JP2001121639A - 積層シート - Google Patents

積層シート

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JP2001121639A
JP2001121639A JP30859199A JP30859199A JP2001121639A JP 2001121639 A JP2001121639 A JP 2001121639A JP 30859199 A JP30859199 A JP 30859199A JP 30859199 A JP30859199 A JP 30859199A JP 2001121639 A JP2001121639 A JP 2001121639A
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JP
Japan
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resin
laminated sheet
laminated
thermoplastic resin
film
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JP30859199A
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English (en)
Inventor
Masanobu Takeda
昌信 武田
Masao Seki
昌夫 関
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Kirin Brewery Co Ltd
Toray Industries Inc
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、軽量、柔軟で、防水性、光線遮断
性、耐久性に優れ、かつ、塩素、臭素元素等のハロゲン
を含まない環境汚染の少ない積層シートを提供せんとす
るものである。 【解決手段】本発明の積層シートは、熱可塑性樹脂が含
有されてなる布帛の少なくとも片面に、熱可塑性樹脂フ
ィルムが積層されてなる積層シートであって、該熱可塑
性樹脂がハロゲン化合物を含まない樹脂であることを特
徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量、柔軟で防水
性、光線遮断性、耐久性に優れ、かつ、環境汚染性の少
ない積層シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、繊維布帛に塩化ビニル系樹脂
をカレンダー法、押し出しラミネート法、あるいはコー
ティング法やディッピング法など種々の方法により被覆
加工した防水布は、産業資材用途においてターポリン、
テント、トラック幌等様々な用途に広く使用されてい
る。
【0003】塩化ビニル系樹脂被覆加工基布が広く使用
されている理由については、塩化ビニル系樹脂の持つ特
性に由来するものであり、加工性が優れており種々の加
工法が採用でき、また可塑剤で柔軟性を任意に調整で
き、高周波ウェルダー接着加工や熱風溶着加工により容
易に縫製できる等の理由が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとく塩化ビニ
ル系樹脂は多くの長所を有するが、塩化ビニル系樹脂で
被覆された防水布は、耐久性を付与するため樹脂付着量
を多くする必要があり、そのため製品目付が重くなり、
作業を効率良く行うために防水布の軽量化が望まれてい
る。また塩化ビニル系樹を被覆加工した防水布は、野積
みシートやトラック幌材等に使われた場合、雨よけとし
ては充分効果があるものの、太陽光の遮断効果が充分で
なく、防水布を透過してきた紫外線、赤外線、可視光線
などが被覆物に対して悪影響を及ぼすなどの問題があ
り、遮光性を有する防水布が望まれているのが実情であ
る。
【0005】また、塩化ビニル樹脂は、塩素元素を含む
ため、廃棄焼却時にハロゲンを含む有毒なガスや煙、残
査が発生するという重大な欠点を有するものであり、ま
た可塑剤の一部が、近年問題視されている環境ホルモン
(内分泌攪乱物質)の対象物質に挙がっていることか
ら、トラック幌等に使われた場合、被覆品を通じて健康
に対する悪影響を懸念する声も高まっており、地球環境
的規模からの環境保全と安全性を目的にハロゲン元素を
含まない樹脂組成による製品の開発が切望されている。
【0006】かかる観点から、塩化ビニル樹脂以外の樹
脂を使用しての防水布の検討が行われているが、防水
性、耐久性、縫製性、軽量性、柔軟性を兼ね備えた製品
は、未だ提案されていないのが実状である。
【0007】本発明は、かかる従来技術の背景に鑑み、
軽量、柔軟で、防水性、光線遮断性、耐久性に優れ、か
つ、塩素、臭素元素等のハロゲンを含まない環境汚染の
少ない積層シートを提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、次のような手段を採用するものである。
すなわち、本発明の積層シートは、熱可塑性樹脂が含有
されてなる布帛の少なくとも片面に、熱可塑性樹脂フィ
ルムが積層されてなる積層シートであって、該熱可塑性
樹脂がハロゲン化合物を含まない樹脂であることを特徴
とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、前記課題、つまり軽
量、柔軟で、防水性、光線遮断性、耐久性に優れ、か
つ、塩素、臭素元素等のハロゲンを含まない環境汚染の
少ない積層シートについて鋭意検討したところ、特定な
熱可塑性樹脂を布帛を含有させ、かつ、その少なくとも
片面に熱可塑性樹脂からなるフィルムを積層してみたと
ころ、かかる課題を一挙に解決することを究明したもの
である。
【0010】本発明の布帛を構成する繊維素材として
は、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリアクリル
繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリビ
ニルアルコール繊維等の合成繊維、木綿、麻、羊毛等の
天然繊維を単独あるいは2種以上の混合したものを使用
することができ、もちろん、本発明においては、かかる
布帛もハロゲ化合物を含有しない繊維素材で構成された
ものが好ましく使用される。また、該布帛の組織として
は、織物、編物、不織布等のものを使用することができ
るが、これらの中でも、強力、寸法安定性等の点からポ
リエステル繊維を素材とする織物が好ましく使用され
る。また、かかるポリエステル繊維としては、長繊維、
短繊維あるいはこれらを混合したものを使用することが
できる。
【0011】本発明の該布帛に含有させたり、積層する
熱可塑性樹脂としては、環境汚染性を防止または抑制す
る上から、塩素、臭素などのハロゲ化合物を含まない樹
脂が使用される。かかる熱可塑性樹脂としては、ウレタ
ン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ
アミド系樹脂などが、製膜性、柔軟性等の点で好ましく
使用され、これらの中でも、特にウレタン系樹脂が、耐
久性、溶着縫製性の点で好ましく使用される。
【0012】かかるウレタン系樹脂としては、溶剤ある
いは水に溶解または分散した従来公知の重合体を使用す
ることができるが、耐水性、製膜性、膜強度などの点か
ら溶剤溶解型が好ましく使用される。かかるウレタン樹
脂としては、例えば有機ジイソシアネートと直鎖ジオー
ルと鎖伸長剤との反応で得られるポリウレタンが好まし
く、有機ジイソシアネートとしては、脂環族有機ジイソ
シアネート、脂肪族有機ジイソシアネート、芳香族有機
ジイソシアネートなどを使用することができ、また、長
鎖ジオールとしては、ポリエステル系ジオール、ポリエ
ーテル系ジオール、ポリアミドエステル系ジオール、ポ
リカーボネート系ジオールなどを使用することができ、
鎖伸長剤としては、低分子グリコール、低分子ジアミ
ン、低分子アミノアルコールなどの活性水素を2個以上
含有する化合物を使用することができる。また、かかる
ポリウレタンとしては、前記2種以上のポリウレタンを
混合または共重合して使用することもできる。なかでも
耐候性、耐加水分解性、柔軟性、溶着縫製性などの点か
らポリカーボネート系ポリウレタンを主体とするものが
好ましく使用される。
【0013】本発明においては、布帛に該熱可塑性樹脂
を含有させるが、かかる樹脂を含有させた布帛は、布帛
の目ズレを防止し、防水布として必要な特性である耐ク
リープ性能、耐フラッタリング性能を有する。
【0014】かかる含有に用いられる熱可塑性樹脂は、
該布帛の厚さ方向の少なくとも片面に偏在した形で含有
されたものが好ましく、たとえば含浸(ディッピング)
しても乾熱乾燥させて偏在化させることもできるが、好
ましくはコーティングまたはラミネートにより偏在化さ
せるのが、柔軟性および積層フィルムの接着性の上から
好ましい。かかる熱可塑性樹脂の偏在は、布帛の両面の
表層部に偏在するものであるが、必要であれば片面に偏
在させてもよい。
【0015】かかるコーティングまたはラミネートし
て、布帛に熱可塑性樹脂を含有させる加工方法として
は、たとえば該熱可塑性樹脂液を、直接該布帛に塗工す
る方法もあるが、好ましくは離型紙にグラビアコーター
で塗工し、該離型紙の該樹脂面と布帛とを圧着し、乾燥
して、該樹脂を布帛に転写させる方法が、布帛のより表
層に熱可塑性樹脂を偏在化させる上から好ましく用いら
れる。
【0016】かかる布帛に含有させる樹脂量は、多すぎ
ると、風合いが粗硬になったり、引裂強力等の低下を招
く場合があるので、好ましくは20g/m2以上、さら
に好ましくは20〜80g/m2、特に好ましくは25
〜50g/m2の範囲で含有させる。かかる樹脂量が、
20g/m2を下回ると、目止め効果が不十分で耐クリ
ープ性、耐フラッタリング性が不満足な場合があり、8
0g/m2を越えて多量に含有させると、柔軟性、軽量
性が低下する。
【0017】本発明の積層シートは、かかる樹脂を含有
した布帛の少なくとも片面に、前記熱可塑性樹脂フィル
ムを積層したものである。
【0018】かかる熱可塑性樹脂フィルムの厚みとして
は、好ましくは20μm以上、さらに好ましくは20〜
100μm、特に好ましくは30〜50μmの範囲のも
のが使用される。すなわち、20μmより薄いと、紫外
線による繊維の劣化が生じたり、防水性が不安定になっ
たりする場合がある。
【0019】かかる熱可塑性樹脂フィルムは、該熱可塑
性樹脂をTダイでフィルム状に押し出して、それを布帛
に直接熱圧着してもよいし、また、Tダイまたはコーテ
ィングなどの公知の方法でフィルムを製造してから、こ
のフィルムを接着剤を介して貼り合わせるという、いず
れの手段を採用してもよいが、接着力の安定性の上か
ら、接着剤を介して積層するのが好ましい。かかる接着
剤としては、溶剤系または水系の接着剤を使用すること
ができるが、2液型ウレタン樹脂系接着剤が接着特性の
上から好ましく使用される。かかる接着剤の使用量とし
ては、樹脂固形分で、好ましくは5〜50g/m2、さ
らに好ましくは10〜30g/m2の範囲であるのがよ
い。すなわち接着剤量が5g/m2未満では、接着力が
不十分であり、積層シートの耐久性にも劣ることとな
る。
【0020】いずれにしても、かかる熱可塑性樹脂フィ
ルムと布帛との接着力は、好ましくは2kg/2cm以
上、さらに好ましくは3kg/2cm以上であるのが、
積層シートの耐久性の上から好ましい。すなわち、接着
力が2kg/2cm未満では、使用する用途により、外
力で剥離が生じたりする場合がある。
【0021】かかる接着性をさらに改善し、耐久性をも
たせたい場合は、使用する樹脂を好ましくは同種の樹
脂、さらに好ましくは同一樹脂で統一して使用するのが
よい。すなわち、含有させる樹脂も、フィルムも、いず
れも同種または同一樹脂を使用することにより、接着
性、耐久性を大きく向上させることができる。
【0022】本発明の積層シートは、軽量で、柔軟な防
水性のほかに、光線遮断性および光劣化防止性に優れ、
もって耐久性に優れた特徴を有するが、かかる機能は、
紫外線や近赤外線に対して、優れた隠蔽性、反射性を付
与することによって達成される。かかる機能は、該樹脂
フィルムに、顔料を含有させることによって惹起させ
る。すなわち、かかる顔料としては、有機系顔料および
無機系顔料の単独あるいは2種以上を使用することがで
きるが、かかる顔料の中でも、光線遮断層としては、カ
ーボン、酸化チタン、金属粉末などが、隠蔽性が高くて
好ましく使用され、また光線反射層としては、酸化チタ
ン、酸化ケイ素および酸化亜鉛などが、反射率が高く好
ましく使用される。かかる顔料の隠蔽性の高いものを光
線遮断用フィルムとして、また、反射率の高いものを光
線反射用フィルムとして、それぞれ別々に積層して使用
することもできる。これらの顔料は、それ単独でも混合
しても、いずれでも使用することができる、つまりカー
ボン、金属粉末、酸化チタン、酸化ケイ素および酸化亜
鉛から選ばれた少なくとも1種を該フィルムに含有させ
て、特定の光線遮断性、光線反射性を惹起させることが
できるものである。
【0023】かかる顔料を含有する樹脂フィルムは、紫
外線(0.3〜0.4μmの波長領域の光線)の遮断率
が好ましくは95%以上、さらに好ましくは99%以上
であるものが好ましく使用される。すなわち、95%未
満では、布帛の劣化が生じたり、該積層シートで覆う保
管物に影響を及ぼす場合がある。また、近赤外線(0.
8〜1.2μmの波長領域の光線)の遮断率も好ましく
は95%以上、さらに好ましくは99%以上であるもの
が好ましく使用される。すなわち、この場合も、遮断率
が低いと保管内容物の温度上昇を生じ損傷を及ぼす場合
がある。つまり本発明の該樹脂フィルムは、紫外線およ
び近赤外線に対して95%以上の光線遮断率を有するも
のが好ましく使用される。
【0024】本発明の積層シートにおいて、該樹脂フィ
ルムが、該布帛の両面積層されているとき、少なくとも
表面側に積層される該樹脂フィルムの光線反射率は、好
ましくは60%以上、好ましくは70%以上であるもの
を積層するのがよい。つまり表側シートの近赤外線の光
線反射率が70%以上であることにより、該積層シート
及び保管内容物の温度上昇を著しく抑えることができる
のである。この場合、たとえば片面、つまり裏面側の樹
脂フィルムを光線遮断性フィルムを配し、他面、つまり
表面側の樹脂フィルムを光線反射性フィルムを配するこ
とは好ましい態様である。なお、かかる顔料の配合量
は、目的とする光線特性、耐久性に応じて選択すればよ
い。また光線特性を阻害しない範囲で他の顔料を添加し
てもよい。
【0025】本発明の布帛及び熱可塑性樹脂には、生産
性あるいは特性改善のために、通常使用されている各種
添加剤、たとえば熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、紫
外線吸収剤、平滑剤、離型剤、架橋剤、増粘剤、難燃
剤、色素等を含有せしめることができる。
【0026】本発明の積層シートは、防汚性,耐擦過性
の向上をはかるため、シートの表面トップコート、エン
ボス加工などの表面処理を行うことができる。トップコ
ートに用いる樹脂としてはハロゲン元素を含まないもの
であれえば特に限定されないが、防汚性、耐擦過性の観
点から、積層用フィルムに用いられている熱可塑性樹脂
よりもモジュラスの高い樹脂が好ましく、中でも接着
性、縫製性の面から積層用フィルムに用いられている熱
可塑性樹脂と同一系の樹脂が好ましい。また、該樹脂中
には接着性、縫製性を阻害しない範囲で酸化珪素、炭酸
カルシウム、シリコン、セルロースなどの添加剤を含有
せしめることができる。
【0027】本発明の積層シートは、塩素、臭素等のハ
ロゲン化合物を含まないものであり、繊維、樹脂、顔料
に至るまで、かかる元素を含まないものを選定して使用
するものである。すなわち、かかる本発明の積層シート
を焼却廃棄しても、有毒なハロゲン含有のガス、残渣物
が発生しないところに特徴を有するものである。
【0028】かかる積層シートは、少ない樹脂量で、効
率良く布帛を被覆することができ、それだけ全体に使用
する樹脂量を大幅に低減することができ、軽量化シート
を実現することができる。すなわち、作業性、取扱い性
に優れたシートを提供することができる。そこで本発明
の積層シートにおいては、該布帛を除いた熱可塑性樹脂
の総重量が、200g/m2以下であるものが好ましく
使用される。また、さらに該積層シートの総重量が、4
00g/m2以下であるものが好ましく使用される。
【0029】次に、かかる積層シートの製造方法の一例
をあげて説明する。まず、布帛は、ポリエステル系繊維
を用いて平組織で製織して作り、この布帛にポリウレタ
ン系樹脂溶液を含有せしめる。かかる樹脂溶液として
は、接着性、加工性の上からポリエステル系ポリウレタ
ン100部を使用し、これに、架橋剤、たとえば3官能
イソシアネート15部と、鎖伸長剤4.2部を配合して
なる溶媒溶液を用いる。該樹脂溶液の濃度は、固形分で
約50〜60重量%のものを使用する。この樹脂溶液を
離型紙の上にグラビアコーターを用いて塗工し、次いで
110℃で乾燥して、離型紙上にラミネート用フィルム
を作成する。このラミネート用フィルム面を、該布帛の
片面に合わせて、ロールで圧着し、130℃で乾燥後、
離型紙を剥がして転写した後、160℃で熱処理する。
かかる転写により、ポリエステル系ポリウレタン樹脂
を、該布帛の表面層繊維に浸透させて、「熱可塑性樹脂
が含有されてなる布帛」を用意する。因みに溶媒は、該
ポリウレタンを溶解する性能を有するものであればよ
く、トルエン、酢酸エチルが使用される。なお、かかる
布帛の両面に、後述の「熱可塑性樹脂フィルム」を積層
する場合は、該布帛の両面に該ラミネート用フィルムを
転写しておくのが好ましい。
【0030】次に、かかる布帛に積層する「熱可塑性樹
脂フィルム」を用意するが、この積層用フィルムは、耐
久性の上からポリカーボネート系ポリウレタンが使用さ
れ、さらに該フィルムに反射性や遮断性を付与するため
に、たとえば、該布帛の表面用の光反射性フィルムとし
て、該ポリウレタン100部に、酸化チタン、アンスラ
キノン系黄色顔料を、それぞれ10部ずつ配合した固形
分20〜30重量%の樹脂溶媒溶液(粘度3600c
p)を使用する。なお該布帛の裏面用の光遮断性フィル
ムとして、該ポリウレタン100部に、酸化チタン13
部、アルミ粉末5部、カーボンブラック0.5部、フタ
ロシアニン系顔料1部を配合した固形分20〜30重量
%の樹脂溶媒溶液(粘度3600cp)を使用する。こ
れらの樹脂溶液を、それぞれ離型紙の上にコンマコータ
ーで塗工し、110℃で乾燥し、さらに160℃で熱処
理して、2枚の積層用フィルムを用意した。
【0031】次に、前述の「熱可塑性樹脂が含有されて
なる布帛」の表面に、後述の「熱可塑性樹脂フィルム」
を積層するが、かかる積層に際し、好ましくは、これら
を接着剤を介して積層するのが、接着性、耐久性の上か
らよい。かかる接着剤は、前記「熱可塑性樹脂が含有さ
れてなる布帛」で使用した、たとえばポリエステル系ポ
リウレタン100部に、3官能イソシアネート15部
と、鎖伸長剤4.2部を配合してなる固形分50〜60
重量%の溶媒溶液を用いることができる。この接着剤を
それぞれの熱可塑性樹枝フィルムに塗布する場合は、グ
ラビアコーティングして、表面が粘着性をもつまで乾燥
する。このように接着剤処理された積層用フィルムに、
用意した該布帛を重ね合わせて、80℃の金属ロール間
で押圧圧着して巻き取り、その状態で、50℃、48時
間エージングして、本発明の積層フィルムを製造する。
【0032】かかる製造方法において、ラミネート用フ
ィルムを含有させる手段に代えて、コーティング手段を
採用したり、さらに場合によっては含浸手段を採用する
こともできる。
【0033】
【実施例】次に実施例により、本発明をさらに詳しく説
明する。なお、実施例中における各種評価は、下記の方
法で測定した。
【0034】(防水性)JIS L 1092(A法
a)に基づき測定した。
【0035】(重量)JIS L 1096(6.4.
2法)に基づき測定した。
【0036】(厚み)JIS L 1096(6.5
法)に基づき測定した。
【0037】(柔軟性)JIS L 1096(6.2
0.A法)に基づき測定した。
【0038】(引裂き強力)JIS K 6772
(9.4法)に基づき測定した。
【0039】(耐候性)メタルウェザー耐候性試験器
(ダイプラウインテス(株)製)を用いて、下記条件に
より促進暴露試験を実施した。 照射サイクル 定温照射処理→降雨→定温高湿処理 定温照射処理(8時間) 照度:80mW/m2(295〜780nm) 温度:63℃ 湿度:50% 降雨(10秒) 定温高湿処理(4時間) 温度:30℃ 湿度:98% 照射時間 192時間(16サイクル) かかる曝露前後のシートをJIS L 1096(6.
12.1 A法)に基づき、引張り強力を測定し、次の
計算式により強力保持率を求めた。 強力保持率(%)=A/B×100 ここで、Aは曝露後の引張り強力、Bは曝露前の引張り
強力を表す。
【0040】(接着力)高周波ウェルダー溶着機(山本
ビニター株式会社製YF−7000A型)を使用し、2
cm幅×65cm長さの金型を105℃に加温し、出力
7KW、電流値1.5A、圧空圧4kg/cm2 、溶着時
間6秒、冷却時間2秒で溶着した後、JIS K−63
28(5.3.7)の剥離試験法に基づき接着力(kg
/2cm幅)を測定した。
【0041】(溶着部強力)接着力測定と同一条件で溶
着した後、 JIS L 1096(6.12.1A
法)に基づき破断し、破断状態を観察した。破断状態を
○(溶着部以外のシート部で破断)、×(溶着部で破
断)で表示した。
【0042】(耐クリープ性)接着力測定と同一条件で
溶着し、サンプルを作成した。 温度:60℃ 加重:13kg/3cm 時間:24時間 判定:(問題なし)○、(破断したもの)×で表示
【0043】(耐フラッタリング性)ヨコ15cm、タ
テ5cmの開口部を有するダクトの開口部に幅5cm、
長さ20cmのシートを取り付け、ダクトから風速25
m/secの風を吹き付けてシートをはためかせ、24
時間処理後のシートの耐久性を測定した。外観を目視評
価し○(異常のないもの)、×(被覆樹脂に亀裂、剥離
がある)で表示した。
【0044】(光線特性)自記分光光度計((株)日立
製作所社製、U3400型)で波長領域0.3〜0.4
μmの光線遮断性(透過率)、0.8〜1.2μm領域
の光線遮断性(透過率)及び光線反射性(反射率)を測
定した。
【0045】実施例1〜14、比較例1 ポリエステルスパン糸の20番双糸(東レ株式会社製)
を経糸、10番単糸を緯糸に使用して経糸/緯糸密度が
54/48本/インチの平織物を製織し(重量222g
/m2)、該織物に、下記に示す方法で樹脂加工し、性
能を評価した結果を表1、表2に示した。
【0046】(布帛含有樹脂組成物) 樹脂A:ポリカーボネート系ポリウレタン(大日本イン
キ工業(株)製;クリスボンNY331:DMF溶剤溶
液、固形分25%)
【0047】樹脂B:ポリエステル系ポリウレタン(大
日本インキ工業(株)製;タイフォース865HV:固
形分50%酢酸エチル溶剤溶液)100部に、3官能イ
ソシアネート(大日本インキ工業(株)製;バーノック
DN950:酢酸エチル溶剤溶液、固形分75%)を1
0部、触媒(大日本インキ工業(株)製鎖伸長剤;クリ
スボンアクセルT:酢酸エチル溶剤溶液、固形分75
%)を4.2部添加した溶液。
【0048】樹脂C:アクリル酸エステル共重合樹脂
(大日本インキ工業(株)製;クリスコートT113
0:トルエン/酢酸エチル溶剤溶液、固形分30%)1
00部に3官能イソシアネート(大日本インキ工業
(株)製;バーノックDN950:酢酸エチル溶剤溶
液、固形分75%)を7.5部添加した溶液。
【0049】顔料 :必要に応じて、上述樹脂溶液のポ
リウレタン樹脂固形分100部に対して、15部添加し
た。
【0050】付与法a:上述樹脂溶液に織物を浸漬し、
マングルで絞った後、130℃で乾燥、160℃で熱処
理した。 付与法b:上述樹脂溶液をナイフコーターでコーティン
グし、130℃で乾燥、160℃で熱処理した。 付与法c:上述樹脂溶液を離型紙にグラビアコーターで
塗工し、該離型紙と織物を圧着させ、130℃で乾燥
し、160℃で熱処理した。
【0051】(積層用フィルム)下記組成の樹脂溶液を
作成し、離型紙にコンマコーターで塗工し、110℃で
乾燥、160℃で熱処理してフィルムを製造した。
【0052】 フィルム(1) : ポリカーボネート系ポリウレタン 100部 (大日本インキ工業(株)製;クリスボンNY331:DMF溶媒溶液: 固形分25%) 酸化チタン 10部 アンスラキノン系顔料 10部
【0053】 フィルム(2) : ポリカーボネート系ポリウレタン 100部 (大日本インキ工業(株)製;クリスボンNY331:DMF溶媒溶液: 固形分25%) 酸化チタン 13部 アルミ粉末 5部 カーボンブラック 0.5部 フタロシアニン系顔料 1部
【0054】 フィルム(3) : ポリエステル系ポリウレタン 100部 (大日本インキ工業(株)製;クリスボンNB950: DMF/MEK混合溶媒溶液:固形分30%) 酸化チタン 13部 アルミ粉末 5部 カーボンブラック 0.5部
【0055】(樹脂フィルム積層加工法) 積層加工法(1) :布帛の両面に樹脂フィルムを積層加工
する。離型紙にくっついた状態にある積層用フィルム
に、下記組成の接着剤をグラビアでコーティングし、該
接着剤が粘着を帯びるまで乾燥した後、該布帛に重ね合
わせ、80℃の金属ロール間で2kg/cm2 の圧力で
抑えた後、巻き取り、その状態で50℃の雰囲気で48
時間エージングした。
【0056】接着剤:ポリエステル系ポリウレタン(大
日本インキ工業(株)製;タイフォース865HV:固
形分50%酢酸エチル溶剤溶液)100部に、3官能イ
ソシアネート(大日本インキ工業(株)製;バーノック
DN950:酢酸エチル溶剤溶液、固形分75%)を1
5部、触媒(大日本インキ工業(株)製鎖伸長剤;クリ
スボンアクセルT:酢酸エチル溶剤溶液、固形分75
%)を4.2部配合した溶液。
【0057】積層加工法(2) :布帛の片面に樹脂フィル
ムを積層し、裏面をコーティング加工する。この場合
は、布帛に、前記積層加工法(1) により、片面に樹脂フ
ィルムを積層した後、裏面に、フィルム(3) と同一のポ
リエステル系ポリウレタン樹脂溶液を、コンマコーター
でコーティングし、110℃で乾燥した後、160℃で
熱処理した。
【0058】(比較例の樹脂加工法)前記フィルム(2)
と同一のポリカーボネート系ポリウレタン樹脂溶液に、
布帛を浸漬し、マングルで絞り、130℃で乾燥し、1
60℃で熱処理し、樹脂付着量243g/m2 の布帛を
用意した。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】表1、表2から明らかなように、実施例1
〜14の積層シートは、軽量、柔軟であり、且つ防水布
としての必要特性と目標とする光学特性を満足できる性
能を有するものであった。
【0062】これに対し、比較例1のシートは、耐候性
を満足するが、実施例10と比べても重く、硬くなり、
また樹脂が布帛の中まで浸透しているため、引き裂き強
力が大幅に劣り、表面反射率と遮光性などの光線特性が
大幅に劣るものであった。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、軽量、柔軟で防水性、
光線遮断性、耐久性、溶着縫製性に優れ、かつ塩素、臭
素元素を含まない環境汚染が少ない積層シートを安定し
て提供することができ、また、かかる積層シートは、防
水布、テント、幌、帆布、養生シート、野積みシート、
仕切膜、防水布、断熱膜、コンテナ、壁装材、車輌内装
材などの各種産業用シートとして、特に飲料、食品、薬
品等光線や熱の影響を受けやすいものの運搬、貯蔵用の
シートとして、極めて有用に使用することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 27/36 B32B 27/36 27/40 27/40 (72)発明者 関 昌夫 滋賀県大津市大江1丁目1番1号 東レ株 式会社瀬田工場内 Fターム(参考) 4F100 AA20B AA20C AA20H AA21B AA21C AA21H AA25B AA25C AA25H AA37B AA37C AA37H AB01B AB01C AB01H AK01B AK01C AK03B AK03C AK25B AK25C AK41A AK41B AK41C AK46B AK46C AK51B AK51C BA02 BA03 BA06 BA10A BA10B BA10C BA15 BA16 CA13B CA13C DE01B DE01C DE01H DG11A DG12A GB33 GB90 JB16B JB16C JB20 JD05 JD09B JD09C JD10B JD10C JK06 JK13 JL00 JL03 JN02B JN02C JN06B YY00 YY00B YY00C

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂が含有されてなる布帛の少な
    くとも片面に、熱可塑性樹脂フィルムが積層されてなる
    積層シートであって、該熱可塑性樹脂がハロゲン化合物
    を含まない樹脂であることを特徴とする積層シート。
  2. 【請求項2】該熱可塑性樹脂の含有のされ方が、コーテ
    ィングまたはラミネートによるものであることを特徴と
    する請求項1記載の積層シート。
  3. 【請求項3】該熱可塑性樹脂が、ウレタン系樹脂、アク
    リル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂お
    よびオレフィン系樹脂から選ばれた少なくとも1種であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の積層シー
    ト。
  4. 【請求項4】該布帛が、該熱可塑性樹脂を20g/m2
    以上含有するものであることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の積層シート。
  5. 【請求項5】該樹脂フィルムが、顔料を含有するもので
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    積層シート。
  6. 【請求項6】該顔料が、カーボン、金属粉末、酸化チタ
    ン、酸化ケイ素および酸化亜鉛から選ばれた少なくとも
    1種であることを特徴とする請求項5記載の積層シー
    ト。
  7. 【請求項7】該樹脂フィルムが、20μm以上の厚みを
    有するものであることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れかに記載の積層シート。
  8. 【請求項8】該樹脂フィルムが、紫外線および近赤外線
    に対して95%以上の光線遮断率を有するものあること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の積層シー
    ト。
  9. 【請求項9】該樹脂フィルムが、該布帛の両面積層され
    ているとき、少なくとも表面側に積層される該樹脂フィ
    ルムの光線反射率が60%以上であることを特徴とする
    請求項8記載の積層シート。
  10. 【請求項10】該熱可塑性樹脂が、該布帛に含有される
    樹脂とフィルムを構成する樹脂とが、同種または同一で
    あることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の
    積層シート。
  11. 【請求項11】該樹脂フィルムが、接着剤を介して該布
    帛に積層されていることを特徴とする請求項1〜10の
    いずれかに記載の積層シート。
  12. 【請求項12】該樹脂フィルムの接着力が、2kg/2
    cm幅以上であることを特徴とする請求項1〜11のい
    ずれかに記載の積層シート。
  13. 【請求項13】該積層シートの該布帛を除いた熱可塑性
    樹脂の総重量が、200g/m2以下であることを特徴
    とする請求項1〜12のいずれかに記載の積層シート。
  14. 【請求項14】該積層シートの総重量が、400g/m
    2以下であることを特徴とする請求項1〜13のいずれ
    かに記載の積層シート。
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