JP2001121153A - 電磁水処理装置 - Google Patents

電磁水処理装置

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JP2001121153A JP30843099A JP30843099A JP2001121153A JP 2001121153 A JP2001121153 A JP 2001121153A JP 30843099 A JP30843099 A JP 30843099A JP 30843099 A JP30843099 A JP 30843099A JP 2001121153 A JP2001121153 A JP 2001121153A
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electrode
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Shoichi Matsuda
正一 松田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトな構造で大量の水処理が可能
な電磁水処理装置を提供する。 【解決手段】 対の電極11、12が互いに間隙を有し
て配置されている水通路領域の入口7近傍又は出口8近
傍に、水に磁場を作用させる磁場発生手段5a、5bを
配置する。電極11、12が配置される水通路は、水通
路を含む管路2に交差して互いに間隙を有して配置さ
れ、一部に開放部10a、10bを有する通路壁10…
10で構成する。通路壁10には、壁面に沿って電極1
1、12を配置する。 【効果】 電場と磁場とが共通する空間に作用する
場合と同等の作用が得られるとともに磁場発生手段によ
る電極の配置が制約されず、電極配置方法の自由度が高
くなる。その結果、管路の軸方向に交差して互いに間隙
を有する通路壁に電極を配置することにより、電極面積
を大幅に増大でき、大量の水処理が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、循環水等の水路に
おけるスケールや錆の発生及び付着を防止するための電
磁水処理装置に関するものであり、特に大規模水の処理
を必要とする用途に好適な水処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、循環水等の水路におけるスケール
や錆の発生及び付着を防止する手段ととして、水に電場
と磁場を作用させる電磁水処理装置が提案されており
(特許第2555235号)、現に実用化もなされてい
る。この装置は、図5に示すように、共通する水通路3
0に面するようにして、対となる永久磁石31、32
と、互いに異種金属からなる対の電極33、34とをケ
ーシング35に取り付けたものである。この装置では、
ケーシング35および永久磁石31、32とで囲まれた
水通路30を流れる水に、永久磁石31、32による磁
場と、電極33、34間に流れる微弱電流による電場が
作用し、その結果として、スケールや錆の発生及び付着
が効果的に防止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記装置は、当初は一
般冷却塔などの水処理を目的としていたが、最近では石
油化学、石油精製その他工場で使用する大型冷却塔にお
いても、上記と同様にこの装置を用いてスケールや錆の
発生を阻止することが要望されている。ところで、上記
のような大型冷却塔では、保有水の量が1000トン前
後に達するものもあり、上記効果を得るためにはこの大
量の水に電場および磁場を有効に作用させることが必要
である。しかし、上記に具体的に示されている装置で
は、装置の大きさに起因してその電極面積に限界があ
り、大量の処理水に有効に電場を作用させて上記処理を
行うことは困難である。一方、大面積の電極を配置しよ
うとすると、非常に大型の電磁水処理装置が必要にな
り、スペース的にも現実的でないという問題がある。本
発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、特
に装置の大型化を招くことなく大量の水の処理が可能と
なる電磁水処理装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の電磁水処理装置のうち第1の発明は、水通
路に面して互いに間隙を有して配置され、該水通路を流
れる水に電場を作用させる対の電極と、該水通路を流れ
る水に磁場を作用させるべく配置された磁場発生手段と
を有する電磁水処理装置において、前記磁場発生手段
は、電極が配置されている水通路領域の出口近傍又は入
口近傍の一方または両方に配置されていることを特徴と
する。
【0005】第2の発明の電磁水処理装置は、第1の発
明の電磁水処理装置において、対の電極は互いに電気化
学的ポテンシャルが異なる異種材料からなることを特徴
とする。
【0006】第3の発明の電磁水処理装置は、第1また
は第2の発明の電磁水処理装置において、電極が配置さ
れた水通路領域は管路内に確保されており、該水通路
は、管路の軸方向に交差して互いに間隙を有して配置さ
れ、一部の開放部を除いて上記管路を遮る通路壁で構成
されており、外通路壁に沿って上記電極が配置されてい
るとともに、上記開放部は隣接する通路壁毎に位置が異
なっていることを特徴とする。
【0007】第4の発明の電磁水処理装置は、第3の発
明の電磁水処理装置において、上記開放部は管路内壁側
の通路壁端部に設けられているとともに、隣接する通路
壁毎に管路軸心に対し交互に反対位置に位置しているこ
とを特徴とする。
【0008】本発明の電磁水処理装置によれば、磁場を
作用させる磁場発生手段を電極の配置場所から僅かに離
し、その近傍に配置するものとしたので、電極配置の制
約が小さくなり、特定の目的、例えば、第3の発明に示
されるように、電極面積を増大させるのに有効な電極配
置方法を容易に採択することができる。また、水処理装
置の形状の制約が小さくなるので、電磁水処理装置の設
置が水路等の形状制約によって困難になるのを避けるこ
ともできる。なお、本発明では、上記構成により、電場
と磁場は前記した従来装置と異なって共通する空間に作
用するものではないが、両者はごく近傍で共通する水に
作用させることができるので、共通する空間で電場およ
び磁場を作用させる場合と同等の効果が得られる。
【0009】本発明では、電極を構成する材料として
は、好適には、互いに電気化学的ポテンシャルが異なる
ことにより相対的に卑と貴になる導電性の異種材料が用
いられる。その際に、材質や組み合わせが特定のものに
限定されるものではない。例えば、卑の電極としてはA
l、Zn、Pb、Mg等を使用することができ、貴の電
極としては、炭素、Pt、ステンレス鋼、Ti等を使用
することができる。上記電極を水通路に面して配置する
とともに、両電極を電気的に接続することによって電極
間間隙に電流が流れ、水通路を流れる水に電場を作用さ
せることができる。なお、電極の電気的な接続は、両者
を直結したり、抵抗体を介して接続することにより行う
ことができる。抵抗体を用いる場合、電極間に接続する
上記抵抗体の抵抗値を変えることによって水に作用する
電場の強さを調整することもできる。また、電極に外部
から電池等によって電位を加えることによって電極間に
電場を発生させるものであってもよい。この場合には、
電極同士は、互いに電気化学的ポテンシャルが異なる異
種材料で構成することが必須になるものではない。
【0010】電極は、水通路に面して配置され、水通路
を流れる水に電場を作用できるものであればよく、電極
の形状、互いの間隙量、配置位置が特に限定されるもの
ではなく、また、配置数が限定されるものでもない。た
だし、多量の水の処理が必要である等の理由によって、
限られた空間で大きな電極面積を確保するためには、上
記第3の発明に示すように、管路に交差する方向に複数
の通路壁を配置し、この通路壁に沿って電極を配置する
のが望ましい。そして、通路壁で管路を塞ぐとともに、
一部に開放部を設けて水の流れを確保する。上記により
装置の大型化を招くことなく、電極を配置できる水通路
の長さが大幅に増加するので、通路に沿って配置する電
極面積も大幅に増加させることができる。このとき、開
放部の設置位置を通路壁毎に変える(通路壁面方向に対
し)ことによって、水が通路壁間で蛇行しつつ移動する
ので、通路壁に沿って配置した電極による電場を効果的
に水に作用させることができる。このとき、開放部を、
隣接する通路壁毎に管路軸心に対し交互に反対位置に位
置させれば、水は、電極のほぼ全面に沿って流れるの
で、電場の作用をより確実に水に与えることができる。
【0011】上記水通路は、通常は管路内に確保され
る。この電極が配置されている水通路の出口または入口
の近傍には、少なくとも一方に、水に磁場を作用させる
ように磁場発生手段を配置する。この配置は、出口側、
入口側のいずれであってもよく、少なくとも一方に配置
することによって、水に磁場と上記電極による電場の作
用を相乗効果を含めて有効に作用させることができる。
ただし、磁場と電場の相互作用をより確実に出現させる
ためには、出口側と入口側の両方に磁場発生手段を配置
するのが望ましい。なお、出口、入口の近傍としては、
通常は出口、入口の外側が採用される。これは、外側の
方が電極の配置に対する影響が小さいためである。磁場
発生手段の配置は、通水路に磁場が作用するように磁石
を配置することによって行うことができる。この磁石は
永久磁石でも電磁石でもよいが、通常は、通電を必要と
しない永久磁石が使用される。該磁石は、通常は、磁石
同士の対向面を互いに異極として両者間に磁場が発生す
るようにするが、対向面を同極とするものであってもよ
く、また、配置方法によっては磁極面が対向していない
ものであってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
1〜図4に基づいて説明する。電磁水処理装置1は、大
型冷却塔などの水循環系の水路管に介設するように、管
路2の両端に、入側接続筒部3と出側接続筒部4とが設
けられている。これら入側接続筒部3と出側接続筒部4
とには、筒部内の水通路に磁場を作用させるべく、異極
の磁極を対面させた永久磁石5a、5bがそれぞれ配置
されている。なお、永久磁石間には、磁力に対する絶縁
性を有するスペーサ6…6が配置されている。また、接
続筒部3、4にはそれぞれ接続用フランジ3a、4aが
形成されており、これらフランジ3a、4aは、電磁水
処理装置1を接続する水路管20の端部フランジ20a
にパッキン21を介して接続される。管路2と筒部3、
4とは、連通孔7、8を通して連通しており、その連通
孔7、8は、管路2に対する入口および出口に相当す
る。なお管路2の上部にはエア抜き部2a、下部にはド
レイン2bが設けられている。さらに、管路2内には、
板状の複数の通路壁10…10が管路と直交して所定間
隔で配置されており、該通路壁には、下記の開放部を除
いて管路2内を塞いでいる。開放部は10a、10b
は、各通路壁に形成された弓形の貫通孔であり、各通路
壁毎に、交互に左右端部に形成されている。
【0013】さらに上記通路壁10…10には、壁面の
一方(図1示左方面)にAl電極11、他方(図1示右
方面)にカーボン電極12が貼り合わされており(入口
側、出口側の両壁面は除く)、対向するAl電極11と
カーボン電極12とは電気的に接続されている。なお、
各通路壁10…10には、管路2内に管路に沿って配置
され、かつ一端が管路側壁に固定された4つの固定棒1
5…15が貫通しており、固定棒15と各通路壁10、
Al電極11、カーボン電極12の貫通孔の間には、図
4に示すように、それぞれ筒状の絶縁性スペーサ16…
16が嵌め込まれている。また、絶縁性スペーサ16の
両端部位置の固定棒15には、Al電極11の表面およ
びカーボン電極の表面に接する絶縁性座金17…17が
嵌め込まれており、各電極が固定棒15によって互いに
電気的に接続されるのを防止している。さらに、絶縁性
座金17に接した状態で固定棒15に座金18…18が
嵌め込まれており、該座金18、18間の固定棒15に
スペーサ19が嵌め込まれている。これら座金17およ
びスペーサ19は、特に絶縁性は必要とされない。
【0014】上記装置を用いた水処理では、電磁水処理
装置1を入側接続筒部3と出側接続筒部4を介して水路
管20、20に接続、固定する。この状態で水路管20
内を処理対象となる水が流れると、該水は水路管20に
接続されている電磁水処理装置1の入側接続筒部3内に
流入する。流入した水は、入側接続端部3に配置された
永久磁石5a、5bの磁力を受け、水に含まれるスケー
ル成分に磁場が作用するとともに磁力によってローレン
ツ電場が発生し、スケール成分に作用する。
【0015】これらの作用を受けたスケール成分は、水
の流れに従って入側接続筒部3から連通孔7を通って管
路2内へと流れ込み、ここで、各通路壁10、10の間
を通過しつつ開放部10a、10bを交互に通過するこ
とによって蛇行しながら管路2内を図1示右方に移動す
る。この移動においては、水は開放部10a、10bを
通過するときを除いて、管路2と直交して配置されてい
るAl電極11とカーボン電極12との間を通過する。
Al電極11とカーボン電極12とは、電気的に外部接
続され、電気化学的ポテンシャルが異なることから水を
介して電場が発生する。したがって、水とともに移動す
るスケール成分には、両電極によって電場が作用するこ
とになる。このスケール成分には、直前に磁場発生手段
である磁石5a、5bによって磁場とローレンツ電場と
が作用しており、これら作用が相乗的に与えられている
に等しい状態になる。さらに管路2内を蛇行しながら移
動する水は、管路2を抜けて連通孔8から出側接続筒部
4内に至る。この筒部4内では、水は筒部3と同様に永
久磁石5a、5bの磁力を受け、水に含まれるスケール
成分に磁場およびローレンツ電場が作用する。スケール
成分は、その後、水の流れに従って筒部4外に流れ出
し、水路管20へと移動する。すなわち、水に含まれる
スケール成分は、上記で説明したように、磁場およびロ
ーレンツ電場、電極による電場、磁場およびローレンツ
電場の作用を続けて受けており、これら作用が単独かつ
相乗的にスケール成分に加えられている。この結果、カ
ルシウム、マグネシウム、ケイ酸等のスケール成分は結
晶の核になって水中を浮遊状態で移動し、水路で徐々に
凝集してスラッジ化する。このスラッジは、例えば水路
管20の中途で回収、除去するができる。
【0016】上記電磁水処理装置によれば、水処理装置
のサイズを特に大きくしなくても、管路に沿って電極を
配置する場合に比べて大幅に電極面積を増大させること
ができ、また大量の水量にも拘わらず水路におけるスケ
ールや錆の発生及び付着を効果的に防止することができ
る。なお、上記実施形態では、管路の両側にそれぞれ磁
場発生手段を設けたが、本発明としては、管路端の少な
くとも一方に磁場発生手段が設けられているものであれ
ばよい。また、上記実施形態では、水量の多い水路系で
水処理を行うものについて説明したが、本発明として
は、必ずしも水量が程多くなくても電極配置の自由度を
求めて適用することも可能であることは当然である。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の電磁水
処理装置によれば、電極が配置されている水通路領域の
出口近傍又は入口近傍の一方または両方に磁場発生手段
が配置されているので、電場と磁場とが共通する空間に
作用する場合と同等の作用が得られるとともに、磁場発
生手段によって電極の配置方法が制約されることが小さ
いか全くなく、電極の配置方法の自由度が高くなる。し
たがって、例えば、通路壁を管路の軸方向に交差して互
いに間隙を有するように配置し、この通路壁で一部の開
放部を除いて上記管路を遮り、該通路壁に沿って電極を
配置することにより、電磁水処理装置を大型化すること
なく電極面積を大幅に増大することができ、石油化学、
石油精製その他工場の大型冷却塔の大保有水量の水処理
も効率的に行うことが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す平面断面図であ
る。
【図2】 同じく側面図である。
【図3】 同じく図1のIII−III線断面図である。
【図4】 同じく図1のIV矢示拡大図である。
【図5】 従来の電磁水処理装置の一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 電磁水処理装置 2 管路 3 入側接続筒部 4 出側接続筒部 5a 永久磁石 5b 永久磁石 7 連通孔 8 連通孔 10 通路壁 10a 開放部 10b 開放部 11 Al電極 12 カーボン電極 15 固定棒 20 水路管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水通路に面して互いに間隙を有して配置
    され、該水通路を流れる水に電場を作用させる対の電極
    と、該水通路を流れる水に磁場を作用させるべく配置さ
    れた磁場発生手段とを有する電磁水処理装置において、
    前記磁場発生手段は、電極が配置されている水通路領域
    の出口近傍又は入口近傍の一方または両方に配置されて
    いることを特徴とする電磁水処理装置
  2. 【請求項2】 対の電極は互いに電気化学的ポテンシャ
    ルが異なる異種材料からなることを特徴とする請求項1
    記載の電磁水処理装置
  3. 【請求項3】 電極が配置された水通路領域は管路内に
    確保されており、該水通路は、管路の軸方向に交差して
    互いに間隙を有して配置され、一部の開放部を除いて上
    記管路を遮る通路壁で構成されており、該通路壁に沿っ
    て前記電極が配置されているとともに上記開放部は隣接
    する通路壁毎に位置が異なっていることを特徴とする請
    求項1または2に記載の電磁水処理装置
  4. 【請求項4】 上記開放部は、管路内壁側の通路壁端部
    に設けられているとともに、隣接する通路壁毎に管路軸
    心に対し交互に反対位置に位置していることを特徴とす
    る請求項3記載の電磁水処理装置
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