JP3919035B2 - 情報案内システム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、個人に対しその者がいる個所情報あるいはその者が近接している物の情報等の情報を与えるシステム、さらには視覚障害者及び聴覚障害者並びに高齢者を含む健常者に、物品、位置に関する情報を提供する情報案内システムである。
【0002】
【従来の技術】
従来、視覚障害者に現在位置等を案内する装置がある。例えば、標識体と各個人が携行する携行部とを備え、標識体は常時、FM微弱電波により、標識体が設置されている位置の情報を送信している。この信号を携行部が受信したときに、携行部のスピーカ又はイヤホンで音声出力する。また、他の方法として、次のようなものがある。標識体と各個人が携行している携行部を備え、標識体は常時、例えば長波の駆動信号を送信している。この駆動信号を標識体が受信したときに、電磁誘導作用により駆動電圧を励起して、標識体の制御部を起動し、その標識体が設置されている位置情報をスピーカで音声出力する。標識体の携行部検知を長波によらずマイクロ波によって行なう場合もある。この場合、標識体のマイクロ波送信器への駆動電源接続をマイクロ波の受信によって行なうものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような、標識体が携行部に対してその位置情報を送信して報知するシステムでは、FM微弱電波を受信する領域が半径約3mと広域であるため、その位置を前記半径以内の狭範囲で正確に把握することは困難である。
【0004】
また、携行部が標識体により電磁誘導またはマイクロ波の作用により駆動されて、標識体が携行部に対してその位置またはその位置にある物品の情報を送信して報知するシステムでは、標識体はスピーカで音声出力しているため、スピーカの設置場所及びスピーカ周囲の騒音によってはユーザはその音声源方向を認識しづらく、例えば、スピーカから「右側です」との音声があっても左を向いてその情報を聞いた場合、正確な方向に対して左側に認識してしまうという場合があり、任意位置での方位情報取得が困難な場合がある。更に、電磁誘導またはマイクロ波の作用によるシステムでは、情報提供が可能な標識体・携行部間距離は約1mと短いため、標識体の近傍にいなければ情報提供を受けることは困難であり、点字ブロックなど標識体への誘導路が必要となる。
【0005】
マイクロ波の使用により駆動するシステムでは、電磁干渉による電子機器への影響の可能性があり、特に、病院では心臓ペースメーカ停止の事例があり、このような電磁誘導やマイクロ波の使用は制限される。
【0006】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、ユーザが情報提供を享受する可能性を高め、正しく情報源まで案内するとともに電磁干渉による電子機器への影響を与えにくい安全な情報案内システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためこの発明に係る情報案内システムは、所定個所に配置され、赤外線を検知する赤外線検知器と、赤外線を検知することにより前記所定個所毎に個別化されたID信号又は音声データ信号又は文字列信号を赤外線信号により前記信号種別を示すヘッダとともに送信する赤外線発光器を備えるIDタグと、個人により携行され、前記IDタグに接近を報知するための赤外線を送信する赤外線送信器と、前記IDタグからの赤外線信号を受信する赤外線受信器と、前記IDタグからの赤外線信号のレベルが所定の第1のレベル以上か前記第1のレベル以上であって所定の第2のレベルであるかを監視するレベル監視部と、バイブレーション装置と、音声出力器と、表示装置と、前記赤外線信号が第2のレベル以上のときにヘッダにより当該赤外線信号に含まれる信号種別を判定する信号種別判定部と、赤外線信号にID信号があると判定された場合は前記個別化されたID信号を解読するとともに予め記憶した案内情報を解読した符号により読み出す解読器と、赤外線信号に音声データ信号があると判定された場合は個別化された音声データを復号化して案内情報を出力する音声データ入出力制御器と、文字表示出力制御器と、赤外線信号に文字列信号があると判定された場合であって文字表示しない場合は前記文字列信号により音声合成して案内情報を得る音声合成器と、前記赤外線信号が第1のレベル以上の感知信号を前記バイブレーション装置又は前記音声出力器又は文字表示出力制御器に接続するスイッチとを備えるとともに、前記バイブレーション装置は前記感知信号により振動し、文字表示出力制御器は前記感知信号により赤外線受信状態の情報を表示装置に送出するとともに赤外線信号に文字列信号があると判定された場合であって表示装置に文字表示する場合は前記文字列信号により案内情報を出力制御し、音声出力器は前記感知信号により前記解読器が読み出した案内情報又は前記音声データ入出力制御器からの案内情報又は前記音声合成器からの案内情報を発する携行器とからなるものである。
【0008】
【作用】
この発明に係る情報案内システムの作用は次の通りである。前記文字列信号を入力した文字表示出力制御器により表示装置により行なう。案内情報の音声出力は、文字列信号を入力した音声合成器により音声合成して案内情報を得て、音声出力器を介してイヤホンはまたはスピーカにより聞くことができる。さらにスイッチがバイブレーション装置に接続しているときは、バイブレーション装置は、バイブレーション間欠時間あるいはバイブレーション強度により振動を第2のレベルであることを特徴づけるように開始し、ユーザーの携行部が第2のレベル以上にあることを報知する。
【0009】
【実施例】
以下、本発明に係る情報案内システムの実施例を説明する。図1は実施例の機能ブロック図である。図1において、101は所定個所に設置されるIDタグ、102はIDタグ101の全体を制御する制御部、103は設置された個所毎に個別化された案内情報をID信号(数値データ)の形式で記憶するID記憶部、104は設置された個所毎に個別化された案内情報をデジタル符号化音声情報として記憶する音声記憶部、105は設置された個所毎に個別化された案内情報を文字列符号のデータとして記憶する文字列記憶部、106は赤外線検知器、107は設置された個所毎に個別化された赤外線信号を送信する赤外線発光器である。108は個人により携行される携行器、109は携行器108の全体を制御する制御部、110は前記IDタグ101に接近を報知するための赤外線を送信する赤外線送信器、111は前記IDタグ101の赤外線発光器107からの赤外線信号を受信する赤外線受信器、112は前記赤外線受信器111が受信した赤外線信号のレベルが所定の第1のレベル以上か前記第1のレベル以上であって所定の第2のレベルであるかを監視するレベル監視部、113はレベル監視部112からの第1のレベル以上の感知信号を後述する各部に選択接続する第1のスイッチ、114は前記レベル監視部112からの前記感知信号を入力することにより振動するバイブレーション装置、115は前記赤外線信号が第2のレベル以上のときにヘッダにより当該赤外線信号に含まれる信号種別を判定する信号種別判定部、116は前記個別化された赤外線信号のID信号を解読する解読器、117は前記解読したID信号をアドレスとして案内情報が読み出される音声記憶部、118は前記個別化された赤外線信号の音声データを復号化する音声データ入出力制御器、119は前記個別化された赤外線信号の文字列信号を後述する表示装置に表示可能なように変換する文字表示出力制御器、120は液晶で構成される表示装置であり、前記文字表示出力制御器からの文字の情報を文字表示するとともにレベル監視部112からの感知信号を入力することにより予め定められた文字情報を表示する。121は前記個別化された赤外線信号の文字列信号により音声合成して案内情報を得る音声合成器、122は文字列信号により文字表示するか音声合成するかを選択する第2のスイッチ、123は前記音声記憶部117から読み出した案内情報、前記音声データ入出力制御器118で復号化された案内情報、前記音声合成器121からの案内情報を音声で発するとともにレベル監視部112からの感知信号を入力することにより予め定められた音声情報を表示する音声出力器、124はイヤホーン、125はスピーカ、126はイヤホーン124またはスピーカ125と切り替える第3のスイッチである。図2にIDタグ101の外観図を、図3に携行器108の外観図を示す。また、図4に動作例を説明するフロー図を示す。
【0010】
IDタグ101は壁掛け型または天井取付型またはつり下げ型に構成してあり、次のような個所に配置される。
【0011】
病院、役所などの公共施設の廊下、各部屋の入り口等
【0012】
美術館、博物館の廊下、展示場、遊園地の通路、各施設の入り口、図書館の廊下、各部屋の入り口、蔵書分類毎の棚等
【0013】
デパート、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどのセルフサービス店舗の商品棚、通路等
【0014】
鉄道、地下鉄などの駅構内や空港ターミナル施設の通路、各施設、カウンタ等
【0015】
視覚障害者の職場内の廊下、各施設等
【0016】
視覚障害者の居住区域及びその周辺
【0017】
ホテルの部屋内の任意の個所、ホテルのロビー、トイレ等
【0018】
バス、電車、タクシー等の行先表示盤及び乗降口等
【0019】
IDタグ101は、赤外線検知器106と、赤外線発光器107を備え、電池又は商用電源によって動作し、屋外に配置する場合は太陽電池により動作することにしてもよい。赤外線検知器106は検知範囲の角度をIDタグ101が設置される施設等によって広狭がある。例えばスーパーマーケットや、コンビニエンスストアの商品案内兼通路誘導に用いる場合は、隣り合う商品と区別するための検知範囲を狭く検知するものを用いる。遊園地のように隣り合う対象個所との区別を峻別する必要がない場合は、検知範囲が広いものを用いる。検知範囲を広くするには例えば複数の赤外線検知器106の検知方向を異なるように配置する。赤外線発光器107は発光ダイオードで構成され、赤外線検知器106が赤外線を検知することにより駆動され、赤外線信号を送信する。このとき、赤外線検知器106の赤外線検知動作は停止され、赤外線発光器107の発光動作とは同時にはされないようにしている。赤外線信号は、この情報案内システムが運用される区域内で、各IDタグ101毎を個別化する信号である。個別化する信号は、ID信号又は音声データ信号又は文字列信号であり、それぞれの信号は運用前に予めID記憶部103、音声記憶部104、文字列記憶部105に記憶してある。ID信号はIDタグ101が配置された個所毎に付加された番号に対応したパターン信号であり、図示しないデータ入力装置により記録される。音声データは、IDタグ101が配置される個所又は物品を示すデジタル符号の音声データであり、その案内情報はそのシステムの運用管理者又はユーザ自らにより音声で録音される。文字列符号は、IDタグ101が配置される個所又は物品を示す符号列であり、その文字列は案内情報を図示しないデータ入力装置により入力される。赤外線発光器107から送信される赤外線信号は、例えば図5のように構成され、ヘッダの次に案内情報のデータがある。図5(a)は信号種別がID信号であることを示すヘッダmに続いてID信号が送られる。図5(b)は信号種別がデジタル符号化音声信号であることを示すヘッダnに続いてデジタル符号化音声信号が送られる。図5(c)は信号種別が文字列信号であることを示すヘッダpに続いて文字列信号が送られる。これらのヘッダの生成、ヘッダと案内情報との送信タイミングは制御部102の制御により行なわれる。IDタグ101を施設内に追加する場合でID信号を設定するときは、新たな個所名または物品名に対応するID信号の番号には既存のID信号に割与えられていない番号を例えば順次連番に付加する。また、ユーザ共通のコードとして、階段、トイレなどに対応したパターンを規定し、送信するようにすれば、IDタグの番号付与を管理する手間が省ける。
【0020】
携行器108は、個人が携行するものであり、制御部109、赤外線送信器110、赤外線受信器111、レベル監視部112、第1のスイッチ113、バイブレーション装置114、信号種別判定部115、解読器116、音声記憶部117、音声データ入出力制御器118、文字表示出力制御器119、表示装置120、音声合成器121、第2のスイッチ、音声出力器123、イヤホーン124、スピーカ125、第3のスイッチ126を備え、電池によって動作する。また、さらに携行器108は、赤外線送信受信部分と、本体部分に分離し、赤外線送信受信部分は赤外線投光口と赤外線受光口を外部に向けるようにポケット入り口、眼鏡、帽子、襟等に装着し、本体部分はポケットに入れるか、手に持つ。案内情報としてID信号を用い、ある地点から目的地までの経路の案内に用いる場合は、受付から目的地(目的個所、出口等)までにIDタグ101が設置されている個所に順次付加された番号に対応して、その個所から目的地に行くための進路の継続または変更方向あるいは必要によりその個所の名称またはその個所に置かれている物品または商品等の案内情報を設定し、予めその番号に対応して案内情報を音声記憶部117に記憶しておく。赤外線送信器110はIDタグ101に接近を報知するためにLEDから所定の周期で放射するものであり、広角に赤外線を放射するようにしている。赤外線の放射は、情報案内システムが運用される区域内で区別するため、当該区域に特有の断続パターンとしてもよい。このとき、前述のIDタグ101の赤外線検知器106はパターン比較器106aを備えて自己の区域内で有効なものかどうかを判定し、有効なものに対してのみ赤外線検知をする。赤外線受信器111は、前記赤外線送信器110の一定周期の放射の後、一定周期の停止中に赤外線信号の受信を可能とする。IDタグ101の所定の検知範囲で赤外線を送信している場合は、赤外線発光器107から発光された赤外線信号を受信することができる。しかし、赤外線受信器111の位置によってはIDタグ101の赤外線発光器107からの赤外線信号のヘッダを明確に認識できる程度のレベルにないものを受信する場合がある。すなわち、図6のように赤外線信号を受信できるがヘッダを明確に認識できない領域は、ヘッダを明確に認識できる領域よりも扇状の開度が広い。ヘッダを明確に認識できる領域はIDタグ101の赤外線発光器107の素子にも依存するが、赤外線発光器107から近い距離で、その正面中心近傍にある。すなわち、図7のように通信情報の密度(S/N)と通信可能領域とを相関付けることが可能であり、ユーザが情報を取得する可能性を高めることができ、詳細情報を確実に取得できる。特に物品の配列間隔が狭い場所ではヘッダを明確に認識できる範囲を狭く設定することにより、情報源に正しく到達する可能性を高くすることができる。図7の第1のレベル、第2のレベルを変化させることにより、図7の区分Aと区分Bとを変化させて、領域角度を変化させることができる。これは、携行器108のS/Nレベル判断すなわち携行器108の閾値を変化させること、又は、IDタグ101の赤外線発光器107の発光出力の変化又は発光素子数量の変化により実現することができる。
【0021】
レベル監視部112は赤外線信号のレベルを監視する。赤外線信号が所定の第1のレベル以上であるときは、感知信号を出力する。第1のスイッチ113がバイブレーション装置114に接続しているときは、バイブレーション装置114が駆動する。ユーザは携行器108の振動を感知し、案内情報を受けることができ無いがその近傍にいることを知る。第1のスイッチ113が音声出力器123に接続しているときは、音声出力器123は感知信号を入力することにより予め設定している音声情報例えば「IDタグが近くにあります」との案内情報を出力し、ユーザはイヤホーン124またはスピーカ125によりこれを聞くことができる。第1のスイッチ113が文字表示制御器119に接続しているときは、文字表示制御器119は感知信号を入力することにより予め設定している文字情報例えば「IDタグが近くにあります」との案内情報を表示装置120に出力し、ユーザは表示装置120の表示面の文字を読むことができる。ユーザは、携行器108の向きを変えて、赤外線受信器111がIDタグ101からの赤外線信号をより受信しやすい方向に合わせる。受信した赤外線信号のレベルが所定の第2のレベル以上であるとレベル監視部112で検知されると、信号種別判定部115は赤外線信号のヘッダを判定する。ヘッダがID信号を示しているときは、解読器116は赤外線受信器111が受信したID信号のパターンを解読し、IDタグ101が置かれた個所に付加された番号を得る。音声出力器123は、解読器116で解読された番号をアドレスとして音声記憶部117の情報を読み出して、音声出力器123を介して音声情報としてイヤホーン124またはスピーカ125から出力する。ヘッダがデジタル符号化音声信号を示しているときは、音声データ入出力制御器118は赤外線受信器111が受信した音声データを複合化し、音声出力器123を介して復号化された案内情報を音声出力する。ヘッダが文字列符号を示しているときで第2のスイッチ122が文字表示することを選択しているときは、制御部102の制御により文字列符号データを文字表示出力制御器119に入力する。文字表示出力制御器119は文字列符号データを表示可能に変換して表示装置120に案内情報を文字表示させる。ヘッダが文字列符号を示しているときで第2のスイッチ122が文字表示せず音声出力することを選択しているときは、制御部102の制御により文字列符号データを音声合成器121に入力する。音声合成器121は文字列符号データにより音声合成して、音声出力器123に出力する。音声出力器123は案内情報を音声出力する。
【0022】
上記例で、ID信号の送出は、聴覚機能が働く者が備える携行器108からの赤外線送信器110からその旨を示すパターン信号の赤外線を送出して、IDタグ101のパターン比較器106aでID信号の送出をすることを判定して、ID信号を示すヘッダとともにID信号を送出するようにする。デジタル符号化音声信号又は文字列符号の送出についても同様にそれぞれを区別するパターン信号の送出比較判定によって行なう。あるいは、IDタグ101をそれぞれID信号又はデジタル符号化音声信号又は文字列符号専用にして用いることによってもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザが情報提供を享受する可能性を高め、正しく情報源まで案内することでき、IDタグと携行器との通信を赤外線で行なっているため電磁干渉による電子機器への影響を与えにくい安全な情報案内システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の機能ブロック図である。
【図2】IDタグの外観図の一例である。
【図3】携行器の外観図の一例である。
【図4】本発明の動作例を説明するフロー図である。
【図5】赤外線信号の構成を説明する図である。
【図6】赤外線信号の受信可能領域を説明する図である。
【図7】赤外線信号の信号レベルと受信可能領域の関係を説明する図である。
【符号の説明】
101…IDタグ、102…制御部、103…ID記憶部、104…音声記憶部、105…文字列記憶部、106…赤外線検知器、107…赤外線発光器、108…携行器、109…制御部、110…赤外線送信器、111…赤外線受信器、112…レベル監視部、113…第1のスイッチ、114…バイブレーション装置、115…信号種別判定部、116…解読器、117…音声記憶部、118…音声データ入出力制御器、119…文字表示出力制御器、120…表示装置、121…音声合成器、122…第2のスイッチ、123…音声出力器、124…イヤホーン、125…スピーカ、126…第3のスイッチ。

Claims (1)

  1. 所定個所に配置され、赤外線を検知する赤外線検知器と、赤外線を検知することにより前記所定個所毎に個別化されたID信号又は音声データ信号又は文字列信号を赤外線信号により前記信号種別を示すヘッダとともに送信する赤外線発光器を備えるIDタグと、
    個人により携行され、前記IDタグに接近を報知するための赤外線を送信する赤外線送信器と、前記IDタグからの赤外線信号を受信する赤外線受信器と、前記IDタグからの赤外線信号のレベルが所定の第1のレベル以上か前記第1のレベル以上であって所定の第2のレベルであるかを監視するレベル監視部と、バイブレーション装置と、音声出力器と、表示装置と、前記赤外線信号が第2のレベル以上のときにヘッダにより当該赤外線信号に含まれる信号種別を判定する信号種別判定部と、赤外線信号にID信号があると判定された場合は前記個別化されたID信号を解読するとともに予め記憶した案内情報を解読した符号により読み出す解読器と、赤外線信号に音声データ信号があると判定された場合は個別化された音声データを復号化して案内情報を出力する音声データ入出力制御器と、文字表示出力制御器と、赤外線信号に文字列信号があると判定された場合であって文字表示しない場合は前記文字列信号により音声合成して案内情報を得る音声合成器と、前記赤外線信号が第1のレベル以上の感知信号を前記バイブレーション装置又は前記音声出力器又は文字表示出力制御器に接続するスイッチとを備えるとともに、前記バイブレーション装置は前記感知信号により振動し、文字表示出力制御器は前記感知信号により赤外線受信状態の情報を表示装置に送出するとともに赤外線信号に文字列信号があると判定された場合であって表示装置に文字表示する場合は前記文字列信号により案内情報を出力制御し、音声出力器は前記感知信号により前記解読器が読み出した案内情報又は前記音声データ入出力制御器からの案内情報又は前記音声合成器からの案内情報を発する携行器とからなることを特徴とする情報案内システム。
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