JP3378200B2 - Rcs計測装置及びrcs計測方法 - Google Patents

Rcs計測装置及びrcs計測方法

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JP3378200B2
JP3378200B2 JP25010098A JP25010098A JP3378200B2 JP 3378200 B2 JP3378200 B2 JP 3378200B2 JP 25010098 A JP25010098 A JP 25010098A JP 25010098 A JP25010098 A JP 25010098A JP 3378200 B2 JP3378200 B2 JP 3378200B2
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scattering point
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健志 堀内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、観測対象に反射
されたパルス信号を受信して目標散乱点を計測するRC
S計測装置及びRCS計測方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は例えばRadar Refle
ctivity Measurement,N.C.C
urrie,Artech House,1989に示
された従来のRCS計測装置を示す構成図であり、図に
おいて、1は観測対象を搭載する回転台、2は回転角制
御信号を回転台1に出力して回転台1の回転角を制御す
るとともに、周波数制御信号をステップ周波数発振器3
に出力する制御回路である。
【0003】また、3は制御回路2から出力された周波
数制御信号に基づいて観測対象に対して放射するレーダ
波(パルス信号)の送信周波数を設定するステップ周波
数発振器、4はトリガ信号を発生するパルス変調器、5
はパルス変調器4から発生されるトリガ信号に同期し
て、送信周波数が設定されたパルス信号を送信する送信
機、6は送受信を切り換える送受切換器、7は送信機5
から送信されるパルス信号を観測対象に放射する一方、
その観測対象に反射されたパルス信号を入射するアンテ
ナ、8はアンテナ7から入射されたパルス信号を受信
し、そのパルス信号をビデオ信号に周波数変換するとと
もに、その位相を検波してビデオ信号をディジタル変換
する受信機である。
【0004】9は受信機8によりディジタル変換された
ビデオ信号に基づいて目標散乱点を計測する信号処理
器、10は観測対象に対して放射されたパルス信号の送
信周波数と回転台1の回転角を記録するとともに、受信
機8によりディジタル変換されたビデオ信号を格納する
メモリ、11はメモリ10により記録されたパルス信号
の送信周波数と回転台1の回転角からビデオ信号を周波
数空間の極座標上に配置するデータ変換部、12は補間
処理を実行して周波数空間の極座標上に配置されたビデ
オ信号を直角格子座標上に再配置するデータ補間部、1
3はデータ補間部12により直角格子座標上に再配置さ
れたビデオ信号のx軸方向の各成分に対して高速逆フー
リエ変換処理を実行して目標イメージを生成するクロス
レンジ圧縮部、14はクロスレンジ圧縮部13により生
成された目標イメージのy軸方向の各成分に対して高速
逆フーリエ変換処理を実行して目標イメージを再生する
レンジ圧縮部である。
【0005】次に動作について説明する。まず、制御回
路2は、送信機5から送信されるパルス信号の送信周波
数が段階的に変化するように、外部入力データに基づい
て周波数制御信号を生成し、その周波数制御信号をステ
ップ周波数発振器3に出力する。そして、ステップ周波
数発振器3は、その周波数制御信号に基づいてパルス信
号の送信周波数を設定するが、例えば、第M番目に送信
されるパルス信号の送信周波数fM は、下記に示すよう
に設定される。
【0006】
【数1】
【0007】また、制御回路2は、観測対象が搭載され
た回転台1が一定間隔の角度で回転するように、外部入
力データに基づいて回転角制御信号を生成し、その回転
角制御信号を回転台1に出力する。これにより、回転台
1は、その回転角制御信号にしたがって回転するが、例
えば、第N番目に設定される回転台1の回転角θN は、
下記に示すように設定される。
【0008】
【数2】
【0009】そして、送信機5は、ステップ周波数発振
器3がパルス信号の送信周波数を設定すると、パルス変
調器4がトリガ信号を出力する毎に、そのパルス信号を
増幅し、そのパルス信号を送受切換器6を介してアンテ
ナ7に給電する。これにより、そのパルス信号が観測対
象に放射されることになる。
【0010】このようにして、パルス信号が観測対象に
放射されると、受信機8は、観測対象に反射されたパル
ス信号をアンテナ7及び送受切換器6を介して受信し、
そのパルス信号をビデオ信号に周波数変換する。そし
て、受信機8は、そのパルス信号をビデオ信号に周波数
変換すると、その位相を検波してビデオ信号をディジタ
ル変換し、メモリ10に格納する。
【0011】そして、信号処理器9のデータ変換部11
は、メモリ10にビデオ信号が格納されると、メモリ1
0により記録されたパルス信号の送信周波数と回転台1
の回転角からビデオ信号を周波数空間の極座標上に配置
する(図7(a)を参照)。なお、周波数空間の極座標
上の点P(m,n)は、下記に示すように計算される。
【0012】
【数3】
【0013】そして、データ補間部12は、データ変換
部11がビデオ信号を周波数空間の極座標上に配置する
と、補間処理を実行することにより、そのビデオ信号を
直角格子座標上に再配置する(図7(b)を参照)。
【0014】このようにして、ビデオ信号が直角格子座
標上に再配置されると、クロスレンジ圧縮部13は、直
角格子座標上に再配置されたビデオ信号のx軸方向の各
成分に対して高速逆フーリエ変換処理を実行して目標イ
メージを生成する(図5を参照)。そして、レンジ圧縮
部14は、クロスレンジ圧縮部13が目標イメージを生
成すると、目標イメージのy軸方向の各成分に対して高
速逆フーリエ変換処理を実行して目標イメージを再生す
る。
【0015】なお、目標散乱点の計測は、下式で与えら
れる距離分解能ΔRの下で、目標イメージ上のピークを
検出することにより行われる(距離分解能ΔRは送信周
波数の帯域幅で規定される)。したがって、観測対象が
搭載された回転台1を一定間隔の角度で回転し、その観
測対象に反射された複数のパルス信号(送信周波数が相
互に異なるパルス信号)から目標イメージを生成すれ
ば、目標散乱点を計測することができる。
【0016】
【数4】
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来のRCS計測装置
は以上のように構成されているので、目標イメージ上の
ピークを検出すると目標散乱点を計測することができる
が、距離分解能がΔR以下の解像度では目標散乱点を計
測することができないなどの課題があった。
【0018】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、距離分解能以下の解像度で目標散
乱点を計測することができるRCS計測装置及びRCS
計測方法を得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係るRCS計
測装置は、生成手段により生成された目標イメージのy
軸方向の各成分に対して超解像処理を実行して目標散乱
点の座標を推定する推定手段を設けたものである。
【0020】この発明に係るRCS計測装置は、超解像
処理を実行して目標散乱点の反射強度を推定する推定手
段を設けたものである。
【0021】この発明に係るRCS計測装置は、生成手
段により生成された目標イメージのy軸方向の各成分か
ら相関行列を算出する相関行列算出部と、その相関行列
算出部により算出された相関行列の一部から小行列を構
成し、その小行列の移動平均から平均相関行列を算出す
る移動平均算出部と、その移動平均算出部により算出さ
れた平均相関行列の固有値解析を実行して最小固有値を
特定する固有値解析部と、その固有値解析部により特定
された最小固有値に対応する固有ベクトルから評価関数
を算出する評価関数算出部と、その評価関数算出部によ
り算出された評価関数の振幅値のピークを検索して目標
散乱点の座標を推定する座標推定部と、その座標推定部
により推定された目標散乱点の座標から目標散乱点の反
射強度を推定する反射強度推定部とから推定手段を構成
するようにしたものである。
【0022】この発明に係るRCS計測装置は、配置手
段によりビデオ信号が配置される直角格子座標を参照し
て、パルス信号の送信周波数と回転台の回転角を設定す
る制御手段を設けたものである。
【0023】この発明に係るRCS計測装置は、生成手
段により生成された目標イメージのうち、x軸方向のピ
ークを与える1列のy軸成分に対して超解像処理を実行
する推定手段を設けたものである。
【0024】この発明に係るRCS計測装置は、制御手
段が送信周波数同一のパルス信号を複数放射して受信す
ると、複数のビデオ信号を平均化して相関行列を算出す
る相関行列算出部を設けたものである。
【0025】この発明に係るRCS計測装置は、相関行
列の一部から相関行列の次数の1/2の小行列を構成す
る移動平均算出部を設けたものである。
【0026】この発明に係るRCS計測装置は、パルス
信号の送信周波数と回転台の回転角を考慮して、ピーク
の検索範囲を限定する座標推定部を設けたものである。
【0027】この発明に係るRCS計測方法は、目標イ
メージのy軸方向の各成分に対して超解像処理を実行し
て目標散乱点の座標を推定するようにしたものである。
【0028】この発明に係るRCS計測方法は、目標散
乱点の座標を推定する際、超解像処理を実行して目標散
乱点の反射強度を推定するようにしたものである。
【0029】この発明に係るRCS計測方法は、目標散
乱点の反射強度を推定する際、目標イメージのy軸方向
の各成分から相関行列を算出して、その相関行列の一部
から小行列を構成し、その小行列の移動平均から平均相
関行列を算出し、その平均相関行列の固有値解析を実行
して最小固有値を特定し、その最小固有値に対応する固
有ベクトルから評価関数を算出し、その評価関数の振幅
値のピークを検索して目標散乱点の座標を推定するとと
もに、その目標散乱点の座標から目標散乱点の反射強度
を推定するようにしたものである。
【0030】この発明に係るRCS計測方法は、観測対
象に反射されたパルス信号を受信する際、ビデオ信号が
配置される直角格子座標を参照して、パルス信号の送信
周波数と回転台の回転角を設定するようにしたものであ
る。
【0031】この発明に係るRCS計測方法は、目標散
乱点の座標を推定する際、生成された目標イメージのう
ち、x軸方向のピークを与える1列のy軸成分に対して
超解像処理を実行するようにしたものである。
【0032】この発明に係るRCS計測方法は、相関行
列を算出する際、送信周波数同一のパルス信号を複数放
射して受信すると、複数のビデオ信号を平均化して相関
行列を算出するようにしたものである。
【0033】この発明に係るRCS計測方法は、平均相
関行列を算出する際、相関行列の一部から相関行列の次
数の1/2の小行列を構成するようにしたものである。
【0034】この発明に係るRCS計測方法は、目標散
乱点の座標を推定する際、パルス信号の送信周波数と回
転台の回転角を考慮して、ピークの検索範囲を限定する
ようにしたものである。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるR
CS計測装置を示す構成図であり、図において、21は
観測対象を搭載する回転台、22は回転角制御信号を回
転台21に出力して回転台21の回転角を制御するとと
もに、周波数制御信号をステップ周波数発振器23に出
力する制御回路(制御手段)である。
【0036】また、23は制御回路22から出力された
周波数制御信号に基づいて観測対象に対して放射するレ
ーダ波(パルス信号)の送信周波数を設定するステップ
周波数発振器(制御手段)、24はトリガ信号を発生す
るパルス変調器(制御手段)、25はパルス変調器24
から発生されるトリガ信号に同期して、送信周波数が設
定されたパルス信号を送信する送信機(制御手段)、2
6は送受信を切り換える送受切換器(制御手段)、27
は送信機25から送信されるパルス信号を観測対象に放
射する一方、その観測対象に反射されたパルス信号を入
射するアンテナ(制御手段)、28はアンテナ27から
入射されたパルス信号を受信し、そのパルス信号をビデ
オ信号に周波数変換するとともに、その位相を検波して
ビデオ信号をディジタル変換する受信機(制御手段)で
ある。
【0037】29は受信機28によりディジタル変換さ
れたビデオ信号に基づいて目標散乱点を計測する信号処
理器、30は観測対象に対して放射されたパルス信号の
送信周波数と回転台21の回転角を記録するとともに、
受信機28によりディジタル変換されたビデオ信号を格
納するメモリ、31はメモリ30により記録されたパル
ス信号の送信周波数と回転台21の回転角からビデオ信
号を周波数空間の極座標上に配置するデータ変換部(配
置手段)、32は補間処理を実行して周波数空間の極座
標上に配置されたビデオ信号を直角格子座標上に再配置
するデータ補間部(配置手段)である。
【0038】33はデータ補間部32により直角格子座
標上に再配置されたビデオ信号のx軸方向の各成分に対
して高速逆フーリエ変換処理を実行して目標イメージを
生成するクロスレンジ圧縮部(生成手段)、34はクロ
スレンジ圧縮部33により生成された目標イメージのy
軸方向の各成分に対して超解像処理を実行して目標散乱
点の座標と反射強度を推定する超解像処理部(推定手
段)である。
【0039】また、図2は超解像処理部34の詳細構成
を示す構成図であり、図において、41はクロスレンジ
圧縮部33により生成された目標イメージのy軸方向の
各成分から相関行列Rを算出する相関行列算出部、42
は相関行列算出部41により算出された相関行列Rの一
部から小行列を構成し、その小行列の移動平均から平均
相関行列Rバーを算出する移動平均算出部、43は移動
平均算出部42により算出された平均相関行列Rバーの
固有値解析を実行して最小固有値λmin を特定する固有
値解析部である。
【0040】44は固有値解析部43により特定された
最小固有値λmin に対応する固有ベクトルen から評価
関数P(t)を算出する評価関数算出部、45は評価関
数算出部44により算出された評価関数P(t)の振幅
値のピークを検索して目標散乱点の座標を推定する座標
推定部、46は座標推定部45により推定された目標散
乱点の座標と相関行列Rと最小固有値λmin から目標散
乱点の反射強度を推定する反射強度推定部である。な
お、図3はこの発明の実施の形態1によるRCS計測方
法を示すフローチャートである。
【0041】次に動作について説明する。この実施の形
態1では、図4に示すように、回転台21に搭載された
K個の散乱点からなる観測対象(目標)に対して、送信
周波数が段階的に変化された複数のパルス信号を放射す
ることにより、目標散乱点を計測する状況を想定する。
【0042】まず、制御回路22は、送信機25から送
信されるパルス信号の送信周波数が段階的に変化するよ
うに、外部入力データに基づいて周波数制御信号を生成
し、その周波数制御信号をステップ周波数発振器23に
出力する。そして、ステップ周波数発振器23は、その
周波数制御信号に基づいてパルス信号の送信周波数を設
定するが、例えば、第M番目に送信されるパルス信号の
送信周波数fM は、下記に示すように設定される。
【0043】
【数5】
【0044】また、制御回路22は、観測対象が搭載さ
れた回転台21が一定間隔の角度で回転するように、外
部入力データに基づいて回転角制御信号を生成し、その
回転角制御信号を回転台21に出力する。これにより、
回転台21は、その回転角制御信号にしたがって回転す
るが、例えば、第N番目に設定される回転台21の回転
角θN は、下記に示すように設定される。
【0045】
【数6】
【0046】そして、送信機25は、ステップ周波数発
振器23がパルス信号の送信周波数を設定すると、パル
ス変調器24がトリガ信号を出力する毎に、そのパルス
信号を増幅し、そのパルス信号を送受切換器26を介し
てアンテナ27に給電する(ステップST1)。これに
より、そのパルス信号が観測対象に放射されることにな
る。
【0047】このようにして、パルス信号が観測対象に
放射されると、受信機28は、観測対象に反射されたパ
ルス信号をアンテナ27及び送受切換器26を介して受
信し(ステップST2)、そのパルス信号をビデオ信号
に周波数変換する。そして、受信機28は、そのパルス
信号をビデオ信号に周波数変換すると、その位相を検波
してビデオ信号をディジタル変換し、メモリ30に格納
する。
【0048】そして、信号処理器29のデータ変換部3
1は、メモリ30にビデオ信号が格納されると、図7
(a)に示すように、メモリ30により記録されたパル
ス信号の送信周波数と回転台21の回転角からビデオ信
号を周波数空間の極座標上に配置する(ステップST
3)。なお、周波数空間の極座標上の点P(m,n)
は、下記に示すように計算される。
【0049】
【数7】
【0050】そして、データ補間部32は、データ変換
部31がビデオ信号を周波数空間の極座標上に配置する
と、図7(b)に示すように、補間処理を実行すること
により、そのビデオ信号を直角格子座標上に再配置する
(ステップST4)。
【0051】このようにして、ビデオ信号が直角格子座
標上に再配置されると、クロスレンジ圧縮部33は、図
5に示すように、直角格子座標上に再配置されたビデオ
信号のx軸方向の各成分に対して高速逆フーリエ変換処
理を実行して目標イメージを生成する(ステップST
5)。
【0052】そして、超解像処理部34は、クロスレン
ジ圧縮部33が目標イメージを生成すると、その目標イ
メージのy軸方向の各成分に対して超解像処理を実行し
て目標散乱点の座標と反射強度を推定する。
【0053】具体的には、超解像処理部34の相関行列
算出部41が、クロスレンジ圧縮部33により生成され
た目標イメージV(x,y)を読み出すことにより、こ
のx軸方向の各成分(x0 ,x1 ,…,xN-2 ,x
N-1 )に対して、y軸方向のデータ列V(xk ,y
0 ),V(xk ,y1 ),…,V(xk ,yM-1 )を各
々構成する。そして、相関行列算出部41は、y軸方向
のデータ列を構成すると、下記の式(8)で定義される
相関行列Rを算出する(ステップST6)。
【0054】ここで、添え字Mは、式(5)で与えられ
る送信周波数の第M番目を表し、変数Nは、同一周波数
のパルス信号を複数送信した場合の第N番目のパルス信
号を表す。ただし、この実施の形態1では、同一周波数
のパルス信号を1個送信するものとし、式(8)はN=
1とおいて変形される。また、式(8)において、*は
共役複素数を表している。
【0055】
【数8】
【0056】そして、移動平均算出部42は、相関行列
算出部41が相関行列Rを算出すると、図6に示すよう
に、その相関行列Rの一部から次数M0 の小行列を構成
し、L個の小行列R1 を平均化して、式(9)で定義さ
れる平均相関行列Rバーを算出する(ステップST
7)。
【0057】
【数9】
【0058】そして、固有値解析部43は、移動平均算
出部42が平均相関行列Rバーを算出すると、その平均
相関行列Rバーの固有値解析を実行する。このとき、固
有値解析により求められるM0 個の固有値λm (m=
1,2,…,M0 )に対して、下記の関係式が成立す
る。
【0059】
【数10】
【0060】そして、固有値解析部43は、M0 個の固
有値λm を求めると、最小固有値λ min (=λk+1 =λ
k+2 =…=λM0)を特定し(ステップST8)、最小固
有値λmin よりも大きい固有値の数を目標散乱点の数K
と推定する。
【0061】そして、評価関数算出部44は、固有値解
析部43が最小固有値λmin =λm(m=k+1,…,
0 )を特定すると、最小固有値λm (m=k+1,
…,M 0 )に対応する固有ベクトルen =[ek+1
…,eM0]と、式(11)で与えられるモードベクトル
aバー(tk )から、式(12)で定義される評価関数
P(t)を算出する(ステップST9)。
【0062】
【数11】
【0063】ここで、tk は第k番目の目標散乱点のy
座標、F0 は式(13)から与えられる直角格子座標の
初期値(図7(b)を参照)、ΔFは式(14)から与
えられる直角格子座標のy軸方向のステップ値、Tは直
角格子座標のy軸方向の領域、Mは周波数の設定数、T
はベクトルの転置、M0 は小行列の次数、Hは複素共役
転置を表す。
【0064】
【数12】
【0065】そして、座標推定部45は、評価関数算出
部44が評価関数P(t)を算出すると、図8に示すよ
うに、その評価関数P(t)の振幅値のピークを原点か
ら検索し、ピークを与えるy座標の値tk を第k番目の
目標散乱点のy座標として出力する(ステップST1
0)。
【0066】そして、反射強度推定部46は、座標推定
部45が目標散乱点のy座標の値t k を出力すると、そ
のy座標の値tk を下記の式(15)に代入して、モー
ドベクトルa(tk )を計算するとともに、式(16)
で定義される行列Aを計算する。
【0067】
【数13】
【0068】そして、反射強度推定部46は、行列Aを
計算すると、その行列Aと相関行列Rと最小固有値λ
min とM×Mの単位行列Iから、式(17)で定義され
る行列Sを算出する。
【0069】
【数14】
【0070】そして、反射強度推定部46は、行列Sを
算出すると、その行列Sの対角項から、各目標散乱点の
反射強度を推定する(ステップST11)。このように
して、超解像処理部34は、各目標散乱点の座標と、各
目標散乱点の反射強度から目標散乱点を計測することに
なるが、このような方法で目標散乱点を計測する場合、
例えば、下記の公知文献にも示されるように、式(4)
で規定される距離分解能ΔR以下の解像度で、目標散乱
点を計測することができる。公知文献:Multipl
e Emitter Location andSig
nal Parameter Estimation
(R.O.Schmidt著、IEEE Trans.
AP−34,3,pp.276−280(1986))
【0071】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、クロスレンジ圧縮部33により生成された目
標イメージのy軸方向の各成分に対して超解像処理を実
行して目標散乱点の座標と反射強度を推定するように構
成したので、距離分解能以下の解像度で目標散乱点を計
測することができる効果を奏する。
【0072】実施の形態2.上記実施の形態1では、デ
ータ変換部31がビデオ信号を一旦周波数空間の極座標
上に配置したのち、データ補間部32がビデオ信号を直
角格子座標上に再配置するものについて示したが、制御
回路22がパルス信号の送信周波数と回転台の回転角を
設定する際、データ補間部32によりビデオ信号が配置
される直角格子座標を計算し、その計算結果にしたがっ
てパルス信号の送信周波数と回転台の回転角を設定する
ようにしてもよい。
【0073】これにより、ビデオ信号を一旦周波数空間
の極座標上に配置することなく、直接、直角格子座標上
に配置することができるため、図9に示すように、デー
タ変換部31を省略し、データ補間部32の演算量を削
減することができる効果を奏する。
【0074】実施の形態3.上記実施の形態1では、ク
ロスレンジ圧縮部33が目標イメージを生成すると、超
解像処理部34が全列のy軸成分に対して超解像処理を
実行するものについて示したが、図10に示すように、
x軸方向のピークを与える1列のy軸成分(山を形成す
るy軸成分)に対して超解像処理を実行するようにして
もよい。これにより、超解像処理部34の演算量を削減
することができる効果を奏する。
【0075】実施の形態4.上記実施の形態1では、同
一周波数のパルス信号を1個送信するものについて示し
たが、送信周波数同一のパルス信号を複数送信して、複
数のパルス信号を受信し、図11に示すように、複数の
ビデオ信号を平均化して相関行列Rを算出するようにし
てもよい(式(18)を参照)。これにより、相関行列
Rの演算精度を改善することができる効果を奏する。
【0076】
【数15】
【0077】実施の形態5.上記実施の形態1では、移
動平均算出部42が相関行列Rの一部から次数M0の小
行列を構成するものについて示したが、平均相関行列の
演算精度を改善するため、図12に示すように、相関行
列Rの一部から相関行列の次数の1/2の小行列を構成
し、これらの小行列の移動平均から平均相関行列を算出
するようにしてもよい。これにより、平均相関行列の演
算精度を改善することができる効果を奏する。
【0078】実施の形態6.上記実施の形態1では、座
標推定部45が評価関数P(t)の振幅値のピークを原
点から検索するものについて示したが、図13に示すよ
うに、パルス信号の送信周波数と回転台21の回転角を
考慮して、ピークの検索範囲を限定するようにしてもよ
い。即ち、ピークを与えるy座標の値tk は、パルス信
号の送信周波数と回転台21の回転角からある程度推定
できるので、ピークの検索範囲を限定するようにしても
よい。これにより、座標推定部45の演算量を削減する
ことができる効果を奏する。
【0079】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、生成
手段により生成された目標イメージのy軸方向の各成分
に対して超解像処理を実行して目標散乱点の座標を推定
する推定手段を設けるように構成したので、距離分解能
以下の解像度で目標散乱点を計測することができる効果
がある。
【0080】この発明によれば、超解像処理を実行して
目標散乱点の反射強度を推定する推定手段を設けるよう
に構成したので、目標散乱点の計測精度を高めることが
できる効果がある。
【0081】この発明によれば、生成手段により生成さ
れた目標イメージのy軸方向の各成分から相関行列を算
出する相関行列算出部と、その相関行列算出部により算
出された相関行列の一部から小行列を構成し、その小行
列の移動平均から平均相関行列を算出する移動平均算出
部と、その移動平均算出部により算出された平均相関行
列の固有値解析を実行して最小固有値を特定する固有値
解析部と、その固有値解析部により特定された最小固有
値に対応する固有ベクトルから評価関数を算出する評価
関数算出部と、その評価関数算出部により算出された評
価関数の振幅値のピークを検索して目標散乱点の座標を
推定する座標推定部と、その座標推定部により推定され
た目標散乱点の座標から目標散乱点の反射強度を推定す
る反射強度推定部とから推定手段を構成したので、距離
分解能以下の解像度で目標散乱点を計測することができ
る効果がある。
【0082】この発明によれば、配置手段によりビデオ
信号が配置される直角格子座標を参照して、パルス信号
の送信周波数と回転台の回転角を設定する制御手段を設
けるように構成したので、ビデオ信号を一旦周波数空間
の極座標上に配置することなく、直接、直角格子座標上
に配置することができるようになり、その結果、配置手
段の演算量を削減することができる効果がある。
【0083】この発明によれば、生成手段により生成さ
れた目標イメージのうち、x軸方向のピークを与える1
列のy軸成分に対して超解像処理を実行する推定手段を
設けるように構成したので、超解像処理の演算量を削減
することができる効果がある。
【0084】この発明によれば、制御手段が送信周波数
同一のパルス信号を複数放射して受信すると、複数のビ
デオ信号を平均化して相関行列を算出する相関行列算出
部を設けるように構成したので、相関行列の演算精度を
改善することができる効果がある。
【0085】この発明によれば、相関行列の一部から相
関行列の次数の1/2の小行列を構成する移動平均算出
部を設けるように構成したので、平均相関行列の演算精
度を改善することができる効果がある。
【0086】この発明によれば、パルス信号の送信周波
数と回転台の回転角を考慮して、ピークの検索範囲を限
定する座標推定部を設けるように構成したので、座標推
定処理の演算量を削減することができる効果がある。
【0087】この発明によれば、目標イメージのy軸方
向の各成分に対して超解像処理を実行して目標散乱点の
座標を推定するように構成したので、距離分解能以下の
解像度で目標散乱点を計測することができる効果があ
る。
【0088】この発明によれば、目標散乱点の座標を推
定する際、超解像処理を実行して目標散乱点の反射強度
を推定するように構成したので、目標散乱点の計測精度
を高めることができる効果がある。
【0089】この発明によれば、目標散乱点の反射強度
を推定する際、目標イメージのy軸方向の各成分から相
関行列を算出して、その相関行列の一部から小行列を構
成し、その小行列の移動平均から平均相関行列を算出
し、その平均相関行列の固有値解析を実行して最小固有
値を特定し、その最小固有値に対応する固有ベクトルか
ら評価関数を算出し、その評価関数の振幅値のピークを
検索して目標散乱点の座標を推定するとともに、その目
標散乱点の座標から目標散乱点の反射強度を推定するよ
うに構成したので、距離分解能以下の解像度で目標散乱
点を計測することができる効果がある。
【0090】この発明によれば、観測対象に反射された
パルス信号を受信する際、ビデオ信号が配置される直角
格子座標を参照して、パルス信号の送信周波数と回転台
の回転角を設定するように構成したので、ビデオ信号を
一旦周波数空間の極座標上に配置することなく、直接、
直角格子座標上に配置することができるようになり、そ
の結果、配置処理の演算量を削減することができる効果
がある。
【0091】この発明によれば、目標散乱点の座標を推
定する際、生成された目標イメージのうち、x軸方向の
ピークを与える1列のy軸成分に対して超解像処理を実
行するように構成したので、超解像処理の演算量を削減
することができる効果がある。
【0092】この発明によれば、相関行列を算出する
際、送信周波数同一のパルス信号を複数放射して受信す
ると、複数のビデオ信号を平均化して相関行列を算出す
るように構成したので、相関行列の演算精度を改善する
ことができる効果がある。
【0093】この発明によれば、平均相関行列を算出す
る際、相関行列の一部から相関行列の次数の1/2の小
行列を構成するようにしたので、平均相関行列の演算精
度を改善することができる効果がある。
【0094】この発明によれば、目標散乱点の座標を推
定する際、パルス信号の送信周波数と回転台の回転角を
考慮して、ピークの検索範囲を限定するように構成した
ので、座標推定処理の演算量を削減することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるRCS計測装
置を示す構成図である。
【図2】 超解像処理部の詳細構成を示す構成図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態1によるRCS計測方
法を示すフローチャートである。
【図4】 RCS計測装置と観測対象(目標)の関係を
示す説明図である。
【図5】 超解像処理部で使われるデータ列の構成を説
明する説明図である。
【図6】 相関行列と小行列の関係を示す説明図であ
る。
【図7】 極座標と直角格子座標の関係を示す説明図で
ある。
【図8】 評価関数のピーク検索を説明する説明図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態2によるRCS計測装
置を示す構成図である。
【図10】 超解像処理部で使われるデータ列の構成を
説明する説明図である。
【図11】 相関行列と小行列の関係を示す説明図であ
る。
【図12】 相関行列と小行列の関係を示す説明図であ
る。
【図13】 評価関数のピーク検索を説明する説明図で
ある。
【図14】 従来のRCS計測装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
21 回転台、22 制御回路(制御手段)、23 ス
テップ周波数発振器(制御手段)、24 パルス変調器
(制御手段)、25 送信機(制御手段)、26 送受
切換器(制御手段)、27 アンテナ(制御手段)、2
8 受信機(制御手段)、31 データ変換部(配置手
段)、32 データ補間部(配置手段)、33 クロス
レンジ圧縮部(生成手段)、34 超解像処理部(推定
手段)、41 相関行列算出部、42 移動平均算出
部、43 固有値解析部、44 評価関数算出部、45
座標推定部、46 反射強度推定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−164851(JP,A) 特開 平3−175386(JP,A) 特開 平8−271608(JP,A) 特開 平8−271607(JP,A) 特開 平9−138277(JP,A) 特開 平9−80146(JP,A) 特開 平7−113865(JP,A) 特開 平6−174838(JP,A) 特開 平11−237475(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観測対象が搭載された回転台の回転角を
    制御するとともに、その観測対象に対してパルス信号を
    放射して、その観測対象に反射されたパルス信号を受信
    し、そのパルス信号をビデオ信号に変換する制御手段
    と、上記観測対象に対して放射されたパルス信号の送信
    周波数及び上記回転台の回転角に基づいて上記制御手段
    により変換されたビデオ信号を直角格子座標上に配置す
    る配置手段と、上記配置手段により直角格子座標上に配
    置されたビデオ信号のx軸方向の各成分に対して逆フー
    リエ変換処理を実行して目標イメージを生成する生成手
    段と、上記生成手段により生成された目標イメージのy
    軸方向の各成分に対して超解像処理を実行して目標散乱
    点の座標を推定する推定手段とを備えたRCS計測装
    置。
  2. 【請求項2】 推定手段は、超解像処理を実行して目標
    散乱点の反射強度を推定することを特徴とする請求項1
    記載のRCS計測装置。
  3. 【請求項3】 推定手段は、生成手段により生成された
    目標イメージのy軸方向の各成分から相関行列を算出す
    る相関行列算出部と、上記相関行列算出部により算出さ
    れた相関行列の一部から小行列を構成し、その小行列の
    移動平均から平均相関行列を算出する移動平均算出部
    と、上記移動平均算出部により算出された平均相関行列
    の固有値解析を実行して最小固有値を特定する固有値解
    析部と、上記固有値解析部により特定された最小固有値
    に対応する固有ベクトルから評価関数を算出する評価関
    数算出部と、上記評価関数算出部により算出された評価
    関数の振幅値のピークを検索して目標散乱点の座標を推
    定する座標推定部と、上記座標推定部により推定された
    目標散乱点の座標から目標散乱点の反射強度を推定する
    反射強度推定部とから構成されたことを特徴とする請求
    項2記載のRCS計測装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、配置手段によりビデオ信号
    が配置される直角格子座標を参照して、パルス信号の送
    信周波数と回転台の回転角を設定することを特徴とする
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のRC
    S計測装置。
  5. 【請求項5】 推定手段は、生成手段により生成された
    目標イメージのうち、x軸方向のピークを与える1列の
    y軸成分に対して超解像処理を実行することを特徴とす
    る請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のR
    CS計測装置。
  6. 【請求項6】 相関行列算出部は、制御手段が送信周波
    数同一のパルス信号を複数放射して受信すると、複数の
    ビデオ信号を平均化して相関行列を算出することを特徴
    とする請求項3記載のRCS計測装置。
  7. 【請求項7】 移動平均算出部は、相関行列の一部から
    相関行列の次数の1/2の小行列を構成することを特徴
    とする請求項3記載のRCS計測装置。
  8. 【請求項8】 座標推定部は、パルス信号の送信周波数
    と回転台の回転角を考慮して、ピークの検索範囲を限定
    することを特徴とする請求項3記載のRCS計測装置。
  9. 【請求項9】 観測対象が搭載された回転台の回転角を
    制御するとともに、その観測対象に対してパルス信号を
    放射して、その観測対象に反射されたパルス信号を受信
    し、そのパルス信号をビデオ信号に変換する一方、その
    観測対象に対して放射されたパルス信号の送信周波数及
    び上記回転台の回転角に基づいてビデオ信号を直角格子
    座標上に配置するとともに、そのビデオ信号のx軸方向
    の各成分に対して逆フーリエ変換処理を実行して目標イ
    メージを生成し、その目標イメージのy軸方向の各成分
    に対して超解像処理を実行して目標散乱点の座標を推定
    するRCS計測方法。
  10. 【請求項10】 目標散乱点の座標を推定する際、超解
    像処理を実行して目標散乱点の反射強度を推定すること
    を特徴とする請求項9記載のRCS計測方法。
  11. 【請求項11】 目標散乱点の反射強度を推定する際、
    目標イメージのy軸方向の各成分から相関行列を算出し
    て、その相関行列の一部から小行列を構成し、その小行
    列の移動平均から平均相関行列を算出し、その平均相関
    行列の固有値解析を実行して最小固有値を特定し、その
    最小固有値に対応する固有ベクトルから評価関数を算出
    し、その評価関数の振幅値のピークを検索して目標散乱
    点の座標を推定するとともに、その目標散乱点の座標か
    ら目標散乱点の反射強度を推定することを特徴とする請
    求項10記載のRCS計測方法。
  12. 【請求項12】 観測対象に反射されたパルス信号を受
    信する際、ビデオ信号が配置される直角格子座標を参照
    して、パルス信号の送信周波数と回転台の回転角を設定
    することを特徴とする請求項9から請求項11のうちの
    いずれか1項記載のRCS計測方法。
  13. 【請求項13】 目標散乱点の座標を推定する際、生成
    された目標イメージのうち、x軸方向のピークを与える
    1列のy軸成分に対して超解像処理を実行することを特
    徴とする請求項9から請求項11のうちのいずれか1項
    記載のRCS計測方法。
  14. 【請求項14】 相関行列を算出する際、送信周波数同
    一のパルス信号を複数放射して受信すると、複数のビデ
    オ信号を平均化して相関行列を算出することを特徴とす
    る請求項11記載のRCS計測方法。
  15. 【請求項15】 平均相関行列を算出する際、相関行列
    の一部から相関行列の次数の1/2の小行列を構成する
    ことを特徴とする請求項11記載のRCS計測方法。
  16. 【請求項16】 目標散乱点の座標を推定する際、パル
    ス信号の送信周波数と回転台の回転角を考慮して、ピー
    クの検索範囲を限定することを特徴とする請求項11記
    載のRCS計測方法。
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