JP3210358B2 - X線断層像撮影装置 - Google Patents

X線断層像撮影装置

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JP3210358B2 JP10736891A JP10736891A JP3210358B2 JP 3210358 B2 JP3210358 B2 JP 3210358B2 JP 10736891 A JP10736891 A JP 10736891A JP 10736891 A JP10736891 A JP 10736891A JP 3210358 B2 JP3210358 B2 JP 3210358B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体のスライスデー
タを得るX線断層像撮影装置(以下、「X線CT装置」
と称する)に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、X線CT装置は、中央部に被検
体を収容する筒状の空洞部を有する本体と、その本体の
内部に設けられている回転架台とを有し、回転架台は筒
状の空洞部の回りを回転する。回転架台の一部にはX線
を放射するX線管が設けられ、さらに回転架台のX線管
に対向した位置に検出器が設けられている。検出器はX
線管から放射され、被検体を透過したX線を検出する。
寝台は、被検体をその上方に載置し、筒状の空洞部に被
検体を収容させるために、その空洞部に挿入自在にスラ
イドできるように設けられている。
【0003】データ収集に際しては、X線管と検出器と
が一体となって、空洞部に収容されている被検体の回り
を1回転し、その1回転の間一定角度毎に投影データを
得、その一定角度毎に得た複数の投影データに基づいて
1スライスのスライスデータを得ている。さらに、その
スライスデータを収集したスライス位置の隣のスライス
位置のスライスデータを収集するために、寝台が少しス
ライドし、同様の動作が行われる。ここで、X線管と検
出器の回転方向は1回転毎に、時計回り、あるいは反時
計回りに変化する。以上のスライスデータ収集動作を複
数回繰り返すことによって、スライス位置が少しずつ異
なった複数のスライスデータを得る。この動作手順を、
図6を参照して具体的に説明する。
【0004】図6は、回転架台の回転を指示する架台信
号Kと、寝台のスライドを指示する寝台信号Hとの関係
を時間経過と共に示しており、さらに架台信号Kの指示
によって回転する架台の回転速度の変化を一点鎖線で示
していて、図の左側から右側へ向かって時間Tが経過し
ているものとする。時刻T1 において架台信号Kが発生
する。これにより、回転架台が被検体の回りに、例えば
時計回りの回転を開始する。その後、回転架台は、加速
され、時刻T2 において、所望の回転速度S1に達する
と以降は回転速度S1 を維持し、架台信号Kの発生が停
止される時刻T3 まで一定角度毎に投影データを収集す
る。通常、時刻T2 から時刻T3 までに回転架台は1回
転する。時刻T3 において、架台信号Kの発生が停止さ
れると回転架台の回転速度は減速され、時刻T4 におい
て回転動作が停止する。回転架台の回転停止の時刻T4
に同期して、寝台のスライドを指示する寝台信号Hの発
生が開始される。寝台は寝台信号Hの発生が停止される
時刻T5 まで寝台スライド用モータ52 の駆動を受けて
スライドする。ただし、この寝台のスライド量はオペタ
レータが予め指定したスライド間隔に一致している。時
刻T5 で、前回の回転と逆の回転、すなわち反時計回り
の回転を回転架台に指示する架台信号Kの発生が開始さ
れ、回転架台が被検体の回りに反時計回りの回転を開始
する。反時計回りの回転を開始した回転架台は、前回と
同様に加速、一定速度回転(データ収集)、減速を行な
う。以上の動作で隣接する2スライスのスライスデータ
が得られ、さらに複数のスライスデータを得る場合には
同様の動作を繰り返す。
【0005】このように、1スライスのスライスデータ
の収集動作を終了してから、すなわち架台信号Kの発生
が停止して、回転架台の回転が減速を開始してから、次
のスライスデータを得るために回転架台が所望の回転速
度に達し、データ収集の準備が完了するまで(以下、
「スキャン間隔」と称する)には、回転架台の回転を減
速し、停止するのに要する時間Td と、所望のスライス
間隔を得るために寝台が所定量スライドする時間T
i と、回転架台の回転を加速し、所望の回転速度に達す
るのに要する時間Tu とが必要である。このように、前
述のスキャン間隔(Td +Ti +Tu )は大きく、複数
のスライスデータの収集を完了するためには、非常に多
くの時間を要していた。
【0006】さらに、被検体に造影剤を注入して、その
造影剤の流動を観察するために、造影剤の流動を追いか
けて複数のスライスデータを収集する場合、いわゆるラ
ピッドシーケンスの場合には、スキャン間隔は短いほど
複数のスライスデータを収集でき、その結果、造影剤の
流動の様子を子細に観察することができ、より正確な診
断を行なうことができる。しかし、前述のスキャン間隔
(Td+Ti +Tu )は長く、造影剤の流動の様子を子
細に観察できる複数のスライスデータを収集することが
できなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、スキャン間隔の短いX線CT装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、X線管及び検
出器を取り付けた回転架台を一定速度に回転させた状態
で、寝台に載置された被検体の投影データを収集し、こ
の投影データに基づくCT像の再構成をするX線断層像
撮影装置において、前記回転架台の前記投影データ収集
後の減速期間及び次の投影データ収集前の加速期間に前
記寝台を目的位置に向かって移動させる移動手段を具備
したことを特徴とする。 また、本発明は、X線管及び検
出器を取り付けた回転架台を一定速度に回転させた状態
で、寝台に載置された被検体の投影データを収集し、こ
の投影データに基づくCT像の再構成をするX線断層像
撮影装置において、前記回転架台の前記投影データ収集
後の減速期間に前記寝台を目的位置に向かって移動開始
させる移動手段を具備したことを特徴とする。 また、本
発明は、X線管及び検出器を取り付けた回転架台を一定
速度に回転させた状態で、寝台に載置された被検体の投
影データを収集し、この投影データに基づくCT像の再
構成をするX線断層像撮影装置において、前記回転架台
の前記投影データ収集後の減速と並行して前記寝台を目
的位置に向かって移動させる移動手段を具備したことを
特徴とする。さらに、本発明は、X線管及び検出器を取
り付けた回転架台を一定速度に回転させた状態で、寝台
に載置された被検体の投影データを収集し、この投影デ
ータに基づくCT像の再構成をするX線断層像撮影装置
において、前記回転架台が回転してから前記一定速度に
達する加速期間に前記寝台を目的位置に向かって移動さ
せる移動手段を具備したことを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】本発明によれば、回転架台の減速、加速と並行
して、寝台を目的位置に向かって移動させるので、スキ
ャン間隔を短縮できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1は本実施例に係るX線CT装置を側面から見た
概略図、図2は図1に示したX線CT装置を図1におい
て左側から見た概略図である。
【0013】図1に示したように、本実施例に係るX線
CT装置は、本体1と寝台5とを備えている。本体1
は、その中央部に被検体Pを収容する筒状の空洞部2、
すなわち撮影領域を設けていて、本体1の内部にはX線
管3と検出器4を含んでいる。図2に示したように、回
転架台6は円弧上のフレームからなり、X線管3はその
X線放射方向が回転架台6の中心に向かうように回転架
台6の一側に固定され、検出器4はX線管3に対向した
回転架台6の他側に固定されている。回転架台6は、本
体1に設けられた回転架台用モータ62 に駆動され、空
洞部2に収容されている被検体Pの回りを時計回り、あ
るいは反時計回りに回転する。ただし、回転架台6は同
一方向に連続して複数回転するのではなく、ほぼ1回転
ずつ時計回りの回転と、反時計回りの回転とを繰り返
し、回転架台6が被検体Pの回りを1回転する間一定角
度毎に被検体Pの投影データを収集する。すなわち、一
定角度毎にX線管3からX線が放射され、被検体Pを透
過した該X線の強度を検出器4で電気信号に変換するこ
とによって投影データを収集する。
【0014】寝台5は、被検体Pをその上部に載置し、
寝台スライド用モータ52 に駆動され、本体1の中央部
に設けられた空洞部2内を方位Bの方向にスライド可能
に設けられている。投影データの収集に際して、寝台5
はオペレータが指定したスライス間隔毎に被検体Pをス
ライドさせ、X線が照射される被検体Pのスライス位置
を変化させる。
【0015】図3は図1に示した寝台及び回転架台の駆
動制御部の構成を示すブロック図である。CPU11
は、寝台信号H及び架台信号Kを発生し、寝台のスライ
ド動作及び回転架台の回転動作の動作タイミングを制御
する。また、CPU11は、オペレータがコンソール
(図示せず)上で指定したスライス間隔、投影データ収
集時の回転架台の回転速度(以下、「収集回転速度」と
称する)に応じて寝台信号H及び架台信号Kの発生タイ
ミングを求める。この発生タイミングについては後述す
る。メモリ13には、オペレータが指定したスライス間
隔、例えば5mm、あるいは10mmに対応した寝台のスラ
イドに要する時間Ti と、収集回転速度を表す1回転所
要時間が、例えば2秒、4秒、あるいは6秒の場合の回
転架台の加速時間Tu 、減速時間Td とが記憶されてい
る。ただし、以上のオペレータが指定するスライス間隔
及び1回転所要時間は、通常、予め複数種類づつ設定さ
れていて、オペレータはその中から選択的に指定するよ
うになっている。寝台回路部51 は、CPU11から寝
台信号Hを入力している間寝台スライド用モータ52
駆動電流を供給する。架台回路部61 は、CPU11か
ら架台信号Kを入力している間架台用モータ62 へ駆動
電流を供給する。寝台スライド用モータ52 は、オペレ
ータが指定したスライス間隔に応じた期間、寝台回路部
1 から駆動電流が供給され続け、その駆動電流供給期
間、寝台5をスライドさせる。架台用モータ62 は、架
台回路部61 から駆動電流の供給が開始されると加速し
始め、回転速度がオペレータが指定した収集回転速度に
達するとその回転速度を維持し、駆動電流の供給が停止
されると減速する。
【0016】次に、CPU11で求められる寝台信号H
及び架台信号Kの発生タイミングについて説明する。寝
台信号H及び架台信号Kの発生タイミングは、回転架台
がデータ収集を開始する位置に達するまでに回転速度が
一定速度に達しているとともに、寝台が次のスライス位
置まで移動しているように定められる。
【0017】まず、架台信号Kの発生タイミングとして
は、オペレータがスライス間隔と、収集回転速度とを指
定すると、CPU11は、該スライス間隔に応じた寝台
のスライドに要する時間Ti と、該収集回転速度に達す
るまでの回転架台の加速時間Tu と、該収集回転速度か
ら停止するまでの減速時間Td とをメモリ13から読み
出す。寝台のスライドに要する時間Ti と、回転架台の
加速時間Tu と減速時間Td との合計時間とを比較し、
それらの差時間Tw (Ti −( Td +Tu ) )を算出す
る。この差時間Tw がプラスの場合、すなわち寝台のス
ライドに要する時間Ti が回転架台の加速時間Tu と減
速時間Td との合計時間より大きい場合には、図4に示
したように、前回の回転、例えば時計回りの回転を指示
する架台信号Kの発生が停止した時T3 から、回転架台
の減速時間Td と差時間Tw との合計時間TG が経過し
た時T5 に、前回の回転と逆の反時計回りの回転を指示
する架台信号Kを発生し、回転架台6の回転を開始させ
る。反時計回りの回転を始めた回転架台6は加速時間T
u を経た時T6 に、所望の収集回転速度に達し、投影デ
ータ収集動作、すなわちX線放射及び被検体透過X線の
強度に応じた電気信号を得る動作を開始する。次に、寝
台信号Hの発生タイミングとしては、前回の、例えば時
計回りの回転を指示する架台信号Kの発生が停止した時
3 に、寝台5をスライドさせる寝台信号Hの発生を開
始し、所望のスライド間隔をスライドする時間Ti を経
過した時T6 に、寝台信号Hが停止する。このように、
寝台5がすでにスライドを終了した時と、回転架台6が
所望の収集回転速度に達する時とを同期させるようにC
PU11は寝台信号H及び架台信号Kの発生タイミング
を制御する。
【0018】また、前述の差時間Tw がマイナスの場
合、すなわち寝台のスライドに要する時間Ti が回転架
台の加速時間Tu と減速時間Td との合計時間より小さ
い場合には、図5に示したように、前回の回転、例えば
時計回りの回転を指示する架台信号Kの発生が停止した
時T3 から、回転架台の減速時間Td が経過した時T4
に、前回の回転と逆の反時計回りの回転を指示する架台
信号Kを発生し、回転架台6の回転を開始させる。寝台
信号Hの発生タイミングは、前段で述べたタイミングと
同様、前回の、例えば時計回りの回転を指示する架台信
号Kの発生が停止した時T3 に、寝台5をスライドさせ
る寝台信号Hの発生を開始する。このように回転架台6
が所望の収集回転速度に達する時には、寝台5がスライ
ドを終了しているようにCPU11は寝台信号H及び架
台信号Kの発生タイミングを制御する。
【0019】以上のように構成したX線CT装置のデー
タ収集動作について説明する。まず、寝台のスライドに
要する時間Ti が回転架台の加速時間Tu と減速時間T
d との合計時間より大きい場合について図2及び図4を
参照して説明する。図2に示したように、今、回転架台
6に設けられたX線管3が位置bで停止しており、寝台
5上に載置している被検体Pがスキャン開始位置に正し
くセットされているものとする。まず、CPU11から
時計回りの回転を指示する架台信号Kが発生すると、回
転架台6が被検体Pの回りを時計回りに回転し始める
(時刻T1 )。回転架台6は加速され、X線管3が位置
aに来た時(時刻T2 )、所望の回転速度Sに達する。
回転架台6が回転速度Sに達する位置aから、投影デー
タ収集動作を開始し、X線管3が被検体Pの回りを1回
転し、位置aに再び戻って来るまで(時刻T3 )、一定
角度毎、例えば1度回転する毎に投影データを収集す
る。X線管3が位置aに再び戻って来た時(時刻
3 )、寝台信号Hが発生し、寝台5がスライドを開始
する。また、その時、回転架台6は減速を始め、X線管
3は位置cで停止する(時刻T4 )。さらに、寝台5が
スライドしている間であって、架台信号Kの発生が停止
した時T3 から、回転架台の減速時間Td と差時間T
wとの合計時間T が経過した時T5 に、前回の回転
と逆の反時計回りの回転を指示する架台信号Kが発生
し、回転架台6が被検体Pの回りを反時計回りに回転し
始める。回転架台6は加速され、X線管3が位置aに来
た時(時刻T6 )と同期して、寝台5のスライド動作は
終了し(時刻T6 )、再び投影データ収集動作を開始す
る。このような動作を繰り返し行なうことで、複数のス
ライスデータを得ることができる。
【0020】次に、寝台のスライドに要する時間Ti
回転架台の加速時間Tu と減速時間Td との合計時間よ
り小さい場合について図2及び図5を参照して説明す
る。図2に示したように、今、回転架台6に設けられた
X線管3が位置bで停止しており、寝台5上に載置して
いる被検体Pがスキャン開始位置に正しくセットされて
いるものとする。まず、CPU11から時計回りの回転
を指示する架台信号Kが発生すると、回転架台6が被検
体Pの回りを時計回りに回転し始める(時刻T1)。回
転架台6は加速され、X線管3が被検体Pの回りを1回
転し、位置aに来た時(時刻T2 )、所望の回転速度S
に達する。回転架台6が回転速度Sに達する位置aか
ら、投影データ収集動作を開始し、X線管3が位置aに
再び戻って来るまで(時刻T3 )、一定角度毎、例えば
1度回転する毎に投影データを収集する。X線管3が位
置aに再び戻って来た時(時刻T3 )、寝台信号Hが発
生し、寝台5がスライドを開始する。また、その時、回
転架台6は減速を始め、X線管3は位置cで停止する
(時刻T4 )。X線管3が位置cで停止した時(時刻T
4)に、直ちに前回の回転と逆の反時計回りの回転を指
示する架台信号Kが発生し、回転架台6が被検体Pの回
りを反時計回りに回転し始める。回転架台6は加速さ
れ、X線管3が位置aに来た時(時刻T6 )には、寝台
5のスライド動作は既に終了しており(時刻T5 )、再
び投影データ収集動作を開始する。このような動作を繰
り返し行なうことで、複数のスライスデータを得ること
ができる。
【0021】以上のように本実施例によれば、回転架台
の減速開始とともに寝台のスライド動作を開始させ、寝
台のスライド動作中に回転架台の加速動作を開始するこ
とにより、回転架台の減速動作及び加速動作を、寝台の
スライド動作と同時期に行ない、スキャン間隔を短縮で
きるX線CT装置を提供することができる。
【0022】本発明は上記実施例に限られるものではな
い。例えば、上記実施例はX線管と検出器とが共に回転
するR/R方式のX線CT装置であるが、R/S方式の
X線CT装置にも本発明を用いることができる。また、
上記実施例は、複数種類のスライス間隔及び複数種類の
1回転所用時間(回転速度)とが予め設定されているの
で、それらのスライス間隔及び1回転所用時間に応じた
回転架台の加速、減速時間と、寝台のスライド時間とを
予め求め、それらの時間を予めメモリに記憶させている
が、これらの回転架台の加速、減速時間と、寝台のスラ
イド時間とを計算により求めてることも可能である。そ
うすれば、スライス間隔及び1回転所用時間を任意に設
定する場合にも対応することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
転架台の減速、加速と並行して、寝台を目的位置に向か
って移動させるので、スキャン間隔を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るX線CT装置を側面か
ら見た図。
【図2】図1に示したX線CT装置を正面から見た図。
【図3】図1に示した寝台及び回転架台の駆動制御部の
構成を示すブロック図。
【図4】図1に示した寝台及び回転架台の駆動タイミン
グを示す図。
【図5】図1に示した寝台及び回転架台の駆動タイミン
グを示す図。
【図6】従来のX線CT装置の寝台及び回転架台の駆動
タイミングを示す図。
【符号の説明】
1…本体、2…空洞部、3…X線管、4…検出器、5…
寝台、6…回転架台。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−38537(JP,A) 特開 平2−236190(JP,A) 特開 昭57−50673(JP,A) 特開 昭54−144179(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00 - 6/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線管及び検出器を取り付けた回転架台
    を一定速度に回転させた状態で、寝台に載置された被検
    体の投影データを収集し、この投影データに基づくCT
    像の再構成をするX線断層像撮影装置において、 前記回転架台の前記投影データ収集後の減速期間及び投
    影データ収集前の加速期間に前記寝台を目的位置に向か
    って移動させる移動手段を具備した ことを特徴とするX
    線断層像撮影装置。
  2. 【請求項2】 X線管及び検出器を取り付けた回転架台
    を一定速度に回転させた状態で、寝台に載置された被検
    体の投影データを収集し、この投影データに基づくCT
    像の再構成をするX線断層像撮影装置において、 前記回転架台の前記投影データ収集後の減速期間に前記
    寝台を目的位置に向かって移動開始させる移動手段を具
    備したことを特徴とするX線断層像撮影装置。
  3. 【請求項3】 X線管及び検出器を取り付けた回転架台
    を一定速度に回転させた状態で、寝台に載置された被検
    体の投影データを収集し、この投影データに基づくCT
    像の再構成をするX線断層像撮影装置において、 前記回転架台の前記投影データ収集後の減速と並行して
    前記寝台を目的位置に向かって移動させる移動手段を具
    備したことを特徴とするX線断層像撮影装置。
  4. 【請求項4】 X線管及び検出器を取り付けた回転架台
    を一定速度に回転させた状態で、寝台に載置された被検
    体の投影データを収集し、この投影データに基づくCT
    像の再構成をするX線断層像撮影装置において、 前記回転架台が回転してから前記一定速度に達する加速
    期間に前記寝台を目的位置に向かって移動させる移動手
    段を具備したことを特徴とするX線断層像撮影装置。
JP10736891A 1991-05-13 1991-05-13 X線断層像撮影装置 Expired - Fee Related JP3210358B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10111639B2 (en) 2015-01-30 2018-10-30 Toshiba Medical Systems Corporation Medical image diagnostic apparatus and medical image diagnostic method

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