JP2001118181A - 双方向案内表示システム - Google Patents

双方向案内表示システム

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JP2001118181A
JP2001118181A JP29544799A JP29544799A JP2001118181A JP 2001118181 A JP2001118181 A JP 2001118181A JP 29544799 A JP29544799 A JP 29544799A JP 29544799 A JP29544799 A JP 29544799A JP 2001118181 A JP2001118181 A JP 2001118181A
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Nobuo Akiba
信夫 秋葉
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】特定の領域内の個々人と管理装置との間の情報
の相互通信を可能とする。 【解決手段】特定の領域内を管理し、送受信装置及び情
報表示部を有し、必要な情報の送信、受信が可能な手段
を有する中央管理装置11と、この中央管理装置と双方
向通信を行うことができ、前記中央管理装置から発信さ
れた情報を表示することができる表示部と、この情報を
発信する手段とを有する表示装置30と、前記情報を表
示できる表示部を有し、中央管理装置及び前記表示装置
と双方向通信を行うことにより前記情報を表示できると
ともに、情報を発信する手段を有する双方向通信ができ
る携帯型端末機20とからなる双方向案内表示システム
を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホテル、病院、遊
園地、地下街、デパート、イベント・動物園・博物館等
の展示会場のように多数の不特定の人が集まる場所(以
下、「ある特定の領域」という。)及びマンション、雑
居ビル等において、表示装置付きカードを所有している
人の位置及び目的地案内表示を自動で行うとともに、中
央管理部からの情報を受信して所持しているカードの表
示装置に表示することができるとともに、表示装置付き
カードから中央管理部に対して情報の内容を確認したこ
とを示す確認情報を送信可能にした双方向案内表示シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ある特定の領域に多数の人が集ま
る場所、例えば、ホテル、病院、遊園地、地下街、デパ
ート、イベント・動物園・博物館等の展示会場等が増え
ている。これらの特定の領域においては、不特定多数の
人、又は特定の人に対して何らかの情報を表示によって
伝えるメッセージボード、音声装置等の表示装置が知ら
れている。
【0003】さらに、特定の領域内への出入り管理、及
び領域内の出入り口の管理は設備の自動化、人員の節減
のすすむ中、種々の改善が成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような特定の領域
の管理者にとっては、様々な人々が集まるその領域内の
人々に必要な情報(開場、閉場、迷子等の情報)をいか
に迅速・正確に伝え、その人々から取得しなければなら
ない情報(行きたい場所への案内、落とし物、迷子、急
病等の情報)をいかに早く得るかに多大な人員と設備を
投入していた。
【0005】さらに、このような表示装置による表示
は、特定の人に対する情報表示であっても、その特定の
領域内の表示装置に同一の情報表示を行わざるを得ず、
その情報に関係のない人々には煩わしいものであった。
また、その特定の領域内の人は、その領域内の自分が行
きたい場所が分からない場合、案内所を探して尋ねなけ
ればならず、なれない人にとつては、大変なストレスが
かかるものであった。
【0006】特定の領域内における会議室、食堂、ロビ
ー、トイレ等特定の場所への案内は、案内板を要所要所
に設置して一般の人でも分かるようにしている。しかし
ながら、案内板を見つけるために多大の労力を掛けなけ
ればならない時もあり、最悪の場合は、自己の力では、
目的地に到達できず、周囲の人に尋ねたり、案内所を探
して尋ねたりしなければならない場合が多々あった。会
議室や、ホテルの部屋を探している場合、部屋番号が表
示されていても間違った会議室に入ったり、間違ったホ
テルの部屋に入ろうとしたりする事もあり、ホテルの部
屋の場合は、部屋番号を忘れてしまい、フロント/ロビ
ーに戻って聞き直すということも起こっている。
【0007】一斉通報(避難等)の場合館内(場内)放
送及び人海戦術によって避難誘導を行っているが、この
時特定の領域(この場合は、建物の中)に何人残ってい
るかという情報と、どこに残っているのかという所在の
情報が、特定の領域の管理者にとって求めたい情報であ
る。
【0008】また、特定の領域の管理者にとって、その
領域内にある出入り口(ゲート、会議室、ホテルの部屋
等)の入退出(部屋等の鍵の解錠、閉錠)の管理は、か
なりの労力を有するものであった。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
情報を表示することができる表示部と、前記表示部に対
応して設けられ、前記表示部に表示されている情報を確
認したことを入力することができる確認入力手段と、前
記確認入力手段によって入力された確認情報を送信する
ことができる送信手段と、を備えた表示装置と、前記情
報を入力することができる入力手段と、前記入力手段に
よって入力された情報を前記表示装置に送信することが
できる送信手段と、前記確認情報を受信することができ
る受信手段と、前記情報に対する確認情報を受信したか
否かを検出することができる制御手段とを備えた情報管
理部と、によって構成されていることを特徴とする双方
向型表示管理システムである。
【0010】請求項2に係る発明は、前記表示装置を複
数個備え、個々の識別情報を設定することができる識別
情報設定手段を設け、前記情報管理部に前記識別情報を
判別することができる識別情報判別手段を設けたことを
特徴とする請求項1に記載の双方向型表示管理システム
である。
【0011】請求項3に係る発明は、前記確認入力手段
は入力されることによって点灯するように構成されてい
ることを特徴とする請求項1又は2に記載の双方向型表
示管理システムである。
【0012】請求項4に係る発明は、前記中央管理装置
は、携帯型端末機を所持する移動体の識別情報により、
移動体の進路の案内、移動方向の管理等を行うことを特
徴とする請求項1又は2又は3のいずれかに記載の双方
向型表示管理システムである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、ホ
テルにおける双方向型表示管理システムとして応用した
例を図1〜図8を参照して以下に詳述するが、本発明の
主要な構成を図9にしたがって、説明する。
【0014】図9は、本発明の双方向型表示管理システ
ムの構成を示す模式図であり、図に示す、だ円形内の領
域は、本発明でいうところの「特定の領域」である。特
定の領域には、ホテル、病院、ゴルフ場、イベント会
場、展示場、遊園地、学会等の会議室等があり、領域内
には、その特定の領域の管理者がその領域の管理を行っ
ている。
【0015】図中の7(a〜g)は、目的物であり、ホ
テルであれば、各部屋、ロビー、食堂等であり、病院で
あれば、診察室、検査室、病室、薬局等であり、イベン
ト会場や展示場であれば、各催し物の場所、展示場所、
案内場等である。
【0016】1は、特定の領域の管理者が管理している
中央管理装置であり、個々人が所持している管理者から
渡された表示部付き送受信カード2、表示板3を有して
いる前記目的物7、との間の双方向表示管理を行う。
【0017】中央管理装置1,表示部付き送受信カード
2、目的物7には、特定小電力用アンテナ4,微弱電波
用アンテナ5が取り付けられている。目的物7は、上記
のようなものであるが、表示板3を有する単なる表示装
置であってもよく、中央管理装置1の中継機としての機
能も有している。中央管理装置1と目的物7は、特定小
電力用アンテナ4を介して空中線6(有線でも良い)に
よって双方向通信がなされる。表示部付き送受信カード
2は、微弱電波用アンテナ5を介して中央管理装置1、
目的物7との間を空中線によって双方向通信が成され
る。
【0018】図に示されている人(以下、「入場者」と
いう。)は、管理者から微弱電波用アンテナ5を有する
表示部付き送受信カード2を持ち、特定の領域内に入場
する。表示部付き送受信カード2は、カードが保持して
いるIDを間欠的に微弱電波にのせて発信している。中
央管理室1は、目的物7の微弱電波用アンテナ5,特定
小電力用アンテナ4を介して、そのIDをキャッチし、
該入場者のいるエリア(カード2からの微弱電波をとら
えた目的物のエリア)を捕捉することができる。
【0019】入場者は、表示部付き送受信カード2が有
している機能を使って、自分が行きたい目的物7aを選
択すると、カード2から微弱電波が発信され、最寄りの
微弱電波用アンテナ5(図の場合、目的物7b上の微弱
電波用アンテナ5)、特定小電力用アンテナ4を介し
て、中央管理装置に発信される。中央管理装置1は、入
場者からの目的地表示要請を受けて、入場者が目的物7
bの近傍にいることを検知するとともに、入場者の目的
地が入場者の現在位置(目的物7b)からどの方角にあ
るかを目的物7bの表示板に表示する。入場者は、その
表示板3の表示をみて、自分の目的地に速やかに達する
ことができる。
【0020】中央管理装置1は、該入場者に伝言や落と
し物等があった場合、入場者の所持する表示部付き送受
信カード2に特定小電力用アンテナ4、微弱電波用アン
テナ5を介して信号を発信して、どの目的物の微弱電波
エリアにいるか探知し、該入場者に伝言を表示板3によ
って伝達することができる。
【0021】さらに、中央管理装置1は、入場者の位置
を確認できることから、入場者の入退場の把握、及び各
目的物7内にその入場者が入場できるか否かの表示、及
び入場の許可、拒否を行うことができる。
【0022】本発明の実施の形態を図1〜図8を参照し
て、ホテルの管理装置に適用した実施例を説明する。
【0023】図1に示すようにフロント12等に設置さ
れているホテル内を管理する中央管理室10には、中央
管理装置として使用されるパーソナルコンピュータ11
が設けられている。該中央管理装置11は、送受信機1
3の特定小電力無線(電波法施行規則施行規則第6条第
4項で規定されている10mW又は1mWの出力の無線
局)アンテナ14や微弱電波無線(電波法施行規則施行
規則第6条第1項で規定されている無線局)アンテナ1
5又は、有線17を使用してホテル内要所要所に設けら
れた表示装置30と双方向通信を行う。
【0024】前記表示装置30は、図3に示されている
ように、中央管理装室10と特定小電力無線アンテナ3
4,微弱電波無線用アンテナ35、又は有線17によっ
て送受信可能に接続されている。表示装置30は、グラ
フィック表示部36、スピーカ37よりなり、通常表示
として部屋番号、ホテル内の一般的な案内表示を表示部
36にて行うようになっている。中央管理室10から、
無線、又は有線で新たな情報が送られてくると、今まで
表示していた通常表示から新しい表示に切り替えて表示
する。
【0025】図5は、表示装置30の内部の構成を示す
構成図である。表示装置30は、設置位置IDスイッチ
S3を設定することにより、中央管理室10が該表示装
置30の位置を認識できるようになる。中央管理室10
との双方向通信を行うために、該表示装置30は、CP
U301,特定小電力無線モジュール303,特定小電
力無線用アンテナ34,微弱無線モジュール302、微
弱無線用アンテナ35を有し、該構成によって空中線1
6を介して接続されるか、又は有線17にて接続されて
いる。表示部には、中央管理室10から送信されたメッ
セージ等が表示制御回路307を通して表示される。ス
ピーカ37は、警報音選択スイッチS1の設定により中
央管理室10からの信号を音声合成回路304にて、音
声に合成して、チャイム等の音声を発声する。ROM2
05は、制御用プログラムや通常表示用のイメージデー
タ、音声データが内蔵され、RAM206は、特別表示
用のデータが一時的に記憶される。なお、記録システム
は、外部からのアクセスがあった時間と提供内容につい
て、自動的に記録するためのシステムで、表示装置30
と接続されている。
【0026】ホテルの宿泊者又はホテル内の施設利用者
(以下、「宿泊者」という。)は、チェックイン又は、
利用手続き終了後双方向通信が可能な個人IDカード端
末機器(以下、「カード端末機」という。)20が渡さ
れる。該カード端末機20は、図2に示されているよう
に、微弱電波用アンテナ25,表示部26,スピーカ2
7,機能キー28からなっている。カード端末機20
は、自己のIDを微弱電波用アンテナ20から微弱電波
を間欠的に発信している。このカード端末機20には、
目的地を機能キー28で入力する機能を設け、目的地又
は目的のキー28を押すことにより、目的地までの案内
を端末機に搭載された表示部26、又は各ポイントに設
置された表示装置30の表示部36に管理室から送られ
るメッセージを表示する。
【0027】図4は、カード端末機20の内部の構成を
示す構成図である。カード端末機20は、設置位置ID
スイッチS3を設定することにより、中央管理室10が
該カード端末機20の位置及び所持している宿泊者の詳
細を認識できるようになる。中央管理室10との双方向
通信を行うために、該カード端末機20は、CPU20
1,微弱無線モジュール202、微弱無線用アンテナ2
5を有し、該構成によって空中線16を介して接続され
ている。表示部26には、中央管理室10から送信され
たメッセージ等が表示制御回路207を通して表示され
る。スピーカ27は、自己スピーカによる警報音選択ス
イッチS1、表示装置30の警告音選択スイッチS2の
設定により中央管理室10からの信号を音声合成回路2
04にて、音声に合成して、チャイム等の音声を発声す
る。ROM205は、制御用プログラムや通常表示用の
イメージデータ、音声データが内蔵され、RAM206
は、特別表示用のデータが一時的に記憶される。キー2
8は、宿泊者が行きたい場所の案内を中央管理室10
(フロント11)に要請したい場合に押される。例え
ば、キー28の「フロント」キーが宿泊者によって押さ
れると、カード端末機20のIDコードと目的地が「フ
ロント」であるとのコードデータが微弱無線モジュール
202、微弱無線用アンテナ25を介して、中央管理室
10に送信される。
【0028】各宿泊者が所持しているカード端末機20
には、図2のように目的地の表示付きスイッチ及び機能
スイッチが配置されている。また、案内表示をカード端
末機20の表示部26に表示することも可能であり、各
要所要所に設置された表示装置30より表示メッセージ
を受信して表示することができる。
【0029】図1に基づいて案内機能の詳細を説明する
と、例えば、ホテルの202号室の前に201号室に宿
泊予定の宿泊者××氏が誤って入室しようとして、20
2号室のドアの近くにきた場合、宿泊者××氏の所持す
るカード端末機20より発信されるIDを表示装置30
は受信して、202号室の表示装置30の表示部36部
屋表示を改め、××氏に対して、「××様の部屋は左の
部屋です。」と表示を変更する。この表示により××氏
は間違えて部屋に入ろうとしたことが認識できる。
【0030】また、ロビーに行きたい△△氏(宿泊者又
はホテル内の施設利用者)が廊下を歩いているときに、
カード端末機20の目的地選択キーのうちの「ロビー」
キーを押すと、ロビーに行きたいとの情報と△△氏のI
Dコードが微弱電波を使用して△△氏の近く(15m程
度以内)に設置された表示装置30が受信して表示装置
30の位置から△△氏が行きたい場所への道案内を行
う。そのため、中央管理室10に設置された中央管理装
置11と特定小電力無線14又は有線17を使用して通
信し中央管理室10から情報を発信する。情報を得た表
示装置30は、送られてきたメッセージを自己の表示部
36に表示するとともに、△△氏が所持しているカード
端末機20が表示可能であればその表示部26に表示さ
せるためにメッセージを表示装置30から△△氏の所持
するカード端末機20に送信する。この時、表示が更新
されても、気がつかない場合もあり、メッセージが更新
された場合にカード端末機20並びにメッセージを送信
した表示装置30からメッセージが更新されたことを知
らせる音声(チャイム等)をスピーカ27,37から発
音させて気付かせる事もできる。この警告音の発声は、
警告音発声選択スイッチS1によって発声させるか否か
選択できる。
【0031】また、中央管理室10からホテル内に存在
する全員又は、確定した個人向けにメッセージが表示装
置30を介して各個人が所持するカード端末機20に送
られることにより、ホテル内に存在する全員並びに特定
したカード端末機20を所持する個人にメッセージを流
すことが可能となる。そのメッセージを受信したかを中
央管理室10では、カード端末機20の応答キーをカー
ド端末機20を所持する宿泊者がメッセージ受領の確認
として押すことによりメッセージが届いたか判断でき
る。この際、中央管理室10では、どの表示装置30か
ら受信された応答信号であるか表示装置のIDコードを
識別することでホテル内のどの場所(受信した表示装置
のエリア)にそのカード端末機20を所持する宿泊者が
いるか確認可能となる。
【0032】さらに、機能キー20として「戸開」、
「戸閉」のキーを設けることにより部屋のキーとして取
り扱うことも可能となる。このキーを設けなくとも、カ
ード端末機20から発信されるIDコードが部屋の表示
装置30が受信すると、中央管理装置10がその部屋の
番号を確認し、自動的に部屋の錠を解錠し、かつ、カー
ド端末機20から発信されるIDをその部屋の表示装置
30が受信できなくなるとロックするように設定するこ
ともできる。
【0033】図6は、中央管理装置11の表示部の表示
例を示すものである。図6(a)は、現状表示部111
の表示例を示し、114は表示項目、115は宿泊者名
を示す。表示項目114は、宿泊者の名前欄、宿泊者の
部屋番号の欄、チェックイン時間、外出の有無、現在位
置(宿泊者のいるエリア表示)、目的地要請の欄(宿泊
者が行きたい場所の案内を要請しているか否かとその場
所の表示)、メッセージ欄(宿泊者にメッセージがある
か否かと、メッセージを送ったか否かの表示)、応答有
の欄(メッセージを送った宿泊者から確認の応答があっ
たか否かの表示)等の欄から構成されている。この現状
表示部111を確認することにより、中央管理室10
は、ホテルの宿泊者又は利用者の位置情報を確認するこ
とができる。
【0034】個人メッセージ表示部112は、図6
(b)に示されているように、メッセージを全員に送る
か特定個人に送るかの選択キー、宿泊者の名前、室番号
表示部、メッセージの内容表示部、音声発声の要・不
要、応答の要・不要キー等から構成されている。
【0035】本発明の双方向案内表示システムは、 という構成を骨子としているため、カード端末機20の
場所特定がかなり狭いエリアに絞られて可能であるが、
表示装置30の設置条件によっては電波の届かない箇所
も出現し、そのエリアにいる場合にメッセージの通信
(交信)ができなくなる場合もありうる。その場合、中
央管理室10では、最後に位置確認できた場所をカッコ
表示(図6(a)、宿泊者「佐藤様」の現在位置の表示
参照)することにより大体の位置をつかむことが可能で
ある。
【0036】図7は、宿泊者が、自分が所持するカード
端末機20を使用して、中央管理室に目的地への案内要
請を行う場合及び自分あてメッセージの確認を行う場合
のカード端末機20の作用を示すフローチャートであ
る。
【0037】まず、カード端末機20に目的地が入力さ
れると(S1)、目的地が表示点灯し(S2)、目的地
と自己のIDコードを微弱電波により間欠発信し(S
3)、中央管理装置10又は表示装置30から自己の目
的地案内メッセージが送信されると(S4)、案内メッ
セージを表示部26に表示する(S5)。その際、警告
音声の選択が発声有りか否か確認し(S6)、発声有り
であれば、スピーカ27から警告音を発声する(S
7)。
【0038】目的地の入力がない場合(S1)、中央管
理装置10から送信されるメッセージの有無を確認し
(S8)、メッセージがあった場合(S9)、メッセー
ジ表示を表示部26に行う(S9)。その際、警告音声
の選択が発声有りか否か確認し(S10)、発声有りで
あれば、スピーカ27から警告音を発声する(S1
1)。さらに、応答返信要求があるか否か確認し(S1
2)、要求がある場合応答での表示点滅をし(S1
5)、応答キーの入力があれば、ステップS1に戻る。
ステップ1又は、ステップ8において、キャンセルスイ
ッチが入力されると(S13)、目的地の表示をオフに
し、目的地IDの発信を停止して(S14)、ステップ
1に戻る
【0039】図8は、宿泊者が、自分が所持するカード
端末機20を使用して、中央管理室に目的地への案内要
請を行う場合の、表示装置30の作用を示すフローチャ
ートである。まず、カード端末機20からID及び目的
地の情報が送信されると(S1)、目的地要求が確認さ
れ(S2)、目的地への案内情報をカード端末機20に
送信し、自己の表示部36にグラフィック表示を行う
(S3)。その際、カード端末機20からの警告音声の
選択が発声有りか否か確認し(S4)、発声有りであれ
ば、スピーカ37から警告音を発声する(S5)。どの
ステップにおいても、カード端末機20のIDと位置情
報を中央管理装置10に送信する。
【0040】目的地の入力がない場合(S1)、表示部
36は通常の表示処理を行い(S7)、中央管理室10
から個人メッセージがあった場合(S8)、周囲に個人
メッセージ受信者が存在するか否か確認し(S9)、受
信者が存在した場合は、メッセージ内容を受信者のカー
ド端末機20に発信し、さらに自己の表示部36にメッ
セージ内容を表示する(S10)。その際、中央管理室
10からの警告音選択有りか否か確認し(S11)、発
声有りであれば、スピーカ37から警告音を発声する
(S12)。そして、ステップS1に戻る。
【0041】なお、上記発明の実施の形態では、特定小
電力無線と微弱電波無線の二本立てとして説明したが、
微弱電波を使用せずに、特定小電力無線のみでもよい。
その場合には、電界強度を確認して、カード端末機20
の位置する所と一番近い表示装置30を確認して現在位
置の確定が必要となる。
【0042】また、微弱電波無線により位置特定を行う
替わりに、非接触タグを各所に設置して、位置特定を行
うことも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特定の領域内の表示部付き送受信カードを所持する個々
人と中央管理装置との間の双方向通信が可能となり、特
定の領域内での個々人の現在位置の確認、メッセージの
送信及びメッセージ受領の確認、特定の領域内の入退場
の管理、特定の領域内にある施設への入退場の管理、個
々人への案内情報の送信等が容易に行えるというという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をホテルの管理システムに実施した例を
示す説明図。
【図2】本発明の、カード端末機の構成図。
【図3】本発明の、表示装置を示す構成図。
【図4】本発明の、表示装置の内部を示すシステム構成
図。
【図5】本発明の、カード端末機の内部を示すシステム
構成図。
【図6】本発明の、中央管理装置の表示部の表示例。
【図7】宿泊者がカード端末機を操作する場合の作用を
示す、フローチャート図。
【図8】宿泊者がカード端末機を操作する場合の表示装
置の作用を示す、フローチャート図。
【図9】本発明の双方向型表示管理システムの構成を示
す模式図。
【符号の説明】
1:中央管理装置、2:表示部付き送受信カード、3:
表示板、4:特定小電力用アンテナ、5:微弱電波用ア
ンテナ、6:空中線、7:目的物。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の領域内を管理し、送受信装置及び
    情報表示部を有し、必要な情報の送信、受信が可能な手
    段を有する中央管理装置、 前記中央管理装置と双方向通信を行うことができ、前記
    中央管理装置から発信された情報を表示することができ
    る表示部と、該情報を発信する手段とを有する表示装置
    と、 前記情報を表示できる表示部を有し、前記中央管理装置
    及び前記表示装置と双方向通信を行うことにより前記情
    報を表示ができるとともに、情報を発信する手段を有す
    る双方向通信ができる携帯型端末機とからなることを特
    徴とする双方向案内表示システム。
  2. 【請求項2】 前記情報は、前記携帯端末機を所持する
    移動体の位置情報及び識別情報、該移動体に個別に送信
    すべきメッセージ、及び移動体の進路情報等からなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載された双方向案内表示シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記中央管理装置は、前記携帯型端末機
    の発信する情報を記録、管理し、必要な情報を前記表示
    装置及び携帯型端末機に送信することを特徴とする請求
    項1、2に記載された双方向案内表示システム。
  4. 【請求項4】 前記中央管理装置は、携帯型端末機を所
    持する移動体の識別情報により、移動体の進路の案内、
    移動方向の管理等を行うことを特徴とする請求項1、
    2、3に記載された双方向案内表示システム。
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