JP4594028B2 - レバーハンドル - Google Patents

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本発明はレバーハンドルに関し、殊にドアを開閉操作するためのハンドルをドアの鍵箱部を貫通させた角軸両端部に固定して取付けるレバーハンドルに関する。
ドアの鍵箱部分に配設されるレバーハンドルについて、従来よりその取付け作業を容易にするための取付け構造が種々提案されている。例えば、レバーハンドルのハンドル軸部に穿設孔を設けたものに角軸端部を挿入してドアの厚みに合わせた深さ位置においてネジ等で固定するものとした取付け構造は古くから知られているが、これは取付けおよび取り外しの度にドライバなどを用いてネジを回して固定状態を解除する必要があり、作業に煩わしさを伴うものである。
これに対し、特開平10−252321号公報には、角軸を一端挿入すればハンドル軸部の穿設孔内に先端を突設したストッパが角軸表面の歯に噛合して引き抜き不能とするものとした取付け構造が提示されている。この取付け構造を備えたレバーバンドルは、取付け時にハンドル軸部の穿設孔に角軸を挿入するだけで作業が終了することから、作業者の手間を大きく軽減することができるものである。
しかし、このストッパの噛合を利用した取付け構造は、角軸の摺動を固定する噛合が角軸表面の歯のピッチ長さの倍数で特定される位置でなされるため、取付け時に必ずしもストッパの歯と角軸の歯が噛合するところに一致するとは限らず、取付け後においてハンドルのガタツキを生じる原因となることがある。また、ストッパの歯を付勢させるための構造について耐久性に難点があるとともに、これら部品類をハンドル軸部に組み付ける作業に煩雑さを伴う、という問題がある。
これに対し、特開2000−352227号公報には、図7(C)の断面図に示すようにハンドル軸部3cに角軸9挿入方向に漸増する勾配をなすテーパ孔面10dを備えた固定ブロック10B(図7(B)参照)を設けるとともに、角軸9の引き抜き方向の動作よりそのテーパ孔面10dと角軸9表面との間に噛み込んで引き抜き動作に抗して楔作用を発揮する二つに分割された部材で形成された可動ブロック14B(図6(A)参照)を備えたものとして、この可動ブロック14Bをテーパ孔面10dに向けてバネ部材などの付勢手段16,16で押し込むものとして、図6の取付け時の斜視図に示すように角軸9をドア1の鍵箱部分1aを貫通させて反対側のハンドル3Cに挿入して固定する取付け構造を備えたレバーハンドル2Bが記載されている。
この取付け構造は、ハンドル軸部3c端面に露出した固定部材10Bの貫通孔10b開口部から角軸9を挿入するだけで、任意の深さ位置で容易にレバーハンドル2Bを取り付けることができ、しかも角軸9の固定に楔作用を利用したことで長期間に亘る使用に耐えるものとしている。
しかしながら、このレバーハンドル2Bは図7(C)の縦断面図に示すように、筒状部材の内側面にテーパ孔面10dを設けた複雑な構造を有する固定部材10Bの内側に、テーパ孔面10dの傾斜と一致する傾斜面14gを外側面に設けたスライド部材14Bを挿入させた状態でハンドル軸部3cの穿設孔36に内装させたものであるが、固定部材10B内側面に所定の傾きを持ったテーパ孔面10dを設けること自体が容易ではないとともに、複雑な構造を有する固定部材10Bおよび可動ブロック14Bをハンドル軸部3cの穿設孔36に組み付ける作業に手間を要するため、製造コストが高騰しやすいという問題がある。
また、スライド部材14Bが二つの分割体14h,14iからなるため、これらが挟み込まれる際に摺動方向に互いにずれが生じる場合があり、楔作用を充分に発揮できずに角軸9がしっかりと固定されなかったり、角軸9が固定されるまでにハンドル3Cが引き抜き方向にずれて取付け後にハンドルにガタツキが生じてしまったりする心配がある。また、スライド部材14Bを安定した状態でスライドさせるために固定部材10Bにもスライド溝を設けるなど加工も容易でない。
特開平10−252321号公報 特開2000−352227号公報
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、レバーハンドルについて、様々なドアの厚みに対応して容易に取り付けおよび取り外せるようにすることに加え、その構成を簡易なものとして組立を容易にしながら製造コストを低廉に抑え、しかも取付け時の角軸の固定を確実なものとして取付け後にハンドルにガタツキが生じないようにすることを課題とする。
そこで、本発明は、ドアの鍵箱部を貫通する角軸とドアの開閉操作を行うための一対のハンドルを備え、角軸の両端をこの一対のハンドルのハンドル軸部に設けた穿設孔にそれぞれ挿入・固定して前記ドアに取り付けるものとしたレバーハンドルについて、この一対のハンドルのうち少なくとも一方において、角軸が貫通する貫通孔を有し穿設孔開口部側に挿設される略円筒状で嵌入端が前記ハンドル軸部に設けた穿設孔よりも小径で前記穿設孔に嵌入させたときに穿設孔との間に係止段部を形成する固定部材と、角軸が貫通する貫通孔を有し外側面の一部に基端側から先端側に縮小してテーパ形状を形成する少なくとも一対の傾斜面を有するとともにこの一対の傾斜面の間において中心線に沿う面で分割された一対の分割体からなり先端側を固定部材の内側開口部側から挿入してスライドさせることにより所定深さでその一対の傾斜面が内側開口部に固定部材により形成した係止段部に当接してスライドが停止するスライド部材と、穿設孔底部側に配置されスライド部材を外側に付勢する弾性部材と、からなる取付け構造を備えたものとして、角軸を固定部材の貫通孔開口部から挿入してスライド部材の貫通孔に連通させることで、これを抜脱方向に引く動作に対しスライド部材が固定部材と角軸との間に挟まる楔作用で角軸を抜脱不能としてレバーハンドルを前記ドアに取り付けるレバーハンドルにおいて、前記スライド部材を形成する分割体の貫通孔を形成する溝の底面に平目ローレット加工による滑り止め加工が施されているものとして、角軸を固定部材の貫通孔開口部から挿入してスライド部材の貫通孔に連通させることで、これを抜脱方向に引く動作に対しスライド部材が固定部材と角軸との間に挟まる楔作用で角軸を抜脱不能としてレバーハンドルをドアに取り付けるものとした。
このように、ハンドル軸部の穿設孔側または固定部材の内側面に角軸の挿入方向に漸増する勾配をなすテーパ孔面を設ける手間を要することなく、固定部材の内側開口部に外側に傾斜面を持つテーパ形状を有するスライド部材が挿入されて所定深さでスライド停止するものとしたことで、極めて簡易な構成で作成容易としながら楔機能を充分に発揮させることができ、しかも各部材が複雑な構造を有しないことから組立作業も極めて容易なものとなるため、製造コストを高騰させることなくレバーハンドルを容易にドアに取り付け可能となる。
また、このスライド部材を構成する一対の分割体が、接合部で互いに噛合して摺動方向に互いにずれないとともに離間方向に動作可能とする係合構造を有したものとすれば、一体として取扱い可能で組立作業が極めて容易なものとなるとともに、レバーハンドル取付け時に二つの分割体が摺動方向にずれを生じることがなく一体としてスライドするため、楔作用を充分に発揮して角軸を確実に固定することができる。
さらに、この取付け構造を備えたハンドル軸部外面に、所定の工具の先端を挿通して楔作用を発揮しているスライド部材を穿設孔底部側に動かして固定状態を解除するための操作窓が開口したものとすれば、レバーハンドルの取り外し操作を極めて容易なものとすることができる。
本発明によると、様々なドアの厚みに対応してレバーハンドルのドアへの取り付け・取り外し作業を容易に実施できるようにすることに加え、テーパ形状を備えたスライド部材を、角軸が貫通する貫通孔を有し穿設孔開口部側に挿設される略円筒状で嵌入端が前記ハンドル軸部に設けた穿設孔よりも小径の固定部材を前記穿設孔に嵌入させたきに穿設孔との間に形成される係止段部に係止、固定させることで、その構成を簡易なものとして製作・組立容易としながら製造コストを低廉に抑えることが可能となり、またスライド部材の一対の分割体に係合構造を設けたことで取付け時に角軸を確実に固定することができるものである。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明すると、図1(A)は本発明の実施の形態であるレバーハンドル2Aの取付け後の状態を示す正面図であり、ドア1および鍵箱部1aは2点鎖線で示している。レバーハンドル2Aは、図5の取付け時の斜視図に示すように、従来のレバーハンドル2Bと同様にドア1の鍵箱部1aの両側から角軸9を貫通させてその両端にハンドル3Aおよび3Bを固定するものであり、一方のハンドル3Bのハンドル軸部3bの穿設孔35に角軸9の一端を挿入してビスなどで固定し、他端を鍵箱部1aの貫通孔を貫通して反対側に突出させ、これをもう一方のハンドル3Aのハンドル軸部3aの穿設孔30に挿入し、挿入が停止した位置で固定されてドア1に取付けるものである。
ハンドル軸部3aにおける角軸9の取付け構造の分解斜視図を示す図4を参照して、ハンドル3Aはハンドル軸3aに設けられた穿設孔30にバネ部材13、スライド部材14A、固定部材10Aの順に挿設し、固定部材10Aは固定ピン15でハンドル軸部3a外側から固定され、固定部材10Aの外側に露出する端面に開口した貫通孔10cから角軸9が挿入されるようになっている。
ハンドル軸部3aにおける取付け構造の詳細を示す図2および図3を参照して、ハンドル軸部3aは略円筒状の部材であり基端側を図示しないハンドル部3cに固着され、先端側から穿設孔30が穿設されて略円筒形状を呈している。図3(B)を参照して、穿設孔30は開口部から順に固定部材10Aを挿設するための大径部30a、スライド部材14Aおよびバネ13を挿設するための小径部30bを有しており、たとえば図2に示すように大径部30aに嵌入した固定部材10Aの嵌入端12aを大径部30aに嵌入させたときに係止段部12cが形成される。また、小径部30bの底壁側には角軸9端部を挿入して支持するための支持孔30cが穿設されている。また、ハンドル軸部3aの外周には固定部材10Aをハンドル軸部3aに固定するための固定ピン15を挿通するピン孔31と、これに近接してハンドル軸部3a外側から角軸9の固定状態を解除するために開口した矩形の解除窓32とを備えている。
図3(A)および(B)を参照して、固定部材10Aは略円筒状の部材であるが、穿設孔30の外側に露出する大径部11と、穿設孔30の大径部30aに嵌入して係止段部12cが形成される小径部12とからなり、貫通孔10cが外側端面に角軸9の断面形状にほぼ合致する矩形の開口部を形成し、内側端面に固定部材14A先端側断面形状にほぼ合致する略多角形状の開口部を形成している。また、小径部12の周面にはハンドル軸部3aのピン孔31から連通された固定ピン15が嵌入する固定孔12bが設けられている。
スライド部材14Aは、角軸9が貫通する貫通孔14cを備えた略円錐台状の部材であり、外側面に基端側から先端側に縮小してテーパ形状を形成する一対の傾斜面143,144を備えるとともに、その中間で中心線に平行な面で二つに分割される一対の分割体14a,14bからなり、先端側を固定部材10Aの貫通孔10c内側開口部から挿入してスライドさせることにより、所定深さでその一対の傾斜面が開口部に形成される嵌入端12aにより形成される係止段部12cに当接してスライド停止する形状を有している。また、分割体14aおよび14bの貫通孔14cを形成する溝の底面145,146には平目ローレット加工等による滑り止め加工が施されている。
また、その一側面には分割体14a,14bの接合部に対し直角に穿設されハンドル軸3aの操作窓32にほぼ一致して連通する矩形の操作孔14d,14dが設けられている。さらに、図3(A)に示すように、分割体14bの接合面から矩形に突出した凸部が分割体14a側に設けた凹部に噛合するようになっており、これが両分割体14a,14bがスライド方向に互いにずれることを防止するとともに離間方向への動作を可能とする係合構造を形成し、スライド部材14Aを一体のものとしてスライドさせ易いとともに組立時にも扱い易くしている。
そして、穿設孔30の底壁側とスライド部材14A基端側との間には角軸9が挿通する内径を有したバネ部材13が配設され、スライド部材14Aを穿設孔30開口部側に付勢している。一方、角軸9は図4に示すように角柱状の部材であり、ハンドル3A,3Bに両端を挿設したときその間に一般的なドアの厚さに相当する間隔を保持可能な長さを有しており(図1(A)参照)、またハンドル3Aに挿入する端部側の二面(一方は裏側で表示されず)に平目ローレット加工などによる滑り止め部9a,9aを有している。
以下に、本実施の形態の作用を説明する。図5の斜視図に示すように、ハンドル3Bの穿設孔35にビスなどで一端を固定された角軸9のもう一端側をドア1の鍵箱1aの貫通孔を挿通させて反対側に突出させる。そして、図2(B)の断面図に示すように、角軸9を固定部材10Aの貫通孔10cに挿入し、固定部材10Aの内側(小径部側)開口部に先端側を嵌入したスライド部材14Aの貫通孔を挿通し、バネ部材13の内側を通って穿設孔30底壁の支持孔30cに挿入され、両ハンドル3A,3Bの開口部側がドア1の外面に当接した時点で挿入は停止する。
この角軸9のハンドル3Aへの固定において、角軸9の滑り止め部9a,9aとスライド部材14Aの貫通孔14cの滑り止め加工を施された内壁との摩擦で、スライド部材14Aはバネ部材13の付勢力に抗して僅かに挿入方向に移動するが、角軸9を引き抜き方向に引く力を加えることにより、バネ部材13の付勢力も加わってスライド部材14Aが角軸9と固定部材10Aの嵌入端12aと穿設孔30の大径部30aとの間で形成される係止段部12cとの間に押し込まれて挟まり、強力な楔作用を発揮するため引き抜き不能となる。
尚、スライド部材14Aは二つに分割された分割体14a,14bからなって一体として挟み込み方向に移動するが、これらの内側面および角軸9側面に施された滑り止め加工により、大きな摩擦力が生じて引き抜き方向の力に対して充分に抗することができる。また、この分割体14a,14bの接合部に設けた係合構造により挟み込み前後において両者が一体となって移動するため、両者が互いに摺動方向にずれることなく楔作用が安定して発揮される。
即ち、角軸9をドア1の厚さに応じた深さ分だけハンドル3Aのハンドル軸部3aに挿入するだけで、角軸9は固定され引き抜き不能となってレバーハンドル2Aの取付けは終了するものである。そして、レバーハンドル2Aをドア1から取り外す場合は、ハンドル軸部3aに開口した操作窓32を通してスライド部材14Aの操作孔14dにマイナスドライバーなどの先端を差込み、スライド部材14Aを僅かに穿設孔30底壁側に動かせば、係合状態は解除されて楔作用は消失し角軸9は摺動可能となって容易に取り外すことができる。
尚、本実施の形態において、スライド部材14Aは一方が凸部を有し他方が凹部を有して係合構造を形成する分割体14a,14bとしたが、双方とも凸部および凹部を有するものとして、向かい合わせることにより互いに噛合する同一部品としてもよい。また、角軸9は四角柱からなる部材としたが、異なる角数の部材でもよく、或いは円柱の側面を切り欠いて平面部分を設け角柱に近似した形状としてもよい。
以上述べたように、スライド部材のみに傾斜面を設け固定部材内側面またはハンドル軸部の穿設孔内側面にテーパ面を形成しないで固定部材とハンドル軸部の穿設孔との間に係止段部を形成した構成とした極めて簡易な取付け構造からなる本実施の形態により、レバーハンドルの取付けおよび取り外し作業が容易になることに加え、構造が極めて単純化されて組み立て作業が容易になるとともに製造コストも低廉に抑えられる。さらに、分割されたスライド部材に係合構造を設けてズレ防止機能を追加したことで、組み立て時の扱いが容易となるとともに取付け時の楔作用による固定が確実なものとなって取付け後のガタツキが生じにくいものとなるものである。
(A)は本発明の実施の形態の正面図、(B)は(A)の縦断面図。 (A)は図1の取付け構造部分の部分拡大図、(B)は(A)の一部を拡大した縦断面図。 (A)は図2(A)の分解図、(B)は(A)の縦断面図。 図1(A)の分解斜視図。 図1(A)のレバーハンドルの取付け時の状態を示す斜視図。 従来例におけるレバーハンドルの取付け時の状態を示す斜視図。 (A)は従来例におけるスライド部材の正面図および右側面図、(B)は従来例における固定部材の縦断面図および右側面図、(C)は従来例における取付け構造を示す縦断面。
符号の説明
1 ドア、1a 鍵箱、2A レバーハンドル、3A,3B ハンドル、3a,3b ハンドル軸部、3c ハンドル部、9 角軸、9a 平目ローレット加工部、10A 固定部材、10c,14c 貫通孔、12c 係止段部、13 バネ部材、14A スライド部材、14a,14b 分割体、14d 操作孔、30 穿設孔、32 操作窓、141 凹部、142 凸部

Claims (3)

  1. ドアの鍵箱部を貫通する角軸とドアの開閉操作を行うための一対のハンドルを備え、角軸の両端をこの一対のハンドルのハンドル軸部に設けた穿設孔にそれぞれ挿入・固定して前記ドアに取り付けるものとしたレバーハンドルについて、この一対のハンドルのうち少なくとも一方において、角軸が貫通する貫通孔を有し穿設孔開口部側に挿設される略円筒状で嵌入端が前記ハンドル軸部に設けた穿設孔よりも小径で前記穿設孔に嵌入させたときに穿設孔との間に係止段部を形成する固定部材と、角軸が貫通する貫通孔を有し外側面の一部に基端側から先端側に縮小してテーパ形状を形成する少なくとも一対の傾斜面を有するとともにこの一対の傾斜面の間において中心線に沿う面で分割された一対の分割体からなり先端側を固定部材の内側開口部側から挿入してスライドさせることにより所定深さでその一対の傾斜面が内側開口部に固定部材により形成した係止段部に当接してスライドが停止するスライド部材と、穿設孔底部側に配置されスライド部材を外側に付勢する弾性部材と、からなる取付け構造を備えたものとして、角軸を固定部材の貫通孔開口部から挿入してスライド部材の貫通孔に連通させることで、これを抜脱方向に引く動作に対しスライド部材が固定部材と角軸との間に挟まる楔作用で角軸を抜脱不能としてレバーハンドルを前記ドアに取り付けるレバーハンドルにおいて、前記スライド部材を形成する分割体の貫通孔を形成する溝の底面に平目ローレット加工による滑り止め加工が施されていることを特徴とするレバーハンドル。
  2. 前記一対の分割体は、接合部で互いに噛合して摺動方向に互いにずれないとともに離間方向に動作可能とする係合構造をそれぞれ備えていることを特徴とする請求項1に記載したレバーハンドル。
  3. 前記取付け構造を備えたレバーハンドルのハンドル軸部外面に、所定の工具の先端側を挿通して楔作用を発揮している前記スライド部材を前記穿設孔底部側に動かして固定状態を解除するための操作窓が開口している、ことを特徴とする請求項1または2に記載したレバーハンドル。
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