JP2001117428A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001117428A
JP2001117428A JP29745799A JP29745799A JP2001117428A JP 2001117428 A JP2001117428 A JP 2001117428A JP 29745799 A JP29745799 A JP 29745799A JP 29745799 A JP29745799 A JP 29745799A JP 2001117428 A JP2001117428 A JP 2001117428A
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JP29745799A
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Kensaku Minowa
憲作 箕輪
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Copyer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体を画像形成待機状態から所定の状態
に自動的に移行させる機能が作動するのを簡単な操作で
解除することができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 計時手段51はスタンバイ状態にある時
間であって、キー入力がなく且つ開閉検知センサ13か
ら原稿圧着板の開閉状態が切り替わった旨の信号が送ら
れてこない時間を計時する。通知手段30はオートクリ
ア機能が間もなく作動する旨の警告音を出力する。制御
手段54は、計時手段51で計時される時間が第一基準
時間に達したときに、通知手段30に警告音の出力処理
を実行させる。警告音の出力処理の実行中に、入力部2
1からスタートキーを除くキー入力がなされたとき又は
開閉検知センサ13から原稿圧着板の開閉状態が切り替
わった旨の信号が送られたとき、制御手段54は通知手
段30による警告音の出力処理の実行を解除すると共に
計時手段51による計時動作の実行を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等の画像形
成装置に関し、特に、オートクリア機能、節電モード移
行機能及び/又はオートパワーOFF機能を搭載した画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置には、装置本体を画
像形成待機状態(スタンバイ状態)から所定の状態に自
動的に移行させる機能を備えたものがある。かかる機能
としては、画像形成条件を標準状態(標準モード)に戻
すオートクリア機能、電力の消費を抑える状態(節電モ
ード)に移行する機能、電源の供給を遮断した状態に移
行するオートパワーOFF機能などがある。ここで、節
電モードは消費電力を節約するモードであり、これを実
現するために、定着器を暖めるヒータの使用量を抑える
手段が一般的に知られている。したがって、節電モード
時の定着器の温度は、スタンバイ状態時と比べて低くな
るので、節電モード状態からスタンバイ状態に復帰する
までに、ある程度の時間を要する。
【0003】上記各機能においてはそれぞれ、当該状態
に移行するための基準時間が設けられており、スタンバ
イ状態のまま何の入力もない状態が当該基準時間だけ経
過したときに、当該状態に直ちに移行する。
【0004】ところで、例えば、複雑な画像形成条件の
設定をしなくてはならないときに、装置の扱いに慣れて
いないユーザがマニュアルを参照しながらゆっくり操作
している間に突然、オートクリア機能が働いてしまった
り、また、画像形成条件を入力する前にユーザがマニュ
アルを参照している間に節電モード移行機能やオートパ
ワーOFF機能が働いてしまうことがある。このため、
従来の画像形成装置には、各機能において当該状態に移
行する前に、当該状態に間もなく移行する旨のメッセー
ジを表示部に表示してユーザに通知する機能を備えたも
のもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように各機能において当該状態に移行する旨のメッセー
ジを表示部に表示することにしても、ユーザが装置本体
の前に立っていたり、装置本体の方を見ていたりしない
限り、表示部に表示されたメッセージに気付くことは難
しい。このため、ユーザがメッセージに気付かないま
ま、オートクリア機能等が働いてしまうことがある。
【0006】また、スタンバイ状態中に操作部上の何ら
かのキー入力を行うと、そのキー入力時から再び各状態
への移行する時間の計時が開始されるため、メッセージ
が表示されたときに何らかのキー入力を行うことによ
り、当該状態に移行するのを一時的に回避することがで
きる。しかし、一定の時間経過後には、再び状態移行の
メッセージが表示部に表示されるので、例えばユーザが
まだマニュアルを参照する必要があるときなどは、メッ
セージが表示される度に何らかの入力を行わなければな
らず、状態移行の回避作業が煩雑であるという問題があ
った。
【0007】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、装置本体を画像形成待機状態から所定の状態に
自動的に移行させる機能が作動するのを、簡単な操作で
解除することができる画像形成装置を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明に係る画像形成装置は、画像
形成動作についての命令を指示したり画像形成条件を設
定するための複数のキーを有する入力手段と、原稿載置
台上に開閉自在に設置された原稿圧着板の開閉状態を検
知する開閉検知手段と、画像形成待機状態にある時間で
あって、前記入力手段からのキー入力がなく且つ前記開
閉検知手段から前記原稿圧着板の開閉状態が切り替わっ
た旨の信号が送られてこない時間を計時する計時手段
と、前記画像形成条件を標準状態に初期化する処理が間
もなく開始される旨の通知を一定時間、出力する通知手
段と、前記計時手段で計時される時間が所定の第一基準
時間に達したときに、前記通知手段を制御して前記通知
を出力する処理を実行させ、前記計時手段で計時される
時間が前記第一基準時間よりも長い所定の第二基準時間
に達したときに、前記入力手段で設定された前記画像形
成条件を標準状態に初期化し、且つ、前記通知手段で前
記通知を出力する処理が実行されている間に、前記入力
手段から画像形成動作を開始するためのキーを除くキー
入力がなされたとき又は前記開閉検知手段から前記原稿
圧着板の開閉状態が切り替わった旨の信号が送られたと
きに、前記通知手段による前記通知の出力処理の実行を
解除すると共に前記計時手段による計時動作の実行を停
止させる制御手段と、を具備することを特徴とするもの
である。また、上記の目的を達成するために、請求項2
記載の発明に係る画像形成装置は、画像形成動作につい
ての命令を指示したり画像形成条件を設定するための複
数のキーを有する入力手段と、原稿載置台上に開閉自在
に設置された原稿圧着板の開閉状態を検知する開閉検知
手段と、画像形成待機状態にある時間であって、前記入
力手段からのキー入力がなく且つ前記開閉検知手段から
前記原稿圧着板の開閉状態が切り替わった旨の信号が送
られてこない時間を計時する計時手段と、装置本体を節
電状態に移行する処理が間もなく開始される旨の通知を
一定時間、出力する通知手段と、前記計時手段で計時さ
れる時間が所定の第一基準時間に達したときに、前記通
知手段を制御して前記通知を出力する処理を実行させ、
前記計時手段で計時される時間が前記第一基準時間より
も長い所定の第二基準時間に達したときに、装置本体を
画像形成待機状態から節電状態に移行させ、且つ、前記
通知手段で前記通知を出力する処理が実行されている間
に、前記入力手段から画像形成動作を開始するためのキ
ーを除くキー入力がなされたとき又は前記開閉検知手段
から前記原稿圧着板の開閉状態が切り替わった旨の信号
が送られたときに、前記通知手段による前記通知の出力
処理の実行を解除すると共に前記計時手段による計時動
作の実行を停止させる制御手段と、を具備することを特
徴とするものである。
【0009】更に、上記の目的を達成するために、請求
項3記載の発明に係る画像形成装置は、画像形成動作に
ついての命令を指示したり画像形成条件を設定するため
の複数のキーを有する入力手段と、原稿載置台上に開閉
自在に設置された原稿圧着板の開閉状態を検知する開閉
検知手段と、画像形成待機状態にある時間であって、前
記入力手段からのキー入力がなく且つ前記開閉検知手段
から前記原稿圧着板の開閉状態が切り替わった旨の信号
が送られてこない時間を計時する計時手段と、装置本体
に供給されている電源を遮断する処理が間もなく開始さ
れる旨の通知を一定時間、出力する通知手段と、前記計
時手段で計時される時間が所定の第一基準時間に達した
ときに、前記通知手段を制御して前記通知を出力する処
理を実行させ、前記計時手段で計時される時間が前記第
一基準時間よりも長い所定の第二基準時間に達したとき
に、装置本体に供給されている電源を遮断し、且つ、前
記通知手段で前記通知を出力する処理が実行されている
間に、前記入力手段から画像形成動作を開始するための
キーを除くキー入力がなされたとき又は前記開閉検知手
段から前記原稿圧着板の開閉状態が切り替わった旨の信
号が送られたときに、前記通知手段による前記通知の出
力処理の実行を解除すると共に前記計時手段による計時
動作の実行を停止させる制御手段と、を具備することを
特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]以下に本発明の
第一実施形態について図面を参照して説明する。図1は
本発明の第一実施形態である画像形成装置の概略斜視
図、図2はその画像形成装置の概略制御ブロック図であ
る。第一実施形態では、画像形成装置を複写機に適用し
た場合を考える。
【0011】かかる画像形成装置は、図1及び図2に示
すように、原稿台ガラス(原稿載置台)11と、原稿圧
着板12と、圧着板開閉検知センサ13と、操作パネル
20と、通知手段30と、RAM40と、CPU50と
を備えるものである。また、この画像形成装置には、画
像形成待機状態(スタンバイ状態)から一定時間経過後
に、画像形成条件を標準状態(標準モード)に戻すオー
トクリア機能が搭載されている。
【0012】原稿台ガラス11は、装置本体の上面の中
央部に設けられたものであり、原稿は原稿台ガラス11
の上に載置されることになる。この原稿台ガラス11の
直下部分には、原稿台ガラス11上の原稿に走査光を照
射し、原稿画像を読み取る画像読み取り部、読み取った
画像を感光ドラムに現像し、感光ドラム表面のトナーを
コピー用紙に転写する画像形成部、コピー用紙を搬送す
る搬送部などが設けられている。
【0013】原稿圧着板12は、原稿台ガラス11上に
載置された原稿を上側から圧着するものであり、原稿台
ガラス11を覆うようにして、原稿台ガラス11の奥側
にあるヒンジで開閉自在に設置されている。圧着板開閉
検知センサ13は、原稿圧着板12の開閉を検知するも
のである。圧着板開閉検知センサ13としては、例え
ば、原稿台ガラス11の奥側中央に設けられたスイッチ
手段を有するものを用いることができる。原稿圧着板1
2がこのスイッチ手段を押し込んだか否かにより、原稿
圧着板12の開閉状態を検知することができる。かかる
圧着板開閉検知センサ13からの信号は、CPU50に
出力される。
【0014】操作パネル20は、装置本体の前面上部に
取り付けられている。操作パネル20は、図1及び図2
に示すように、入力部21と、表示部22とからなる。
入力部21には、画像形成動作についての命令を指示す
るためのキー、画像形成条件を設定するためのキーが設
けられている。画像形成動作についての命令を指示する
ためのキーとしては、スタートキーやストップキー等が
ある。また、画像形成条件を設定するためのキーとして
は、コピー枚数等を入力するためのテンキー、用紙サイ
ズ選択キー、コピー濃度キー、コピー倍率を切り換える
ための縮小/等倍/拡大キー等がある。
【0015】入力部21から入力された枚数、用紙サイ
ズ、濃度、倍率等の画像形成条件についての情報は、C
PU50に送られる。そして、CPU50はこれらの情
報から画像形成条件を認識して、その認識した結果を表
示部22に送る。表示部22は、CPU50からの指示
に従い、画像形成条件を表示する。また、表示部22
は、各種のメッセージを表示したりする。例えば、エラ
ーメッセージや、オートクリア機能が間もなく働く旨の
メッセージ等である。
【0016】通知手段30は、オートクリア機能が間も
なく働く旨の通知(警告)を出力するものである。第一
実施形態では、通知手段30として、PCM音源31及
びスピーカ32、又は装置本体の既存部品であるソレノ
イド35を用いることができる。すなわち、通知方法と
して、PCM音源31を用いて可聴音出力を行う方法
と、ソレノイド35のON/OFFを切り換えることに
より可聴音出力を行う方法との二通りの方法が可能であ
る。
【0017】CPU50は、図2に示すように、計時手
段51と、第一監視手段52と、第二監視手段53と、
制御手段54とを有する。RAM40には、さまざまな
データが保存されており、図2に示すように、2mSe
cカウント値記憶領域41、1秒カウント値記憶領域4
2、第一基準時間記憶領域43、第二基準時間記憶領域
44、ロックFlag記憶領域45がそれぞれ設けられ
ている。CPU50の上記各手段は、RAM40の各領
域を利用して所定の処理を実行する。
【0018】計時手段51は、RAM40の2mSec
カウント値記憶領域41及び1秒カウント値記憶領域4
2を用いて、スタンバイ状態にある時間であって、入力
部21からのキー入力がなく且つ圧着板開閉検知センサ
13から原稿圧着板12の開閉状態が切り替わった旨の
信号が送られてこない時間を計時するものである。
【0019】具体的には、計時手段51は、装置本体が
スタンバイ状態になると、CPU50に内蔵されている
図示しないクロックが一定時間(第一実施形態では2m
Sec)を刻む毎に、2mSecカウント値記憶領域4
1に記憶されているカウント値(2mSecカウント
値)を1ずつインクリメントする。そして、2mSec
カウント値が500、すなわちスタンバイ状態になって
から1秒経過すると、計時手段51は、2mSecカウ
ント値記憶領域41に記憶されている2mSecカウン
ト値を0にクリアすると共に、1秒カウント値記憶領域
42に記憶されているカウント値(1秒カウント値)を
1だけインクリメントする。したがって、1秒カウント
値記憶領域42に記憶されている1秒カウント値が、計
時手段51で計時される時間、すなわち装置本体がスタ
ンバイ状態になってからの経過時間を表す。
【0020】また、計時手段51は、入力部21からの
キー入力がなされ、又は圧着板開閉検知センサ13から
原稿圧着板12の開閉状態が切り替わった旨の信号が送
られたときに、2mSecカウント値記憶領域42に記
憶されている2mSecカウント値及び1秒カウント値
記憶領域43に記憶されている1秒カウント値をともに
0にクリアする。
【0021】RAM40の第一基準時間記憶領域43に
は、装置本体がスタンバイ状態になってから、オートク
リア機能が間もなく作動する旨の警告音の出力を開始す
るまでの時間(第一基準時間)が秒単位で記憶されてい
る。一方、第二基準時間記憶領域44には、装置本体が
スタンバイ状態になってからオートクリア機能が作動す
るまでの時間(第二基準時間)が秒単位で記憶されてい
る。当然、第一基準時間は、第二基準時間よりも短い。
第一実施形態では、一例として、第一基準時間を4分3
0秒、第二基準時間を5分と設定することにする。この
ため、第一基準時間記憶領域43には「270」が、第
二基準時間記憶領域44には「300」が保存されてい
る。また、ユーザは、これら第一基準時間記憶領域4
3、第二基準時間記憶領域44に保存される時間を自由
に変更することができる。
【0022】第一監視手段52は、計時手段51で計時
される時間が第一基準時間記憶領域43に記憶された第
一基準時間に到達したことを監視し、第二監視手段53
は、計時手段51で計時される時間が第二基準時間記憶
領域44に記憶された第二基準時間に到達したことを監
視するものである。
【0023】RAM40のロックFlag記憶領域45
には、計時手段51による計時動作の可否を示すロック
Flagが記憶されている。このロックFlagは、装
置本体の電源をONしたときに、「0」に初期設定され
る。ロックFlagが「0」の場合、制御手段54は、
第一監視手段52から計時手段51で計時される時間が
第一基準時間に達した旨の信号を受け取ると、通知手段
30に信号を送り、画像形成条件が間もなく標準モード
に初期化される旨の警告音を発生させる。そして、制御
手段54は、第二監視手段53から計時手段51で計時
される時間が第二基準時間に達した旨の信号を受け取る
と、画像形成条件を標準モードに初期化する。すなわ
ち、オートクリア機能が作動する。
【0024】また、通知手段30で警告音出力の処理が
実行されている間に、入力部21からスタートキーを除
くキー入力がなされたとき又は原稿圧着板12の開閉状
態が切り替えられたとき、制御手段54は、ロックFl
agを「0」から「1」に変更する。ロックFlagが
「1」の場合、制御手段54は、通知手段30による警
告音出力の処理の実行を解除すると共に、計時手段51
による計時動作の実行を停止させる。したがって、この
場合、オートクリア機能は働かない。一方、ロックFl
agが「1」のときに、スタートキーが押されると、制
御手段54は、コピー動作を開始させると共に、ロック
Flagを「1」から「0」に変更する。これにより、
以後、計時手段51の計時動作が再開され、一定時間経
過すると、オートクリア機能が作動することになる。
【0025】第一実施形態では、通知手段30は、警告
音の出力中に、計時手段51で計時される時間が第二基
準時間に達するまでの残り時間に応じて、周波数の異な
る可聴音を出力するようにしている。図3は通知手段3
0による可聴音出力の各パターンを説明するための図で
ある。かかる可聴音出力のパターンとしては、図3
(a)に示すパターン1、図3(b)に示すパターン
2、図3(c)に示すパターン3の三つがある。この三
つのパターンのうち、パターン1は一番周波数が低く、
パターン2がその次に周波数が低い。そして、パターン
3は一番周波数が高い。第一実施形態では、例えば、通
知手段30は、計時手段51で計時される時間が270
(第一基準時間)以上280未満であるときに、パター
ン1の可聴音を出力し、計時手段51で計時される時間
が280以上290未満であるときに、パターン2の可
聴音を出力する。そして、計時手段51で計時される時
間が290以上300(第二基準時間)未満であるとき
に、パターン3の可聴音を出力する。これにより、計時
手段51で計時された時間が第二基準時間に達するまで
の残り時間が短くなるほど、高周波数の可聴音が出力さ
れるので、ユーザはかかる可聴音によって、あとどのく
らいでオートクリア機能が作動するのかを知ることがで
きる。
【0026】ここで、通知手段30による可聴音出力の
動作について説明する。最初に、通知手段30として、
PCM音源31及びスピーカ32を用いた場合を説明す
る。計時手段51で計時される時間が第一基準時間(2
70秒)に達すると、制御手段54は、PCM音源31
に対し、図3(a)に示すパターン1の出力を行う旨の
命令信号を送る。PCM音源31はかかる命令信号を受
け取ると、パターン1に従った可聴音出力信号をスピー
カ32に送り、これにより、スピーカ32からパターン
1の可聴音が出力される。このパターン1の可聴音は、
10秒間出力される。次に、計時手段51で計時される
時間が280秒に達すると、制御手段54は、PCM音
源31に対し、図3(b)に示すパターン2の出力を行
う旨の命令信号を送る。PCM音源31はかかる命令信
号を受け取ると、パターン2に従った可聴音出力信号を
スピーカ32に送り、これにより、スピーカ32からパ
ターン2の可聴音が出力される。このパターン2の可聴
音も、10秒間出力される。その後、計時手段51で計
時される時間が290秒に達すると、制御手段54は、
PCM音源31に対し、図3(c)に示すパターン3の
出力を行う旨の命令信号を送る。PCM音源31はかか
る命令信号を受け取ると、パターン3に従った可聴音出
力信号をスピーカ32に送り、これにより、スピーカ3
2からパターン3の可聴音が出力される。パターン3の
可聴音も、10秒間出力される。そして、計時手段51
で計時される時間が第二基準時間(300秒)に達する
と、制御手段54は、PCM音源31に対して出力を停
止する旨の命令信号を出力する。
【0027】次に、通知手段30として、装置本体の既
存の部品であるソレノイド35を用いた場合を説明す
る。計時手段51で計時される時間が第一基準時間(2
70秒)に達すると、制御手段54は、ソレノイド35
に対し、図3(a)に示すパターン1に従ったON/O
FF信号を送る。これにより、ソレノイド35によるパ
ターン1の可聴音が出力される。このパターン1の可聴
音は、10秒間出力される。次に、計時手段51で計時
される時間が280秒に達すると、制御手段54は、ソ
レノイド35に対し、図3(b)に示すパターン2に従
ったON/OFF信号を送り、これにより、ソレノイド
35によるパターン2の可聴音が出力される。このパタ
ーン2の可聴音も、10秒間出力される。その後、計時
手段51で計時される時間が290秒に達すると、制御
手段54は、ソレノイド35に対し、図3(c)に示す
パターン3に従ったON/OFF信号を送り、これによ
り、ソレノイド35によるパターン3の可聴音が出力さ
れる。パターン3の可聴音も、10秒間出力される。そ
して、計時手段51で計時される時間が第二基準時間
(300秒)に達すると、制御手段54は、ソレノイド
35に対するON/OFF信号の出力を停止する。
【0028】次に、第一実施形態の画像形成装置の動作
について説明する。図4はその画像形成装置の動作を説
明するためのフローチャートである。
【0029】図4に示す処理フローは、CPU50に内
蔵されているクロックが2mSecを刻む毎に実行され
る。かかる処理フローに従い、まず、制御手段54は、
RAM40のロックFlag記憶領域45に記憶された
ロックFlagが「0」であるか否かを判断する(S
1)。ロックFlagが「0」であると判断されると、
制御手段54は計時手段51に信号を送り、計時手段5
1がRAM40の2mSecカウント値記憶領域41に
記憶されている2mSecカウント値を1だけインクリ
メントする(S2)。
【0030】次に、制御手段54は、2mSecカウン
ト値が500であるか否かを判断する(S3)。かかる
2mSecカウント値が500より小さければ、ステッ
プS7に移行する。一方、2mSecカウント値が50
0であれば、制御手段54は計時手段51に信号を送
り、計時手段51は、RAM40の1秒カウント値記憶
領域42に記憶されている1秒カウント値を1だけイン
クリメントする(S4)と共に、2mSecカウント値
を0にクリアする(S5)。そして、制御手段54は、
後述するオートクリアチェック処理を実行し(S6)、
その後、ステップS7に移行する。
【0031】ステップS7では、制御手段54は、前回
の図4の処理フローが開始されてから今回の図4の処理
フローが開始されるまでの間に、外部入力がなされたか
否かを判断する。外部入力がなされていなければ、図4
のフローが終了する。一方、外部入力がなされている
と、制御手段54は計時手段51に信号を送り、計時手
段51は、2mSecカウント値及び1秒カウント値を
ともに0にクリアする(S8)。
【0032】ステップS8の処理が終了すると、制御手
段54は、現在、通知手段30で警告音が出力されてい
るか否かを判断する(S9)。警告音が出力されていな
ければ、図4のフローは終了する。一方、警告音出力中
であれば、制御手段54は、通知手段30に信号を送
り、警告音出力の実行を停止させる(S10)。その
後、制御手段54は、当該外部入力がスタートキーによ
るものであるか否かを判断する(S11)。スタートキ
ーによるものではないと判断されると、制御手段54
は、ロックFlagを「0」から「1」に変更して(S
12)、図4のフローが終了する。
【0033】こうしてロックFlagが「1」になる
と、次回の図4の処理フローの実行時に、ステップS1
での判断が否定的となる。この場合、ステップS15に
移行し、外部入力がなされたか否かが判断される。外部
入力がなされていなければ、図4のフローが終了し、一
方、外部入力がなされていれば、ステップS11に移行
する。したがって、ロックFlagが「1」の場合は、
計時手段51による計時動作が行われないので、オート
クリア機能が作動することはない。尚、計時手段51に
よる計時動作の実行停止を解除するには、スタートキー
を押すか、或いは、電源を一旦OFFにした後、ONに
する。
【0034】また、ステップS11での判断において、
当該外部入力がスタートキーによるものであると判断さ
れると、制御手段54は、現在のロックFlagが
「1」であれば、それを「0」に変更する(S13)。
その後、制御手段54は、各部の動作を制御して、コピ
ー動作を開始させる(S14)。
【0035】次に、上述の図4の処理フローにおいてス
テップS6で行われるオートクリアチェック処理につい
て説明する。図5はオートクリアチェック処理を説明す
るためのフローチャートである。
【0036】かかるオートクリアチェック処理が開始さ
れると、まず、制御手段54は、1秒カウント値記憶領
域42に記憶されている1秒カウント値と、第一基準時
間記憶領域43に記憶されている第一基準時間とを比較
し、当該1秒カウント値が第一基準時間(270秒)以
上であるか否かを判断する(S21)。当該1秒カウン
ト値が270より小さければ、図5のフローが終了す
る。一方、当該1秒カウント値が270以上であれば、
制御手段54は、当該1秒カウント値が280以上であ
るか否かを判断する(S22)。当該1秒カウント値が
280より小さければ、当該1秒カウント値は270以
上280未満の値であることが分かるので、制御手段5
4は、通知手段30に信号を送り、図3(a)のパター
ン1の警告音を出力させる(S23)。そして、これと
同時に、制御手段54は、表示部22に信号を送り、所
定の警告メッセージを表示させる(S24)。
【0037】一方、ステップS22において当該1秒カ
ウント値が280以上であると判断されると、制御手段
54は、当該1秒カウント値が290以上であるか否か
を判断する(S25)。当該1秒カウント値が290よ
り小さければ、当該1秒カウント値は280以上280
未満の値であることが分かるので、制御手段54は、通
知手段30に信号を送り、図3(b)のパターン2の警
告音を出力させる(S26)。また、制御手段54は、
表示部22に信号を送り、所定の警告メッセージを表示
させる(S27)。
【0038】ステップS25において当該1秒カウント
値が290以上であると判断されると、制御手段54
は、当該1秒カウント値が300以上であるか否かを判
断する(S28)。当該1秒カウント値が300より小
さければ、当該1秒カウント値は290以上300未満
の値であることが分かるので、制御手段54は、通知手
段30に信号を送り、図3(c)のパターン3の警告音
を出力させる(S29)と共に、表示部22に信号を送
り、所定の警告メッセージを表示させる(S30)。
【0039】また、ステップS28において当該1秒カ
ウント値が300以上であると判断されると、制御手段
54は、通知手段30に信号を送り、警告音出力の実行
を停止させる(S31)。その後、制御部54は、入力
部21で設定された画像形成条件を標準モードに初期化
する(S32)。
【0040】第一実施形態の画像形成装置では、オート
クリア機能が間もなく働く旨の警告音を出力する処理が
通知手段で実行されている間に、入力部からスタートキ
ーを除くキー入力がなされたとき又は圧着板開閉検知セ
ンサから原稿圧着板の開閉状態が切り替わった旨の信号
が送られたときに、制御手段が、通知手段による警告音
の出力処理の実行を解除すると共に、計時手段による計
時動作の実行を停止させることにより、オートクリア機
能が作動するのを、簡単な操作で解除することができ
る。
【0041】また、通知手段が可聴音を発することによ
り、ユーザが装置本体の前に立っていなかったり、装置
本体の方を見ていなくても、装置本体の近くにいるユー
ザはその可聴音に容易に気付くことができるので、当該
ユーザが知らない間にオートクリア機能が作動してしま
うことを回避することができる。特に、通知手段は、計
時手段で計時された時間がオートクリア機能の作動する
時間に達するまでの残り時間に応じて周波数の異なる可
聴音を出力することにより、ユーザは、かかる可聴音に
よってあとどのくらいでオートクリア機能が作動するの
かを知ることができる。
【0042】更に、通知手段として、装置本体の既存の
部品であるソレノイドを利用することにより、製造コス
トが嵩むのを避けることができる。 [第二実施形態]次に、本発明の第二実施形態について
図面を参照して説明する。図6は本発明の第二実施形態
である画像形成装置の概略制御ブロック図である。尚、
第二実施形態の画像形成装置の概略斜視図は図1と同様
である。また、第二実施形態において、第一実施形態の
ものと同一の機能を有するものには同一の符号を付すこ
とにより、その詳細な説明を省略する。
【0043】第二実施形態の画像形成装置は、上記第一
実施形態のものと基本的に同じ構成であり、図1及び図
6に示すように、原稿台ガラス11と、原稿圧着板12
と、圧着板開閉検知センサ13と、操作パネル20と、
通知手段30と、RAM140と、CPU150とを備
えるものである。また、この画像形成装置には、第一実
施形態と異なり、スタンバイ状態から一定時間経過後
に、消費電力を節約するための節電状態(節電モード)
に移行する節電モード移行機能が搭載されている。
【0044】操作パネル20は、各種のキーが設けられ
た入力部21と、表示部22とを有する。この表示部2
2には、画像形成条件を表示したり、節電モード移行機
能が間もなく働く旨のメッセージを表示したりする。ま
た、通知手段30は、節電モード移行機能が間もなく働
く旨の警告音を出力するものである。
【0045】CPU150は、図6に示すように、計時
手段51と、第一監視手段52と、第二監視手段53
と、制御手段154とを有する。RAM140には、さ
まざまなデータが保存されており、図6に示すように、
2mSecカウント値記憶領域41、1秒カウント値記
憶領域42、第一基準時間記憶領域143、第二基準時
間記憶領域144、ロックFlag記憶領域45がそれ
ぞれ設けられている。CPU150の上記各手段は、R
AM140の各領域を利用して所定の処理を実行する。
【0046】計時手段51は、RAM40の2mSec
カウント値記憶領域41及び1秒カウント値記憶領域4
2を用いて、スタンバイ状態にある時間であって、入力
部21からのキー入力がなく且つ圧着板開閉検知センサ
13から原稿圧着板12の開閉状態が切り替わった旨の
信号が送られてこない時間を計時する。ここで、1秒カ
ウント値記憶領域42に記憶されている1秒カウント値
が、計時手段51で計時される時間である。
【0047】RAM140の第一基準時間記憶領域14
3には、装置本体がスタンバイ状態になってから、節電
モード移行機能が間もなく作動する旨の警告音の出力を
開始するまでの時間(第一基準時間)が秒単位で記憶さ
れている。一方、第二基準時間記憶領域144には、装
置本体がスタンバイ状態になってから節電モード移行機
能が作動するまでの時間(第二基準時間)が秒単位で記
憶されている。当然、第一基準時間は、第二基準時間よ
りも短い。第二実施形態では、一例として、第一基準時
間を14分30秒、第二基準時間を15分と設定してい
る。このため、第一基準時間記憶領域143には「87
0」が、第二基準時間記憶領域144には「900」が
保存されている。また、ユーザは、これら第一基準時間
記憶領域143、第二基準時間記憶領域144に保存さ
れる時間を自由に変更することができる。
【0048】RAM40のロックFlag記憶領域45
に記憶されているロックFlagが「0」の場合、制御
手段154は、第一監視手段52から計時手段51で計
時される時間が第一基準時間に達した旨の信号を受け取
ると、通知手段30に信号を送り、節電モードに移行す
る処理を間もなく開始する旨の警告音を発生させる。そ
して、制御手段154は、第二監視手段53から計時手
段51で計時される時間が第二基準時間に達した旨の信
号を受け取ると、装置本体を節電モードに移行させる。
【0049】また、ロックFlagが「1」の場合、制
御手段154は、通知手段30による警告音出力の処理
の実行を解除すると共に、計時手段51による計時動作
の実行を停止させる。したがって、この場合、節電モー
ド移行機能は働かない。一方、ロックFlagが「1」
のときにスタートキーが押されると、制御手段154
は、コピー動作を開始させると共に、ロックFlagを
「1」から「0」に変更する。これにより、以後、計時
手段51の計時動作が再開され、一定時間経過すると、
節電モード移行機能が作動することになる。
【0050】第二実施形態の画像形成装置でも、第一実
施形態と同様に、通知手段30は、警告音の出力中に、
計時手段51で計時される時間が第二基準時間に達する
までの残り時間に応じて、周波数の異なる可聴音を出力
するようにしている。例えば、通知手段30は、計時手
段51で計時される時間が870(第一基準時間)以上
880未満であるときに、図3(a)に示すパターン1
の可聴音を出力し、計時手段51で計時される時間が8
80以上890未満であるときに、図3(b)に示すパ
ターン2の可聴音を出力する。そして、計時手段51で
計時される時間が890以上900(第二基準時間)未
満であるときに、図3(c)に示すパターン3の可聴音
を出力する。尚、通知手段30による可聴音出力の動作
は、第一実施形態とほぼ同様であるので、ここでは、そ
の詳細な説明を省略する。
【0051】次に、第二実施形態の画像形成装置の動作
について説明する。図7はその画像形成装置の動作を説
明するためのフローチャートである。
【0052】図7に示す処理フローは、CPU150に
内蔵されているクロックが2mSecを刻む毎に実行さ
れる。かかる処理フローに従い、まず、制御手段154
は、RAM140のロックFlag記憶領域45に記憶
されたロックFlagが「0」であるか否かを判断する
(S51)。ロックFlagが「0」であると判断され
ると、制御手段154は計時手段51に信号を送り、計
時手段51がRAM140の2mSecカウント値記憶
領域41に記憶されている2mSecカウント値を1だ
けインクリメントする(S52)。
【0053】次に、制御手段154は、2mSecカウ
ント値が500であるか否かを判断する(S53)。か
かる2mSecカウント値が500より小さければ、ス
テップS57に移行する。一方、2mSecカウント値
が500であれば、制御手段154は計時手段51に信
号を送り、計時手段51は、RAM140の1秒カウン
ト値記憶領域42に記憶されている1秒カウント値を1
だけインクリメントする(S54)と共に、2mSec
カウント値を0にクリアする(S55)。そして、制御
手段154は、後述する節電モード移行チェック処理を
実行し(S56)、その後、ステップS57に移行す
る。
【0054】ステップS57では、制御手段154は、
前回の図7の処理フローが開始されてから今回の図7の
処理フローが開始されるまでの間に、外部入力がなされ
たか否かを判断する。外部入力がなされていなければ、
図7のフローが終了する。一方、外部入力がなされてい
ると、制御手段154は計時手段51に信号を送り、計
時手段51は、2mSecカウント値及び1秒カウント
値をともに0にクリアする(S58)。
【0055】ステップS58の処理が終了すると、制御
手段154は、現在、通知手段30で警告音が出力され
ているか否かを判断する(S59)。警告音が出力され
ていなければ、図7のフローは終了する。一方、警告音
出力中であれば、制御手段154は、通知手段30に信
号を送り、警告音出力の実行を停止させる(S60)。
その後、制御手段154は、当該外部入力がスタートキ
ーによるものであるか否かを判断する(S61)。スタ
ートキーによるものではないと判断されると、制御手段
154は、ロックFlagを「0」から「1」に変更し
て(S62)、図7のフローが終了する。
【0056】こうしてロックFlagが「1」になる
と、次回の図7の処理フローの実行時に、ステップS5
1での判断が否定的となる。この場合、ステップS65
に移行し、外部入力がなされたか否かが判断される。外
部入力がなされていなければ、図7のフローが終了し、
一方、外部入力がなされていれば、ステップS61に移
行する。したがって、ロックFlagが「1」の場合
は、計時手段51による計時動作が行われないので、節
電モード移行機能が作動することはない。尚、計時手段
51による計時動作の実行停止を解除するには、スター
トキーを押すか、或いは、電源を一旦OFFにした後、
ONにする。
【0057】また、ステップS61での判断において、
当該外部入力がスタートキーによるものであると判断さ
れると、制御手段154は、現在のロックFlagが
「1」であれば、それを「0」に変更する(S63)。
その後、制御手段154は、各部の動作を制御して、コ
ピー動作を開始させる(S64)。
【0058】次に、図7の処理フローにおいてステップ
S56で行われる節電モード移行チェック処理について
説明する。図8は節電モード移行チェック処理を説明す
るためのフローチャートである。
【0059】かかる節電モード移行チェック処理が開始
されると、まず、制御手段154は1秒カウント値記憶
領域42に記憶されている1秒カウント値と、第一基準
時間記憶領域143に記憶されている第一基準時間とを
比較し、当該1秒カウント値が第一基準時間(870
秒)以上であるか否かを判断する(S71)。当該1秒
カウント値が870より小さければ、図8のフローが終
了する。一方、当該1秒カウント値が870以上であれ
ば、制御手段154は、当該1秒カウント値が880以
上であるか否かを判断する(S72)。当該1秒カウン
ト値が880より小さければ、当該1秒カウント値は8
70以上880未満の値であることが分かるので、制御
手段154は、通知手段30に信号を送り、図3(a)
のパターン1の警告音を出力させる(S73)。そし
て、これと同時に、制御手段154は、表示部22に信
号を送り、所定の警告メッセージを表示させる(S7
4)。
【0060】一方、ステップS72において当該1秒カ
ウント値が880以上であると判断されると、制御手段
154は、当該1秒カウント値が890以上であるか否
かを判断する(S75)。当該1秒カウント値が890
より小さければ、当該1秒カウント値は880以上89
0未満の値であることが分かるので、制御手段154
は、通知手段30に信号を送り、図3(b)のパターン
2の警告音を出力させる(S76)。また、制御手段1
54は、表示部22に信号を送り、所定の警告メッセー
ジを表示させる(S77)。
【0061】ステップS75において当該1秒カウント
値が890以上であると判断されると、制御手段154
は、当該1秒カウント値が900以上であるか否かを判
断する(S78)。当該1秒カウント値が900より小
さければ、当該1秒カウント値は890以上900未満
の値であることが分かるので、制御手段154は、通知
手段30に信号を送り、図3(c)のパターン3の警告
音を出力させる(S79)と共に、表示部22に信号を
送り、所定の警告メッセージを表示させる(S80)。
【0062】また、ステップS78において当該1秒カ
ウント値が900以上であると判断されると、制御手段
154は、通知手段30に信号を送り、警告音出力の実
行を停止させる(S81)。その後、制御部154は、
装置本体を節電モードに移行させる(S82)。
【0063】第二実施形態の画像形成装置では、節電モ
ード移行機能が間もなく働く旨の警告音を出力する処理
が通知手段で実行されている間に、入力部からスタート
キーを除くキー入力がなされたとき又は圧着板開閉検知
センサから原稿圧着板の開閉状態が切り替わった旨の信
号が送られたときに、制御手段が、通知手段による警告
音の出力処理の実行を解除すると共に、計時手段による
計時動作の実行を停止させることにより、節電モード移
行機能が作動するのを、簡単な操作で解除することがで
きる。尚、その他の効果は上記第一実施形態と同様であ
る。 [第三実施形態]次に、本発明の第三実施形態について
図面を参照して説明する。図9は本発明の第三実施形態
である画像形成装置の概略制御ブロック図である。尚、
第三実施形態の画像形成装置の概略斜視図は図1と同様
である。また、第三実施形態において、第一実施形態の
ものと同一の機能を有するものには同一の符号を付すこ
とにより、その詳細な説明を省略する。
【0064】第三実施形態の画像形成装置は、上記第一
実施形態のものと基本的に同じ構成であり、図1及び図
9に示すように、原稿台ガラス11と、原稿圧着板12
と、圧着板開閉検知センサ13と、操作パネル20と、
通知手段30と、RAM240と、CPU250とを備
えるものである。また、この画像形成装置には、第一及
び第二実施形態と異なり、スタンバイ状態から一定時間
経過後に、装置本体に供給されている電源を遮断するオ
ートパワーOFF機能が搭載されている。
【0065】操作パネル20は、各種のキーが設けられ
た入力部21と、表示部22とを有する。この表示部2
2には、画像形成条件を表示したり、オートパワーOF
F機能が間もなく働く旨のメッセージを表示したりす
る。また、通知手段30は、オートパワーOFF機能が
間もなく働く旨の警告音を出力するものである。
【0066】CPU250は、図9に示すように、計時
手段51と、第一監視手段52と、第二監視手段53
と、制御手段254とを有する。RAM240には、さ
まざまなデータが保存されており、図9に示すように、
2mSecカウント値記憶領域41、1秒カウント値記
憶領域42、第一基準時間記憶領域243、第二基準時
間記憶領域244、ロックFlag記憶領域45がそれ
ぞれ設けられている。CPU250の上記各手段は、R
AM240の各領域を利用して所定の処理を実行する。
【0067】計時手段51は、RAM240の2mSe
cカウント値記憶領域41及び1秒カウント値記憶領域
42を用いて、スタンバイ状態にある時間であって、入
力部21からのキー入力がなく且つ圧着板開閉検知セン
サ13から原稿圧着板12の開閉状態が切り替わった旨
の信号が送られてこない時間を計時する。ここで、1秒
カウント値記憶領域42に記憶されている1秒カウント
値が、計時手段51が計時する時間である。
【0068】RAM240の第一基準時間記憶領域24
3には、装置本体がスタンバイ状態になってから、オー
トパワーOFF機能が間もなく作動する旨の警告音の出
力を開始するまでの時間(第一基準時間)が秒単位で記
憶されている。一方、第二基準時間記憶領域244に
は、装置本体がスタンバイ状態になってからオートパワ
ーOFF機能が作動するまでの時間(第二基準時間)が
秒単位で記憶されている。当然、第一基準時間は、第二
基準時間よりも短い。第三実施形態では、一例として、
第一基準時間を55分、第二基準時間を60分と設定し
ている。このため、第一基準時間記憶領域243には
「3300」が、第二基準時間記憶領域244には「3
600」が保存されている。また、ユーザは、これら第
一基準時間記憶領域243、第二基準時間記憶領域24
4に保存される時間を自由に変更することができる。
【0069】RAM240のロックFlag記憶領域4
5に記憶されているロックFlagが「0」の場合、制
御手段254は、第一監視手段52から計時手段51で
計時される時間が第一基準時間に達した旨の信号を受け
取ると、通知手段30に信号を送り、電源を遮断する処
理を間もなく開始する旨の警告音を発生させる。そし
て、制御手段254は、第二監視手段53から計時手段
51で計時される時間が第二基準時間に達した旨の信号
を受け取ると、装置本体に供給されている電源を遮断す
る。すなわち、オートパワーOFF機能が作動する。
【0070】また、ロックFlagが「1」の場合、制
御手段254は、通知手段30による警告音出力の処理
の実行を解除すると共に、計時手段51による計時動作
の実行を停止させる。したがって、この場合、オートパ
ワーOFF機能は働かない。一方、ロックFlagが
「1」のときにスタートキーが押されると、制御手段2
54は、コピー動作を開始させると共に、ロックFla
gを「1」から「0」に変更する。これにより、以後、
計時手段51の計時動作が再開され、一定時間経過する
と、オートパワーOFF機能が作動することになる。
【0071】第三実施形態の画像形成装置でも、第一実
施形態と同様に、通知手段30は、警告音の出力中に、
計時手段51で計時される時間が第二基準時間に達する
までの残り時間に応じて、周波数の異なる可聴音を出力
するようにしている。例えば、通知手段30は、計時手
段51で計時される時間が3300(第一基準時間)以
上3480未満であるときに、図3(a)に示すパター
ン1の可聴音を出力し、計時手段51で計時される時間
が3480以上3540未満であるときに、図3(b)
に示すパターン2の可聴音を出力する。そして、計時手
段51で計時される時間が3540以上3600(第二
基準時間)未満であるときに、図3(c)に示すパター
ン3の可聴音を出力する。尚、通知手段30による可聴
音出力の動作は、第一実施形態とほぼ同様であるので、
ここでは、その詳細な説明を省略する。
【0072】次に、第三実施形態の画像形成装置の動作
について説明する。図10はその画像形成装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【0073】図10に示す処理フローは、CPU250
に内蔵されているクロックが2mSecを刻む毎に実行
される。かかる処理フローに従い、まず、制御手段25
4は、RAM240のロックFlag記憶領域45に記
憶されたロックFlagが「0」であるか否かを判断す
る(S101)。ロックFlagが「0」であると判断
されると、制御手段254は計時手段51に信号を送
り、計時手段51がRAM240の2mSecカウント
値記憶領域41に記憶されている2mSecカウント値
を1だけインクリメントする(S102)。
【0074】次に、制御手段254は、2mSecカウ
ント値が500であるか否かを判断する(S103)。
かかる2mSecカウント値が500より小さければ、
ステップS107に移行する。一方、2mSecカウン
ト値が500であれば、制御手段254は計時手段51
に信号を送り、計時手段51は、RAM240の1秒カ
ウント値記憶領域42に記憶されている1秒カウント値
を1だけインクリメントする(S104)と共に、2m
Secカウント値を0にクリアする(S105)。そし
て、制御手段254は、後述するオートパワーOFFチ
ェック処理を実行し(S106)、その後、ステップS
107に移行する。
【0075】ステップS107では、制御手段254
は、前回の図10の処理フローが開始されてから今回の
図10の処理フローが開始されるまでの間に、外部入力
がなされたか否かを判断する。外部入力がなされていな
ければ、図10のフローが終了する。一方、外部入力が
なされていると、制御手段254は計時手段51に信号
を送り、計時手段51は、2mSecカウント値及び1
秒カウント値をともに0にクリアする(S108)。
【0076】ステップS108の処理が終了すると、制
御手段254は、現在、通知手段30で警告音が出力さ
れているか否かを判断する(S109)。警告音が出力
されていなければ、図10のフローは終了する。一方、
警告音出力中であれば、制御手段254は、通知手段3
0に信号を送り、警告音出力の実行を停止させる(S1
10)。その後、制御手段254は、当該外部入力がス
タートキーによるものであるか否かを判断する(S11
1)。スタートキーによるものではないと判断される
と、制御手段254は、ロックFlagを「0」から
「1」に変更して(S112)、図10のフローが終了
する。
【0077】こうしてロックFlagが「1」になる
と、次回の図10の処理フローの実行時に、ステップS
101での判断が否定的となる。この場合、ステップS
115に移行し、外部入力がなされたか否かが判断され
る。外部入力がなされていなければ、図10のフローが
終了し、一方、外部入力がなされていれば、ステップS
111に移行する。したがって、ロックFlagが
「1」の場合は、計時手段51による計時動作が行われ
ないので、オートパワーOFF機能が作動することはな
い。尚、計時手段51による計時動作の実行停止を解除
するには、スタートキーを押すか、或いは、電源を一旦
OFFにした後、ONにする。
【0078】また、ステップS111での判断におい
て、当該外部入力がスタートキーによるものであると判
断されると、制御手段254は、現在のロックFlag
が「1」であれば、それを「0」に変更する(S11
3)。その後、制御手段254は、各部の動作を制御し
て、コピー動作を開始させる(S114)。
【0079】次に、図10の処理フローにおいてステッ
プS106で行われるオートパワーOFFチェック処理
について説明する。図11はオートパワーOFFチェッ
ク処理を説明するためのフローチャートである。
【0080】かかるオートパワーOFFチェック処理が
開始されると、まず、制御手段254は、1秒カウント
値記憶領域42に記憶されている1秒カウント値と、第
一基準時間記憶領域243に記憶されている第一基準時
間とを比較し、当該1秒カウント値が第一基準時間(3
300秒)以上であるか否かを判断する(S121)。
当該1秒カウント値が3300より小さければ、図11
のフローが終了する。一方、当該1秒カウント値が33
00以上であれば、制御手段254は、当該1秒カウン
ト値が3480以上であるか否かを判断する(S12
2)。当該1秒カウント値が3480より小さければ、
当該1秒カウント値は3300以上3480未満の値で
あることが分かるので、制御手段254は、通知手段3
0に信号を送り、図3(a)のパターン1の警告音を出
力させる(S123)。そして、これと同時に、制御手
段254は、表示部22に信号を送り、所定の警告メッ
セージを表示させる(S124)。
【0081】一方、ステップS122において当該1秒
カウント値が3480以上であると判断されると、制御
手段254は、当該1秒カウント値が3540以上であ
るか否かを判断する(S125)。当該1秒カウント値
が3540より小さければ、当該1秒カウント値は34
80以上3540未満の値であることが分かるので、制
御手段254は、通知手段30に信号を送り、図3
(b)のパターン2の警告音を出力させる(S12
6)。また、制御手段254は、表示部22に信号を送
り、所定の警告メッセージを表示させる(S127)。
【0082】ステップS125において当該1秒カウン
ト値が3540以上であると判断されると、制御手段2
54は、当該1秒カウント値が3600以上であるか否
かを判断する(S128)。当該1秒カウント値が36
00より小さければ、当該1秒カウント値は3540以
上3600未満の値であることが分かるので、制御手段
254は、通知手段30に信号を送り、図3(c)のパ
ターン3の警告音を出力させる(S129)と共に、表
示部22に信号を送り、所定の警告メッセージを表示さ
せる(S130)。
【0083】また、ステップS128において当該1秒
カウント値が3600以上であると判断されると、制御
手段254は、通知手段30に信号を送り、警告音出力
の実行を停止させる(S131)。その後、制御部25
4は、装置本体に供給される電源を遮断する(S13
2)。
【0084】第三実施形態の画像形成装置では、オート
パワーOFF機能が間もなく働く旨の警告音を出力する
処理が通知手段で実行されている間に、入力部からスタ
ートキーを除くキー入力がなされたとき又は圧着板開閉
検知センサから原稿圧着板の開閉状態が切り替わった旨
の信号が送られたときに、制御手段が、通知手段による
警告音の出力処理の実行を解除すると共に、計時手段に
よる計時動作の実行を停止させることにより、オートパ
ワーOFF機能が作動するのを、簡単な操作で解除する
ことができる。尚、その他の効果は上記第一実施形態と
同様である。尚、本発明は上記の各実施形態に限定され
るものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形
が可能である。
【0085】例えば、上記の各実施形態では、画像形成
装置がオートクリア機能、節電モード移行機能、オード
パワーOFF機能のうちいずれか一つを搭載している場
合について説明したが、一の画像形成装置に、これらの
三つの機能のうち二つ、又は三つすべてを搭載するよう
にしてもよい。この場合、例えば、各機能毎に異なる周
波数の警告音を発するようにすることが望ましい。これ
により、ユーザは警告音を聞いただけで、どの機能に対
する警告であるかを識別することができる。
【0086】また、上記の各実施形態では、可聴音を出
力する通知手段として、PCM音源及びスピーカ、又は
装置本体の既存部品であるソレノイドを用いた場合につ
いて説明したが、これらに限らず、例えば、装置本体の
既存部品である電磁クラッチを用いることも可能であ
る。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の画像
形成装置によれば、画像形成条件を標準状態に初期化す
る処理が間もなく働く旨の通知を出力する処理が通知手
段で実行されている間に、入力手段からスタートキーを
除くキー入力がなされたとき又は開閉検知手段から原稿
圧着板の開閉状態が切り替わった旨の信号が送られたと
きに、制御手段が、通知手段による通知の出力処理の実
行を解除すると共に、計時手段による計時動作の実行を
停止させることにより、画像形成条件を標準状態に初期
化する処理が作動するのを、簡単な操作で解除すること
ができる。
【0088】また、請求項2記載の画像形成装置によれ
ば、装置本体を節電状態に移行する処理が間もなく働く
旨の通知を出力する処理が通知手段で実行されている間
に、入力手段からスタートキーを除くキー入力がなされ
たとき又は開閉検知手段から原稿圧着板の開閉状態が切
り替わった旨の信号が送られたときに、制御手段が、通
知手段による通知の出力処理の実行を解除すると共に、
計時手段による計時動作の実行を停止させることによ
り、装置本体を節電状態に移行する処理が作動するの
を、簡単な操作で解除することができる。
【0089】更に、請求項3記載の画像形成装置によれ
ば、装置本体に供給されている電源を遮断する処理が間
もなく働く旨の通知を出力する処理が通知手段で実行さ
れている間に、入力手段からスタートキーを除くキー入
力がなされたとき又は開閉検知手段から原稿圧着板の開
閉状態が切り替わった旨の信号が送られたときに、制御
手段が、通知手段による通知の出力処理の実行を解除す
ると共に、計時手段による計時動作の実行を停止させる
ことにより、電源を遮断する処理が作動するのを、簡単
な操作で解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態である画像形成装置の概
略斜視図である。
【図2】その画像形成装置の概略制御ブロック図であ
る。
【図3】その画像形成装置において通知手段による可聴
音出力の各パターンを説明するための図である。
【図4】その画像形成装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】その画像形成装置におけるオートクリアチェッ
ク処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第二実施形態である画像形成装置の概
略制御ブロック図である。
【図7】その画像形成装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図8】その画像形成装置における節電モード移行チェ
ック処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の第三実施形態である画像形成装置の概
略制御ブロック図である。
【図10】その画像形成装置の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図11】その画像形成装置におけるオートパワーOF
Fチェック処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11・・・ 原稿台ガラス、12・・・ 原稿圧着板、13・・・
圧着板開閉検知センサ、20・・・ 操作パネル、21・・・
入力部、22・・・ 表示部、30・・・ 通知手段、31・・・
PCM音源、32・・・ スピーカ、35・・・ ソレノイド、
40,140,240・・・ RAM、41・・・ 2mSec
カウント値記憶領域、42・・・ 1秒カウント値記憶領
域、43,143,243・・・ 第一基準時間記憶領域、
44,144,244・・・ 第二基準時間記憶領域、45
・・・ ロックFlag記憶領域、50,150,250・・
・ CPU、51・・・ 計時手段、52・・・ 第一監視手段、
53・・・ 第二監視手段、54,154,254・・・ 制御
手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成動作についての命令を指示した
    り画像形成条件を設定するための複数のキーを有する入
    力手段と、 原稿載置台上に開閉自在に設置された原稿圧着板の開閉
    状態を検知する開閉検知手段と、 画像形成待機状態にある時間であって、前記入力手段か
    らのキー入力がなく且つ前記開閉検知手段から前記原稿
    圧着板の開閉状態が切り替わった旨の信号が送られてこ
    ない時間を計時する計時手段と、 前記画像形成条件を標準状態に初期化する処理が間もな
    く開始される旨の通知を一定時間、出力する通知手段
    と、 前記計時手段で計時される時間が所定の第一基準時間に
    達したときに、前記通知手段を制御して前記通知を出力
    する処理を実行させ、前記計時手段で計時される時間が
    前記第一基準時間よりも長い所定の第二基準時間に達し
    たときに、前記入力手段で設定された前記画像形成条件
    を標準状態に初期化し、且つ、前記通知手段で前記通知
    を出力する処理が実行されている間に、前記入力手段か
    ら画像形成動作を開始するためのキーを除くキー入力が
    なされたとき又は前記開閉検知手段から前記原稿圧着板
    の開閉状態が切り替わった旨の信号が送られたときに、
    前記通知手段による前記通知の出力処理の実行を解除す
    ると共に前記計時手段による計時動作の実行を停止させ
    る制御手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像形成動作についての命令を指示した
    り画像形成条件を設定するための複数のキーを有する入
    力手段と、 原稿載置台上に開閉自在に設置された原稿圧着板の開閉
    状態を検知する開閉検知手段と、 画像形成待機状態にある時間であって、前記入力手段か
    らのキー入力がなく且つ前記開閉検知手段から前記原稿
    圧着板の開閉状態が切り替わった旨の信号が送られてこ
    ない時間を計時する計時手段と、 装置本体を節電状態に移行する処理が間もなく開始され
    る旨の通知を一定時間、出力する通知手段と、 前記計時手段で計時される時間が所定の第一基準時間に
    達したときに、前記通知手段を制御して前記通知を出力
    する処理を実行させ、前記計時手段で計時される時間が
    前記第一基準時間よりも長い所定の第二基準時間に達し
    たときに、装置本体を画像形成待機状態から節電状態に
    移行させ、且つ、前記通知手段で前記通知を出力する処
    理が実行されている間に、前記入力手段から画像形成動
    作を開始するためのキーを除くキー入力がなされたとき
    又は前記開閉検知手段から前記原稿圧着板の開閉状態が
    切り替わった旨の信号が送られたときに、前記通知手段
    による前記通知の出力処理の実行を解除すると共に前記
    計時手段による計時動作の実行を停止させる制御手段
    と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成動作についての命令を指示した
    り画像形成条件を設定するための複数のキーを有する入
    力手段と、 原稿載置台上に開閉自在に設置された原稿圧着板の開閉
    状態を検知する開閉検知手段と、 画像形成待機状態にある時間であって、前記入力手段か
    らのキー入力がなく且つ前記開閉検知手段から前記原稿
    圧着板の開閉状態が切り替わった旨の信号が送られてこ
    ない時間を計時する計時手段と、 装置本体に供給されている電源を遮断する処理が間もな
    く開始される旨の通知を一定時間、出力する通知手段
    と、 前記計時手段で計時される時間が所定の第一基準時間に
    達したときに、前記通知手段を制御して前記通知を出力
    する処理を実行させ、前記計時手段で計時される時間が
    前記第一基準時間よりも長い所定の第二基準時間に達し
    たときに、装置本体に供給されている電源を遮断し、且
    つ、前記通知手段で前記通知を出力する処理が実行され
    ている間に、前記入力手段から画像形成動作を開始する
    ためのキーを除くキー入力がなされたとき又は前記開閉
    検知手段から前記原稿圧着板の開閉状態が切り替わった
    旨の信号が送られたときに、前記通知手段による前記通
    知の出力処理の実行を解除すると共に前記計時手段によ
    る計時動作の実行を停止させる制御手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記計時手段による計時動作の実行が停
    止している場合、前記入力手段から画像形成動作を開始
    するためのキー入力がなされたときに、前記制御手段
    は、前記計時手段による計時動作の実行停止を解除する
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記通知手段は可聴音を発することによ
    り前記通知を出力するものであることを特徴とする請求
    項1、2、3又は4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記通知手段は装置本体の既存の部品で
    あるソレノイドを利用したものであることを特徴とする
    請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記通知手段は、前記計時手段で計時さ
    れる時間が前記第二基準時間に達するまでの残り時間に
    応じて周波数の異なる可聴音を発することを特徴とする
    請求項5又は6記載の画像形成装置。
JP29745799A 1999-10-19 1999-10-19 画像形成装置 Withdrawn JP2001117428A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005084631A (ja) * 2003-09-11 2005-03-31 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP2008079076A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Sharp Corp テレビジョン受像機、およびその節電方法

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