JP2019215423A - 画像形成装置システム - Google Patents

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Masao Saeda
政夫 佐枝
中井 康博
Yasuhiro Nakai
康博 中井
片本 浩司
Koji Katamoto
浩司 片本
村上 光一
Koichi Murakami
光一 村上
康友 早野
Yasutomo Hayano
康友 早野
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Abstract

【課題】人感センサーを有さない画像形成装置を用いて、人感センサーを備えた画像形成装置と同様の機能を有する画像形成装置システムを提供する。【解決手段】画像形成装置システム(400)は、画像形成装置(100)と、画像形成装置(100)に接続された画像形成装置(100)の動作を補助する補助装置(300)と、を備えている。そして、補助装置(300)は、画像形成装置(100)の動作を制御するための人感センサー(310)を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、人を検知する人感センサーを備えた画像形成装置システムに関する。
複写機、ファクシミリ装置、プリンター、複合機等の画像形成装置において、人を検知する人感センサーを備え、人感センサーによる検知結果に応じて動作するものが、従来から知られている。
例えば、人感センサーを備えた画像形成装置は、省エネルギー化を実現するために、高消費電力状態から、高消費電力状態よりも供給エネルギーを小さくした低消費電力状態に移行する節電モード(省エネルギーモード)を有し、予め定めた所定の条件が整った場合(例えば画像形成装置の待機状態が所定の時間継続した場合及び/又は人感センサーの検知結果により人が近くにいないことを検出した場合)に節電モードに移行する構成や、節電モードにおいて人感センサーの検知結果により人が近くにいることを検出した場合に、高消費電力状態に復帰させる構成とされることがある。
しかし、例えば、人感センサーにより人が検出されなくなった場合にすぐに節電モードに移行することとした場合は、画像形成装置を使用しようとすると必ず節電モードから高消費電力状態に移行する動作が必要となり、すぐに使用できないとの問題がある。また、人感センサーにより人が検出されなくなってから一定の時間が経過した後に節電モードに移行することとした場合は、無駄な電力を消費する可能性があるとの問題がある。そこで、使用者の利便性と、消費電力の低減と、の両立を実現させるための画像形成装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、人体を検知する検知手段と、ユーザの操作を受け付ける操作手段と、操作手段を用いて設定されるジョブを実行する処理手段と、を備え、人体が検知されていない状態におけるジョブの実行状態に基づいて、省電力状態に移行するタイミングを制御する画像形成装置が開示されている。このような画像形成装置によれば、操作部から遠ざかる操作者の動向に適応して電力制御を切替えることで、操作者の利便性を確保しつつ無駄な電力消費を抑えることができる。
特開2015−5905号公報
上述したように、人感センサーを備えた画像形成装置は種々提案されており、有効に使用されている。そこで、人感センサーを備えていない画像形成装置についても後付けで人感センサーを取り付けることが行われている。
しかし、画像形成装置に、後付けで人感センサーを取り付けるためには、大幅な改造が必要である。例えば、人感センサーを設置するキャビネットの変更、既存部品の設置箇所の移動、電源線等電線の引き回し等、の作業が必要であり、手間がかかるとの問題があった。
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、人感センサーを有さない画像形成装置を用いて、人感センサーを備えた画像形成装置と同様の機能を有する画像形成装置システムを提供することである。
本発明の一態様に係る画像形成装置システムは、画像形成装置と、前記画像形成装置に接続された前記画像形成装置の動作を補助する補助装置と、を備えた画像形成装置システムであって、前記補助装置は、前記画像形成装置の動作を制御するための人感センサーを備える、ことを特徴とする。
これにより、画像形成装置自体には人感センサーが設置されていなくても、画像形成装置に接続されて画像形成装置の動作を補助する補助装置に人感センサーが設置されていることから、画像形成装置を改造する等の手間をかけずに、人感センサーを有する画像形成装置と同様の機能を容易に実現することができる。
また、上述の画像形成装置システムにおいて、前記人感センサーは、前記画像形成装置近傍の人を検知することとしてもよい。
このように、人感センサーにより、画像形成装置近傍の人を検知することができることから、人感センサーによる検知結果に基づいて、画像形成装置において、利便性の高い機能を実施することができる。
また、上述の画像形成装置システムにおいて、前記画像形成装置及び前記補助装置は隣接して設置され、前記人感センサーは、前記補助装置の中央部よりも前記画像形成装置側に設置されていることとしてもよい。
これにより、前記画像形成装置近傍における人感センサーの検知を、より精度の高いものとすることができる。
また、上述の画像形成装置システムにおいて、前記人感センサーは、複数であって、互いに接近して設置されていることとしてもよい。
これにより、人感センサーにより、精度の高い検知が可能であり、人感センサーの設置スペースを小さくすることができる。
また、上述の画像形成装置システムにおいて、前記複数の人感センサーは、上下方向に一列に並んで設置されていることとしてもよい。
これにより、人感センサーにより、精度の高い検知が可能であり、人感センサーの設置スペースを小さくすることができる。
また、上述の画像形成装置システムにおいて、前記複数の人感センサーは、互いに異なる方向を向くように設置されていることとしてもよい。
これにより、人感センサーにより、精度の高い検知が可能であり、人感センサーの設置スペースを小さくすることができる。さらに、画像形成装置に対する使用者等の位置の特定が容易となる。
また、上述の画像形成装置システムにおいて、前記複数の人感センサーのそれぞれの向きが放射状とされることとしてもよい。
これにより、人感センサーにより、精度の高い検知が可能であり、人感センサーの設置スペースを小さくすることができる。さらに、画像形成装置に対する使用者等の位置の特定が容易となる。
また、上述の画像形成装置システムにおいて、操作に関する表示を行う表示手段を、さらに備え、前記表示手段は、前記人感センサーの検知情報に基づいた表示を行うこととしてもよい。
これにより、画像形成装置に対する使用者の位置に応じて表示手段の表示を決定できることから、利便性が向上する。
また、上述の画像形成装置システムにおいて、前記補助装置は、コインを投入するためのコインベンダーであることとしてもよい。
これにより、画像形成装置と共に設置することとなるコインベンダーに人感センサーが設置されていることから、画像形成装置を改造する等の手間をかけずに、人感センサーを有する画像形成装置と同様の機能を容易に実現することができる。
本発明によると、人感センサーを有さない画像形成装置を用いて、人感センサーを備えた画像形成装置と同様の機能を有する画像形成装置システムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置システムの概略構成を示す斜視図である。 図1に示す画像形成装置システムにおける制御構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置のオートクリアまでの時間についてのテーブルを示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置における制御部による動作の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る画像形成装置システムにおける人感センサーの配置について概略的に示す斜視図である。 第2実施形態に係る画像形成装置システムにおける人感センサーの配置について概略的に示す図であって、図6(a)は概略的に示す斜視図であり、図6(b)は概略的に示す平面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置システム400の概略構成を示す斜視図である。なお、図1において、符号Xは左右方向を示し、符号Yは奥行き方向を示し、符号Zは上下方向を示している。
図1に示すように、画像形成装置システム400は、画像形成装置100及び画像形成装置100と電気的に接続されて信号の送受信が可能なコインベンダー300を有している。
画像形成装置100は、画像形成装置本体110と原稿読取装置120とを備えている。
原稿読取装置120は、画像形成装置本体110の上部に設けられており、原稿載置台121、原稿読取部122及び原稿自動送り装置123を備えている。原稿読取装置120は、原稿載置台121に載置された原稿の画像を原稿読取部122にて読み取るか又は原稿自動送り装置123にて自動的に送られる原稿の画像を原稿読取部122にて読み取り、読み取った原稿の画像データを画像形成装置本体110に送信する。原稿読取装置120は、原稿自動送り装置123にて搬送されて原稿読取部122にて読み取られた原稿を原稿排出トレイ123aに排出する。
画像形成装置本体110は、シート収容部111、シート搬送部112、画像形成部113、シート排出部114及び操作部115を有している。画像形成装置本体110は、記録用紙等の記録シートをシート収容部111に収容し、シート収容部111に収容された記録シートをシート搬送部112にて搬送し、シート搬送部112にて搬送された記録シートに原稿読取装置120又は外部から送信されてきた画像データに基づいてカラー画像又はモノクロ画像を画像形成部113にて形成し、画像形成部113にて画像を形成した記録シートをシート排出部114におけるシート排出トレイ114aに排出するようになっている。操作部115は、表示装置164を含む操作部材165を備えている。なお、表示装置164はタッチパネルディスプレイであって、操作に関する画像を表示するだけでなく、表示装置164の画面に触れることにより、入力が可能となっている。
なお、図1において、説明していない第1検知部210、第2検知部220及び第3検知部230については、後述する。
補助装置であるコインベンダー300は、使用者が画像形成装置100を使用するためにその対価を受け付けるものである。具体的には画像形成装置100の使用料を受け付けるものであり、画像形成装置100との間で信号の送受信が可能である。
コインベンダー300は、画像形成装置100に隣接して並んで配置される。コインベンダー300は、コイン投入口301及び人感センサー310を備えている。コイン投入口301は、使用者が画像形成装置100の使用料であるコインを投入するためのものである。
人感センサー310は、画像形成装置100の近傍における人を検知するためのものであり、コインベンダー300の前面の正面から視て画像形成装置100寄り(この例では右端部)に、上下方向Zに並んで配置されている。なお、この例では人感センサー310は4つ並んで形成されているが、人感センサー310の数は4つに限定されるわけではない。また、人感センサー310は画像形成装置100に近い位置に配置されることが好ましく、例えば、コインベンダー300の中央部よりも画像形成装置100側に設置されてもよい。
人感センサー310は、予め定めた所定の限られた検知範囲内に人が居るのか或いは居ないのかを検知するセンサーである。具体的には、人感センサー310は、画像形成装置100の前面側(操作部115が設置されている側)における画像形成装置100及びコインベンダー300の左右方向幅の範囲、画像形成装置100の前面から奥行き方向にY約40cm程度離れた範囲、及び画像形成装置100の設置面から上下方向Zに約140cm程度の高さ以上の範囲について検知可能とすればよい。なお、上記検知可能範囲については、想定する条件により適宜変更すればよい。
また、人感センサー310は、人が居る又は居ないかの検知だけでなく、人が居る場合には上記検知可能範囲において人が居る位置についても検知可能である。
人感センサー310は、この例では赤外線型の人感センサーを用いているが、赤外線型以外に、音波型や焦電型の人感センサーを用いてもよい。また、これらのセンサーを組み合わせて用いてもよい。特に、赤外線型及び焦電型の組合せ、又は、音波型及び焦電型の組合せとすることが好ましい。このように複数種類の人感センサーを組み合わせることにより、それぞれの人感センサーの短所を打ち消して高性能の人感センサーを実現できる。
[制御部]
画像形成装置100は、画像形成装置100全体の制御を司る制御部180(図3参照)をさらに備えている。ここで、画像形成装置100は、コピー、プリント、ファクス及びスキャナ等の機能を有しており、制御部180は各機能の動作を司っている。
さらに制御部180は、コインベンダー300からの信号も受信し、コインベンダー300の制御も司る。
図2は、図1に示す画像形成装置システム400における制御構成を概略的に示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置100及びコインベンダー300は、電気的に接続されており信号の送受信が可能である。具体的には、コイン投入口301に使用者がコインを投入した場合はその旨を指示する信号が画像形成装置100の制御部180に送信される。さらに、人感センサー310により人が居ることを検出したか否かについての信号も制御部180に送信される。
ここで、制御部180は、画像形成装置100を高消費電力状態から高消費電力状態よりも供給エネルギーを小さくした低消費電力状態にする節電モードを有している。ここで、節電モードの低消費電力状態は、電源(この例ではメイン電源191)から電力を供給しない状態も含む概念である。
制御部180は、この例では、予め定めた所定の条件が整った場合(例えば画像形成装置100の待機状態が所定の時間継続した場合及び/又は人感センサー310の検知結果により人が居ないことを検出した場合)に節電モードに入る構成とされている。待機状態は、この例では、画像形成動作待機状態とされている。ここで、画像形成動作待機状態とは、すぐに画像形成動作を行うことができる状態、具体的には、画像形成装置本体110における定着部に定着温度が画像形成動作時の規定温度(例えば170℃)となる規定電力が供給されて定着温度が規定温度(例えば170℃)に維持され、かつ、制御部180が起動している状態をいう。また、節電モードは、この例では、画像形成装置本体110における定着部に定着温度が画像形成動作時の規定温度(例えば170℃)よりも低い予め定めた所定の節電温度(例えば150℃)となる節電電力が供給され、かつ、制御部180が起動している状態とされている。従って、この例では、高消費電力状態は待機状態を意味し、低消費電力状態は節電モードの状態を意味する。
また、制御部180は、節電モードにおいて、人感センサー310の検知結果により人が居ることを検出した場合に節電モードの低消費電力状態から高消費電力状態に復帰させる構成とされている。
具体的には、画像形成装置100は、図2に示すように、メイン電源191と、サブ電源192(省エネルギー用電源)とを備えている。
メイン電源191は、細線で示す制御系ラインが制御部180(この例ではメイン制御部181)に電気的に接続され、かつ、太線で示す電力系ラインが画像形成装置本体110及び原稿読取装置120に電気的に接続されている。
制御部180(この例ではメイン制御部181)は、画像形成装置100を画像形成動作待機状態にするときには、画像形成装置100を画像形成動作待機状態にすることを示す指示信号又は画像形成装置100を節電モードにすることを示す指示信号をメイン電源191に送信するようになっている。
制御部180(この例ではメイン制御部181)は、CPU(Central Processing Unit)等のマイクロコンピュータからなる処理部181aと、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)やデータ書き換え可能な不揮発性メモリ等の記憶装置を含む記憶部181bとを含んでいる。
制御部180(この例ではメイン制御部181)は、処理部181aが記憶部181bのROMに予め格納された制御プログラムを記憶部181bのRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素の作動制御を行うようになっている。記憶部181bのRAMは、それぞれ、処理部181aに対して作業用のワークエリア及び画像データを格納する画像メモリとしての領域を提供する。
サブ電源192は、太線で示す電力系ラインが制御部180(この例ではメイン制御部181及びサブ制御部182)、人感センサー310、操作部115に電気的に接続されており、制御部180(この例ではメイン制御部181及びサブ制御部182)、操作部115に常時電力を供給するようになっている。
上述したように、コインベンダー300と画像形成装置100とは電気的に接続されており、人が居ることを示す信号又は居ないことを示す信号を電気信号として、人感センサー310から制御部180に送信するようになっている。これにより、人感センサー310は、人が居るのか或いは居ないのかを制御部180に認識させることができる。さらに、人感センサー310は検知範囲における人の位置についても検知可能であり、人の位置についても制御部180に認識させることができる。
操作部115は、細線で示す制御系ラインが制御部180(この例ではメイン制御部181)に電気的に接続されており、操作情報を制御部180に送信したり、制御部180から送られてきた表示情報を表示したりするようになっている。また、操作部115は、警報ブザー115aを備えており、制御部180から送られてきた指示信号により警報ブザー115aにより警報音を発するようになっている。
また、制御部180(この例ではメイン制御部181)は、使用者が操作部115により画像形成装置100の操作を入力している途中において、画像形成装置100から離れた際に入力中の操作内容を無効にして表示装置164における表示を初期表示であるポータル画面に戻す、いわゆるオートクリアの実行についても制御している。このようにオートクリア機能を有することにより、画像形成装置100によれば、例えば、使用者が一連の操作の途中で操作を中断して放置したとしても、所定時間後に操作内容が無効となり、次の使用者はすぐに画像形成装置100を使用することができることとなる。
制御部180は、複数の段階を有する一連の操作における途中段階において、人感センサー310から人が居ないことを示す信号を受信した場合には、所定時間が経過した後に、操作部115に途中段階まで入力された操作について無効とするように指示を送る。また、表示装置164にポータル画面を表示するように指示を送る。ここで、一連の操作とは、例えば、コピー処理、ファクス処理及びプリント処理等についての操作であり、複数段階の操作により完了する処理である。なお、これらの一連の操作における複数段階毎に対応する設定が規定されている。また、この設定は、表示装置164における表示画面に対応して規定されている。
また、この設定に対応して、オートクリアを行うまでの所定時間が予め決められており、そのデータ(図3参照)は記憶部181bのROMに予め格納されている。
図3は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置100のオートクリアまでの時間についてのテーブルT1を示す図である。
図3に示すように、テーブルT1において、表示装置164におけるポータル画面、第1設定、第2設定、第3設定、JOB完了(一連の操作が完了)に対して、オートクリアまでの時間(オートクリア時間)が、0秒、10秒、20秒、30秒、0秒と規定されている。なお、第4設定以降については記載を省略している。ここで、第1設定、第2設定及び第3設定は、一連の操作の各段階を示しており、段階が進んでいくことによりオートクリア時間が増加していく。例えば、一連の操作がコピー処理を行うための操作であるとした場合は、コピーの種類を選択する操作についての表示を第1設定、用紙を選択するための表示を第2設定、コピー部数等を選択してコピーの開始を指示するための表示を第3設定とすればよい。
制御部180は、使用者により現在入力されている操作における設定についての信号を操作部115より受信し、記憶部181bに格納されたテーブルT1を参照して、オートクリアまでの時間を決定する。
また、人感センサー310は、検知範囲における人の位置についても検知可能であり、制御部180はその検知結果と検知が行われた際になされた操作内容とが不一致か否かについて判断する。例えば、コピーの種類を選択する操作が行われた後に、用紙を選択するための表示が表示装置164に行われている際に、人感センサー310により使用者が画像形成装置100から離れる位置に立っていることが検知された場合には、操作内容と使用者位置が不一致であると判断する。また、人感センサー310により使用者が操作部115の近い位置に立っていることが検知された場合には、操作内容と使用者位置が不一致ではないと判断する。
不一致であると判断した場合には、例えば制御部180は表示装置164において、この不一致を是正するような表示を行う。つまり、表示装置164が用紙を選択するよう促すような表示を行うように制御部180が制御する。例えば、表示画像を点滅させる等させればよい。また、制御部180は、警報ブザー115aにより警報音を発しさせてもよい。
また、画像形成装置100は、図2に示すように、画像形成後に使用者が取り去るべき取り去り物品240(この例では記録シートP、原稿G及び記憶媒体Mのうち少なくとも1つ)を検知する物品検知部200を備え、物品検知部200の検知結果により取り去り物品240が画像形成後に残っていることを検出した場合には、人感センサー310の検知結果を無効にする構成とされている。
詳しくは、サブ電源192は、太線で示す電力系ラインが物品検知部200(210〜230)に電気的に接続されており、物品検知部200(210〜230)に常時電力を供給するようになっている。
物品検知部200は、記録シートPの画像形成後の有無を検知する第1検知部210(図1等参照)と、原稿Gの画像形成後の有無を検知する第2検知部220(図1等参照)と、画像形成装置本体110(具体的には操作部115に設けられた接続コネクタ110a(図1等参照))に対して着脱可能とされた記憶媒体Mの画像形成後の有無を検知する第3検知部230(図1等参照)とのうち少なくとも1つ(この例では第1検知部210、第2検知部220及び第3検知部230)を備えている。
第1検知部210としては、記録シートPの有無によりオンオフするアクチュエータ型スイッチや反射型フォトセンサを例示でき、第2検知部220としては、原稿Gの有無によりオンオフするアクチュエータ型スイッチや反射型フォトセンサを例示できる。また、記憶媒体Mとしては、代表的には、USB(登録商標)(Universal Serial Bus)メモリやSD(Secure Digital)メモリカードを例示でき、第3検知部230としては、記憶媒体Mの有無により接続状態又は非接続状態となる信号を送出するインターフェース(例えばUSB(登録商標)メモリインターフェースやSDメモリカードインタフェース)を例示できる。
第1検知部210は、細線で示す制御系ラインが制御部180(この例ではメイン制御部181)の入力系に電気的に接続されており、画像形成後の記録シートPがシート排出部114におけるシート排出トレイ114aに残されていることを示す信号又は残されていないことを示す信号を制御部180に送信するようになっている。これにより、第1検知部210は、シート排出トレイ114aに記録シートPが残っているか否かを制御部180に認識させることができる。
また、第2検知部220は、細線で示す制御系ラインが制御部180(この例ではメイン制御部181)の入力系に電気的に接続されており、画像形成後の原稿Gが原稿載置台121及び原稿自動送り装置123における原稿排出トレイ123aに残されていることを示す信号又は残されていないことを示す信号を制御部180に送信するようになっている。これにより、第2検知部220は、原稿載置台121又は原稿排出トレイ123aに原稿Gが残っているか否かを制御部180に認識させることができる。
また、第3検知部230は、細線で示す制御系ラインが制御部180(この例ではメイン制御部181)の入力系に電気的に接続されており、画像形成後の記憶媒体Mが画像形成装置本体110の操作部115における接続コネクタ110aに残されていることを示す信号又は残されていないことを示す信号を制御部180に送信するようになっている。これにより、第3検知部230は、接続コネクタ110aに記憶媒体Mが残っているか否かを制御部180に認識させることができる。
次に、画像形成装置100における制御部180による動作について説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置100における制御部180による動作の一例を示すフローチャートである。
図4に示すフローチャートでは、先ず、制御部180は、表示装置164にポータル画面が表示されている状態で、使用者がサービスボタンを押下したことを認識すると(ステップS1)、人感センサー310の検知結果により人が居ることを検出したか否かを判断する(ステップS2)。制御部180は、人感センサー310の検知結果により人が居ることを検出した場合において(ステップS2:Yes)、使用者による操作がなされたことを認識すると(ステップS3)、人感センサー310の検知結果により人(使用者)が居る位置について特定する。さらに、制御部180は、使用者によりなされた操作内容と使用者の位置とが、不一致か否かを判断する(ステップS5)。
制御部180は、人感センサー310の検知結果により操作内容と使用者の位置とが不一致であると判断した場合は(ステップS5:Yes)、その不一致を是正するための操作アナウンスを表示装置164に表示させ(ステップS7)、ステップS4に戻る。制御部180は、人感センサー310の検知結果により操作内容と使用者の位置とが不一致ではないと判断した場合は(ステップS5:No)、一連の操作の完了を待って、対応するJOBを実行する(ステップS6)。
また、ステップS2において制御部180が、人感センサー310の検知結果により人が居ないことを検出した場合には(ステップS2:No)、制御部180は現状の操作における設定を確認する(ステップS8)。
制御部180は、テーブルT1を参照し、確認した現状の設定に基づいてオートクリア時間を決定し(ステップS9)、オートクリア時間のカウントを開始する(ステップS10)。制御部180は、オートクリア時間のカウントを開始した後、人感センサー310の検知結果により人が居ることを検出したか否かを判断し(ステップS11)、制御部180は、人感センサー310の検知結果により人が居ることを検出した場合には(ステップS11:Yes)、オートクリア時間のカウントを停止してオートクリア時間をリセットして(ステップS12)、ステップS3に進む。
制御部180は、人感センサー310の検知結果により人が居ないことを検出した場合は(ステップS11:No)、オートクリア時間が経過したか否かを判断し(ステップS13)、オートクリア時間が経過している場合は(ステップS13:Yes)、表示装置164にポータル画面を表示させて(ステップS14)、ステップS1に進む。つまり、一連の操作を無効としてオートクリアを実行する。
オートクリア時間が経過していない場合は(ステップS13:No)、ステップS11に進む。
(第1実施形態)
図5は、第1実施形態に係る画像形成装置システム400における人感センサー310の配置について概略的に示す図である。
図5に示すように、第1実施形態に係る画像形成装置システムにおいて、コインベンダー300に設置された人感センサー310は、人感センサー310a〜310dの4つであり、これらは上下方向に一列に並んで配置される。
そして、人感センサー310は上述したように、予め定められた所定の検知範囲内に人が居る又は居ないかの検知、及び、人が居る位置についての検知が可能である。
ここで、第1実施形態において、人感センサー310a、310b、310c、310dにおける検知方向は、それぞれ検知方向D321、D322、D323、D324である。このように、人感センサー310a〜310dの検知方向は互いに同一方向である。そのため、これらの設置作業は容易である。これら人感センサー310a〜310dは、画像形成装置100及びコインベンダー300の少なくとも一方の操作を行うために、使用者が居なければいけない範囲については、十分に検知できるように設置されている。
また、図1に示すように、人感センサー310は画像形成装置100寄りに配置されている。また、人感センサー310の設置高さについても、使用者を検知するために適した位置の高さとされる。
これにより、画像形成装置100ではなく、コインベンダー300に人感センサー310が設置されていても、画像形成装置100の利便性を向上させることが可能である。このように、コインベンダー300が人感センサー310を備えることにより、人感センサー310を有していない画像形成装置100について、人感センサー310により得られる効果を奏するようにできる。したがって、人感センサー310を備えていない画像形成装置100に大幅な改造を行って人感センサー310を搭載させることなく、利便性の高い画像形成装置100を実現できる。
(第2実施形態)
第2実施形態において、第1実施形態と同じ点については説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
第2実施形態では、第1実施形態の人感センサー310の代わりに、人感センサー311をコインベンダー300が備えている。これ以外の点は、第1実施形態と同様である。なお、人感センサー311の設置位置は、人感センサー310と同様である。
図6は、第2実施形態に係る画像形成装置システムにおける人感センサーの配置について概略的に示す図であって、図6(a)は概略的に示す斜視図であり、図6(b)は概略的に示す平面図である。
図6(a)に示すように、第1実施形態に係る画像形成装置システムにおいて、コインベンダー300に設置された人感センサー311は、人感センサー311a〜311dの4つであり、これらは上下方向に一列に並んで配置される。
そして、人感センサー311は上述したように、予め定められた所定の検知範囲内に人が居る又は居ないかの検知、及び、人が居る位置についての検知が可能である。
ここで、図6(a)及び図6(b)に示すように、第2実施形態において、人感センサー311a、311b、311c、311dにおける検知方向は、それぞれ検知方向D331、D332、D333、D334である。人感センサー311a〜311dの検知方向は互いに異なる方向であり、各検知方向D331、D332、D333、D334は、放射状となるように人感センサー311a〜311dが配置される。特に、各検知方向D331、D332、D333、D334の配置が、画像形成装置100が設置されている側に偏るように、人感センサー311a〜311dが配置されることにより、より精度の高い検知が可能となる。
また、各検知方向D331、D332、D333、D334が異なる方向であり、放射状となるように人感センサー311a〜311dが配置されていることから、広範囲で人が居るか否かを検知でき、さらに、人の位置の検知においても精度の高い検知が可能である。
以上、本発明の実施の形態に係る画像形成装置100について説明したが、上述の構成以外であっても構わない。例えば、人感センサー310、311を備える補助装置がコインベンダー300であることとしたが、コインベンダー300以外であっても、画像形成装置100に隣接して配置される装置に人感センサー310、311を備えることとしても構わない。例えば、画像形成装置100のための拡張機器が人感センサー310を備えることとしてもより。なお、人感センサー310、311は、少なくとも画像形成装置100の前面付近についての検知が可能なように配置されることが必要である。
また、人感センサー310、311における配置や個数も、上記本実施形態に限定されるわけではない。精度の高い検知を行うことができる位置に設置されていることが好ましい。例えば、左右方向に並べた配置としたり、互いに所定の間隔を設けて配置したりしてもよい。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、かかる実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
100 画像形成装置
110 画像形成装置本体
110a 接続コネクタ
111 シート収容部
112 シート搬送部
113 画像形成部
114 シート排出部
114a シート排出トレイ
115 操作部
115a 警報ブザー
120 原稿読取装置
121 原稿載置台
122 原稿読取部
123 原稿自動送り装置
123a 原稿排出トレイ
151 超音波送波部
152 超音波受波部
164 表示装置
165 操作部材
180 制御部
181 メイン制御部
181a 処理部
181b 記憶部
182 サブ制御部
191 メイン電源(電源の一例)
192 サブ電源
200 物品検知部
210 第1検知部
220 第2検知部
230 第3検知部
240 取り去り物品
301 コイン投入口
310、310a〜310d、311、311a〜311d 人感センサー
300 コインベンダー(補助装置)
400 画像形成装置システム
D321〜D324、D331〜D334 検知方向
G 原稿
M 記憶媒体
P 記録シート
T1 テーブル
X 左右方向
Y 奥行き方向
Z 上下方向

Claims (9)

  1. 画像形成装置と、前記画像形成装置に接続された前記画像形成装置の動作を補助する補助装置と、を備えた画像形成装置システムであって、
    前記補助装置は、前記画像形成装置の動作を制御するための人感センサーを備える、ことを特徴とする画像形成装置システム。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置システムであって、
    前記人感センサーは、前記画像形成装置近傍の人を検知する、ことを特徴とする画像形成装置システム。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置システムであって、
    前記画像形成装置及び前記補助装置は隣接して設置され、
    前記人感センサーは、前記補助装置の中央部よりも前記画像形成装置側に設置されている、ことを特徴とする画像形成装置システム。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置システムであって、
    前記人感センサーは、複数であって、互いに接近して設置されている、ことを特徴とする画像形成装置システム。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置システムであって、
    前記複数の人感センサーは、上下方向に一列に並んで設置されている、ことを特徴とする画像形成装置システム。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置システムであって、
    前記複数の人感センサーは、互いに異なる方向を向くように設置されている、ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置システムであって、
    前記複数の人感センサーのそれぞれの向きが放射状とされる、ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1から請求項7までの何れか1つに記載の画像形成装置システムであって、
    操作に関する表示を行う表示手段を、さらに備え、
    前記表示手段は、前記人感センサーの検知情報に基づいた表示を行う、ことを特徴とする画像形成装置システム。
  9. 請求項1から請求項8までの何れか1つに記載の画像形成装置システムであって、
    前記補助装置は、コインを投入するためのコインベンダーである、ことを特徴とする画像形成装置システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021126833A (ja) * 2020-02-14 2021-09-02 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及びプログラム

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