使用される相互
作用組成物及び分析物質に望ましくは化学的に不活性で
ある種々の型の粒状物質が有用である。二酸化チタン、
硫酸バリウム、酸化亜鉛、酸化鉛のような顔料が有用で
あり、二酸化チタン及び硫酸バリウムが好ましい。他の
望ましい粒状材料としては、珪藻土のような珪酸塩、天
然または合成ポリマーに由来する微品質コロイド材料及
び樹脂またはガラスピーズを挙げることができる。
他の有用な粒状材料及びプラッシュポリマー多孔質帯域
中へのそれらの混合方法の詳細は、たとえば、米国特許
第3.992,158号(前述)中に示されている。多
孔質帯域中の粒状拐料の適用量は一般に20〜250 
i/n2、好壕しくは40〜120g/rrL2である
本発明の要素中において、粒状材料のプラノシーポリマ
ーに対する重量比(前者:後者)は2.1〜20:1、
好ましくば6:1〜15.1である。
本発明の要素によって示される改良された凝着強さとい
う利点は、1棟または複数の炭素数が少なくとも12の
非重合性複素環式、脂肪族または炭素環式第四アンモニ
ウム化合物を多孔質塗布帯域に混合することによって得
られるものである。このような化合物は塗布帯域中に、
塗布帯域中のプラノシーポリマーの乾燥重量に基づき少
なくとも2重句φ、好ましくは8〜3071i′量チ、
よシ好ましくは10〜25重量%の量で存在する。本明
細書中で使用する「非重合性」なる用語は、化合物が反
復する第四アンモニウム陽イオン部分から構成されるの
ではなく、一般に4000未満、好ましくは2000未
満の分子量を有することを童味する。
本明細書中で使用する「複素環式」第四アンモニウム化
合物とは、少なくとも11向の複素環部分を有する有機
陽イオン性アンモニウム化合物を指す。陽電荷は複素環
部分にあってもよいし、分子の別の部分にあってもよい
。複素環部分は芳香族であっても非芳香族であってもよ
く、窒素、酸素、硫黄及びセレン原子のようなヘテロ原
子を含むことができる。一般K、複素環部分は主鎖中に
5〜20個の原子を有する。
「脂肪族」第四アンモニウム化合物なる用語は、第四ア
ンモニウム原子に結合した4個の脂肪族、すなわち開鎖
部分を含む有機陽イオン性アンモニウム化合物を指す。
脂肪族部分は1〜30個の炭素原子を含み、錆止に酸素
原子を介在させることができるが、ただし、この化合物
は少なくとも12個の炭素原子を含む。少なくとも1個
の脂肪族部分が好ましくは少なくとも6個の炭素原子を
有し、よシ好ましくは12個の炭素原子を有する。
「炭素環式」第四アンモニウム化合物なる用語(11) は、第四アンモニウム原子に結合した少なくとも1個の
炭素flQ部分を含む有機陽イオン性アンモニウム化合
物を指す。このような炭素環式基は環状主鎖に炭素数が
一般に5〜20のシクロアルキル、炭素aが一般に5〜
20のシクロアルケニル、炭素数が一般に5〜20のシ
クロアルキニル及び炭素数が一般に6〜14のアリール
を含む。
本発明の好ましい実施態様において、複素環式、脂肪族
及び炭素環式第四アンモニウム化合物は下記式cra)
tたは(Ib)で表わすことができる:■ 4R4 (Ia) (Ib) 〔式中、=は単結合または二重結合を表わす〕。
Rlr R2+ R3及びR4は独立して、炭素数が好
ましくは1〜30の置換されたまたは未置換のアルキル
(たとえば、メチル、エチル、クロロエチル、イソゾロ
ビル、デシル、ドデシル:C,、R3,、C0NH−の
ようなアルキルカーボンアミド(12) 基で置換されたアルキル基;C3F17S02Nl(−
のようなフルオロカーボンスルホンアミド基で置換され
たアルキル基など):(アルキレンーオキシ→H〔式中
、アルキレンは2〜6個の炭素原子を含み且つ置換され
ているかまたは未置換であり、nは1〜50の整数であ
る〕(たとえば、エチレンオキシ、プロポキシなど);
芳香族主鎖の炭素数が好ましくは6〜14の置換された
または未置換のアリール(たとえば、フェニル、キシリ
ル、ナフチル、p−メトキシフェニルなど);炭素環の
炭素数が好ましくは5〜20の置換されたまたは未置換
のシクロアルキル(たとえば、シクロにンチル、シクロ
ヘキシルなど);主鎖の炭素数が好捷しくけ7〜30の
置換されたまたは未置換のアルカリール(たとえば、ベ
ンジル、3−ゾロビルフェニルなど);または、炭素数
が好ましくは1〜30のフルオロカービン基(たとえば
、ペルフルオロヘキシル、被ルフルオロドデシルナト)
であるが、ただし、R1,R2,R,及びR4は合わせ
て少なくとも12個の炭素原子を含む。
あるいは、R1及びR2が窒素原子と一緒になって、第
四復素環、たとえは、ピロリジニウム、ピペリジニウム
などを形成して、第四アンモニウム原子に結合した2個
の側基R3及びR4を有する複素環式アミンを形成でき
る。この複素環は一般に環主鎖中に合計5〜20個の炭
素原子及びペテロ原子(前に定義した通り)を含む。環
は当業者に公知の多数の基のいずれかで置換されること
ができる。このα素環式化合物において、R3及びR4
は炭素原子を少なくとも12個含むこと以外は前に定義
した通りである。
式(lb)によって示される別の実施態様において、R
1,R2及びR6は窒素原子と一緒になって第四複素環
、たとえば、ピリジニウム、キノリニウム、ビリミソニ
ウムなどを形成して、1個の側基R4を有する複素環式
アミンを形成することができる。R4は炭素原子を少な
くとも12個含むこと以外は前に定義した通りである。
この複素環式アミンは一般に環主鎖(たとえば、ピリジ
ニウム、キノリニウム、アクリソニウム、ベンゾチアゾ
リウム、ぜンゾオキサジノウムなど)中に5〜20個の
炭素原子及びペテロ原子(n1]に定義した通り)を含
む。好ましくは、R4は炭素数12〜30のアルキル(
前に定義した通シ)である。
X−は・・ロデン化物イオン、硝酸イオン、Ui [4
42イオン、硫酸イオンなどのような任意の適当な一価
の陰イオンである。
より好ましい一実施態様において、R5は炭素数1〜6
の置換されたかまたは未置換のアルキルであシ、R2は
炭素数1〜6の置換されたかまたハ未置換のアルキルま
たは(アルキレン−オキシ+rlH〔式中、アルキレン
は2〜4個の炭素原子を有し且つ置換されたか°または
未置換であシ、X−は)・ロダン化物または硝酸イオン
である〕である。
有用な第四アンモニウム化合物についての以下の表は本
発明の実施に有用な化合物を余す所f、r <記載して
いるのではないが、有用な化合物の代表的な例を示して
いる。有用な化合物としては以下のものが挙げられる; ”l−0’l− 心 0 (19) 本発明の要素は相互作用組成物を含むことができるが、
このような組成物の存在は本発明を実施するために要素
中に必要なわけではない(たとえば、液体サンプル中に
筐たけ別のサンプルとして協力11できた)。これらの
組成物は、分析物質との接触時に分析物質と、分析物質
の反応分解生成物とまたは〃いに相互作用して検出可能
な変化を生ずることのできる単一化合物または化合物ま
たは試薬の組み合わせであることができる。この相互作
用は化学反応性、酢素−基質複合体の形成において見ら
れる触媒活性、抗原抗体反応、及び要素内で、たとえば
、試薬または塗布帯域中で、放射線測定によって、すな
わち、光域たけ他の任意のエネルギー形態の適当な測定
によって検出可能な変化を生成または促進できる他の任
意の形態の化学的または物J11!的相互作用を指すも
のとこする。たとえば、変化はあらかじめ形成された検
出可能な物質の放出、検出可htな物質の形成またけ検
出可能な物質の消失もしくは減%iであることができる
。生成した変化は液体サンダル中の分析物質の量に相関
させる(20) ことができる。
要素内に分布せしめられる特定の相互作用組成物は選択
される分析に依存するであろう。所定の分析に有用な組
成物は臨床化学の分野の研究者の技術の範囲内にある。
本発明の要素は、たとえば、地下水、食物及び血液、血
漿、血清、脳を髄液、尿などの生物学的液体の分析に適
用させることができる。グルコース、ラクテート、トリ
グリセリド、総蛋白、アルブミン、尿酸、ビリルビン、
クレアチンキナーゼ、アミラーゼ、アルカリンホスファ
ター七゛′、ラクテートデヒドロダナーゼ、アラニンア
ミノトランスフェラーゼ(ALT )及びアスパルテー
トアミノトランスフェラーゼ(AST )の分析は本発
明の要素の可能な用途のほんの代表にすぎない。
本発明の一実施態様において、要素はアス・ぞルテート
アミノトランスフェラーゼ(AST)tたはアラニンア
ミノトランスフェラーゼ(ALT)を定量スるのに用い
る。AST定量用の相互作用組成物は、たとえば、L−
アス・ぐルテート、α−ケトグルタレート、NADHに
コチンアミドアデニンソヌクレオチド)、ラクテートデ
ヒドロゲナーゼ、マレ−1−7−’ヒト90+” ナー
ゼ及び燐酸ピリドキサールを当業者に公知の旬で含むこ
とができる。あるいは、AS’[”定量用の他の公知の
相互作用組成物を使用できる。
ALT定12kに有用な相互作用組成物は、たとえば、
L−アラニン、NADH、α−ケトグルタレート、ラク
テートデヒドロゲナーゼ及び燐酸ピリドキサールを当業
者に公知の童で含む。あるいは、所望ならば、ALT定
量用の他の公知の相互作用組成物を使用できる。
相互作用組成物は本発明の要素中の任意の適当な場所に
配置することができる。要素が単一の多孔質塗布帯域か
らなる場合には、組成物は全部がその帯域中に存在する
。しかしながら、要素が多数の帯域からなる場合には、
組成物は帯域のいず)1か(たとえば、試薬帯域)に存
在することができ、あるいは組成物の成分を要素中の2
種またはそれ以上の帯域の間に分配させることができる
乾燥要素の形式及び材料は当業界で公知であり、たとえ
ば、米国特許第3.992,159号(前述)、同第4
,042,335号[1977年8月16日にフレメン
) (C]Jment )に対して発行〕、同第4.1
44,306号[1979年3月13日にフィガラス(
Figueras )に対して発行〕、同第4.132
,528号(:1979年1月2日にアイケンゝリー(
Elkenberry )らに対して発行〕、同第4.
258゜001号[1981年3月24日に7や−ス(
Pierce)らに対して発行〕、同第4,292,2
72号(1981年9月29日にキタジマらに対して発
行)、西ドイツ国特許出願公開第3.150.102号
公報(1982年7月29日に公告)、特開昭57−1
01760号公報及び米国特許第4.450.232号
[1984年5月22日にスタンフォード(5tanf
ord )らに対して発行〕に記載されている。
本発明の分析方法は自動式でも手動式でもよい。
一般に、水性液中の分析物質は、要素を供給用巻取、ス
ライド・千ケッ)tたは他の供給源から引き(23) 取シ、次いで要素を水性液のサンノルと物理的に接触せ
しめることによって測定する。この接触は任意の適当な
方法で、たとえば、要素をサンプル中に浸漬することに
よって、または好ましくは、ビにットもしくは別の適当
な計量分配手段によって1滴(たとえば、約1〜100
μl)のサンプルを手動または機械で要素にスポットす
ることによって実施できる。
サンプルの適用後、要素は試験結果を迅速Kまたは容易
に得るのに望ましいインキュベーション、加熱などのよ
うな任意の状態調整に暴露する。相互作用組成物はサン
プル中に存在する分析物質と化学的に反応して、適当な
検出装置及び方法で終点においてまたは速度変化として
測定し得る検出可能な変化(IIII述の通り)を生成
する。このような装置としては、当業界で公知の常用の
反射、透過または螢光分光光度側が挙げられる。
以下の例は本発明の詳細な説明するものである。
乾燥分析要素の製造において、成分は以下の入手源から
得た: (24) ポリウレタン樹脂〔ニスタンTM(E8tane′rM
)5715〕:B、F、グツドリッチ(B、 F、 G
oodrich。
オハイオ州クリープランド); トリドアTM(TrltonTM) 405界面活性剤
 ローム&ハース(Rohm & Haag 、ペンシ
ルバニア州フィラデルフィア); プリジTM(BrljTM) 98界面活性剤: IC
Iアメリカ社(ICI Americas、 Inc、
 、プラウエア州つィルミントン); α−ケトグルタル酸ナトリウム:シグマ・ケミカルズ(
Sigma Chemicalg 、ミズーリ州セフ 
)−ルイス): L−アスノ母うイン酸ナトリウム: ICNニュートリ
ショナル・バイオケミカルズ(ICN Nutrlti
onalBlochemicalg 、オハイオ州クリ
ープランド);ラクテートデヒドロゲナーゼ、マレート
デヒドロゲナーゼ及びピリドキサール5−ホスフェート
:ベーリンガー〇マンハイム(BoehrlngerM
annheim 、インディアナ州インディアナポリス
);NADH: P−Lバイオケミカルズ(P−L B
iochemlcalg。
ライスコンシン州ミルウォーキー); ポリゾロボギシ第四アンモニウムクロリド(EMCOL
”CC36及びcC42トシテ):ライトコ・ケミカル
社(Wltco Chemical Corp、 −ニ
ューヨーク州ニーーヨーク); アミロペクチン澱粉、ナショナル・スターチ及ケミカル
社(National 5tarch & Chemi
calCorp、 、ニューヨーク州バンファロー);
トリマリアーL/ッド(Drimarlne Red 
Z2B )染料:サンド社(5andoz Corp、
 、 ニューツヤ−ソー州ハノーバー);及び その他の成分、イーストマン・オーガニック・ケミカル
ズ(Eastman Organic Chemica
ls、ニューヨーク州ロチェスター)、または公知の出
発原料及び手法を用いて製造。
例中で用いた凝着強さ試験は、プラノシーポリマー塗布
層の表面なけがくサファイア針が初めて層の「フレーキ
ング」を形成して、層が崩壊し始める距離なミリメート
ル単位で1ltll定する。
試験は以下のようにして実施した:乾燥したプラノシー
ポリマー塗布層を約20℃、相対湿度50%で1時間状
態調整した。次いで、層の12X 18crnのサンプ
ルを針の下に配h′シ、釦を塗布層表面まで下げる。サ
ンプルは下けた針の下で機械的に約158聞移動させる
。次いで、針のアームを持ち上げ、清浄にした。このけ
がき操作ケ各サンプルにつき5回、毎回サンゾル上の異
なった場所で繰り返した。次いで、「フレーキング」が
最初に生じたけかきの距離を各けがきについて測定し、
各サンプルにつき6個の測定値を平均した。「フレーキ
ング」とは塗布層の破壊部分及びフレーク甘たはその破
片の形成を指す。
ポリ(エチレンテレフタレート)支持体上にプランシー
ポリマー塗布層を含む要素を製造した。
塗布層は以下の第1衣に示した成分を含んでいた1、本
発明の範囲外の対照要素も製造した。いずれの場合にも
、本発明に従って製造した、本明細書中に記載した第四
アンモニウム化合物を含むプラン(27) シュポリマー塗布層を有する要素は対照要素に比べて凝
着強さの有意な改良を示した。
以下余白 (28) 不 ボ 例4 アスパルテートアミノトランスフェラーゼ(AST)定
量用要素 本例は、本発明に従って製造した、ASTの定量に有用
な要素と常用の要素とを比較する例である。
本発明の要素は下記の形成及び成分を有するものであっ
た。対照要素は、塗布/試薬層からN−ヘキサデシルピ
リジニクムプロミドを省いた以外は同様にして製造した
以下余白 〕) 酢酸セルロース 7pr2 トリドアTMX−405界面活性剤 1.797m2塗
布/試薬層 エスタ/”5715ポリウレタン 0.8
,97m’α−ケトグルタル醒ナトリウム o、351
,42アス・ぐラギン酸ナトリウム 597m2N−\
キサデシルピリジニウム 1g7m2プロミド 下塗9層 ポリ(ビニルピロリドン) 0.59/m’
ゼラチン(硬化) 8V1n2 トリトン”X−405界面活性剤 0.4み侮2試薬層
 5i)f−)fW)”or+−4’ 1080U/m
’マレートデヒドロダナーゼ 1080 U/m21(
八I)HO,39/m2 ピリドキサールー5−オ、スフエート 0.2117m
’これらの要素を前述の方法によって塗布/試薬層の凝
着強さについて計測した。以下の第1表に記載した結果
は、本発明の要素が対照要素に比べて塗布/試薬層の凝
着強さにかなりの改良を示したことを示している。
第■表 対照 32 例4 60 88チ 対照要素及び本発明の要素を用いて血清サンプル中のA
STを定量した。本発明の要素の塗布/試薬層中への第
四アンモニウム化合物の混合はASTの定量に不利な影
響を及はさなかった。
例5 アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)定ffl
用要素 本例は例4と同様な比較例である。塗布/試薬層にアス
パラギン酸ナトリウムの代わりにL−アラニン(8,G
 g/m’ )を用い且つ試薬層からマレートデヒドロ
ゲナーゼを除いた以外はAST要素について記載した形
式及び成分(イ流酸バリウム:939/’m2;酢師セ
ルロース: 89/m2; トリドアTMX−405:
 1.8 g/rn2; エスタ/”5715:0.9
9/m2:λ−ケトグルタル酸ナトリウム:0.5み侮
 、ピリドキサール−5−ホスフェート:0.1g△2
 ;及び他の全ての材料:同−祉)を有するALT定量
用要素をIA造した。対照要素は塗布/試薬層からN−
ヘキサデシルピリノニウムプロミドを省いて同様にして
製造した。第W表に記載した結果は、本発明の要系が対
照要素に比べて塗布/試薬層の凝集強さにかなりの改良
を示したことを示している。
第m表 効 照 57 例5 100 75チ 対照要素及び本発明の要素を用いて血清サンプ(33) ル中のALTを定量した。本発明の要素の塗布/試薬層
への第四アンモニウム化合物の混合は肚′rの定量に不
利な影響を及ぼさなかった。
本例は、血清サンプル中のアミラーゼの定量に有用な本
発明の要素を塗布/試薬層に第四アンモニウム化合物を
加えずに製造した対照要素と比較する例である。本発明
の要素は以下の形式及び成分を有していた。対照要素は
塗布/試薬層からEMCOLTM−CC36化合物を除
いた以外は同様にして製造した。
以下余白 (34) 二酸化チタン 509/m2 酢酸セルロース 79/箒2 ブリソTM−98界面活性剤 0.7 gAn’トリト
yTMX−405界面活性剤 1..4.?/m2塗布
/試薬層 ニスタンTM5715ポリウレタン 29/
m2KH2PO4緩衝剤 2g/rn2 NaH2PO4緩備削 1.5,9/77L2染色アミ
ロペクチン*3.297m2 EMCOL −CC362g/′m2 下塗り層 ポリ(ビニルピロリドン)05g/IrL2
ゼラチン(硬化) 2み42 N aH2Po 4(PI−’ 6.8 )緩衝剤 O
ηし伽2トリドアTMX−405界面活性剤 0.29
/rn2*これはアミロペクチンとトリマリン・レッド
(Drlmarlne Red)Z2Bから製造された
染料澱粉複合体である。
これらの要素を、前述の方法に従ってプラッシュポリマ
ー塗布/試薬層の凝着強さについて評価した。下記第■
衣に記載した試験の結果tよ、本発明の要素が対照要素
に比べてかなシ改良された(゛4着強さを有していたこ
とを示している。
第■表 対照 9 例6 27 300% 〔発明の効果〕 本発明の要素は、改良された凝着強さ、従って改良され
た耐磨耗性を有するブラノンユポリマーを含む等方性多
孔質帯域を含んでなる。これらの要素は、スリノチング
またはチョッピング操作の間にフレークを形成したり細
かく砕けたシする傾向が少ないので製造がはるかに容易
である。改良された耐磨耗性により、製造の間に生ずる
危険なダスト及び不良品が減少する。これらの改良は、
要素の多孔質帯域内に1種°または複数の特定の種類の
非重合性第四アンモニウム化合物を少なくとも2重量%
混合することによって達成される。これらの化合物は事
実上陽イオン性且つ疎水性であるために改良された性質
を生ずる。疎水性は化合物が少なくとも12個の炭素原
子を有するために存在する。
l痔許出厨1人 イーストマン コグツク カンパニー 特許出願代理人 弁理士 −〃 木 朗 弁理士 西 布 和 之 弁理士 石 1) 敬 弁理士 山 口 昭 之 弁理士 四 山 雅 也 (37) 手続補正書 昭和60年6月 4日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和60年 特許願 第78642 号2、発明の名称 改良塗布帯域を有する分析要素及びその使用方法3、補
正をする者 事件との関係 特許出願人 名称イーストマン コグツク カンノ々ニー4、代理人 (外 4 名) (38) 5、補正の対象 明バ出省の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 1)明細書第17貞第4行「ヘキザデンルトIJメチル
アンモニウムクロリド」を「ヘギサデンルトリメチルア
ンモニウムブロミド」に補正する。
2)同第19頁第4行 ’ CI lIF578o zNJ(CJ(zcHzN
 (CI(3) s I −J VC補正する。
3)同第27頁第16行、第28頁第14行、第29頁
第2行、第30貞第2行及び下7行、第33頁第2行、
第4行及び第7行並びに第37頁第2行、第4〜5行、
第7行及び下9行「凝xi」を「凝集」に補正する。
世上 (2)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 プラッシュポリマーとプラノシーポリマーの乾燥
    重量に基づき少なくとも2重量係の量の炭素数が少なく
    とも12の非重合性複素環式、脂肪族または炭素環式第
    四アンモニウム化合物を含む等方性多孔質帯域を含んで
    なる水性液の分析または輸送用乾燥要素。 2、前記第四アンモニウム化合物が下記式(Ia)また
    は(Ib) : 4R4 (Ia) (Ib) 〔式中、 =は単結合または二重結合を表わし、 R1,R2,R5及びR4は独立して、(1)炭素数1
    〜30のアルキル、 (2) (−アルキレン−オキシ
    →。−II(式中、アルキレンは炭素原子2〜6個を含
    み、nは1〜50の整数である)、(3)炭素数6〜1
    4のアリール、(4)炭素数5〜2oのシクロアルキル
    、(5)炭素数7〜30のアルカリール、または(6)
    炭素fi1〜30のフルオロカーボン基であシ、ただし
    、R,、R2,R5及びR41ll:合わせて少なくと
    も12個の炭素原子を含むか、またはR1とR2とが窒
    素原子と一緒になって第四複素環を形成し且つR3及び
    R4が前に定義した通りであって合わせて少なくとも1
    2個の炭素原子を含むか、または R5とR2とR5とが窒素原子と一緒になって第四複素
    環を形成し且つR4が前に定義した通りであって少なく
    とも12個の炭素原子を含み、そして X−は−価の陰イオンである〕 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の乾燥要素。 3、(入水性液のサンプルを、該水性液中の分析物質に
    対する相互作用組成物ならびにプラノシーポリマーとプ
    ラッシュポリマーの乾燥重量に基づき少なくとも2重−
    J&%の量の炭素数が少なくとも12の非重合性複素環
    式、脂肪族または炭素環式第四アンモニウム化合物を含
    む等方性多孔質帯域を含む乾燥分析要素と物理的に接触
    せしめて検出可能な変化を生成し、そして CB)この検出可能な変化を測定する 工程を含んでなる水性液中の分析物質の定量方法。
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