JP2003015479A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003015479A
JP2003015479A JP2001198003A JP2001198003A JP2003015479A JP 2003015479 A JP2003015479 A JP 2003015479A JP 2001198003 A JP2001198003 A JP 2001198003A JP 2001198003 A JP2001198003 A JP 2001198003A JP 2003015479 A JP2003015479 A JP 2003015479A
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JP
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power saving
shifting
power
shift
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JP2001198003A
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English (en)
Inventor
Takaaki Shirai
孝明 白井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の省電力化と高い操作性を両立
させる。 【解決手段】 省電力モードへ移行する機能を有し、省
電力モード移行禁止キーと、その省電力モード移行禁止
キーが操作された場合に省電力モードへの移行を禁止す
る手段とを備えた画像形成装置において、自動原稿給送
装置10と、自動原稿給送装置10の排紙部30の用紙
の有無を検知する紙面センサ31とを設け、省電力モー
ドへの移行を禁止している状態で紙面センサ31が自動
原稿給送装置10の排紙部30に用紙がある状態から無
い状態になったことを検知した場合に省電力モードへの
移行禁止を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、省電力モード移
行機能を有する複写機,プリンタ,ファクシミリ装置,
及びこれらの機能を有するデジタル複合機等の画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】省電力のために、何の操作もされずに入
力も無いまま非動作状態が予め設定した時間継続する
と、電力消費が大きい部分への電力供給を停止したり、
自動的に電源を切断したりする画像形成装置が従来から
知られている。例えば、電子写真方式の画像形成装置に
おいて、画像形成終了後次の操作が行われずに一定時間
すると定着部の温度を低下させたり、制御部以外の動作
を停止させたりして省電力モードに移行するといった制
御が行われている。
【0003】しかし、このような画像形成装置において
は、操作に手間取っている間に省電力モードに移行して
しまうことがあり、しかも省電力モードにおいては設定
がクリアされてしまうため、操作性が悪いという問題が
あった。このような問題を解決するため、例えば特開平
7−129042号公報には、キー入力によってトグル
動作するフラグによって電源を制御することにより、あ
らかじめそのキーを操作をしておけば動作終了後に直ち
に電源を切断でき、かつ使用中には電源を切断してしま
うことがないようにした画像形成装置が開示されてい
る。しかしながら、このような装置では、ユーザのキー
操作によって動作終了後電源の切断を行うため、自動的
には省電力モードに移行せず、上記キーの操作を忘れた
場合には電源が入った状態で放置されてしまうので、電
力を無駄に消費してしまうという問題があった。
【0004】また、特開平8−305231号公報に
は、原稿台ガラス上または原稿送り装置上に原稿が載置
されたことを認識するセンサや、これらの動作状態を認
識するセンサを設け、その出力によって自動的にリモー
トモードや予熱モードを解除する記録装置が開示されて
いる。しかしながら、このような装置でも、動作開始時
の省電力モードからの復帰を自動的に行うことができる
のみであり、動作終了時の省電力モードへの移行を自動
的に行うことができないため、電力を無駄に消費してし
まうという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年省電力
化の要求はますます強くなり、例えばZESM(ゼロ・
エネルギー・スタンバイ・モード)と呼ばれる規格が米
国環境局によって制定されている。この規格では、装置
の操作及び動作がない状態が10秒間継続する前に省電
力モードに移行することが要求されている。また、操作
やデータ入力等の復帰トリガーがあると、それから10
秒以内に通常モードに復帰して動作を行うことも要求さ
れている。このように短時間で省電力モードに移行する
規格に従う画像形成装置においては、少し操作に手間取
っただけでもその間に省電力モードに移行してしまい、
予め設定しておいた動作条件等の内容がクリアされてし
まうことが考えられる。このような場合には、モードの
設定等もクリアされてしまう。従って、省電力モードか
ら復帰させた後、再び設定操作を行わなければならない
ため、操作性が著しく低下するという問題があった。
【0006】このような問題を解決する装置として、こ
の発明の発明者は、省電力モード移行禁止キーと、その
省電力モード移行禁止キーが操作された場合に省電力モ
ードへの移行を禁止する手段とを備えた画像形成装置を
発明し、本件出願人が特許出願した。しかし、このよう
な画像形成装置においても、ユーザが省電力モード移行
禁止の解除を忘れると、装置が省電力モードに移行しな
いまま放置されてしまい、電力を無駄に消費してしまう
という問題があった。この発明は、上記の問題を解決
し、画像形成装置の省電力化と高い操作性を両立させる
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、省電力モードへ移行する機能を有し、
省電力モード移行禁止キーと、その省電力モード移行禁
止キーが操作された場合に省電力モードへの移行を禁止
する手段とを備えた画像形成装置を、以下のように構成
する。すなわち、自動原稿給送装置と、その自動原稿給
送装置の排紙部の用紙の有無を検知する紙面センサと、
省電力モードへの移行を禁止している状態でその紙面セ
ンサが上記自動原稿給送装置の排紙部に用紙がある状態
から無い状態になったことを検知した場合に省電力モー
ドへの移行禁止を解除する手段とを設ける。
【0008】あるいは、当該装置の周囲の明るさを検知
する光センサと、省電力モードへの移行を禁止している
状態でその光センサが当該装置の周囲の明るさが所定の
明るさよりも暗くなったことを検知した場合に省電力モ
ードへの移行禁止を解除する手段とを設ける。または、
時刻を計測する時計手段と、省電力モードへの移行を禁
止している状態でその時計手段によって計測された時刻
が所定の時刻を過ぎた場合に省電力モードへの移行禁止
を解除する手段とを設ける。これらの画像形成装置にお
いて、省電力モードへの移行禁止を解除した場合に直ち
に装置を省電力モードへ移行させる手段を設けるとよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態を図面を参照して説明する。 〔実施形態〕まず、この発明による画像形成装置の実施
形態であるデジタル複写機の構成について図1乃至図3
を用いて説明する。図1はそのデジタル複写機全体の外
観を示す斜視図、図2はそのデジタル複写機の構成を示
すブロック図、図3はそのデジタル複写機の操作表示部
の外観を示す平面図である。
【0010】このデジタル複写機は、図1に示すよう
に、画像形成部4と、画像読取部5と、2段の給紙トレ
イ9a,9bと、操作表示部8とを備え、操作表示部8
からのユーザによる指示に従って、画像読取部5で読み
取った原稿の画像を、画像形成部4で、給紙トレイ9
a,9bから給紙される用紙に画像形成する装置であ
る。またこのデジタル複写機は、原稿を自動的に画像読
取部に給送するための自動原稿給送装置(ADF)10
を備えており、ADF10の排紙部30には、排紙部3
0の用紙の有無を検出するための紙面センサ31を設け
ている。なお図1では、紙面センサ31の位置を示すた
め、ADF10の原稿載置台の一部を切り取って示して
いる。この紙面センサ31としては、例えば発光素子と
受光素子を同一平面に配置した反射型のフォトセンサを
用いることができる。
【0011】図2に示すように、画像形成部4は第1の
入出力インタフェース6を介して、画像読取部5は第2
の入出力インタフェース7を介して、それぞれ制御部3
のCPU11に接続されている。また、紙面センサ31
は画像読取部5に接続され、紙面センサ31が検知した
情報は画像読取部5と第2の入出力インタフェース7を
介してCPU11に入力される。紙面センサ31を駆動
する電力は画像読取部5から供給されている。
【0012】電源回路2は、商用電源からプラグ1a及
び電源コード1bを介して給電され、それを変圧・整流
等を行って、図2に太線で示す各給電線14によって、
このデジタル複写機を構成する各部、すなわち上述した
制御部3、画像形成部4、画像読取部5、第1,第2の
入出力インタフェース6,7、操作表示部8等に必要な
交流あるいは直流の給電を行っている。また、この電源
回路2は、制御部3のCPU11によって制御され、後
述する省電力モードへの移行及び移行禁止、移行禁止の
解除等がなされる。
【0013】制御部3は、CPU11及びRAM12,
ROM13等で構成されており、この複写機全体を制御
する制御部であり、またこの画像形成装置である複写機
に内蔵するコンピュータである。CPU11は中央制御
装置であり、ROM13に格納されている制御プログラ
ムを実行して制御コードや画像データを処理するなど、
この装置全体の統括制御を行う。また、このCPU11
は時刻を計測する機能を備えており、時計手段としても
機能する。RAM12はランダムアクセスメモリであ
り、CPU11がデータ処理を行う際に使用するワーク
メモリや、画像データを格納する画像メモリ等に使用さ
れる。ROM13はリードオンリメモリであり、CPU
11によるデータの処理及び管理や周辺装置の制御等に
用いる制御プログラムや固定データ等を格納している。
このROM13を電気的に消去・書き込み可能なEEP
ROMやフラッシュメモリで構成することにより、市場
で制御プログラムをアップデートすることが可能にな
る。
【0014】CPU11は、画像読取部5で読み取った
原稿の画像データを、第2の入出力インタフェース7を
介して入力してRAM12の画像メモリに格納し、各種
の補正や指定された処理を行った後、第1の入出力イン
タフェース6を介して画像形成部4へ出力して画像形成
を行わせる。操作表示部8は、液晶表示パネル(LC
D)による表示部と操作キーやボタン等の操作部材を備
えている。この操作表示部8も、CPU11に接続され
ており、操作表示部8の操作キー等の操作による入力信
号は、CPU11に入力されて処理される。ユーザは動
作モードの設定、ジョブの開始命令、電源のON/OF
F等の操作をこの操作表示部8によって行うが、この点
については後述する。また、操作表示部8にはこの複写
機の周囲の明るさを検知する光センサ27を設けている
が、この光センサ27についても後述する。
【0015】このデジタル複写機は、ZESM規格に対
応した省電力モード(ZESMモード)を備えており、
何の操作も入力もない非動作状態が10秒間継続する
と、CPU11が電源回路2を制御して、制御部3及び
操作表示部8以外の部分への電力供給を停止して省電力
モードへ移行する。そして、省電力モードの状態で操作
表示部8の操作等、何らかの復帰トリガーがあると、C
PU11は電源回路2を制御して各部への電力供給を再
開させ、復帰トリガーから10秒以内に、画像形成可能
な通常の動作モードに復帰する。
【0016】操作表示部8は、図3に示すように、モー
ドクリアキー21,スタートキー22,電源キー23,
省電力モード移行禁止キー24,テンキー25等の各種
操作キー,LCDによる表示部26、そして光センサ2
7を備えている。モードクリアキー21は、装置の設定
を予め定めた状態に戻すためのキーであり、スタートキ
ー22はコピー動作の開始を命令するためのキー、電源
キー23は電源のON/OFFを行うためのキー、テン
キー25はコピー枚数等の数字を入力するためのキーで
ある。
【0017】省電力モード移行禁止キー24は、前述し
た省電力モードへの移行を禁止するためのキーであり、
このキーが押下操作されると、CPU11は省電力モー
ドへの移行を禁止する。すなわち、前述した電源回路2
に対する省電力モードへの移行制御を行わないようにす
る。LCDによる表示部26は、メッセージや設定等の
情報を表示する表示手段である。さらに、タッチパネル
が積層されており、ユーザが表示部26の表示内容にし
たがって、そのタッチパネルに触れることによっても操
作を行うことが可能なように構成されている。光センサ
27は、受光部の受光する光量によってこの複写機の周
囲の明るさを検知するセンサであり、その検知情報は操
作表示部8を介してCPU11に入力される。この光セ
ンサ27を駆動する電力は操作表示部8から供給されて
いる。
【0018】次に、このデジタル複写機による省電力モ
ードに関する第1の動作例について、図4及び図5によ
って説明する。図4及び図5は、その省電力モード移行
動作、省電力モード移行禁止動作、及びその解除動作の
処理を示すフローチャートであり、図5は、図4の続き
の処理を示す。この省電力モードに関する第1の動作例
の特徴は、省電力モードへの移行を禁止している状態で
紙面センサ31がADF10の排紙部30に用紙がある
状態から無い状態になったことを検知した場合に省電力
モードへの移行禁止を解除する点である。
【0019】このデジタル複写機は、実行中又は実行予
定のジョブが無い状態になると、図4及び図5のフロー
チャートに示す処理を開始する。まず図4のステップS
1で省電力モード移行禁止状態になっているかどうか判
断し、なっていなければステップS2に進んで省電力モ
ード移行タイマカウンタをリセットして時間の計測を開
始する。次に、ステップS3に進んで何らかの入力があ
ったかどうか判断する。何も入力がなければ、ステップ
S4に進んで省電力モード移行タイマカウンタのカウン
ト時間が規定時間(10秒以内の時間)以上であるかど
うか判断し、規定時間以上であれば、ステップS5に進
んで装置を前述の省電力モードに移行して終了する。ス
テップS4で規定時間以上でなければ、ステップS3に
戻って上述の処理を繰り返す。
【0020】ステップS3でなんらかの入力があった場
合には、ステップS6に進んでその入力が省電力モード
移行禁止キーの操作であったかどうか判断する。省電力
モード移行禁止キーの操作であれば、ステップS7に進
んで省電力モードへの移行を禁止してからステップS1
に戻る。ステップS6で省電力モード移行禁止キーの操
作でなければ、そのままステップS1に戻る。このと
き、入力に応じた動作(表示やジョブ等)は、図示しな
い別のフローで実行する。ここではCPU11が、省電
力モード移行禁止キーが操作された場合に省電力モード
への移行を禁止する手段の役割を果たしている。
【0021】図4のステップS1で、省電力モードへの
移行が禁止されている場合には、図5のステップS11
に進む。そのステップS11では、紙面センサ31が用
紙を検知しているかどうか判断する。検知していなけれ
ば、検知するまで待機し、検知していればステップS1
2に進む。ステップS12でも、紙面センサ31が用紙
を検知しているかどうか判断する。今度は、検知してい
れば検知しなくなるまで待機し、検知しなくなれば、ス
テップS13に進んで省電力モードへの移行禁止を解除
し、図4のステップS1に戻って以後の処理を続行す
る。なお、ステップS11及びS12での待機中におい
ても、他の入力があった場合には、図示しない別のフロ
ーによって入力に応じた処理を行うものとする。
【0022】この第1の動作例においては、紙面センサ
31が用紙を検知している状態から検知してない状態に
変化した場合に、読み取りを終了してADF10の排紙
部30に排出された原稿をユーザが取り出して、この複
写機の使用を終了したものと判断し、この時点で省電力
モードへの移行禁止を解除する。ここではCPU11
が、省電力モードへの移行を禁止している状態で紙面セ
ンサが自動原稿給送装置の排紙部に用紙がある状態から
無い状態になったことを検知した場合に省電力モードへ
の移行禁止を解除する手段として機能している。以上の
処理を行うことにより、ユーザが読み取り済みの原稿を
ADF10の排紙部30から取り出した場合に、自動的
に省電力モードへの移行禁止を解除するため、解除の操
作を行う必要がなく、操作性が向上する。また、複写機
の使用終了後にただちに省電力モードへの移行禁止を解
除するので、操作性を維持しながら消費電力を低減する
ことができる。
【0023】次に、このデジタル複写機による省電力モ
ードに関する第2の動作例について、図4及び図6によ
って説明する。図6は図4の続きの処理を示す図5とは
異なるフローチャートである。この省電力モードに関す
る第2の動作例の特徴は、省電力モードへの移行を禁止
している状態で光センサが周囲の明るさが所定の明るさ
よりも暗くなったことを検知した場合に省電力モードへ
の移行禁止を解除する点である。このデジタル複写機
は、実行中又は実行予定のジョブが無い状態になると、
図4及び図6のフローチャートに示す処理を開始する。
このうち図4に示す部分については、上述した第1の動
作例で説明した処理と全く同じであるので、その説明は
省略する。
【0024】図4のステップS1で、省電力モードへの
移行が禁止されている場合には、図6のステップS21
に進む。ステップS21では、光センサ27が検知した
光量が所定の光量よりも少ないかどうか判断し、少なけ
ればステップS22に進んで省電力モードへの移行禁止
を解除し、図4のステップS1に戻ってその後の処理を
繰り返す。このときの所定の光量は、通常の使用時にお
ける装置の周囲の光量より小さく、設置されている部屋
の照明を消した状態における装置の周囲の光量より大き
な値に設定する。昼夜によって光量が異なる場合には、
時間帯毎に光量を設定できるようにしてもよい。
【0025】ステップS21で光量が多ければ、少なく
なるまで待機する。なお、この待機中においても、他の
入力があった場合には、図示しない別のフローによって
入力に応じた処理を行うものとする。ここではCPU1
1が、省電力モードへの移行を禁止している状態で光セ
ンサが周囲の明るさが所定の明るさよりも暗くなったこ
とを検知した場合に省電力モードへの移行禁止を解除す
る手段の役割を果たす。
【0026】以上の処理によって、ユーザが複写機の使
用を終了して装置のそばを離れ、部屋の照明を落とした
ことを認識して省電力モードへの移行禁止を解除するこ
とができる。従って、移行禁止解除の操作を行う必要が
なく、操作性が向上する。また、このような場合に自動
的に省電力モードへの移行禁止を解除するので、ユーザ
が移行禁止解除を忘れて部屋を出た等の場合にも自動的
に移行禁止を解除することができるので、操作性を維持
しながら消費電力を低減することができる。なお、ここ
では光センサ27が検知した光量が所定の光量よりも少
ない場合に直ちに省電力モードへの移行禁止を解除する
例について説明したが、偶発的に光センサ27が覆われ
て検知光量が低下した場合に省電力モードへの移行禁止
を解除してしまうことを避けるため、検知光量が少ない
状態が一定時間継続した場合に省電力モードへの移行禁
止を解除するようにしてもよい。
【0027】次に、このデジタル複写機による省電力モ
ードに関する第3の動作例について、図4及び図7によ
って説明する。図7は図4の続きの処理を示す図5とは
異なるフローチャートである。この省電力モードに関す
る第3の動作例の特徴は、省電力モードへの移行を禁止
している状態で時計手段によって計測された時刻が所定
の時刻を過ぎた場合に省電力モードへの移行禁止を解除
する点である。このデジタル複写機は、実行中又は実行
予定のジョブが無い状態になると、図4及び図7のフロ
ーチャートに示す処理を開始する。このうち図4に示す
部分については、上述した第1の動作例で説明した処理
と全く同じであるので、その説明は省略する。
【0028】図4のステップS1で、省電力モードへの
移行が禁止されている場合には、図7のステップS31
に進む。ステップS31では、時計手段の計測する現在
時刻が所定の時刻を過ぎたかどうか判断し、過ぎていな
ければ過ぎるまで待機し、過ぎていればステップS32
に進んで省電力モードへの移行禁止を解除する。そし
て、図4のステップS1に戻ってその後の処理を繰り返
す。このときの所定の時刻としては、従業員の勤務終了
時刻等、その時刻以降は複写機が使用されないと見込ま
れる時刻を設定するとよい。
【0029】なお、ステップS31での待機中において
も、他の入力があった場合には、図示しない別のフロー
によって入力に応じた処理を行うものとする。ここでは
CPU11が、省電力モードへの移行を禁止している状
態で時計手段によって計測された時刻が所定の時刻を過
ぎた場合に省電力モードへの移行禁止を解除する手段の
役割を果たす。
【0030】以上の処理によって、所定の時刻を過ぎた
場合に省電力モードへの移行禁止を解除することができ
るので、移行禁止解除の操作を行う必要がなく、操作性
が向上する。また、装置が使用されないと見込まれる時
間帯になると自動的に省電力モードへの移行禁止を解除
するので、ユーザが移行禁止解除を忘れた場合にも自動
的に移行禁止を解除することができ、操作性を維持しな
がら消費電力を低減することができる。また、ここでは
所定の時刻を過ぎた場合に省電力モードへの移行禁止を
解除する例について説明したが、現在時刻が所定の時刻
以降である場合、あるいは所定の時間帯以外である場合
に省電力モードへの移行禁止を解除するようにしてもよ
く、このようにしても同等の効果を発揮することができ
る。
【0031】〔実施形態の変形例〕以上説明した実施形
態およびその動作例においては、省電力モードへの移行
禁止を解除した後、さらに規定時間(例えば10秒間)
何の操作も入力もない非動作状態が継続した場合に省電
力モードに移行することになるが、省電力モードへの移
行禁止を解除した場合に直ちに省電力モードへ移行する
ようにしてもよい。この場合には、図4のフローチャー
トにおいて、Bからの戻り先をステップS1ではなくス
テップS5とすればよい。このようにすれば、通常モー
ドで待機して大きな電力を消費する期間を短縮すること
ができ、消費電力を低減することができる。なお、この
発明の実施形態として、紙面センサ31,光センサ2
7,時計手段の全てを設けた例について説明したが、こ
の全てを設けることは必須ではなく、各動作例で説明し
た動作を実行するためには、これらのうちその動作例で
使用する構成のみを設ければよい。
【0032】また、各実施形態の処理を行うプログラム
は、ROMに記録して提供する例について説明したが、
SRAMやEEPROM、メモリカードのような、他の
不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することも
もちろん可能である。さらに、電子装置や画像形成装置
に書き換え可能な記憶手段及び、外部機器との通信手段
を設ける場合には、プログラムを記録した記録媒体を備
える外部機器からダウンロードして実行することも可能
である。またこの発明は、デジタル複写機に限るもので
はなく、他の複写機やプリンタ、ファクシミリ装置、デ
ジタル複合機等の画像形成装置をはじめ、各種の事務用
電子機器、家電機器等の各種の電子装置にも適用でき
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像形
成装置によれば、省電力モード移行禁止キーの操作によ
って省電力モードへの移行禁止を設定した場合でも、ユ
ーザがADFの排紙部から原稿を取った場合、部屋の照
明を落とした場合に、これを認識し、装置の使用を終了
したものと判断して自動的に省電力モードへの移行禁止
を解除できるため、操作性を維持しながら省電力モード
による消費電力の低下を達成できる。また、所定の時刻
を過ぎた場合に省電力モードへの移行禁止を解除するよ
うにすれば、特別な操作をしなくても、装置があまり使
用されることのない時間帯には自動的に省電力モードへ
の移行禁止を解除できるため、操作性を維持しながら省
電力モードによる消費電力の低下を達成できる。また、
省電力モードへの移行禁止を解除した場合に直ちに省電
力モードに移行するようにすれば、通常モードで待機し
て大きな電力を消費する期間を短縮することができ、消
費電力を一層低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像形成装置の第1の実施形態
であるデジタル複写機全体の外観を示す斜視図である。
【図2】同じくそのデジタル複写機の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】同じくそのデジタル複写機の操作表示部の外観
を示す平面図である。
【図4】この発明の実施形態のデジタル複写機による省
電力モードに関わる第1から第3の各動作例の処理の共
通部分を示すフローチャートである。
【図5】そのデジタル複写機による省電力モードに関わ
る第1の動作例における図4の続きの処理を示すフロー
チャートである。
【図6】同じく省電力モードに関わる第2の動作例にお
ける図4の続きの処理を示すフローチャートである。
【図7】同じく省電力モードに関わる第3の動作例にお
ける図4の続きの処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1a:プラグ 1b:電源コード 2:電源回路 3:制御部 4:画像形成部 5:画像読取部 6:第1の入出力インタフェース 7:第2の入出力インタフェース 8:操作表示部 10:ADF 11:CPU 12:RAM 13:ROM 14:給電線 21:モードクリアキー 22:スタートキー 23:電源キー 24:省電力モード移行禁止キー 25:テンキー 26:表示部 27:光センサ 30:排紙部 31:紙面センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 H04N 1/00 E Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AP07 HH11 HK06 HK11 HK19 HT03 HX10 2H027 DA29 DA50 DB05 EF16 FA30 2H076 BA13 BA87 BB02 BB03 5C062 AA05 AB20 AB30 AB35 AB49 AC58 AC68 AF06 BA00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 省電力モードへ移行する機能を有し、省
    電力モード移行禁止キーと、該省電力モード移行禁止キ
    ーが操作された場合に省電力モードへの移行を禁止する
    手段とを備えた画像形成装置において、 自動原稿給送装置と、該自動原稿給送装置の排紙部の用
    紙の有無を検知する紙面センサと、省電力モードへの移
    行を禁止している状態で該紙面センサが前記自動原稿給
    送装置の排紙部に用紙がある状態から無い状態になった
    ことを検知した場合に省電力モードへの移行禁止を解除
    する手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 省電力モードへ移行する機能を有し、省
    電力モード移行禁止キーと、該省電力モード移行禁止キ
    ーが操作された場合に省電力モードへの移行を禁止する
    手段とを備えた画像形成装置において、 当該装置の周囲の明るさを検知する光センサと、省電力
    モードへの移行を禁止している状態で該光センサが当該
    装置の周囲の明るさが所定の明るさよりも暗くなったこ
    とを検知した場合に省電力モードへの移行禁止を解除す
    る手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 省電力モードへ移行する機能を有し、省
    電力モード移行禁止キーと、該省電力モード移行禁止キ
    ーが操作された場合に省電力モードへの移行を禁止する
    手段とを備えた画像形成装置において、 時刻を計測する時計手段と、省電力モードへの移行を禁
    止している状態で該時計手段によって計測された時刻が
    所定の時刻を過ぎた場合に省電力モードへの移行禁止を
    解除する手段とを設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    画像形成装置において、省電力モードへの移行禁止を解
    除した場合に直ちに装置を省電力モードへ移行させる手
    段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
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