JP2001120538A - Ct装置およびct装置のエラー処理方法 - Google Patents
Ct装置およびct装置のエラー処理方法Info
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Abstract
ーが発生した場合においてもユーザの指示によるリセッ
ト処理を含むエラー処理を行うことが可能なCT装置を
提供することにある。 【解決手段】 所定の構成ユニットにおいてエラーが発
生した場合、そのエラーが発生したことおよびエラーが
発生した構成ユニットを示すエラーメッセージととも
に、そのエラーの対処の仕方を示す複数のエラー処理方
法(リセット処理を含む)を表示させる。ユーザは、表
示されているエラーメッセージを見て、いずれのエラー
処理方法が適切かを判断し、適切なエラー処理方法を示
す表示ボタンを選択して押す。所定の表示ボタンが押さ
れた場合には、押されたその表示ボタンに示されている
エラー処理方法を基にしてエラー処理を実行する。
Description
体に対して断層画像を取得するためのX線CT装置のよ
うなCT装置およびCT装置のエラー処理方法に関す
る。
るX線コンピュータ断層(CT)装置をはじめとするC
T装置には、例えば電気メスやマイクロ波治療器のよう
な医用機器から放射される電磁波やユーザ(医師や技師
など)の白衣のような着衣に帯電した静電気のような外
来ノイズが印加されている。このような外来ノイズの影
響によりCT装置を構成する構成ユニットにおいて誤動
作を防止するためにエラーを発生させた場合、CT装置
のシステム制御ユニットでは、発生したエラーを検知、
確認した後にこのエラーを示すエラー情報をモニタに表
示してエラーが発生した旨をユーザに知らせている。こ
の場合、このようなエラーが発生したCT装置をユーザ
が再使用できるように復帰させるためには、各構成ユニ
ットにそれぞれ配置されその動作を制御するための制御
用基板上に設けられているリセットスイッチを押すこと
によりエラーが発生した構成ユニットに対してリセット
処理を行うか、または、CT装置の電源ユニットをオフ
にすることによりCT装置全体のリセット処理を行って
いた。
発生したエラーに対するCT装置の復帰方法には、次の
ような問題があった。
に配置されている制御用基板に設けられているリセット
スイッチを押してその構成ユニットをリセット処理する
ためには、その構成ユニットのカバーを取り外し制御用
基板を露出させる作業が必要である。しかし、このよう
な作業は基本的にはユーザには認められていないので、
サービスマンによりその構成ユニットのリセット処理を
行ってもらうしかなかった。また、もしユーザが上述の
ような作業を伴うリセット処理を行うことが認められて
いる場合においても、このような作業には数分程度の時
間がかかってしまう。
ットをオフにした後、再度電源ユニットをオンにしてC
T装置の再立ち上げを行うことにより、構成ユニットに
おいて発生したエラーをリセットすることができるが、
この場合、CT装置の再立ち上げには約5分から7分の
時間がかかってしまう。
るので、そのエラーが発生してから短時間でCT装置を
撮影可能な状態に復帰させることができなかった。従っ
て、例えば、CT装置による造影剤を用いた血管造影の
撮影中においてエラーが発生した場合、血管造影のため
に患者に注入した造影剤の効力は数秒から数分で消失し
てしまうので、撮影の目的とする好適な医用画像を収集
することができなくなる。その結果、このような撮影を
再度行わなければならなくなり、検査のために患者を拘
束する時間が長くなるので、患者には大きな負担がかか
ってしまう。また、再度の撮影により病院においても検
査のスループットが低下してしまう。
あり、本発明の目的は、所定の構成ユニットにおいてエ
ラーが発生した場合においてもユーザの指示によるリセ
ット処理を含むエラー処理を行うことが可能なCT装置
を提供することにある。
に、請求項1に記載の発明のCT装置は、少なくとも1
つの構成ユニットと、前記構成ユニットにおいてエラー
が発生した場合、発生したエラーを回避するためのエラ
ー処理を指示する指示手段と、前記指示手段によって指
示されたエラー処理を行うエラー処理手段とを備えたこ
とを特徴とする。
2に記載の発明のCT装置は、少なくとも1つの構成ユ
ニットと、前記構成ユニットにおいてエラーが発生した
場合、発生したエラーを回避するための複数のエラー処
理を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された複
数のエラー処理の中から所定のエラー処理を選択する選
択手段と、前記選択手段によって選択されたエラー処理
を行うエラー処理手段とを備えたことを特徴とする。
9に記載の発明は、少なくとも1つの構成ユニットを備
えたCT装置のエラー処理方法において、前記構成ユニ
ットにおいてエラーが発生した場合、発生したエラーを
回避するための複数のエラー処理を表示し、表示した複
数のエラー処理の中から所定のエラー処理が選択された
場合、選択されたエラー処理を行うことを特徴とする。
て図面を参照して説明する。
断層(CT)装置の一例であるX線CT装置の外観構成
を示す図、図2は本発明の実施の形態のCT装置の一例
であるX線CT装置の構成を示す図である。図1および
図2に示す本発明の実施の形態のCT装置の一例である
X線CT装置は、患者のような被検体Pを載せるための
寝台10と、寝台10に載せられている被検体Pを挿入
してX線を曝射するための撮影口5がその中心部分に設
けられている被検体診断用の架台20と、X線CT装置
全体の動作を制御する制御装置30とによって構成され
ている。
10aと、天板10aを上下方向などに移動させるため
の寝台駆動制御ユニット10bとを備えている。
線を発生するX線管ユニット20aと、X線管ユニット
20aに高電圧を供給する高電圧発生ユニット20b
と、高電圧発生ユニット20bの動作を制御するX線制
御ユニット20cと、撮影口5に挿入された被検体Pの
周りを回転する回転ベース20dと、回転ベース20d
を回転動作するための架台駆動制御ユニット20eと、
被検体Pを挟んでX線管ユニット20aと対向して配置
され、X線管ユニット20aから曝射され被検体Pを透
過したX線を検出するX線検出器20fと、X線検出器
20fによって検出されたX線に関するX線データを取
得するデータ取得ユニット20gと、例えば発光素子に
よって構成され、データ取得ユニット20gにおいて取
得されたX線データを例えば光信号として制御装置30
に対して送信するデータ送信ユニット20hとを備えて
いる。
X線管ユニット20a、高電圧発生ユニット20b、X
線制御ユニット20c、X線検出器20f、データ取得
ユニット20g、およびデータ送信ユニット20hが設
けられており、架台駆動制御ユニット20eの制御によ
る回転ベース20dの回転動作とともに、これらの各構
成ユニットは被検体Pの周りを移動する。また、X線管
ユニット20a、高電圧発生ユニット20b、およびX
線制御ユニット20cによってX線発生装置が構成され
る。
構成され、データ送信ユニット20hから送信されてき
た光信号としてのX線データを受信するデータ受信ユニ
ット30aと、データ受信ユニット30aにおいて受信
したX線データを記憶するデータ記憶ユニット30b
と、データ記憶ユニット30bに記憶されているX線デ
ータを基にして画像再構成処理を行ってX線断層画像を
得るための画像再構成ユニット30cと、キーボード
や、マウスのようなポインティングデバイスなどによっ
て構成され、X線CT装置の動作に必要なパラメータな
どを入力する操作ユニット30dと、画像再構成ユニッ
ト30cによる画像再構成処理によって得られたX線断
層画像を表示し、また所定の構成ユニットにおいてエラ
ーが発生した場合にエラーメッセージおよびエラー処理
方法を表示する表示ユニット30eと、寝台駆動制御ユ
ニット10b、X線制御ユニット20c、架台駆動制御
ユニット20e、データ記憶ユニット30b、画像再構
成ユニット30c、表示ユニット30eの各構成ユニッ
トの動作を制御するシステム制御ユニット30fとを備
えている。
hとデータ受信ユニット30aの間で光送受信を行う光
伝送路を構成するようにしているが、例えばリングとブ
ラシによるスリップリング構造によってもこれらの構成
ユニットの間でX線データを送受信することができる。
ユニット自身の動作を制御するための制御用基板(図示
しない)が設けられている。この制御用基板では、構成
ユニット内でその動作に支障をきたして誤動作を招くよ
うな状態になった時にエラーが発生したと判断し、その
エラーに対応するエラー信号をシステム制御ユニット3
0fに出力するようになっている。
の作用について説明する。
ステム制御ユニットによるエラー処理方法を示すフロー
チャートである。
においては、CT装置による撮影中に所定の構成ユニッ
トでエラーが発生しているかどうかが判断される。上述
したように、エラーが発生した構成ユニットにおいては
その制御用基板からエラー信号がシステム制御ユニット
30fに出力される。従って、エラーが発生した構成ユ
ニットからエラー信号を受信しているかどうかをチェッ
クし、エラー信号を受信している場合には、その構成ユ
ニットにおいてエラーが発生していると認識する。
ト、例えばX線発生装置内の構成ユニットであるX線管
ユニット20aでエラーが発生し、そのエラーを示すエ
ラー信号を受信した場合、ステップS2では、そのエラ
ーの内容を示すエラーメッセージおよびそのエラーの対
処の仕方を示すエラー処理方法を表示ユニット30eに
表示させる。なお、このようなエラーメッセージおよび
エラー処理方法の表示に関する複数の表示データはデー
タ記憶ユニット30bに予め記憶されており、構成ユニ
ットに応じて該当する表示データをデータ記憶ユニット
30bから読み出して表示ユニット30eに表示してい
る。
ラーメッセージおよびエラー処理方法の一例を示す図で
ある。例えば、X線発生装置の構成ユニットにおいてエ
ラーが発生した場合には、図4に示すように、表示ユニ
ット30eの表示画面には「X線発生装置においてエラ
ーが発生しました。どのようにエラー処理しますか?」
というエラーが発生したことおよびエラーが発生した構
成ユニットを示すエラーメッセージが表示され、これに
より、ユーザに対してエラーが発生した構成ユニットの
所在を明らかにする。また、その表示画面上には、この
ようなエラーメッセージとともに、発生したエラーの処
理方法についてユーザが容易に選択できるように例えば
ボタン形式で複数の表示ボタン40から44が表示され
る。このように、ユーザに対して発生したエラーに対す
るエラー処理方法を提示し、どのようなエラー処理方法
を実行したらよいかの判断を求める。
影を続行」する場合に選択する表示ボタンであり、表示
ボタン41は「リセット処理して撮影を続行」する場合
に選択する表示ボタンであり、表示ボタン42は「撮影
を中止」する場合に選択する表示ボタンであり、表示ボ
タン43は「エラーログを保存し、リセット処理せずに
撮影を続行」する場合(すなわち、表示ボタン40のエ
ラー処理方法の他に、さらにデータログの保存を行う場
合)に選択する表示ボタンであり、表示ボタン44は
「エラーログを保存し、リセット処理して撮影を続行」
する場合(すなわち、表示ボタン41のエラー処理方法
の他に、さらにデータログの保存を行う場合)に選択す
る表示ボタンである。表示ボタン40から44までのい
づれかの表示ボタンの選択は、例えば操作ユニット30
dのポインティングデバイスのポインタ35により行わ
れる。
おいてエラーが発生した場合に、注入した造影剤の効力
時間が経過して撮影のタイミングをのがしてしまうこと
がある。
異なっている。例えば、平衡相を撮影する場合、造影剤
の効力時間は数分間である。この場合には、患者に対し
て造影剤を点滴により注入して2、3分経過後に撮影を
行っているが、この効力時間を経過すると、十分なコン
トラストが得られなくなる。
影剤の効力時間は数秒から20秒程度である。この場合
には、患者の撮影部位や病状にもよるが、患者に対して
造影剤をインジェクターにより注入し、造影剤注入開始
時から20秒前後経過した後に撮影を開始し、撮影開始
後10秒から20秒程度で撮影を終了させている。従っ
て、この撮影のタイミングをのがすと、動脈から静脈に
造影剤がまわってしまい、十分なコントラストが得られ
なくなることがある。
血管造影画像を得ることができないので、表示ボタン4
2を選択して押すことにより撮影を中止させる。従っ
て、この撮影は再度行う必要がある。
してリセット処理を行わなくても撮影の続行に支障がな
い場合には、表示ボタン40または43を選択して押す
ことにより撮影を続行させる。
してリセット処理を行わないと撮影の続行が不可能であ
る場合には、表示ボタン41または44を選択して押す
ことによりその構成ユニットに対してリセット処理を行
う。
処理を含むエラー処理を実行するような指示がユーザに
より操作ユニット30dからシステム制御ユニット30
fに与えられ、システム制御ユニット30fからその構
成ユニットに設けられている制御用基板にリセット信号
を出力し、その制御用基板内のエラーが発生しているこ
とを示すフラグ情報をリセットすることにより行われ
る。従って、このリセット処理によってエラーがリセッ
トされることにより、この構成ユニットは通常の正常な
動作可能状態になるので、短時間でCT装置が復帰して
撮影の続行が可能となる。
は、エラーログを保存する処理がさらに行われる。すな
わち、表示ボタン43または44を選択して押すことに
より、エラーを発生した構成ユニットにおいて得られて
いるエラーログをデータ記憶ユニット30bに記憶す
る。従って、例えばCT装置の保守点検時にこの保存さ
れているエラーログを参照することによってエラー発生
の原因解析の一助とできるので、エラーが発生して故障
するに至った構成ユニットにおいてはその修理時間を短
縮することが可能となる。
0eの表示画面に表示されているエラーメッセージを見
て、検査(撮影)の都合などに応じていずれのエラー処
理方法が適切かを判断し、適切なエラー処理方法を示す
表示ボタンを選択して押すことになる。
られず、種々のエラー処理方法を示す表示ボタンを表示
ユニットの表示画面に任意に設定することもできる。
ト30eの表示画面上に表示されているエラー処理方法
を示す表示ボタン40から44までのいずれの表示ボタ
ンがユーザによって選択されて押されたかを判断する。
いずれの表示ボタンも押されていない場合には表示ボタ
ンが押されるまで待つ。そして、所定の表示ボタンが押
された場合には、押されたその表示ボタンに示されてい
るエラー処理方法を基にしてエラー処理を実行する(ス
テップS4)。
ラー処理の具体例について以下説明する。
いてエラーが発生した場合には、ユーザが表示ボタン4
1または44を押すことにより、架台駆動制御ユニット
20eに対する上述したようなリセット処理を実行す
る。さらに、発生したエラーの影響により、架台駆動制
御ユニット20eにおいて認識している回転ベース20
dの回転位置と回転ベース20dの実際の回転位置の間
にずれが生じることがあり、このずれが生じたままで撮
影を続行しても正確な断層画像を得ることができない。
従って、このような場合には、架台駆動制御ユニット2
0eの制御により回転ベース20dを任意の位置(例え
ば初期位置)まで回転させ、回転位置の位置合わせを行
う。これにより、架台駆動制御ユニット20eは回転ベ
ース20dの回転位置を正確に認識し、以後、正確な撮
影を可能とする。
とデータ受信ユニット30aの間でのデータ送受信中に
エラーが発生し、必要な量のデータが送受信されていな
い場合、ユーザが表示ボタン41または44を押すこと
により、データ送信ユニット20hおよびデータ受信ユ
ニット30aに対してそれぞれリセット処理を実行す
る。これにより、データ送信ユニット20h内の送信デ
ータとデータ受信ユニット30a内の受信データはそれ
ぞれ破棄されることになる。
断層画像の取得に最低限必要な量のデータが受信されて
いる場合には、受信されたデータを基に画像再構成ユニ
ット30cによる画像再構成処理によって得られる断層
画像を表示ユニット30eに表示した後にリセット処理
を行う。
においてエラーが発生した場合には、必要な画像再構成
処理が行われず、これにより適切な断層画像を得ること
ができない。従って、ユーザが表示ボタン41または4
4を押すことにより、画像再構成ユニット30cに対し
てリセット処理を実行する。これにより、画像再構成ユ
ニット30cにおいて画像再構成処理に用いられていた
データは破棄されることになる。
に、エラー処理方法を示す5つの表示ボタンを表示ユニ
ットの表示画面に表示させているが、エラーが発生する
構成ユニットの種類によってエラー処理方法の内容を示
す表示ボタンの数を変更してもよい。例えば、上述した
構成ユニットに対するエラー処理の具体例では、表示ボ
タン41と44のみを表示させて、ユーザにどちらかの
表示ボタンを選択させるようにすることができる。ま
た、5つの表示ボタンを表示画面に表示させてはおく
が、表示ボタン41と44のみエラー処理に関して有効
とし、表示ボタン41、44以外の表示ボタン40、4
2、または43を押してもエラー処理を実行しないよう
にすることが可能である。
おいてエラーが発生した場合においても、エラーが発生
したことおよびエラーが発生した構成ユニットを示すエ
ラーメッセージを表示するとともに、発生したエラーを
回避するためのリセット処理を含むエラー処理方法も表
示してユーザに対してその判断を求めるようにすること
により、ユーザの指示によるリセット処理を含むエラー
処理を行うことができるようになった。
なノイズがCT装置に印加され、このノイズの影響によ
り所定の構成ユニットにおいてエラーが発生しても、ユ
ーザが上述したリセット処理を含むエラー処理を指示す
ることにより、CT装置全体のリセット処理を行うこと
なしにCT装置の短時間での復帰が容易となり、CT装
置の再使用が可能となる。
テナンス作業中に所定の構成ユニットにおいてエラーが
発生しても、サービスマンが上述したリセット処理を含
むエラー処理を指示することにより、サービスマンによ
るメンテナンス時間を短縮することが可能となる。
発生の頻度がかなり低い場合(例えばエラー発生の頻度
が1/1000程度の確率である場合)においてエラー
が発生しても、ユーザが上述したリセット処理を含むエ
ラー処理を指示することにより、従来はかなりの時間を
要していたCT装置の復帰を最小限の時間に短縮して迅
速に行うことができる。
おいて所定の構成ユニットでエラーが発生した場合で
も、ユーザが上述したリセット処理を含むエラー処理を
指示することにより、CT装置全体のリセット処理を行
って再立ち上げすることなくCT装置を再使用すること
ができるので、撮影に支障をきたすことなく撮影を続行
することが可能となる。従って、検査に拘束される時間
を減少させ、患者にかかる負担を軽減することができ
る。また、CT装置におけるエラー発生に伴う再検査
(再撮影)の数を減少させ、病院における検査のスルー
プットを向上することができる。
造影剤を患者に注入するが、この注入後に所定の構成ユ
ニットにエラーが発生した場合でも、ユーザが上述した
リセット処理を含むエラー処理を指示することにより、
CT装置全体のリセット処理を行って再立ち上げをする
ことなくCT装置を再使用することができるので、再度
造影剤を注入する必要がなくなる。従って、造影剤の注
入に伴って患者にかかる負担を軽減でき、さらに、病院
におけるランニングコストを下げることが可能となる。
線CT装置の外観構成を示す図である。
線CT装置の構成を示すブロック図である。
ユニットによるエラー処理方法を示すフローチャートで
ある。
に表示されるエラーメッセージおよびエラー処理方法の
一例を示す図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 少なくとも1つの構成ユニットと、 前記構成ユニットにおいてエラーが発生した場合、発生
したエラーを回避するためのエラー処理を指示する指示
手段と、 前記指示手段によって指示されたエラー処理を行うエラ
ー処理手段とを備えたことを特徴とするCT装置。 - 【請求項2】 少なくとも1つの構成ユニットと、 前記構成ユニットにおいてエラーが発生した場合、発生
したエラーを回避するための複数のエラー処理を表示す
る表示手段と、 前記表示手段に表示された複数のエラー処理の中から所
定のエラー処理を選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択されたエラー処理を行うエラ
ー処理手段とを備えたことを特徴とするCT装置。 - 【請求項3】 前記エラー処理手段は、エラーが発生し
た構成ユニットに対してリセット処理を行うことを特徴
とする請求項1または2に記載のCT装置。 - 【請求項4】 前記表示手段は、エラーが発生したこと
およびエラーが発生した構成ユニットを示すエラーメッ
セージを表示することを特徴とする請求項2に記載のC
T装置。 - 【請求項5】 前記指示手段はユーザによって操作され
ることを特徴とする請求項1に記載のCT装置。 - 【請求項6】 前記選択手段はユーザによって操作され
ることを特徴とする請求項2に記載のCT装置。 - 【請求項7】 前記指示手段によるユーザの操作によ
り、発生したエラーに関するエラーログを保存する保存
手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載のCT装
置。 - 【請求項8】 前記選択手段によるユーザの操作によ
り、発生したエラーに関するエラーログを保存する保存
手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載のCT装
置。 - 【請求項9】 少なくとも1つの構成ユニットを備えた
CT装置のエラー処理方法において、前記構成ユニット
においてエラーが発生した場合、発生したエラーを回避
するための複数のエラー処理を表示し、 表示した複数のエラー処理の中から所定のエラー処理が
選択された場合、選択されたエラー処理を行うことを特
徴とするCT装置のエラー処理方法。 - 【請求項10】 前記エラー処理には、エラーが発生し
た構成ユニットに対するリセット処理が含まれることを
特徴とする請求項9に記載のCT装置のエラー処理方
法。 - 【請求項11】 前記複数のエラー処理とともに、エラ
ーが発生したことおよびエラーが発生した構成ユニット
を示すエラーメッセージが表示されることを特徴とする
請求項9に記載のCT装置のエラー処理方法。 - 【請求項12】 ユーザの選択により、発生したエラー
に関するエラーログを保存することを特徴とする請求項
9に記載のCT装置のエラー処理方法。
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JP30804099A JP4621317B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | Ct装置およびct装置のエラー処理方法 |
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JP4621317B2 JP4621317B2 (ja) | 2011-01-26 |
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JP30804099A Expired - Lifetime JP4621317B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | Ct装置およびct装置のエラー処理方法 |
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JP (1) | JP4621317B2 (ja) |
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