JP2001124216A - 磁性流体シール装置 - Google Patents

磁性流体シール装置

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JP2001124216A
JP2001124216A JP30255299A JP30255299A JP2001124216A JP 2001124216 A JP2001124216 A JP 2001124216A JP 30255299 A JP30255299 A JP 30255299A JP 30255299 A JP30255299 A JP 30255299A JP 2001124216 A JP2001124216 A JP 2001124216A
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gap
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Yoshimi Imamoto
善美 今本
Hiroshi Anzai
博 安斉
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定したシール性を維持して装置の小型化を
図る高性能な磁性流体シール装置を提供する。 【解決手段】 シャフト3周面の環状凸部段3aとポー
ルピース2内周面の環状凸部2aとは、それぞれ互い違
いに交互に軸方向に突出して設けられており、磁性流体
6は環状凸部2a,3a間の隙間5を橋渡しするように
保持されるので、シャフト3の振れに起因する隙間5の
変化量がシャフト3の振れ幅よりも小さく抑えられ、磁
性流体シール1個当たりの耐圧が向上し、安定したシー
ル性を維持することができ、その結果、所望の耐圧を得
るために必要な磁性流体シールの個数を減少させて、装
置の小型化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性流体シール装
置に関するものであり、特に、軸振動の大きな回転機械
に使用されるものや、各部材の加工精度や位置決め精度
が不十分であったり、使用環境下の温度変化に起因する
各部材の熱膨張・収縮が大きい場合に使用されるものに
適用される。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の磁性流体シール装置とし
ては、例えば図3、図4に示すものがある。
【0003】図3は、磁性流体シール装置の断面図であ
り、磁性流体シール装置は、圧力差のある高圧側H及び
低圧側Lの2領域間にまたがり、ハウジング4とシャフ
ト3間の環状隙間に備えられている。
【0004】ハウジング4は、回転機械等に設けられた
もので、非磁性体である。また、ハウジング4の内側に
は、軸方向に磁化されている環状のマグネット1が備え
られている。
【0005】マグネット1の軸方向両端部には、1対の
環状ポールピース2が設けられており、マグネット1及
びポールピース2によって、ハウジング4に設けられた
シール体が構成される。
【0006】一方、シャフト3は、ハウジング4内に不
図示の軸受けを介して回転自在に支持されたもので、磁
性体である。また、シャフト3の周面には、複数の環状
凸部3aが形成されている。
【0007】ここで、ポールピース2とシャフト3は、
ポールピース2の内周面が環状凸部3aと所定の隙間5
を介して対向するように配置される。
【0008】このとき、マグネット1及びポールピース
2とシャフト3は、磁気回路を形成して隙間5に集中し
た磁束を与え、隙間5に磁性流体6をOリング状に保持
することによって、シール機能を発揮せしめている。
【0009】なお、個々の環状凸部3aに保持された磁
性流体6は、累加によって耐圧を増すように作用する。
【0010】また、従来から図4に示される磁性流体シ
ール装置も提案されている。図4において、ハウジング
4の内側には、マグネット1と1対の環状ポールピース
2とで構成されるシール体が配置されている。
【0011】一方、シャフト3には、両端面に径方向に
同心的に配列された環状凸部7aを有する磁性ディスク
7が、ポールピース2に挟まれた状態で、シャフト3と
一体或いは別体に形成されている。
【0012】そして、マグネット1及びポールピース2
と磁性ディスク7とで形成される磁気回路によって、ポ
ールピース2と磁性ディスク7の環状凸部7aとの隙間
5に、磁性流体6を保持し、シール機能を発揮せしめて
いる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
図3、図4に示されるような従来技術の磁性流体シール
装置の場合には、下記のような問題が生じていた。
【0014】図3の構成によれば、1つの隙間5に磁性
流体6が保持された磁性流体シール1個当たりの耐圧向
上を図る上で、シャフト3周面の環状凸部3aとポール
ピース2内周面との隙間5を狭く設定するのが望まし
い。
【0015】しかし、図3の磁性流体シール装置をシャ
フト3の振動が大きな回転機械に適用する場合には、シ
ャフト3周面の環状凸部3aとポールピース2内周面と
が接触しないように、隙間5をシャフト3の振れ幅より
も広く設定せざるを得ないため、磁性流体シール1個当
たりの耐圧が大幅に低下してしまう。
【0016】その結果、所望の耐圧を得るために必要な
磁性流体シールの個数が増加し、装置の軸方向寸法が長
くなるといった装置大型化の問題があった。
【0017】一方、図4の構成によれば、磁性流体シー
ル1個当たりの耐圧向上を図る上で、磁性ディスク7の
環状凸部7aとポールピース2との隙間5を狭く設定す
るのが好ましい。
【0018】しかし、図4の装置において各部材の加工
精度や位置決め精度が不十分であったり、使用環境下の
温度熱変化に起因する各部材の熱膨張・収縮が大きい場
合には、磁性ディスク7の環状凸部7aとポールピース
2とが接触しないように隙間5を広く設定せざるを得な
いため、磁性流体シール1個当たりの耐圧が大幅に低下
してしまう。
【0019】その結果、所望の耐圧を得るために必要な
磁性流体シールの個数が増加し、装置が径方向に長くな
るといった装置大型化の問題があった。
【0020】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、安定
したシール性を維持して装置の小型化を図る高性能な磁
性流体シール装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、互いに相対回転自在に組付けられ
る2部材間の環状隙間をシールするもので、2部材の
内、どちらか一方の部材の前記環状隙間側に設けられた
第1磁極部と、他方の部材の前記環状隙間側に設けられ
た第2磁極部と、前記環状隙間を通過する磁界を形成す
る磁力発生手段と、該磁力発生手段の磁界によって、前
記環状隙間を介して対向する前記第1磁極部と前記第2
磁極部との間に保持され、前記環状隙間を密封する磁性
流体と、を備えた磁性流体シール装置において、前記第
1磁極部及び前記第2磁極部に、他方の磁極部に対して
突出する複数の環状凸部を、それぞれ互い違いに交互に
突出させて設けたことを特徴とする。
【0022】したがって、磁性流体を、一方の磁極部の
環状凸部とその隣の他方の磁極部の環状凸部との間の隙
間に保持することができ、両磁極部の相対位置が遠近方
向に変化しても、磁性流体を保持した隙間の変化量を小
さく抑えることができる。このため、従来の装置に比べ
て磁性流体シール1個当たりの耐圧が向上し、安定した
シール性を維持することができる。その結果、所望の耐
圧を得るために必要な磁性流体シールの個数を従来より
も減少させて、装置の小型化が図れる。
【0023】前記第1磁極部及び前記第2磁極部のいず
れか一方の磁極部の環状凸部と、該一方の環状凸部の隣
に配置された他方の磁極部の環状凸部と、の隙間が、前
記一方の磁極部の環状凸部と、前記一方の磁極部の環状
凸部に対向して前記他方の磁極部の環状凸部間に形成さ
れる凹部と、の隙間よりも狭く設けられたことが好まし
い。
【0024】これにより、磁性流体を、一方の磁極部の
環状凸部とその隣の他方の磁極部の環状凸部との間の隙
間に確実に保持することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0026】(第1の実施の形態)図1を参照して、第
1の実施の形態について説明する。
【0027】図1は、磁性流体シール装置の断面構成図
であり、磁性流体シール装置は、圧力差のある高圧側H
及び低圧側Lの2領域間にまたがり、2部材としてのハ
ウジング4とシャフト3間の環状隙間に備えられてい
る。
【0028】ハウジング4は、回転機械等に設けられた
もので、非磁性体である。また、ハウジング4の内側に
は、軸方向に磁化されている環状の磁力発生手段として
のマグネット1が備えられている。
【0029】マグネット1の軸方向両端部には、第1磁
極部としての1対の環状ポールピース2が設けられてお
り、マグネット1及びポールピース2によって、ハウジ
ング4に設けられたシール体が構成される。
【0030】一方、シャフト3は、ハウジング5内に不
図示の軸受けを介して回転自在に支持されたもので、磁
性体であり、第2磁極部ともなっている。また、シャフ
ト3の周面には、複数の環状凸部3aが形成されてい
る。
【0031】また、シャフト3周面に対向したシール体
のポールピース2内周面には、複数の環状凸部2aが形
成されている。シャフト3周面の環状凸部3aとポール
ピース2内周面の環状凸部2aとは、それぞれ軸方向に
互い違いに交互に突出している。
【0032】即ち、シャフト3周面の環状凸部3aには
ポールピース2内周面の環状凸部2a間の凹部が対向
し、ポールピース2内周面の環状凸部2aにはシャフト
3周面の環状凸部3a間の凹部が対向する配置となって
いる。
【0033】そして、隣り合う、シャフト3周面の環状
凸部3aとポールピース2内周面の環状凸部2aとの距
離は、それぞれの環状凸部2a,3aとそれぞれに対向
する凹部との距離よりも狭くなっている。
【0034】また、マグネット1及びポールピース2と
シャフト3は、磁気回路を形成する。本実施の形態の磁
性流体シール装置では、ポールピース2及びシャフト3
に環状凸部2a,3aが形成されており、磁気回路の磁
束はこれらの環状凸部2a,3aに集中し、環状凸部2
a,3aにおける磁性流体の吸着力が増大する。
【0035】したがって、磁性流体6を充填すると、磁
性流体6は環状凸部2a,3a間の隙間5を橋渡しする
ように保持され、シール機能を発揮する。
【0036】上記の構成によれば、磁性流体6を保持す
る隙間5が環状凸部2a,3a間であるため、それぞれ
の環状凸部2a,3aとそれぞれに対向する凹部との距
離であるポールピース2とシャフト3との径方向距離
は、隙間5の距離によらず任意に設定することができ
る。
【0037】このため、シャフト3の振動が大きい場合
には、それぞれの環状凸部2a,3aとそれぞれに対向
する凹部との距離をシャフト3の振れ幅よりも広く設定
すれば、磁性流体6が保持される隙間5の距離を変更す
ることなく、ポールピース2とシャフト3との接触を回
避することができる。
【0038】よって、本実施の形態の磁性流体シール装
置においては、磁性流体6が保持される隙間5をシャフ
ト3の振れ幅よりも狭く設定することができ、さらに、
シャフト3の振れに起因する隙間5の変化量をシャフト
3の振れ幅よりも小さく抑えられることから、従来の装
置に比べて隙間5に磁性流体6を保持した磁性流体シー
ル1個当たりの耐圧が向上し、安定したシール性を維持
することができる。
【0039】その結果、所望の耐圧を得るために必要な
磁性流体シールの個数を従来よりも減少させて、装置の
軸方向寸法を短くすることができ、装置の小型化が図れ
る。
【0040】また、上記したように、磁性流体6が保持
される隙間5を、それぞれの環状凸部2a,3aとそれ
ぞれに対向する凹部との距離よりも狭く設定したので、
磁性流体6は隙間5に確実に保持され、磁性流体6の移
動もないことから安定したシール性を維持することがで
きる。
【0041】なお、本発明はこの実施の形態に限定して
解釈されるべきではなく、その趣旨を損ねない範囲で適
宜変更・改良が可能であり、例えば環状凸部2a,3a
の個数等を任意に変更してよい。
【0042】(第2の実施の形態)図2には、第2の実
施の形態が示されている。上記第1の実施の形態では、
磁性流体シール装置をシャフト3の振動が大きな回転機
械に適用する場合について説明したが、本第2の実施の
形態では、各部材の加工精度や位置決め精度が不十分で
あったり、使用環境下の温度熱変化に起因する各部材の
熱膨張・収縮が大きい場合に適用したものについて説明
する。
【0043】ここで、第2の実施の形態は、第1の実施
の形態と同様にシャフト3の振動が大きな回転機械に適
用する場合であってもよく、これらの実施の形態を適用
するための要因はどのようなものであってもよい。
【0044】図2に第2の実施の形態を示す。図2は、
磁性流体シールの断面図であり、磁性流体シール装置
は、圧力差のある高圧側H及び低圧側Lの2領域間にま
たがり、ハウジング4とシャフト3間の環状隙間に備え
られている。
【0045】ハウジング4は、回転機械等に設けられた
もので、非磁性体である。また、ハウジング4の内側に
は、磁力発生手段としてのマグネット1と第1磁極部と
しての1対の環状ポールピース2とで構成されるシール
体が配置されている。
【0046】一方、回転自在に支持されたシャフト3に
は、両端面に径方向に同心的に配列された環状凸部7a
を有する第2磁極部としての磁性ディスク7が、ポール
ピース2に挟まれた状態で、シャフト3と一体或いは別
体に形成されている。
【0047】また、磁性ディスク7を挟んだポールピー
ス2の磁性ディスク7対向面には、径方向に同心的に配
列された環状凸部2aが形成されている。磁性ディスク
7の環状凸部7aとポールピース2の環状凸部2aと
は、それぞれ径方向に互い違いに交互に突出している。
【0048】即ち、磁性ディスク7の環状凸部7aには
ポールピース2の環状凸部2a間の凹部が対向し、ポー
ルピース2の環状凸部2aには磁性ディスク7の環状凸
部7a間の凹部が対向する配置となっている。
【0049】そして、隣り合う、磁性ディスク7の環状
凸部7aとポールピース2の環状凸部2aとの距離は、
それぞれの環状凸部2a,7aとそれぞれに対向する凹
部との距離よりも狭くなっている。
【0050】また、マグネット1及びポールピース2と
磁性ディスク7は、磁気回路を形成する。本実施の形態
の磁性流体シール装置では、ポールピース2及び磁性デ
ィスク7に環状凸部2a,7aが形成されており、磁気
回路の磁束はこれらの環状凸部2a,7aに集中し、環
状凸部2a,7aにおける磁性流体の吸着力が増大す
る。
【0051】したがって、磁性流体6を充填すると、磁
性流体6は環状凸部2a,7a間の隙間5を橋渡しする
ように保持され、シール機能を発揮する。
【0052】上記の構成によれば、磁性流体6を保持す
る隙間5が環状凸部2a,7a間であるため、それぞれ
の環状凸部2a,7aとそれぞれに対向する凹部との距
離であるポールピース2と磁性ディスク7との軸方向距
離は、隙間5の距離によらず任意に設定することができ
る。
【0053】このため、各部材の加工精度や位置決め精
度が不十分であったり、使用環境下の温度変化に起因す
る各部材の熱膨張・収縮が大きい場合においても、それ
に応じてそれぞれの環状凸部2a,7aとそれぞれに対
向する凹部との距離を設定すれば、磁性流体6が保持さ
れる隙間5の距離を変更することなく、ポールピース2
と磁性ディスク7との接触を回避することができる。
【0054】よって、本実施の形態の磁性流体シール装
置においては、ポールピース2を基準とした磁性ディス
ク7の相対位置がある程度軸方向に変化しても、磁性流
体6が保持される隙間5の変化量を、ポールピース2を
基準とした磁性ディスク7の相対位置の軸方向変化量よ
りも小さく抑えることから、従来の装置に比べて磁性流
体シール1個当たりの耐圧が向上し、安定したシール性
を維持することができる。
【0055】その結果、所望の耐圧を得るために必要な
磁性流体シールの個数を従来よりも減少させて、装置の
径方向寸法を短くすることができ、装置の小型化が図れ
る。
【0056】また、上記したように、磁性流体6が保持
される隙間5を、それぞれの環状凸部2a,7aとそれ
ぞれに対向する凹部との距離よりも狭く設定したので、
磁性流体6は隙間5に確実に保持され、磁性流体6の移
動もないことから安定したシール性を維持することがで
きる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、第1磁
極部及び第2磁極部に、他方の磁極部に対して突出する
複数の環状凸部を、それぞれ互い違いに交互に突出させ
て設けたことで、磁性流体を、一方の磁極部の環状凸部
とその隣の他方の磁極部の環状凸部との間の隙間に保持
することができ、両磁極部の相対位置が遠近方向に変化
しても、磁性流体を保持した隙間の変化量を小さく抑え
ることができる。このため、従来の装置に比べて磁性流
体シール1個当たりの耐圧が向上し、安定したシール性
を維持することができる。その結果、所望の耐圧を得る
ために必要な磁性流体シールの個数を従来よりも減少さ
せて、装置の小型化が図れる。
【0058】第1磁極部及び第2磁極部のいずれか一方
の磁極部の環状凸部と、一方の環状凸部の隣に配置され
た他方の磁極部の環状凸部と、の隙間が、一方の磁極部
の環状凸部と、一方の磁極部の環状凸部に対向して他方
の磁極部の環状凸部間に形成される凹部と、の隙間より
も狭く設けられたことで、磁性流体を、一方の磁極部の
環状凸部とその隣の他方の磁極部の環状凸部との間の隙
間に確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る磁性流体シール装置を
示す半断面図である。
【図2】第2の実施の形態に係る磁性流体シール装置を
示す半断面図である。
【図3】従来技術の磁性流体シール装置を示す半断面図
である。
【図4】従来技術の磁性流体シール装置を示す半断面図
である。
【符号の説明】
1 マグネット 2 ポールピース 2a 環状凸部 3 シャフト 3a 環状凸部 4 ハウジング 5 隙間 6 磁性流体 7 磁性ディスク 7a 環状凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに相対回転自在に組付けられる2部材
    間の環状隙間をシールするもので、 2部材の内、どちらか一方の部材の前記環状隙間側に設
    けられた第1磁極部と、 他方の部材の前記環状隙間側に設けられた第2磁極部
    と、 前記環状隙間を通過する磁界を形成する磁力発生手段
    と、 該磁力発生手段の磁界によって、前記環状隙間を介して
    対向する前記第1磁極部と前記第2磁極部との間に保持
    され、前記環状隙間を密封する磁性流体と、を備えた磁
    性流体シール装置において、 前記第1磁極部及び前記第2磁極部に、他方の磁極部に
    対して突出する複数の環状凸部を、それぞれ互い違いに
    交互に突出させて設けたことを特徴とする磁性流体シー
    ル装置。
  2. 【請求項2】前記第1磁極部及び前記第2磁極部のいず
    れか一方の磁極部の環状凸部と、該一方の環状凸部の隣
    に配置された他方の磁極部の環状凸部と、の隙間が、前
    記一方の磁極部の環状凸部と、前記一方の磁極部の環状
    凸部に対向して前記他方の磁極部の環状凸部間に形成さ
    れる凹部と、の隙間よりも狭く設けられたことを特徴と
    する請求項1に記載の磁性流体シール装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100360839C (zh) * 2006-08-01 2008-01-09 中国兵器工业第五二研究所 一种磁性液体密封装置
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