JP2001120693A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

ゴルフクラブヘッド

Info

Publication number
JP2001120693A
JP2001120693A JP30082099A JP30082099A JP2001120693A JP 2001120693 A JP2001120693 A JP 2001120693A JP 30082099 A JP30082099 A JP 30082099A JP 30082099 A JP30082099 A JP 30082099A JP 2001120693 A JP2001120693 A JP 2001120693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
sole portion
sole
golf club
club head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30082099A
Other languages
English (en)
Inventor
Suketo Imai
資人 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Seiko Co Ltd filed Critical Daiwa Seiko Co Ltd
Priority to JP30082099A priority Critical patent/JP2001120693A/ja
Publication of JP2001120693A publication Critical patent/JP2001120693A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Golf Clubs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はゴルフクラブヘッドに関し、ゴルフ
クラブヘッドの薄肉化を図ってヘッド容積が250cc
以上の大型化したゴルフクラブヘッドとするに当たり、
打球応力の影響を受け易いソール部の強度の向上を図っ
て、打球時の破損を防止したゴルフクラブヘッドを提供
することを目的とする。 【解決手段】 ヘッド容積250cc以上の中空な外殻
体からなる金属製のヘッドに於て、当該ヘッドのソール
部を、破断伸び15%以上,肉厚0.6mm以上1.0
mm未満に成形すると共に、当該ソール部に補強用の稜
線部を形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフクラブヘッ
ドに係り、詳しくはヘッド容積が250cc以上に大型
化された中空な金属製のゴルフクラブヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ウッドと称されるゴルフクラブ
は、品質の安定性,材料供給の容易性等の観点から、柿
や桜といった従来の天然木材に代え、ステンレスやチタ
ン,チタン合金等の金属材料を用いて中空な外殻体から
なるゴルフクラブヘッド(以下、「ヘッド」という)を
成形したものが広く使用されている。
【0003】そして、昨今では、飛距離と方向性の向上
を図るため、ヘッド容積が250cc以上の大型化した
ヘッドが主流となっており、これに伴い、ヘッドの薄肉
化を図ってヘッドの重量増を抑える傾向にある。しか
し、斯様にヘッドの薄肉化を図っても、強度上、薄肉化
の程度には限界があり、比較的打球応力の影響を受け易
いソールに関しては、従来、少なくとも1mm以上の肉
厚で成形されているのが実情である。
【0004】ところで、特開平10−71219号公報
には、図13に示すようにヘッド1を、フェース部3と
当該フェース部3の周縁部から後方に環状の立上げ部5
が突設されたフェース部材7と、クラウン部9,サイド
部11及びソール部13が一体成形された中空部材15
とで形成して、クラウン部9の肉厚t1,サイド部11
の肉厚t2,ソール部13の肉厚t3をt1≦t2≦t3、
且つt1<t3の関係に設定すると共に、ソール部13の
肉厚t3を0.4〜8.0mmの範囲に設定した中空な
金属製のヘッド1が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、上記従来例に
よれば、クラウン部9やサイド部11,ソール部13の
薄肉化を図ったことでヘッド1の大型化が可能となる
が、上記ヘッド1は、打球応力の影響を受け易いソール
部13に対して何等補強を図る手段が講じられていない
ため、ソール部13を1mm未満の肉厚で成形した場
合、ソール部13の強度が不足して打球時に変形したり
割れが発生してしまう虞があった。
【0006】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、ヘッドの薄肉化を図ってヘッド容積が250cc以
上の大型化したヘッドとするに当たり、打球応力の影響
を受け易いソール部の強度の向上を図って、打球時の破
損を防止したヘッドを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、ヘッド容積250cc以上
の中空な外殻体からなる金属製のヘッドに於て、当該ヘ
ッドのソール部を、破断伸び15%以上,肉厚0.6m
m以上1.0mm未満に成形すると共に、当該ソール部
に補強用の稜線部を形成したものである。
【0008】そして、請求項2に係る発明は、請求項1
記載のヘッドに於て、稜線部をヘッドの前後方向に形成
したことを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1
または請求項2記載のヘッドに於て、ソール部を立ち上
げて稜線部を形成したものである。また、請求項4に係
る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載
のヘッドに於て、稜線部をリーディングエッジに連なる
ように形成したことを特徴とし、請求項5に係る発明
は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のヘッ
ドに於て、ソール部を塑性加工して成形したことを特徴
とする。
【0009】(作用)請求項1に係る発明によれば、ボ
ールの打球時に稜線部がソール部の補強を図って薄肉化
されたソール部の変形,破損を防止すると共に、ソール
部自体が破断伸び15%以上に成形されて靱性が高めら
れているため、ソール部の衝撃破壊が防止される。
【0010】そして、請求項2及び請求項3に係る発明
によれば、稜線部が打球応力に対抗するようにソール部
をより強固に補強し、また、請求項4に係る発明によれ
ば、稜線部がリーディングエッジに連なるため、当該稜
線部がソール部の補強を図って、フェースからソールへ
の打球応力の影響を軽減することとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。
【0012】図1乃至図5は請求項1乃至請求項5に係
るヘッドの一実施形態を示し、図中、21はヘッド容積
250cc以上に大型化された金属製のヘッドで、当該
ヘッド21は、クラウン部材23とフェース部材25、
そして、ソール部27とサイド部29が一体となったボ
トム部材31を接合した中空な外殻体からなるヘッド本
体33と、当該ヘッド本体33のヒール側に接合した筒
状のシャフト止着部材37とで構成されている。
【0013】そして、図4及び図5に示すようにシャフ
ト止着部材37は、その挿入側先端部37aがソール部
27の内底面に当接して、そのシャフト止着孔39に、
図示しないシャフトが止着されるようになっている。而
して、上記ボトム部材31は、β型チタン合金(例え
ば、Ti−15Mo−5Zr−3Al,Ti−15V−
3Cr−3Al−3Sh等)を所要の形状,大きさに切
断してこれをプレス成形したもので、ソール部27は
0.6mm以上1.0mm未満の肉厚tで成形され、そ
して、サイド部29は0.6〜1.5mmの肉厚で成形
されている。
【0014】また、クラウン部材23,フェース部材2
5は、夫々、ボトム部材31に例示したものと同様の材
料を所要の形状,大きさに切断してこれらをプレス成形
したもので、クラウン部材23は0.6〜1.5mmの
肉厚に、そして、フェース部材25は1.8〜3.2m
mの肉厚で成形されている。更にまた、シャフト止着部
材37もボトム部材31に例示したものと同様の材料か
らなり、その肉厚は0.6〜5.0mmとされている。
【0015】このように本実施形態では、クラウン部材
23,フェース部材25,ボトム部材31を同じ材料で
成形したが、クラウン部材23やフェース部材25をボ
トム部材31と異なる材料で成形してもよい。而して、
この場合、フェース部材25に最も高強度な材料を用い
ると、打球応力による破損が防止できて好ましい。
【0016】そして、上述したボトム部材31の成形材
料であるβ型チタン合金は、時効処理(熱処理)の設定
によって破断伸びが大きく変化する性質を有するが、本
実施形態は、斯かるボトム部材31とクラウン部材2
3,フェース部材25,シャフト止着部材37を溶接し
てヘッド21を時効処理するに当たり、所要の時効処理
によってソール部27(ボトム部材31)を破断伸び1
5%以上に成形することで、ソール部27の靱性を高め
たことを特徴としている。
【0017】尚、ボトム部材31は圧延された材料をプ
レス成形するのが好ましいが、金属塊を鍛造して形成し
てもよい。また、図3乃至図5に示すように本実施形態
は、上記ボトム部材31をプレス成形するに当たり、ソ
ール部27の中央部を外方へ略U字状に立ち上げて、ヘ
ッド21のリーディングエッジREに連なる2本の直線
状のエッジの如き形状の稜線部E1と、同じくエッジの
如き形状の円弧状の稜線部E2とで略平坦な凸状面41
を突設すると共に、稜線部E1,E2の接続部Pからサイ
ド部29との境界線Sへ向かって斜め後方に延びる2本
の稜線部E3をエッジの如く折曲,形成したことを特徴
としており、2本の稜線部E1はヘッド21の前後方向
に形成されている。
【0018】従って、図3に示すようにソール部27に
は、上述した稜線部E1,E2,E3によって、凸状面4
1を囲むように2つの略平坦な傾斜面43a,43b
と、湾曲した1つの傾斜曲面43cが区画形成されてい
る。尚、図5中、45は凸状面41と傾斜面43bとの
間に形成された立ち上がり部で、当該立ち上がり部45
は、傾斜面43bが立ち上がり状に外方へ向け傾斜を増
して凸状面41に連なるように稜線部E1に沿って形成
されており、凸状面41と傾斜面43aとの間にも、同
様な立ち上がり部が形成されている。
【0019】その他、図2中、47はソール部27の内
底面に溶接されたウエイト部材で、上述したように本実
施形態は、クラウン部材23,フェース部材25と共に
ソール部27の薄肉化を図った結果、その重量減のウエ
イトを、ウエイト部材47としてヘッド21のウエイト
バランスの調節に使用できることとなる。本実施形態は
このように構成されているから、斯かるヘッド21を装
着したゴルフクラブでボールを打球すると、ヘッド21
はヘッド容積250cc以上に大型化されているため、
ボールは十分な飛距離を以って方向性よく飛んでいく。
【0020】そして、この打球時に、リーディングエッ
ジREに達して、これに連なるようにヘッド21の前後
方向に形成された稜線部E1と立ち上がり部45が、打
球応力に対抗するようにソール部27の補強を図ってフ
ェースからソールへの打球応力の影響を軽減するため、
薄肉化されたソール部27の変形,破損が防止されると
共に、ソール部27自体が破断伸び15%以上に成形さ
れて靱性が高められているため、打球時の衝撃によるソ
ール部27の破壊が防止されることとなる。
【0021】従って、本実施形態によれば、ヘッド21
を大型化するためにソール部27を0.6mm以上1.
0mm未満の薄肉に成形しても、ソール部27の破損が
防止できることとなった。而も、斯様にクラウン部材2
3,フェース部材25と共に、ソール部27の薄肉化を
図った結果、その重量減のウエイトをウエイト部材47
としてヘッド21のウエイトバランスの調節に使用でき
るため、ウエイトバランスの良好な大型のヘッド21を
得ることが可能となる。
【0022】図6乃至図9は請求項1,2及び請求項
4,5に係るヘッドの一実施形態を示し、図中、49は
250cc以上のヘッド容積を以って成形された金属製
のヘッドで、当該ヘッド49も、クラウン部材51とフ
ェース部材53、そして、ソール部55とサイド部57
が一体となったボトム部材59を接合した中空なヘッド
本体61と、当該ヘッド本体61のヒール側に接合した
筒状のシャフト止着部材65とで構成されている。
【0023】そして、図9に示すようにシャフト止着部
材65は、その挿入側先端部65aがソール部55の内
底面に当接して、そのシャフト止着孔67に図示しない
シャフトが止着されるようになっている。而して、上記
クラウン部材51,フェース部材53,ボトム部材59
は、上記実施形態と同一材料,同一の肉厚を以ってプレ
ス成形されており、これらとシャフト止着部材65を溶
接してヘッド49を時効処理するに当たり、所要の時効
処理によってソール部55(ボトム部材59)は破断伸
び15%以上に成形されている。
【0024】また、図7乃至図9に示すように本実施形
態は、上記ボトム部材59をプレス成形するに当たり、
ソール部55の中央部に、ヘッド49の前後方向に延び
る1本の直線状の稜線部E4と、当該稜線部E4からヘッ
ド49のリーディングエッジREに連なる2本の直線状
の稜線部E5と、同じく稜線部E4からサイド部57との
境界線Sへ向かって斜め後方に延びる2本の稜線部E6
を、エッジの如く折曲,形成したことを特徴としてい
る。
【0025】従って、図8に示すようにソール部55に
は、上述した稜線部E4,E5,E6によって2つの略平
坦な傾斜面69a,69bと、湾曲した2つの略扇状の
傾斜曲面69c,69dが区画形成されている。本実施
形態はこのように構成されているから、斯かるヘッド4
9を装着したゴルフクラブでボールを打球すると、ヘッ
ド49はヘッド容積250cc以上に大型化されている
ため、ボールは十分な飛距離を以って方向性よく飛んで
いくこととなる。
【0026】そして、この打球時に、稜線部E5を介し
てリーディングエッジREに連なるようにヘッド21の
前後方向に形成された稜線部E4が、打球応力に対抗す
るようにソール部55の補強を図ってフェースからソー
ルへの打球応力の影響を軽減するため、薄肉化されたソ
ール部55の変形,破損が防止されると共に、ソール部
55自体が破断伸び15%以上に成形されて靱性が高め
られているため、打球時の衝撃によるソール部55の破
壊が防止されることとなる。
【0027】従って、本実施形態によれば、ヘッド49
を大型化するためにソール部55を0.6mm以上1.
0mm未満の薄肉に成形しても、ソール部55の破損が
防止できることとなった。而も、斯様にクラウン部材5
1,フェース部材53と共に、ソール部55の薄肉化を
図った結果、その重量減のウエイトをヘッド49の所定
位置に配分してウエイトバランスを調節できるため、ウ
エイトバランスの良好な大型のヘッド49を得ることが
可能となった。
【0028】図10乃至図12は請求項1及び請求項5
に係るヘッドの一実施形態を示し、図中、71は250
cc以上のヘッド容積を以って成形された金属製のヘッ
ドで、当該ヘッド71も、クラウン部材73とフェース
部材75、ソール部77とサイド部79が一体となった
ボトム部材81を接合した中空なヘッド本体83と、当
該ヘッド本体83のヒール側に接合した筒状のシャフト
止着部材85とで構成されている。
【0029】そして、本実施形態に於ても、クラウン部
材73,フェース部材75,ボトム部材81は、図1の
実施形態と同一材料,同一の肉厚を以ってプレス成形さ
れており、これらとシャフト止着部材85を溶接してヘ
ッド71を時効処理するに当たり、所要の時効処理によ
ってソール部77(ボトム部材81)は破断伸び15%
以上に成形されている。
【0030】更に、図10及び図12に示すように本実
施形態は、上記ボトム部材81をプレス成形するに当た
り、ソール部77全体を、ヘッド71のトゥ,ヒール方
向に亘って凹状に湾曲する楕円形状の第一ソール部77
aと、当該第一ソール部77aに連接してヘッド71の
バック方向へ形成された半楕円形状の第二ソール部77
bとで構成して、第一ソール部77aと第二ソール部7
7bとの連接部分(図12中、X−Y間)に、エッジ状
の稜線部E7を折曲,形成したものである。
【0031】本実施形態はこのように構成されているか
ら、斯かるヘッド71を装着したゴルフクラブでボール
を打球すると、ヘッド71はヘッド容積250cc以上
に大型化されているため、ボールは十分な飛距離を以っ
て方向性よく飛んでいくこととなる。そして、この打球
時に、ソール部77に形成された稜線部E7がソール部
77の補強を図るため、薄肉化されたソール部77の変
形,破損が防止されると共に、ソール部77自体が破断
伸び15%以上に成形されて靱性が高められているた
め、打球時の衝撃によるソール部77の破壊が防止され
る。
【0032】従って、本実施形態によっても、ヘッド7
1を大型化するためにソール部77を0.6mm以上
1.0mm未満の薄肉に成形しても、ソール部77の破
損が防止できることとなった。而も、斯様にクラウン部
材73,フェース部材75と共に、ソール部77の薄肉
化を図った結果、その重量減のウエイトをヘッド71の
所定位置に配分してウエイトバランスを調節できるた
め、本実施形態にあっても、ウエイトバランスの良好な
大型のヘッド71を得ることが可能となった。
【0033】尚、上記各実施形態では、稜線部E1〜E7
を夫々エッジ状に成形したが、斯かるエッジ形状の稜線
部に代えて稜線部を断面アール形状に形成してもよい
し、また、鋳造によってヘッドのソール部を、破断伸び
15%以上,肉厚0.6mm以上1.0mm未満に成形
して、当該ソール部に補強用の稜線部を形成してもよ
く、斯かる実施形態によっても、所期の目的を達成する
ことが可能である。
【0034】更にまた、上記β型チタン合金に代え、例
えばASTM Grade4等の純チタンやα型チタン
合金,αβ型チタン合金を用いてヘッドのソール部を形
成してもよく、また、成形後のヘッドのソール部が破断
伸び15%以上であれば、時効処理はしてもしなくても
よい。加えて、上記各実施形態では、ソール部をサイド
部と一体成形したが、ソールプレートを用いてソール部
を成形するヘッドに本発明を適用できることは勿論であ
り、また、上記各実施形態で例示した材料や肉厚は、こ
れらに限定されるものではない。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係るヘッ
ドによれば、ボールの打球時に稜線部がソール部の補強
を図るため、薄肉化されたソール部の変形,破損が防止
されると共に、ソール部自体が破断伸び15%以上に成
形されて靱性が高められているため、ソール部の衝撃破
壊が防止できることとなった。
【0036】而も、斯様にソール部の薄肉化を図った結
果、その重量減のウエイトをヘッドの所定位置に配分し
てウエイトバランスを調節できるため、ウエイトバラン
スの良好な大型のヘッドを得ることが可能となった。そ
して、請求項2に係る発明によれば、ヘッドの前後方向
に形成された稜線部が、打球応力に対抗するようにソー
ル部を強化するため、更にソール部の補強が図られ、ま
た、請求項3に係る発明によれば、ソール部の強化がよ
り確実に図られることとなる。
【0037】また、請求項4に係る発明によれば、稜線
部がリーディングエッジに連なるため、当該稜線部がソ
ール部の補強を図ってフェースからソールへの打球応力
の影響を軽減するため、より確実にソール部の変形,破
損が防止できるし、請求項5に係る発明によれば、ソー
ル部を塑性加工して成形するため、鋳造でソール部を成
形した場合に比しソール部の強度の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1乃至請求項5の一実施形態に係るヘッ
ドの側面図である。
【図2】図1に示すヘッドの断面図である。
【図3】図1に示すヘッドの底面図である。
【図4】図1に示すヘッドの断面図である。
【図5】図1に示すヘッドの要部拡大断面図である。
【図6】請求項1,2及び請求項4,5の一実施形態に
係るヘッドの側面図である。
【図7】図6に示すヘッドの断面図である。
【図8】図6に示すヘッドの底面図である。
【図9】図6に示すヘッドの断面図である。
【図10】請求項1及び請求項5の一実施形態に係るヘ
ッドの側面図である。
【図11】図10に示すヘッドの断面図である。
【図12】図10に示すヘッドの底面図である。
【図13】従来のゴルフクラブヘッドの断面図である。
【符号の説明】
21,49,71 ヘッド 23,51,73 クラウン部材 25,53,75 フェース部材 27,55,77 ソール部 29,57,79 サイド部 31,59,81 ボトム部材 33,61,83 ヘッド本体 37,65,85 シャフト止着部材 41 凸状面 45 立ち上がり部 E1,E2,E3,E4,E5,E6,E7 稜線部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド容積250cc以上の中空な外殻
    体からなる金属製のゴルフクラブヘッドに於て、 上記ゴルフクラブヘッドのソール部を、破断伸び15%
    以上,肉厚0.6mm以上1.0mm未満に成形すると
    共に、当該ソール部に補強用の稜線部を形成したことを
    特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 【請求項2】 稜線部は、ゴルフクラブヘッドの前後方
    向に形成されていることを特徴とする請求項1記載のゴ
    ルフクラブヘッド。
  3. 【請求項3】 稜線部は、ソール部を立ち上げて形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のゴルフクラブヘッド。
  4. 【請求項4】 稜線部は、リーディングエッジに連なる
    ように形成されていることを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 【請求項5】 ゴルフクラブヘッドのソール部は、塑性
    加工されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
JP30082099A 1999-10-22 1999-10-22 ゴルフクラブヘッド Pending JP2001120693A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30082099A JP2001120693A (ja) 1999-10-22 1999-10-22 ゴルフクラブヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30082099A JP2001120693A (ja) 1999-10-22 1999-10-22 ゴルフクラブヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001120693A true JP2001120693A (ja) 2001-05-08

Family

ID=17889508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30082099A Pending JP2001120693A (ja) 1999-10-22 1999-10-22 ゴルフクラブヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001120693A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006305170A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Daiwa Seiko Inc ゴルフクラブ
JP2009160050A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Daiwa Seiko Inc ゴルフクラブ
JP2009178299A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Daiwa Seiko Inc ゴルフクラブ
JP2009178298A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Daiwa Seiko Inc ゴルフクラブ
US20110053702A1 (en) * 2009-08-25 2011-03-03 Nike, Inc Golf Clubs and Golf Club Heads Having A Configured Shape
US8241140B2 (en) 2001-07-05 2012-08-14 Bridgestone Sports Co., Ltd. Golf club head
JP2012179085A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Globeride Inc ゴルフクラブ
WO2014087747A1 (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
JP2015000237A (ja) * 2013-06-17 2015-01-05 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
JP2017113598A (ja) * 2009-11-19 2017-06-29 ナイキ イノベイト セー. フェー. 高い慣性モーメントを有するフェアウェイウッドタイプゴルフクラブ
JP2017158887A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
JP6436257B1 (ja) * 2018-03-14 2018-12-12 株式会社プロギア ゴルフクラブヘッド

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8241140B2 (en) 2001-07-05 2012-08-14 Bridgestone Sports Co., Ltd. Golf club head
JP2006305170A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Daiwa Seiko Inc ゴルフクラブ
JP2009160050A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Daiwa Seiko Inc ゴルフクラブ
JP2009178299A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Daiwa Seiko Inc ゴルフクラブ
JP2009178298A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Daiwa Seiko Inc ゴルフクラブ
US20110053702A1 (en) * 2009-08-25 2011-03-03 Nike, Inc Golf Clubs and Golf Club Heads Having A Configured Shape
US8517862B2 (en) * 2009-08-25 2013-08-27 Nike, Inc. Golf clubs and golf club heads having a configured shape
JP2017113598A (ja) * 2009-11-19 2017-06-29 ナイキ イノベイト セー. フェー. 高い慣性モーメントを有するフェアウェイウッドタイプゴルフクラブ
JP2012179085A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Globeride Inc ゴルフクラブ
WO2014087747A1 (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
JP2015000237A (ja) * 2013-06-17 2015-01-05 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
JP2017158887A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
CN107174806A (zh) * 2016-03-10 2017-09-19 邓禄普体育用品株式会社 高尔夫球杆头
JP6436257B1 (ja) * 2018-03-14 2018-12-12 株式会社プロギア ゴルフクラブヘッド

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4642091B2 (ja) 非金属後側本体を有するゴルフクラブヘッド
US7056228B2 (en) Golf club head providing enhanced acoustics
US6652391B1 (en) Golf club head with variable thickness front wall
US6332848B1 (en) Metal wood golf club head
US7347794B2 (en) Method of manufacturing a face plate for a golf club head
US20040077431A1 (en) Metal wood
JP2003210627A (ja) フェース部近傍に薄肉部を有する高反発ゴルフクラブヘッド
JP2001149514A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP4000797B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2001120693A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2001353240A (ja) ウッドクラブヘッド
JP2001190720A (ja) アイアンゴルフクラブヘッド及びその製造方法
JP4062506B2 (ja) アイアンヘッド
JP2006305170A (ja) ゴルフクラブ
JP2001212266A (ja) アイアンクラブセット
JP2010051707A (ja) ゴルフクラブ
JP4226940B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2002191729A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2001000599A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2000070418A (ja) ウッド型ゴルフクラブ
US7144331B2 (en) Metal wood
JP2004121362A (ja) ゴルフクラブヘッドとその製造方法
JP3599968B2 (ja) ゴルフクラブ
JP2002119624A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2002177418A (ja) ゴルフクラブヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081014

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090407

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090908