JPH0634744A - 位置情報収集及びサービス提供システム - Google Patents

位置情報収集及びサービス提供システム

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JPH0634744A
JPH0634744A JP19251792A JP19251792A JPH0634744A JP H0634744 A JPH0634744 A JP H0634744A JP 19251792 A JP19251792 A JP 19251792A JP 19251792 A JP19251792 A JP 19251792A JP H0634744 A JPH0634744 A JP H0634744A
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JP
Japan
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service providing
service
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Application number
JP19251792A
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English (en)
Inventor
Yuji Oba
有二 大庭
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、各施設内に居る全ての人が必要と
するサービスを自動的に提供することができる位置情報
収集及びサービス提供システムを提供することである。 【構成】 本発明は、光発生器109を具備した位置信
号発生器101と、光信号内容を蓄積する第1の蓄積手
段114と、第1の蓄積手段114に蓄積された内容を
送信する送信手段115とを有するバッジ100と、バ
ッジの携帯者12の個人情報と共に蓄積情報を蓄積し、
その情報を利用要求に対して情報を提供するセンタ10
3と、センタ103から提供される情報に基づいて、バ
ッジの携帯者12に対してサービスを提供し、サービス
の内容をセンタ103に送信するサービス提供装置10
4とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位置情報収集及びサー
ビス提供システムに係り、特に施設内に存在する複数の
人を個人対応に把握し、各自の所在と対面する方向の情
報を集中的に管理し、各自の必要とするサービスを自動
的に提供する位置情報収集及びサービス提供システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、展示場や博物館等で入場者に対し
て展示物等の説明やデモンストレーションを行う方法と
して、一般的には、入場者が興味を示した展示物等の前
や、所定位置に設置してある装置のスイッチを投入して
録音されている説明用の音声を聴くものや、ディスプレ
イされる画面によりその展示物の情報を提供する。
【0003】また、所定の位置、例えば館内の部屋の入
口等のレーザ光等が出射されている場所を入場者が通過
すると、出射されているビーム等の光路が遮断されるト
リガを契機として音声や映像等を提供することにより入
場者に対してのデモンストレーションを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、入場者がある展示物に興味を持ち、展示物に関する
情報を得ようとすると、入場者自ら展示物の近傍にある
装置のスイッチ操作等を行わなければならない。
【0005】また、光路遮断による方法においても、入
場者が向いている方向によりどの展示物を見ようとして
いるのか把握できず、機械的にサービス情報を提供して
いるにすぎない。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、各施設内に居る全ての人の所在位置と、対面する方
向を把握し、観覧者各自が必要とするサービスを自動的
に提供することができ、さらに、観覧者各自がどのよう
な行動をその施設内でとり、何に興味を示し、どのよう
なサービスを受けたかを記録にとどめ、その情報をいつ
でも利用できるような、位置情報収集及びサービス提供
システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図を示す。
【0008】本発明の位置情報収集及びサービス提供シ
ステムは、施設内に複数設置され、光照射方向を限定す
ることのできる光発生器109を具備した位置信号発生
器101と、位置信号発生器101から送出される光信
号を受光する受光手段113と、光信号内容を蓄積する
第1の蓄積手段114と、第1の蓄積手段114に蓄積
された内容を送信する送信手段115とを有するバッジ
100と、複数のバッジからの蓄積情報を受信し、バッ
ジの携帯者12の個人情報と共に蓄積情報を蓄積する第
2の蓄積手段117と、第2の蓄積手段117の情報を
利用要求に対して情報を提供する情報提供手段118
と、センタ103から提供される第2の蓄積手段117
の情報に基づいて、バッジの携帯者12に対してサービ
スを提供するサービス提供手段と、サービスの内容をセ
ンタ103に送信するセンタ送信手段とを有するサービ
ス提供装置104とを含む。
【0009】また、本発明の位置情報収集及びサービス
提供システムは、位置を区別する位置識別子110と方
向を区別する方向識別子111とを有する位置信号発生
器101を有する。
【0010】また、本発明の位置情報収集及びサービス
提供システムは、予め定められた順序で位置信号を発生
するよう制御する発生順序制御手段112を用いる位置
信号発生器101を有する。
【0011】また、本発明の位置情報収集及びサービス
提供システムは、受光した全ての種類の光信号を蓄積
し、蓄積内容を周期的にセンタ103に送信するととも
に、送信終了後に第1の蓄積手段114に蓄積されてい
る内容を消去し、新たに受光した光信号を蓄積するバッ
ジ100を有する。
【0012】また、本発明の位置情報収集及びサービス
提供システムにおけるセンタ103は、バッジの携帯者
12の情報とバッジ100の第1の蓄積手段114の蓄
積情報とサービス提供装置104の処理結果を蓄積する
第3の蓄積手段108を有し、且つサービス提供装置1
04からの第2の蓄積手段117の利用要求に対して必
要な情報を選択して提供する。
【0013】また、本発明の位置情報収集及びサービス
提供システムにおけるサービス提供装置104は、バッ
ジ100の携帯者12に対するサービスの開始時期を判
断する開始判定手段119を有する。
【0014】また、本発明の位置情報収集及びサービス
提供システムにおけるサービス提供装置104は、セン
タ103から提供された第2の蓄積手段117の情報の
うち個人に関するコード情報を音声に変換する音声合成
装置121を有する。
【0015】
【作用】本発明は、施設内の天井や壁に設け、その位置
を示す光信号を発生する位置信号発生器101とその信
号を受光し、センタ103に送信するバッジ100と、
複数のバッジが送信してくる位置情報を管理し、展示物
やその他のサービスを行うノードにその情報を提供し、
必要な情報処理を行うセンタ103とサービスを提供す
る展示物等からなる。具体的には、複数の場所に設置し
た位置信号発生器101からの位置信号をバッジ100
が受光し、その受光信号をセンタ103に送信し、セン
タ103において蓄積する。この情報を展示物や、その
他のサービスを行うノードが利用できるようにする。
【0016】このとき、センタ103は、バッジ100
とその携帯者12との関係を携帯者の個人情報として把
握しておくことにより、多数の携帯者が存在しても各携
帯者12を区別して位置情報と対面方向を把握するた
め、この情報を元に施設内の各種のサービスを個人対応
に提供したり、きめ細かい情報収集を行うことができ
る。また、各自の行動を時間の経過に合わせて把握し、
記録できるため、各自の行動特性や展示物の評価等が個
人対応に細かにできるようになる。さらに、この情報
は、部外者が入室を禁止されている部署に入ることを防
止したり、問題が生じた際に過去の情報を元に、関係者
を明確にしたりするセキュリティ確保の手段としても有
効に利用できる。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて実施例を説明する。
【0018】図2は、本発明の一実施例のシステム構成
を示す。
【0019】本発明の展示会場等の天井、展示物自体に
位置信号発生器101を設け、位置信号発生器101か
ら出射される光信号をバッジ100が受信する。バッジ
100は受信した光信号を蓄積し、その情報がセンタ1
03に送信される。センタ103は、受信した情報をサ
ービス提供装置104に送信する。サービス提供装置1
04はセンタ103からの情報により、サービス内容を
バッジ100の携帯者12に提供する。
【0020】図3は本発明の一実施例の構成図である。
同図において、同図(a)は、本発明が使用するバッジ
100の正面図の例であり、同図(b)は、本発明が使
用するバッジ100の側面図の例である。
【0021】バッジ100の正面には、光信号受信部1
と、光信号送信部2が設けてあり、位置信号発生器10
1との光信号の送受信が可能である。クリップ3は、携
帯者の胸ポケット等の取り付けに使用する。無線用アン
テナ4はバッジ100に内蔵され、これによりセンタ1
03との情報交換を行う。また、バッジ100内で行う
情報の蓄積や処理を行う電子回路について省略する。上
記の構成では、バッジ100よりセンタ103に情報を
送信する手段として光信号送信部2を設けたがこの例に
限定されることなく、他の送信手段であってもよい。
【0022】図4は、一実施例の位置信号発生器を設置
した廊下の断面図の一部を示す。同図は、室内の天井9
に設置した位置信号発生器101とバッジ100との関
係を示すものである。この位置信号発生器101には、
光信号受光部6と光信号発生部5Rと5Lがあり、光信
号発生部5Rは図4中では右側に示した斜線部に光信号
7Rを発光し、光信号発生部5Lは左側に示した斜線部
に光信号7Lを発光して左右の区別を持つ信号を発生す
る。
【0023】具体的な位置信号としては、各位置信号発
生器101に付けた登録番号等の位置識別子110と、
左右等や方位を示す方向識別子112をコード情報とし
て発生することが基本となる。
【0024】上記の光信号を人12が携帯するバッジ1
00が受光し、その情報をバッジ100内の第1の蓄積
手段114に蓄える。バッジ100は、この蓄えた情報
を適当なタイミングに無線あるいは、光信号としてその
情報とバッジ100の識別子をセンタ103に送信す
る。
【0025】また、バッジ100からセンタ103への
送信において、無線を使用する場合は、バッジ100内
のアンテナ4と室内に設置されているセンタ103と接
続された固定アンテナ8とが交信する。光信号の場合
は、バッジ100の光信号送信部2とセンタ103と接
続された位置信号発生器101に設けた光信号受光部6
とが交信する。
【0026】図5は、本発明の一実施例の位置信号発生
器を設置した廊下の立面図である。同図は、廊下に位置
信号発生器101を複数設けた状態である。同図におい
て、位置信号発生器101は天井9に設けられている。
【0027】図6、図7は、本発明の一実施例を説明す
るための廊下の断面図である。
【0028】図6、図7は図5に示す壁11と平行に廊
下10を上下方向に切断した断面図の一部である、この
廊下10には人12が存在し、バッジ100を携帯して
いる。携帯者12は、図6、図7において、左側を向い
ている。
【0029】図6の状態では、位置信号発生器101−
1が光信号7Lと7Rを発生し、携帯者12のバッジ1
00が光信号7Rを受光する。次の瞬間には、図7に示
すように、位置信号発生器101−1は消光し、位置信
号発生器101−2が光信号7Lと7Rを受光するた
め、少なくとも2種類の位置信号を受光することにな
る。さらに、次の瞬間には、位置信号発生器101−2
が消光し、図7のさらに右側に位置する位置信号発生器
101−nが光信号7Lと7Rを発生する。このとき、
携帯者12は光信号7Lを受けるが、バッジ100は逆
の方向を向いているため、バッジ100は、その光信号
7Lを受光できないか、または、壁等を反射した光信号
7Lを受光する。このため、バッジ100の携帯者12
は、受光信号を判断することにより、位置信号発生器1
01−2とさらに右側の位置信号発生器101の間に現
在位置し、かつ自分自身が左側の方向を向いていること
が判断できる。
【0030】ここで、図5には、多数の位置信号発生器
101が設置してあるが、各位置信号発生器101が個
別に光信号7を発光するタイミングはずらしてあり、そ
のタイミングは予め決定してあるものとする。
【0031】位置信号発生器101が発生する信号は1
0ビット前後の情報で、毎秒1回であるとすると、1秒
間に1000個程度の位置信号発生器101が順次信号
を発生しても現在の技術で十分対応が可能である。ま
た、実際には、廊下10等は、壁11が存在する場合が
多く、見通し内にある位置信号発生器101の数は、限
定されるが、その数は、位置信号発生器101の性能に
より決定されるが、数が限定されても、通常の使用では
図5に示す程度の数を設置できれば、十分である。
【0032】本実施例では、光の直進性を利用した位置
信号発生器101を用いている。一方、位置信号発生器
101が電波信号を位置信号として出力する場合も考え
られるが、その到達範囲が光に比べて増加し、上記のよ
うに位置信号発生器101の数を制限できない欠点があ
る。
【0033】また、図6及び図7では、図の右側と左側
とで、別個の信号を出力しているため、携帯者の位置と
対面方向の特定が容易であるが、これを無線で行うに
は、困難な面が多く、方向性を持たすためには現在は未
利用な高い周波数の電波を利用しなければならない。こ
のため、無線で実施するには、技術的な問題があると共
に、定常的にその周波数がその地域全体で他の目的に利
用できなくなる問題がある。さらに、電波は、各種機器
の誤動作を引き起こす原因となるため、屋内での使用に
は限界がある。
【0034】これに対して光を位置信号発生器101の
位置信号とすると、これらの問題を生じない。ここで、
光信号としては人に見えない赤外線が適当であるが、本
発明は赤外線に拘束されるものではない。
【0035】図8は本発明の一実施例のバッジが行う処
理のフローチャートである。同図は、バッジ100が受
光した光信号の処理過程であり、センタ103に送信す
るべき信号を判断する。
【0036】先ず、光信号の処理を開始すると(ステッ
プ1)、光信号受信部1は、位置信号発生器101の光
信号を受光する(ステップ2)。バッジ100は、この
位置信号とすでに蓄積済みの信号を比較して(ステップ
3)、蓄積済みの信号と一致する位置信号が存在しなけ
れば、その位置信号を蓄積手段に蓄積し(ステップ
4)、再び光信号の受光する処理(ステップ2)に移行
する。
【0037】これを繰り返すと、一定期間の後に同じ位
置信号発生器101からの信号を受光し、ステップ3の
過程で位置信号と蓄積済み信号が一致する。この一致に
より、センタ103への送信判定のために必要な位置情
報が全て得られ、センタ103への受光信号の送信の可
否を判断する(ステップ5)。ステップ5の判断によ
り、センタ103への送信が不可の場合には、再び光信
号を受光する処理(ステップ2)に移行する。
【0038】一方、センタ103への送信が可能である
と判断された場合には、蓄積された受光信号を全てセン
タ103に送信する(ステップ6)。次に本処理の終了
を確認し(ステップ7)、終了であれば、光信号の受光
を終了し、本処理を終了する(ステップ9)。終了せ
ず、処理を継続するのであれば、これまで蓄積した位置
情報をすべて消去して(ステップ8)、再び新たな位置
情報を蓄える準備をして、ステップ2の処理に移行す
る。
【0039】ここで、図8のステップ5の送信可能な信
号であるかの判断について述べる。送信可否判断は、複
数のバッジが同時に信号をセンタ103に送信して、混
乱が生じないようにするためである。可否を行うための
判断は、センタ103が位置信号発生器101の光信号
かまたは、固定アンテナ8から無線によりタイミングを
指定するか、予め決められた各バッジの順序に従いバッ
ジ自らが順番を判断して、送信の可否を決定する。
【0040】図9は、本発明の一実施例において送信さ
れる信号の構成を示す。送信信号20には、信号開始2
1、バッジの識別コード22、受光した光信号の内容2
3、受光した別の信号があれば、241 〜24n として
継続し、受光した光信号が終了した時点で終了信号25
が設定される。バッジ100は、このような送信信号2
0を無線または、光信号としてセンタ103に送信す
る。
【0041】施設において、受付で入館した人12に、
バッジ100を渡す。受付では、入館者12に手渡した
バッジ100の識別情報と氏名等の個人情報をセンタ1
03に送信する必要がある。以下に、センタ103が受
付より送信されたバッジ100の情報の処理について説
明する。
【0042】図10は、本発明の一実施例のセンタ10
3が行う処理のフローチャートを示す。
【0043】センタ103は処理を開始すると(ステッ
プ19)、バッジ100よりバッジ100の識別情報や
携帯者の指定等の個人情報を受付より既に受信したかを
調べ(ステップ20)、受信した場合には、それらの識
別情報や個人情報を蓄積する(ステップ21)。蓄積情
報については、受信時刻、バッジの識別、位置情報等を
整理する処理があるが、公知であるのでその説明は省略
する。
【0044】バッジ100の情報受信判断処理(ステッ
プ22)において、バッジ100からの位置情報を受信
していない場合は、蓄積情報送信要求判断(ステップ2
4)に移行する。蓄積情報報送信要求判断処理(ステッ
プ24)では、サービスやその他のノード等からの蓄積
情報の送信要求の有無を判断し、要求がなければ(ステ
ップ26)本処理の終了となる。
【0045】一方、蓄積情報送信要求判断処理(ステッ
プ24)の過程で要求があれば、蓄積情報の内で、必要
な情報を要求元に送信する(ステップ25)。ここで云
う必要な情報とは、複数の展示品等が個別の場所で展示
されているとき、無関係な場所にバッジ100の携帯者
12が居る情報は多くの場合不要であり、このように不
要な情報は省いて、残る情報のみを携帯者12に対して
送信することになる。この後、サービス提供装置104
に送信した内容についての情報を蓄積し、処理終了判断
処理(ステップ26)に移行する。処理終了判断処理
(ステップ26)では本処理の終了指示の有無により、
終了操作(ステップ29)を行うか継続するかを判断す
る。本処理を継続するのであれば、蓄積情報要求元であ
るサービス提供装置104の処理結果の受信の有無を判
断し(ステップ30)、受信していれば、内容を蓄積し
(ステップ31)、携帯者12から情報受信判断処理
(ステップ20)の処理に戻る。蓄積情報要求元である
サービス提供装置104の処理結果の受信がない場合
(ステップ30)は、直接ステップ20に移行する。
【0046】このように、センタ103はバッジ100
の携帯者12の個人情報やバッジ100からの位置情報
の蓄積、情報の整理、蓄積情報のサービス提供装置10
4への送信、要求元(サービス提供装置)の処理結果の
蓄積等を行う機能を有し、サービス提供装置104の必
要に応じてバッジ100や展示物等へ情報の提供を行
う。
【0047】図11は本発明の一実施例のサービス提供
装置が行う処理のフローチャートを示す。
【0048】サービス提供装置104は処理を開始する
と(ステップ41)、センタ103からの蓄積情報の受
信判断(ステップ42)を行い、センタ103から受信
していれば、サービス内容を判断し(ステップ43)、
サービスの提供内容を携帯者12に対して実行する(ス
テップ44)。
【0049】次に、受信情報と提供サービスの内容をサ
ービス情報蓄積手段121に蓄積し(ステップ45)、
指示したサービスが終了したかを判断する(ステップ4
6)。このサービス終了判断(ステップ46)は、蓄積
情報の受信判断(ステップ42)の過程で情報の受信が
ない場合もこの処理を行う。サービス終了判断におい
て、終了してれば、その結果を蓄積する(ステップ4
7)。
【0050】この終了結果蓄積処理における終了結果の
内容には、サービスが完了した情報だけでなく、サービ
ス過程でバッジ100の携帯者12がとった行動やアン
ケートの答え等の情報や開始から終了または、中断まで
の時間等の詳細な情報も含めることが可能である。これ
らの情報は携帯者12の個人情報と一緒に管理すること
により、後日、詳細な分析をするのに非常に役立つ情報
が蓄積できる。さらに、サービスを提供する際に誰がサ
ービスを受けているか分かるため、例えば「リエちゃ
ん、いらっしゃいませ!」というような携帯者12の名
前を音声合成等で呼んだり、提供する資料に名前を入れ
たりすることが容易にできるようになる。但し、このた
めには、図10のサービス等への蓄積情報送信処理(ス
テップ25)においてサービス等への蓄積情報の送信
で、伝えた個人情報の中の個人名を音声に変換する音声
合成装置121の設置が必要である。これにより、客に
対する対応を非常にフレンドリにすることが可能にな
り、かつ個人情報をコード情報で扱えるため、多数の展
示品があり、来客の数が多い場合にもデータ量が少なく
効率的な情報伝達が可能になる。
【0051】次に、本処理の終了を判断し(ステップ4
8)、終了であれば、この処理で蓄積した全ての情報を
センタ103へ送信して(ステップ49)終了する(ス
テップ50)。処理終了判断(ステップ48)が継続で
ある場合には、蓄積情報の受信判断(ステップ42)に
移行する。
【0052】ここで、全サービスの内容、終了結果のセ
ンタ103への送信の処理(ステップ49)を終了判断
の後に一括して行うようにしたが、定期的にする方法も
可能であることは云うまでもない。
【0053】図12〜図16は本発明の一実施例のサー
ビス提供例を示す鳥瞰図である。これらの図は、室内の
天井から床方向を見た図の一部であり、図12の壁11
に囲まれた室内には展示物13と携帯者12の在確認用
のセンサ30と展示物用の位置信号発生器102と位置
信号発生器101が存在する。ここで、携帯者12の在
確認用のセンサ30としては、超音波を用いたセンサや
映像の認識技術を用いたセンサ等の汎用技術を用いる。
この展示物ではバッジ100の携帯者12が展示物の前
で展示物の方向を向いた場合に、その内容を紹介し、実
演するようにしてある。
【0054】図13ではバッジ100の携帯者12が展
示物に向かって立っている。このときセンサ30は展示
物を見るのに適正な範囲に人12が存在することを検出
する。ここでは、網目の円形範囲aに人が存在すること
を検出している。図14では携帯者12が展示物の方向
を向くと展示物用の位置信号発生器102が発光する光
信号7をバッジ100が受光し、この情報がセンタ10
3に送信される。センタ103は展示物から位置信号発
生器102の光信号7を受けたバッジ100の携帯者の
個人情報と共に、展示物に携帯者12が対面している情
報を送信する。展示物はこの携帯者12が適正な範囲に
存在するとセンサ30の情報に基づいて、展示のために
予め決められた内容紹介や実演等のサービスを開始す
る。このとき、展示物は相手をしている人の個人情報が
わかった状態で対応することができるため、適切でかつ
フレンドリな対応が可能になる。
【0055】また、図15では位置信号発生器101が
発生する光信号7が7Lと7Cと7Rの3方向にあり、
各々図中、左側、中央、右側の方向に光信号を照射す
る。このとき各光信号は登録番号の識別子は同じである
が、方向識別子は各々個別であるため、誰がどの辺に居
るかが判り、左右のどちらかにかたよった位置に居る客
に「リエちゃんもっと中央に来てください」というよう
なコメントも伝えることが可能となる。
【0056】また、携帯者が興味を示さずにその場を去
った場合は、バッジ100からセンタ103に送られる
位置信号発生器の信号は展示物用102の位置信号7は
受光しなくなり、図16のように、天井に取り付けた位
置信号発生器101の位置信号7を受光するようにな
る。さらにセンサ30の人の存在情報が無くなり、その
携帯者12がその場から立ち去ったことが明らかにな
る。この場合は、展示物は提供サービスを中断し、「リ
エちゃんどうもありがとう」というような挨拶をしてサ
ービスを終了することが可能になる。
【0057】また、この情報はその人がどの程度その展
示物に興味を示したかを知る貴重な情報となる。さらに
アンケートを行った場合にも回答者が誰であるか事前に
分かるため、いちいち名前を示して貰う必要はなく、回
答者の負担や回答させらているという負担感が少なく、
自然に対応が可能になる特徴がある。
【0058】ここまでは、展示物の例で説明したが、こ
のような携帯者12の位置情報と音声合成装置を組み合
わせると、見学者が部外者立ち入り禁止区域に入った場
合、「お客様、この区域は立入りを禁止されています」
というような音声による指示や警備陣の注意を喚起させ
ることができるようになり、セキュリティの確保等の有
効に使用できる。
【0059】このように本発明は、光の直進性を利用し
て位置信号発生器の光信号照射方向を限定することによ
りバッジ100が対面する方向の光信号を受光するよう
にし、かつ位置信号発生器101が発生する光信号に各
位置信号発生器毎に付加した位置識別子110を付けた
ことによりバッジ100の携帯者12の位置が明確に判
別可能になる。また、光信号の発光方向に合わせた方向
を示す方向識別子111を光信号に付加したため、その
信号を受光したバッジ100の携帯者12が対面してい
る方向を容易に判断できる。さらに、この方向識別子1
11を付加することにより、壁等による反射により背面
から照射される光信号をバッジ100が受光してもその
光信号が背面から来たことが容易に判断できる。
【0060】また、受光した全ての位置信号発生器の光
信号を蓄積した後、その内容をセンタ103に間隔を置
いて送信し、同時に、複数のバッジが信号を発生しない
ようにしたため、センタ103は複数のバッジ携帯者1
2の位置情報を個別に把握することが可能になる。
【0061】また、バッジ100は受光して蓄積した内
容をセンタ103に送信した後に蓄積内容を消去し、新
たに受光した光信号を蓄積する機能を有するため、携帯
者12の位置変化を周期的に把握できる。
【0062】また、バッジ100の携帯者12の個人情
報と各バッジからの情報を同一センタ103が蓄積し、
その情報を展示物等の利用要求元104に実時間で提供
でき、かつ必要な情報を選んで提供することのできる機
能をセンタ103が有するため、展示物等は個人情報と
共に携帯者12の位置情報を正確に把握でき、サービス
の開始時期を適切に判断することができ、個人対応のフ
レンドリなサービスを提供できる。
【0063】また、センタ103から送信された情報を
元に、サービス提供を受けた個人情報や開始から終了ま
での時間情報や、対応内容やアンケート内容等を蓄積す
る機能を有し、かつ蓄積した情報をセンタ103に送信
する機能を有するため、各々の人がどの程度その展示物
に興味を示したかを知る情報がサービス提供装置104
内に自動的に蓄積でき、これらのデータをセンタ103
に送信する。さらにアンケートを行った場合にも回答者
の個人情報と回答内容が分かるため、個人対応の情報が
得ることができ、回答者にいちいち名前を示してもらう
必要はなくなり、回答者の負担や回答させらているとい
う負担感が少なく、自然に対応できる。
【0064】また、センタ103から送信された個人に
関するコード情報を音声に変換する音声合成装置を備え
たサービス提供装置104を使用するため、センタ10
3が送信すべき情報が少なく、多数のサービス提供装置
を扱えると共に、複数のバッジ携帯者を扱うことができ
る。
【0065】なお、サービス提供装置104として上記
実施例では音声合成装置121を用いて携帯者12に情
報を提供したが、この例に限定されることなく、ディス
プレイ等による情報提供サービスの方法は種々考えられ
る。
【0066】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、情報収集
機能を有するバッジを入場者に持たせ、入場者の所在を
センタが管理し、入場者が興味を示した展示物がある
と、サービス提供装置により音声等で展示物の情報を提
供することができ、また、提供者個人情報も管理してい
るため、展示物に対しての情報提供において名前を呼ん
だり、挨拶をする等のフレンドリなサービスができると
共に、個人情報と提供したサービスの内容を蓄積してお
くことで、後日サービスの検討や展示場等の成果等の把
握ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図3】本発明の一実施例のバッジの構成図である。
【図4】本発明の一実施例の位置信号発生器を設置した
廊下の断面図の一部を示す図である。
【図5】本発明の位置実施例の位置信号発生器を設置し
た廊下の立面図である。
【図6】本発明の一実施例を説明するための廊下の断面
図(その1)である。
【図7】本発明の一実施例を説明するための廊下の断面
図(その2)である。
【図8】本発明の一実施例のバッジが行う処理のフロー
チャートである。
【図9】本発明の一実施例においてセンタに送信される
信号の構成図である。
【図10】本発明の一実施例のセンタが行う処理のフロ
ーチャートである。
【図11】本発明の一実施例のサービス側が行う処理の
フローチャートである。
【図12】本発明の一実施例のサービス提供例1を示す
鳥瞰図である。
【図13】本発明の一実施例のサービス提供例2を示す
鳥瞰図である。
【図14】本発明の一実施例のサービス提供例3を示す
鳥瞰図である。
【図15】本発明の一実施例のサービス提供例4を示す
鳥瞰図である。
【図16】本発明の一実施例のサービス提供例5を示す
鳥瞰図である。
【符号の説明】
1 光信号受信部 2 光信号送信部 3 クリップ 4 無線用アンテナ 5 光信号発光部 6 光信号受光部 7 光信号 8 固定アンテナ 9 天井 10 床 11 壁 12 人(携帯者) 13 展示物 20 送信信号の構成 21 信号開始 22 識別コード 23 受光信号 24 受光した光信号の内容 25 信号終了 30 センサ 100 バッジ 101 位置信号発生器 103 センタ 104 サービス提供装置 108 第3の蓄積手段 109 光発生器 110 位置識別子 111 方向識別子 112 発生順序制御手段 113 受光手段 114 第1の蓄積手段 115 送信手段 116 受信手段 117 第2の蓄積手段 118 情報提供手段 119 開始判定手段 120 サービス提供手段 121 サービス情報蓄積手段 122 センタ送信手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設内に複数設置され、光照射方向を限
    定することのできる光発生器を具備した位置信号発生器
    と、 該位置信号発生器から送出される光信号を受光する受光
    手段と、該光信号内容を蓄積する第1の蓄積手段と、該
    第1の蓄積手段に蓄積された内容を送信する送信手段と
    を有するバッジと、 複数の該バッジからの蓄積情報を受信し、該バッジの携
    帯者の個人情報と共に該蓄積情報を蓄積する第2の蓄積
    手段と、該第2の蓄積手段の情報を利用要求に対して情
    報を提供する情報提供手段とを有するセンタと、 該センタから提供される該第2の蓄積手段の情報に基づ
    いて、バッジの携帯者に対してサービスを提供するサー
    ビス提供手段と、該サービスの内容をセンタに送信する
    センタ送信手段とを有するサービス提供装置とを含むこ
    とを特徴とする位置情報収集及びサービス提供システ
    ム。
  2. 【請求項2】 位置を区別する位置識別子と方向を区別
    する方向識別子とを有する位置信号発生器を有する請求
    項1記載の位置情報収集及びサービス提供システム。
  3. 【請求項3】 予め定められた順序で位置信号を発生す
    るよう制御する発生順序制御手段を用いる位置信号発生
    器を有する請求項1記載の位置情報収集及びサービス提
    供システム。
  4. 【請求項4】 前記バッジは、受光した全ての種類の光
    信号を蓄積し、前記蓄積内容を周期的にセンタに送信す
    るとともに、送信終了後に前記第1の蓄積手段に蓄積さ
    れている内容を消去し、新たに受光した光信号を蓄積す
    る請求項1記載の位置情報収集及びサービス提供システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記センタは、前記バッジの携帯者の情
    報と前記バッジの前記第1の蓄積手段の蓄積情報と情報
    の利用要求元の処理結果を蓄積する第3の蓄積手段を有
    し、且つ利用要求元からの前記第2の蓄積手段の利用要
    求に対して必要な情報を選択して提供する請求項1記載
    の位置情報収集及びサービス提供システム。
  6. 【請求項6】 前記サービス提供装置は、前記バッジを
    有する者に対するサービスの開始時期を判断する開始判
    定手段を有する請求項1記載の位置情報収集及びサービ
    ス提供システム。
  7. 【請求項7】 前記サービス提供装置の前記サービス提
    供手段は、前記センタから提供された該第2の蓄積手段
    の情報のうち個人に関するコード情報を音声に変換する
    音声合成装置を有する請求項1記載の位置情報収集及び
    サービス提供システム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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