JP2001120208A - コーン菓子 - Google Patents

コーン菓子

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JP2001120208A
JP2001120208A JP30646099A JP30646099A JP2001120208A JP 2001120208 A JP2001120208 A JP 2001120208A JP 30646099 A JP30646099 A JP 30646099A JP 30646099 A JP30646099 A JP 30646099A JP 2001120208 A JP2001120208 A JP 2001120208A
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JP
Japan
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corn
brown sugar
dense
outer peripheral
peripheral surface
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Pending
Application number
JP30646099A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kuzushima
茂 葛島
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SAKAKIN SEIKA KK
Original Assignee
SAKAKIN SEIKA KK
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Publication date
Application filed by SAKAKIN SEIKA KK filed Critical SAKAKIN SEIKA KK
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  • Grain Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 膨化したコーンの風味に黒糖を主とする黒糖
密油層の風味を相剰した新しい食感覚を持つコーン菓子
を提供する。 【解決手段】 膨化させたコーン1の外周面1aに、少
なくとも黒糖と水飴とを混合して形成される黒糖密層を
設けた構成からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膨出したコーンの
外周面に、少なくとも黒糖と水飴とを混合して形成され
る黒糖密層を設けた新食感覚の美味なコーン菓子に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、菓子の一種として、とうもろこし
を加熱して爆ざし膨化させた所謂ポップコーンと称され
るコーン菓子が有り、ソフトな食感を持つことで多くの
人々に好まれ食されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記コ
ーン菓子は、精々塩味を利かせた程度であって、専らと
うもろこしの持つ本来の味を引き出させているにすぎ
ず、このため味が単調であってマンネリ化し更には全体
に柔らかく噛みごたえがないことなどから、新たな食感
覚を楽しむことができる斬新な味のコーン菓子の出現が
強く望まれていた。
【0004】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
されたもので、とうもろこしの風味とキャンデー特に黒
糖を混ぜたキャンデーの風味とを融合させ、新食感覚の
美味なコーン菓子を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明に係るコーン菓子は、膨化したコーンの外周
面に、少なくとも黒糖と水飴とを混合して形成される黒
糖密層を設けて構成される。このように膨化させたコー
ンの柔かさと黒糖密層の硬さとにより噛ざわりが良く噛
みごたえもあって、しかもとうもろこしの風味に黒糖の
甘味が相乗して新食感覚であって極めて斬新で美味なコ
ーン菓子を味わうことができる。
【0006】また、膨化したコーンの外周面に、少なく
とも黒糖と水飴と植物油を混合して形成される黒糖密油
層を設けて構成される。このコーン菓子は、黒糖と水
飴、その他の糖類と植物油とを混合して形成される黒糖
密油液中に膨化したコーンを投入して製造されるが、こ
の際、植物油を混合するのは前記膨化したコーン同志が
くっつかないようにするためであり、また、植物油の風
味も加わって美味なコーン菓子が得られることとなる。
【0007】本発明にあっては、黒糖密層は膨化したコ
ーンの外周面全体を覆うようにしても良く、またはその
一部を覆うようにしても良い。また、黒糖密層を形成す
るための黒糖密液は、黒糖と水飴と粗糖とを所定の比率
で混合して製造されるが、その他の糖類を加えるように
しても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るコーン菓子の
実施の形態を図面と共に説明する。図1はコーン菓子の
斜視図、図2は同縦断面図である。すなわち、該コーン
菓子Aは膨化したコーン1の外周面1a全体に黒糖密油
層2を設けて形成される。
【0009】次に、前記コーン菓子Aの製造方法を説明
する。先ず、主原料として丸粒のままのテント種とうも
ろこしを使用し、これを加熱加圧、いわゆるポップ加工
して膨化したコーン1を形成する。一方、沖縄産の黒糖
10部に対し、水飴5部及び粗糖(ブラウンシュガー)
3部を加え、図3に示すように鍋4に投入して、約85
〜95℃の温度で加熱し飴状の黒糖密液3を形成する。
【0010】図4は前記膨化したコーン1の外周面1a
に黒糖密油層2を形成するコーティング装置の概略図で
ある。該コーティング装置Mは、電熱ヒータ5の上面に
混合容器6が設置され、該混合容器6内に下方から回転
軸7が串通され、その上端に装着された水平面内で回転
する撹拌翼8が配置して構成されている。9は該撹拌翼
8を回転させるためのモータである。そして、混合容器
6内に先ず植物油10を入れ、次に、前記黒糖密液3を
入れるが、この場合、植物油10が1部に対して黒糖密
液3が10部の割合となるようにする。これにより、黒
糖密油液2aが形成される。次に、電熱ヒータ5で加熱
すると共に撹拌翼8を回転させながら、黒糖密油液2a
を約160〜170℃に加熱した状態で、前記膨化した
コーン1を黒糖密油液2a内に投入する。前記撹拌翼8
の回転速度は、黒糖密油液2aが固まらない程度で、し
かも各膨化したコーン1同志がくっつかない程度に設定
される。
【0011】このように撹拌翼8を回転させつつ黒糖密
油液2aを加熱することで膨化したコーン1の表面に黒
糖密油液2aが均一の厚さに密着してコーティングされ
る。また、植物油10は、これを入れないと黒糖密油液
2aがコーティングされた膨化したコーン1同志がくっ
ついて大きな塊となり易く、これを防ぐために用いられ
る。よって仮に、黒糖密液3の濃度によって大きな塊が
できなければ植物油10を入れなくても良い。
【0012】このようにして、黒糖密油液2aをコーテ
ィングして膨化したコーン1は混合容器6から取り出さ
れ、風力乾燥または冷風乾燥され、図1,図2に示すよ
うな外周面1aに黒糖密油層2が設けられるコーン菓子
Aが出来上る。なお、黒糖密油層2は膨出したコーン1
の外周面1a全体に設けても、その一部に設けるように
しても良い。
【0013】出来上ったコーン菓子Aは、膨化したコー
ン1の外周面1aに黒糖、水飴を主とする黒糖密油層2
が設けられているので、外側がキャンデーのように硬
く、内側が膨化したコーン1で柔らかい2層構造となっ
て、外面はパリッと適度に硬く内面はソフトで歯ざわり
が良く噛みごたえも確かで、しかも膨出したコーン1の
本来の風味に黒糖を主とした黒糖密油層2の風味が相剰
され、これらが融合して全く新しい美味を呈するもので
あって、新食感覚を楽しむことができる。また、前記黒
糖密油層2は、水飴や粗糖が加えられているので、黒糖
のみの甘さは抑えられ、適度な味に調整される。しか
も、黒糖ととうもろこしは自然から採れる所謂自然食品
であって、黒糖には天然ミラネル、とうもろこしには食
物繊維が多く含まれ健康のためにとても良く、甘さの抑
えられた黒糖ととうもろこしの風味とが合わさって自然
な甘さとコクを引き立たせることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコー
ン菓子は、柔かい膨化したコーンとその外周面に設けら
れる適度に硬い黒糖密層または黒糖密油層との二層構造
であって、噛ざわりが良く噛ごたえも確かで、しかも膨
化したコーンの風味に黒糖を主とした黒糖密層または黒
糖密油層の風味が相剰され、これらが融合して自然な甘
さとコクが引き立てられ、美味な新食感覚が楽しめると
いう効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コーン菓子の外観斜視図。
【図2】コーン菓子の断面図。
【図3】黒糖密油液を製造する状態を示す概略図。
【図4】コーン菓子を製造する状態を示す該略図。
【符号の説明】
1 膨化したコーン 1a 外周面 2 黒糖密油層 9 植物油 A コーン菓子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨化したコーンの外周面に、少なくとも
    黒糖と水飴とを混合して形成される黒糖密層を設けたこ
    とを特徴とするコーン菓子。
  2. 【請求項2】 膨化したコーンの外周面に、少なくとも
    黒糖と水飴と植物油を混合して形成される黒糖密油層を
    設けたことを特徴とするコーン菓子。
JP30646099A 1999-10-28 1999-10-28 コーン菓子 Pending JP2001120208A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100697252B1 (ko) 2005-04-01 2007-03-22 주식회사 이랑 간식용 강냉이 및 그 제조방법

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