JP2001116638A - 半導体圧力センサ - Google Patents

半導体圧力センサ

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JP2001116638A
JP2001116638A JP29305199A JP29305199A JP2001116638A JP 2001116638 A JP2001116638 A JP 2001116638A JP 29305199 A JP29305199 A JP 29305199A JP 29305199 A JP29305199 A JP 29305199A JP 2001116638 A JP2001116638 A JP 2001116638A
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JP
Japan
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pressure
semiconductor substrate
semiconductor
pressure sensor
pedestal
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Application number
JP29305199A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Yasuike
則之 安池
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用可能な周囲温度範囲が広い半導体圧力セ
ンサを提供すること。 【解決手段】 薄肉凹状のダイヤフラム17を有する半
導体基板1に、ダイヤフラム17のたわみ量により圧力
変化を検出し電気信号に変換するピエゾ抵抗2と前記ピ
エゾ抵抗2からの電気信号を受ける信号処理回路3を設
け、圧力導入口21を有する圧力導入管6を、凹状の内
空間と圧力導入口21が連通するように半導体基板1に
接合してなる半導体圧力センサにおいて、前記台座を、
熱伝導に優れる金属材料としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板にピエ
ゾ抵抗を設けて圧力を検出する半導体圧力センサに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の半導体圧力センサにおいては、
図4に示すように、半導体基板1の一表面をエッチング
してダイヤフラム17を形成し、このダイヤフラム17
上に圧力を検出するピエゾ抵抗2を設け、ピエゾ抵抗2
と同一の半導体基板1上で、かつ、前記ダイヤフラム1
7以外の領域にピエゾ抵抗2からの電気信号を処理する
信号処理回路3を設け、前記半導体基板1に貫通孔を有
するガラス台座を接合して半導体基板1を支持し、さら
に、圧力を導入するための圧力導入口21を有する圧力
導入管6を前記ガラス台座に接合している。
【0003】したがって、圧力導入口21を通じて導入
された媒体の圧力によりダイヤフラム17に応力がかか
り、前記応力により変形したダイヤフラム17のたわみ
量をピエゾ抵抗2の抵抗値の変化として検出し、検出し
た電気信号を信号処理回路3で、温度補正、オフセット
補正、増幅等の信号処理を行い出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、ピエゾ抵抗2と信号処理回路3が
同一の半導体基板1上に設けられているため、信号処理
回路3の自己発熱により、チップの保証温度から信号処
理の自己発熱温度を引いた周囲温度までしか使用できな
いという問題があった。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、半導体基板の放熱効率を
向上させて、使用可能な周囲温度範囲が広い半導体圧力
センサを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体圧力センサは、薄肉凹状のダイヤフ
ラムを有する半導体基板に、ダイヤフラムのたわみ量に
より圧力変化を検出し電気信号に変換するピエゾ抵抗と
前記ピエゾ抵抗からの電気信号を受ける信号処理回路を
設け、圧力導入口を有する圧力導入管を、凹状の内空間
と圧力導入口が連通するように半導体基板に接合してな
る半導体圧力センサにおいて、前記台座を、熱伝導に優
れる金属材料としたことを特徴とする。
【0007】したがって、台座から放熱が向上し、前記
台座に接合する半導体基板の温度が下降するようになる
ため、使用可能な周囲温度範囲を広くすることができ
る。
【0008】また、台座をフィン形状とすれば、半導体
基板の放熱効率が向上してさらに良い。
【0009】
【発明の実施の形態】図1乃至図2は、本発明の第1の
実施の形態を示し、図3は、本発明の第2の実施の形態
を示している。
【0010】[第1の実施の形態]図1は、第1の実施
の形態の概略構成を示す断面図である。図2は、同実施
の形態の作製方法を示す説明図である。
【0011】この実施の形態の半導体圧力センサは、薄
肉凹状のダイヤフラム17を有する半導体基板1に、ダ
イヤフラム17のたわみ量により圧力変化を検出し電気
信号に変換するピエゾ抵抗2と前記ピエゾ抵抗2からの
電気信号を受ける信号処理回路3を設け、圧力導入口2
1を有する圧力導入管6を、凹状の内空間と圧力導入口
21が連通するように半導体基板1に接合してなる半導
体圧力センサにおいて、前記台座を、熱伝導に優れる金
属材料としている。
【0012】以下、この子実施の形態の半導体圧力セン
サの作製方法について図2に基づいて説明する。半導体
基板1は、シリコン基板を用いたものである。
【0013】半導体基板1の一主面(以下表面と呼ぶ)
にピエゾ抵抗2とピエゾ抵抗2からの電気信号を処理す
る信号処理回路3を形成し、アルミ配線10を半導体基
板1表面及びもう一方の半導体基板1面(以下裏面と呼
ぶ)に形成及びパターニングした後(図2(a))、酸
化膜11、12および窒化膜13、14を堆積する。
(図2(b))
【0014】表面と裏面にフォトレジストを塗布し、裏
面のフォトレジストのみを従来のフォトリソグラフィ工
程により処理し、レジストパターン15、16を形成す
る。このレジストパターンをマスクしてプラズマを用い
たドライエッチングにより、従来ダイヤフラムとなる領
域の窒化膜14、酸化膜12を除去する。(図2
(c))
【0015】フォトレジスト15、16を除去し、パタ
ーンを形成した窒化膜をマスク材として、KOH溶液に
基板全体を浸水させ、Si異方性エッチングを行う。こ
れによりダイヤフラム17を形成する。(図2(d))
【0016】その後、半導体基板両面の窒化膜13、1
4、酸化膜11、12を合わせて除去する。(図2
(e))
【0017】最終工程は、金属加工技術の適用により、
熱伝導に優れる金属片に貫通穴を施すことにより作製し
た金属台座18を半田19を介して接合する。(図2
(f))前記金属片の材料として、銅系合金等が挙げら
れる。
【0018】上記工程により製造された半導体圧力セン
サは、熱伝導性に優れる金属台座18が信号処理回路3
から発生した熱を素早く放熱するため、チップ温度の上
昇を抑制することができる。
【0019】したがって、台座から放熱が向上し、前記
台座に接合する半導体基板1の温度が下降するようにな
るため、使用可能な周囲温度範囲を広くすることができ
る。また、近接するピエゾ抵抗2にも温度がかかり、半
導体基板1の温度が安定するまでは、ピエゾ抵抗2の温
度特性誤差により圧力測定にも誤差が含まれるという不
具合も解消することができる。
【0020】[第2の実施の形態]図3は、第2の実施
の形態の概略を示す断面図である。
【0021】この実施の形態は、金属台座18の構成の
みが第1の実施の形態と異なるもので、他の構成部材は
第1の実施の形態のものと同一である。
【0022】このものの金属台座18は、フィン形状2
0を有するものとしている。
【0023】上記金属台座18の製作は、第1の実施の
形態の最終工程である銅系合金片に貫通穴を施した後、
フィン形状を追加加工することにより製作された金属台
座18を半田19接合したものである。その他、前記最
終工程以前の工程については、第1の実施の形態と同様
である。
【0024】この実施の形態によれば、信号処理回路3
から発生した熱を金属台座18からさらに素早く放熱す
るため、チップ温度の上昇をさらに抑制することができ
る。
【0025】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の半
導体圧力センサは、台座から放熱が向上し、前記台座に
接合する半導体基板の温度が下降するようになるので、
半導体基板の放熱効率を向上し、使用可能な周囲温度範
囲が広い半導体圧力センサを提供することにある。。
【0026】また、請求項2記載の半導体圧力センサ
は、請求項1記載のものの効果に加え、台座からの時間
当たりの放熱量が多くなるので、さらに使用可能な周囲
温度範囲を広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成を示す断
面図である。
【図2】同実施の形態の作製方法を示す説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の概略構成を示す断
面図である。
【図4】本発明の従来例の概略構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 ピエゾ抵抗 3 信号処理回路 6 圧力導入管 10 アルミ配線 11 酸化膜 12 酸化膜 13 窒化膜 14 窒化膜 15 フォトレジスト 16 フォトレジスト 15 レジストパターン 16 レジストパターン 17 ダイヤフラム 18 金属台座 19 半田 20 フィン形状 21 圧力導入口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄肉凹状のダイヤフラムを有する半導体
    基板に、ダイヤフラムのたわみ量により圧力変化を検出
    し電気信号に変換するピエゾ抵抗と前記ピエゾ抵抗から
    の電気信号を受ける信号処理回路を設け、圧力導入口を
    有する圧力導入管を、凹状の内空間と圧力導入口が連通
    するように半導体基板に接合してなる半導体圧力センサ
    において、前記台座を、熱伝導に優れる金属材料とした
    ことを特徴とする半導体圧力センサ。
  2. 【請求項2】 前記台座を、フィン形状としたことを特
    徴とする請求項1記載の半導体圧力センサ。
JP29305199A 1999-10-14 1999-10-14 半導体圧力センサ Pending JP2001116638A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7866964B2 (en) 2005-05-20 2011-01-11 Emerson Climate Technologies, Inc. Sensor for hermetic machine
US8262372B2 (en) 2007-05-10 2012-09-11 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor hermetic terminal
US8939734B2 (en) 2007-08-28 2015-01-27 Emerson Climate Technologies, Inc. Molded plug for a compressor
US8939735B2 (en) 2009-03-27 2015-01-27 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor plug assembly
US9480177B2 (en) 2012-07-27 2016-10-25 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor protection module

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US10028399B2 (en) 2012-07-27 2018-07-17 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor protection module
US10485128B2 (en) 2012-07-27 2019-11-19 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor protection module

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