JP2001116838A - 合成開口レーダ装置及び目標散乱点検出方法 - Google Patents

合成開口レーダ装置及び目標散乱点検出方法

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JP2001116838A
JP2001116838A JP29529299A JP29529299A JP2001116838A JP 2001116838 A JP2001116838 A JP 2001116838A JP 29529299 A JP29529299 A JP 29529299A JP 29529299 A JP29529299 A JP 29529299A JP 2001116838 A JP2001116838 A JP 2001116838A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルスの搬送周波数変化量によって決まる分
解能以上の解像度で、目標散乱点の検出が可能な合成開
口レーダ装置を得る。 【解決手段】 目標画像のクロスレンジ方向各成分につ
きレンジ方向に高速フーリエ変換処理をし周波数データ
を得る周波数変換手段12と、周波数データより自己回
帰係数を得る線形予測手段15、周波数データと自己回
帰係数から周波数拡張データを得る周波数拡張手段16
を含む帯域幅拡張手段13と、周波数拡張データの共分
散行列を得る共分散行列算出手段17、共分散行列の小
行列の移動平均から平均共分散行列を得る移動平均算出
手段18、平均共分散行列の固有値解析から最小固有値
を得る固有値解析手段19、最小固有値から得た固有ベ
クトルで評価関数を得る評価関数算出手段20、評価関
数の振幅値ピークを検索しこのレンジ値より目標散乱点
レンジを得るレンジ推定手段21、レンジ推定値から目
標散乱点反射強度を得る反射強度推定手段22を含む超
解像度処理手段14。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は観測対象となる目
標に対して搬送波周波数が時間とともに変化するパルス
を送信し、反射されたパルスから目標の画像を再生して
目標散乱点を検出する合成開口レーダ装置及び目標散乱
点検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の合成開口レーダ装置とし
て例えば、「Airborne Pulsed Doppler Radar」、第2
版、Guy Morris及びLinda Harkness、Artech House、
(1997年)、に示されたものがあり、図8は上記文献
に示された従来の合成開口レーダ装置の一例を示した図
である。
【0003】図8において、1はパルスを出力する送信
機、2は後述の制御回路4から入力される周波数制御信
号に基づいて時間とともに周波数を変化させた信号を出
力する局部発振器、3は送信機1に対してトリガ信号を
発生するパルス変調器である。制御回路4は局部発振器
2に対する周波数制御信号を出力する。5は送受信を切
換える送受切換器、6は送受切換器5を介して送信機1か
ら出力されるパルスを目標に対して送信し、また目標か
ら反射されたパルスを受信するアンテナ、7はアンテナ
6により受信されたパルスを入力して、受信信号を出力
する受信機である。
【0004】8は受信機7から入力した受信信号を各パ
ルス毎に圧縮するレンジ圧縮手段、9はレンジ圧縮され
た各パルスの受信信号をストアするメモリ、10はレン
ジ圧縮された複数のパルスの受信信号をメモリから読み
出し、これらに対してクロスレンジ圧縮を行い、目標の
画像を再生するクロスレンジ圧縮手段である。11bは
上述のレンジ圧縮手段8とメモリ9とクロスレンジ圧縮
手段10からなる信号処理器である。
【0005】次に従来の合成開口レーダ装置の動作につ
いて、図9及び図10を参照して説明する。制御回路4
は、図9の(a)、(b)のように時間とともに搬送波周波
数がリニアに変化するように、周波数制御信号を制御し
て、局部発振器2に出力する。局部発振器2は、制御回
路4から入力される周波数制御信号に基づいて搬送波周
波数を設定した信号を出力する。時間tにおける信号の
搬送波周波数f(t)は、周波数初期値をf0、周波数変化
率をkとして、下記の式(1)に基づいて設定される。
【0006】
【数1】
【0007】送信機1は、局部発振器2の出力を増幅
し、パルス変調器3の送信トリガ信号に同期して、パル
スを生成して出力する。送信機1から出力されたパルス
は、送受切換器5を介してアンテナ6に給電され、アン
テナ6より目標に放射される。次いでアンテナ6は、目
標から反射されたパルスを受信し、送受切換器5を介し
て、受信機7に出力する。パルスは受信機7において、
ビデオ信号に周波数変換された後、位相検波及びディジ
タル変換され、受信信号として信号処理器11bに出力
される。
【0008】信号処理器11bのレンジ圧縮手段8で
は、各パルス毎に受信機7から入力された受信信号に対
して、図9の(c)、(d)のような特性をもつ信号を用い
て畳込み演算を行う。これにより受信信号は図9の(e)
のように、パルスの搬送周波数変化量Δfの逆数1/Δ
fに相当するパルス幅にレンジ圧縮される。
【0009】レンジ圧縮手段8によりレンジ圧縮された
各パルスの受信信号は、メモリ9にストアされる。クロ
スレンジ圧縮手段10は、レンジ圧縮された複数のパル
スの受信信号をメモリ9から読み出し、図10のように
これらの受信信号を2次元に配置する。次にクロスレン
ジ圧縮手段10は、レンジ方向に下記の式(2)で間隔Δ
Rが与えられるセル毎に、複数のパルスの受信信号に対
して、図9の(c)、(d)のような特性をもつ信号を用い
て畳込み演算を行う。ここでcは光速を表す。これによ
り受信信号はクロスレンジ方向に圧縮されて、目標の画
像が再生される。
【0010】
【数2】
【0011】このとき目標散乱点の検出は、再生された
目標の画像上で、レンジ方向のセル間隔ΔR毎に得られ
る振幅値のピークを検出することにより行われる。
【0012】以上のようにして、観測対象となる目標に
対して搬送波周波数が時間とともに変化するパルスを送
信し、反射されたパルスから目標の画像を再生して目標
散乱点を検出することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の合成開口レーダ
装置は、以上のように構成されているので、上記の式
(2)により与えられる間隔ΔR以下でレンジ方向に近接
した目標散乱点を分離して検出すること、すなわち分解
能ΔR以上の解像度で、目標散乱点の検出ができないと
いう課題があった。
【0014】この発明は上記の課題を解消するためにな
されたものであり、パルスの搬送周波数変化量Δfによ
って決まる分解能以上の解像度で、目標散乱点の検出が
可能な合成開口レーダ装置及び目標散乱点検出方法を得
ることを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明の請求項1に係わる発明は、観測対象となる目標に
対して搬送波周波数が時間とともに変化するパルスを送
信し、上記目標から反射されたパルスを受信し、この受
信パルスをビデオ信号に周波数変換した後、ディジタル
変換した受信信号から上記目標のパルスの送信方向に対
応したレンジ成分と上記レンジに直行するクロスレンジ
成分からなる画像を再生する合成開口レーダ装置におい
て、上記画像のクロスレンジ方向の各成分について、レ
ンジ方向に高速フーリエ変換処理を行う周波数変換手段
と、この周波数変換手段により得られた周波数データを
線形予測法を用いて外挿した周波数拡張データを生成す
る帯域幅拡張手段と、上記周波数拡張データに対して超
解像処理を行い、目標散乱点のレンジと反射強度を算出
する超解像処理手段と、を備えたものである。
【0016】また請求項2の発明に係わる合成開口レー
ダ装置は、上記帯域幅拡張手段が、周波数データを用い
て自己回帰係数の算出を行う線形予測手段と、周波数デ
ータと自己回帰係数を用いて、上記周波数データを外挿
した周波数拡張データを生成する周波数拡張手段とを有
し、上記超解像処理手段が、周波数拡張データの共分散
行列を計算する共分散行列算出手段と、周波数拡張デー
タの共分散行列の一部から小行列を構成し、これらの小
行列の移動平均から平均共分散行列を算出する移動平均
算出手段と、上記平均共分散行列の固有値解析を行い最
小固有値を求める固有値解析手段と、上記最小固有値か
ら算出した固有ベクトルを用いて評価関数を計算する評
価関数算出手段と、上記評価関数の振幅値のピークを検
索して、このピークを与えるレンジ値より目標散乱点の
レンジを推定するレンジ推定手段と、上記レンジの推定
値と最小固有値を用いて、目標散乱点の反射強度を推定
する反射強度推定手段とを有するものである。
【0017】また請求項3の発明に係わる合成開口レー
ダ装置は、上記超解像処理手段に、線形予測手段により
得られた自己回帰係数を用いてスペクトラムを計算する
スペクトラム推定手段と、固有値解析手段の固有値解析
に基づいてスペクトラムの振幅値のピーク数を特定し
て、このピークを与えるレンジ値を検索して目標散乱点
のレンジを推定するピーク検索手段と、ピーク検索手段
から入力したレンジと固有値解析手段から入力した最小
固有値を用いて目標散乱点の反射強度を推定する振幅推
定手段と、上記レンジ推定手段により推定した目標散乱
点のレンジと反射強度推定手段により推定した目標散乱
点の反射強度を、上記ピーク検索手段により推定した目
標散乱点のレンジと振幅推定手段により推定した目標散
乱点の反射強度とをそれぞれ比較して、目標散乱点のレ
ンジと反射強度の推定値を決定する判定手段とをさらに
備えたものである。
【0018】また請求項4の発明に係わる目標散乱点検
出方法は、観測対象となる目標に対して搬送波周波数が
時間とともに変化するパルスを送信し、上記目標から反
射されたパルスを受信し、この受信パルスをビデオ信号
に周波数変換した後、ディジタル変換した受信信号から
上記目標のパルスの送信方向に対応したレンジ成分と上
記レンジに直行するクロスレンジ成分からなる画像を再
生する目標散乱点検出方法において、上記画像のクロス
レンジ方向の各成分について、レンジ方向に高速フーリ
エ変換処理を行う第1のステップと、周波数データを用
いて自己回帰係数の算出を行う第2のステップと、周波
数データと自己回帰係数を用いて、上記周波数データを
外挿した周波数拡張データを生成する第3のステップ
と、周波数拡張データの共分散行列を計算する第4のス
テップと、周波数拡張データの共分散行列の一部から小
行列を構成し、これらの小行列の移動平均から平均共分
散行列を算出する第5のステップと、上記平均共分散行
列の固有値解析を行い最小固有値を求める第6のステッ
プと、上記最小固有値から算出した固有ベクトルを用い
て評価関数を計算する第7のステップと、上記評価関数
の振幅値のピークを検索して、このピークを与えるレン
ジ値より目標散乱点のレンジを推定する第8のステップ
と、上記レンジの推定値と最小固有値を用いて、目標散
乱点の反射強度を推定する第9のステップと、を含むも
のである。
【0019】また請求項5に係わる目標散乱点検出方法
は、上記第2のステップにより得られた自己回帰係数を
用いてスペクトラムを計算する第10のステップと、上
記第6のステップの固有値解析に基づいてスペクトラム
の振幅値のピーク数を特定して、このピークを与えるレ
ンジ値を検索して目標散乱点のレンジを推定する第11
のステップと、この第11のステップから入力したレン
ジと上記第6のステップから入力した最小固有値を用い
て目標散乱点の反射強度を推定する第12のステップ
と、上記第8のステップにより推定した目標散乱点のレ
ンジと上記第9のステップにより推定した目標散乱点の
反射強度を、上記第11のステップにより推定した目標
散乱点のレンジと上記第12のステップにより推定した
目標散乱点の反射強度と比較して、目標散乱点のレンジ
と反射強度の推定値を決定する第13のステップと、を
追加したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の合成開口レーダ
装置及び目標散乱点検出方法を実施の形態に従って図を
参照しながら説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の一実施の形態による合
成開口レーダ装置の構成図である。図において、図8と
同一もしくは相当部分は同一符号を付し、その詳細説明
を省略する。11aは本実施の形態による信号処理器で
あり、上述のレンジ圧縮手段8、メモリ9、クロスレン
ジ圧縮手段10のほかに周波数変換手段12、帯域幅拡
張手段13及び超解像処理手段14aを含む。
【0021】図2は、帯域幅拡張手段13と超解像処理
手段14aの具体的回路構成の一例を示すブロック図で
ある。図において、15は周波数データから自己回帰係
数の算出を行う線形予測手段、16は周波数データと自
己回帰係数を用いて、周波数データを外挿した周波数拡
張データを生成する周波数拡張手段、17は周波数拡張
データの共分散行列の計算を行う共分散行列算出手段、
18は周波数拡張データの共分散行列の一部から小行列
を構成し、これらの小行列の移動平均から平均共分散行
列を算出する移動平均算出手段、19は移動平均算出手
段18で算出された平均共分散行列の固有値解析を行い
最小固有値を求める固有値解析手段である。
【0022】20は固有値解析手段19で得られた最小
固有値から算出した固有ベクトルを用いて評価関数を計
算する評価関数算出手段、21は評価関数算出手段20
で算出された評価関数の振幅値のピークを検索して、こ
のピークを与えるレンジ値より目標散乱点のレンジを推
定するレンジ推定手段、22は共分散行列算出手段17
から入力した共分散行列、固有値解析手段19から入力
した最小固有値及びレンジ推定手段21から入力した目標
散乱点のレンジに基づいて、目標散乱点の反射強度を計
算する反射強度推定手段である。
【0023】次に動作について、図3〜図6を用いて説
明する。周波数変換手段12は、図3のようにクロスレ
ンジ圧縮手段10により得られた目標の画像のクロスレ
ンジ方向の各成分(x1,x2,…,xN)に対して、それぞれ
レンジ方向のデータ列を構成し、これらのデータに対し
て高速フーリエ変換を実行して周波数データ(z1,z2,
…,zm,…zM)に変換して、帯域幅拡張手段13に出力
する。
【0024】帯域幅拡張手段13では、周波数データz
iに対して下記の式(3)で定義される次数hの自己回帰
モデルを仮定して、図4に示すように線形予測法により
周波数データを外挿して、周波数拡張データを生成す
る。ここで、ajは自己回帰係数と呼ばれ、例えば公知
文献「A New Autoregressive Spectrum Analysis Algo
rith」、Larry Marple著、IEEE Trans.ASSP-28、pp.44
1-454、(1980年)に示されているアルゴリズム(Burg
法)を用いて求められる。
【0025】
【数3】
【0026】次に共分散行列算出手段17は、図5に示
すように周波数拡張手段16より入力された周波数拡張
データに対して、下記の式(4)で定義される共分散行列
Rを算出する。ここで、*は共役複素数を表わす。
【0027】
【数4】
【0028】移動平均算出手段18は、図5に示すよう
に、共分散行列算出手段17から出力された共分散行列
23の一部から、次数M0の小行列24を構成する。更
に移動平均算出手段18は、共分散行列から構成したL
L個の小行列Rlを平均化して、下記の式(5)で定義さ
れる平均相関行列R(バー)を算出する。
【0029】
【数5】
【0030】次いで固有値解析手段19は、平均共分散
行列R(バー)の固有値解析を実行する。この時、求めら
れるM0個の固有値λm(m=1,2,…,M0)に対し
て、下記の式(6)に示す関係式が成り立つ。
【0031】
【数6】
【0032】ここで固有値解析手段19は、最小固有値
λmin(=λk+1=λk+2=…=λM0)よりも大きい固有値の
数を、目標散乱点の数Kと推定する。次に、評価関数算
出手段20は、固有値解析手段19により求めた最小固
有値λm(m=k+1、…、M0)に対応する固有ベクトルen
=[ek+1、…、eM0]と下記の式(7)で与えられるモー
ドベクトルa(バー)(rk)とから、式(8)で定義される
評価関数P(rk)を算出する。ここで、rkはレンジ、F
0はパルスの搬送波周波数の中心値をfcとして、式(9)
で与えられる初期値、ΔFは目標の画像のレンジ方向の
セル数をMとして、式(10)で与えられるステップ値、
Hは複素共役転置、Tはベクトルの転置をそれぞれ表わ
す。
【0033】
【数7】
【0034】次いでレンジ推定手段21は、図6に示す
ように評価関数25の振幅値のピークを、原点より検索
し、ピークを与えるレンジ値rkを求める。
【0035】反射強度推定手段22は、下記の式(11)
で定義されるモードベクトルa(rk)、式(12)で定義
される行列Aを、 それぞれレンジ推定手段21より入
力した目標散乱点のレンジrkを代入して計算する。
【0036】
【数8】
【0037】更に反射強度推定手段22は、行列A、相
関行列R、最小固有値λmin、M×Mの単位行列Iから、
下記の式(13)により行列Sを算出する。
【0038】
【数9】
【0039】反射強度推定手段22は、算出した行列S
の対角項から、目標散乱点の反射強度を推定する。この
ようにして超解像処理手段14aは、レンジ推定手段2
1により推定した目標散乱点のレンジと、反射強度推定
手段22により算出した目標散乱点の反射強度をもとに
目標散乱点を検出する。このような方法で目標散乱点を
検出した場合、式(2)で規定される分解能以上の解像度
で、目標の散乱点を検出できる。これは例えば、公知文
献「Multiple Emitter Location and Signal Parameter
Estimation」、R.O.Schmidt著、IEEE Trans、AP-3
4、3、pp.276-280、(1986年)から明らかである。
【0040】以上説明したように、本発明による合成開
口レーダ装置では、パルスの搬送周波数変化量Δfによ
って決まる分解能以上の解像度で、目標散乱点を検出す
ることができる。
【0041】実施の形態2.図7はこの発明の別の実施
の形態による合成開口レーダ装置の構成図である。図に
おいて、図2と同一もしくは相当部分は同一符号を付
し、その詳細説明を省略する。この実施の形態の超解像
処理手段14bでは、図2の超解像処理手段14aにス
ペクトラム推定手段26、ピーク検索手段27、振幅推
定手段28、判定手段29を追加したものである。
【0042】次に動作について説明する。スペクトラム
推定手段26は線形予測手段15により得られた自己回
帰係数を用いて、下記の式(14)に基づいてスペクトラ
ムP'(r)を計算する。
【0043】
【数10】
【0044】ピーク検索手段27は固有値解析手段19
の固有値解析を式(6)に基づいて行い、スペクトラムの
振幅値のピーク数を特定して、このピークを与えるレン
ジ値を検索して目標散乱点のレンジを推定する。振幅推
定手段28はピーク検索手段27から入力したレンジと
固有値解析手段19から入力した最小固有値を用いて目
標散乱点の反射強度を推定する。
【0045】判定手段29はレンジ推定手段21により
推定した目標散乱点のレンジと反射強度推定手段22に
より推定した目標散乱点の反射強度を、ピーク検索手段
27が推定した目標散乱点のレンジと振幅推定手段28
が推定した目標散乱点の反射強度とをそれぞれ比較し
て、目標散乱点のレンジと反射強度の推定値を決定す
る。これにより、目標散乱点の検出精度を向上させるこ
とができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように請求項1に係わる発明によ
れば、受信信号から得られた周波数データを、線形予測
法により外挿した周波数拡張データを生成する帯域幅拡
張手段と、この周波数拡張データに対して超解像処理を
行い、目標散乱点のレンジと反射強度を算出する超解像
処理手段を備え、パルスの搬送周波数変化量によって決
まる分解能、即ち式(2)で規定される分解能以上の解像
度で目標散乱点を検出できるという効果がある。
【0047】また、請求項2に係わる発明によれば、帯
域幅拡張手段が、周波数データを用いて自己回帰係数の
算出を行う線形予測手段と、周波数データと自己回帰係
数を用いて、周波数データを外挿した周波数拡張データ
を生成する周波数拡張手段とを有し、また超解像処理手
段が、周波数拡張データの共分散行列を計算する共分散
行列算出手段と、周波数拡張データの共分散行列の一部
から小行列を構成し、これらの小行列の移動平均から平
均共分散行列を算出する移動平均算出手段と、平均共分
散行列の固有値解析を行い最小固有値を求める固有値解
析手段と、最小固有値から算出した固有ベクトルを用い
て評価関数を計算する評価関数算出手段と、評価関数の
振幅値のピークを検索して、このピークを与えるレンジ
値より目標散乱点のレンジを推定するレンジ推定手段
と、レンジの推定値と最小固有値を用いて、目標散乱点
の反射強度を推定する反射強度推定手段とを有し、パル
スの搬送周波数変化量によって決まる分解能、即ち式
(2)で規定される分解能以上の解像度で目標散乱点の検
出を高い精度で行うことができるという効果がある。
【0048】また、請求項3に係わる発明によれば、超
解像処理手段に、線形予測手段により得られた自己回帰
係数を用いてスペクトラムを計算するスペクトラム推定
手段と、固有値解析手段の固有値解析に基づいてスペク
トラムの振幅値のピーク数を特定して、このピークを与
えるレンジ値を検索して目標散乱点のレンジを推定する
ピーク検索手段と、ピーク検索手段から入力したレンジ
と固有値解析手段から入力した最小固有値を用いて目標
散乱点の反射強度を推定する振幅推定手段と、レンジ推
定手段により推定した目標散乱点のレンジと反射強度推
定手段により推定した目標散乱点の反射強度を、ピーク
検索手段により推定した目標散乱点のレンジと振幅推定
手段により推定した目標散乱点の反射強度と比較して、
目標散乱点のレンジと反射強度の推定値を決定する判定
手段とを追加するように構成したので、請求項2の発明
の効果に加えて目標散乱点の検出精度を改善することが
できるという効果がある。
【0049】また、請求項4に係わる発明によれば、目
標の画像のクロスレンジ方向の各成分について、レンジ
方向に高速フーリエ変換処理を行う第1のステップと、
周波数データを用いて自己回帰係数の算出を行う第2の
ステップと、周波数データと自己回帰係数を用いて、周
波数データを外挿した周波数拡張データを生成する第3
のステップと、周波数拡張データの共分散行列を計算す
る第4のステップと、周波数拡張データの共分散行列の
一部から小行列を構成し、これらの小行列の移動平均か
ら平均共分散行列を算出する第5のステップと、平均共
分散行列の固有値解析を行い最小固有値を求める第6の
ステップと、最小固有値から算出した固有ベクトルを用
いて評価関数を計算する第7のステップと、評価関数の
振幅値のピークを検索して、このピークを与えるレンジ
値より目標散乱点のレンジを推定する第8のステップ
と、レンジの推定値と最小固有値を用いて、目標散乱点
の反射強度を推定する第9のステップとを含むので、パ
ルスの搬送周波数変化量によって決まる分解能、即ち式
(2)で規定される分解能以上の解像度で目標散乱点を検
出できるという効果がある。
【0050】また、請求項5に係わる発明によれば、第
2のステップにより得られた自己回帰係数を用いてスペ
クトラムを計算する第10のステップと、第6のステッ
プの固有値解析に基づいてスペクトラムの振幅値のピー
ク数を特定して、このピークを与えるレンジ値を検索し
て目標散乱点のレンジを推定する第11のステップと、
第11のステップから入力したレンジと第6のステップ
から入力した最小固有値を用いて目標散乱点の反射強度
を推定する第12のステップと、第8のステップにより
推定した目標散乱点のレンジと第9のステップにより推
定した目標散乱点の反射強度を、第11のステップによ
り推定した目標散乱点のレンジと第12のステップによ
り推定した目標散乱点の反射強度と比較して、目標散乱
点のレンジと反射強度の推定値を決定する第13のステ
ップを追加したので、請求項4の発明の効果に加えて、
目標散乱点の検出精度を改善することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態による合成開口レー
ダ装置の構成図である。
【図2】 図1の合成開口レーダ装置の帯域幅拡張手段
と超解像処理手段の詳細を示す構成図である。
【図3】 この発明による目標の画像と周波数変換手段
がy軸方向に構成するデータ列の説明図である。
【図4】 この発明による帯域幅拡張手段により生成さ
れる周波数拡張データの説明図である。
【図5】 この発明における共分散行列と小行列の関係
を示す説明図である。
【図6】 この発明における評価関数のピーク検索の説
明図である。
【図7】 この発明の別の実施の形態による帯域幅拡張
手段と超解像処理手段の詳細を示す構成図である。
【図8】 従来の合成開口レーダ装置の構成図である。
【図9】 従来の合成開口レーダ装置のレンジ圧縮とク
ロスレンジ圧縮の説明図である。
【図10】 従来の合成開口レーダ装置のクロスレンジ
圧縮手段が構成する受信信号の2次元配置を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 送信機、2 局部発振器、3 パルス変調器、4
制御回路、5 送受切換器、6 アンテナ、7 受信
機、8 レンジ圧縮手段、9 メモリ、10 クロスレ
ンジ圧縮手段、11a 信号処理器、12 周波数変換
手段、13 帯域幅拡張手段、14a,14b 超解像
処理手段、15 線形予測手段、16 周波数拡張手
段、17 共分散行列算出手段、18 移動平均算出手
段、19 固有値解析手段、20 評価関数算出手段、
21 レンジ推定手段、22 反射強度推定手段、23
共分散行列、24 小行列、25 評価関数、26
スペクトラム推定手段、27 ピーク検索手段、28
振幅推定手段、29 判定手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観測対象となる目標に対して搬送波周波
    数が時間とともに変化するパルスを送信し、上記目標か
    ら反射されたパルスを受信し、この受信パルスをビデオ
    信号に周波数変換した後、ディジタル変換した受信信号
    から上記目標のパルスの送信方向に対応したレンジ成分
    と上記レンジに直行するクロスレンジ成分からなる画像
    を再生する合成開口レーダ装置において、 上記画像のクロスレンジ方向の各成分について、レンジ
    方向に高速フーリエ変換処理を行う周波数変換手段と、 この周波数変換手段により得られた周波数データを線形
    予測法を用いて外挿した周波数拡張データを生成する帯
    域幅拡張手段と、 上記周波数拡張データに対して超解像処理を行い、目標
    散乱点のレンジと反射強度を算出する超解像処理手段
    と、 を備えたことを特徴とする合成開口レーダ装置。
  2. 【請求項2】 上記帯域幅拡張手段が、周波数データを
    用いて自己回帰係数の算出を行う線形予測手段と、周波
    数データと自己回帰係数を用いて、上記周波数データを
    外挿した周波数拡張データを生成する周波数拡張手段と
    を有し、 上記超解像処理手段が、周波数拡張データの共分散行列
    を計算する共分散行列算出手段と、周波数拡張データの
    共分散行列の一部から小行列を構成し、これらの小行列
    の移動平均から平均共分散行列を算出する移動平均算出
    手段と、上記平均共分散行列の固有値解析を行い最小固
    有値を求める固有値解析手段と、上記最小固有値から算
    出した固有ベクトルを用いて評価関数を計算する評価関
    数算出手段と、上記評価関数の振幅値のピークを検索し
    て、このピークを与えるレンジ値より目標散乱点のレン
    ジを推定するレンジ推定手段と、上記レンジの推定値と
    最小固有値を用いて、目標散乱点の反射強度を推定する
    反射強度推定手段とを有することを特徴とする請求項1
    に記載の合成開口レーダ装置。
  3. 【請求項3】 上記超解像処理手段に、線形予測手段に
    より得られた自己回帰係数を用いてスペクトラムを計算
    するスペクトラム推定手段と、固有値解析手段の固有値
    解析に基づいてスペクトラムの振幅値のピーク数を特定
    して、このピークを与えるレンジ値を検索して目標散乱
    点のレンジを推定するピーク検索手段と、ピーク検索手
    段から入力したレンジと固有値解析手段から入力した最
    小固有値を用いて目標散乱点の反射強度を推定する振幅
    推定手段と、上記レンジ推定手段により推定した目標散
    乱点のレンジと反射強度推定手段により推定した目標散
    乱点の反射強度を、上記ピーク検索手段により推定した
    目標散乱点のレンジと振幅推定手段により推定した目標
    散乱点の反射強度とをそれぞれ比較して、目標散乱点の
    レンジと反射強度の推定値を決定する判定手段とをさら
    に備えたことを特徴とする請求項2に記載の合成開口レ
    ーダ装置。
  4. 【請求項4】 観測対象となる目標に対して搬送波周波
    数が時間とともに変化するパルスを送信し、上記目標か
    ら反射されたパルスを受信し、この受信パルスをビデオ
    信号に周波数変換した後、ディジタル変換した受信信号
    から上記目標のパルスの送信方向に対応したレンジ成分
    と上記レンジに直行するクロスレンジ成分からなる画像
    を再生する目標散乱点検出方法において、 上記画像のクロスレンジ方向の各成分について、レンジ
    方向に高速フーリエ変換処理を行う第1のステップと、 周波数データを用いて自己回帰係数の算出を行う第2の
    ステップと、 周波数データと自己回帰係数を用いて、上記周波数デー
    タを外挿した周波数拡張データを生成する第3のステッ
    プと、 周波数拡張データの共分散行列を計算する第4のステッ
    プと、 周波数拡張データの共分散行列の一部から小行列を構成
    し、これらの小行列の移動平均から平均共分散行列を算
    出する第5のステップと、 上記平均共分散行列の固有値解析を行い最小固有値を求
    める第6のステップと、 上記最小固有値から算出した固有ベクトルを用いて評価
    関数を計算する第7のステップと、 上記評価関数の振幅値のピークを検索して、このピーク
    を与えるレンジ値より目標散乱点のレンジを推定する第
    8のステップと、 上記レンジの推定値と最小固有値を用いて、目標散乱点
    の反射強度を推定する第9のステップと、 を含むことを特徴とする目標散乱点検出方法。
  5. 【請求項5】 上記第2のステップにより得られた自己
    回帰係数を用いてスペクトラムを計算する第10のステ
    ップと、 上記第6のステップの固有値解析に基づいてスペクトラ
    ムの振幅値のピーク数を特定して、このピークを与える
    レンジ値を検索して目標散乱点のレンジを推定する第1
    1のステップと、 この第11のステップから入力したレンジと上記第6の
    ステップから入力した最小固有値を用いて目標散乱点の
    反射強度を推定する第12のステップと、 上記第8のステップにより推定した目標散乱点のレンジ
    と上記第9のステップにより推定した目標散乱点の反射
    強度を、上記第11のステップにより推定した目標散乱
    点のレンジと上記第12のステップにより推定した目標
    散乱点の反射強度と比較して、目標散乱点のレンジと反
    射強度の推定値を決定する第13のステップと、 を追加したことを特徴とする請求項4に記載の目標散乱
    点検出方法。
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