JP2001122326A - 緩衝材レス梱包体及び同梱包体用フィルム装着機とフィルム装着方法 - Google Patents

緩衝材レス梱包体及び同梱包体用フィルム装着機とフィルム装着方法

Info

Publication number
JP2001122326A
JP2001122326A JP29988399A JP29988399A JP2001122326A JP 2001122326 A JP2001122326 A JP 2001122326A JP 29988399 A JP29988399 A JP 29988399A JP 29988399 A JP29988399 A JP 29988399A JP 2001122326 A JP2001122326 A JP 2001122326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
packaging box
adhesive
box
shrink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29988399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4303850B2 (ja
Inventor
Atsushi Okuma
篤 大熊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sanki Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanki Engineering Co Ltd filed Critical Sanki Engineering Co Ltd
Priority to JP29988399A priority Critical patent/JP4303850B2/ja
Publication of JP2001122326A publication Critical patent/JP2001122326A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4303850B2 publication Critical patent/JP4303850B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シュリンクフィルムの熱収縮による被包装品
の拘束が充分な緩衝レス梱包体を提供する。 【解決手段】 裏面所定位置に多数のピンポイント又は
点線状若しくは渦巻き状に接着剤17を塗布したシュリ
ンクフィルム22を、天板フラップ開封状態の包装箱1
0の開口部16から挿入して包装箱内底面12及び/又
は側壁内面14の一部に接着したうえ、前記箱内に接着
したフィルムの非接着表面側に配置した被包装品18を
フィルムの熱収縮により包装箱内に一体に拘束する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は緩衝材レス梱包体に
関するものであり、特に、緩衝材不要の梱包体とするた
め包装箱の内面所定位置にシュリンクフィルムを接着す
るフィルム装着機とフィルム接着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】物品包装以後の仕分け・輸送・保管等の
作業時における被包装物品の破損を防ぐため、包装容器
内に充填する緩衝材としては、ポリスチロールで代表さ
れるプラスチック発泡成形体が、軽量、低価格で緩衝性
に優れているので、大量に使用されている。しかし、物
品取り出し後には不要となって廃棄されるが、リサイク
ル可能な資源の活用による地球環境保護の観点から、無
害に焼却でき、生分解可能な他の資材、例えばパルプモ
ールド成形品に替えることが推奨されている。しかし、
緩衝材充填が複雑で手間がかかる、かさばる、容積比に
無駄を生じるなどの点は依然として改善されない。この
ため、特開平11−70600号では、緩衝材を用いな
い、いわゆる緩衝材レスの梱包方式が提唱されている。
この方式は、水平コンベヤにて異なる寸法の段ボール箱
を順次移送する間に段ボール箱の寸法を検出し、これに
応じて接着剤噴射ガンの位置、下降ストローク等をその
都度設定し、設定された位置に移動した噴射ガンから段
ボール箱の内底面に、接着剤を塗布し、段ボール箱内に
一定長のシュリンクフィルムを垂らし押し込んで接着す
る。ついで、フィルムの非接着表面側に被包装品又は被
包装品群を収納しフィルムを軽く被せてシュリンクトン
ネルに送り、フィルムの熱収縮により被包装品を段ボー
ル箱内に一体に拘束して緩衝材レス梱包体とするもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記緩衝材レス梱包体
の製造方式は、水平コンベヤにて移送された段ボール箱
の大きさに応じ内底面の所定位置に接着剤を塗布したの
ち、段ボール箱内に一定長のシュリンクフィルムを垂ら
し押し込んで接着するものであるから、各種サイズの段
ボール箱内にフィルムを装着することができるが、装置
全体が大形となり、操作が複雑で高価になる。しかも、
シュリンクフィルムが段ボール箱内面全体に装着される
ため、フィルムが熱収縮しても被包装品の拘束が充分で
なく、したがって緩衝性に劣り、箱内に遊動して傷みや
すい。本発明は、フィルムの熱収縮による被包装品の拘
束が充分な緩衝レス梱包体を提供するものであり、ま
た、比較的小形な装置によって各種サイズの段ボール箱
へのフィルム装着の対応能力に影響なく、効率よくフィ
ルム装着をなしうる装置、方法を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、接着剤を塗布したフィルムを包装箱内に
押し込むことでフィルム装着を効率よく行うようにした
ものである。すなわち、請求項1は、裏面所定位置に多
数のピンポイント又は点線状若しくは渦巻き状に接着剤
を塗布したシュリンクフィルムを、天板フラップ開封状
態の包装箱の開口部から挿入して包装箱内底面及び/又
は側壁内面の一部に接着したうえ、前記箱内に接着した
フィルムの非接着表面側に収納した被包装品をフィルム
の熱収縮により包装箱内に一体に拘束してなる緩衝材レ
ス梱包体である。
【0005】請求項2は、巻き出し可能に支持されたロ
ール状シュリンクフィルムと;天板フラップ開封状態の
包装箱を、走行方向と直交する垂直面内に傾斜した状態
で前記ロール状シュリンクフィルムから引き出したフィ
ルムの装着位置へ移送したのち、機外に送り出す供給コ
ンベヤと;前記フィルムの装着位置に設けられ、傾斜状
態の包装箱のほぼ断面長さに相当するフィルムを包装箱
開口部分を覆うように引出すフィルム引出し機構と;引
出し中のシュリンクフィルム裏面の、包装箱の内底面及
び/又は側壁内面への接着部となる位置に、ピンポイン
ト又は点線状若しくは渦巻き状に接着剤を塗布する接着
剤塗布手段と;引き出したフィルムの中間部分を押し板
で包装箱内に押し込むことにより、当該フィルム裏面の
接着剤塗布部分を包装箱の内底面及び/又は側壁内面に
接着する押し込み手段と;包装箱内に装着されたフィル
ムの引き出し上流端を切断するフィルムカッタと、から
なるフィルム装着装置である。
【0006】請求項3は、天板フラップ開封状態の包装
箱を、走行方向と直交する垂直面に傾けた状態でシュリ
ンクフィルム装着機内に移送し;フィルム装着位置で包
装箱を位置決め停止させたのち、傾斜状態の包装箱のほ
ぼ断面長さに相当するフィルムを包装箱開口部分を覆う
ようにシュリンクフィルムを引き出しながら、その裏面
に多数のピンポイント状又は線状若しくは渦巻き状に接
着剤を塗布し;引き出したフィルムの中間部分を押し板
で包装箱内に押し込むことにより、当該フィルム裏面の
接着剤塗布部分を包装箱の内底面及び/又は側壁内面の
一部に接着し;包装箱内に装着されたフィルムの引き出
し上流端を切断してフィルム装着機外に搬出し、接着し
た前記フィルムの非接着面に被包装品又は被包装品群を
装入したのち、軽く包み込んでヒートシュリンクユニッ
ト等に送り、フィルムを熱収縮させて被包装品を包装箱
内に一体に拘束することを特徴とする緩衝材レス梱包体
用フィルム接着方法である。
【0007】上記のように、天板フラップ開封状態の包
装箱内底面及び/又は側壁内面に接着した前記フィルム
の非接着表面に被包装品又は被包装品群を収納し、非包
装品群の上部並びに側面までフィルム端をオーバーラッ
プさせたのち、ヒートシュリンクユニット等に送りフィ
ルムを熱収縮させて被包装品又は被包装品群を包装箱内
に一体に拘束し、次いで天板フラップを封緘して緩衝材
レス梱包体とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明包装形態(梱包体
19)の断面図、図2は包装箱に包装資材であるフィル
ムを押し込んだ状態の斜視図である。図1に示すよう
に、本発明の梱包体19は、裏面所定位置に多数のピン
ポイント又は点線状若しくは渦巻き状(スワール状)に
接着剤17を塗布したシュリンクフィルム22を、天板
フラップ開封状態の包装箱10の開口部16から押し込
んで包装箱の内底面12及び/又は側壁内面14の一部
に接着(図2)する。包装箱内に接着したフィルム22
の非接着表面側に被包装品又は被包装品群18を収納
し、被包装品又は被包装品群の上部並びに側面までフィ
ルム端をオーバーラップさせたのち、フィルム22の熱
収縮により包装箱10内に一体に拘束する。次いで天板
フラップ15、15を突き当ててガムテープ又はホッチ
キス止めしたものである。なお、図中、11は包装箱の
底板、13は側板である。包装箱10として段ボール
箱、カートン箱等が使用できるが、以下段ボール箱を使
用した例を示す。 段ボール箱 型式:A式 Mサイズ:319W×471L×385H(胴部高さh225)mm Sサイズ:320W×350L×290H(胴部高さh130)mm 包装資材 材質:熱収縮性PEフィルム(フラットロール) 寸法:内径76mm、外径240mm、幅500〜400mm
【0009】図3は、フィルム装着機の側面図、図4は
図3の巻出し部27、テンションロール28、フィルム
ガイドロール29、フィルム引き出し機構35及び押し
込み手段40の図示を省略して示した平面図である。こ
のフィルム装着機20は、巻き出し可能に支持されたロ
ール状シュリンクフィルム22aと、フィルム巻出し部
27と、天板フラップ開封状態の包装箱10を送り出す
供給コンベヤ23と、包装箱の開口部上面に向けてフィ
ルムを展張させるフィルム引出し機構35と、引出し中
のフィルム裏面に接着剤17を塗布する手段30と、接
着剤が塗布されたフィルムを包装箱内に押し込んで接着
させる押し込み手段40と、包装箱内に装着されたフィ
ルムの引き出し上流端を切断するフィルムカッタ33、
34とを主要部分として構成されている。なお、図3及
び4中、符号48は操作盤である。
【0010】この装着機では、上乗せ式巻き出しフリー
ローラ25,25にセットされているロール状シュリン
クフィルム22aからツイン方式でフィルムを引出す。
フイルム巻出し部27によって巻き出されたフィルム
は、図3に示すように、テンションロール28とフィル
ムガイドロール29を経て供給コンベヤ23上にある天
面開封状態の包装箱(段ボール箱)10の開口部16の
上面を覆うように引き出される。供給コンベヤ23は、
走行路と直行する垂直面内に斜め(例えば30゜傾斜)
に設置し、これと直角な走行面を持つガイド用コンベヤ
24を設け、両コンベヤによって段ボール箱の斜めコー
ナを位置決めすると共に、走行斜めでユニット全体の幅
を小さくする。供給コンベヤ23の所定位置におけるロ
ーラ間にはローディング位置決め用ストッパ26と高さ
位置調節用のプレート46を有している。図示例の供給
コンベヤ23とガイド用コンベヤ24とは、多数のロー
ラの下にローラと直交する方向に延びるカウンタシャフ
トを設け、各ローラとカウンタシャフトとの間にそれぞ
れ丸ベルトを掛け渡してなる丸ベルト駆動ローラコンベ
ヤを示したが、他の形式のコンベヤに代えてもよい。
【0011】フィルム引出し機構35は、図4に示すよ
うに、傾斜状態の包装箱10の開口部16を覆う所定の
長さ(天面開封状態の箱のほぼ断面長さ)に相当するフ
ィルム22を引出すためのものであって、タイミングベ
ルト36、同駆動装置37、フレーム21に固着された
固定ニッパ38及びタイミングベルト36に固着された
可動ニッパ39とから構成されている。固定ニッパおよ
び可動ニッパは、エア駆動式、電磁駆動式または真空吸
着式でオン・オフさせるものであるが、ベルト表面にフ
ィルムに対し粘着機能を持たせたタイプのニップ方式と
してもよい。接着剤塗布手段30は、引出し中のシュリ
ンクフィルム裏面の、包装箱の内底面及び/又は側壁内
面への接着部となる位置に、ピンポイント又は点線状若
しくは渦巻き状にホットメルト接着剤17を塗布するも
ので、ホットメルトアプリケータからのホース31と前
記フィルムガイドロール29にガイドされたフィルム裏
面に向けて接着剤を塗布するノズルヘッド(噴射ガン)
32とからなっている。接着剤塗布は、タイミングベル
ト駆動部37に付設したエンコーダ(図示省略)のカウ
ント管理により所定位置への噴射指令に基づいてピンポ
イント、点線状等所定のパターンに噴射する。なお、図
示の例はホットメルト接着剤を使用したが他の接着剤に
代えてもよい。
【0012】フィルム押し込み手段40は、段ボール箱
の開口部16を覆って引き出されたフィルム22の表面
側中間部分を押し板42で押し込むことにより、当該フ
ィルム裏面の接着剤塗布部分17を段ボール箱の内底面
及び/又は側壁内面に接着するものである。この押し込
み手段は、箱と同じ傾斜角で設置された押し込みエアシ
リンダ41と、エアシリンダ41のピストンロッドに設
けた押し板42とを不可欠とするものであるが、箱の側
壁内面へのフィルム接着を確実にするために、図3のよ
うに箱の側板に向かい合う2枚の側壁押し板43、横押
しリンク(トグルリンク)44及び横押し用シリンダ4
5を設ける。なお、押し板42は、フィルム22を箱内
底面12に向け押込むものであるため、箱内底面より小
さな方形板であり、また、押し板42および側壁押し板
43にエアパッドを付設してフィルム押し込みと接着を
一層良好なものとすることが可能である。上記押し板4
2に対向してガイド用コンベヤ24のローラ間に、高さ
調節用プレート46を設け、調節シリンダ47でフィル
ム装着位置の段ボール箱高さを調節する。また、包装箱
内に装着されたフィルム22の引き出し上流端を切断す
るため、固定ニッパ38の近くのフレームにフィルムカ
ッタ33と受け刃34を設けている。このフィルム装着
ユニットの能力は2ヘッド式で10〜12箱又はそれ以
上である。
【0013】次に、装着方法を説明する。製函機(図示
省略)から送られた、天板フラップ開封状態の段ボール
箱10を間隔を開けて2個ずつ傾けた状態で供給コンベ
ヤ23に乗せてフィルム装着機20内に移送する。段ボ
ール箱10の傾倒は手作業で進めることも可能である
が、フィルム装着機の上流に図5に示すような傾倒機構
50によって自動的に傾倒するとより効率的である。こ
の傾倒機構50は、フレーム51の上枠に傾倒用プッシ
ャ52を設けて横方向に移動自在にアーム53を吊り下
げ、プッシャ52の直下に搬入コンベヤ54を配置する
と共に、フレーム51の左中央に水平面にに対し30゜
傾けた供給コンベヤ55を設ける。この供給コンベヤ5
5は前記フィルム装着機内の供給コンベヤ55の上流コ
ンベヤに相当するが、両コンベヤを一体物としてもよ
い。なお、搬入コンベヤ54及び供給コンベヤ55の一
端にはガイド56及び57を有している。
【0014】供給コンベヤにより搬入された段ボール箱
をフィルム装着位置に停止させる。一方、上乗せ式巻き
出しフリーローラ25,25にセットされたロール状シ
ュリンクフィルム22aからツイン方式でフィルム22
を引出す。フィルム装着位置で停止した傾斜状態の段ボ
ール箱10の開口部上面に所定長さのフィルム22を覆
うように引き出しながら、その裏面の、包装箱の内底面
及び/又は側壁内面への接着部となる位置に、ピンポイ
ント又は点線状若しくは渦巻き状にホットメルト接着剤
17を2列塗布する(図2参照)。接着剤塗布は、前述
したように、タイミングベルト駆動部37に付設したエ
ンコーダ(図示省略)のカウント管理による所定位置へ
の噴射指令に基づき噴射ガン32を駆動してピンポイン
ト、点線状等所定のパターンに噴射する。
【0015】図6は、図3におけるフィルム引出し機構
の可動ニッパ39が原点位置にある状態を示す拡大側面
図で、固定ニッパ38から僅かに突出するフィルム先端
を可動ニッパ39で把持している。図7は、固定ニッパ
38をオフにしたまま、フィルム端を把持した可動ニッ
パ39を移動してフィルム22を所定長さ引き出し、次
いで、押し込みシリンダ41を駆動し押し板42を段ボ
ール箱10内に押し込んでフィルム22を段ボール箱内
に接着した状態を示す拡大断面図である。図8は、フィ
ルム装着完了後に押し板42を待機位置に上昇させた状
態の拡大側面図である。図6〜8中、符号49は押し込
み時のフィルムに張りをもたせるガイドローラである。
【0016】上記のように、引出し途中のフィルム裏面
の所定箇所にホットメルト接着剤を噴射してフィルムを
段ボール箱内に押し込み、その内底面及び/又は側壁内
面の一部にフィルムを接着したのちは、固定ニッパ38
をオンにして切断し、コンベヤのストッパ26を解除し
て包装箱をフィルム装着機外に搬出する。次いで、接着
したフィルムの非接着表面に被包装品又は被包装品群1
8を収納し、その側面までオーバーラップさせ軽く包み
込んでヒートシュリンクユニット60に送り、フィルム
を熱収縮させて被包装品を包装箱内に一体に拘束する。
このようにしたのち、天板フラップを突き当て封緘して
緩衝材レス梱包体19とする。
【0017】フィルムを熱収縮させるには個々に熱風を
吹き付けるなど手作業で行うことも可能であるが、シュ
リンクトンネルを利用すると短時間に効率よくブロッキ
ングさせることができる。図9は、ヒートシュリンクユ
ニットの一例を示す側面図である。このヒートシュリン
クユニット60は、基台61の長手方向に沿って走行す
る耐熱ベルトコンベヤ62を有し、その上部にシュリン
クトンネル部65を設ける。シュリンクトンネル部65
の上板には多数のヒータ66とヒータ群の中央にファン
モータ66を取り付け、また、基台61の一方にベルト
駆動部63、中央下部に操作盤64を配置している。
【0018】図10は、図2の包装箱内に被包装品を充
填した状態の断面図である。図11はフィルム端部分を
オーバーラップさせて非包装品全体にフィルムを被せた
状態の断面図である。図12は、包装箱内に固着したフ
ィルムの別の態様を示すもので、(a)は内底面の一方
に寄せた位置と寄せた側の側壁の各数カ所でフィルムを
接着して熱収縮させた状態、(b)は内底面の数カ所で
フィルムを接着して熱収縮させた状態の断面図、(c)
は対向する側壁の数カ所でフィルムを接着して熱収縮さ
せた状態の断面図である。
【0019】本発明のフィルム装着形態は、包装箱の内
底面・側壁内面にフィルムを面もしくは点状に接着(例
えば、底面:面付け、側面:点付け)したもので、内底
面のみならず側壁内面(両側/片側)、または側面のみ
接着することもできるため、収納物(被包装品)18の
形状・重さ、収納数量、収納方法等に合わせて収納する
際にフィルムがズレたりせず収納し易い。また、収納物
が異なった場合、例えば収納数量が少なく軽い場合に
は、収納後に側壁接着部の一部又は選択された背着部分
を剥がして収納物を安定化させてからフィルム端及び側
面をオーバーラップさせ収縮させる。一方、収納物が重
く、大きくあるいは数量が多い場合には、側壁接着部を
残したままフィルム端部分をオーバーラップさせる。
【0020】上記の実施形態により下記の利点を有す
る。 1)包装箱にホットメルトするのではなく、フィルム引
き出し時にフィルム裏面(フィルム反転面)にホットメ
ルト接着剤を塗布する。これにより、ホットメルト分の
スペースセービングで、マシンがコンパクトとなる。ホ
ットメルトの垂れ防止用のオイルパンの設置もできる。 2)フィルム引張り開始は、上流側の箱の有無(1個か
2個か)に応じて、各々、行なわれ箱内に押し込まれ
る。これにより、ホットメルト噴射塗布状態のままで
「包装箱」を放置することなく直ちに接着される。 3)包装箱を走行方向と直交する面内に傾斜した状態で
搬送し、斜め上方側面から押し板を押すことによりフィ
ルムを包装箱内に接着するため、箱の大小に対する箱の
位置決め及びフィルム長の調整が簡単であり、機械もコ
ンパクトかつメンテナンスし易くなる。 4)包装箱への商品の収納率が多少、低くても高品質な
緩衝機能を有する。すなわち、箱内底面に帯状のポリエ
チレンフィルムを接合して(その中に商品を収納した
後、フィルムの端同士を被せ)熱を加えることにより、
商品を下側から包み込むように固定する仕組みとなって
いる。したがって、緩衝材を使用する従来の梱包方式に
対し、緩衝材詰め、その取出し、開封後の廃材処
理等の作業が不要となるほか、省人、省力化及び資材コ
スト低減が図れる。
【0021】本発明は、化粧品、医薬品、日用雑貨、文
具、アパレル等の卸売業、通販業における物流センター
や、企業カタログ、パンフレット、電算帳簿等の印刷物
の配送センターでの出荷物の荷傷み防止のために、ポリ
スチロールなどの緩衝材を使用する代わりにフィルムの
ブロッキングにて対処でき、小物商品からペラ冊子物の
荷傷み防止のため、流通時の梱包にて利用できる。ま
た、従来のフィルム装着機に比べ、より品質の高い緩衝
性能(収納商品の形状、重さの多様性、収納数の大小の
変化)ならびに低コストかつ美観性に優れている。さら
に、商品(被包装品)の収納数、収納方法(商品を縦長
で立てたり、分散して配置したり等)、形状、重さに影
響されることなく、収納商品が段ボール箱内で移動せ
ず、荷傷みしないフィルム包装形態を生成させる。
【0022】
【発明の効果】上記のように、本発明緩衝材レス梱包体
は、裏面所定位置に接着剤を塗布したフィルムを包装箱
内底面・側壁内面に接着し、包装箱内におけるフィルム
の被接着表面に被包装品を収納したのち、加熱によるフ
ィルムのブロッキング現象によって商品(被包装品)を
一纏めに拘束するものであるから、商品の収納数、収納
方法、形状・重さに影響されることがなく、また、ポリ
スチレンなどの緩衝材を使用することなく商品をしっか
りと固定して良好な緩衝効果が得られる。また、フィル
ム装着機及び装着方法は、段ボール箱を所定位置にまで
所定時間で供給する部分、ロール状のフィルムをセット
する部分、フィルムを引き出す部分、接着剤を塗布する
装置、フィルムをカットする部分、フィルムを段ボール
箱内底面及び側壁内面に押し付けて装着する部分等、よ
り構成されるので、段ボール箱の大小に対する機械の適
用範囲が広く、低コストかつ美観性に優れ、高能力かつ
コンパクトであり、フィルム厚さの薄いもの(0.04
mm以下)にも対応できる。特に、包装箱を走行方向と
直交する面内に傾斜した状態で搬送し、斜め上方側面か
ら押し板を押すことによりフィルムを包装箱内に接着す
るため、箱の大小に対する箱の位置決め及びフィルム長
の調整が簡単で機械もコンパクトかつメンテナンスし易
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明包装形態(梱包体)の断面図である。
【図2】包装箱にフィルムを押し込んだ状態の斜視図で
ある。
【図3】フィルム装着機の側面図である。
【図4】フィルム装着機の平面図である。
【図5】包装箱傾倒機構の側面図である。
【図6】図3における可動ニッパが原点位置にある状態
を示す拡大側面図である。
【図7】フィルムを所定長さ引き出したのち押し板を包
装箱内に押し込んでフィルムを接着した状態の拡大断面
図である。
【図8】フィルム装着完了後に押し板を待機位置に上昇
させた状態の拡大側面図である。
【図9】ヒートシュリンクユニットの一例を示す側面図
である。
【図10】図2の包装箱内に被包装品を充填した状態の
断面図である。
【図11】フィルム端部分をオーバーラップさせて被包
装品全体にフィルムを被せた状態の断面図である。
【図12】包装箱内に固着したフィルムの別の態様を示
すもので、(a)は内底面の一方に寄せた位置と寄せた
側の側壁の各数カ所でフィルムを接着して熱収縮させた
状態、(b)は内底面の数カ所でフィルムを接着して熱
収縮させた状態の断面図、(c)は対向する側壁の数カ
所でフィルムを接着して熱収縮させた状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 包装箱(段ボール箱) 11 包装箱の
底板 12 底板の内底面 13 包装箱の
側板 14 包装箱の側壁内面 15 包装箱の
天板フラップ 16 開口部 17 接着剤 18 被包装品 19 梱包体 20 フィルム装着ユニット 21 フレーム 22 フィルム 22a フィル
ムロール 23 供給コンベヤ(丸ベルト駆動式ローラコンベヤ) 24 ガイド用コンベヤ 26 ローディ
ング位置決めストッパ 27 巻出し部 28 テンショ
ンロール 29 フィルムガイドロール 30 接着剤塗布手段(ホットメルトアプリケータ)
31 ホース 32 ノズルヘッド(噴射ガン) 33 カッタ
34 受け刃 35 フィルム引き出し機構 36 タイミン
グベルト 37 タイミングベルト駆動装置 38、39 ニ
ッパ 40 押込み手段 41 押込みシ
リンダ 42 押し板(エアパッド付き) 43 側壁押し
板 44 横押しリンク(トグルリンク) 45 横押し用
シリンダ 46 高さ調節用プレート 47 高さ調節
用シリンダ 48 操作盤 50 傾倒機構 51 傾倒機構のフレーム 52 傾倒用プ
ッシャ 53 アーム 54 搬入コン
ベヤ 55 供給コンベヤ 56,57 ガ
イド 60 ヒートシュリンクユニット 61 基台 62 耐熱ベルトコンベヤ 63 ベルト駆
動部 64 操作盤 65 シュリン
クトンネル部 66 ヒータ 67 フアンモ
ータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月18日(1999.11.
18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面所定位置に多数のピンポイント又は
    点線状若しくは渦巻き状に接着剤を塗布したシュリンク
    フィルムを、天板フラップ開封状態の包装箱の開口部か
    ら挿入して包装箱内底面及び/又は側壁内面の一部に接
    着したうえ、前記箱内に接着したフィルムの非接着表面
    側に収納した被包装品をフィルムの熱収縮により包装箱
    内に一体に拘束してなる緩衝材レス梱包体。
  2. 【請求項2】 巻き出し可能に支持されたロール状シュ
    リンクフィルムと、天板フラップ開封状態の包装箱を、
    走行方向と直交する垂直面内に傾斜した状態で前記ロー
    ル状シュリンクフィルムから引き出したフィルムの装着
    位置へ移送したのち、機外に送り出す供給コンベヤと、 前記フィルムの装着位置に設けられ、傾斜状態の包装箱
    のほぼ断面長さに相当するフィルムを包装箱開口部分を
    覆うように引出すフィルム引出し機構と、 引出し中のシュリンクフィルム裏面の、包装箱の内底面
    及び/又は側壁内面への接着部となる位置に、ピンポイ
    ント又は点線状若しくは渦巻き状に接着剤を塗布する接
    着剤塗布手段と、 引き出したフィルムの中間部分を押し板で包装箱内に押
    し込むことにより、当該フィルム裏面の接着剤塗布部分
    を包装箱の内底面及び/又は側壁内面に接着する押し込
    み手段と、 前記包装箱内に装着されたフィルムの引き出し上流端を
    切断するフィルムカッタと、 からなるフィルム装着装置。
  3. 【請求項3】 天板フラップ開封状態の包装箱を、走行
    方向と直交する垂直面に傾けた状態でシュリンクフィル
    ム装着機内に移送し、 フィルム装着位置で包装箱を位置決め停止させたのち、
    傾斜状態の包装箱のほぼ断面長さに相当するフィルムを
    包装箱開口部分を覆うようにシュリンクフィルムを引き
    出しながら、その裏面に多数のピンポイント状又は線状
    若しくは渦巻き状に接着剤を塗布し、 引き出したフィルムの中間部分を押し板で包装箱内に押
    し込むことにより、当該フィルム裏面の接着剤塗布部分
    を包装箱の内底面及び/又は側壁内面の一部に接着し、 前記包装箱内に装着されたフィルムの引き出し上流端を
    切断してフィルム装着機外に搬出し、接着した前記フィ
    ルムの非接着面に被包装品又は被包装品群を装入したの
    ち、軽く包み込んでヒートシュリンクユニットに送り、
    フィルムを熱収縮させて被包装品を包装箱内に一体に拘
    束することを特徴とする緩衝材レス梱包体用フィルム接
    着方法。
JP29988399A 1999-10-21 1999-10-21 緩衝材レス梱包体用フィルム装着装置とフィルム装着方法 Expired - Fee Related JP4303850B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29988399A JP4303850B2 (ja) 1999-10-21 1999-10-21 緩衝材レス梱包体用フィルム装着装置とフィルム装着方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29988399A JP4303850B2 (ja) 1999-10-21 1999-10-21 緩衝材レス梱包体用フィルム装着装置とフィルム装着方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001122326A true JP2001122326A (ja) 2001-05-08
JP4303850B2 JP4303850B2 (ja) 2009-07-29

Family

ID=17878108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29988399A Expired - Fee Related JP4303850B2 (ja) 1999-10-21 1999-10-21 緩衝材レス梱包体用フィルム装着装置とフィルム装着方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4303850B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002114210A (ja) * 2000-10-11 2002-04-16 Sanki Eng Co Ltd 緩衝材レス梱包体及び同梱包体用フィルム装着機とフィルム装着方法
JP2017186058A (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 株式会社岡村製作所 梱包容器、検品方法及び梱包方法
WO2020106868A3 (en) * 2018-11-20 2020-10-01 Wiley Ted Anchor packaging system and method
CN114013744A (zh) * 2021-12-02 2022-02-08 丽荣鞋业(深圳)有限公司 鞋子包装纸折叠装置
CN114132574A (zh) * 2021-12-03 2022-03-04 丽荣鞋业(深圳)有限公司 鞋子包纸设备
JP2022053030A (ja) * 2020-09-24 2022-04-05 Sbロジスティクス株式会社 梱包システム及び梱包方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02282029A (ja) * 1989-04-17 1990-11-19 Maruzen Kogyo Kk 郵便物などの包装物のシュリンク包装方法
JPH1111539A (ja) * 1997-06-19 1999-01-19 Dainippon Printing Co Ltd 包装容器
JPH1170600A (ja) * 1997-06-26 1999-03-16 Cermex Sa 箱状容器の底部に熱収縮性プラスチックフィルムを自動的に糊付けする方法と装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02282029A (ja) * 1989-04-17 1990-11-19 Maruzen Kogyo Kk 郵便物などの包装物のシュリンク包装方法
JPH1111539A (ja) * 1997-06-19 1999-01-19 Dainippon Printing Co Ltd 包装容器
JPH1170600A (ja) * 1997-06-26 1999-03-16 Cermex Sa 箱状容器の底部に熱収縮性プラスチックフィルムを自動的に糊付けする方法と装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002114210A (ja) * 2000-10-11 2002-04-16 Sanki Eng Co Ltd 緩衝材レス梱包体及び同梱包体用フィルム装着機とフィルム装着方法
JP2017186058A (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 株式会社岡村製作所 梱包容器、検品方法及び梱包方法
WO2020106868A3 (en) * 2018-11-20 2020-10-01 Wiley Ted Anchor packaging system and method
JP2022053030A (ja) * 2020-09-24 2022-04-05 Sbロジスティクス株式会社 梱包システム及び梱包方法
CN114013744A (zh) * 2021-12-02 2022-02-08 丽荣鞋业(深圳)有限公司 鞋子包装纸折叠装置
CN114132574A (zh) * 2021-12-03 2022-03-04 丽荣鞋业(深圳)有限公司 鞋子包纸设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP4303850B2 (ja) 2009-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2085453C1 (ru) Способ упаковывания предметов и установка для его осуществления
KR20130004390A (ko) 내용물 유지 웨브가 부착된 컨테이너 블랭크 및 컨테이너 블랭크로부터 형성된 컨테이너
KR100233230B1 (ko) 담배 팩과 그의 제조방법 및 제조장치
US4240854A (en) Fan-folded labeling technique
JPS5843297B2 (ja) 物品包装機械
WO1998049061A1 (en) Efficient sheet stack packaging technique
JPS5952092B2 (ja) 周囲にシ−トが被着されている一個物貨物特に袋物のパレツトのない積み重ねを作るための装置
WO2006016823A1 (en) A method and means of applying adhesive tape
JP2001122326A (ja) 緩衝材レス梱包体及び同梱包体用フィルム装着機とフィルム装着方法
JP2000015721A (ja) フォイルバッグ製造パッキング方法及び装置
JPH1170600A (ja) 箱状容器の底部に熱収縮性プラスチックフィルムを自動的に糊付けする方法と装置
KR20070095284A (ko) 부착되는 내용물 유지 웨브를 갖는 컨테이너 및 컨테이너블랭크 형성 장치 및 방법
JP3106083B2 (ja) シュリンクフィルム付台紙の製造方法および製造装置
JP2002114210A (ja) 緩衝材レス梱包体及び同梱包体用フィルム装着機とフィルム装着方法
US5759146A (en) Method and apparatus for making shrink package
JP3281625B2 (ja) 包装装置
CN113195365B (zh) 用于包裹容器组的设备和方法
JP7289505B2 (ja) 緩衝材包装方法と緩衝材包装装置
JP4472268B2 (ja) 袋包装機
JP3232199B2 (ja) 円筒形商品の台紙つき包装体及びその製造方法
KR102138583B1 (ko) 수축필름을 이용한 용기에 수축시키는 비닐 포장 제조 방법.
JPH05139423A (ja) 食品包装体の箸付け包装装置
JPH1059379A (ja) 把っ手収納体および把っ手の取り付け方法
JP4592168B2 (ja) ストレッチフィルム包装機
JP3592972B2 (ja) 包装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081022

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090408

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4303850

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130501

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130501

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130501

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140501

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees