JP2001123963A - 無給油式可変容量圧縮装置 - Google Patents
無給油式可変容量圧縮装置Info
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Abstract
力をほぼ一定にし、吐出しタンクを小さく又は省略する
と共に、簡単で安価な構成で、所定ガス量以下の運転を
小さい動力で広い範囲の使用ガス量にわたって可能にす
ること。 【解決手段】吐出し圧力がほぼ一定になるように回転数
を制御する無給油式圧縮機2を備えた無給油式可変容量
圧縮装置において、使用ガス量が所定ガス量以下の場合
に吐出ガスを放風する放風弁8を、並列に設置された複
数のオンオフ制御弁で構成し、各放風弁8の放風量が所
定ガス量より少なくかつ複数の放風弁8の放風量の和が
所定ガス量より多くなるようにする。
Description
圧縮装置に係り、特に回転数制御される無給油式圧縮機
の吐出側に放風弁を備えた無給油式可変容量圧縮装置に
好適なものである。
は、例えば特開昭59−79094号公報に記載されて
いるように、吐出し圧力スイッチに設定された上限圧力
と下限圧力に従い、吸入弁を閉鎖し放風弁を開放したア
ンロード運転と、吸入弁を開放し放風弁を閉鎖したフル
ロード運転を行ない、使用ガス量に応じてアンロード運
転時間とフルロード運転時間を繰り返しながらの運転す
る容量制御方法のものがあり、この吸入弁と放風弁が開
閉の動作を確実に連動させるために連動する一体構造に
なっている(従来技術1)。
がほぼ一定になるように制御する可変容量圧縮機として
は、例えば特開平9−119379号公報に記載されて
いるように、インバータによる回転数駆動の限界点に相
当する使用ガス量(以下これを所定ガス量という)以下
の使用ガス量では、切替弁を開動作して吐出しガスを膨
張タービンを通して冷却し、圧縮機の吸込み側に戻すこ
とによりインバータ駆動による回転数駆動範囲を拡大
し、この拡大した範囲よりもさらに使用ガス量が少ない
領域では切替弁を大気開放側に動作して放風により対処
するものがある(従来技術2)。
力がほぼ一定になるように制御する可変容量圧縮機とし
ては、例えば特開平6−193579号公報に記載され
ているように、インバータ駆動による回転数駆動の限界
点の所定ガス量以下の使用ガス量では、所定ガス量での
回転数を保って不要ガスを放気するように放気制御弁の
開度を制御するものがある(従来技術3)。
ものは、吐出しガスを貯める比較的大きなタンク容量を
必要とすると共に、大きな吐出し圧力変動を伴うという
問題があった。また、吸入弁と放風弁は、連動する一体
構造になっているために、高価なものとなっていた。
下の使用ガス量では、吐出しガスを膨張タービンを通し
て冷却して戻すので、膨張タービンを必要とし、高価な
ものとなっていた。また、拡大した範囲よりもさらに使
用ガス量が少ない領域では、切替弁を単に大気開放側に
動作して放風により対処するものであり、小さい動力で
広い範囲の使用ガス量の運転を行うことについては配慮
されていなかった。
量での回転数を保って不要ガスを放気するように放気制
御弁の開度を微妙に制御する必要があるため、高価な放
気制御弁及び制御装置となっていた。
とができ、吐出しガスを貯めるタンク容量を小さく又は
タンクを省略することができると共に、簡単で安価な構
成で、所定ガス量以下の運転を小さい動力で広い範囲の
使用ガス量にわたって可能な無給油式可変容量圧縮装置
を得ることを目的とする。
の本発明の第1の特徴は、吐出し圧力がほぼ一定になる
ように回転数を制御する無給油式圧縮機と、使用ガス量
が所定ガス量以下の場合に前記圧縮機の吐出ガスを放風
する放風弁とを備え、前記放風弁は、並列に設置された
複数のオンオフ制御弁で構成し、各放風弁の放風量が前
記所定ガス量より少なく、かつ複数の放風弁の放風量の
和が前記所定ガス量より多くなるように構成したことに
ある。
縮して吐出する無給油式圧縮機と、使用ガス量が所定ガ
ス量以下の場合に前記圧縮機の吐出ガスを放風する放風
弁と、前記圧縮機の吐出し圧力がほぼ一定になるように
回転数を制御すると共に前記放風弁の開閉を制御する制
御手段とを備え、前記放風弁は、並列に設置された複数
のオンオフ制御弁で構成し、各放風弁の放風量が前記所
定ガス量より少なく、かつ複数の放風弁の放風量の和が
前記所定ガス量より多くなるようにし、前記制御手段
は、使用ガス量が所定ガス量以下になると前記放風弁を
順次開閉して所定ガス量に対応する最低回転数より高い
回転数で前記圧縮機を運転するように制御する機能を有
する構成にしたことにある。
一定になるように回転数を制御する無給油式圧縮機と、
前記圧縮機の吐出し側に設けた冷却器と、使用ガス量が
所定ガス量以下の場合に前記圧縮機の吐出ガスを放風す
る放風弁とを備え、前記放風弁は、並列に設置された複
数のオンオフ制御弁で構成し、前記圧縮機と前記冷却器
との間に接続し、各放風弁の放風量が前記所定ガス量よ
り少なく、かつ複数の放風弁の放風量の和が前記所定ガ
ス量より多くなるように構成したことにある。
て動作させるように構成にしたことにある。
一定になるように回転数を制御する無給油式圧縮機と、
使用ガス量が所定ガス量以下の場合に前記圧縮機の吐出
ガスを放風する放風弁とを備え、前記圧縮機は、低圧段
圧縮機と高圧段圧縮機よりなる複数段の圧縮機で構成
し、前記放風弁は、複数のオンオフ制御弁で構成して前
記低圧段圧縮機及び前記高圧段圧縮機の吐出側にそれぞ
れ設け、各放風弁の放風量が前記所定ガス量より少な
く、かつ複数の放風弁の放風量の和が前記所定ガス量よ
り多くなるように構成にしたことにある。
いて説明する。なお、各実施例においては第1実施例と
共通する構成又は説明を一部省略すると共に、各実施例
の図における同一符号は同一物又は相当物を示す。
を用いて説明する。図1は本発明の第1実施例の無給油
式可変容量圧縮装置の構成図、図2は図1の圧縮装置の
使用空気量に対する動力の特性図である。
は単段の無給油式スクリュー圧縮機、3は圧縮空気の1
段目の冷却器であるプレクーラ、4は逆止弁、5は圧縮
空気の2段目の冷却器であるアフタークーラ、7は圧力
センサ、8は放風弁、9は制御装置、10はインバー
タ、11はモータである。
込み側に設けられ、吸込まれた空気中の塵埃等を除去す
るものである。圧縮機2は、吸込みフィルター1を介し
て吸込んだ空気を所定圧力に圧縮し、圧縮空気として出
力するものである。プレクーラ3は、圧縮機2から吐出
された圧縮空気を冷却する冷却器を構成するものであ
る。逆止弁4は、圧縮機1の吐出し側経路に設けられ、
プレクーラ3とアフタークーラ5の間に配置されてい
る。アフタークーラ5は、プレクーラ3で冷却された圧
縮空気を冷却する冷却器を構成するものである。圧力セ
ンサ7は、アフタークーラ5の出口側の圧力を検出する
ものであり、その検出信号を制御装置9に送るようにな
っている。なお、本実施例では、吸込みフィルター1と
圧縮機2の間に吸入弁(吸込み絞り弁)を有せず、ま
た、圧縮機2の吐出側にタンクを有していないものであ
る。
オンオフ制御弁で構成されている。オンオフ制御弁は、
弁開度を調節して制御する制御弁に比較して安価であ
り、制御も容易である。放風弁8は、具体的には電磁弁
8a、8b、8cで構成されているので、ニードル弁等
に比べて安価で、かつ信頼性が高いという長所がある。
また、放風弁8の一側は圧縮機2の吐出し側の冷却器5
との間に接続され、具体的にはプレクーラ3と逆止弁4
との間に接続され、他側は大気に連通している。そし
て、放風弁8は、制御装置9によりオンオフ制御され
る。また、放風弁8の電磁弁8a、8bの放風量は所定
空気量qc0のほぼ1/3を有し、電磁弁8cの放風量はq
c0の1/3より少し大きいものとしている。
れ、圧力センサ7の検出信号及びその他の信号により放
風弁8、インバータ10等を制御する。インバータ10
は、IGBT等の半導体モジュールで構成され、制御装
置9の制御信号を受けてモータ11の回転数を制御す
る。モータ11は、インバータ10により回転数制御さ
れて圧縮機2を駆動するものである。
作を説明する。
ことにより、空気は、大気よりフィルター1を通って圧
縮機2に吸込まれ、吐出し圧力(通常0.7MPa程度)
まで圧縮されて高温(例えば300℃以上)となる。こ
の高温圧縮空気は、プレクーラ3で冷却され(例えば百
数十℃まで)、逆止弁4を通ってアフタークーラ5に流
れ、アフタークーラ5にて室温近くまで冷却されて使用
に供される。
インバータ10による回転数駆動の限界点である所定空
気量qc0より少なくなった場合には、放風弁8によりプ
レクーラ3と逆止弁4との間より圧縮空気を放風する。
この放風動作にについては、詳細を後述する。
置9は、圧力センサ7よりの圧力出力値と外部から与え
られる圧力指示値との差を算出し、インバータ10に対
してその差を小さくするようにモータ11の電源周波数
の指示値を出力し、圧縮機2の吐出し圧力がほぼ一定に
なるように制御を行なうと共に、使用空気量Qcが所定空
気量qc0より少ないときに、放風弁8を構成する電磁弁
8a、8b、8cの開閉を制御する。
具体的に説明する。
し、縦軸は圧縮機2の動力を示す。この使用空気量Qc及
び動力は、ともにフルロード運転時の値に対する比率で
示す。A点はフルロード運転時を、C点は前記所定空気
量qc0での運転時を示す。このA点とC点との間は、イ
ンバータ10による圧力一定制御が行われ、動力はA点
とC点とを結ぶ直線の容量制御特性A−Cでほぼ表せ
る。
0より少なくなったとき、例えば使用空気量Qc1になった
ときには、制御装置9の指令により電磁弁8a又は8b
が開放され、所定空気量qc0のほぼ1/3の空気量が放
風される容量制御特性D−Eの直線上で圧縮装置が制御
されることになる。この容量制御特性D−Eは、上記容
量制御特性A−Cの所定空気量qc0側の容量制御特性B
−Cを左方に平行移動したしたものであり、圧縮機2の
吐出し空気量Qsは使用空気量Qc1に電磁弁8a又は8b
の放風量を足したQc2となる。なお、E点の使用空気量q
c1は、所定空気量qc0より電磁弁8a又は8bの放風
量、すなわち所定空気量qc0のほぼ1/3を引いた値で
ある。圧縮機2は、圧力一定制御の容量制御特性A−C
上の下限値側の容量制御特性B−C上、すなわち小さい
動力の範囲で回転数制御される。
制御装置9の指令により電磁弁8aと8bの両方が開放
され、直線の容量制御特性F−G上での制御に移るが、
圧縮機2の吐出し空気量は所定空気量qc0より多く、容
量制御特性B−C上、すなわち小さい動力の範囲で圧力
一定制御を続ける。
指令により電磁弁8a、8b及び8cのすべてが開放さ
れ、直線の容量制御特性H−I上での制御に移るが、圧
縮機2の吐出し空気量はやはり所定空気量qc0より多
く、容量制御特性A−C上のB'−C'上、すなわち小さ
い動力の範囲で圧力一定制御を続ける。このように、使
用空気量Qcが零のI点になっても圧縮機2は圧力一定制
御A−C線上のC’点での運転を続けることができる。
また、この時の圧縮機2の吐出し空気量Qsは所定空気量
qc0より少し多くなるので、電磁弁8cが誤差等で放風
量が設定より少ないものであっても確実に圧縮機2を運
転することができる。
磁弁8a、8b、8cの開放と逆の順に電磁弁8a、8
b、8cを順次閉鎖し、容量制御特性は直線I−H上か
ら直線G−F上、直線E−D上へと移り、更に使用空気
量が増えると直線C−Aの圧力一定制御線上に移る。こ
の変化においても、圧縮機2の吐出し空気量Qsは常に所
定空気量qc0より多いため、圧縮機2は常に容量制御特
性A−C上の圧力一定制御線上で運転され、しかも小さ
い動力の範囲で運転される。
回数は制御装置9によってそれぞれカウントされ、制御
装置9は電磁弁8a及び8bの作動回数がほぼ等しくな
るように電磁弁8a又は8bを作動させ、電磁弁8a及
び8bの動作を平準化している。
な電磁弁8a、8b、8cを用いたが、小形のマニホー
ルド型電磁弁なども使用でき、放風量があらかじめ分か
り、耐久性のあるON−OFF制御弁であれば用いるこ
とができる。また、上記実施例では、取扱いガスを空気
としたが、一般のガス圧縮機に適用することができ、そ
の場合には、放風弁より放風したガスを冷却した後、圧
縮機の吸込み側に戻せば良い。なお、これらの点は、第
2実施例以降にについても同様である。
圧力がほぼ一定になるように回転数を制御する無給油式
圧縮機2を用い、使用ガス量が所定ガス量以下の場合に
吐出ガスを放風する放風弁8を並列に設置された複数の
オンオフ制御弁で構成し、各放風弁8の放風量が所定ガ
ス量より少なくかつ複数の放風弁8の放風量の和が所定
ガス量より多くなるようにしているので、吐出し圧力を
ほぼ一定にすることができ、吐出しガスを貯めるタンク
容量を小さく又はタンクを省略することができると共
に、簡単で安価な構成で、所定ガス量以下の運転を小さ
い動力で広い範囲の使用ガス量にわたって可能とするこ
とができる。
間に接続しているので、使用しないガスを冷却器5で冷
却することなく、使用される使用ガスを冷却器5で冷却
することができ、冷却器5の冷却性能を高いものとする
ことができる。
作させるようにしているので、放風弁全体としての信頼
性を向上することができる。
を用いて説明する。図3は本発明の第2実施例の無給油
式可変容量圧縮装置における放風弁の構成図、図4は図
3の圧縮装置の使用空気量に対する動力の特性図であ
る。
を4個の電磁弁8a、8b、8c、8dで構成してい
る。この電磁弁8a、8b、8cの放風量は所定空気量
qc0のほぼ1/3を有し、電磁弁8dの放風量は、所定
空気量qc0のほぼ1/6、すなわち電磁弁8a、8b、
8cの放風量より小さく、そのほぼ1/2のものであ
る。
ド運転時のA点と所定空気量qc0での運転時のC点との
間は、インバータによる圧力一定制御が行われ、動力は
A点とC点とを結ぶ直線の容量制御特性A−Cでほぼ表
せる。
0より少なくなると、制御装置の指令により電磁弁8d
が開放され、所定空気量qc0のほぼ1/6の空気量が放
風されて容量制御特性は直線D−E上に移る。直線D−
Eは直線B”−Cを左方に平行移動した直線で、E点の
使用空気量は所定空気量qc0より電磁弁8dの放風量、
すなわち所定空気量qc0のほぼ1/6を引いた値であ
る。この時圧縮機は圧力一定制御A−C線上のB”−C
上で回転数制御される。
により電磁弁8a、8b、8cの内の一つが開放されて
電磁弁8dは閉鎖され、容量制御特性は直線F−G上に
移るが、圧縮機の吐出し空気量は所定空気量qc0より多
く、B”−C上で圧力一定制御を続ける。
少なくなると、制御装置の指令により電磁弁8dが開放
され、所定空気量qc0のほぼ1/2までの空気量が放風
されて容量制御特性は直線H−I上に移る。
令により電磁弁8a、8b、8cの内の更に一つが開放
され電磁弁8dは閉鎖される。
少なくなると、制御装置の指令により電磁弁8dが開放
され、所定空気量qc0のほぼ5/6までの空気量が放風
され容量制御特性は直線L−M上に移る。
令により電磁弁8a、8b、8cの全てが開放され電磁
弁8dは閉鎖される。
一つ増やすだけで第1実施例のものに比べて、動力変動
をほぼ半減し、小さい動力で運転することができる。
8cの作動回数は、制御装置によってそれぞれカウント
され、制御装置は電磁弁8a、8b、8cの作動回数が
ほぼ等しくなるように電磁弁8a、8b、8cを作動さ
せ、電磁弁8a、8b、8cの動作を平準化している。
説明する。図5は本発明の第3実施例の無給油式可変容
量圧縮装置の構成図である。
低圧段圧縮機、13は高圧段圧縮機、14は低圧段圧縮
機12で圧縮された高温空気を冷却するインタークー
ラ、15は第2の放風弁である。本実施例は、1台のモ
ータ11で駆動される複数段の無給油式スクリュー圧縮
機12、13に適用されるものである。
運転することにより、空気は、大気よりフィルター1を
通って低圧段圧縮機12に吸込まれ、吐出し圧力(通常
0.2MPa程度)まで圧縮されて高温(例えば百数十℃
程度)となる。この高温圧縮空気はインタークーラ14
で冷却された後に、高圧段圧縮機13に吸込まれ、吐出
し圧力(通常0.7MPa程度)まで圧縮されて高温(例
えば百数十℃程度)となる。この高温圧縮空気は、逆止
弁4を通ってアフタークーラ5に流れ、室温近くまで冷
却されて使用に供される。
気量qc0より少ないとき、高圧段圧縮機13と逆止弁4
との間より圧縮空気を放風するように接続され、並列に
ならべた複数のオンオフ制御弁より構成され、本実施例
では3個の電磁弁8a、8b、8cで構成している。ま
た、放風弁15は、低圧段圧縮機12とインタークーラ
14との間より低圧段圧縮機12の圧縮空気を放風する
ように接続され、並列にならべた複数のオンオフ制御弁
より構成され、本実施例では3個の電磁弁15a、15
b、15cで構成している。
力値と外部から与えられる圧力指示値との差を算出し、
インバータ10に対してその差を小さくするようにモー
タ11の電源周波数の指示値を出力し、圧力一定制御を
行なう機能と、使用空気量Qcが所定空気量qc0より少な
いときに、放風弁8の電磁弁8a、8b、8cと、放風
弁15の電磁弁15a、15b、15cの開閉を制御す
る機能とを有する。
量は、例えば所定空気量qc0のほぼ1/3を有し、電磁
弁8cの放風量は、例えば所定空気量qc0の1/3より
少し大きいものとしている。また、電磁弁15a、15
b、15cの放風量は、フルロード時にインタークーラ
14を流れる空気量に対する比率を電磁弁8a、8b、
8cの放風量とそれぞれほぼ等しくしている。また、電
磁弁8aと15a、8bと15b及び8cと15cは制
御装置9の指令によりそれぞれ同時に開閉するように配
線されている。
量qc0より少なくなったとき、制御装置9の指令により
電磁弁8a及び15a又は8b及び15bが開放され
る。更に使用空気量Qcが減ると、制御装置9の指令によ
り電磁弁8a及び15a、8b及び15bの4個の電磁
弁が開放される。更に使用空気量Qcが減ると、制御装置
9の指令により電磁弁のすべてが開放される。
である。本実施例でも、電磁弁8a、8b及び15a、
15bの作動回数は制御装置9によってそれぞれカウン
トされ、制御装置9は電磁弁8aと8b及び15aと1
5bの作動回数がほぼ等しくなるように電磁弁を作動さ
せ、電磁弁8aと8bおよび15aと15bの動作を平
準化している。
からの放風量のフルロード時の高圧段圧縮機13及び低
圧段圧縮機12の吐出し空気量に対する比率をほぼ等し
くでき、従って中間段圧力(例えば高圧段圧縮機の吸込
み圧力)をほぼ一定とすることができるので高圧段圧縮
機13及び低圧段圧縮機12の吐出し空気温度を限界温
度以下に保持することができる。
にすることができ、吐出しガスを貯めるタンク容量を小
さく又はタンクを省略することができると共に、簡単で
安価な構成で、所定ガス量以下の運転を小さい動力で広
い範囲の使用ガス量にわたって可能な無給油式可変容量
圧縮装置を得ることができる。
置の構成図である。
性図である。
置における放風弁の構成図である。
性図である。
置の構成図である。
機、3…プレクーラ、4…逆止弁、5…アフタークー
ラ、7…圧力センサ、8…放風弁(第1の放風弁)、8
a、8b、8c…電磁弁、9…制御装置、10…インバ
ータ、11…モータ、12…低圧段圧縮機、13…高圧
段圧縮機、Qc…使用ガス量、Qs…圧縮機の吐出しガス
量、qc0…所定ガス量。
Claims (5)
- 【請求項1】吐出し圧力がほぼ一定になるように回転数
を制御する無給油式圧縮機と、使用ガス量が所定ガス量
以下の場合に前記圧縮機の吐出ガスを放風する放風弁と
を備え、前記放風弁は、並列に設置された複数のオンオ
フ制御弁で構成し、各放風弁の放風量が前記所定ガス量
より少なく、かつ複数の放風弁の放風量の和が前記所定
ガス量より多くなるようにしたことを特徴とする無給油
式可変容量圧縮装置。 - 【請求項2】ガスを吸込んで圧縮して吐出する無給油式
圧縮機と、使用ガス量が所定ガス量以下の場合に前記圧
縮機の吐出ガスを放風する放風弁と、前記圧縮機の吐出
し圧力がほぼ一定になるように回転数を制御すると共に
前記放風弁の開閉を制御する制御手段とを備え、前記放
風弁は、並列に設置された複数のオンオフ制御弁で構成
し、各放風弁の放風量が前記所定ガス量より少なく、か
つ複数の放風弁の放風量の和が前記所定ガス量より多く
なるようにし、前記制御手段は、使用ガス量が所定ガス
量以下になると前記放風弁を順次開閉して所定ガス量に
対応する最低回転数より高い回転数で前記圧縮機を運転
するように制御する機能を有することを特徴とする無給
油式可変容量圧縮装置。 - 【請求項3】吐出し圧力がほぼ一定になるように回転数
を制御する無給油式圧縮機と、前記圧縮機の吐出し側に
設けた冷却器と、使用ガス量が所定ガス量以下の場合に
前記圧縮機の吐出ガスを放風する放風弁とを備え、前記
放風弁は、並列に設置された複数のオンオフ制御弁で構
成し、前記圧縮機と前記冷却器との間に接続し、各放風
弁の放風量が前記所定ガス量より少なく、かつ複数の放
風弁の放風量の和が前記所定ガス量より多くなるように
したことを特徴とする無給油式可変容量圧縮装置。 - 【請求項4】前記複数の放風弁を平準化して動作させる
ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の無給
油式可変容量圧縮装置。 - 【請求項5】吐出し圧力がほぼ一定になるように回転数
を制御する無給油式圧縮機と、使用ガス量が所定ガス量
以下の場合に前記圧縮機の吐出ガスを放風する放風弁と
を備え、前記圧縮機は、低圧段圧縮機と高圧段圧縮機よ
りなる複数段の圧縮機で構成し、前記放風弁は、複数の
オンオフ制御弁で構成して前記低圧段圧縮機及び前記高
圧段圧縮機の吐出側にそれぞれ設け、各放風弁の放風量
が前記所定ガス量より少なく、かつ複数の放風弁の放風
量の和が前記所定ガス量より多くなるようにしたことを
特徴とする無給油式可変容量圧縮装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30132299A JP4081525B2 (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 無給油式可変容量圧縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30132299A JP4081525B2 (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 無給油式可変容量圧縮装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001123963A true JP2001123963A (ja) | 2001-05-08 |
JP4081525B2 JP4081525B2 (ja) | 2008-04-30 |
Family
ID=17895479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30132299A Expired - Fee Related JP4081525B2 (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 無給油式可変容量圧縮装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP4081525B2 (ja) |
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