JP2004309158A - 画像レーダ装置及び超解像処理方法 - Google Patents

画像レーダ装置及び超解像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来、出力される画像は、黒い背景の上に点目標の検出された位置に白い点を打ったような画像であり、視覚的に不自然なものとなるという課題があった。
【解決手段】受信レーダ画像を目標画像と背景画像に分解するフーリエ変換部107、点目標位置推定部200、点目標振幅推定処理部111、景画像スペクトル信号生成処理部112と、前記目標画像の帯域を拡張することによって解像度が向上した目標画像を得る帯域拡張処理部113、窓関数処理部114と、前記背景画像及び前記解像度が向上した目標画像を合成する重み付け処理部115、加算処理部116、逆フーリエ変換部117とを設けた。
【効果】注目を要する目標部分については分解能を向上すると同時に、背景部分を表示することによって視覚的にも自然な画像を得ることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、信号処理に関するものであり、特に、入力された画像に対して信号処理を施すことにより、入力画像よりも高い分解能を有する画像を得るための超解像処理方法に関するものである。また、画像レーダ装置によって取得されたレーダ画像に該超解像処理方法を適用することにより、分解能を向上するが、この超解像処理方法は、レーダ画像に限らず、ソナーや医用画像を初めとする種々の画像に適用が可能である。また、信号の次元も2次元に限るものではなく、1次元や3次元以上の画像に適用することが可能である。
【0002】
【従来の技術】
受信信号から目標のパルスの送信方向に対応したレンジ成分と該レンジ成分に直交するクロスレンジ成分からなる画像を再生する合成開口レーダ装置において、上記画像のクロスレンジ方向の各成分について、レンジ方向に高速フーリエ変換処理を行う周波数変換手段12と、この周波数変換手段により得られた周波数データを用いて上記画像のレンジ方向についての超解像処理を行い、目標散乱点のレンジと反射強度を算出する超解像処理手段13aを備えたものである(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−42037号公報(第1頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したようなMUSIC法を用いる従来の画像レーダ装置では、信号の帯域によって制限された分解能以上の高い精度で目標位置と目標反射係数を検出することが可能であるが、出力される画像は、黒い背景の上に点目標の検出された位置に白い点を打ったような画像であり、視覚的に不自然なものとなるという問題点があった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、入力画像を目標画像と背景画像に分解して、目標画像の帯域を拡張することによって分解能が向上した目標画像を生成し、これと背景画像とを重ね合わせて表示することにより、注目を要する目標部分については分解能を向上すると同時に、背景部分を表示することによって視覚的にも自然な画像を得ることができる画像レーダ装置及び超解像処理方法を得るものである。
【0006】
さらに、背景部分については画像レーダ装置のようなコヒーレント撮像系において不可避なスペックルを低減することによって、さらに画質の良好な画像を得ることができる画像レーダ装置及び超解像処理方法を得るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る画像レーダ装置は、受信レーダ画像を目標画像及び背景画像に分解する第1の手段と、前記目標画像の帯域を拡張することによって解像度が向上した目標画像を得る第2の手段と、前記背景画像及び前記解像度が向上した目標画像を合成する第3の手段とを設けたものである。
【0008】
また、この発明に係る超解像処理方法は、入力画像を目標画像及び背景画像に分解する第1のステップと、前記目標画像の帯域を拡張することによって解像度が向上した目標画像を得る第2のステップと、前記背景画像及び前記解像度が向上した目標画像を合成する第3のステップとを含むものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
分解能が向上した目標画像と背景画像の重ね合わせ方法としては、周波数領域で行う方法と、画像領域で行う方法の両方が可能であるが、実施の形態1は前者の方法を、実施の形態2は後者の方法を例にあげて説明している。
【0010】
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る画像レーダ装置について図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る画像レーダ装置の構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0011】
図1において、この実施の形態1に係る画像レーダ装置は、パルス信号を送信する送信機101と、送受信を切り換える送受切換器102と、送受信アンテナ103と、受信機104と、レーダ画像再生処理部105と、分割処理部106とを備える。
【0012】
受信機104は、送受信アンテナ103により受信された受信信号に対する位相検波とA/D変換処理を実施して、その信号の振幅と位相を示すディジタルの受信信号を出力する。
【0013】
レーダ画像再生処理部105は、受信機104によって受信された受信信号に対する合成開口処理を実施してレーダ画像を出力する。
【0014】
分割処理部106は、レーダ画像再生処理部105により生成されたレーダ画像を部分画像に分割する。
【0015】
また、図1において、この実施の形態1に係る画像レーダ装置は、フーリエ変換処理部107と、共分散行列算出部108と、固有値解析処理部109と、点目標位置抽出処理部110とをさらに備える。なお、点目標位置推定部200は、共分散行列算出部108、固有値解析処理部109、及び点目標位置抽出処理部110から構成されている。
【0016】
フーリエ変換処理部107は、分割処理部106によって分割された部分画像を二次元高速フーリエ変換によって周波数領域信号に変換する。
【0017】
共分散行列算出部108は、フーリエ変換処理部107によって生成された周波数領域信号を重複を許しながら分割して部分信号を生成し、該部分信号のサンプル平均によって共分散行列を算出する。
【0018】
固有値解析処理部109は、共分散行列算出部108によって生成された共分散行列の固有値解析を行う。
【0019】
点目標位置抽出処理部110は、固有値解析処理部109によって算出された固有値解析の結果から、点目標位置に相当する周波数を有するスペクトル信号の組を抽出する。
【0020】
また、図1において、この実施の形態1に係る画像レーダ装置は、点目標振幅推定処理部111と、景画像スペクトル信号生成処理部112と、帯域拡張処理部113と、窓関数処理部114とをさらに備える。
【0021】
点目標振幅推定処理部111は、点目標位置抽出処理部110において抽出された点目標位置に相当する周波数を有するスペクトル信号の組を、フーリエ変換処理部107において生成された周波数領域信号に対して最小二乗フィッティング処理を行うことにより、各点目標の複素振幅の推定値を算出する。
【0022】
背景画像スペクトル信号生成処理部112は、フーリエ変換処理部107において生成された周波数領域信号から点目標振幅推定処理部111における最小二乗フィッティング処理の結果得られた点目標のスペクトル信号を差し引いた背景画像のスペクトル信号を出力する。
【0023】
帯域拡張処理部113は、点目標振幅推定処理部111における最小二乗フィッティング処理の結果得られた点目標のスペクトル信号をそれぞれ任意の帯域にまで拡張する。
【0024】
窓関数処理部114は、帯域の拡張された点目標のスペクトル信号に窓関数をかけてサイドローブを低減する。
【0025】
さらに、図1において、この実施の形態1に係る画像レーダ装置は、重み付け処理部115と、加算処理部116と、逆フーリエ変換部117と、表示部118とをさらに備える。
【0026】
重み付け処理部115は、背景画像スペクトル信号に定数を掛ける。
【0027】
加算処理部116は、重み付け処理部115において定数を掛けた背景画像スペクトル信号と、窓関数処理部114において得られた帯域を拡張して窓関数をかけた点目標のスペクトル信号を加算して合成画像スペクトル信号を出力する。
【0028】
逆フーリエ変換部117は、加算処理部116において生成された合成画像スペクトル信号を二次元高速逆フーリエ変換して合成画像を生成する。
【0029】
表示部118は、逆フーリエ変換部117によって生成された合成画像を表示する。
【0030】
つぎに、この実施の形態1に係る画像レーダ装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0031】
図2は、この発明の実施の形態1に係る画像レーダ装置の動作を示すフローチャートである。
【0032】
図3は、この発明の実施の形態1に係る画像レーダ装置のレーダ画像を示す図である。
【0033】
図4は、この発明の実施の形態1に係る画像レーダ装置のフーリエ変換部の動作を示す図である。
【0034】
送信機101が広帯域パルスとしてパルス信号を生成すると、送受切換器102が当該パルス信号を送受信アンテナ103に送り、そのパルス信号を送受信アンテナ103から空間に放射させる。
【0035】
空間に放射されたパルス信号は、観測対象によって散乱される。観測対象によって散乱された散乱波を送受信アンテナ103で受信すると、散乱波の各受信信号を、送受切換器102を介して受信機104に送る。
【0036】
受信機104は、送受信アンテナ103が受信した散乱波の受信信号に対して、位相検波処理とA/D変換処理を実施し、受信信号の振幅と位相を示すディジタル受信信号を出力する。レーダ画像再生処理部105は、アジマス圧縮処理を実施してレーダ画像を生成する。このレーダ画像再生処理部105の処理は(しばしば受信機104の動作まで含めて)、合成開口処理と呼ばれており、周知である。処理の詳細な説明は例えば、“Synthetic Aperture Radar Systems and Signal Processing,”(John C. Curlander, Robert N. McDonough著,John Wiley & Sons, Inc., 1991)などに詳しい(ステップ301)。
【0037】
分割処理部106は、図3に示すように、レーダ画像再生処理部105により生成されたレーダ画像10を、サイズの小さい部分画像10a、10b、10cに分割する。部分画像の大きさはそれぞれ異なっていてもかまわず、互いに重複してもかまわない。また、レーダ画像10全てを覆い尽くす必要はなく、注目する領域のみを選択して切り出しても良い。
【0038】
本実施の形態1に関する以下の説明においては、ここで切り出された部分画像の一つ10aに対する処理について説明する。以下で説明する処理が、分割処理部106において切り出された全ての部分画像について適用され、最後に表示部118においては全ての部分画像についての処理結果が並べて表示される。なお、以下では部分画像10aに含まれる画素数(サンプル数)を縦M個、横N個とする。
【0039】
フーリエ変換部107は、分割処理部106によって切り出された部分画像10aを、図4に示すように、高速二次元フーリエ変換処理によって周波数領域信号20に変換する(ステップ302)。
【0040】
共分散行列算出部108は、まず周波数領域信号20を、図4に示すように、L個の部分信号に分割する。このとき、部分信号は互いに重複していても良い。分割して得られる各部分信号のサンプル数を縦M個、横N個とし、部分信号のM×N=Q個のサンプルを予め定められた規則に基づいて1列に並べたQ次元ベクトルをX(l=1,2,・・・,L)と表す。この共分散行列算出部108は、次式に従って共分散行列Rを算出する(ステップ303)。
【0041】
【数1】
Figure 2004309158
【0042】
ここで、上付きの*は複素共役、上付きのTは行列の転置を表し、JはQ×Q行列である。固有値解析処理部109は、共分散行列Rを次式のように固有値分解する(ステップ304)。
【0043】
【数2】
Figure 2004309158
【0044】
ここで、Λは共分散行列Rの固有値λ,λ,・・・,λを対角成分にもつ対角行列であり、Vは固有値λ,λ,・・・,λにそれぞれ対応する固有ベクトルv,v,・・・,vを列に持つユニタリ行列である。
【0045】
点目標位置抽出処理部110は、ある基準よりも値の小さい固有値に対応する固有ベクトルを用いて、次式の評価関数Pを計算する(ステップ305)。なお、本明細書においてはこの評価関数PをMUSICスペクトルと呼ぶことがある。
【0046】
【数3】
Figure 2004309158
【0047】
ここで、Kは上記の基準よりも値の大きい固有値の数であり、aは部分画像10aにおけるi番目(i=1,2,・・・,I;Iは部分画像10a内の位置を示す座標点(グリッド)の数である。より細かいグリッドを用いることにより、より高精度に点目標位置を推定できる。)の座標に対応する周波数を有するスペクトル信号を表すQ次元ベクトルであり、慣習により、一般にステアリングベクトルと呼ばれている。
【0048】
また、続いて点目標位置抽出処理部110は、算出された評価関数Pのピークを検索し、その値の大きいほうからK個のピークを検出する(ステップ306)。なお、ここで検出するピークの数はK個以下でも良く、例えば、ピーク値が事前に定めた基準よりも大きいものだけを検出しても良い。ただし、以下の説明ではK個のピークを検出したものとする。このような方法で点目標位置を抽出する処理はMUSIC法と呼ばれており、周知である。また、本明細書においては、共分散行列算出部108〜点目標位置抽出処理部110をまとめて点目標位置推定部200と呼ぶ。
【0049】
K個のピーク位置に対応するステアリングベクトルをs(k=1,2,・・・,K)と表す。このステアリングベクトルs(k=1,2,・・・,K)が部分画像10a内に存在するK個の点目標の位置を表すステアリングベクトルである。
【0050】
点目標振幅推定処理部111は、点目標位置抽出処理部110において抽出された点目標位置に相当する周波数を有するスペクトル信号の組を、フーリエ変換処理部107において生成された周波数領域信号に対して最小二乗フィッティング処理を行うことにより、各点目標の複素振幅の推定値を算出する。ステアリングベクトルs(k=1,2,・・・,K)で表される位置に存在する点目標の複素振幅をそれぞれa(k=1,2,・・・,K)として、a〜aを縦に並べたK次元縦ベクトルをAとすると、点目標振幅推定処理部111は複素振幅の推定値Aを次式で表される最小二乗フィッティングによって算出する(ステップ307)。
【0051】
【数4】
Figure 2004309158
【0052】
ここで、上付きの+は擬似逆行列を表し、SとSは次式の関係を満たす。
【0053】
【数5】
Figure 2004309158
【0054】
背景画像スペクトル信号生成処理部112は、フーリエ変換処理部107において生成された周波数領域信号から点目標振幅推定処理部111における最小二乗フィッティング処理の結果得られた点目標のスペクトル信号を差し引いた背景画像のスペクトル信号Xを次式によって算出し、出力する(ステップ308)。なお、以上では最小二乗法による計算法を示したが、『Total Least Square』法を用いても良い。
【0055】
【数6】
Figure 2004309158
【0056】
帯域拡張処理部113は、点目標振幅推定処理部111における最小二乗フィッティング処理の結果得られた点目標のスペクトル信号をそれぞれ任意の帯域にまで拡張する。この帯域拡張処理部113は、まずK個の点目標位置を表すQ次元のステアリングベクトルs(k=1,2,・・・,K)について、それぞれ同じ周波数を持つQ次元(Q>Q)のステアリングベクトルs2k(k=1,2,・・・,K)を生成する。次に、点目標振幅推定処理部111において算出された複素振幅の推定値Aを用いて次式によって帯域を拡張した点目標のスペクトル信号Xを生成する(ステップ309)。
【0057】
【数7】
Figure 2004309158
【0058】
ここで、Sはステアリングベクトルs2k(k=1,2,・・・,K)を並べたQ行K列の行列である。
【0059】
次いで、窓関数処理部114は、帯域を拡張した点目標のスペクトル信号Xに窓関数をかけてサイドローブを低減する。用いる窓関数は、ハミング窓やケイザー窓など、一般に周知のいずれの窓関数でも良い(ステップ310)。
【0060】
重み付け処理部115は、背景画像スペクトル信号に重み付けcを掛け、c*Xを出力する(ステップ311)。ここで、cは背景画像のゲイン調整とサイドローブ抑圧のための窓関数であり、Q次元のベクトルとして表現される。また、記号*はベクトル同志の要素ごとの掛け算の処理を表すものとする。
【0061】
加算処理部116は、重み付け処理部115において定数を掛けた背景画像スペクトル信号c*Xと窓関数処理部114において帯域を拡張した点目標のスペクトル信号Xを加算して合成画像スペクトル信号Xsynを出力する(ステップ312)。c*XはQ次元ベクトル、XはQ次元ベクトルであるが、中心周波数の位置をそろえることに注意して次式のような加算を行うものとする。
【0062】
【数8】
Figure 2004309158
【0063】
ここで、αは中心周波数の位置を揃えるためのオフセット分であり、qの値に依存することに注意する必要がある。
【0064】
逆フーリエ変換部117は、加算処理部116において生成された合成画像スペクトル信号Xsynの要素を並べ替えて二次元のスペクトル信号に直した後、二次元高速逆フーリエ変換して合成画像を生成する(ステップ313)。
【0065】
そして、表示部118は、逆フーリエ変換部117によって生成された合成画像を表示する。なお、複数の部分画像に対する処理結果を表示する際に、部分画像の重複部分を表示するための方法は種々考えられるが、いずれの方法を用いてもかまわない。
【0066】
なお、入力画像を目標画像と背景画像に分解するステップ401は、上述したステップ301〜ステップ308から構成されている。また、目標画像の帯域を拡張することによって解像度が向上した目標画像を得るステップ402は、上述したステップ309及びステップ310から構成されている。さらに、解像度が向上した目標画像と背景画像とを合成するステップ403は、上述したステップ311〜ステップ313から構成されている。
【0067】
以上のように、この実施の形態1によれば、はじめに入力画像を目標画像と背景画像に分解して、目標画像の帯域を拡張することによって分解能の向上した目標画像を生成し、これと背景画像とを重ね合わせて表示することにより、注目を要する目標部分については分解能を向上すると同時に、背景部分を表示することによって視覚的にも自然な画像を得ることを可能とする効果を奏する。なお、この実施の形態1においては、二次元のレーダ画像を例にとって処理の方法を説明したが、この方法はレーダ画像に限らず、種々の画像に適用が可能であり、また、信号の次元によらず適用が可能であることは明らかである。
【0068】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る画像レーダ装置について図面を参照しながら説明する。図5は、この発明の実施の形態2に係る画像レーダ装置の構成を示す図である。
【0069】
図5において、この実施の形態2に係る画像レーダ装置は、逆フーリエ変換部119と、逆フーリエ変換部120と、背景画像スペックルフィルタ処理部121と、画像重畳処理部122とをさらに備える。
【0070】
この実施の形態2に係る画像レーダ装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0071】
図5において、送信機101〜窓関数処理部114と、表示部118の動作は、上記実施の形態1と同様であるから、ここでは説明を省略する。
【0072】
逆フーリエ変換部119は、窓関数処理部114において算出された帯域を拡張して窓関数をかけた点目標のスペクトル信号の要素を並べ替えて二次元のスペクトル信号に直した後、二次元逆フーリエ変換することにより、点目標のみの画像Yを得る。これは、特許文献1に記載された方法によって出力される画像と同等なものであり、黒い背景の中に、白い点が散在するような画像となる。
【0073】
逆フーリエ変換部120は、背景画像スペクトル信号生成処理部112において算出された背景画像のスペクトル信号Xの要素を並べ替えて二次元のスペクトル信号に直した後、二次元逆フーリエ変換することにより、背景画像Yを得る。この際、点目標のみの画像Yと背景画像Yのサンプル数をそろえるため、二次元逆フーリエ変換する前のスペクトル信号にゼロ詰を行うことにより、背景画像の補間を行っておく。
【0074】
背景画像スペックルフィルタ処理部121は、逆フーリエ変換部120によって得られた背景画像Yのスペックル成分を低減した画像Y’を出力する。スペックルフィルタ処理としては、従来種々の方法が発表されており、例えば、『合成開口レーダの雑音低減技術』(福田盛介著『光技術コンタクト』Vol.38,No.8,2000)などに詳しい。ここでは、いずれの方法を用いてもかまわない。
【0075】
画像重畳処理部122は、背景画像スペックルフィルタ処理部121によってスペックル成分を低減された背景画像Y’と、逆フーリエ変換部119によって得られた点目標のみの画像Yを重畳して出力画像を算出する。ここでは、点目標のみの画像Yの値がゼロでない全ての画素について、背景画像Y’の値を点目標のみの画像Yの値で置換することによって画像の重畳を実施する。あるいは、点目標のみの画像Yの値が背景画像Y’の値よりも大きい画素について、背景画像Y’の値を点目標のみの画像Yの値で置換する構成としても良い。
【0076】
以上のように、この実施の形態2によれば、背景画像にスペックルフィルタ処理を適用するので、画像レーダなどのコヒーレント撮像系によって得られる画像に固有のスペックル雑音を低減することができ、出力画像の画質を向上できる効果を奏する。また、スペックル成分を低減するスペックルフィルタ処理は、一般に分解能を劣化する副作用を伴うが、この実施の形態2によれば、背景画像のみにスペックルフィルタ処理を適用するため、目標信号に関して分解能を劣化することなく、背景部分のスペックルを低減できる効果を奏する。
【0077】
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る画像レーダ装置について図面を参照しながら説明する。図6は、この発明の実施の形態3に係る画像レーダ装置の構成を示す図である。
【0078】
この実施の形態3に係る画像レーダ装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0079】
図6において、送信機101〜窓関数処理部114と、表示部118〜画像重畳処理部122の動作は、上記実施の形態2と同様であるから、ここでは説明を省略する。なお、点目標位置推定部200Aは、共分散行列算出部108、固有値解析処理部109、エントロピー算出部123、判定部124及び点目標位置抽出処理部110から構成されている。
【0080】
エントロピー算出部123は、次式によって部分画像10aのエントロピーεを算出する。
【0081】
【数9】
Figure 2004309158
【0082】
エントロピーεは、0以上1以下の値をとり、部分画像10aにおける強度の出現分布の偏りを測る指標として用いることができる。すなわち、エントロピーが0に近づくほど、強度の出現分布の偏りが大きいことを示す。エントロピーが大きい場合、その部分画像はほとんど白色雑音に近い性質を示しており、背景部分のみであることが期待される。従って、このような部分画像について、点目標の抽出処理を行うことは無意味である。
【0083】
そこで、判定部124において、このエントリピーεを、予め定めておいた閾値と比較して、小さい場合は点目標位置抽出処理部110へと処理を進め、大きい場合はスペックルフィルタ処理部125へと処理を進める。
【0084】
スペックルフィルタ処理部125の処理は、背景画像背景画像スペックルフィルタ処理部121と同様であるが、入力された部分画像全体に対して、スペックルフィルタ処理を適用する。
【0085】
この実施の形態3によれば、背景部分のみが含まれると判断される部分画像については点目標抽出処理を行わないことにより、偽像の発生を抑えて画質を向上できる効果を奏する。また、演算量の多い目標抽出処理を行わないため、処理時間の削減にも寄与する。
【0086】
【発明の効果】
この発明に係る画像レーダ装置及び超解像処理方法は、以上説明したとおり、最初に入力画像を目標画像と背景画像に分解して、目標画像の帯域を拡張することによって分解能が向上した目標画像を生成し、これと背景画像とを重ね合わせて表示することにより、注目を要する目標部分については分解能を向上すると同時に、背景部分を表示することによって視覚的にも自然な画像を得ることを可能とする。なお、二次元のレーダ画像に限らず、種々の画像に適用が可能であり、また、信号の次元によらず適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る画像レーダ装置の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係る画像レーダ装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施の形態1に係る画像レーダ装置のレーダ画像を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態1に係る画像レーダ装置のフーリエ変換部の動作を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態2に係る画像レーダ装置の構成を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態3に係る画像レーダ装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
101 送信機、102 送受切換器、103 送受信アンテナ、104 受信機、105 レーダ画像再生処理部、106 分割処理部、107 フーリエ変換処理部、108 共分散行列算出部、109 固有値解析処理部、110 点目標位置抽出処理部、111 点目標振幅推定処理部、112 景画像スペクトル信号生成処理部、113 帯域拡張処理部、114 窓関数処理部、115重み付け処理部、116 加算処理部、117 逆フーリエ変換部、118 表示部、119 逆フーリエ変換部、120 逆フーリエ変換部、121 背景画像スペックルフィルタ処理部、122 画像重畳処理部、123 エントロピー算出部、124 判定部、125 スペックルフィルタ処理部、200、200A 点目標位置推定部。

Claims (17)

  1. 受信レーダ画像を目標画像及び背景画像に分解する第1の手段と、
    前記目標画像の帯域を拡張することによって解像度が向上した目標画像を得る第2の手段と、
    前記背景画像及び前記解像度が向上した目標画像を合成する第3の手段と
    を備えたことを特徴とする画像レーダ装置。
  2. 前記第1の手段は、
    入力画像をフーリエ変換によって周波数領域信号に変換するフーリエ変換部と、
    前記周波数領域信号に対してパラメトリックなスペクトル解析法を適用することで画像内に存する複数の点目標の位置を推定する点目標位置推定部と、
    推定された各点目標の位置に対応する周波数を有するスペクトル信号を生成し、前記スペクトル信号を入力画像の周波数領域信号に最小二乗フィッティングして前記目標画像の周波数領域信号を算出する点目標振幅推定処理部と、
    前記最小二乗フィッティングにおいて生じた入力画像の周波数領域信号及び前記目標画像の周波数領域信号の差分を背景画像の周波数領域信号として出力する背景画像スペクトル信号生成処理部とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像レーダ装置。
  3. 前記第2の手段は、
    前記点目標位置推定部において出力された各点目標の位置に対応する周波数を有するスペクトル信号の帯域をそれぞれ任意の帯域にまで拡張して再合成することによって前記目標画像のスペクトル信号の帯域を拡張する帯域拡張処理部と、
    帯域の拡張された目標画像のサイドローブを抑圧するための窓関数処理部とを有する
    ことを特徴とする請求項2記載の画像レーダ装置。
  4. 前記第3の手段は、
    前記背景画像スペクトル信号生成処理部によって得られる背景画像スペクトル信号に重み付けを行うことでゲインの調整を行う重み付け処理部と、
    前記帯域拡張処理部において得られる帯域の拡張された目標画像スペクトル信号及び前記背景画像スペクトル信号を加算する加算処理部と、
    前記加算処理部により加算して得られたスペクトル信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換部を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の画像レーダ装置。
  5. 前記点目標位置推定部は、
    点目標の位置を推定するために用いるパラメトリックなスペクトル解析法として、MUSIC法を実施するため、前記周波数領域信号の共分散行列を算出する共分散行列算出部と、
    前記共分散行列の固有値解析を行う固有値解析処理部と、
    MUSICスペクトルを算出し、そのピーク位置から点目標位置を抽出する点目標位置抽出処理部とを含む
    ことを特徴とする請求項2記載の画像レーダ装置。
  6. 前記第3の手段は、
    前記背景画像スペクトル信号生成処理部によって得られる背景画像スペクトル信号を逆フーリエ変換して背景画像を出力する第1の逆フーリエ変換部と、
    前記第1の逆フーリエ変換部からの背景画像にスペックルフィルタを適用してスペックル成分を低減する背景画像スペックルフィルタ処理部と、
    前記帯域拡張処理部において得られる帯域を拡張した目標画像のスペクトル信号を逆フーリエ変換して目標画像を出力する第2の逆フーリエ変換部と、
    前記背景画像スペックルフィルタ処理部からの背景画像及び前記第2の逆フーリエ変換部からの目標画像を合成する画像重畳処理部とを有する
    ことを特徴とする請求項3記載の画像レーダ装置。
  7. 受信レーダ画像を、重複を許した複数の部分画像に分割する分割処理部と、
    各部分画像内における強度の出現分布の偏りを示すエントロピーを算出するエントロピー算出部と、
    前記各部分画像の算出されたエントロピーを予め定めた基準と比較する判定部と
    を備えたことを特徴とする画像レーダ装置。
  8. 前記算出されたエントロピーが予め定めた基準よりも小さい部分画像についてスペックルフィルタを適用するスペックルフィルタ処理部
    をさらに備えたことを特徴とする請求項7記載の画像レーダ装置。
  9. 入力画像を目標画像及び背景画像に分解する第1のステップと、
    前記目標画像の帯域を拡張することによって解像度が向上した目標画像を得る第2のステップと、
    前記背景画像及び前記解像度が向上した目標画像を合成する第3のステップと
    を含むことを特徴とする超解像処理方法。
  10. 前記第1のステップは、
    入力画像をフーリエ変換によって周波数領域信号に変換するフーリエ変換ステップと、
    前記周波数領域信号に対してパラメトリックなスペクトル解析法を適用することで画像内に存する複数の点目標の位置を推定する点目標位置推定ステップと、
    推定された各点目標の位置に対応する周波数を有するスペクトル信号を生成し、前記スペクトル信号を入力画像の周波数領域信号に最小二乗フィッティングして前記目標画像の周波数領域信号を算出する点目標振幅推定処理ステップと、
    前記最小二乗フィッティングにおいて生じた入力画像の周波数領域信号及び前記目標画像の周波数領域信号の差分を背景画像の周波数領域信号として出力する背景画像スペクトル信号生成処理ステップと
    を含むことを特徴とする請求項9記載の超解像処理方法。
  11. 前記第2のステップは、
    前記点目標位置推定ステップにおいて出力された各点目標の位置に対応する周波数を有するスペクトル信号の帯域をそれぞれ任意の帯域にまで拡張して再合成することによって前記目標画像のスペクトル信号の帯域を拡張する帯域拡張処理ステップと、
    帯域の拡張された目標画像のサイドローブを抑圧するための窓関数処理ステップと
    を含むことを特徴とする請求項10記載の超解像処理方法。
  12. 前記第3のステップは、
    前記背景画像スペクトル信号生成処理ステップによって得られる背景画像スペクトル信号に重み付けを行うことでゲインの調整を行う重み付け処理ステップと、
    前記帯域拡張処理ステップにおいて得られる帯域の拡張された目標画像スペクトル信号及び前記背景画像スペクトル信号を加算する加算処理ステップと、
    前記加算処理ステップにより加算して得られたスペクトル信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換ステップと
    を含むことを特徴とする請求項11記載の超解像処理方法。
  13. 前記点目標位置推定ステップは、
    点目標の位置を推定するために用いるパラメトリックなスペクトル解析法として、MUSIC法を実施するため、前記周波数領域信号の共分散行列を算出する共分散行列算出ステップと、
    前記共分散行列の固有値解析を行う固有値解析処理ステップと、
    MUSICスペクトルを算出し、そのピーク位置から点目標位置を抽出する点目標位置抽出処理ステップと
    を含むことを特徴とする請求項10記載の超解像処理方法。
  14. 前記第3のステップは、
    前記背景画像スペクトル信号生成処理ステップによって得られる背景画像スペクトル信号を逆フーリエ変換して背景画像を出力する第1の逆フーリエ変換ステップと、
    前記第1の逆フーリエ変換ステップからの背景画像にスペックルフィルタを適用してスペックル成分を低減する背景画像スペックルフィルタ処理ステップと、
    前記帯域拡張処理ステップにおいて得られる帯域を拡張した目標画像のスペクトル信号を逆フーリエ変換して目標画像を出力する第2の逆フーリエ変換ステップと、
    前記背景画像スペックルフィルタ処理ステップからの背景画像及び前記第2の逆フーリエ変換ステップからの目標画像を合成する画像重畳処理ステップと
    を含むことを特徴とする請求項11記載の超解像処理方法。
  15. 入力画像を、重複を許した複数の部分画像に分割するステップと、
    前記複数の部分画像のうち、強度の出現分布の偏りが予め定めた基準よりも大きい部分画像についてのみ、帯域を拡張することによって解像度が向上した部分画像を得るステップと
    を含むことを特徴とする超解像処理方法。
  16. 強度の出現分布の偏りが予め定めた基準よりも小さい部分画像についてはスペックルフィルタを適用してスペックルを低減するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項15記載の超解像処理方法。
  17. 各部分画像内における強度の出現分布の偏りを測る指標としてエントロピーを用いる
    ことを特徴とする請求項15又は16記載の超解像処理方法。
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