JPS60155066A - 磁性流体を用いたシ−ル構造 - Google Patents

磁性流体を用いたシ−ル構造

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JPS60155066A
JPS60155066A JP59010713A JP1071384A JPS60155066A JP S60155066 A JPS60155066 A JP S60155066A JP 59010713 A JP59010713 A JP 59010713A JP 1071384 A JP1071384 A JP 1071384A JP S60155066 A JPS60155066 A JP S60155066A
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JP
Japan
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annular
magnetic fluid
pole piece
seal structure
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP59010713A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiji Anahara
穴原 明司
Shigeru Muramatsu
茂 村松
Akira Kobayashi
陽 小林
Isamu Takagi
勇 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK, Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
Priority to JP59010713A priority Critical patent/JPS60155066A/ja
Publication of JPS60155066A publication Critical patent/JPS60155066A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/40Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid
    • F16J15/43Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid kept in sealing position by magnetic force

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は磁性流体を用いたシール構造に関するもので
ある。
従来技術 大気中より真空(低圧)雰囲気内あるいは高圧雰囲気内
へ回転力を伝えたり、逆に高圧雰囲気内の回転力を外部
へ伝達するためには回転軸と両雰囲気を区画する部材と
の間をシールする必要がある。固定部と回転軸とをシー
ルする手段として一般にOリングやうごリンスパツキン
が考えられるが、Oリングは回転軸を締付けて密閉する
ため回転軸にブレーキをかりることになりエネルギーロ
スが大きくしかもOリングの摩耗が激しいという不都合
がある。又、ラビリンスパツキンは完全密閉が不可能で
あるという不都合がある。
これに対して近年、磁性流体く強磁性の金属微粒子が界
面活性材を用いてベース溶液中に分散され重力による沈
降も磁気的凝集も起こさない安定したコロイド溶液)を
用いた磁性流体シールが実用化されている。磁性流体シ
ールは第1図に示すように磁性体製回転軸1の外周に環
状の永久磁石2とその両側に吸着された環状のポールピ
ース3とを配置し、ポールピース3と回転軸1との隙間
に磁性流体4を充填したものである。このような構造に
おいては永久磁石2のN極からポールピース3及び回転
軸1を経てS極までの磁束が通り、磁気回路が構成され
る。磁性流体4は磁束密度の高い所に吸着され集中しよ
うとするため、ポールピース3と回転軸1との隙間に集
中して吸着され、回転軸1の静止中はもちろん回転時に
おいてもその状態に保持され密閉状態を保持する。この
ように磁性流体シールは漏れのない高信頼性、摩耗のな
い長寿命、低速回転から高速回転まで対応できるなどの
利点から、現在、コンピュータのディスクの防塵シール
、強力X線発生装置、半導体製造装置、蒸着装置などに
応用されている。さらに、第2図に示すように研摩液5
が下から上へ回転軸1の中を通って研摩皿(図示しない
)に供給されるレンズ研摩装置にお(プる研摩液のシー
ル装置や、本願出願人が先に提案した二重撚糸機構を備
えたm維機械における高圧気体供給室(特願昭58=1
34672)への応用等が提案されている。
従来の磁性流体を用いたシール構造においては、ポール
ピース3に複数個の環状突部6を形成し永久磁石2の磁
力によって集中、吸着される磁性流体4の環を多段にし
て各々の環で分圧保持することにより耐差圧を高めるに
うにしている。ところが、この種の従来装置においては
ポールピース3側にのみ環状突部6を設けているため、
ポールピース3側の環状突部6において高密度に収束さ
れた磁束が、環状突部が形成されていない回転軸1の表
面で拡散されるためポールピース3側の環状突部6によ
る磁性流体4の集中、吸着効果が薄れシール効果が低減
するという問題点があった。
目的 この発明は前記従来の問題点を解消するためになされた
ものであって、その目的はポールピースと回転体との隙
間に充填される磁性流体の集中、吸着力を増大すること
ができシール効果すなわち耐圧性能を向−卜することが
できる磁性流体を用いたシール構造を提供することにあ
る。
発明の構成 前記の目的を達成するためこの発明においては、環状の
永久磁石とその両面に吸着された環状のポールピースと
を回転体に′M嵌された状態に配設し、前記回転体周面
の前記ポールピースの突部と対向する部分に環状突部を
形成し、前記回転体とポールピースの突部との隙間に磁
性流体を充填した。
5一 実施例1 以下この発明を具体化した第1の実施例を第3図に従っ
て説明する。回転体としての回転軸1の外周には環状の
永久磁石2と、その両面に吸着されるとともに内径が小
さく形成された環状のポールピース3とが遊嵌された状
態に配設されている。
ポールピース3の内面には断面台形形状の環状突部6が
それぞれ複数個形成されている。前記回転軸1の周面に
は前記ポールピース3に形成された環状突部6と対向す
る部分に断面台形形状の環状突部7が各環状突部6と同
数形成されている。前記回転軸1及びポールピース3の
各環状突部7゜6の隙間には磁性流体4が充填されてい
る。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。環
状の永久磁石2とその両側に配設された一対のポールピ
ース3及び回転軸1とで磁気回路が形成される。従来装
置と異なりポールピース3の環状突部6に対応して回転
軸1側にも環状突部7が形成されているため、磁気回路
の磁束は両環状突部6,7の部分において磁束密度が高
くなる6− ためこの部分における磁性流体4の集中、吸着力が増大
する。特にこの実施例においては環状突部6.7がそれ
ぞれ断面台形形状をなし先端に向がってその幅が狭くな
るように形成されているため先端部における磁束密度が
Jzり高められ、両環状突部6,7の隙間における磁性
流体4の集中力。
吸着力が増大し、シール効果が向上し耐圧性能が一段と
向上する。
実施例2 次にこの発明の第2の実施例を第4図に従って説明する
。前記第1の実施例においては永久磁石2が1個のみ使
用されポールピース3は一対のみ使用されていたが、こ
の実施例においては永久磁石2及びポールピース3がそ
れぞれ複数個交互に配設されるとともに、隣接する永久
磁石2はそれぞれ同一極同士が対向するように配設され
ている点が前記実施例と大きく異なっている。又、この
実施例において使用される永久磁石2及びポールピース
3は前記実施例におけるポールピース3の環状突部6の
基端の幅と同じ厚さに形成されておりその内側先端が環
状突部6として作用する。回転軸1には各ポールピース
3の内面と対向する位置に断面矩形状の環状突部7が形
成されている。
前記実施例のように1個の永久磁石2の両側に一対のポ
ールピース3を設りた構成においては、永久磁石2から
離れた位置にあるポールピース3の環状突部6はど磁束
密度が減少し、耐圧性能が小さくなるが、この実施例の
ように複数の永久磁石2とポールピース3とを交互に配
設するとともに隣接する永久磁石2の同一極同士が対向
するように配設した場合には、永久磁石2に挾まれたポ
ールピース3には互いに反発し合う強力な磁場が発生し
、各ポールピース3の内端における磁束密度が高まると
ともに各環状突部6.7における磁束密度が平均化し各
環状突部6,7における耐圧性能が平均化されることに
よりシール部全体としての耐圧性能が向上覆る。
実施例3 次にこの発明の第3の実施例を第5図に従って説明する
。この実施例においては回転軸1に対して回転体として
の磁性体製円筒8を一体回転可能に嵌着し、その外周面
にポールピース3に形成された環状突部6ど対応して環
状突部7を形成した点が前記両実施例と大きく異なって
いる。従ってこの実施例においては第1の実施例と同様
な作用効果を発揮覆る他に、回転軸1には何等凹凸加工
が施されていないため回転軸1の強度が向上するばかり
でなく、円筒8を磁性体で形成することにより非磁性体
の回転軸1に対しても磁性流体シールを適用することが
できる。
なお、この発明は前記各実施例に限定されるものではな
く、例えば、第6図に示すように台形状に形成された環
状突部6.7の先端の幅a、bのいずれか一方を大きく
〈第6図ではa <b )形成してもよい。このように
一方の先端部の幅を大きくした場合には組付は時に加工
精度や組付は精度の誤差により軸方向に若干のずれがあ
っても幅の狭いほうの環状突部が他方の環状突部先端か
らずれることがなく環状突部6.7の先端部の位置のず
れによる耐圧性能の低下を防止することができ一〇− る。又、第7図に示すように回転軸1及びポールピース
3の各環状突部6,7の形状を断面矩形状に形成しても
よい。又、第8図に示すようにポールピース3と永久磁
石2とを交互に配設した構成において突部としての各ポ
ールピース3の内周部に2つの環状突部を形成するなど
この発明の趣旨を逸脱しない範囲において各部の形状、
構成等を任意に変更することも可能である。
効果 以上詳述したように、この発明によればポールピース側
及び回転体側に形成された環状突部の先端における磁束
密度が高まり両環状突部の隙間への磁性流体の集中、吸
着力が高まり磁性流体部分におけるシール効果すなわち
耐圧性能が向上する。
又、耐圧性能が向上するため同一耐圧性能を得る場合に
は従来装置J:りも磁力の弱い磁石の使用が可能となる
ばかりでなく、ポールピースの環状突部の数を減少する
ことができるため装置のコンパクト化が可能となるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
10− 第1図は従来の磁性流体シール1ill造を示す断面図
、第2図はレンズ研摩装置における研摩液のシールに磁
性流体シールを応用した例を示す要部断面図、第3図は
この発明を具体化した第1の実施例を示す断面図、第4
図は第2の実施例を示す断面図、第5図は第3の実施例
を示す断面図、第6図は変更例の要部拡大断面図、第7
.8図はそれぞれ別の変更例を示す断面図である。 回転軸1、永久磁石2、ポールピース3、磁性流体4、
環状突部6,7、円筒8゜ 特許出願人 株式会社豊田自動織1製作所代 理 人 
弁理士 恩1)博宣 11− 法 瞭 の 法 寸 法

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、環状の永久磁石とその両面に吸着された環状のポー
    ルピースとを回転体に遊嵌された状態に配設し、前記回
    転体周面の前記ポールピースの突部と対向する部分に環
    状突部を形成し、前記回転体とポールピースの突部との
    隙間に磁性流体を充填したことを特徴とする磁性流体を
    用いたシール構造。 2、前記ポールピースは1対のみ配設されるとともにそ
    の内周面には複数の環状突部が形成されている特許請求
    の範囲第1項に記載の磁性流体を用いたシール構造。 3、前記ポールピース及び永久磁石はそれぞれ複数個、
    交互に配設されるとともに、隣接する永久磁石はそれぞ
    れ同一極同士が対向するように配設されている特許請求
    の範囲第1項に記載の磁性流体を用いたシール構造。 4、前記ポールピース及び回転体に形成された環状突部
    は断面台形形状に形成されている特許請求の範囲第1〜
    3項のいずれか1項に記載の磁性流体を用いたシール構
    造。 5、前記回転体は回転軸に対して一体回転可能に嵌着さ
    れた円筒である特許請求の範囲第1〜4項のいずれか1
    項に記載の磁性流体を用いたシール構造。 6、前記回転体は回転軸本体である特許請求の範囲第1
    〜4項のいずれか1項に記載の磁性流体を用いたシール
    構造。
JP59010713A 1984-01-24 1984-01-24 磁性流体を用いたシ−ル構造 Pending JPS60155066A (ja)

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