JP2001123712A - 連結具 - Google Patents

連結具

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JP2001123712A JP30108099A JP30108099A JP2001123712A JP 2001123712 A JP2001123712 A JP 2001123712A JP 30108099 A JP30108099 A JP 30108099A JP 30108099 A JP30108099 A JP 30108099A JP 2001123712 A JP2001123712 A JP 2001123712A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小形軽量で取り扱い易く、しかも簡単な構成
で容易かつ安価に製作でき、これを種々の機械器具、壁
体等へ固定でき、その汎用性を得られるとともに、連結
体に突設した軸部を挿入することで、連結体を簡易かつ
迅速にしかも強固に連結でき、またこれを簡単に取り外
せる連結具を提供すること。 【解決手段】 連結体6に突設した軸部17を受け入
れ、該軸部17を保持可能にした連結具であること。前
記軸部17を挿入可能な連結ユニット10を設ける。連
結ユニット10に係止爪21,22を備えた複数の係合
片13,14を前記軸部17に沿って移動可能に設け
る。前記係合片13,14を前記軸部17の挿入方向と
反対方向へ付勢する。前記係止爪21,22を前記軸部
17に係脱可能に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小形軽量で取り扱い
易く、しかも簡単な構成で容易かつ安価に製作でき、こ
れを種々の機械器具、壁体等へ固定でき、その汎用性を
得られるとともに、連結体に突設した軸部を挿入するこ
とで、連結体を簡易かつ迅速にしかも強固に連結でき、
またこれを簡単に取り外せるようにした連結具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、軸部を利用して二つの連結体を連
結する手段として、例えば実開昭64−7677号公報
では、ドア用レバーハンドルの連結角軸の先端部周面に
複数の凹凸を形成し、該角軸を受け入れるレバーハンド
ル主体の角孔に、緩め止め阻止板を前記凹凸に密接して
挿入し、レバーハンドル主体の外側から前記緩め止め阻
止板に向けてセットビスをねじ込み、前記阻止板を前記
凹凸に圧接して、ドア用レバーハンドルとレバーハンド
ル主体とを連結するようにしている。
【0003】しかし、この従来のものは連結角軸に凹凸
の加工を要し、加工に手間が掛かるとともに、緩め止め
阻止板やセットビスを要して部品点数が多くなり、製造
コストの上昇を助長する上に、連結時にはセットビスの
ねじ込みを要して、作業が煩わしい等の問題があった。
しかも、前記連結角軸の連結手段としてのレバーハンド
ル主体は、大形大重量で取り扱い辛く、また前記連結構
造を他の機械器具へ転用することは難しく、事実上、そ
の利用はドア用レバーハンドルとレバーハンドル主体と
の連結に限られ、汎用性を得られなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、小形軽量で取り扱い易く、しかも簡単な構
成で容易かつ安価に製作でき、これを種々の機械器具、
壁体等へ固定でき、その汎用性を得られるとともに、連
結体に突設した軸部を挿入することで、連結体を簡易か
つ迅速にしかも強固に連結でき、またこれを簡単に取り
外せるようにした連結具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明は、連結体に突設した軸部を受け入れ、該軸部を保持
可能にした連結具において、前記軸部を挿入可能な連結
ユニットを設け、該連結ユニットに係止爪を備えた複数
の係合片を前記軸部に沿って移動可能に設け、前記係合
片を前記軸部の挿入方向と反対方向へ付勢するととも
に、前記係止爪を前記軸部に係脱可能に配置し、小形軽
量で取り扱い易く、しかも簡単な構成で容易かつ安価に
製作でき、これを種々の機械器具、壁体等へ固定でき、
その汎用性を得られるとともに、連結体に突設した軸部
を挿入することで、連結体を簡易かつ迅速にしかも強固
に連結でき、またその取り外しを簡単に行なえるように
している。請求項2の発明は、前記連結ユニット内に前
記軸部に沿ってテーパ面状のガイド面を設け、これらの
ガイド面に前記係合片を摺動可能に配置し、簡単な構成
で係止爪と軸部との係脱作動を実現し、連結体の連結と
その取り外しを実現させている。
【0006】請求項3の発明は、前記係合片に互いに係
合可能な係合溝と係合突片とを設け、前記係合片の一体
化ないし一体作動を促し、その組み付けの容易化と確実
性を得られるとともに、連結体の安定した連結とその取
り外し操作を実現させている請求項4の発明は、前記係
合片に設けた係合溝を互いに向き合わせて配置し、これ
らの係合溝スペースを連結ユニットに設けた開口窓に連
通させ、該窓に挿入したロック解除具を介して、前記係
合片を軸部の挿入方向と反対方向へ移動可能にし、前記
ロック解除具を介し連結体を簡単に取り外せるようにし
ている。請求項5の発明は、前記連結ユニットを他方の
連結体に固定可能にし、種々の機械器具、壁体等への固
定を実現して、連結手段としての汎用性を得られるよう
にしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明をドア用レバーハン
ドルに適用した図示の実施形態について説明すると、図
1乃至図8において1は内部に錠前2を埋設したドア
で、その側面に取付穴3が厚さ方向に貫通して形成され
ている。
【0008】前記取付穴3に臨むドア1の内外面に一対
のハンドル取付座4が取り付けられ、この一方のハンド
ル取付座4に錠前2を貫通する複数のパイプネジ(図示
略)が突設され、該ネジに他方のハンドル取付座4の外
側から固定ビス(図示略)をねじ込み、これを緊締し
て、前記一対のハンドル取付座4を連結している。図
中、5はハンドル取付座4の表面に装着したハンドル取
付座カバーである。
【0009】前記各ハンドル取付座カバー5の外側に、
連結体であるレバーハンドル6が取り付けられ、この一
方のレバーハンドル6(図示略)に軸部である角心棒7
が突設されている。前記角心棒7は矩形断面の杆体に形
成され、これが錠前7のカム穴(図示略)を貫通して、
他方のハンドル取付座カバー5の外側に突出し、その先
端部に他方のレバーハンドル6が連結されている。
【0010】前記他方のレバーハンドル6の軸部6a内
に凹穴8が形成され、該穴8の奥部に角心棒7の先端部
を挿入可能な矩形断面の係合孔9が形成されている。図
中、30は軸部6aに形成した矩形の開口部で、後述の
開口窓および係合溝の開口スペースと連通可能にされて
いる。
【0011】前記凹穴8に連結ユニット10が挿入さ
れ、該ユニット10がピン11を介して軸部6aに固定
されている。連結ユニット10はケーシング12と、該
ケーシング12内に摺動可能に収容した複数の係合片1
3,14と、該係合片13,14を角心棒7の挿入方向
と反対方向へ付勢するスプリング15とで構成され、こ
れら係合片13,14とスプリング15とを、ケーシン
グ12の端部をカシメて内部に収納している。
【0012】前記ケーシング12は亜鉛合金ダイカスト
で中空円筒状に成形され、その内部に互いに連通する異
径の軸挿入孔16と、該孔16より大径の通孔17とが
形成されている。このうち、軸挿入孔16は角心棒7を
挿入可能な角孔状に形成され、これがケーシング12の
一端面に開口され、また通孔17の軸挿入孔16側内面
に、角心棒7の挿入方向に沿って外側へ指向するテーパ
状のガイド面18,18が対向して形成され、該ガイド
面18に係合片13,14を摺動可能に収容している。
【0013】実施形態ではガイド面18周辺を図5のよ
うに凹溝状に形成し、係合片13,14の作動の安定化
を図っている。この場合、ケーシング12を円筒形の代
わりに、四角若しくは六角柱状に形成し、凹穴8をこれ
に対応して同形に形成すれば、軸部8aに対するケーシ
ング12の位置決めが容易になる。図中、19は前記ケ
ーシング12の周面に形成した開口窓で、前記通孔17
および開口部に連通しており、該窓19の近接位置にピ
ン11を圧入可能なピン孔20が形成されている。
【0014】前記係合片13,14は実質的に同一に構
成され、これは厚肉の鋼板を断面略U字形状にプレス成
形し、その表面を焼き入れ等硬化処理していて、その板
面に鋭角に切り起こした複数の係止爪21a〜21c,
22a〜22cを内側に突設している。これらの係止爪
21a〜21c,22a〜22cは、角心棒7の挿入方
向に沿って間隔を置いて形成され、その先端部は尖端状
に形成されていて、それらの突出高さを角心棒7の挿入
方向に沿って順次漸増し、各係止爪21a〜21cおよ
び22a〜22cの先端部をそれぞれ同一平面上に位置
付けている。
【0015】前記係合片13,14に一対の屈曲片2
3,24が形成され、該屈曲片23,24の端縁は前記
ガイド面18と同一のテーパ状に形成されていて、その
突出高さを角心棒7の挿入方向に沿って漸増している。
前記屈曲片23,24の高突出側の対応位置に、略矩形
の係合溝25,26が対向して切り欠かれ、該係合溝2
5,26の空スペースを前記開口窓19および開口部に
連通可能に配置している。
【0016】前記屈曲片23,24の低突出側の対向位
置に、係合溝25より小形の係合溝27と、舌片状の係
合突片28とが形成され、相対する係合片13,14の
係合溝27と係合突片28とを互いに係合可能にしてい
る。
【0017】前記ケーシング12の後端部に端縁を屈曲
してカシメた係止縁29,29が形成され、該係止縁2
9と前記係合片13,14の後端部との間に前記スプリ
ング15が介挿され、該スプリング15の弾性を介し
て、前記係合片13,14を角心棒7の挿入方向と反対
方向へ付勢している。
【0018】このように構成した連結具は、一方の連結
体であるレバーハンドル6に突設した角心棒7と、該角
心棒7を受け入れ、かつ他方の連結体であるレバーハン
ドル6に取り付けた連結ユニット10とで構成され、こ
のうち角心棒7は従来のような複数の凹凸の形成を要し
ないから、その分加工の手間が軽減され安価に製作でき
る。
【0019】また、前記連結ユニット10は後述のよう
に小形軽量で、これをユニットとしてレバーハンドル6
に取り付けており、連結手段としての汎用性を得られ
る。前記連結ユニット10は、ケーシング12と、一対
の係合片13,14と、スプリング15とを組み付けて
構成され、これらは構成が簡単で部品点数も少ないか
ら、容易かつ安価に製作できる。
【0020】このうち、ケーシング12はダイカスト成
形され、係合片13,14は鋼板をプレス成形し、その
表面を焼き入れ等で硬化処理して製作され、スプリング
15はバネ成形機によって製作される。この場合、係合
片13,14は実質的に同一に構成されているから、そ
の取り扱いや組み立ておよび管理等が容易になり、また
金型を合理的に設計できる。
【0021】次に、これらを組み付ける場合は、一対の
係合片13,14を図6のように向き合わせ、相対する
係合片28を係合溝27に挿入し、屈曲片23,24の
端縁を接合して保持し、これをケーシング12の通孔1
7からガイド面18,18に挿入する。この後、スプリ
ング15を通孔17に挿入し、係止縁29を適宜手段で
カシメて内側に折り曲げ、前記スプリング15を係止縁
29と係合片13,14との間に押し縮めて収容する。
【0022】この場合、相対する係合突片28と係合溝
27同士を係合して、係合片13,14の位置ずれを防
止しているから、係合片13,14を容易かつ確実に組
み付けられる。こうして組み付けた連結ユニット10は
図4のようで、両端部に軸挿入孔16と通孔17とが開
口し、これらが互いに連通しているとともに、係合溝2
5,26が向き合って矩形の空スペースを形成してい
る。
【0023】また、係合片13,14がスプリング15
の弾性によって角心棒7の挿入方向と反対方向へ付勢さ
れ、それらの前端部が通孔17と軸挿入孔16の段部に
当接している。しかも、連結ユニット10はレバーハン
ドル6の軸部6aに収容し得る程度に小形で軽量である
から、取り扱いに至便である。
【0024】次に、前記組み付けた連結ユニット10を
レバーハンドル6に取り付ける場合は、連結ユニット1
0を凹穴8へ挿入し、かつその際軸挿入孔16を外側へ
開口して、軸部6aの側方からピン11を各ピン孔に圧
入し、これらを固定すれば良く、その作業は頗る簡単で
ある。
【0025】こうして連結ユニット10を組み付けたレ
バーハンドル6は図1,2のようで、連結ユニット10
の一部が軸部6aから突出し、その先端面に軸挿入孔1
6が開口している。また、連結ユニット10内の係合片
13,14は、各係止爪21a〜21c,22a〜22
cの尖端部が互いに平行平面上に位置している。
【0026】そこで、前記レバーハンドル6を他方のレ
バーハンドル6を連結する場合は、他方のレバーハンド
ル6と一体の角心棒7を予めドア1の一側から挿入し、
これをドアハンドル取付座4,4で固定した錠前2のカ
ム孔(図示略)に差し込んで貫通し、ドア1の他側に突
出して置く。
【0027】次に連結ユニット10を組み付けたレバー
ハンドル6を保持し、その軸挿入孔16を角心棒7に押
し込む。このようにすると、角心棒7が係合片13,1
4の係止爪21a〜21c,22a〜22cの間に進入
し、その際係止爪21a〜21c,22a〜22cの尖
端部との接触によって、係合片13,14がスプリング
15の弾性に抗し、ガイド面18,18に沿ってケーシ
ング12の奥部へ、つまり角心棒7の挿入方向と同方向
へ移動する。
【0028】このため、係止爪21a〜21c,22a
〜22cの尖端部が角心棒7の周面から離間し、それら
の係合力が低下して角心棒7の進入が促される。この場
合、係合溝27と係合突片28との係合が終始維持さ
れ、前記係合片13,14の同動が促される。そして、
角心棒7が連結ユニット10の奥部へ進入し、係合孔9
に所定量嵌合したところで、角心棒7が進入を停止す
る。
【0029】この後、係合片13,14がスプリング1
5の弾性によって所定量押し戻され、係止爪21a〜2
1c,22a〜22cの尖端部が角心棒7の周面に近接
して係合し、角心棒7の上下周面を圧接かつ挟持する。
この結果、角心棒7のドア1側への移動が阻止され、つ
まり抜け止めされ、またこの反対側へは係合孔9との嵌
合で阻止され、前記他方のレバーハンドル6が、連結ユ
ニット10を介して一方のレバーハンドル6に連結され
る。
【0030】このように前記連結に際しては、レバーハ
ンドル6に組み付けた連結ユニット10の軸挿入孔16
を角心棒7に単に押し込むだけで良いから、従来のよう
にビスのねじ込み作業を要するものに比べて、簡易かつ
迅速に行なえる。この場合、角心棒7を必ず係合孔9に
嵌合する必要はなく、その先端部が連結ユニット10内
に位置し、または係止爪21a〜21c,22a〜22
cの全部若しくは一部と係合している状態でも、所期の
効果を得られる。
【0031】また、このような係合片13,14の組み
付け時には、係合溝25,26が対向して縦長の開口ス
ペースを形成し、これが係合溝27と係合突片28との
係合で終始維持され、この開口スペースの少なくとも一
部が前記連結時に開口窓19および開口部30に連通し
ている。
【0032】したがって、例えば前記開口部30にドラ
イバー等の棒状のロック解除具31を挿入し、かつこれ
を係合溝25,26の開口部に差し込んでこじると、ロ
ック解除具31が係合溝25,26の開口縁に係合し、
その押圧力を係合片13,14に伝えて、これらを角心
棒7の挿入方向と同方向へ同動させる。
【0033】この結果、係止爪21a〜21c,22a
〜22cの尖端部が角心棒7の周面から離間し、角心棒
7の引き抜きが促される。したがって、ロック解除具3
1の前記操作を維持し、前記他方のレバーハンドル6を
引き抜けば、レバーハンドル6,6を簡単に取り外すこ
とができる。このように本発明は、特別な工具を要する
ことなくレバーハンドル6,6を簡単に連結し取り外す
ことができるものである。
【0034】図9は本発明の他の実施形態を示し、前述
の構成と対応する部分には同一の符号を用いている。こ
の実施形態は連結ユニット10をドア用レバーハンドル
6,6の代わりに、建物の壁体若しくは機械等の不動部
32に埋め込み、軸挿入孔16を不動部32の表面に開
口して、該孔16に連結体と一体的な角心棒7を押し込
み、該連結体を固定するようにしている。
【0035】その際、連結ユニット10の近接位置に解
除ボタン(図示略)を設け、該ボタンに不動部32に設
けたロック解除具31を連係し、前記ボタン操作によっ
て軸部7の固定と取り外しを可能にしている。
【0036】なお、前述の実施形態では軸部7側を移動
可能にし、連結ユニット10を固定側に設定している
が、この反対に軸部7側を固定側にし、連結ユニット1
0を移動側に設定することも可能である。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明は、軸部を挿入可能な連
結ユニットを設け、該連結ユニットに係止爪を備えた複
数の係合片を前記軸部に沿って移動可能に設け、前記係
合片を前記軸部の挿入方向と反対方向へ付勢するととも
に、前記係止爪を前記軸部に係脱可能に配置したから、
小形軽量で取り扱い易く、しかも簡単な構成で容易かつ
安価に製作でき、これを種々の機械器具、壁体等へ固定
でき、その汎用性を得られるとともに、連結体に突設し
た軸部を挿入することで、連結体を簡易かつ迅速にしか
も強固に連結でき、またその取り外しを簡単に行なうこ
とができる。請求項2の発明は、前記連結ユニット内に
前記軸部に沿ってテーパ面状のガイド面を設け、これら
のガイド面に前記係合片を摺動可能に配置したから、簡
単な構成で係止爪と軸部との係脱作動を実現し、連結体
の連結および取り外しを実現させることができる。
【0038】請求項3の発明は、前記係合片に互いに係
合可能な係合溝と係合突片とを設けたから、前記係合片
の一体化ないし同動化を促し、その組み付けの容易化と
確実性を得られ、また連結体の安定した断続を実現させ
ることができる。請求項4の発明は、前記係合片に設け
た係合溝を互いに向き合わせて配置し、これらの係合溝
スペースを連結ユニットに設けた開口窓に連通させ、該
窓に挿入したロック解除具を介して前記係合片を軸部の
挿入方向と反対方向へ移動可能にしたから、ロック解除
具を介して連結体を簡単に取り外すことができる。請求
項5の発明は、前記連結ユニットを他方の連結体に固定
可能にしたから、種々の機械器具、壁体等への取り付け
を実現して、連結手段としての汎用性を得られる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をドア用レバーハンドルの連結に適用し
た実施形態を示す断面図である
【図2】図1の要部を拡大して示す断面図である。
【図3】本発明の要部を分解して示す斜視図である。
【図4】本発明に適用した連結ユニットの一例を示す断
面図で、連結体への組み込み前の状況を示している。
【図5】図4のA―A線に沿う断面図ある。
【図6】本発明に適用した一対の係合片を示す斜視図で
ある。
【図7】図6のB―B線に沿う断面図である。
【図8】図6のC―C線に沿う断面図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
6 連結体(ドア用レバーハンド
ル) 7 軸部 10 連結ユニット 13,14 係合片 18 ガイド面 19 開口窓 21,22 係止爪 25,26 係合溝 27 係合溝 28 係合突片 31 ロック解除具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結体に突設した軸部を受け入れ、該軸
    部を保持可能にした連結具において、前記軸部を挿入可
    能な連結ユニットを設け、該連結ユニットに係止爪を備
    えた複数の係合片を前記軸部に沿って移動可能に設け、
    前記係合片を前記軸部の挿入方向と反対方向へ付勢する
    とともに、前記係止爪を前記軸部に係脱可能に配置した
    ことを特徴とする連結具。
  2. 【請求項2】 前記連結ユニット内に前記軸部に沿って
    テーパ面状のガイド面を設け、これらのガイド面に前記
    係合片を摺動可能に配置した請求項1記載の連結具。
  3. 【請求項3】 前記係合片に互いに係合可能な係合溝と
    係合突片とを設けた請求項1記載の連結具。
  4. 【請求項4】 前記係合片に設けた係合溝を互いに向き
    合わせて配置し、これらの係合溝スペースを連結ユニッ
    トに設けた開口窓に連通させ、該窓に挿入したロック解
    除具を介して前記係合片を軸部の挿入方向と反対方向へ
    移動可能にした請求項1記載の連結具。
  5. 【請求項5】 前記連結ユニットを他方の連結体に固定
    可能にした請求項1記載の連結具。
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