JP2001122267A - パレット - Google Patents
パレットInfo
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- JP2001122267A JP2001122267A JP30654499A JP30654499A JP2001122267A JP 2001122267 A JP2001122267 A JP 2001122267A JP 30654499 A JP30654499 A JP 30654499A JP 30654499 A JP30654499 A JP 30654499A JP 2001122267 A JP2001122267 A JP 2001122267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- packing box
- upper plate
- pallet
- guard portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
ンドの結束位置を容易に決めることができるとともに、
パレットの上板が破損したり梱包箱にバンドが食い込ん
だりすることがないようにする。 【解決手段】 バンド6が当接する上板2の縁部に、2
条の切込溝2Bを形成してその切込溝2B間でガード部
2Aを構成し、バンド6で梱包箱5を結束するときに、
このガード部2Aが上方に押し曲げられて梱包箱5に当
接するようにした。
Description
上板及び底板を上下に配置するとともに、商品を収容し
た梱包箱を上板の上面に載置して梱包箱を上板ごとバン
ドで結束させるパレットに関する。
紙などを使用した紙製であって、例えば図10に示すよ
うに、底板11と、上板12と、これらの板間に設けた
支持材13とから構成されたものが知られている。
うに、上板12の上面に、図示外の各種の製品、例えば
複写機、ファクシミリ、プリンタなどを収容した梱包箱
14を載置し、バンド15で上板12と梱包箱14を結
束させている。
うな構成のパレットにあっては、例えば、上板12に対
して梱包箱14の大きさが小さいと、バンド15と梱包
箱14の下部との間に隙間を生じ、しっかり固定できな
い虞れがある。
ては、バンド15を強く締めすぎると、パレットの上板
12が破損したり、梱包箱14にバンド15の一部が食
い込んで内部の商品を傷つけたりする虞れがある。
バンド15を結束しようとするときにその位置が容易に
定まらず、結束位置にばらつきを生じている。そこで、
このような問題を解消するために、例えば図10に示す
ように、梱包箱14に適宜のマーク14Aを印刷した
り、上板12に適宜のマーク12Aを印刷したものが知
られている。
は、印刷個所が増えるから、コストアップをもたらすと
ともに、外観上の見栄えの点でも問題となっている。
した事情に鑑み、外観上の見栄えを損なうことなくバン
ドを結束するときの適正位置を容易に確認することがで
きるとともに、パレットの上板が破損したり梱包箱にバ
ンドが食い込んだりすることがなく、しっかりと梱包箱
を固定させて内部の商品を守るパレットを提供すること
を課題とする。
のずれを防止して確実にバンドをセットできるパレット
を提供することを課題とする。
すぎても、パレットの上板が破損したり、梱包箱にバン
ドが食い込むことのないパレットを提供することを課題
とするものである。
吸収し、梱包された商品を保護することができるパレッ
トを提供することを課題とするものである。
締結する際に、梱包箱とガード部との間に補強部材をセ
ットしてバンドで締結したときの見栄えがよいパレット
を提供することを課題とするものである。
生じる振動などで補強部材がバンドと梱包箱との間から
抜け出して脱落するのを防止できるパレットを提供する
ことを課題とするものである。
載の発明は、上下に配置した上板及び底板と、この上板
及び底板との間に挟着された支持材とを有し、商品を収
容した梱包箱を前記上板の上面に載置してバンドで上板
と梱包箱を結束させるパレットであって、前記バンドが
当接する上板の縁部に、そのバンドで梱包箱を結束する
ときに上方に押し曲げられて梱包箱に当接するガード部
を設けたものである。
の発明において、ガード部の幅がバンドの幅よりも大き
いか等しいものである。
2に記載の発明において、ガード部が、上板に2条切り
込んだ同一長さの切込溝に挟まれた溝間部分を折曲して
形成されているとともに、そのガード部に、前記切込溝
の各終端間をつなぐ折曲用のミシン目を設けたものであ
る。
の発明において、上方へ折れ曲がったガード部と梱包箱
との間に、補強部材を設けたものである。
の発明において、ガード部の切込溝が、上板に載置して
ある補強部材の表面のところまで切り込まれているもの
である。
5に記載の発明において、ガード部が補強部材の周囲を
取り囲むように巻き付いているものである。
付図面に基づき説明する。図1には、この発明の第1例
に係るパレットを示す。
た上板2及び底板3と、この上板2及び底板3との間に
配置した支持材4とを有する構成となっており、段ボー
ル、硬質紙などを使用して形成されている。なお、この
パレット1は、図示外の商品を収容した梱包箱5を上板
2の上面に載置して上板2と梱包箱5をバンド6で結束
させるようになっている。
が当接する縁部に、そのバンド6の締結力で上方に押し
曲げられて梱包箱5に当接し、梱包箱5をバンド6から
保護するガード部2Aを設けている。
部に向けて同一長さの切込溝2Bを左右一対形成したも
のから構成されている。また、このガード部2Aには、
その左右一対の切込溝2Bの各終端E(図2参照)間を
つなぐようにガード部折曲用のミシン目2Cを設けてい
る。なお、このガード部2Aの幅Wは、バンド6の幅x
よりも若干大き目に形成されているが、同一幅でもよ
い。
ード部2Aと梱包箱5との間に、補強部材7を配設して
おり、図3および図4に示すように、バンド6を強く締
め付けても、梱包箱5にバンド6が食い込まぬようにバ
ンドの結束力を吸収させている。
示す。図5および図6に示すパレットでは、第1例とほ
ぼ同様の構成であるが、ガード部2Aの切込溝2Bが、
第1例よりは補強部材7の厚みtだけ短い長さLに形成
されている。つまり、この切込溝2Bは、上板2に載置
してある補強部材7の表面7Aのところまで切り込まれ
ている。
示す。図7および図8に示すパレットでは、ガード部2
Aが、上板2の縁部よりも長さL1だけ突出させた状態
に形成されている。なお、ガード部2Aの切込溝2B
は、第2例と同様に補強部材7の表面7Aのところまで
切込まれており、この第3例では上板2の縁部から長さ
L2だけ形成されている。
まり奥行き方向の長さLが、L1+L2となっており、
図9に示すように、この長さのガード部2Aが補強部材
7の表面7A、上面7Bおよび裏面7Cの一部(もしく
は裏面7Cの全体)に亙って巻装されている。
シン目が、最奥部S1、この最奥部S1から距離Yだけ
離間した折曲部S2およびこの折曲部S2から距離tだ
け離間した折曲部S3の都合3個所に形成されている。
なお、このガード部2Aは、折曲部S3から先端部まで
の長さが、補強部材7の裏面7Cの長さ以下であれば、
図9に示すように、少なくとも、補強部材7の表面7A
と上面7Bと裏面7Cに密着できるので、ガード部2A
の全長Lは次の条件を満たしていればよい。 Y+t≦L≦2Y+t
結束を外さない限り、補強部材7がガード部2Aから抜
け出すことがなく、梱包作業中や輸送中の振動、衝撃で
補強部材7が位置ずれを起こしたりパレットから脱落す
るのを防止できる。なお、この第3例では、折曲用のミ
シン目を3個所形成したが、2個所もしくは4個所以上
設けて、補強部材7に単層もしくは複数層巻装させても
よい。
ば、ガード部については、バンドの結束位置が容易に判
断がつきバンドをセットできれば、その形状や大きさは
限定されない。補強部材についても、梱包箱へのバンド
の食い込みを防止できるものであれば、形状や大きさは
問わない。
ば、バンドが当接する上板の縁部に、そのバンドの締結
力で上方に押し曲げられて梱包箱に当接し、梱包箱をバ
ンドから保護するガード部を設けており、このガード部
を目印にしてバンドの結束位置を確認できるから、梱包
箱の外観上の見栄えを損なうことなくバンドの適正な結
束位置を容易に確認することができる。
がバンドと梱包箱との間に介挿されており、バンドと梱
包箱との間の隙間をガード部で埋めることができるの
で、梱包箱をしっかり固定できる。
って上板と梱包箱とが保護されており、例えば、バンド
を強く締結し過ぎてパレットの上板が破損したり梱包箱
にバンドが食い込んだりするのを防止できるようになる
ので、バンドの食い込みなどによる内部商品の損傷が防
止できる。
ード部が、上板の一部を折曲したものから構成され、そ
の折曲幅がバンドの幅よりも大きいか等しくなってお
り、そのガード部である折曲部分にバンドを収めること
ができるので、バンドを結束させた後、その折曲部分か
らバンドが移動してずれるのを防止でき、結束位置がず
れずに確実にバンドをセットできる。
ード部が、上板に2条切り込んだ同一長さの切込溝に挟
まれた溝間部分に形成されているとともに、そのガード
部に、切込溝の各終端の間をつなぎ折曲用のミシン目を
設けており、バンドを結束することによりガード部分が
ミシン目から上方に折り曲げられて立ち上がった状態に
なるので、このガード部で上板や梱包箱を保護すること
ができ、バンドを強く締めすぎても、パレットの上板が
破損したり梱包箱にバンドが食い込むことを防止できる
ようになり、耐久性のあるパレットが提供できる。
方へ折れ曲がったガード部と梱包箱との間に、補強部材
を設けており、バンドからの締結力が梱包箱に作用する
のをガード部と補強部材とで保護しているから、バンド
の結束力で梱包箱が破損するのを防止でき、パレットの
信頼度も高まる。
ード部の切込溝が、上板に載置してある補強部材の表面
のところまで切り込まれており、バンドの結束時に補強
部材の表面の下辺のところに合わせてガード部を真っ直
ぐに折曲げることができるようになるので、外観上の見
栄えがよいパレットが提供できる。
ード部が補強部材に巻き付いており、ガード部でしっか
りと固定された補強部材が梱包箱を保護するので、輸送
中や運搬中に生じる振動などで補強部材がバンドと梱包
箱との間から抜け出して脱落するのを防止でき、一層信
頼度の高いパレットが提供できる。
載するときの状態を示す概略斜視図である。
視図である。
斜視図である。
視図である。
態を示す概略斜視図である。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 商品を収容した梱包箱を上板の上面に載
置してバンドで上板と梱包箱を結束させるパレットであ
って、 前記上板の縁部に、前記バンドで梱包箱を結束するとき
に上方に押し曲げられて梱包箱に当接するガード部を設
けたことを特徴とするパレット。 - 【請求項2】 ガード部が、上板の一部を折曲したもの
で構成され、その折曲幅がバンドの幅よりも大きいか等
しいことを特徴とする請求項1に記載のパレット。 - 【請求項3】 ガード部が、上板に2条切り込んだ切込
溝に挟まれた溝間部分で形成されているとともに、 そのガード部に、前記切込溝間をつなぐ折曲用のミシン
目を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の
パレット。 - 【請求項4】 上方へ折れ曲がったガード部と梱包箱と
の間に、補強部材を設けたことを特徴とする請求項3に
記載のパレット。 - 【請求項5】 ガード部の切込溝が、上板に載置してあ
る補強部材の表面のところまで切り込まれていることを
特徴とする請求項4に記載のパレット。 - 【請求項6】 ガード部が補強部材に巻き付いているこ
とを特徴とする請求項4または5に記載のパレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30654499A JP2001122267A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30654499A JP2001122267A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | パレット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001122267A true JP2001122267A (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17958325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30654499A Pending JP2001122267A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001122267A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5588930U (ja) * | 1978-12-14 | 1980-06-19 | ||
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JPS62182264U (ja) * | 1986-05-09 | 1987-11-19 | ||
JPH0441820U (ja) * | 1990-08-07 | 1992-04-09 |
-
1999
- 1999-10-28 JP JP30654499A patent/JP2001122267A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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