JP2001117154A - プリンタ一体型デジタルカメラ - Google Patents

プリンタ一体型デジタルカメラ

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JP2001117154A
JP2001117154A JP30110199A JP30110199A JP2001117154A JP 2001117154 A JP2001117154 A JP 2001117154A JP 30110199 A JP30110199 A JP 30110199A JP 30110199 A JP30110199 A JP 30110199A JP 2001117154 A JP2001117154 A JP 2001117154A
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Japan
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printer
digital camera
switch
camera
operation member
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JP30110199A
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English (en)
Inventor
Koji Yamamoto
廣治 山元
Toru Murakami
亨 村上
Toru Ishii
徹 石井
Akira Fukuda
晃 福田
Shoichi Minato
祥一 湊
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者にとって操作等を間違うことが無く、
また、雑然とした印象を与えることがないような、全体
としてのデザイン性にも優れたプリンタ一体型デジタル
カメラを提供する。 【解決手段】 プリンタ機能に関して使用するプリンタ
用操作部材と、カメラ使用時の基準位置と該基準位置か
ら離れた移動位置との間を移動可能に配置されたグリッ
プ部20とを有する。撮影時には、グリップ部20が基
準位置に配置され、プリンタ用操作部材が隠れる。プリ
ント時には、グリップ部20が移動位置に配置され、プ
リンタ用操作部材が露出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ一体型デ
ジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ一体型デジタルカメラは公知で
ある。例えば、特開平3−29471号公報に開示され
たプリンタ付デジタルカメラが挙げられる。
【0003】このようなカメラでは、デジタルカメラと
プリンタという異なる機能を使い分けるのだが、プリン
タ部を持つと、必然的に、プリント用紙の排出部や、特
有の機能を操作するための操作部材や、その表示部など
をカメラ上に有することになり、使用者に雑然とした印
象を与えることになっていた。特に、操作部材を共通化
した場合、両方の機能の表示が混在していたので、その
時に選択されている機能がどの機能かは、何らかの表示
等で確認する必要があり、面倒だった。間違って不必要
な部材を操作してしまうようなことがあれば、撮影を失
敗したり、画像のプリントを失敗したりすることも考え
られた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記に鑑み、本発明が
解決しようとする課題は、使用者にとって操作等を間違
うことが無く、また、雑然とした印象を与えることがな
いような、全体としてのデザイン性にも優れたプリンタ
一体型デジタルカメラを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、以下の構成のプリンタ一体型デジタルカ
メラを提供する。
【0006】プリンタ一体型デジタルカメラは、デジタ
ルカメラ機能を有するデジタルカメラ部と、プリンタ機
能を有するプリンタ部と、からなるタイプのものであ
る。プリンタ一体型デジタルカメラは、プリンタ機能に
関して使用するプリンタ用操作部材と、カメラ使用時の
基準位置と該基準位置から離れた移動位置との間を移動
可能に配置されたグリップ部とを有する。前記プリンタ
用操作部材は、前記グリップ部が前記基準位置に配置さ
れたとき隠れ、前記グリップ部が前記移動位置に配置さ
れたとき露出する。
【0007】上記構成において、グリップ部が基準位置
にあるとき、デジタルカメラとして使用可能である。こ
のとき、プリンタ用操作部材は隠れているので、プリン
タ機能に関する操作を行うことはできない。一方、グリ
ップ部が移動位置に移動すると、プリンタ用操作部材が
露出し、プリンタ機能に関する操作を行うことができ
る。
【0008】したがって、可動部材(グリップ部)によ
りその時には使用しない機能に関する操作部材(プリン
タ用操作部材)を覆うことで、使用者にとっては、その
時選択している機能に関する操作部材のみが使用可能に
露出していることになり、操作を間違うことが無く、ま
た不要な操作部材が隠れているので、使用者に雑然とし
た印象を与えることがない。
【0009】好ましくは、前記グリップ部は、装置本体
の前面に沿ってスライド移動する。
【0010】上記構成によれば、装置本体に対してグリ
ップ部が開くように構成する場合に比べ、グリップ部の
移動によりプリンタ用操作部材を覆ったり露出させたり
するように構成することが容易であり、また、デザイン
性や操作性の点でも優れた構成とすることが可能であ
る。
【0011】好ましくは、前記グリップ部が前記移動位
置に配置されたとき、撮影不可状態となる。
【0012】上記構成によれば、グリップ部が移動位置
にあるときには、撮影不可、プリント可となる。基準位
置では、撮影可、プリント不可であるので、グリップ部
の位置が基準位置か移動位置かにより撮影又はプリント
が択一的に可能となり、一層、操作が分かりやすくな
る。
【0013】具体的には、前記グリップ部は、前記移動
位置では、撮影レンズ前面又はファインダー前面の少な
くとも一方を覆う。これにより、移動位置では撮影不可
状態であることが、一見して分かる。
【0014】あるいは、前記グリップ部は、前記移動位
置では、その一部分が装置本体の外側へ突出する。これ
により、移動位置では撮影不可状態であることが、一見
して分かる。
【0015】後者の場合、好ましくは、前記移動位置で
露出する前記グリップ部の後面に、前記プリンタ用操作
部材を設ける。これにより、デザイン性、操作性に優れ
た構成とすることができる。
【0016】本発明は、一般的には、以下のように構成
されたプリンタ一体型デジタルカメラを提供する。
【0017】プリンタ一体型デジタルカメラは、デジタ
ルカメラ機能を有するデジタルカメラ部と、プリンタ機
能を有するプリンタ部と、からなるタイプのものであ
る。プリンタ一体型デジタルカメラは、プリンタ機能に
使用するプリンタ用操作部材と、撮影時の基準位置と、
該基準位置から移動した移動位置との間を移動する可動
部材とを有する。該可動部材は、前記基準位置において
は前記プリンタ用操作部材を覆い、前記移動位置におい
ては前記プリンタ用操作部材を露出させる。
【0018】上記構成の可動部材の一態様が、前述のグ
リップ部である。上記構成によれば、可動部材によりそ
の時には使用しない機能に関する操作部材を覆うこと
で、使用者にとっては、その時選択している機能に関す
る操作部材のみが使用可能に露出していることになり、
操作を間違うことが無く、また不要な操作部材が隠れて
いるので、使用者に雑然とした印象を与えることがな
い。
【0019】グリップ部を用いた前述の構成と同様に、
好ましくは、前記可動部材は、装置本体に沿ってスライ
ド移動する。
【0020】また、好ましくは、前記可動部材は、前記
移動位置では、撮影レンズ前面又はファインダー前面の
少なくとも一方を覆う。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
リモコン装置付きプリンタ一体型デジタルカメラについ
て、図面を参照しながら説明する。
【0022】図2〜図5は、本発明に係るリモコン装置
付きプリンタ一体型カメラの全体斜視図である。
【0023】図において、1はカメラ本体、2はプリン
ト動作に必要な構成が内蔵されたプリンタユニット部で
ある。
【0024】カメラ本体1の前面には、カバー部材2
0、撮影レンズ3、ファインダ窓4、自動焦点検出(以
下、AFという)のためのAFユニット部5、および本
体からポップアップするフラッシュ6が設けられてい
る。撮影レンズ3を保持するレンズ鏡筒30はカメラ本
体1から出没するように構成され、沈胴時には、レンズ
バリア909が閉じ、撮影レンズ3を覆うようになって
いる。
【0025】カバー部材20は、スライドレール24,
26により案内され、カメラ本体1に沿ってスライド移
動するようになっている。カバー部材20は、カメラ使
用時には、図2および図3に示した「基準位置」に配置
され、その位置にロックされる。カバー部材20は、グ
リップ部としての機能を果たす。
【0026】カバー部材20の側面には、ロック解除ス
イッチ22が設けられている。ロック解除スイッチ22
をスライドすることにより、図4に示したように、カバ
ー部材20を、ファインダ窓4および撮影レンズ3を覆
う「移動位置」に移動することができる。これにより、
ファインダーをのぞいても、何も見えないことになり、
プリントモード時に、撮影できないことを撮影者にわか
らせることにもなる。
【0027】カメラ本体1の前面のうち、カバー部材2
0が基準位置にあるときには隠れ、カバー部材20が移
動位置にあるときには露出する部分に、図4および図1
1の要部拡大図に示したように、プリンタ機能に関する
操作部材がまとめて配置されている。詳しくは図11に
示したように、プリント画像を選択する際にコマを順送
りするためのスイッチSpup 、逆送りするためのスイッ
チSpdown 、プリント開始を指示するためのプリント開
始スイッチSp 、カラー又はモノクロのプリントモード
を選択するためのプリントモード選択スイッチS
mode 、用紙を強制排出する強制排紙スイッチSpej
後述する記録ヘッド5’のクリーニングを指示するクリ
ーニングスイッチScL が配置されている。プリンタ機
能に関する操作は、これらのスイッチのみを用いて行う
ことができる。
【0028】カバー部材20が移動位置に配置されたと
きにプリントモードが設定され、カバー部材20が移動
して露出したこれらの操作部材により、プリンタ機能に
関する操作が可能となる。カバー部材20が移動位置に
配置されたか否かは、後述する検知スイッチSPRT によ
り検知するようになっている。
【0029】カメラ本体1の上面には、各種操作部材
7,8,9,11,12,13と表示器17が配設され
ている。7はレリーズ開始ボタンであり、半押しでスイ
ッチS 1がオン(撮影準備)、全押しでスイッチS2がオ
ン(レリーズ)となる操作部材である。8はモード切換
スイッチであり、「OFF」、「記録」、「再生」、の
各モードを切り換えるものである。9はプロテクトスイ
ッチであり、一旦記録された記録画像が不用意な操作で
消去されるのを防止するものである。11はフラッシュ
発光モード切換スイッチであり、フラッシュ6を「非発
光(OFF)」、「自動発光(AUTO)」、「強制発
光(ON)」の各モードに切り換えるものである。12
は日付設定用スイッチであり、撮影日時をセットする際
にセット可能状態にするものである。13は撮影モード
切換スイッチであり、オンされる毎に単写/セルフ/連
写の撮影を変更可能にするものである。
【0030】表示器17は、例えばドットマトリックス
タイプのLCD等で構成され、前記日付、撮影時やプリ
ント時のコマ番号その他設定モード内容を表示するもの
である。撮影時には、カメラ本体後方から操作するの
で、表示器17は、例えば図12(a)のように表示す
る。しかし、プリント時には、カメラ前面の操作部材を
カメラ本体前方から操作することになるので、図12
(b)に示すように、表示器17の表示は天地反転す
る。
【0031】カメラ本体1の上面部には、さらに、プリ
ント済み用紙の排出口901が設けられ、プリントされ
た用紙が、図4に示したように排出される。902はス
ライド部であり、図3のようにスライド可能であり、そ
れによる開口部を利用して、インクジェットカートリッ
ジ903を交換することができる。カートリッジ903
は、フタ部904で固定されており、このフタ部904
を上方向へはずすと、カートリッジ903は指を使って
カメラ本体1に対して側方方向へ取り出せるようになっ
ている。プリントするための用紙は、図示していない
が、カメラ本体1の下部より所定の枚数を挿てんするこ
とが可能となっている。カメラ本体1内に設けたプリン
タ部111の詳細については後述する。
【0032】カメラ本体1の一方の側面にはメモリーカ
ード挿入口18が、他方の側面にはPC用出力端子19
が設けられている。メモリーカード挿入口18は、スリ
ット状に形成された挿入口で、カメラ本体1内へ外部記
録媒体(以下、メモリカードという)を挿入するための
ものである。PC用出力端子19はカメラ本体1の側面
適所に設けられ、PC(パーソナルコンピュータ)への
接続を可能にする端子である。
【0033】カメラ本体1の背面には、図5に示すよう
に、ボタン14,15,908,910と、ファインダ
窓906と、合焦表示ランプ907と、画像表示用LC
D905とが設けられている。
【0034】14,15は、ズームボタンであり、ズー
ムボタン14を押すと撮影レンズ3はワイド側に、ズー
ムボタン15を押すとテレ側に駆動される。また、1
4,15は、後述するメモリーカード112に記録され
た画像データを呼び出すアクセスボタンでもあり、アク
セスボタン14にアクセスする毎に記録画像が順送り
(UP)、アクセスボタン15にアクセスする毎に逆送
り(DOWN)されるようになっている。
【0035】908はLCDスイッチであり、画像表示
用LCD905をオン/オフするためのものである。9
10は手ぶれ補正スイッチであり、手ぶれ補正をオン/
オフするためのものである。ファインダ窓906から
は、撮影時には撮影画像を見ることができる。画像表示
用LCD905は、撮影時にはモニタ画像を、再生時に
は選択画像を、プリント時には記録画像を表示する。
【0036】合焦表示ランプ907は、撮影時におい
て、ボタン7の半押し(スイッチS1がオン)時に、撮
影準備動作が終了したときには点灯し、また被写体が至
近距離で撮影不可の場合やフラッシュ充電中の場合には
点滅し、撮影者に知らせる。合焦表示ランプ907は、
プリントモード時にも用い、プリントモードになれば点
灯し、プリントモード時にエラーが発生すれば点滅す
る。
【0037】図1は、プリンタ一体型カメラの全体ブロ
ック図である。
【0038】システムコントローラ(以下、CPUとい
う)100はプリント動作も含めてカメラ全体の動作を
制御するものである。前記撮影レンズ3を通して結像さ
れる被写体像は固体撮影素子(以下、CCDという)1
01に取り込まれ、該CCD101の出力画像信号は信
号処理部102で処理されるようになっている。撮影レ
ンズ3は測距結果に基づいて合焦状態となるようにレン
ズ駆動部103により駆動制御される。測距部104
は、例えば位相差検出方式などを利用して被写体までの
距離を求めるもので、この測距離データからレンズ駆動
部103による撮影レンズ3の駆動量が算出されるよう
になっている。レンズ駆動部103は、撮影レンズ3を
保持するレンズ鏡筒30の出没、レンズバリア909の
開閉の駆動も行う。測光部105は被写体の輝度を測定
し、測光データをCPU100に出力するものである。
露出制御部106は測距、測光結果に基づいて得られる
CPU100からの露出時間(シャッタスピード)T
v、絞り値Avのデータを受けてカメラの露出制御を行
うものである。表示部107は前記表示器17及びLC
D905とそれらを駆動する部分とからなっている。
【0039】手ぶれ検出部400は、カメラ本体1内に
設けた不図示の加速度センサにより撮影時の手ぶれ量を
検出する。手ぶれ補正部402は、手ぶれ検出部400
からの手ぶれ検出結果に基づき、手ぶれの補正を行う。
具体的には撮影光学系中の補正光学部材をアクチュエー
タを用いて光軸垂直方向に駆動することで補正する。画
像処理部300は、画像信号を処理し、必要に応じて、
画像表示用LCD905やプリンタ部111に出力する
ための画像処理を行う。
【0040】フラッシュ部108は、CPU100から
の充電のための昇圧制御、発光制御信号により制御さ
れ、前記フラッシュ6の発光を行うものである。さら
に、フラッシュ部108は、CPU100からの制御信
号により、フラッシュを使用位置又は非使用位置に駆動
する。
【0041】電源部109はCCD101へは所定の高
電圧で、CPU100その他の各回路部へは所定レベル
の電圧で電力を供給するものである。バッテリーチェッ
ク回路110は前記電源部109内の電源電池に接続さ
れ、該電源電池の容量を検出するものである。この検出
結果はCPU100に出力するようになっている。
【0042】プリンタ部111はCPU100により駆
動制御され、画像信号を記録紙にプリントアウトするも
ので、詳細は後述する。メモリカード112はカメラ本
体1に着脱自在な、例えばSRAM等からなる複数枚の
画面のデータを記録可能な記録媒体である。外部出力I
/F19は図2のPC用出力端子19に相当するもので
ある。
【0043】次に、スイッチ類SOFF〜SMODEについて
説明する。 SOFF:モード切換スイッチ8が「OFF」の位置にあ
るときオンし、カメラを不動作にする。 SREC:モード切換スイッチ8が「記録」の位置にある
ときオンし、カメラを撮影可能にする。 SREP:モード切換スイッチ8が「再生」の位置にある
ときオンし、LCDへの記録画像の表示を可能にする。 SPRT:カバー部材20が移動位置にあるときオンし、
記録画像のプリントアウトを可能にする。 S1 :撮影時に、レリーズ開始ボタン7の1段押し
(半押し)でオンし、撮影準備を指示する。 S2 :撮影時に、レリーズ開始ボタン7の2段押し
(全押し)でオンし、露出を指示する。 SUP:アクセスボタン15が押される毎にオンし、記録
画像の順送り再生を行う。 SDOWN:アクセスボタン14が押される毎にオンし、記
録画像の逆送り再生を行う。 SPRO:プロテクトスイッチ9が押される毎に記録画像
のプロテクトおよびプロテクト解除を交互に行う。 SVI :手ぶれ補正スイッチ910のオン−オフを検知
する。 SLCD:LCDスイッチ908のオン−オフを検知す
る。 SCARD:メモリカード112が挿入されているとき、オ
ンする。 SFL:フラッシュ発光モード切換スイッチ11が押され
る毎にオンし、非発光、自動発光、強制発光の各モード
がサイクリックに切り換えられる。 SADJ :日付設定用スイッチ12に相当する。 SMODE:撮影モード切換スイッチ13が押される毎にオ
ンし、単写、セルフ、連写の各モードがサイクリックに
切り換えられる。 SE :消去スイッチの押圧を検知する。
【0044】さらに、CPU100には、前述したカメ
ラ本体1の前面に設けたスイッチS pup,Spdown,S
mode,Spej,Sp,ScLが接続されている。
【0045】次に、プリンタ部111の構成を図6に基
づき説明する。
【0046】カメラ本体1のハウジング内の内部下方に
は、互いに平行にしてガイド杆2’とリードスクリュウ
3’が設けられている。これらガイド杆2’とリードス
クリュウ3’との間に、キャリッジ4’を介してインク
ジェットヘッドカートリッジよりなる記録ヘッド5’が
移動自在に支承されている。記録ヘッド5’はYMCK
の4色のヘッドを有し、フルカラーの印刷が可能なよう
に構成されている。リードスクリュウ3’は、正逆回転
自在な駆動モータ6’にギヤ7’、8’を介して噛合さ
れていて、駆動モータ6’によりリードスクリュウ3’
を正逆回転させることにより、ガイド杆2’に沿って記
録ヘッド5’を矢印a、b方向へ移動できるようになっ
ている。
【0047】リードスクリュウ3’の奥方には紙押え板
9’とロール状のプラテン10’が設けられている。そ
して、紙押え板9’によりプラテン10’へ印刷用紙1
1’を押え付けて印刷用紙11’の給紙を行う。キャリ
ッジ4’にはレバー4a’が突設されていて、キャリッ
ジ4’のホームポジションに設けられたフォトカプラよ
りなる検出手段12’でこのレバー4a’を検出するこ
とにより、駆動モータ6’の回転方向が制御されるよう
になっている。
【0048】また、13’は支持部材で、記録ヘッド
(図示せず)の前面をキャップするキャップ部材14’
を支持している。15’はこのキャップ部材14’内を
吸引する吸引手段で、キャップ部材14’内の開口1
6’を介して記録ヘッド5’の吸引回復を行うようにな
っている。17’はクリーニングブレード、18’はこ
のクリーニングブレード17’を前後方向に移動可能に
する部材で、本体支持板19’に支持されている。2
0’は吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャ
リッジ4’と係合するカム21’の移動に伴って移動
し、駆動モータ6’からの駆動力がクラッチ等の公知の
切換手段で切り換えられることにより、その移動が制御
される。
【0049】これらキャップ部材14’によるキャッピ
ング、クリーニングブレード17’によるクリーニン
グ、レバー20による吸引回復は、キャリッジ4’がホ
ームポジション側領域に位置しているときに、リードス
クリュウ3’の作用によって所望の動作が行えるように
構成されているが、周知のタイミングで所望の動作を制
御してもよい。
【0050】ここでは、インクジェットプリンタとして
は圧電素子を用いた公知の方式を用いるが、これに限ら
れるものではなく、電気熱変換素子を設けたいわゆるバ
ブルジェット方式のインクジェットプリンタでもかまわ
ない。
【0051】次に、図7〜図10を用いて、カメラの動
作を説明する。
【0052】このカメラ本体1の動作は、CPU100
および該CPU100に接続されるROM(不図示)内
のプログラムにより制御される。
【0053】図7は、動作のメインフローチャートであ
る。電源部109に電源電池が装着されてCPU100
に電源が供給され、スイッチSOFFがオフ(モード切換
スイッチ8が「OFF」位置以外)のとき、動作モード
の判定を行う。
【0054】まず、スイッチSRECがオン(モード切換
スイッチ8が「記録」位置)であるか否かを判定する
(#10)。スイッチSRECがオンであれば(#10で
YES)、スイッチSPRTがオン(カバー部材20が移
動位置)であるか否かを判定する(#10a)。スイッ
チSPRTがオンでなければ(#10aでNO)、カメラ
モードを実行する(#11)。スイッチSPRTがオンで
あれば(#10aでYES)、モード切換スイッチ8の
位置とカバー部材20の位置が矛盾しているので、表示
器17に警告を表示し(#16)、リターンする。
【0055】スイッチSRECがオンでなければ(#10
でNO)、スイッチSREPがオン(モード切換スイッチ
8が「再生」位置)であるか否かを判定する(#1
2)。スイッチSREPがオンであれば(#12でYE
S)、スイッチSPRTがオンであるか否かを判定する
(#12a)。スイッチSPRTがオンでなければ(#1
2aでNO)、再生モードを実行し(#13)、オンで
あれば(#12aでYES)、モード切換スイッチ8の
位置とカバー部材20の位置が矛盾しているので、警告
を表示器17に表示し(#16)、リターンする。
【0056】スイッチSREPがオンでなければ(#12
でNO)、スイッチSPRTがオンであるか否かを判定す
る(#14)。スイッチSPRTがオンであれば(#14
でYES)、プリントモードを実行する(#15)。ス
イッチSPRT がオンでなければ(#14でNO)、リタ
ーンする。
【0057】次に、各モードの動作について説明する。
【0058】カメラモードでは、図8に示すように、ス
イッチS1のオン(レリーズ開始ボタン7の半押し)を
待つ(#20)。スイッチS1がオンになれば(#20
でYES)、撮影準備(測光、測距、露出演算、レンズ
3の駆動、フラッシュ6のポップアップなど)を行い
(#21)、スイッチS2のオン(レリーズ開始ボタン
7の全押)を待つ(#22)。スイッチS2がオンにな
れば(#22でYES)、撮影を行い(#23)、撮影
データを記録媒体に記録し(#24)、図7のメインフ
ローチャートのスタートへ戻る。
【0059】プリントモードでは、図9に示すように、
まず、プリントする画像を選択し(#30)、プリント
開始スイッチSPがオンになるのを待つ(#31)。ス
イッチSPがオンになれば(#31でYES)、印刷用
紙をプリント位置に搬送し(#32)、性能回復のため
記録ヘッド5’のホームポジション位置で記録ヘッド
5’の予備吐出を行った後(#33)、プリント動作を
開始する(#34)。プリントが終了すれば、プリント
済み用紙を排出し(#35)、記録ヘッド5’のクリー
ニングを行い(#36)、図7のメインフローチャート
のスタートへ戻る。
【0060】再生モードでは、図10に示すように、ま
ず、再生する画像を選択し(#40)、選択された画像
を画像表示用LCD905に表示した後(#42)、図
7のメインフローチャートのスタートへ戻る。
【0061】次に、第2実施形態のプリンタ一体型カメ
ラについて、図13および図14を参照しながら説明す
る。
【0062】第2実施形態では、大略、第1実施形態と
同様に構成されるが、第1実施形態とは異なり、図13
に示すように、カバー部材20aはカメラ本体1aの外
側へ突出するようにスライドレール24a,26aによ
り案内され、図14に示すように、カバー部材20aの
後面にプリンタ機能に関する操作部材、すなわちスイッ
チSpdown 、Spup 、Sp 、Smode 、Spej 、ScL
配置されている。
【0063】したがって、プリント時には、撮影時と同
様に、カメラ本体1aの後方からプリンタ用操作部材を
操作することができ、プリント画像が表示される画像表
示用LCD905を見やすい。また、撮影時もプリント
時もカメラ本体1aの後方から操作するので、表示器1
7の表示の向きを反転させる必要がなく、見やすい。さ
らに、使用者の右側にプリンタ用の操作部材が配置され
るため、右手で操作しやすい。また、カバー部材20が
外側に広がるので、プリント時に振動してもカメラ本体
1aをより安定した状態に保つことができる。
【0064】以上説明したプリンタ一体型デジタルカメ
ラは、使用者にとって操作等を間違うことが無く、ま
た、雑然とした印象を与えることがなく、全体としての
デザイン性にも優れている。
【0065】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施可能である。例
えば、プリンタ用操作部材を覆うカバー部材が開くよう
に構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るプリンタ一体型
デジタルカメラのブロック構成図である。
【図2】 図1のカメラを前方から見た斜視図である。
【図3】 図2と同様の斜視図である。
【図4】 図2と同様の斜視図である。
【図5】 図1のカメラを後方から見た斜視図である。
【図6】 プリンタ部の斜視図である。
【図7】 図1のカメラの動作のフローチャートであ
る。
【図8】 カメラモードのフローチャートである。
【図9】 プリントモードのフローチャートである。
【図10】 再生モードのフローチャートである。
【図11】 カメラ前面の要部拡大図である。
【図12】 カメラ上面の要部拡大図である。
【図13】 本発明の第2実施形態に係るプリンタ一体
型デジタルカメラを前方から見た斜視図である。
【図14】 図13のカメラを後方から見た斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,1a カメラ本体 2 プリンタユニット部 3 撮影レンズ 4 ファインダ窓 20,20a カバー部材(グリップ部、可動部材) 24、24a,26,26a スライドレール Sp プリント開始スイッチ(プリンタ用操作部材) Smode プリントモード選択スイッチ(プリンタ用操作
部材) Spej 強制排紙スイッチ(プリンタ用操作部材) ScL クリーニングスイッチ(プリンタ用操作部材) Spdown 逆送りスイッチ(プリンタ用操作部材) Spup 順送りスイッチ(プリンタ用操作部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/907 H04N 5/907 B (72)発明者 石井 徹 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 福田 晃 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 湊 祥一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H083 CC02 CC05 CC11 CC22 CC32 CC62 2H100 AA12 AA18 AA61 BB05 CC01 CC07 EE06 2H104 AA19 CC03 CC04 CC08 5C022 AA13 AB02 AB12 AB15 AB27 AB55 AB65 AB66 AC02 AC03 AC11 AC22 AC31 AC32 AC42 AC51 AC54 AC56 AC67 AC69 AC73 AC74 AC77 5C052 AA11 AA17 AB04 DD02 EE02 EE03 EE08 EE10 FA02 FA03 FA04 FB01 FB06 FC01 FD14 FE04 FE07 FE08 GA02 GA03 GA05 GB01 GB10 GE04 GE08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルカメラ機能を有するデジタルカ
    メラ部と、プリンタ機能を有するプリンタ部と、からな
    るプリンタ一体型デジタルカメラにおいて、 プリンタ機能に関して使用するプリンタ用操作部材と、 カメラ使用時の基準位置と該基準位置から離れた移動位
    置との間を移動可能に配置されたグリップ部とを有し、 前記プリンタ用操作部材は、前記グリップ部が前記基準
    位置に配置されたとき隠れ、前記グリップ部が前記移動
    位置に配置されたとき露出することを特徴とする、プリ
    ンタ一体型デジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記グリップ部は、装置本体の前面に沿
    ってスライド移動すことを特徴とする、請求項1記載の
    プリンタ一体型デジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 前記グリップ部が前記移動位置に配置さ
    れたとき、撮影不可状態となることを特徴とする、請求
    項2記載のプリンタ一体型デジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 前記グリップ部は、前記移動位置では、
    撮影レンズ前面又はファインダー前面の少なくとも一方
    を覆うことを特徴とする、請求項3記載のプリンタ一体
    型デジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 前記グリップ部は、前記移動位置では、
    その一部分が装置本体の外側へ突出することを特徴とす
    る、請求項3記載のプリンタ一体型デジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 前記移動位置で露出する前記グリップ部
    の後面に、前記プリンタ用操作部材を設けたことを特徴
    とする、請求項5記載のプリンタ一体型デジタルカメ
    ラ。
  7. 【請求項7】 デジタルカメラ機能を有するデジタルカ
    メラ部と、プリンタ機能を有するプリンタ部と、からな
    るプリンタ一体型デジタルカメラにおいて、 プリンタ機能に使用するプリンタ用操作部材と、 撮影時の基準位置と、該基準位置から移動した移動位置
    との間を移動する可動部材とを有し、 該可動部材は、前記基準位置においては前記プリンタ用
    操作部材を覆い、前記移動位置においては前記プリンタ
    用操作部材を露出させることを特徴とする、プリンタ一
    体型デジタルカメラ。
  8. 【請求項8】 前記可動部材は、装置本体に沿ってスラ
    イド移動することを特徴とする、請求項1記載のプリン
    タ一体型デジタルカメラ。
  9. 【請求項9】 前記可動部材は、前記移動位置では、撮
    影レンズ前面又はファインダー前面の少なくとも一方を
    覆うことを特徴とする、請求項7記載のプリンタ一体型
    デジタルカメラ。
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