JP2001122458A - 紙葉類取出し装置 - Google Patents

紙葉類取出し装置

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JP2001122458A
JP2001122458A JP29872499A JP29872499A JP2001122458A JP 2001122458 A JP2001122458 A JP 2001122458A JP 29872499 A JP29872499 A JP 29872499A JP 29872499 A JP29872499 A JP 29872499A JP 2001122458 A JP2001122458 A JP 2001122458A
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Takahiro Suzuki
木 貴 博 鈴
Shigeo Horino
野 成 男 堀
Morimasa Miyashita
下 守 正 宮
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層状態の紙葉類に接合力が作用している場
合であっても、積層状態の紙葉類の区分け、取出し作業
を自動的に行うことができる紙葉類取出し装置を提供す
ることを提供すること。 【解決手段】 本発明の紙葉類取出し装置10は、積層
された紙葉類30を収容する収容部11と、紙葉類30
を収容部に対して押圧する第1押圧要素11とを備えて
いる。第2押圧要素12は、第1押圧要素11によって
収容部11に押圧された紙葉類30の側端面を押圧しな
がら、当該側端面に沿って移動して、紙葉類30の側端
面に隙間Gを形成させる。区分要素14が、第2押圧要
素13によって形成された隙間Gに挿入される。把持要
素15が、区分要素14によって区分された紙葉類30
のうちの一方30aを把持して移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層された紙葉
類、特には印刷済みの紙葉類の中から所定枚数だけを区
分して取り出す紙葉類取出し装置に係り、とりわけ、積
層された紙葉類からの区分、取出し作業を自動的に行う
ことができる紙葉類取出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、積層された紙葉類を一枚づつ分
離するさばき装置に紙葉類を供給する際に、積層された
紙葉類を適当な枚数に区分して取出すことが前処理とし
て必要である。
【0003】一方で、印刷直後の紙葉類(印刷物)を積
み重ねた状態で一定の時間おくと、印刷面のインクが乾
燥、硬化することにより、重なり合った部分が貼り付い
て接合してしまうことがある。また、積層状態の紙葉類
は、静電気によって、隣接する紙葉類間が接合している
場合がある。
【0004】従来、そのような接合力が作用している積
層状態の紙葉類を区分して取出す作業は、人手によって
行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のような人手によ
る区分け、取出し作業は、比較的重労働で、手間のかか
る作業である。
【0006】そのうえ、その前後の作業の自動化が進ん
でいるため、紙葉類の区分け、取出し作業を自動化する
ことができれば、紙葉類処理装置全体のスループットを
著しく向上させることが可能となる。
【0007】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、積層状態の紙葉類に接合力が作用してい
る場合であっても、積層状態の紙葉類の区分け、取出し
作業を自動的に行うことができる紙葉類取出し装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、積層された紙
葉類を収容する収容部と、前記紙葉類を収容部に対して
押圧する第1押圧要素と、前記第1押圧要素によって前
記収容部に押圧された前記紙葉類の側端面を押圧しなが
ら当該側端面に沿って移動して、前記紙葉類の側端面に
隙間を形成させる第2押圧要素と、前記第2押圧要素に
よって形成された前記隙間に挿入される区分要素と、前
記区分要素によって区分された前記紙葉類のうちの一方
を把持して移動する把持要素と、を備えたことを特徴と
する紙葉類取出し装置である。
【0009】本発明によれば、第1押圧要素、第2押圧
要素及び区分要素による協調動作によって自動的に紙葉
類の分離を行うことができ、さらに把持要素によって自
動的に取出し作業を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本明細書において、紙葉類とは、
紙や樹脂などを材料とする枚葉状のあらゆるメディア
(媒体)を示しており、具体的には、有価証券、郵便
物、磁気カード、及び類似なものを指す。
【0011】以下、図面を参照して本発明の実施の形態
について説明する。
【0012】図1は、本発明の第1の実施の形態による
紙葉類取出し装置を示す概略断面図である。図1に示す
ように、本発明の第1の実施の形態の紙葉類取出し装置
10は、積層された紙葉類30を収容する収容部11
と、紙葉類30を収容部11に対して押圧する第1押圧
要素12とを備えている。
【0013】本実施の形態の収容部11は、図1に示す
ように、積層された紙葉類30の底面と3つの側面(図
1の左方側と図1の紙面の前後両側)とを取り囲むと共
に、1つの側面(図1の右方側)を解放させるように形
成されている。
【0014】本実施の形態の第1押圧要素12は、図1
に示すように、収容部11に収容される紙葉類30の上
端面側に設けられ、紙葉類30の上端面を下方に向け
て、すなわち収容部11の底部に向けて押圧するように
なっている。
【0015】第1押圧要素12の構造の具体例を、図2
に示す。図2に示すように、押圧要素12は、回転する
2つのローラ部材12rを有している。これらのローラ
部材12rは、リニアモータ12mの電磁コイル部に接
続されている。リニアモータ12mの電磁コイル部に対
して近接力または反発力を発生させるリニアモータ12
mの永久磁石部は、フレーム12fに直接固定されてお
り、一方、リニアモータ12mの電磁コイル部は、フレ
ーム12f内に設けられフレーム12fに対して図2の
上下方向に直線移動可能なスライダ12sに固定されて
いる。このため、リニアモータ12mを駆動してフレー
ム12fとスライダ12sとを相対移動させることによ
り、フレーム12fに対するローラ部材12rの位置を
任意に高精度に変更できるようになっている。一方、フ
レーム12fには図示しないカムリンク機構等の駆動機
構が接続されており、図1の上下方向及び左右方向に移
動できるようになっている。ローラ部材12rと紙葉類
30との接触状態は、所定位置に設けられる非接触セン
サ12dで、その接触具合がチェックされる。
【0016】ローラ部材12rは、ローラ部材12rが
紙葉類30と接触している状態でのフレーム12fの図
1の左右方向の移動を可能にするため、積層される紙葉
類30の上端面及び側端面に対して平行となるように配
置されている。これにより、ローラ部材12rは、紙葉
類30と接触している状態でのフレーム12fの左右方
向の移動の際に、積層された紙葉類30の上端面に沿っ
て転がることができる。ローラ部材12rの材質は、接
触する紙葉類30のタイプに応じて適宜に選択され得
る。
【0017】図1に示すように、収容部11の解放する
側面側(図1の右方側)には、第1押圧要素12によっ
て収容部11に押圧された紙葉類30の側端面を押圧し
ながら当該側端面に沿って移動して、紙葉類30の側端
面に隙間G(図5参照)を形成させる第2押圧要素13
が設けられている。
【0018】本実施の形態の第2押圧要素13は、ロー
ラ部材の回転が抑制されている点を除いて、図2を用い
て説明した第1押圧要素12の構成と略同様となってい
る。これにより、第2押圧要素13のローラ部材が紙葉
類30の側端面を押圧した状態で第2押圧要素13が移
動することによって、紙葉類30に隙間Gを形成するよ
うになっている。
【0019】本実施の形態の第1押圧要素12は、第2
押圧要素13が紙葉類30の側端面に沿って移動するこ
とに伴って、紙葉類30に対する押圧位置を変えるよう
移動するようになっている。具体的には、第1押圧要素
12は初め紙葉類30の解放された側端面の近傍におい
て紙葉類30の上端面を押圧するようになっているが、
第2押圧要素13が紙葉類30をめくり上げていくこと
に伴って、解放された紙葉類30の側端面から遠ざかる
方向(図1の左方向)に移動するようになっている。
【0020】また、収容部11の解放する側面側には、
第2押圧要素13によって形成された隙間Gに挿入され
る区分要素14と、区分要素14によって区分された紙
葉類30のうちの一方30a(図5参照)を把持して移
動する把持要素15と、が設けられている。
【0021】本実施の形態の区分要素14は、図1に示
すように、隙間Gにおいて区分された紙葉類30bの境
界面(図5参照)と接触可能なレバー14aと、レバー
14aに接続されレバー14aを隙間Gに対して挿入さ
せるアクチュエータ(図示せず)とを有している。レバ
ー14は、第2押圧要素13と干渉しないような態様で
隙間Gに挿入されるようになっている。
【0022】また本実施の形態の把持要素15は、区分
された紙葉類30aを挟持する2本のアーム部材15a
及び15bを有しており、これらのアーム部材15a及
び15bによって、区分された任意の枚数の紙葉類30
aを任意の把持力で把持できるようになっている。更に
本実施の形態の把持要素15は、他の要素と干渉するこ
となく、任意の軌道で移動することが可能となってい
る。
【0023】把持要素15の構造の具体例を、図3に示
す。図3に示すように、把持要素15は、対向する2本
のアーム部材15a及び15bを有している。これらの
アーム部材15a、15bは、近接力または反発力を生
じるリニアモータ15mの永久磁石部と電磁コイル部と
に、それぞれ接続されている。リニアモータ15mの永
久磁石部は、フレーム15fに直接固定されており、一
方、リニアモータ15mの電磁コイル部は、フレーム1
5f内に設けられフレーム15fに対して図3の上下方
向に直線移動可能なスライダ15sに固定されている。
このため、リニアモータ15mを駆動してフレーム15
fとスライダ15sとを相対移動させることにより、ア
ーム部材15a、15bの間隔を任意に変更できるよう
になっている。
【0024】各アーム部材15a、15bには、摩擦部
15hが対向する位置関係で設けられている。これによ
り、アーム部材15a、15bが近接した場合に、紙葉
類30aを対向する摩擦部15hで挟持できるようにな
っている。この時の挟持力は、リニアモータ15mの駆
動によって、任意に調整することができる。摩擦部15
hの材質は、挟持する紙葉類30aのタイプに応じて適
宜に選択され得る。また、把持要素15は、フレーム1
5fに接続される図示しない駆動機構によって、任意の
軌道に移動できるようになっている。可動部を非接触変
位センサ等で検知することにより、把持具合がチェック
される。
【0025】また、収容部11の解放する側面側には、
把持要素15が紙葉類のうちの一方30aを把持して移
動する際に、紙葉類のうちの他方30bを収容部11に
対して押圧する抑制要素21が、更に設けられている。
【0026】本実施の形態の抑制要素21は、区分され
た紙葉類の他方30bに当接する回転ローラ21aを有
するレバー21bと、レバー21bを移動させて紙葉類
30bを収容部11に向けて押圧させるアクチュエータ
(図示せず)と、を有している。回転ローラ21aを有
するレバー21bは、当該アクチュエータにより、他の
要素と干渉しないような軌道で移動されるようになって
いる。
【0027】また、収容部11の解放する側面側には、
区分要素14が隙間Gに挿入される際に、区分要素14
の隙間Gへの挿入を支援すべく隙間Gにエアを吹き付け
るエア吹付要素22が、更に設けられている。
【0028】その他、紙葉類30の積層状態、例えば上
端面の位置及び側端面の位置等を検出する検出要素23
が設けられている。
【0029】本実施の形態の検出要素23は、積層され
た紙葉類30の状態および処理後の紙葉類30の処理具
合の画像を検出する画像検出装置23aと、画像検出装
置23aが検出した画像から紙葉類30の積層状態を判
断する画像処理装置23bとからなっている。画像検出
装置23aとしては、CCDカメラやリニアイメージセ
ンサ等が用いられ得る。この他、検出要素としては、光
電センサ等が利用可能である。
【0030】次に、このような構成よりなる本実施の形
態の作用について、図4乃至図9を用いて説明する。
【0031】まず、図4に示すように、積層された紙葉
類30が、収容部11の3つの側面に当接するように収
容部11に収容される。
【0032】次に、検出要素23により、積層された紙
葉類30の上端面および側端面の位置が検出される。
【0033】そして、第1押圧要素12が紙葉類30の
上端面に当接され、さらに紙葉類30の上端面を下方に
向けて、すなわち収容部11に向けて押圧する。この時
の第1押圧要素12の紙葉類30との当接点は、紙葉類
30の解放された側端面の近傍である。
【0034】続いて、第2押圧要素13が、第1押圧要
素12によって収容部11に押圧された状態の紙葉類3
0の側端面に当接され、さらに紙葉類30の側端面を図
4の左方に向けて押圧する。
【0035】次に、図5に示すように、第2押圧要素1
3が紙葉類30の側端面を押圧しながら当該側端面に沿
って図5の上方に移動する。これに伴い、紙葉類30の
側端面に隙間Gが形成される。また、第2押圧要素13
が紙葉類30をめくり上げていくことに伴って、第2押
圧要素13によるこのめくり上げ動作を妨げないよう
に、第1押圧要素12は紙葉類30の解放された側端面
の近傍から遠ざかる方向(図5の左方向)に徐々に移動
する。
【0036】そして、第2押圧要素13の移動によって
形成された隙間Gに、区分要素14が挿入される。具体
的には、レバー14aが、図示しないアクチュエータ1
4bの駆動に伴って隙間G内に挿入される。レバー14
aは、第2押圧要素13と干渉しないような軌道で隙間
Gに挿入される。これにより、レバー14aは、隙間G
によって分離された紙葉類30の下方側部分30bの上
端面(境界面)に当接する。この間、エア吹付要素22
によって隙間Gにエアが吹き付けられる。これにより、
区分要素14のレバー14aの隙間Gへの挿入が支援さ
れる。
【0037】次に、図6に示すように、区分要素14に
よって区分された紙葉類30のうち上方の紙葉類30a
が、把持要素15によって把持される。この時第2押圧
要素13は、把持要素15との干渉を防ぐために適切な
退避位置に移動する。
【0038】次に、図7に示すように、紙葉類30aを
把持した状態の把持要素15が、把持した紙葉類30a
と残存する紙葉類30bとの間の隙間Gを増大させるべ
く、紙葉類30aをめくるような軌道で移動する。この
時、紙葉類30aがなめらかに撓むように、第1押圧要
素11は適切な退避位置に移動する。
【0039】そして、把持要素15の移動によって増大
された隙間Gに、抑制要素21が挿入される。具体的に
は、回転ローラ21aを有するレバー21bが、図示し
ないアクチュエータの駆動に伴って隙間G内に挿入さ
れ、回転ローラ21aが残存する紙葉類30bの上端面
(境界面)に沿って、収容部11の側壁に当接する位置
まで転がる(図8参照)。レバー21bは、他の要素と
干渉しないような軌道で隙間Gに挿入される。
【0040】この間にも、エア吹付要素22によって隙
間Gにエアが吹き付けられることが好ましい。これによ
り、抑制要素21のレバー21bの隙間Gへの挿入が支
援される。
【0041】抑制要素21が紙葉類30bと接触する部
分が回転ローラ21aによって構成されていることによ
り、紙葉類30bの上端面(境界面)を傷けることが防
止される。
【0042】次に、図8に示すように、紙葉類30aの
撓みの継続による「くせ」付き等を防止するため、把持
要素15は、紙葉類30aを把持した時の位置にまで直
ちに戻る。
【0043】そして、図9に示すように、把持要素15
が図9の右方向に移動し、これに伴って紙葉類30aが
図9の右方向に取り出される。この時、取り出される紙
葉類30aと残存する紙葉類30bとの間には抑制要素
21が介在しているため、紙葉類30aの取り出しは極
めて円滑に行われる。
【0044】以上のように、本実施の形態によれば、人
手によらず、紙葉類30の分離及び取出し作業を、自動
的に行うことが可能である。
【0045】なお、紙葉類30の接着具合によっては、
図7を用いて説明したような紙葉類30aのめくり動作
を行わず抑制要素21を使用しないで、分離要素14に
よって分離された紙葉類30aを把持要素15が把持し
た図6の状態から、直ちにずらし動作等によって紙葉類
30aを取り出しても良い。
【0046】また、本実施の形態では、区分要素14、
把持要素15及び抑制要素21は、全て異なる要素によ
って構成されているが、これらは融合されて構成されて
もよい。
【0047】また、検出要素23により紙葉類の処理具
合も検知されており、紙葉類の折れ曲りや動作失敗が確
認されたら動作停止し、再動作したり、人手による調整
を行う。
【0048】なお、本実施の形態は、更に紙葉類30の
枚数を計測する計測要素を備えていることが、紙葉類の
処理にとって好ましい。計測要素は、正確な枚数を計測
するタイプに限らず、大体の枚数を把握できるものであ
れば良い。これにより、把持取出しする枚数を所望の数
にすることができる。
【0049】例えば、図10(a)に示すように、ベル
ト66eにより同期回転するローラ66f、66gによ
り駆動されるリンク機構66dの往復動作(図中矢印方
向)する節の先端に設置された吸着部66dが、紙葉類
61の端部に接触して一葉の紙葉類61に吸着する。
【0050】次に、図10(b)に示すように、吸着部
66bの往復動作によって吸着部66bが吸着した一葉
の紙葉類61がめくられる。ローラ66fに設置された
回転丸棒66cは、吸着部66bの運動に同期して、め
くられた紙葉類61と残存する紙葉類61との間に移動
する。
【0051】次に、図10(c)に示すように、回転丸
棒66cの回転動作によって吸着部66bと一葉の紙葉
類61との間の吸着が解かれ、吸着部66bを挟んで紙
葉類61が分離される。この時、エア吹付け要素(図示
せず)によって分離された紙葉類61の側方端部から圧
縮空気を吹付け、分離動作を促進する。これにより、一
葉のめくり動作が終了する。
【0052】その後分離要素66は、図示しない位置決
め機構によって紙葉類61の一葉分の厚みだけ、残存す
る紙葉類61側に移動する。以後、図10(a)乃至図
10(c)を用いて示した動作が繰り返され、次々に紙
葉類61がその枚数を計測されながら分離される。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、積層され
た紙葉類の中から所定枚数をまとめて自動的に分離し、
取出すことが可能な紙葉類取出し装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による紙葉類取出し装置の第1の実施の
形態を示す概略断面図。
【図2】図1の第1押圧要素の構成の一例を示す構成概
略図。
【図3】図1の把持要素の構成の一例を示す構成概略
図。
【図4】図1の紙葉類取出し装置の作用の一過程を示す
概略図。
【図5】図1の紙葉類取出し装置の作用の一過程を示す
概略図。
【図6】図1の紙葉類取出し装置の作用の一過程を示す
概略図。
【図7】図1の紙葉類取出し装置の作用の一過程を示す
概略図。
【図8】図1の紙葉類取出し装置の作用の一過程を示す
概略図。
【図9】図1の紙葉類取出し装置の作用の一過程を示す
概略図。
【図10】計測要素の作用例を示す概略図。
【符号の説明】
10 紙葉類取出し装置 11 収容部 12 第1押圧要素 12r ローラ部材 12m リニアモータ 12f フレーム 12s スライダ 12d 非接触センサ 13 第2押圧要素 14 区分要素 14a レバー 15 把持要素 15a、15b アーム部材 15h 摩擦部 15m リニアモータ 15f フレーム 15s スライダ 21 抑制要素 21a 回転ローラ 21b レバー 22 エア吹付要素 23 検出要素 23a 画像検出装置 23b 画像処理装置 30、30a、30b 紙葉類 60 紙葉類さばき装置 61 紙葉類 65 保持要素 65a 搭載台 65b 可動ガイド 65p ピン部 65s リニアスライダ 66 分離要素 66a 真空ポンプ 66b 吸着部 66c 回転丸棒 67 エア吹付要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮 下 守 正 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 Fターム(参考) 3E040 AA01 AA03 AA05 FD01 FH05 3F343 FA04 FA15 FA17 FC01 GA01 GB01 HD15 HD16 JC12 JD28 KB03 KB17 LA03 LA13 LA14 LB06 LC05 LD28 MA03 MA22 MA32 MA59

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層された紙葉類を収容する収容部と、 前記紙葉類を収容部に対して押圧する第1押圧要素と、 前記第1押圧要素によって前記収容部に押圧された前記
    紙葉類の側端面を押圧しながら当該側端面に沿って移動
    して、前記紙葉類の側端面に隙間を形成させる第2押圧
    要素と、 前記第2押圧要素によって形成された前記隙間に挿入さ
    れる区分要素と、 前記区分要素によって区分された前記紙葉類のうちの一
    方を把持して移動する把持要素と、を備えたことを特徴
    とする紙葉類取出し装置。
  2. 【請求項2】前記第1押圧要素は、前記第2押圧要素が
    前記紙葉類の側端面に沿って移動することに伴って、前
    記紙葉類に対する押圧位置を変えるよう移動するように
    なっていることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類取
    出し装置。
  3. 【請求項3】前記区分要素が前記隙間に挿入される際
    に、前記区分要素の前記隙間への挿入を支援すべく前記
    隙間に気体を吹き付ける気体吹付要素を更に備えたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の紙葉類取出し装
    置。
  4. 【請求項4】前記把持要素が前記紙葉類のうちの一方を
    把持して移動する際に、前記紙葉類のうちの他方を収容
    部に対して押圧する抑制要素を更に備えたことを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の紙葉類取出し装
    置。
  5. 【請求項5】前記紙葉類の画像を検出する画像検出装置
    と、前記画像検出装置が検出した画像から前記紙葉類の
    積層状態を判断する画像処理装置と、を更に備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の紙葉類
    取出し装置。
  6. 【請求項6】前記紙葉類の積層枚数を計測する計測要素
    を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    かに記載の紙葉類取出し装置。
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