JP2001123812A - 2サイクル圧縮ブレーキ装置及び2サイクル圧縮ブレーキをかける方法 - Google Patents

2サイクル圧縮ブレーキ装置及び2サイクル圧縮ブレーキをかける方法

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JP2001123812A
JP2001123812A JP2000287353A JP2000287353A JP2001123812A JP 2001123812 A JP2001123812 A JP 2001123812A JP 2000287353 A JP2000287353 A JP 2000287353A JP 2000287353 A JP2000287353 A JP 2000287353A JP 2001123812 A JP2001123812 A JP 2001123812A
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compression brake
lash adjuster
hydraulic lash
positive power
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Jeffrey S Zsoldos
ジェフリー・エス・ゾルドス
Joseph H Schmidt
ジョセフ・エイチ・シュミット
John B Bartel
ジョン・ビー・バーテル
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Mack Trucks Inc
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    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/06Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for braking
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/12Transmitting gear between valve drive and valve
    • F01L1/18Rocking arms or levers
    • F01L1/181Centre pivot rocking arms
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、効率のよい2サイクル圧縮ブレ
ーキを提供することを課題とする。 【解決手段】 圧縮ブレーキモードでは、作動油が圧縮
ブレーキ油圧ラッシュアジャスタ410内に保持されて
その対応の少なくとも1つの弁を作動させる一方、正パ
ワー油圧ラッシュアジャスタ409はその対応の少なく
とも1つの弁を作動させないため、少なくとも1つの排
気弁が対応のピストンの上死点付近で開放する一方、少
なくとも1つの吸気弁がこの対応ピストンの下死点付近
で開放することによって、2サイクルエンジン圧縮ブレ
ーキをかけることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジン圧縮ブ
レーキの分野に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンブレーキは、作動中に車両にブ
レーキ効果を与えるようにエンジンを再構成するエンジ
ン作動モードである。これは、通常のホイールブレーキ
では完全ブレーキ作用を与えるのに不十分である時に望
ましいか、必要であろう。一例として、山道などの急斜
面での強力で長期的なブレーキ作動に必要である。エン
ジンブレーキは、高ホイール重量および対応の高モーメ
ントを有し、高荷重状態または長期的使用状態で従来の
ホイールブレーキが弱まるか、故障すると思われる大型
車両に特に適用可能である。
【0003】吸気行程中に吸気弁を開き、対応のシリン
ダの圧縮行程の終了時またはその付近で排気弁を開くこ
とによって、圧縮形エンジンブレーキが働く。エンジン
の圧縮行程中、シリンダ内の空気が圧縮され、エンジン
による仕事入力を必要とする。通常のエンジン作動で
は、燃焼行程が圧縮行程に続き、圧縮行程中に消耗され
た仕事力を回復する。しかし、圧縮ブレーキ中で、圧縮
行程の終了付近で排気弁が開くことは、圧縮空気の膨張
が発生しないことを意味する。代わりに、空気はエンジ
ンから排出されるだけである。それの最終的な結果とし
て、エンジンブレーキ作動中、エンジンは動力を発生し
ないで、代わりにパワーを吸収している。したがって、
エンジン圧縮ブレーキは、従来のホイールブレーキの補
助または代用として使用することができ、また反復的か
つ長期的なブレーキ作動に使用することができる効果的
なブレーキシステムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧縮ブレーキは
一般的に、クランク軸の2回転当たり1回の排気弁開放
事象および1回の吸気弁開放事象を伴う4サイクル圧縮
ブレーキとして作動する。最も大型のエンジンが実際に
4サイクルであり、弁装置が毎サイクル1回の割合で開
くように設計されているので、4サイクルブレーキが一
般的に役立つ。しかし、図1は、2サイクルブレーキシ
ステムで得られる、4サイクルブレーキシステムより増
加したブレーキパワーを示すグラフである。したがっ
て、従来の圧縮ブレーキの効率は、それによって可能な
効率よりはるかに低い。
【0005】従来の圧縮ブレーキは一般的に、圧縮ブレ
ーキを作動させて圧縮ブレーキ事象を1つまたは複数の
弁に伝達するために何らかの機械式リンク機構を用いて
いる。そのようなリンク機構は耐久性が高いが、それら
は変動に順応することができない。機械式リンク機構
は、個別のエンジンおよび用途に合わせて設計されてい
る。したがって、機械式リンク機構は、エンジン間で異
なったタイミングや、吸気温度、圧力または湿度などの
周囲特徴に基づいて異なるエンジンタイミングなどの変
動に容易に順応しない。さらなる欠点として、従来の圧
縮ブレーキは、ブレーキ作動のために通常の弁作動を無
効化する必要がある場合が多い。さらに、従来の圧縮ブ
レーキは、弁装置機構から分離して存在する追加リンク
機構または装置に頼る場合が多いため、機能するために
エンジンの追加費用および変更が必要である。したがっ
て、当該技術分野では上記エンジンブレーキシステムの
改良が必要とされている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に係
る2サイクル圧縮ブレーキ装置は、パワーロッカアーム
の移動経路内に位置して、作動油が内部に保持されてい
る時に対応の少なくとも1つの弁を開放することができ
る正パワー油圧ラッシュアジャスタと、圧縮ブレーキロ
ッカアーム上に設けられてその対応の少なくとも1つの
エンジン弁の上方に位置し、作動油が内部に保持されて
いる時にその対応の少なくとも1つの弁を開放すること
ができる圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャスタとを含
み、正パワーモードでは、作動油が正パワー油圧ラッシ
ュアジャスタ内に保持されてその対応の少なくとも1つ
の弁を作動させる一方、圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジ
ャスタはその対応の少なくとも1つの弁を作動させず、
また、圧縮ブレーキモードでは、作動油が圧縮ブレーキ
油圧ラッシュアジャスタ内に保持されてその対応の少な
くとも1つの弁を作動させる一方、正パワー油圧ラッシ
ュアジャスタはその対応の少なくとも1つの弁を作動さ
せないため、少なくとも1つの排気弁が対応のピストン
の上死点付近で開放する一方、少なくとも1つの吸気弁
がこの対応ピストンの下死点付近で開放することによっ
て、2サイクルエンジン圧縮ブレーキをかけることがで
きる。
【0007】本発明の第2態様によれば、油圧ラッシュ
調整を使用した4行程式エンジンに2サイクル圧縮ブレ
ーキをかける方法が提供されている。本方法は、正パワ
ー油圧ラッシュアジャスタ内の作動油を放出する工程
と、圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャスタ内に作動油を
保持する工程とを含み、ロッカアームの移動を少なくと
も1つの排気弁および少なくとも1つの吸気弁に伝達す
ることによって、2サイクルエンジン圧縮ブレーキをか
けることができる。
【0008】本発明の第3態様によれば、ロッカアーム
上に配置された油圧ラッシュアジャスタを使用した4行
程式エンジンに2サイクル圧縮ブレーキをかける方法が
提供されている。本方法は、正パワー油圧ラッシュアジ
ャスタ内の作動油を放出する工程と、正パワー油圧ラッ
シュアジャスタからの作動油を圧縮ブレーキ油圧ラッシ
ュアジャスタへ移送する工程と、圧縮ブレーキ油圧ラッ
シュアジャスタ内に作動油を保持する工程とを含み、排
気ロッカアームの移動を少なくとも1つの排気弁に、対
応のシリンダの上死点付近で伝達し、吸気ロッカアーム
の移動を少なくとも1つの吸気弁にその対応のシリンダ
の下死点付近で伝達することによって、2サイクルエン
ジン圧縮ブレーキをかけることができる。
【0009】本発明の上記および他の特徴および利点
は、添付の図面を参照した好適な実施形態の以下の説明
から十分に理解されるであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。圧縮ブレーキは、仕事力(w
ork)を吸収してブレーキ機能を働かせるためにエンジン
のピストンの往復移動を利用する。4サイクル圧縮ブレ
ーキでは、吸気行程中に吸気弁が開いてシリンダに空気
を供給し、圧縮行程の上死点またはその付近で排気弁が
開いて圧縮空気を放出するが、燃焼を伴わない(エンジ
ンブレーキ中は一般的にシリンダ内に燃料が存在しな
い)。これは、図2のグラフに示されている通常の正パ
ワー作動モードに類似している。グラフで、横軸はクラ
ンク軸の回転角度を示し、縦軸はカムの揚程(インチ単
位)を示す。正パワーモードでは、クランク軸の回転の
約100度から約405度までの間で排気弁開放事象が
発生する一方、クランク軸の回転の約315度から約5
95度までの間で吸気弁開放事象が発生する。
【0011】図3は、本発明の2サイクル圧縮ブレーキ
の場合の弁開放事象のグラフを示している。グラフから
わかるように、2サイクル圧縮ブレーキでは、吸気およ
び排気弁がクランク軸の各回転で開放し、4サイクル圧
縮ブレーキ(図1を参照)を超える追加ブレーキパワー
を生じる。クランク軸の回転の約−45度と約315度
で排気弁開放事象306が発生する一方、クランク軸の
回転の約35度と約395度で吸気弁開放事象308が
発生する。
【0012】図4(A)〜(C)は、本発明の2サイク
ル圧縮ブレーキ装置400を示している。この装置40
0は、正パワーロッカアーム(power rocker arm)404
と、ブレーキロッカアーム407と、正パワー油圧ラッ
シュアジャスタ(positive power hydraulic lash adjus
ter)409および圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャスタ
410からなる油圧ラッシュアジャスタ411と、弁4
13とを含む。弁413は、吸気または排気弁の弁棒で
も、複数弁を作動させるために使用される弁ブリッジで
も、弁を作動させるために使用されるピンまたは他の装
置でもよいことを理解されたい。さらに、2つの油圧ラ
ッシュアジャスタ409および410は、単一ユニット
として形成してもよいが、独立させて個別のロッカアー
ムに配置してもよい。
【0013】正パワー油圧ラッシュアジャスタ409
は、正パワーピストン421と、正パワーピストン42
1に対応した正パワーシリンダ425とを含む。圧縮ブ
レーキ油圧ラッシュアジャスタ410は、ブレーキピス
トン427と、ブレーキピストン427に対応したブレ
ーキシリンダ429とを含む(図4(C)を参照)。
【0014】図4(A)は、装置が正パワー(通常走
行)モードにあるところを示し、図4(B)は、装置が
正パワーモードおよびブレーキモード間の過渡状態にあ
るところを示し、図4(C)は、装置がブレーキモード
にあるところを示している。
【0015】作動油は通常は正パワーシリンダ425ま
たはブレーキシリンダ429のいずれかに入っている。
エンジンを正パワーモードまたは圧縮ブレーキモードの
いずれかに入れるために、作動油を所望通りに2つのシ
リンダ間で移動させることができる。作動油が正パワー
シリンダ425内に保持されている時、パワーロッカア
ーム404の移動が正パワーピストン421およびブレ
ーキピストン427を介して弁413に伝達される。作
動油が正パワーシリンダ425から放出されてブレーキ
シリンダ429内に保持される時、ブレーキロッカアー
ム407の移動がブレーキピストン427を介して弁4
13に伝達される(一方、パワーロッカアーム404の
移動は伝達されない)。したがって、作動油を使用し
て、油圧ラッシュアジャスタ411を正パワーモードま
たはブレーキモードのいずれかで選択的に作動させるこ
とができる。
【0016】図4(A)および(C)は、正パワーピス
トン421とブレーキピストン427の相対移動を示し
ている。好適な実施形態の正パワーピストン421は、
ブレーキピストン427の行程「B」より長い行程
「A」を移動する。したがって、ブレーキモードでは、
弁413が正パワーモードの場合ほどには開かないであ
ろう。しかし、圧縮ブレーキモードの目的が、空気移送
効率ではなくパワーを吸収することであるので、これは
問題にならない。
【0017】好適な実施形態では、作動油の制御がパイ
ロット弁および2つのチェック弁で行われており、図7
を参照しながら後述する。しかし、作動油の制御をいず
れの形式の制御装置で行ってもよい。
【0018】図5および図6は、第1の形態に係るロッ
カアームおよび油圧ラッシュアジャスタ構造500を示
している。この構造500は、1シリンダ当たり2つの
油圧ラッシュアジャスタ411を使用しているだけであ
る。構造500では、対の吸気および排気弁が対応の弁
装置に対して垂直に配置されており、パワーロッカアー
ム404およびブレーキロッカアーム407は、正パワ
ーロッカアーム404の接触部分606がブレーキロッ
カアーム407および油圧ラッシュアジャスタ411の
上方に位置する(図6を参照)ように配置されている。
このように、正パワーモードでは、油圧ラッシュアジャ
スタ411がパワーロッカアーム404によって使用さ
れて弁413を作動させることができる一方、パワーロ
ッカアーム404の移動に応じてブレーキロッカアーム
407を移動させる。
【0019】図7は、正パワー油圧ラッシュアジャスタ
409および圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャスタ41
0を作動させる作動油制御装置700を示している。作
動油制御装置700は、パイロット弁作動油管706か
ら給油されるパイロット弁703と、ブレーキチェック
弁710と、正パワーチェック弁715と、作動油供給
管719とを含む。
【0020】チェック弁710および715は、弁座7
40と、チェックボール742と、チェックボール74
2を弁座740に押しつけるチェックボール付勢装置7
45(例えば、ばね)とを含む。
【0021】パイロット弁703は、付勢装置733
(例えば、ばね)と、プランジャ735とを含む。プラ
ンジャ735は、正パワーピン737と、ブレーキピン
738とを含み、これらはそれぞれ正パワーチェック弁
715またはブレーキチェック弁710のいずれかを作
動させることができる。プランジャ735は付勢装置7
33によって通常は、正パワーチェック弁715が閉鎖
される一方、ブレーキチェック弁710が開放されるよ
うにするパイロット弁703内の位置にある。油圧ラッ
シュアジャスタ410または409のいずれかに捕らえ
られた作動油が弁移動を発生させる。したがって、この
通常位置の結果として、作動油は正パワー油圧ラッシュ
アジャスタ409内に保持されて、エンジンを正パワー
モードに保持する。
【0022】作動油をパイロット弁油圧管706からパ
イロット弁703に導入することができ、これによって
プランジャ735が付勢装置733に逆らって移動する
ことができる。プランジャ735が移動する結果、正パ
ワーチェック弁715が開放される一方、ブレーキチェ
ック弁710が閉鎖される。したがって、正パワー油圧
ラッシュアジャスタ409が解除され、圧縮ブレーキ油
圧ラッシュアジャスタ410が作動する。
【0023】いずれかのチェック弁が作動した時、他方
のチェック弁から作動油が放出され、解除されたチェッ
ク弁から作動中のチェック弁へ流れることができる。ま
た、漏出作動油または他の理由による損失作動油を補充
するために、作動油供給管719が追加作動油を供給す
ることができる。
【0024】好適な実施形態では、電気ソレノイド(図
示せず)がパイロット弁703の移動を介してパイロッ
ト作動油の供給を制御し、したがって、吸気および排気
弁を制御する。作動油供給はオン/オフ形式でもよい
が、差圧によるものでもよい。
【0025】作動油制御装置700は好適な実施形態で
あるが、他の作動油制御装置を使用して本発明の圧縮ブ
レーキを作動させることもできることを理解されたい。
【0026】図8および図9は、第2の形態に係るロッ
カアームおよび油圧ラッシュアジャスタ構造800を示
している。この構造800は、第1の形態の構造500
に非常と類似しているが、これは2つの組み合わせた正
パワーおよび圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャスタでは
なく、各シリンダに4つの独立型油圧ラッシュアジャス
タ411を使用している。正パワー排気ロッカアーム8
06および正パワー吸気ロッカアーム812の各々が、
正パワーモードにおいて作動油で満たされる正パワー油
圧ラッシュアジャスタ409を有している。ブレーキ排
気ロッカアーム817およびブレーキ吸気ロッカアーム
819の各々が、圧縮ブレーキをかけるために弁対の1
つの弁だけを開放する圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャ
スタ410を有する。圧縮ブレーキ中、正パワー油圧ラ
ッシュアジャスタ409はブリードを生じるが、圧縮ブ
レーキ油圧ラッシュアジャスタ410には送り込まれ
る。
【0027】好ましくは、本発明の圧縮ブレーキは、1
シリンダ当たり4つのロッカアームおよび4つのカムロ
ーブを使用している。4つのロッカアームを作動させる
ために、(1シリンダ当たり4つのカムローブを有す
る)1つまたは複数のカム軸を使用することができる。
4つのカムローブは、2サイクルブレーキ吸気および排
気カム事象を含む2ローブに加えて、周知の正パワー吸
気および排気カム事象からなる。
【0028】本発明のさらなる特徴として、圧縮ブレー
キ中の排気弁の開口からの圧縮空気を過給機へ送ること
ができる。過給機は、吸気チャージの圧力を増加させ、
したがって部分的に圧縮済みの吸気チャージを圧縮する
ためにさらに多くのパワー入力を必要とすることによっ
て、圧縮ブレーキの性能全体を高める。
【0029】図10は、本発明の方法の第1の形態のフ
ローチャートを示している。ステップ1010におい
て、正パワー油圧ラッシュアジャスタ409内の作動油
が放出される。これによって、正パワーモードから2サ
イクル圧縮ブレーキモードへの過渡の一部として、正パ
ワーロッカアーム404の正パワーモード機能が無効化
される。正パワー油圧ラッシュアジャスタ409は、正
パワー弁事象とブレーキ弁事象との合計にほぼ等しい行
程を有するため、正パワー油圧ラッシュアジャスタ40
9内の作動油の放出によって、正パワー開弁が無効化さ
れる。
【0030】ステップ1020において、圧縮ブレーキ
をかけるためにブレーキロッカアーム407の移動を弁
413に伝達するために、作動油が圧縮ブレーキ油圧ラ
ッシュアジャスタ410内に保持される。これは、圧縮
ブレーキをかけるための開弁を行うために、ロッカアー
ム移動を弁棒、弁ブリッジ、ピンまたは他の装置に伝達
することによって行うことができる。したがって、弁装
置は、2サイクル圧縮ブレーキ吸気および排気カムロー
ブを有する圧縮ブレーキカム軸を含むことができる。
【0031】図11は、本発明の方法の第2の形態のフ
ローチャートを示している。ステップ1102におい
て、正パワー油圧ラッシュアジャスタ409内の作動油
が放出される。これによって、正パワーモードから2サ
イクル圧縮ブレーキモードへの過渡の一部として、正パ
ワーロッカアーム404の正パワーモード機能が無効化
される。正パワー油圧ラッシュアジャスタ409は、正
パワー弁事象とブレーキ弁事象との合計にほぼ等しい行
程を有するため、正パワー油圧ラッシュアジャスタ40
9内の作動油の放出によって、正パワー開弁が無効化さ
れる。
【0032】ステップ1106において、正パワー油圧
ラッシュアジャスタ409から放出された作動油が、圧
縮ブレーキ油圧ラッシュアジャスタ410へ移送され
る。
【0033】ステップ1109において、圧縮ブレーキ
をかけるためにブレーキロッカアーム407の移動を弁
413に伝達するために、作動油が圧縮ブレーキ油圧ラ
ッシュアジャスタ410内に保持される。これは、圧縮
ブレーキをかけるための開弁を行うために、ロッカアー
ム移動を弁棒、弁ブリッジ、ピンまたは他の装置に伝達
することによって行うことができる。したがって、弁装
置は、2サイクル圧縮ブレーキ吸気および排気カムロー
ブを有する圧縮ブレーキカム軸を含むことができる。
【0034】以上に本発明を詳細に説明してきたが、本
発明は上記の特定の実施形態に制限されることはない。
当該技術分野の専門家であれば、本発明の概念から逸脱
することなく上記の特定の実施形態の多くの利用法、変
更および修正を考えることができることは明らかであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2サイクルブレーキシステムで得られる、4
サイクルブレーキシステムより増加したブレーキパワー
を示すグラフである。
【図2】 通常の正パワーエンジン作動モードの場合の
開弁事象のグラフである。
【図3】 本発明の2サイクル圧縮ブレーキの場合の開
弁事象のグラフである。
【図4】 本発明の2サイクル圧縮ブレーキ装置を示す
図である。
【図5】 ロッカアームおよび油圧ラッシュアジャスタ
構造の第1の形態を示す図である。
【図6】 ロッカアームおよび油圧ラッシュアジャスタ
構造の第1の形態を示す図である。
【図7】 正パワー油圧ラッシュアジャスタおよび圧縮
ブレーキ油圧ラッシュアジャスタを作動させる作動油制
御装置を示す図である。
【図8】 ロッカアームおよび油圧ラッシュアジャスタ
構造の第2の形態を示す図である。
【図9】 ロッカアームおよび油圧ラッシュアジャスタ
構造の第2の形態を示す図である。
【図10】 本発明の方法の第1の形態を示すフローチ
ャートである。
【図11】 本発明の方法の第2の形態を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
404 パワーロッカアーム、407 ブレーキロッカ
アーム、409 正パワー油圧ラッシュアジャスタ、4
10 圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャスタ、413
弁。
フロントページの続き (71)出願人 500443095 2402 Lehigh Parkway S outh, P.O.Box 1907, A llentown, PA 18105−1907, U.S.A. (72)発明者 ジェフリー・エス・ゾルドス アメリカ合衆国、メリーランド州、マウン ト・エアリー、キンバリー・ドライブ 3210 (72)発明者 ジョセフ・エイチ・シュミット アメリカ合衆国、メリーランド州、ヘイガ ーズタウン、オーヴァーブルック・ロード 324 (72)発明者 ジョン・ビー・バーテル アメリカ合衆国、ウエストヴァージニア 州、ヘッジスヴィル、ルート 1、ボック ス 210−2

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーロッカアームの移動経路内に位置
    して、作動油が内部に保持されている時に対応の少なく
    とも1つの弁を開放することができる正パワー油圧ラッ
    シュアジャスタと、 圧縮ブレーキロッカアーム上に設けられて前記対応の少
    なくとも1つのエンジン弁の上方に位置し、前記作動油
    が内部に保持されている時に前記対応の少なくとも1つ
    の弁を開放することができる圧縮ブレーキ油圧ラッシュ
    アジャスタとを備えた2サイクル圧縮ブレーキ装置であ
    って、 正パワーモードでは、前記作動油が前記正パワー油圧ラ
    ッシュアジャスタ内に保持されて前記対応の少なくとも
    1つの弁を作動させる一方、前記圧縮ブレーキ油圧ラッ
    シュアジャスタは前記対応の少なくとも1つの弁を作動
    させず、また、圧縮ブレーキモードでは、前記作動油が
    前記圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャスタ内に保持され
    て前記対応の少なくとも1つの弁を作動させる一方、前
    記正パワー油圧ラッシュアジャスタは前記対応の少なく
    とも1つの弁を作動させないため、少なくとも1つの排
    気弁が対応のピストンの上死点付近で開放する一方、少
    なくとも1つの吸気弁が該対応ピストンの下死点付近で
    開放することによって、2サイクルエンジン圧縮ブレー
    キをかけることができる2サイクル圧縮ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記パワーロッカアームの移動を前記対
    応の少なくとも1つのエンジン弁に伝達するために、前
    記正パワー油圧ラッシュアジャスタが前記圧縮ブレーキ
    油圧ラッシュアジャスタと接触する請求項1記載の2サ
    イクル圧縮ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記正パワー油圧ラッシュアジャスタ
    は、弁ブリッジの上方に位置している一方、前記圧縮ブ
    レーキ油圧ラッシュアジャスタは、単一の弁の上方に独
    立的に位置している請求項1記載の2サイクル圧縮ブレ
    ーキ装置。
  4. 【請求項4】 正パワーモードからブレーキモードへの
    過渡中に、前記正パワー油圧ラッシュアジャスタからの
    前記作動油が前記圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャスタ
    へ移送される請求項1記載の2サイクル圧縮ブレーキ装
    置。
  5. 【請求項5】 ロッカアーム移動は、弁棒に伝達される
    請求項1記載の2サイクル圧縮ブレーキ装置。
  6. 【請求項6】 ロッカアーム移動は、弁ブリッジに伝達
    される請求項1記載の2サイクル圧縮ブレーキ装置。
  7. 【請求項7】 前記圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャス
    タは、弁ブレーキ事象にほぼ等しい行程を有する請求項
    1記載の2サイクル圧縮ブレーキ装置。
  8. 【請求項8】 前記正パワー油圧ラッシュアジャスタ
    は、弁ブレーキ事象と弁パワー事象との合計にほぼ等し
    い行程を有する請求項1記載の2サイクル圧縮ブレーキ
    装置。
  9. 【請求項9】 排気弁の開口からの圧縮空気を過給機へ
    送り、これによって吸気チャージの圧力を増加させた請
    求項1記載の2サイクル圧縮ブレーキ装置。
  10. 【請求項10】 対応の少なくとも1つのカム軸が、2
    サイクル圧縮ブレーキ吸気および排気弁ローブを含む請
    求項1記載の2サイクル圧縮ブレーキ装置。
  11. 【請求項11】 前記正パワー油圧ラッシュアジャスタ
    および前記圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャスタは、油
    圧ラッシュアジャスタユニットを形成している請求項1
    記載の2サイクル圧縮ブレーキ装置。
  12. 【請求項12】 前記圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャ
    スタは、前記圧縮ブレーキモードにおいて前記少なくと
    も1つの対応の弁を部分的に開放する請求項1記載の2
    サイクル圧縮ブレーキ装置。
  13. 【請求項13】 油圧ラッシュ調整を使用した4行程式
    エンジンに2サイクル圧縮ブレーキをかける方法であっ
    て、 正パワー油圧ラッシュアジャスタ内の作動油を放出する
    工程と、 圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャスタ内に作動油を保持
    する工程とを含み、ロッカアームの移動を少なくとも1
    つの排気弁および少なくとも1つの吸気弁に伝達するこ
    とを特徴とする2サイクル圧縮ブレーキをかける方法。
  14. 【請求項14】 さらに、作動油を放出する工程の後、
    作動油を正パワー油圧ラッシュアジャスタから圧縮ブレ
    ーキ油圧ラッシュアジャスタへ移送する工程を含む請求
    項13記載の2サイクル圧縮ブレーキをかける方法。
  15. 【請求項15】 ロッカアームの移動は、弁棒に伝達さ
    れる請求項13記載の2サイクル圧縮ブレーキをかける
    方法。
  16. 【請求項16】 ロッカアームの移動は、弁ブリッジに
    伝達される請求項13記載の2サイクル圧縮ブレーキを
    かける方法。
  17. 【請求項17】 圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャスタ
    は、ブレーキ弁事象にほぼ等しい行程を有する請求項1
    3記載の2サイクル圧縮ブレーキをかける方法。
  18. 【請求項18】 正パワー油圧ラッシュアジャスタは、
    ブレーキ弁事象と正パワー弁事象との合計にほぼ等しい
    行程を有する請求項13記載の2サイクル圧縮ブレーキ
    をかける方法。
  19. 【請求項19】 排気弁の開口からの圧縮空気を過給機
    へ送り、これによって吸気チャージの圧力を増加させた
    請求項13記載の2サイクル圧縮ブレーキをかける方
    法。
  20. 【請求項20】 対応の少なくとも1つのカム軸が、2
    サイクル圧縮ブレーキ吸気および排気カムローブを含む
    請求項13記載の2サイクル圧縮ブレーキをかける方
    法。
  21. 【請求項21】 ロッカアーム上に配置された油圧ラッ
    シュアジャスタを使用した4行程式エンジンに2サイク
    ル圧縮ブレーキをかける方法であって、 正パワー油圧ラッシュアジャスタ内の作動油を放出する
    工程と、 正パワー油圧ラッシュアジャスタからの作動油を圧縮ブ
    レーキ油圧ラッシュアジャスタへ移送する工程と、 圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャスタ内に作動油を保持
    する工程とを含み、排気ロッカアームの移動を少なくと
    も1つの排気弁に対応のシリンダの上死点またはその付
    近で伝達し、吸気ロッカアームの移動を少なくとも1つ
    の吸気弁に対応シリンダの下死点またはその付近で伝達
    することを特徴とする2サイクル圧縮ブレーキをかける
    方法。
  22. 【請求項22】 ロッカアームの移動は、弁棒に伝達さ
    れる請求項21記載の2サイクル圧縮ブレーキをかける
    方法。
  23. 【請求項23】 ロッカアームの移動は、弁ブリッジに
    伝達される請求項21記載の2サイクル圧縮ブレーキを
    かける方法。
  24. 【請求項24】 圧縮ブレーキ油圧ラッシュアジャスタ
    は、弁ブレーキ事象にほぼ等しい行程を有する請求項2
    1記載の2サイクル圧縮ブレーキをかける方法。
  25. 【請求項25】 正パワー油圧ラッシュアジャスタは、
    ブレーキ弁事象と正パワー弁事象との合計にほぼ等しい
    行程を有する請求項21記載の2サイクル圧縮ブレーキ
    をかける方法。
  26. 【請求項26】 排気弁の開口からの圧縮空気を過給機
    へ送り、これによって吸気チャージの圧力を増加させた
    請求項21記載の2サイクル圧縮ブレーキをかける方
    法。
  27. 【請求項27】 対応の少なくとも1つのカム軸が、2
    サイクル圧縮ブレーキ吸気および排気カムローブを含む
    請求項21記載の2サイクル圧縮ブレーキをかける方
    法。
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